268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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人
狼
墓
少
霊
全
サイラスに1人が投票した。
ヒイラギに13人が投票した。
ヒイラギは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
シーシャが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、オスカー、ロバート、サイラス、セイルズ、トレイル、ハワード、ソウスケ、フィリップ、アリババ、ザーゴ、グスタフ、ヤニクの12名。
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今週の星は一時間で29個くらいかな。 猫は一晩で69(0..100)x1匹はかたいね。
ほんとほんと。 俺はスイート・スチュワードの非公式靴磨きアドバイザーだよ?間違いないって!
[流暢な会話でチップが増える。 すこし適当なくらいがお祭り気分に丁度良い。]
(0) 2019/08/01(Thu) 00時頃
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猫が多すぎる? そ、れ、は、ね。この街には猫の親分がいるからだよ。
ボス、ドン、首魁……ってマドンナが言ってた。 ほんとほんと。まいどどーも!
(1) 2019/08/01(Thu) 00時頃
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わふーー……ん
[呆れた鳴き声がぺかぺかの靴音に乗っかった]
(2) 2019/08/01(Thu) 00時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 00時頃
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[視界の端っこで、またひとつ星が流れた。
船乗りの言葉は、遊びだと思われることが多い。 どうせまた、海に出るんでしょ、と。 当然だ。海の男が陸にいてどうする、と思う。 海と俺は両想いだ、ってな。
けれど、だからこそ。 本当は嘘なんて言いたくない。 また、と言って嘘にしてしまいたくない。 してしまうこともあるから。 ……そうか、嘘つきと言われても仕方がないか。
でも今は本当だ。 良かった。また話したい。星を見よう。 流れ星は正直者を祝福してくれる。 今日ならば言ってもいいかもしれない。 「また」会おう、と。約束を残しても大丈夫かもしれない**]
(3) 2019/08/01(Thu) 00時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 00時半頃
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── 二週目の、ペルセウス・マーケット ──
[そう言われてみれば、そうだった。>>2:277 あの時は必死だったから、と自身に言い訳しかけて。 もし今日の彼もそうだとするなら、なんてのはさすがに自惚れ過ぎだろうか。
深めにかぶった帽子の下、少し照れくさそうな笑みが口元に浮かんだのは、そんな理由。]
いい名前だね、そこにしよう。 いっぱいだったら、他の店を探せばいい。
[海の寝どこ、なんとも港町らしい名前に頷いて。>>2:280 さて歩き出そうとする彼を、引き止めた。]
(4) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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ああ、この街に運ばれてくる途中で 止まってしまったらしい。
[たまに彼は、目が口よりも物を言う。>>2:285 尋ねる視線に肩を竦めながら。]
直るかはやってみないとわからないんだけど…… さっきから、気になってしまってね。
[わからないのに余計な荷物だと思われるようなら、諦めようと。 しゃがみこめば、白手袋の左手を伸ばして置時計を撫で。
もう一度彼を見上げて、どうだろう、と問いかければ。]
(5) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[目を輝かせた。>>2:287]
いいのかい。
水か……大雨の中とかはさすがに不味いだろうけど、 雫がかかるくらいは大丈夫だろう。 でもそうか、持っていくには袋が必要だな。 それもどこかで調達しないと……、セイルズさん?
[ごそごそと何かを探す仕草に首を傾げて見上げたなら、差し出された袋。 有難く受け取ろう。]
ありがとう、借りるよ。
[荘と決まれば、早速店主と値段交渉を。 少し安く見積もってもらい、ほくほく気分で袋を右手に持てば彼に先導される形で歩き出そうか。]
(6) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[少し前を歩く後頭部で、少し赤味がかった茶色の髪。 風に揺れる毛先を何気なく見つめて、触れたらどんな感触がするのだろう。 なんて考えていたら、徐に彼が振り返り、小さく心臓が跳ねた。
目が合えば、少しだけ帽子をずらして染まりそうな目元を隠しながら。]
あ、いや…… 野菜とか買うってことは、 セイルズさん料理ができるのかい?
いや、俺は料理は全然だめでね。 パンをトーストするくらいはできるんだけども それでもたまに焦がしてしまう。
[まあ大体、焼いてる途中に別のことに気を取られてしまうのが原因である。 時計修理以外のことができないと暴露してるようなもので。 面目ない、と呟いていたら。]
(7) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[謝られて、目を瞬かせた。>>2:288]
先週のことは全然構わないよ。 珍しい君がたくさん見れたから、得した気分というか。
だから……──
(8) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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─ 食堂 『Ruokala Lokki』 ─
いや、甘いのは嫌いじゃない
[乾杯。>>2:299 カクテルグラスのガラスの感触を布越しの指と、唇に。 少し、手袋がきつい…ような?でも気になるほどではない]
……うん、甘酸っぱい
[美味しい。としみじみ呟いた。 そうか、アルコールはこんな風に飲むものか]
(9) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[ピクルス、好き。 パリポリと口の中で咀嚼する] [カルパッチョ、そ、それはんんん生魚……、というのは顔には出なかったはず。 薄切りになり美しく並んだ魚は、不思議なもので視覚に圧もなかった]
もしかして、酸っぱいもの好き?
[カルパッチョと添えられた野菜を少しずつフォークで掬って、皿の大半をヤニクが届く側に向けた]
(10) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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ザーゴ。
[軽く訂正して、カクテルグラスに口をつける]
最初は仕事で、たまたま? その時見たものに惹かれて、それから毎年かな
5回目だけど、こんな風にまともに回るのは初めてかもしれない
(11) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[人混みに押されてよろけた彼に、思わず左手を伸ばす。]
……おっと。 さすがに人が多いから、気をつけないとな。
[支えるように腰に触れれば、思いの外距離が近くなって。 一瞬頬を、茶色の髪が掠めた。
思わず足を止めそうになれば、今度は自分まで人にぶつかりそうになって。苦笑しながら、そっと彼から手を離そう。 顔を上げれば、見えた店の看板を指差して。]
ああ、ここだね。 結構遅くまで営業してるんだな。
……ペット同伴でもいいのか。
[布越しにも熱かった体温の名残に、左手をそっと握りこみながら。気を逸らすように、店前のテラス席で足元に猫を侍らせている客が見て、こぼした感想。>>2:290 忙しそうな店員を呼び止め、二人、と告げて入れそうなら店内へ。*]
(12) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 00時半頃
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[運命なんて言葉を軽く口にしているつもりは無いが、 それでも若さの特権なのかも知れない。 飲み会で、親との喧嘩で何度も使った覚えがある。
それなのに、彼の口から零れる運命は 大きな潮の流れの様に重く 諍う事を許さない音を感じさせる>>2:293]
運命の星の絵を探していたんですか?
[綺麗だと言う事も忘れていた星空に彼は 何を見出しているのだろう。 それがとても気になった。 そして彼が見渡す自分の絵に、合って欲しいと 切実に願う位には、僕は運命を思っていた]
(13) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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不思議な光景何でしょうね、 海と空と自分達しかいない世界って。
[船の上で共に星を見る願いは遠巻きに 叶えられそうにないと予感させた>>2:297 それでも傷つかないように言葉を選んでくれたのだと、 丘での出会いの可能性を残してくれた事に感謝する]
(14) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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それじゃあ。 試してみますか?
マーケットが終わるまでに。 何処かの丘で出会えるか。
あ、一応市が繁盛している時間は 大体ここにいますから。 でも閉店時間はまちまちですけど。
[何処かの港よりもずっと近い未来の奇跡。 出会えない可能性の方が遥かに高いのに、 僕は丘での出会いに賭けてみる]
(15) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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もし出会えたら、乾杯はもちろんですけど。
グスタフさんの見た星を、描いて欲しいんです。
[運命の言霊の力を借りて、魁の絵を指指した。 未完成の魁の星を、彼の手で描き入れて欲しいという 願いは願いと言うには我儘が過ぎるだろうかと 少し上目遣いにはなったけれど。
彼と話すのは全然苦じゃない、むしろ嬉しいのだと 安堵の声>>2:305に髪が大きく揺れる位頷いてみせた]
(16) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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この絵に、グスタフさんが見た 運命の星を、描き込んでください。
そしたら、これ、グスタフさんの船に乗せてください。
[それなら良いでしょう? 我儘を押そうとするのは若いからだ。 若いから、彼の言葉を疑う事もしない。 裏切られて初めて気付いて悲しむとしても、 その痛みもきっと大事だと思える位。
僕は彼を……]
じゃあ、また。
[周囲でわぁ、と歓声が上がる。 また星が流れたのだろう>>3:3 でも僕は星よりも彼を見ていたくて、 その背が人混みに消えてしまうまで 瞬きすら忘れていたんだ**]
(17) 2019/08/01(Thu) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 00時半頃
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-- 食堂 『Ruokala Lokki』 --
[今手袋するんだ…] [………色んな人いるよなあ] [世界って広い]
[乾杯しながら、手元を見て思う>>9] [顔には出さないけど]
[カクテルを喉に流し込んで] [これだよこれこれ、とにんまりする]
美味しい? それはよかった。
[誰だって己の行きつけが褒められたら嬉しい] [にんまりがさらに、にんまりした]
(18) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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― ペルセウスマーケット・三週目 ―
─────それじゃあまた、夜の本番でお会いしましょう!
[特別公演も三週目となると、そろそろ常連さんなんかも現れ始める。 そんな彼らとアドリブ会話を楽しむのも、星見公演の醍醐味のひとつだ。]
(……今週は、会えるかな……)
[意識すると、つい近付くことを躊躇ってしまって。 結果、タイミングが合わなくて、会えないという悪循環。 今週こそ打破したい。
せめて、ひとめだけでも……]
(19) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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酸っぱいのが好き…?
ああいや。 ポテトとチーズのオーブン焼き頼んでて ちょっと脂っこいかなーと思って。
[こちらに向けられたカルパッチョ] [生魚が苦手なのは知らぬまま] [ざくりとフォークで掬ってもぐもぐ] [美味い]
(20) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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え?あ、はい。
[この街に来た切欠を聞いたら] [呼び方を訂正された>>11] [意図がわからぬわけではないが…] [はははと笑って、誤魔化して]
じゃあ、最初もこの時期だったんです? 普段はなーんもない小さな街ですけどねえ
あ、でも…街並みはいいですよね。 ファンシー感増し増しな感じで
[こんな風に回るのは初めてだと聞けば]
え、そうなんですか? そ、それなら良かった
[回ったことがないって、どういうこと…?] [疑問がまたひとつ増えて…]
(21) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[っあああ!!] [もーだめだ] [変な疑問が多すくてそろそろ限界]
ってか…シェーンベリさん。 なんで今手袋してるんです?
外では素手だったのに。
[やっぱどう考えても変だ*]
(22) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[いい名前の店だという言葉にだろうと頷いた。 照れくさそうな笑みが僅かばかり見えた後、>>4その顔が気になったというのは秘密であり、その事に気付かれないように潜みつつ、引き留める彼に合わせ、視線は時計の方に向かった。]
街にってことは元は違う場所にあったのか
[自分はそういった事に造詣は深くない。 だが、肩を竦めながらも気になってといわれたら、持ち帰るべきだろうと思った。彼が食事の場に持っていくのを気にしないのなら、時計が酷い目に合わないのならそうするべきだ。]
(23) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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やってみれるのなら、やってみるべきだろ 気になるのなら直のこと
[しゃがみ込み、置き時計を撫でるのを見つめながら、彼に促した。その反面、やってみないと分からないという言葉が内心刺さっていたが、其れを飲み込み。白手袋の彼をじっと見つめ。
問いかけに頷きて、目を輝かせるのを思わず、瞬き見た]
…もちろん、君の買い物だろ?
[瞬いたことすら、勿体ない。 輝く瞳は子どものようで、何処かに見た気がして今までとは違うようで近い感情にて引き込まれた。彼とは昔―――どこかで。
今は夕暮れどきなのに碧空が見えるのは気のせいか。 戸惑いながらも鞄を漁れば彼に袋を。 渡す際にちらっと触れた手
その手に息を飲み]
(24) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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気にしなくていいから
[そうと告げて、値段交渉を始める姿の背を見ていた。 店主は動かない時計が売れるとあってご機嫌なようだ。彼に買われた時計はこれから彼の家にいく。そう思えば少し羨ましい気がして、待つ間、その感情を誤魔化す為に
周りの露店を眺めていた]
(25) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[歩けば、振り返る。 振り返り過ぎてないだろうか、そんな事を思いながら、隠された目元に少しばかり残念を思った。あの日は顔が見えたのに。もっと目に焼き付けていたかった。顔を見せて欲しい。
なんて流石に言えないから 隠されたのを見つめ]
ああ、それなりには。 パンを、焦がす……?それはなかなかだが、 時間を設定とかはしていないのか。
………もし、いや
[焦がすとは何故だと首を傾げたが 夢中になるが故だとしればなるほど、と納得しただろう。何事も夢中になれるものがあるのは良い事だ。それの代償が焦げたトーストだとしても。面目ないと呟く彼に一度言葉を区切り
いや、自分の方こそと先日の醜態を謝罪したのだが]
(26) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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………、それは。
[どういう意味だ。その言葉を飲み込んで息を吐く。 妙に鼓動が早い、規則正しい心臓の音が、響き渡り早さを伝える。その癖、呼吸は乱れて、言葉を選ぶまで時間が掛かった。
ようやっと告げたのは]
(27) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[相棒プルプルンを抱え、ちょっとだけ、悪い思いが頭を過ぎった。
……鳥の、羽が折れたなら。 修理の名目で、会いに、行けるんじゃないか、って。]
あ"−−−−!!!
ダメダメダメそれは絶対にダメ!!
[あまりにも愚かすぎる思考。 振り払おうと、首を強く振って叫んだら、近くにいた団員たちに驚かれた。]
(28) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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えっと、あ、ごめんなさい! 俺、ちょっとメシ行ってきます!
[あまりのバツの悪さに、相棒を抱いたまま、逃げるようにマーケットの雑踏のなかに駆け出した**]
(29) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[どれだけ丁寧に装ってみても鍍金はやがて剥げるもの。車掌としては観光案内にもクレーム対応にも長けるが、一人の若造としては相手が悪い。 こんな不埒な心と邪まな態度では、彼の怒りを買うのも当然だ。侭ならぬ自らの愚かさを脳内で詰り―――、だが、彼を見つめる目は別の感情に浮ついていた。 彼に関わると心が酷く騒がしい、あちらで浮かれて、此方でしょげて。正しくお祭り騒ぎ。]
……………、
[眼圧に耐えかね、傾く頭。叱られる角度。>>2:292 亀の甲よりも有り難い彼是を覚悟し、厭われる痛みに備える数秒。視線は揺れたが瞼は伏せない意地。]
(30) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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そしたら、たぶん ―――珍しい顔が見えるんじゃないかな。
[何を言っているのか。 手で顔を覆ってしまうのは自分の頬が熱い自覚があるから。彼の言葉に一喜一憂してしまう。いや、先日からずっと喜んでばかりだと思った。甘やかしなのか何なのか、分からない。
分からなさがもどかしくも この距離を保ちたくもある癖に、]
(31) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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すまない、助かった
[よろける身体は彼に支えられるのを喜んだ。揺れる頭、見上げるような感じになった気がして少し首を振った。彼との距離が近い。足を止めそうになる彼もまた、人にぶつかるのなら
其方に向けて手を伸ばす。 こけないようにとしたのだが、結局上手くいかず。苦笑する彼が離れるのをなごりおしくも感じつつ。
店にと到着した]
(32) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[張り詰めた場の空気を掻き混ぜる高い声。>>2:294 無抵抗を示して挙げた指先が宙を掻き、己の手元と彼の手元を見比べる。お互いの十指を隠す高潔な色。]
あ、ああ……、これはね、 遠くからでも合図が見えるように嵌めているんだよ。 『 安全確認よし、出発進行 』
――― こんなふうに。
[拍子抜けたのは此方も同じで返したのは車掌としての顔。 小さな鉄道愛好家に見せるのは人差し指を立てる喚呼。 流石に信号機までは展示していないので、代わりに車窓から天を指した。流星が始まる放射点を。]
(33) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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ここだな。 ………、ああ、この街は猫がおおいから
[テラス席で猫を侍らせる姿への感想には回答になっているようでなっていないことを言いつつ、店の中に案内してもらおう。忙しなく動く店員についていき。店の奥、二人掛けようのテーブル席に]
…まずは飲物、ビールでいいか?
(34) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[此処は魚料理が美味しいんだ。と告げながら アルコールを頼むのは慣れた姿。
だが、そういえば彼は飲めただろうか。飲みに誘ったときの反応を思い出せば飲めない訳ではないと思うが、彼の注文をまち。食事と飲物が到着したら、乾杯とグラスを重ねようか。
今日はバター味のものを頼もう。 じゅっと音を立てるようなバターを乗せた白身魚の切り身が運ばれてくれば]
…なんだか、不思議な気分だな。
[そうぽつりとつぶやき。フォークをくるりと回した**]
(35) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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………あれ、
[夜空を示してから気付くのは、彼の手元。 夜色に浮くその色に違和感を持つのは今更。何分身近過ぎて。]
屋外でも嵌めたままなんですね。
[自身に使用人業の経験はないが、雑誌の特集は覚えている。>>0:139 感銘を受けて、憧れとラベリングした切っ掛けのひとつ。]
(36) 2019/08/01(Thu) 01時頃
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[抜けてしまった毒は元には戻らない。 叱られたかったわけではないが、生殺しの気持ちを干す。 至らない自身は自主的に責めておいて。]
いえ、こちらこそ。不手際を。 あの、
[毎週なんらかやらかしている気がする。 失敗の大小はあれど新人の頃に戻ったようだ。]
(37) 2019/08/01(Thu) 01時半頃
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またの御乗車、心よりお待ちしております。
[此方は深く頭を下げて見送ろう。 追い駆けそうになる足を縫い留めて、ぐっと我慢。 浮かれて忘れそうになるが彼も己も仕事中だ。 己は客に呼ばれるし、彼は主に呼ばれる。
勝てない勝負に食い下がっても良いことはない。**]
(38) 2019/08/01(Thu) 01時半頃
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美味しい
[カクテルが喉の奥に熱を点す。 ポテトとチーズのオーブン焼き?良い匂いが漂ってくるのはそれか] [魚は……先週みた、路上に散らばる魚の死骸のインパクトがまだ残っていて。 思い出さないようにしながらカルパッチョとピクルスを立て続けに口に入れた]
[美味い]
(39) 2019/08/01(Thu) 01時半頃
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そう。 ……たしかに規模は大きくないが、若者が元気な街は良い街だよ
俺はあの路面電車も好きだ 乗ってみたいが機会が──
[そんな話をぽつぽつ。 酒は舌を滑らかにし、これまでチャレンジしていない変わった──料理に手を伸ばさせる。 チーズの食感も意外と平気だと知った。なにこれ伸びる面白い]
え?
[つまり、普通に楽しんでいるつもりだったので]
……変か
[手袋を見下ろした]
(40) 2019/08/01(Thu) 01時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 01時半頃
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[小さく鼻を鳴らして、フォークを置いた。 指の先端部分を引っ張って手袋を脱ぐ]
これは、あー…敏感肌というか
ちょっと人より苦手なものが多いだけだよ 気にするなと言っても変だろうけど……
では、なるべく普通にするから
[君にザーゴと呼ばれたいのと同じだ。
一度手を握って開いて、もう一度フォークを素手でつまんだ。 金属の滑らかな感触。問題ない*]
(41) 2019/08/01(Thu) 01時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 01時半頃
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[変か、と言われれば>>40] [うーん、と微妙な反応] [ワケを知らなきゃそら変でしょ…] [とは、思うだけだが]
[敏感肌>>41に、へーと、一言] [普通にするからと言うから] [いやいや、と手を振って]
そういうのあると、大変っすね。 まあ、別にいいっすよ無理しないでください。 そういうの我慢してもいいことないでしょ?
[アレルギーとか] [シャンプーが合わなくて頭痒くなるやつとか] [あんなのと同じでしょ、って] [なんでもないことのように言って] [チーズの絡んだポテトをぱくり] [あっつい、美味い]
(42) 2019/08/01(Thu) 02時頃
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[理由を知れば、見方は変わる] [素手でフォークを掴む手を見ながら] [連絡先を渡した時の手つきを思い出した] [だからあの時も――]
しかし、金属も紙もどっちもなんて 大変っすねー。
[己は五体満足なだけで十分幸せなのだろう] [カクテルを飲み干して]
マスター、ワインちょうだい。
[言ってから]
お酒、どうします? また同じでいいですか?白にしますけど
[聞いて、もし別のなら希望を聞いてオーダーする]
(43) 2019/08/01(Thu) 02時頃
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[程よい酒は人を饒舌にさせる] [窓の外を眺めながら]
俺ね、夢があるんすよ。 もう少しでなんとかなりそうなんですけどね。
[今年はなかなか流れ星に会えない] [去年の今頃は、見飽きるくらい見えたのに]
流れ星も営業時間ってあるんすかねえー?
[そう言って腕時計を見る] [ああそろそろ空が白み始める頃だ**]
(44) 2019/08/01(Thu) 02時頃
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── 回想/オリュース市電ブース ──
[溜飲を下げるためだけの説教を垂れる場ではない。 頭では解っていても憤りは止まらなかった。 何かしら思うところはあるのか、しおらしく俯く癖、目線だけは外さぬ若造に一言、言ってやりたい。──何を?]
これは……、ええ、と お恥ずかしながら車掌の真似事、を
[ハンズアップしたことでより、はっきりと認識したのだろう。用途の違う白手袋。 主の指摘も以外だったが、もっと以外だったのは。 最近では屋内で従事する際しか使用しないことを彼が知っていたこと。>>36
咄嗟に嘘をつくのは、これが二度目か。 嘘だと感づかれたとて、戸惑いや罪悪感は微塵もない。]
(45) 2019/08/01(Thu) 10時半頃
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[互い、咽喉の奥につかえたものを感じながら、冷えた頭はそれを吐き出すことを許さない。 天を指差す仕草が気に入ったのか、幼い主は瞳を輝かせ、此方に向かって『じーじもあいずして』なぞと無邪気に宣う。今は勘弁してくださいませ、坊ちゃん。
余計なことを、と、また少しだけ苦い顔を彼に向けてしまったやも。本当はそんな表情なぞ曝したくないのに。 こと、彼の前では情緒のブレーキが緩すぎる。 まるで30年前に戻ったかのように。]
(46) 2019/08/01(Thu) 10時半頃
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[──ブースから遠ざかって、振り返る先。 見えやしないのに目を凝らしたくなる、後ろ髪引かれる心地の中、再度『じーじ、あいず』とせがまれ、小さくため息を着いて先ほどの仕草を真似た。]
"安全確認よし、出発進行" ……何処が安全なのだか
[何処へ向かうというのか。 ぼやきに呼応するように、背中が熱を持つ。
不思議だ。 先ほど、見知らぬ青年に叩かれた時の方がよっぽど刺激が強く、痛みも感じたのに。>>2:304]
(47) 2019/08/01(Thu) 11時頃
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[悪辣な笑みと続く揶揄に呆気に取られているうちに、青年の背中は雑踏に見失ってしまった。>>2:306 ポケットから長財布を引き抜く。 そういればこれに関しての詫びもまだ入れていない。]
ん? ああ、いえ、爺の尻が丸見えなわけでは
[通り魔的に背中を打ち去って言った青年に、ぎょっとした幼児が震えながら背後を窺うのを、笑って宥めたのだった。]
(48) 2019/08/01(Thu) 11時半頃
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[──そして、今。 交替の執事が運転する車で主とホテルに向かう途中、用済みとなった白手袋を雑に引き抜く。 陽射しを浴びることのほとんどない、生白い手の甲の一部が青黒く染まっていた。>>2:161
歳を取ると鳥渡ぶつけただけで青くなり、治りが悪くなるから困りものだ。もう痛みはほどんとない、が、これを観ればあの車掌がどんな顔で何を思うか。 想像もしたくない。
どっと襲い来る疲労に、座席に背中を埋め瞼を伏せる。 疵も、感触も温もりも、早く消してしまいたい。 癒えることない深みに届く前に。
放射点から流れる星のように──堕ちる前に。]**
(49) 2019/08/01(Thu) 11時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 12時頃
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[ごく軽く、さらりと返された反応>>42に笑った]
うん、ありがとう
我慢するのは── 嫌いとか苦手だとか、ネガティヴな言葉を使いたくなくて。 嫌なものよりも、好きなものを覚えておいて欲しいから
[頭が痒くなるやつ、と聞いてぞわぞわ] [なんだそれ。たぶん泣いちゃう。と]
昨日触れなかったものも、明日は平気になるかもしれない だから どうしても駄目な時には「無理」と言うけど そうでなければ、ちょっと時々変な奴、くらいでいいんだ
[残念(なイケメン)、だっけ。それで良い。 お酒は、また君と同じもの が 良い]
(50) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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夢? ……どんな?
[酔いは人の自制心を鈍麻させる][空になったボトル] [窓の外をヤニクは眺めている] [手を伸ばせば、触れられそうだった]
[皿の上に残った小魚のフリットをフォークで浚う]
(51) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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|
― 幕間・時計屋 アリババ ―
アリーさん…、
[数週間に一度の鉄道時計点検。 乱れぬダイヤの訳、鉄道員七つ道具のそのひとつ。]
……貴方から見て、一歳か二歳くらいの相手って。 ――どう思います?
[狂いがちなのは整備真っ只中の時計ではなく持ち主の方たった。 夏の暑さに頭がやられた訳でも、仕事の邪魔をしたい訳でもない。が、待ち時間に問うのはレアケースの相談…、否、市場調査。 男はここの所ずっと、不毛な思いに振り回されていた。]
(52) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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放射点が高いほど観察しやすいから 流れ星は朝まで営業してるはず
[雲がかかってなければの話だけど。 ああ、もう夜明け前。一番好きな時間帯なんだと、簡単に教えてしまう]
眠くないか?遅くまで……楽しかった
[立ち上がる。 ふわり、平衡感覚が波をうち。 いつもは意識の隅に居座る不快な衣擦れの感覚が遠い。息がしやすい。
帰る前にもう少し、外を歩いていくけど君は、と**]
(53) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 12時半頃
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[そこに我が友、サイラス画伯が居たのなら。彼の忌憚ない意見も頂戴しよう。 新作のモチーフは時計?なんて軽く聞く世間話の合間に。]
――十年後くらいに生まれてくる子供達の未来について…、 ………、……いや、やっぱりなんでもない。
[先程より主題がズレて、とっ散らかった話題を早々に自主回収。己はオリュースの教育について物申したい訳ではない。]
(54) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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……因みにサイラス。 お前、記憶でも似顔絵って描けるのか?
[ついでに掛けた声は小さく。 意味のない問いの次はせんのない確認。 もう何週間も、同じ人の顔ばかり脳裏に浮かぶ。**]
(55) 2019/08/01(Thu) 12時半頃
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["敏感肌"の程度がどの程度か知らないから] [反応なんてそんなもの] [でも、肌が荒れたり気持ち悪くなったりはイヤ] [そこは理解できたつもり]
[ネガティヴよりは、ポジティヴに>>50] [そう受けとって、前向きだとは思うけど] [ヤなものはヤ、スキなものはスキ] [それでいいんじゃないかなあ…とか思っちゃって] [フクザツだなあ、と考えた]
んー、俺バカだから難しいことわかんないけど もっと気楽でいいんじゃないんすかねえ?
っていうか。 シェーンベリさんて、変なところですっげー神経質で 変なところで無頓着な人っすよね。
[敏感肌云々の部分と、ホテルの部屋の惨状と] [よくわかんないけどなんか変な人…は変わらない]
(56) 2019/08/01(Thu) 19時頃
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[叶えたい夢] [どんな、と聞かれて>>51]
なんつーか、探しに行きたいんすよ。 俺がここに生きてる理由を。
なーんて、何言ってんだオマエって話っすけどね。 でも、たまに思うんすよねえ。 俺、なんでここにいるんだろうって。
……はは、やっぱ何言ってるんだろ、俺。
[笑う声は乾いていて] [口調は軽いがきっと目も笑っていなかった]
[それ以上を問われたとしても] [しょーもない話だからいいのいいのと] [はぐらかしたことだろう]
(57) 2019/08/01(Thu) 19時頃
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[流れ星は営業中らしい>>53]
じゃー雲でもかかってんすかねえ。 去年は見上げりゃ必ず見えてたのに。
[雲でなければ単にタイミングの問題か] [つまらなそうに口をとがらせたが] [この時間が一番好きだと聞いて、ひっこめた]
へー、どうしてです?
[聞きながら、店主に会計の合図をして] [楽しかった、と言われれば]
それはよかった。 ガイドの役目を果たせてよかったっす。
[じゃあ、ガイド代いただいていいっすか] [飲食代を出してもらった上で言うのはアレだけど] [お仕事はお仕事なので]
(58) 2019/08/01(Thu) 19時頃
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[そして立ち上がり、表に出ながら]
俺も帰るのは足しかないんで。
[君はと問われて、肩をすくめた]
シェーンベリさんも 迎えを呼ばなくていいんです? なんなら、タクシー呼びますけど。
[飲んだ量を思えばこその気遣い] [もし、迎えもタクシーも要らないと言うのなら]
じゃあ、お送りしますよ 無事におうちに帰すまでがガイドのお仕事っすからね。
[特別サービスっすよ] [にやっと笑って、一緒に歩こうとするだろう**]
(59) 2019/08/01(Thu) 19時頃
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[美味しい食事と酒。 会計の額はとても良心的に思えた。比較対象の経験がないからわからなかったけど]
朝が好きな理由? ……綺麗だろう 薄蒼くて、静かで、冷たくて
しかも、ペルセウスマーケットの今なら、夜明け前でもひとの気配がある
[言いながら、自分でも、孤独こじらせた吸血鬼みたいだと思わないでもない>>1:77] [支払ったガイド代は、仮眠を要するだろう休養時間まで含めての1日分、小切手ではなく現金で。 お札独特の湿った触感は苦手。手袋をはめてそれを数えた]
(60) 2019/08/01(Thu) 20時半頃
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[外に出ればやはり、ふわと香る祭のいろと暁前の風]
……ザーゴ、だ。ヤニク
[呼べば『スイート・スチュワード』の車を回してもらう連絡はしてあった] [けれど]
歩きたい気分なんだ
[ハワード氏に迎えに来てもらった先週、ヤニクの表情は見ていた。 もう一度、『そういう風』に見られたくない]
(61) 2019/08/01(Thu) 20時半頃
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[送りますよ、と言葉が続けば>>59少し首を傾けた] [“特別”と、彼は容易く口にするがその効果をわかっているのだろうか]
もしかして俺は一人で歩くとコケそうに見えるか? ……
…ん、そうかも
[階段を下りて倉庫に挟まれた裏通りへ出るのに、何度かふわふわして手すりを掴んだ。 手袋ごしの、錆びた金属のざらつき]
酒を飲んだの久しぶり ふふ、そうか、酔うとこんな感じ
[喉の奥で転がすように笑い、一緒に歩こうとするヤニクに左手を差し伸べた。 転ばないように繋げ。と手招く黒い指先]
(62) 2019/08/01(Thu) 20時半頃
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[夜明け前の散歩。 上り坂にも息を乱さない程度の緩い速度]
(63) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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ヤニク、君がここにいる理由は 生きる理由も夢も本来、君だけのものだけど
[それは別れ際か、 あるいは薄い薔薇色に染まり始めた空を見上げて立ち止まった時。 食堂でははぐらかされて>>57終わった会話を]
君がここにいたのは、俺には奇跡のように思えるよ
[願いが叶うといいな、と続けた**]
(64) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 21時頃
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− それから −
[約束が果たされるか否か。 僕にとって結果を考える余裕すら無かった。 彼の名前を知ったこと、彼と約束出来た事。 この幸運を、感動を、蓋が開いてしまった 箱から出てきた感情をキャンパスに焼き付けたい。
例えこの先会えないとしても、 いつまでも忘れたくない強烈な輝きを残したいと その夜は仕事が終わってもやはり徹夜していた]
う、わ……僕、どれだけ恥ずかしいんだよ。
(65) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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[翌日目が覚めた僕はそのまま もう一度枕に顔を埋めてしまった。 値段も張るとっておきの大きなキャンパスに 微笑んでいる彼がいた。
まだ到底完成品とは言えないが、 冗談だ、と笑った口元。 また来て良いか?と尋ねてくれた時の視線。 焼けた肌、しっかりした骨格を包んだ逞しい筋肉。 潮の香りを纏っているだろう髪。
僕がしっかり焼き付けた顔がそこにあった]
いや、恥ずかしい恥ずかしい。
[昨夜は勢いのままに描き込んだが、 アップで僕に微笑んでいる絵なんて。 ……うん、嬉しいけど恥ずかしい]
(66) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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もうグスタフさん、この部屋呼べないじゃん。
[呼ぶ機会など無いだろうに、淡い想像が 勝手に浮かんで心臓がうるさすぎる。
これはここで作業は出来ないと早々に諦めて、 アリーさんの仕上げは失礼だけどお店でさせてもらおうと 足を運ぶことにした]
(67) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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ああ、トレイル、仕事ご苦労様。
[その店で珍しく友人に出会ったが>>54 僕は今が作業のクライマックスだ。
キャンパスの中でアリーさんは真剣に、 それでいて時計の部品を愛おし気に見つめながら 作業台に向かっていた。
修理している時計は大きな太陽の時計。 作業する彼の背景は月明かりの下、 時計の部品は星となり瞬きアリーさんを照らしている。
少しファンタジーを入れたが、星の話が 自分でも気に入っていて取り入れたかったのだ]
(68) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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ん? なんだトレイル。
誰かの似顔絵描いて欲しいのか?
[僕も邪魔をしないように、最後の点まで 気を抜かず筆を進め、ふ、と力を抜いたところで 届いたトレイルの質問>>55に顔をあげた]
記憶ってどっちのだ? 僕の知っている人って言う意味?
それともトレイルの記憶から特徴を抜き出して 似顔絵みたいに描くって事かな?
僕の記憶からならアレンジが入るかもって言っておく。
後者についてはやったことは無いよ。
(69) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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[出来ないとは言わない。 挑戦した事のないものは正しく伝えたい]
でもやりたい、と言うなら描いてもいいよ。
[そしてやった事が無くても、断りたくない。 前へ前へ、進みたいと言う衝動は、 彼に会ってからずっと燃え続けているから**]
(70) 2019/08/01(Thu) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 21時頃
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――港に店を出しながら――
[改めて思うに、二週目のマーケットは散々だった。 朝からトラブルがあったし、舶来品市は想像以上に盛況で人波が途切れなかったし(これは嬉しい悲鳴だけれど)、店を開けている間中気もそぞろだったし、ようやく食事にありつけたのに酔っ払ってふらふらだったし、挙句の果てに結局星見の舞台にはいけなかった!]
……はぁ。
[……いや、わかっている、わかっているとも。 千客万来だったこと以外は何もかもすべて自業自得だってことくらい。 それでも、後悔が消えるわけじゃない。 初日以来何度目かわからないため息をひとつ。]
(71) 2019/08/01(Thu) 21時半頃
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――見せたいものが、あったんだけどな。
[そのための理由すら、未だに考えつかないが。 はっきり言って、人形を作っているだけの職人が、団長でも経理でもなく彼ひとりに用があるなんて不自然だ。 感情論だけに任せれば、君のことが忘れられないから――とかになるんだろうけど。 いやいや、そんなの気持ち悪いだけだろう。
店番のお礼、っていうくらいが自然かとも思うけど、断られたらどうしようもないな、なんて考えて、もう二週間経っていた*]
(72) 2019/08/01(Thu) 21時半頃
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― 幕間の雑談 ―
モンタージュと似顔絵は同列なのか。 その一言に才能を感じる。
[時計を修理する職人と、それを描く画家と、更にそれを観察する一般客の自分。この中で自身が一番手持無沙汰であったが、考えねばならないことは山のようにあった。 彼らに投げた要領を得ない質問もそのひとつ。>>69]
……が、正解は前者だ。 多分お前も会ったことがある。
[友は友で観光客に人気の絵描き。 件の人物は依頼されれば大概受ける高貴な御用聞き。 お互いに名前を知っているかは別として、縁のひとつやふたつはありそうだ。]
(73) 2019/08/01(Thu) 22時頃
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アレンジ……、
[少し悩む素振りは眉間に皺を寄せて。 視線をやるのはキャンパスの中の時計職人。>>68
絵本の中の挿絵めいた一枚、メルヘンだが良い絵だ。 芸術にまるで疎い自分にも彼の絵が、頭蓋に訴えるものであることは分かる。彼の世界と感性がキャンパスの中で色に変わって折り重なっているようだ。
友の絵を部屋に一枚くらい飾るのも良い。 額縁の似合う部屋には住んでいないが。
――――― うぅん、と悩むこと十数秒。]
(74) 2019/08/01(Thu) 22時頃
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いや、やっぱり止めておく。
[軽く髪を散らして左右に振った。 意気込んでくれたのは嬉しいし、彼の腕は信じているが。>>70]
俺が知らない顔だったら、 お前に八つ当たりしそうだから。
[自分の狭心はもっと良く知っている。]
良い返事くれたのに悪いな。
……で、次は何を描くつもりなんだ? それでアリーさんは完成なんだろう。
[一枚仕上げるだけでも大業だろうが、ひとつ完成したからと筆を置いてバカンスをとる気配は見えない。 期待と鼓舞を込め、暫く好調そうな友人をからりと囃した。*]
(75) 2019/08/01(Thu) 22時頃
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− 時計屋で −
[友人はいつも過不足無い評価をくれると信じている。 才能と言われて>>73、ふふんと鼻を鳴らしながら、 キャンパスに自分のサインを書き込んでいた]
……僕が知ってる?
ふうん。
[それが逆に気になった。 僕が知っていると言うことはオリュースの人だろうか。 いや、突然こんな事を言い出すと言うのは もしかして毎年来ている観光客とか。
そこでグスタフの顔が浮かんで胸がちくりと 痛んだ事に気付く。 そしてそのままトレイルが八つ当たりしそうだと 言った意味すら>>75もしかしたら僕は 判ってしまったかもしれない]
(76) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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……なぁ、トレイル。
もしかして。 お前、その人の事。
[言いながら僕の脳裏に浮かぶのはただ1人。 同じ言葉を使っていいのだろうか。
問いかけは、きっと僕にも返って来ると判っているのに]
(77) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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『好き』なのか?
[彼を見る事無く聞いて。 謝る彼に首を横に振る。
そしてトレイルと同時に自分に問いかけた答えを 自分で出すしかない]
……『好きな人』だよ。
[次に描くのは、いや描いているのは。 朝陽を浴びて微笑みかけてくれている あの絵を思い出して、ふわり、笑っていた*]
(78) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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― 三週目のマーケット……の、数日前 ―
[スイート・スチュワードのメールアドレスに新規ユーザーから見積もりの依頼が届く。
一般的に見れば高級な派遣サービスでも、広告を打ち出している以上、万人に門戸は開かれている。紹介状が無ければ従僕を持てない前時代とは違うのだ。
期間は週末の夜半。 指名は最高級をひとり、代替は不可。>>0:50 先約があれば時間を繰り下げる対応を求め、予算は上限なし。――― 乗用車一台くらいならキャッシュでいける。
初依頼にしては物々しい依頼。 受理はされても当然彼本人に確認が飛ぶだろう。 専用フォームに記入された身分にも職業にも不審な点はないが、市電勤務者の依頼内容が『観光案内』では物議を醸しても仕方ない。]
(79) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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[店員にテーブル席へ案内されながら、ちらりと盗み見るのは彼の手。 変わらず身体の横で揺れるそれは。
思い違いじゃなければ、さっき。 人混みから自分を庇うように、彼も手を伸ばしてくれたように見えた。>>32 あのまま離さなかったら、どうだったんだろう。
なんて。]
ああ。ビールで。 へぇ魚料理か……じゃあ白身魚のフリッターと。 チーズの盛り合わせも。
基本的に嫌いなものはないから、大丈夫だよ。
[ビールの声に我に返れば頷いて、抱えていた時計を邪魔にならない場所へ置き。帽子を脱いだ。]
(80) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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[ここまでくる間。人混みの途中からぶつけないよう袋に居れた時計を右腕で大事に抱えていた。 気になっているものを買うことができたことが嬉しいのは勿論だけど。
いつも時計のことばかり、とか呆れるでもなく。
寄り添うように促してくれた、彼の言葉が。当然のことのように、やってみるべきだと後押ししてくれたことが嬉しかったから。>>24]
(81) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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[思い出して、口元を緩めながら。 彼と合わせて注文をすれば、程なくして届いた料理と酒。 手袋を外した左手でグラスを持てば、乾杯を。>>35
バターの香ばしい匂いに食欲をそそられながら。 自分もフォークをとれば、添えられたバジルソースにフリッターをつけて放り込む。 じゅわ、と旨味が口の中に広がった。]
ほんとだ、これは美味い。 揚げたてなのもあるけど、塩加減とソースが絶妙だな。 こっちのチーズも……
──…ん? 不思議な気分って、どうしてだい。
[グラスを傾けながら、彼を見る。 外が暑かった分だけ、冷えたビールが美味い。 喉を通り抜ける爽快な苦味に後押しされ、すぐに一杯目は空になった。]
(82) 2019/08/01(Thu) 22時半頃
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[店員に二杯目のビールを頼み、受け取りながら。 アルコールに口がいつもより軽くなる。]
俺はね……今、すごくいい気分だよ。 久しぶりの酒ってのもあるけど、 セイルズさんとこうして飲めて、嬉しいんだ。
仲よくなりたい、なんて言われたのは 初めてかもしれない。
[かわいらしい我儘を思い返して、目を細めながら。 どうやら自分が思っている以上に、彼に好かれているらしい。
ついさっき。よろける彼を支えようとしたことで、途切れてしまった会話も然り。>>31]
(83) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 23時頃
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[一介の鉄道員が一晩で使う遊び金にしてはやや多い。 そもそも丘の上の高貴な人々とは勝手異なる労働者階級。
運転士の資格を持たない車掌の給料など押して知るべし。
客がサービスを選ぶように企業にも客を選ぶ権利がある。 穏便に法外な金額を提示し不審な依頼を断るのも賢い対応。
ギャンブルは趣味ではなかったけれど、金と罪悪感を賭けて来るか来ないか打つのは博打以外の何物でもない。
星と共に増える想いに振り回されて。 今度は完全に故意なる、三度目。*]
(84) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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香ばしい匂いに、バター味の魚も一口ほしいとねだったり。自分の皿も彼へ勧めたり。 肉より魚が好きとか、食べられるけど生玉葱は苦手とか。 美味しい料理と食欲の前に、自然と口をつくのは食べ物の話題。
そうして、二杯目のグラスが空になった頃。]
……セイルズさんの料理って、 こういうものも作れたりするのかい?
いや俺からしたら、何であっても料理ができるだけで 尊敬なんだが…… 是非、ご馳走になってみたいな。
[珍しい君ももっと見てみたいし、と笑って付け加え。 さっきは手で覆われてしまった顔を、覗きこんでみた。
少しだけ踏み込んだ次の約束。 もし気が変わって断られても酒の席での軽口だって、今なら言えるから。*]
(85) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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― マーケット、二週目の夜 ―
[運命はまだ見つからない。けれど焦ることはない。 いつか出会えるだろうし、それはきっと、まだ生まれていないだけだろうか]
そうだ。ひとつ、秘密を教えよう。 海の真ん中で星を見上げるとな、
[不思議な光景だ。変え難い景色だ。 けれどなにより、好きなのは]
世界の境目がなくなるんだ。 波の音も、俺がついた溜息も、 全部、星の呼吸にも聞こえてくる
……丘でも、もしかしたら。
[そんな体験が出来るかもしれない。 また別の世界を見るかもしれない。 運命に乾杯して、見上げた空に星が流れたら……]
(86) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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え、 サイラスの絵に、 ……いや、俺は 絵なんて描いたこともないし、
[未完成だろう絵。 運命にはなりえない絵と、サイラスの顔を見比べた。 そんな可愛い顔をしたって、と思うも、 断る台詞が、既に口にしたどうしようもない動揺以外思い浮かばない]
……、できる気がしない。でも、
[結局は頭をかいて、NoもYesも言わぬまま]
できたら、確かにそりゃ運命だ。 もし、丘で会えたら 運命の星が流れたら あと、俺が観念したら?
[どうなるかなんてわからない。けれど、いざとなったら、やっぱり無理だなんて言えやしないだろう。 叶えられるものなら叶えたい]
(87) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[彼にとっての絵は、なんだろう。 同じものを俺はきっと持たない。
陳腐な言葉でしか語れない。 大事なものだろう?唯一で、もしかしたら全部?
そんな、絵に。星を、なんて]
……じゃあ、次はもしかしたら、丘で?
おやすみ
[あんな目で言うんだ。 叶えたいし、叶えて、その時どんな顔をするかを見てみたい*]
(88) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[薄蒼く、静かで、冷たい>>60] [明け方が好きな理由は] [外に出てみるとなんとなくわかる気もした]
[でもなー] [やっぱり、昼間のほうが好きかも]
[なぜなら] [薄暗いと眠くなるからだ]
………ふぁーあ……ぃ、はい。は、は。
[迎えはと聞いた後、思わずあくびが] [呼び方を指摘する声>>61に] [あくびを途中で飲み込んで、苦笑した]
(89) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[歩きたい気分と聞けば、そっすか、と] [転けそうに見えるか?>>62] [聞かれて――]
はい
[しっかりくっきりはっきり即答した] [だって、ずっと機嫌良さそうだし] [よく笑ってるし]
[…こんな顔で笑うこともあるんだな] [予想外の一面に、吊られて一緒に笑う]
[でも明らかに酔ってるから] [やっぱ一人で帰しちゃいけない気がした]
(90) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[行きますよ、とホテルの方へと歩き出せば] [差し出される手>>62] [取ろうとして、己の手はすぐに動かなかった]
[あの時振り払われた事] [頭は忘れたつもりでも体が覚えている]
[黒い手袋が包む指先を数秒眺め]
まったく、子供じゃないんですよ。
[しょうがないな、と] [伸ばされた手に己の手をゆっくり添えて]
…はい。自分で握ってください。
[こちらから握らずに彼に任せる] [好みの顔にまた手を振り払われたら] [ショック過ぎて立ち直れないかもしれない]
(91) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[そして、ホテルの前へ] [言葉を濁した夢の話の続き>>64に]
はは、それはよかった。 そう、っすね。叶うかな。
[叶うといいなと言われて、笑みを見せた] [……そう言われちゃうと、夢の真意は言い辛い] [夢のためにこの街を出るつもり、なんて]
それじゃあ、おやすみなさい。
[ホテルに入っていくのを見送って] [背を向けて歩き出す] [食堂を出たときよりも明るくなってきた] [上着のフードを被って] [起き始めた街の中へと消えていった]
(92) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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─ 幕間・3週目へ ─
[また一週間。 平日、相変わらず日中はホテルの部屋から出なかったし、仕事は忙しい。
デスクはごちゃごちゃしながらも、雪崩を起こさない絶妙な乱雑具合。 本質的には繊細でも神経質でもなかった。あの便利屋のヤニクに言われた通りだろう]
[平日のある夜、あの絵描きのサイラスがいた街角まで歩いたことがあったが、店は出ていなかった。 そのまま旧知の時計屋まで散歩して、アリーへ「お土産」のオイルランプを持っていく>>2:216。 ドアは足でノックするし、アイスティーはストローで飲むのは変わらないが アリババという店の内装に、魔法のランプが如何に必要か熱弁するのには稚気を見せた。アブラカタブラ。
そこに絵描きや、あるいは他の客などがいれば行儀よい柱時計のように口を噤んでいたが。 アリーしかいない時間、 「あの地方紙の企画とやらはどうなった」と聞いたのは優しくも暖かくもないいつもの声で*]
(93) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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― 三週目・マーケット ―
[三週目の夜は勤務に侵されぬ清い身体であった。
昼で仕事を切り上げた身は仮眠をとって夜の街へ。 装備は皺の無い半袖シャツに、軽く細身の麻パンツ。 ボディバッグにスニーカーの軽装。
――― 通勤着よりも更にラフな出で立ちは、完全なるプライベートの装い。二時間ほどクロゼットをひっくり返して、限りあるセンスを絞ったにしては素材の味を生かす舵取り。
見栄なら既に切っている。 これ以上は盛り過ぎだ。と、天に言い訳を向けて。]
(94) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[溜息は自身への呆れか。 相変わらず星も吐息も増え続けている。 会えば必ず失敗し、無様を見せると言うのに己も懲りない。
とうとう禁じ手であるビジネスのカードまで切って博徒に身を落とした。ビギナーズラックに期待して、頭上を流れた星に願う。]
……好きな人か。
[ぽつりと漏らすのは友人との会話だ。>>77 己も彼を思いながらしゃべる時、あんな顔をしているのだろうか。 ――― それはそれで由々しい問題な気もするが。]
(95) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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-- ペルセウス・マーケット 3週目 --
[先週と変わらず賑わう蚤の市] [宵の口を過ぎ、夜の帳が下りたその先] [日が変わるかどうかという頃合い]
[港の物揚場で派手な喧嘩沙汰が起きた] [事の始まりは、平日の間にあった些末事] [新入りに焼いた世話が逆噴射して] [逆恨みの挙げ句の刃傷沙汰]
[新入りはナイフを握ったまま警察に連行され] [刺された男は救急車に担ぎ込まれる]
(96) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[――その、救急車の中]
……げ、ぇ。 や、っべ……俺、死ぬ?
[けふっ] [咳き込んだら、血を吐いた]
なあ、頼みが一つあるんだけど。
[動く方の手でポケットを漁り] [折りたたんだ紙切れを取り出して] [救急隊員に差し出して]
ここに、連絡、して。
[死ぬ前に、もう一度――]
(97) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[救急隊員に渡した紙は] [いつかの報酬と一緒に受け取った連絡先]
[救急隊員からの連絡は、届いてくれるだろうか*]
(98) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[帽子を脱いだ彼に思わず視線が泳ぐ>>80 こうして明るい処で見れば彼の顔が良く見えて何となく落ち着かない。自分の表情が分かりにくくてよかったとも、思いながら、過ごす時間は掛けがえなく、満ちるものだった。彼が大事に抱えていた時計は邪魔にならないように置かれている>>81其れはとても大切なのだと分かるからこそ、視線は穏やかなに。
口許を緩める彼につい見惚れながら 乾杯をした。
嫌いなものはないと言っていたが、よい店に案内することが出来てよかった。白身魚にチーズにと舌鼓を打つ彼を満足そうに眺めながら自分も食事をした。本当に美味しそうに食べる姿に、ほっこりとする。]
(99) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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…それなら良かった。
… …ああ、何だかほらこうして 食事にいけると思ってなかったから……。
[グラスを傾ける彼に頬を掻き。 冷えたビールを同じように飲みほしながら、告げるのは中々に恥ずかしい話のような気がした。仲良くなりたいという言葉の通りだというようで、彼が一杯目を空にするころには此方も杯を明け。
同じように二杯目を頼んでいた。 賑やかな食堂の雰囲気と何時もよりも軽い彼に染まり 頬が自然と赤みを増していくのは酒のせいか
それとも、嬉しいからか]
(100) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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そうなのか、……私も嬉しいな。 そう言ってもらえるのが嬉しいというのとそうだな
…昔、仲よくなりたい子がいたんだ。 いや友達にはなっただけど、……
[だから後悔はしたくなかったのだろう。 あのときの酔いの勢いを理由づけるとしたらきっとそれだ。だが、実際はもっと切実だったとも思えた。目を細める彼との距離を測るように心内を明かしていく。彼の近くに寄ってもいいのだろうか
手袋へ視線を向けたのは無意識。]
(101) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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─ 港のマーケットで ─
[途中、ホットドッグとサラダクレープを買って食べた。 食べ歩きながら、あの人の姿を探す。 おそらく露天に行けば、すぐ会えるのだろうけど、もしかしたら彼も出歩いていたりしないかな、なんて思ったから。
……だって、用もないのにわざわざ店に行く理由、まだ思いついてないし。 通りで会うのなら、「偶然」で誤魔化せるかな、って。]
(102) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[バター味が欲しいというのならフォークで分けて その代わり自分もそっちが欲しいと少しばかり柔く言い、勧められるままに食べくらべ。彼の好みを聞いた。其れは初めてきくことで新鮮で知らない彼の事を知れたのが嬉しく。
穏やかな感情が眼鏡の奥に宿る]
ん、まあ、流石に店のように美味しいとは言わないが ある程度なら、………。
ぜひか。
[顔を覗き込む彼の笑顔に一瞬目を大きく見開いて 照れたように視線を逸らすが、其処は酒の席。杯を重ねるほどに気分はよく軽やかになる。珍しい自分を見たいと言ってくれた彼に
少しばかり、距離を此方からも縮めていいのだろうと 臆病な熊のように小さく手を伸ばす如く]
(103) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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アリーさんが好きなものを作るよ。 だから、私も貴方の珍しい顔が見たいな。
[星に願った訳でもないが。 次の約束を繋ぐ彼に応える声は軽く、僅かに口角を意識してあげれば近い距離にある彼の唇にフォークに刺した魚を向けよう。つんと突けば、その日は先週よりも深く酔わず。
食事とお酒を楽しみ 彼を見て過ごし、満ちた一日の終わりを迎えたか]
(104) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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…それじゃ、また
来週
[そう告げれば星空の下、手を軽く振ろう。 満天の空、また流れ星が見えた気がして、
流れ星に何か願ったかと、次にまた彼に尋ねよう―――*]
(105) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[友人の綺麗な笑顔を思い出す。>>78 彼から色恋についてあまり聞いたことはなかったが、荒波に揉まれる己とは根っこから違うらしい。次の大作を素直に期待できる。
―――― 因みに。 彼の問いに顔を歪めて憮然と返してしまったのは、丁度スイート&スチュワードにメールを送信した日だったからだ。>>79>>84 柔らかな笑顔に向かって、さっき金で買う打診をしてきた。……なんてプライドの無い台詞を言える訳がない。]
(106) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[先週は仕事の都合で路面電車から離れていたが、今週は意図的に避けていた。
──あの出来事を、意識する必要なぞないと解っている。 はじめこそ訝しみもしたが、別れ際の涼やかな挨拶に自意識過剰を恥じ、自身を律した。 いつでも彼は、ただ職務をまっとうしているだけ。 一挙手一投足に動揺し、意識し一方的に浮かれるなど、そこらの婦人と何ら変わらぬではないか。
近づかなければいつも通り振舞えるのだから、そうするのが一番だろう、と。]
(107) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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── 某日 スイート・スチュワード ──
……はあ?
[事務所にて宛がわている個室。主に顧客の管理や資産管理業務、最近は手が空いている時にメールのチェックや人材の手配も請け負っている。
広告と、セイルズ氏を通して受けた取材の効果は抜群で、新規の申し込みも増え、条件によっては断りを入れる機会も増え──冷やかしも随分増えた、が。 さて、さて。これはどちらだろう。>>79
万年筆の天冠を下唇の縁に沈ませ、画面に羅列された条件を何度も繰り返し目を通すうち、眉間に縦皺が浮かぶ。
10分……20分。30分後に手帖を開いた。次に電子で管理している従業員のシフト表を開き、受話器を片手にボタンを押して。]
(108) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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― 次の週末に向けて ―
[仕事仲間の泣き言を聞いて、人足に混じり荷物運びをしたり、描けもしない絵をメモになぐりがき、それを消したり、一週間はあっという間に過ぎた。 一度、週の半ばに心当たりの丘に行ったが、途中で通り雨にも見舞われ、運命に出会うどころではなかった。
半分ほどは自炊をし、半分ほどは酒を飲みに出る。 一人、グラスを傾けながらやはり綺麗とは言い難い文字を書き連ねる。 セイルズとはいつ出会うかわからないから、思いついたことをメモをして、あとは取捨選択してもらおう、というつもりだった。 船乗りになって良かったこと、なんてわかりやすい言葉の下に、「海で見上げる星空」と、ぐるぐる丸までつけて書いたのは、先週末の会話のせいだ]
(109) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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[辿り着く待ち合わせ場所は、マーケットの中に在る広場。
電飾を塗した小さな移動遊園地。 空には流れる星、地には瞬く光。 家族連れも―――、カップルも多い待ち合わせスポット。
一人は逆に、良く目立つ。**]
(110) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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─ 港 ─
[3度目の週末、賑わう港。 宵の口を過ぎ、短針が廻って日付を変えそうな頃]
この蝋燭入れは売り物?
[マーケットの一つ、木濠の装飾品や置物の並ぶ港の露店前にいた。 2年ほど前の夏の時期、『So』に手触りの良い木製のマウスをオーダーしたことがあった。 電子機器との融合を要求してくるクソ面倒客だったが、店主の方はいちいち覚えていないか]
触って見ても、いいだろうか
[照明が非売品とわかれば置物の一つをじぃと眺めて、]
(111) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[バッグから小さく鳴る音に眉を寄せた。 仕事の件ならメールか留守番電話サービス。私用の電話に直接かけてくることなはい。 プライベートでかけてくる相手など片手で数えられるほど]
……
[知らない番号が表示されているのを見て、店主に軽く会釈した。 スピーカーモードのそれを片手に持ったまま、その場を離れ]
はい
[ひとつ、脈の弾むような声は、短い沈黙に変わる]
(112) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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ジャーディンか? 私だ 悪いが週末の休みを代わってくれないか …ああ、君が10日ぶりの休日を励みに 熱心に働いているのは理解している
すまない、だが…… CC社のレイ様とホテルでの演奏会に会食の付き添い 君、行きたがってただろう? ……ありがとう。この借りは何れ必ず 依頼についての概要は 別途メールで送っておく
それから、……参考までに君くらいの年頃の青年が よく利用する店を教えてくれないか? 食事、遊び、ファッション、何でもいい 明日じゅうに折り返して貰えれば
──余計な詮索をするんじゃない では、宜しく頼んだよ
(113) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[ひと通りの段取りを終えて、新規の顧客に事務所名義で返信を送る。 依頼受領の旨。見積もりは車掌の給与にして1カ月強の額で先払い。
当日の待ち合わせ場所、送迎が必要か否か、担当執事に求める服装、観光案内と明記されていたので、特に感心のある地方やジャンルの伺いなど要望があれば別途入力フォームより送信すること。期限内に連絡がない場合は担当執事に一任される。
添付するのは一般的な利用規約。 最高より最善をモットーに、顧客に対して柔軟かつ臨機応変に対応するのが務めであれ、できることには限りがある。 はたして何人がここまで目を通しているのか毎回疑問であるが、此方としては提示することに意味があるので問題ない。]
(114) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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……はい、そうですが ええ。はい
……
……成程
いいえ、私が行きます。搬送先は?
保険の有無はわかりませんが、保証金が必要なら私が ええ、よろしくお願いします
[冷んやりと乾いた声で応じながら、足早にタクシープールへ向かう。 一度夜の空を見上げた。 他の客が降りたばかりの座席に滑り込み、その誰かの体温残るシートに舌打ちし、奥側へ座り直した]
(115) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[夜の港の風を受け、いつもの店のママに作ってもらったサンドイッチをお供に、のんびりと店番をしている。 今日は寝てもいるし食事もしっかり出来ている。 せっかく万全なのに、頭の中は店のことより別の――若々しい青年団員との接点の持ち方についてばかりが駆け巡っている。
例えば、そう、玄関の鍵を閉めたかどうか、一度気になるとずっと気にしてしまうみたいに。 例えがおかしいのは、自覚している。]
(116) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[いっそ、彼の方から普通に買い物に来てくれないだろうか。 そうすれば個人的に話が出来るのに。
毎年星見に行って公演自体も見に行って、人形のメンテナンスもしているのに、少し話をしたいってだけで急にハードルが高く感じるのはなぜだろう。 こんな悩み方、学生の時にもしなかったのに。]
(117) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[車窓からオリュースの街を眺める。 何が。 何故。
思考は回るが感情がついてこない。 電話はそのまま、素手で握っていた*]
(118) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[アリーさんの絵が完成すれば、彼に確認を取る]
どうですか? もしこちらで飾るなら、このままお譲りしますし。 不要でしたら、僕の看板の絵の1つにさせてください。
[申し出にアリーさんはどう答えただろうか。 どのみち数日は乾燥が必要だろうから、 彼の店に置くにしても触れないように注意はするつもり*]
(119) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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── マーケット三週目・移動遊園地前広場 ──
[控え目に言ってもどうかしているとしか思えない。 このような依頼を送る彼も、それを受ける自身も。 何故、何故、何故──いい加減自問自答にも飽きてくる。
週を重ねるうちに放射点より現れる流星も増え、マーケットの賑わいも増し、一様に浮かれた空気、特に若者が集い盛り上がりを見せる中、やや表情の硬い紳士が広場へと足を進める。
依頼を受理した直後からつい先ほどまでキャンセルの連絡を待っていたから、到着したのは予定の15分前。]
(120) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 00時頃
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[トレイルに期待されたとしても、 あの人の笑顔を見せるわけにはいかない。 彼も知っていたら、いや、もっと別の顔を 知っていると言われた、本当に八つ当たりしそうになるから]
そのうち、な。
[こう言う時のそのうちは、永遠に来ないそのうちだ。 屋根裏に帰れば描きかけの彼の笑顔が迎えてくれる。
でも今このもやもやした気分で彼の 笑顔に筆を入れたくなかった。
また彼に会えた時、運命の再会があったら。 酒で乾杯出来たら、その時に。
それまで彼の絵には布が掛けられた。 なのに、布の下に彼がいると思うだけで 体温は上昇し続けていた]
(121) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[どれだけ混雑しようと、一瞬で見つけることができた。 いっそ、いなければいいと願った姿。 制服とも、通勤着とも違う装いは雰囲気が変わって、けれど似合っていることに変わりない。>>94
──…いっそ、腹立たしいほどに。
[白髪が1/3ほど混じる薄金髪を苛立たし気に掻きあげ、崩し、浅い呼吸を整える。 白のインナーに深いVネックのサマーニット、麻綿のスラックスは踝で三つ折りに、足元は敬愛する靴磨きによって仕立ててもらった白のウイングチップ。 当然、白手袋なんざ嵌めちゃおらん。
時計の長針が5分進んだところで、彼の前に立つ。 傍目にはどう見えるだろう、親戚か、家族か。少なくとも観光案内名目でやってきた執事には見えまい。]
(122) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[どうしよう、偶然どこかで会えないかな。 でもやっぱり店に行ったほうが……でもでも、それならばなにか用事を……]
……あ…………。
[悩みながら歩いていたら、彼の店が見えてきた。 つい、歩みが遅くなる。ばかみたいだ。
そうだ、偶々通りかかったから! 素通りも悪いと思って、挨拶を、って! それならきっと、おかしくない!]
(123) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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− マーケット・3周目 −
[アリーさんの店で、先日のお客さんの ザーゴさんも見かけたが、彼もお客さんなのだろう。 こうやって良い職人がいると少しずつ広がってくれると 良いと1人ニコニコと笑みを浮かべながら 観光客に声を掛ける。
最後の星を描き入れていない絵はまだ未完成。 色んな言い訳を作ってくれて>>87 それでも全て叶ったら、本当に運命だと 思って描いてくれたらと、持ったまま]
(124) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[今日は早じまいで保冷剤とビールを詰め込んだ バックと共に魁の星を見た丘を目指すつもりだ。
あの丘から見た世界は、夜の闇が空と海と陸を繋いで 境が判らない上に。 星と波の揺らめきと船の灯りが。 全て同じ世界に見えるから。
彼が言った海と同じ光景>>86を 僕も見たよと、一緒に見ようと言いたいから]
(125) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[きっと、なんとも思っていない相手だったなら、そんな余計なことを考えず、ごく自然に、挨拶もできたんだろう。 別に、恋するのはこれが初めてなんかじゃないのに。 けれど、こんなに焦れたのは、初めてだから。]
……。
[一歩、二歩と、近づいて]
あ、あの……コンニチハー……。
[ちょっと離れたところから、店を覗き込むようにしながら。 聞こえるかどうかな声で。*]
(126) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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あ、すみません。今日は早めに上がるんで。
[隣の店主に声を掛けられたが、笑顔で躱す。 今日はいつもより持参した絵が少ないから 本腰は入れる気無かったな、と笑われても] たまには売り手より買い手になりたいですから。
[そうやって賑わいを抜け出して、丘を目指す。 誰もいないのなら、その場で寝転んで。 草の臭いの中、流れる星を数えよう*]
(127) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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-- 救急病院 個室--
[ぴこ、ぴこ、ぴこ] [心拍数を刻む電子音と一緒に] [入院着でベッドの上に転がっていた] […いや、正しくは、転がされていた]
[お腹を包帯でぐるぐる巻きにされて] [片腕には点滴]
やべー、よくわかんないけどやべー…
[生まれてこの方] [病気という病気も、怪我という怪我も無縁だった] [病院なんて未知の場所に一人で転がってるだけでも] [人生の終わりを感じかける]
(128) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[船乗りの良いところ悪いところ。 悪筆のメモはノートの見開きを埋め尽くす。
・自分の酒癖を知れ ・合わないと思ったらその船はやめとけ。職はいくらでもある ・海に余裕なんてない。命が最優先だ。
などなど。悪いこと、というよりも警告だ。 それともうひとつ。
・帰る場所を決めておけ
家でもいい。人でもいい。 いや、人でもいい、なんて思うようになったのは、 もしかしたら今回の帰宅からかもしれない]
(129) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[搬送されて処置をした直後だからか] [他に誰もいない静かな個室] [規則正しい電子音に、うとうととし始める]
[喧嘩というだけあって、傷は脇腹だけではなくて] [普段下ろしている前髪がヘアピンで上げられ] [おでこと頬にもガーゼがぺたり] [丸見えになった耳には、ゴールドのヘリックス]
[静かすぎて、薄ら寒くなってくるし] [脇腹の傷もじくじく痛むし] [口の中はまだ血の味がするし] [ちょっと、くらくらする] [血がいっぱい出たらしい]
――、…ゴ。
[こんな時に真っ先に顔が見たいと思うなんて] [俺も大概、やられてる]
(130) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[ちなみに] [致命傷ではないので命に別条はない] [傷跡は残るかもしれないが、それだけだ]
[しかし、人生で初めて刺されるという] [かなりのハードエクスペリエンスに] [理解が追いついていないのだったりする*]
(131) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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……トレイル・セナ様ですね お待たせして申し訳ありません 『スイート・スチュワード』より参りました マティアス・ハワードと申します
[ここまではお決まりの台詞だ。 新規の顧客にはお客様により好い時間を、だの、サービスの概要を案内するところ、だが。]
────…どういうおつもりですかな? おふざけにしては度が過ぎておりますが
[穏和な態度を一転、剣呑な眼差しを向ける。 不機嫌を取り繕うことも隠しもせず、ましてや依頼の意図を疑ってかかるなぞ、本来ならありえぬことであるが。
正しい手順を踏まれ、望まれるままにやってきたとはいえ自身はまだ、彼を顧客だとは認めていない。]**
(132) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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わ、
[見えた人影に、まずはお客様だと急いで口の中のサンドイッチを飲み込む。 ステンレスタンブラーに入れた冷たいコーヒーで流して、姿勢を正した。 そのうちに聞こえてくる、どこか遠慮がちな挨拶>>126。]
え、ノ、エル、さん。
[聞き間違えるはずのない声色に、返す声がガッチガチに強張った。 驚くとか驚かないとか、そういう問題ではない。 なんたって今まさにここに来ないかな、なんて思っていたのだ。]
夢……?
[ただ、まさか声に出てるなんて。]
(133) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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あっ、いや、すみません、いらっしゃいませ? 公演、いいんですか。人形、どうかされました?
[慌てて取り繕うように、仕事モードに入る。 彼は大事な『お客様』だ。彼の劇団は自分の手製の人形を使ってくれている。僕は彼らのサポートをしている。 そう、仕事どうしの間柄なんだ。 僕が彼をどんなふうに見ているかなんて、関係ないんだ。
けれど、揺れるキャンドルホルダーから漏れる光にやわらかく照らされる金緑の髪も、大きめの瞳も、口角の少し上がった口元も、ずっと見たかった人のそれだ。 いまコーヒーを飲んだばかりなのに急に喉が渇く気がして、ごくりと唾を飲み込んだ*]
(134) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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─ 救急病院 ─
[深夜の病院。 観光客の多いこの時期、病院にも人は多く来るのだろう。 外来は明るく、真昼のような騒々しさだった]
[一転、容体の安定した外傷患者を収容する階は静か] [その個室の一つのドアを横に滑らせ、中へ入った]
……
[怪我人はベッドに横になっている。 処置と経過を説明したスタッフは、今は強い鎮痛剤が効いているので意識がぼんやりしているか、痛みがなければ眠れているでしょうと言っていた。
枕元に椅子が一つあったが、ぐるりとベッドを迂回して。 窓枠に腰掛けた]
(135) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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[星明かりが差し込む病室に、モニターの青みがかったLEDの光。 ヤニクの顔はよく見えた。 フードは被っていない。砂色の前髪の代わりに白いガーゼで隠された額。
太陽に愛された褐色の肌が、今は夜に染まって見える]
……連絡先、捨てずに持っていたのか
[何故救急隊がザーゴに連絡してきたのか。 考えればわかるが思考は追いつかず。
しんと囁くような声で呟いた]
(136) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 01時頃
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[ずっと握ったままだったスマートフォンを窓枠に置いて、少し身を乗り出す。 片手をマットレスにかけると少し沈んだ。 ヤニクの瞼は開いていたか。手を伸ばして、]
[頬に貼られたガーゼの上に、触れるか触れないか、指先を這わせた*]
(137) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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― 週末の夜 ―
[ビールと屋台で買った焼いた肉を挟んだサンドイッチを二包み。それらを丸めたノートと一緒に麻袋に入れて肩にかける。 もちろん、使い古しじゃない袋だが、こういうのを気に入らない奴もいるが、……取り繕うのも妙な話だ。それに、結局一人で食べるかもしれないじゃないか。
心当たりの丘は、数日前に行ったのと同じ。 急な坂道と、なだらかな道と。 港町に生まれれば、それだけである程度健脚になる。 ひらけた場所、草むらに転がる影。 夜だって、あの髪色は見逃さない確かな空の目当てだ。
半人分あけた隣に並ぶよう腰を下ろし、袋からビールを探し出そう。横をむけば、………この角度で見るのは初めてだ、なんて目を細めて、どうにも嬉しくなって笑った**]
(138) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 01時頃
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えっ。
[>>133気付かれた。 いや店の前まで来て、控えめとはいえ声までかけたんだから当然だ。 邪魔になっていないだろうかと、周囲をキョロキョロしてから、屋台に近付いてゆこう。]
あ、えーっと。 こんにちは。
公演は、はい、今夜もやります。 けど、まだ陽が高いんで……えーっと今日は、7時くらいから、です。 あっ人形はとても調子いいです! そういえばお礼、言ってなかったです、ありがとうございます!
[ペコっと勢いよく頭を下げたら、飾られていた木彫品に、危うくぶつかりそうになった。]
(139) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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……………
[規則正しい寝息] [病室に誰かが入ってきた>>135ことには] [全く気づかない]
[瞼が動いたのは] [ベッドの端が小さく軋んだ時]
ザ……ゴ?
[寝言のような、呼びかけのような] [だが、さっき動いた瞼は再び閉じている] [7割方寝言だ]
(140) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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ん……。
[何か顔に気配を感じ>>137、首を振って] [今度こそ瞼が開く]
[眼の前の手に瞬いて] [視線だけが手を伝って、窓の方へ]
あ、来て…くれた、すか よかった。 最後に、顔……見れた。
[まだむにゃむにゃとしていて] [寝ぼけた発音ではあるけれど] [まるで、もう死ぬと思ってるような言い方だ*]
(141) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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[やっぱり、相棒を連れてくればよかったか。 何も壊れてなくても、そしたら、メンテナンスっていう口実ができたのに。]
あの、今日は……暇だったり、しま
…………いえその、暇かって聞き方はおかしいですよね! いえその、もしお時間あったら、うちの公演を……って。
先週先々週と、お忙しかったみたいですし……
あっ、僕が見つけらんなかっただけ、かもですが!
[ダメだ、なんだか墓穴掘り気味だ。 軽い自己嫌悪に陥って、視線を落とす。]
(142) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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[その時、ふと、目にとまったのは。 羽根をモチーフとした、ストラップのような小物だった。]
…………あ。
これ、なんか、かわいい……ですね。
[なんだかフッと、自然に笑みがこぼれて。 緊張が解けたような、気がした**]
(143) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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……? こんにちは。
[>>139きょろきょろとあたりを見渡すようなのに疑問符浮かべて、それから二度目の挨拶に改めて挨拶を返したけれど、変なやり取りになっていないだろうか。 普通にすればいいはずなのに。年嵩の職人らしく、落ち着いて、どっしり構えて、ゆるく笑っていればいいはずなのに。 普段でさえ及第点かも怪しいのが、このきらきらした眩しい陽の光みたいな彼の前じゃ、繕うのも精一杯になってしまう。]
うん、今夜こそ見に行きたいな。 先週は、ちょっと、その……行けなくて。
[先週あったことを事細かに話すと情けない事この上ないので、濁して誤魔化した。 酔ってマーケットの中で迷っただけでも残念なのに、なんなら、どうやって帰ったのかもほとんど覚えていないのだ。 最近スリやなんかも多いというのに、よく無事だったと思う。]
(144) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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ふふ、暇か暇じゃないかというと、営業中なんですけどね。 でも、今夜はなるべく、お邪魔するつもりです。
あなたの、星を語るのが、聞きたいので。
[>>142ああ、この言い方は変じゃあないか。 本心中の本心だけれど、リップサービスと受け取ってもらえる範囲に収まっているだろうか。 そんなことばかり考えてしまう。]
先々週は少しだけお邪魔したんですけど、本当に短い間だったので残念で。 こんな話をすると怒られそうなんですけど、いつここを畳んでそちらに行こうかな、なんて考えてしまうんですよ。
[笑い話のつもりで、本音を語る。 そう、客観的に見ればくだらなくておかしな感情なんだ、こんな気持ち。]
(145) 2019/08/02(Fri) 01時半頃
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[彼が視線を落とすたび、吊るしたキャンドルに髪先が触れそうではらはらする。 キャンドルホルダーは樹脂に覆われて、触れる程度では火傷もしないはずなのに。 他のお客様の髪先が触れても気にならないのに彼だと気になるなんて、いろいろと店主失格だ。]
いっそのこと、そちらのステージのそばに店を広げられたらいいんですけどね。 声が聞こえるくらいの、そばで。 そうしたら僕は君たちの声が聞こえるし、お客さんが人形に興味を持ってくれたらうちの売上にもなるかもしれない、なんて。
[思いつきを口にしてみたが、夢物語に聞こえる。 そもそもそんなそばに露店を構えたら邪魔なんじゃあなかろうか。]
(146) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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[顔が動いて>>141手が宙に浮く。 目を開けたヤニクの視線が動いて、眼があう]
……
[力のない眠たげな声を聞いて、目を細めた]
君が呼んだんだろう 大丈夫だ、ここにいる
[引っ叩いて、何が最後だ馬鹿か馬鹿めと言うべきかもしれないが]
(147) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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[顔の前に翳していた手を戻した]
休めば良くなる ……痛いところはないか?
[刺し傷は深く出血も多かったが幸い内臓の損傷は問題ない、万一があるとしたら感染症くらい、と聞いている。 点滴をしていない方の腕を入院着の上から軽く叩いて] [それから、掌に触れた]
(148) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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[添えた手をゆっくり握る。先週もした動作>>91だけど 手袋をしていない素手で、直接]
…、
[少し乾いて、冷たい感触。 もともとなのか、体温が下がっているのか。
吐き気を催すほど厭うはずの人肌、最後に自分から直接人に触れたのがいつか思い出せないほど。 過敏な不快感が今は湧いてこないことを、不思議だとも思わなかった。ただ、冷えた指が心配だとうすく考えて、 手を握りこんだ**]
(149) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 02時頃
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ん。 ……お気に召しました?
[>>143彼が目を留めたチャームを見た瞬間、心臓がどきりと跳ねた。 実は羽根のモチーフの彫刻は、ここ数年で増えたものだ。 理由は言わずもがな、というところだが、流石に本人を目の前にして言う勇気はない。]
…………、
[思わず流れで差し上げますよと言いかけて、いやいや店番のお礼には二週間あたためてきたものがあるじゃないかと脳が叫ぶ。 でも気に入ったものなら持っていてほしい。じゃあ彼から金を取るのか。葛藤繰り返し、言葉に詰まったところで。]
(150) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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ふふ。
[彼のやわらかい笑顔を見たら、みんな飛んでいった。 つられるように笑って、それから急に、パズルのピースがぱちんとはまったような気がした。]
……良かったら、差し上げますよ。 懇意にしてくださる方からお金を頂戴するのも、気が引けますし。
(151) 2019/08/02(Fri) 02時頃
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この間の店番のお礼ということで。 代わりに、僕のお願いをひとつ聞いてくれますか?
[売り物に間違われないように、ひとつ避けてある小さな箱。 何でもないような頼みごとのふりで提案しながらその箱に触れれば、周りの音が聞こえないくらい、心臓の音が鳴り響いた。 耳の先が熱くなるのを感じるけれど、正面には出ていないだろうか。 あくまで、普通に。普通のやり取りができれば、僕は充分なんだから**]
(152) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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[ふと、視線を感じて。 料理から目を上げれば、眼鏡の奥で穏やかに揺らぐ瞳に、微かに頬が熱くなる。>>99
もし気づかれても、酔いが回ったんだ、と言えるように。 二杯目を飲み干す頃には、彼の頬も染まって。>>100 視線以外の頑なさが少しずつほどけるように、緩んだ表情が垣間見えてくる。 そしてたぶん、今は自分も同じような顔をしてるんだろう。
食事くらいで大袈裟な、と喉を震わせながら。 そんなに自分は踏み込まれたくなさそうな顔をしてたのかと、考えるように顎を撫でた。]
(153) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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[今踏み込まれたら、自分はどうするだろう。 過ぎる思考に料理に視線を落としたところで、聞こえた理由にどきっとした。>>101]
……だけど?
[続きを促すように呟いて。 ゆっくり顔を上げれば、彼の視線が落ちた先。 白手袋で覆われたままの右手を僅かに握りこんで。]
俺にも……、そういう子がいたよ。 昔は全然友達がいなくてね。
今思えば、あの子がはじめての友達だったな。
[もしかしてそれは、なんて。 期待してしまったのが恥ずかしくて、視線を逸らしながら。 つられてほんの少し、昔話を語る口が緩む。 賑やかな食堂の喧騒に紛れるくらいが、今はちょうどいい。]
(154) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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[そうして料理を食べ比べながら、足りなくなって来れば追加を頼み。 和やかに食事と酒を楽しみつつ。
投げた誘いじみた約束に、驚いたように丸くなる目をじっと見ていたら、逸らされてしまった。>>103]
…………ああ、ぜひ。
[反応は悪くはないと思う、けれど。 思わず少し前のめりに、もう一押ししてしまい。
返事に目を輝かせた。>>104]
(155) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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本当かい? 好きなものは色々あるんだけど…… シチューが好きだな。魚とか貝とか、茸とか具沢山の。
けど俺の珍しい顔は……期待に応えられるだろうか。
[ひとの顔ことは言えても、自分の顔こととなるとわからないもので。 どんな表情をすればいいのだろうと、首を捻っていれば。
唇にあたった感触。 フォークに挿された料理だと気づいて視線を戻せば、弧を描いた唇がそこにあって。 思わず目を丸くして、息を詰めてしまった。]
…………、 セイルズさん今日も酔ってるのかい?
[急かすようにつつかれて。 照れくささを抑えこみながら、大きく口を開ければ一口でぱくりと魚をフォークから奪いとり。 追加で届いたビールを煽って誤魔化した。]
(156) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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[そうして、和やかな食事をゆっくり楽しみ。 すっかり外が暗くなった頃に外へ出れば、星空を眺めながら酔い覚ましがてら少し歩こう。
互いの帰る場所への分かれ道。>>105]
ああ、来週。 ──…楽しみにしているよ。
[手を振って別れ。 少し歩いてから振り返り、遠くなる彼の背中を見送っていればふと、その頭上の星が一つ落ちてくる。
咄嗟に頭に浮かんだ願いに、苦笑して。 深く被り直した帽子で、火照る顔を隠した。**]
(157) 2019/08/02(Fri) 02時半頃
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[気温が一気に下がるわけでは無いが、 昼間よりは涼しい夜風が火照った身体に心地良い。
草や土の感触と、何処まで境の無い宵闇が 目にも身体にも優しく気付けば少しばかり転寝をしていたらしい。
誰かが近付いてくる気配>>138に目を開けると 潮の香りがここまで届いた気がした]
こんばんは……僕も、こんな風に見上げるなんて 初めてです。
[見上げた彼の笑顔にまた印象が変わる。 年上相手に行儀が悪いとも思っても もう少しだけ見上げていたいと起き上がらない]
(158) 2019/08/02(Fri) 07時半頃
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……よく、ここ判りましたね。
やっぱり運命、ですか?
[彼に釣られるように、いや彼を見れば自然に口元も 目元も優しく緩んでいく。 このまま彼を見つめていたい、見つめながら眠ってしまえば きっと素敵な夢を見れるだろう。 しかし彼がビールを取り出すなら 僕もいつまでも寝転がってはいられない。 勿体ないなと思いつつ、よいしょと起き上がると ばっちりと冷えているビールをバックから取り出した。 やはり並んで座ってこんなに間近に彼が見える、 今が夢より良い]
(159) 2019/08/02(Fri) 07時半頃
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運命に、乾杯、で合ってます?
はは、気障すぎて恥ずかしいですかね。
[絵の事なら幾らでも饒舌になれるのに 自分の気持ちを言葉に表現しようとすると 途端に恥ずかしくなってしまう。
きっと、トレイルとの会話で自分から 蓋を開けてしまったからだ。
僕がずっと気付かないようにしていた想いは]
(160) 2019/08/02(Fri) 07時半頃
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あ、仕事終わりに涼しい風に吹かれて ビール飲むの、良いですよね。
好きになりました。
[店を広げている昼間なら、夜だとしても マーケットなら多くの雑音に消えてもおかしくない声。
2人しかいない、それもこんな距離で 思わず零れた言葉を重ねて方向転換を図る]
(161) 2019/08/02(Fri) 07時半頃
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グスタフさん、星、どんな風に見えます?
[自分から方向転換を図ったものの、 夜風に冷ましてもらった体温が一気に上がり 真横にいるはずの顔を見ていられなくなって。
ビールの瓶に口を付けると星を見る勢いを借りて ゴクリゴクリと喉を鳴らして飲み下していく**]
(162) 2019/08/02(Fri) 07時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 07時半頃
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―週末まで―
[次の週末が待ち遠しかった。 指折り数えるとはこの事だ、仕事中に空を見上げる回数が増えた。愉しみにしていると彼は言ってくれた。>>157シチューが好きだとも具たくさんのシチュー。今は夏野菜が旬だから、なすびやキノコを中心にしようか。それとも、名産の魚を中心にするか。
考えるのは彼の事。
酔っているのかと聞かれたとき>>156貴方と会うときはずっと酔っていると答えた心内は、彼という存在に酔っている事実に他ならない。仕事をしているとき家で古時計を見る時。 彼の事を考えている自分に気付く]
(163) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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……さて。
[だが、そうやって気を抜いているときもあれば 仕事に向き合う事もある。グスタフに会えるのは何時か>>109今回は仕事の事も聞きたいから腰を据えて一杯とも考えているが、まあまだ時間はある。この月は皆空の星に夢中なのだから。]
(164) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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[そう、友達といえば 気になるのは彼の初めての友達だ>>154 あのとき、時計屋にいた彼とは違うのだろう。詳しく聞きたかったけど、果たして踏み込んでいいものか。昔話をする彼の口許を見れば、もしかしたら――心を預けられる友だったのでは
そんな風にさえも思う。]
(165) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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[見えない相手が気になっている。 自分の心は平静を保たない。仕事を多めに入れて、朝から晩まで働いた。電車で寝てしまう事もしばしばで、目を覚ますたびに慌てて辺りを見回したものだ。車掌室に人がいる事にほっとして。
そういえばハワードさんは其処に忍び込んだろうかと 妙な事を考えてしまうのも空想に飛ぶ証拠か。
指折り数えた日々。もちろんその日は、休暇を申請した。朝から市場にいって食材を買いそろえたかったのもある。落ち付かなくて
仕事が手に着かないだろうとも―――**]
(166) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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[ここにいる>>147] [聞こえて、口元が弧を描く]
痛いとこ……あんまない。
[喧嘩の最中、どこをぶつけたかなんて] [全然覚えていないけど…] [不思議と痛いところはない] [鎮痛剤が効いているのだろう]
[痛くはないけれど] [脇腹がどくどくと脈打ってて] [まだ血が出てる感じはする] [それがどうにも気持ち悪くて]
[痛くないという割には辛そうに顔を歪めた]
(167) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[気持ち悪さに抗おうとして] [背中をすこしもぞもぞとさせる] [―と、不意に手を握られた>>149]
―――?
[1週間前は手袋越しだったそれ] [かえってこっちが緊張して身を固くした]
[素手だけど、いいの?] [見上げて、黙って首をかしげれば] [もう1段階、握る力が強くなる]
…へーきなの?
[問いかけて] [恐る恐る、彼の手に自分の指を絡めた]
(168) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[血の気が失せて体温の下がった体に] [彼の体温が伝わってくる]
[誰かに触れるのは心地いい] [それが、好みの顔なら尚更だ]
……ん、すげー落ち着く。
[また口元が弧を描いて]
ありがとね、ザーゴさん。 もう死ぬかもと思ったら、 どうしても顔が見たくなっちゃってさ…
[でも死なないらしい] [情けねえし恥ずかしいしで苦笑した*]
(169) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[しがない鉄道員の金銭感覚からしてみれば一月の給与を一晩で使うのは豪遊だ。趣味に金は惜しまぬ方だが、思い切った自覚はある。 ただ、勿体ないだとか、高いだとか。 そういったネガティブな思考は浮かなかった。 彼の時間が安価であったら、それこそ解釈違いと言う奴だ。 彼の積み上げてきた経験も、才腕も、研鑽も、広く評価されていて欲しい。金で彼を買うのは躊躇われたが、買うのなら、自身も正しい金額を支払いたかった。
戦々恐々と送ったメールは案外あっさり受理されて、その日のうちに手続きと支払いを済ませた。勿論、入金をしてしまえば企業側から断るのは難しくなると打算を働かせた上で。
希望は全て空欄、場所と時間だけを埋めて返した。 己からしてみれば構えられたくない一心だったが、内容としては冷やかしと紙一重。―――― 人を雇ったことのない人種が遣りがちの悪手だった。*]
(170) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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― 移動遊園地広場 ―
[待ち合わせ場所に表れた彼を見つめること43(0..100)x1秒。 碧の眼を瞠ってから再起動までの間は決して短くない。]
……っ、 此方こそ、依頼を受けてくれて有難うございます。
[ハッと眩い世界から帰還すれば、最初に頭を下げた。 高級使用人ともなれば、何か月も前から予定を組んでおかしくない。ほんの数日前に入った飛び入りの依頼で、本来捕まる彼で無かろう。]
……………、
[そうして、ある程度覚悟していた声色がくるりと巻いた旋毛に降ってくる。>>132 軽く眉間に皺を寄せ。頭を下げたまま瞼を下すと重い空気に一拍耐え。]
(171) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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………先週と、先々週と。 ご迷惑をかけたことを、謝りたくて。
[細く吐き出すのは、何度も己に言い訳し、見ない振りをして、先送りにし続けた謝罪。その為だけに大金を積んだ訳ではないが、有耶無耶にし続けた非礼を詫びたかった。 時を経れば経るほどに話題にし難く、魚の小骨のように咽喉に引っ掛かったまま。やがて時薬が溶かして流すまで待つか、野暮を承知で頭を下げるか。己は後者を選んだ。大人の対応ではないと理解しながらも。]
―――― 発車前の電車は本当に危ないんですが、 だからと言って、あんな突き飛ばすみたいな。 先週も謝ろうと思ったんですけど、タイミングが無くて。 ……いや、それも言い訳で。
[幼子にやきもちを妬く余裕も暇もあったのだから。]
(172) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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ごめんなさい、ハワードさん。
[彼に厭わしく思われるのが恐ろしく。 避け続けた言葉を漸く吐き出した。
自己満足と思われて仕方ないが、上手く言葉を吐けない微妙な空気を払拭したい。警戒されるのも、意識されるのも確かに喜びであったが、己の慾は留まることを知らない。
祭りの浮かれた空気に似合わぬ細い呼気が自然と零れ。 ふと瞼を起こすと、彼の手元が見えた。
己が長らく憂いていた理由。 日焼けを知らぬ手背にポツリと落ちた痣。]
(173) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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…………、 …………………、
っ、やっぱり怪我になってるじゃないか!
[悲鳴に近い指摘。 思わず踏み込み、両手で彼の手首を捕まえようか。
目敏い反応は、さて。 彼の予想と当たっていたか、外れていたか。>>49*]
(174) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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―三週目―
[空は日々を増す事に星を拡げていくようだった。 星の落ちる頃、自分と彼は別れ、そしてまた瞬く頃に再会する。好きなのは青だ。夏の暑い日を思っているからこそ、足取りは夕暮れが近づくにつれて早くなった。>>153一歩が踏み込む距離のよう。
少しずつ繋がっていく、握り込む拳のように まだ何処か頑なな、>>155けど。]
(175) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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─ 病室 ─
[指が絡む>>169 感触は冷たい。なのに熱い]
へーき……かな。なんだか…… むずむずするけど
[落ち着く、という音が病室に滴って、]
(176) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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俺も ヤニクが怪我したと聞いて
もしかして君は死ぬのかもと思ったら どうして、触れないままで別れたんだろうと思った
[二度とその機会がないかもと思ったら、 苦しくて喉が詰まって、なのに頭だけは冷えたままだった]
[握り合った手の上にもう一方の掌を重ねて置いた]
(177) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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……で?何故咄嗟に俺の顔を?
変わった趣味なのか?
[彼の苦笑を覆い隠すように、小さく笑った*]
(178) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 21時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 21時半頃
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[フォーク越しの柔らかさ>>156 それを思い出しながら、歩いていれば星空が近づくぐらいの時間帯になった。随分と買いこんでしまった気もする。途中、市に顔をだせば>>71取材の事を、感謝して]
やあ、…この間はありがとう。
[という一場面もあっただろう。
その後、露店の品を見てから、家に戻ろうか。**]
(179) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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[── 受理のメールを送信してから今まで、後悔と自責と疑念のレールは始発と終点が輪となり、ぐるぐると思考が巡りっぱなし。納まるべき車庫も見つからず。
ただの気まぐれや暇つぶしで一月分の給与を溝に捨てるような男だと思いたくなかった。彼の勤勉と誠実を何度となく、肌身に感じているから尚更だ。
堂々巡りの結果、怒りにも似た感情が沸くことが自分でも不思議だ。何に、誰に腹を立てているのか。感情のコントロールはこの数十年で完璧に会得したはずなのに。]
(180) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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── 移動遊園地広場前 ──
[流星が霞むのも構いなし。 心弾ませる電子音、煌めく電飾に彩られる広場にて、ひときわ目立つひとりの姿に、思わず息を飲む。
とにかく理由が知りたい。 事情如何によって変化する様々のシミュレーションは、やはり。彼を前にすればうまく運べない。 こんな風に詰問する資格なぞ、無い癖に。]
……はい?
[様々な思惑に邪念が混じる中、顔を上げた先にある表情に、声に、憤りは困惑に変わる。
彼は何を言っているのだろう。 先週も、その前も、すべての元凶は此方で、詫びるべきなのはどちらであるかなぞ、明白であるのに。 ──それだけのためにわざわざ? こんなことを?]
(181) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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――少し前>>179――
ああ、こんにちは。いらっしゃいませ。
いえ、いいんですよ。 ちょっと新鮮で、楽しかったです。
[訪ねてきたお客様は、覚えある顔をしていた。 随分買い物をされたのか、大きな荷物を持っていて薄く口元で笑う。 開口一番礼を言われれば先日の取材の件だろうと合点がいって。]
アリーさんにも伝言お願いしたんですけど、ああいうのはいつでも歓迎ですんで。 機会があったら、またお願いします。
[そう告げて、セイルズがテーブルの上の品を物色するようならどうぞと片手広げて促す。 特に買い物をされないようでも、気には止めず*]
(182) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 22時頃
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[傍目には呆れているような仕草に見えるだろう。 実際、呆れていた。それはもう、言葉を失うほどに。
熱の籠る呼気に混ぜた独白は喧騒に溶けたか。 余りにも予想外のことに、自身の取り繕うべき部分への配慮が欠けた。
身構える間もなく攫われる右手。 何度経験しても、この俊敏さと視力の良さと直情に慣れることはない気がする。 間近に迫る碧眼から反射で視線を逸らし。 秘匿したかった理由のひとつが、思わず零れる。]
……ッ、…これは……その、 年寄は治りが遅いだけで、大した怪我じゃない
(183) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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[平気、らしい>>176] [意外というか、驚いたというか] [言葉で言いにくい感情で目を丸くした]
[むずむずすると聞けば] [ついイタズラ心がむくむくしちゃって] [絡めた指をにぎにぎと動かしたくなったけど] [流石にそれは我慢した]
[死ぬかもしれないと思ったら――] [来てくれた理由の根っこは同じ>>177]
[なんでそこまで俺のこと?] [聞こうとしたけど、更に重ねられた手に瞬いて] [きっかけを先に取られてしまった>>178]
(184) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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変わった趣味らしいっすよ。 誰かさんが言うには。
[忘れたはずのあの夜] [呆れ果てた己が吐いた言葉に] [返ってきた言葉] [一度は確かに忘れましたよ?] [けど、思い出してしまったら仕方ない]
…忘れちゃいました?
[浮かんだ苦笑はそのままで] [だがその意味は少し変わっていて]
死ぬ前に好きなものをひと目見たい って…思っちゃったんすよねー。
[だってさ] [好みの顔なんだもんしょうがないじゃん、と*]
(185) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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[いらっしゃいませ。と言われれば頭を下げ。 新鮮で楽しかったという言葉に僅か、眉を柔らかく。>>182嬉しそうにしたのは自身の企画がそういってもらえたことの嬉しさだ]
そういってもらえて良かったです。 …ああ、アリーさんに。 そういえばお友達…だったんでしたっけ。
……あこれ。
[何となく彼の口から出る名に少しだけ反応しつつ。 見つけたのは、テーブルの上にある小さなチャイムだ>>1:61。鳴らしてもいいですか。と尋ねる掌は好奇心で疼いていた*]
(186) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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[掴まれた手首が熱くて、灼け落ちてしまいそうな感覚。 小さく息を吸って、吐いて。 逸らしていた視線を正面に戻す。]
……済まない、まさか君がそんなことを 気に病んでいたとは知らず、私は……
本来なら私の方が詫びねばならなかったのに 二度ならず三度も、君に迷惑をかけてしまって
[謝罪が遅れたのは何も彼だけの落ち度じゃない。 理由は違えど意図的に接触を避けていたのだから。
目尻と口角を下げ、軽く睫毛を伏せ、 手首を捉える両手に、ややかさつく白指を重ね──。 抵抗が無ければそっと剥がしにかかり。]
(187) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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山師 グスタフは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 22時半頃
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── 幕間、時計屋での日常 ──
[待ち遠しい次の週末までの間。 勿論日常はやってくる。 そして今日の時計屋には来客が多かった。
作業机で預かった鉄道時計。 時計内部を掃除するオーバーホールは数年に一度でいいが。普段の定期点検で、時計の寿命はかなり変わる。 とはいえ強制ではない日常点検まで、律儀に数週間ごと受けにくるこのこの若い車掌は、すっかり時計屋の常連だった。 点検を終えた時計のケースをクロスで磨きながら。唐突な質問に、手を止めて顔を上げた。>>52]
…………どうって、言われてもな。
[何と答えたものだろう。 時計を手袋をした右手で持ったまま、左手で顎をさすり。]
(188) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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一歳か二歳って言えば、子どもというか、赤ん坊だよな? うーん、たまに近所のマダムに あれくらいの子がいてもおかしくないって言われるけど、 想像したことないし。
そう言う点では、君らもおかしくない年齢だけど。
[なんとなく、彼が求める答えじゃない気がしつつ。 思ったままを口にする。]
(189) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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……まあ。仮の話だけど。 今ここにその赤ん坊がいるとして。 十年後、二十年後には、きっと感慨深いだろうね。
同時に少し、戸惑うかもしれないな。 大人と子ども、どちらの扱いしていいか、とかね。
[既に大人の視線から見た子どもは、いつまで経っても子どもで。それを大人として見るには、ちょっと覚悟が必要かもしれないな。なんて、笑いながら。
トレイルの視線が、店の一角を陣取ってキャンパスを仕上げているサイラスへ向けば。>>68 自分の視線もまた、時計へ戻っていく。]
(190) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[丁寧に使われている鉄道時計。 店内で交わされる若者の会話をBGMに、ガラス面とケースの間に入り込んだ埃を取り。 蓋の汚れをクロスで拭き去りながら。
好きな人。 そう聞こえた会話に一瞬手が止まる。>>78
ぽんっと脳裏に浮かんだ姿を慌てて隅に追いやり、点検を終えて磨き上げた時計をトレイルへ差し出そうか。*]
(191) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[それから、絵が仕上がったと聞けば。 作業の手を止めて立ち上がり、キャンパスの元へ。]
お疲れさま。 これはまた……随分ファンタジックな時計屋だな。
[星の部品に照らされ、太陽の時計を修理する職人。>>68 まるで絵本の一頁みたいなそれを見て、目を細めていたら。譲るという申し出に、目を瞬かせた。>>119]
え、いいのかい。 飾ってよければ是非、飾りたいな。 すごく素敵だ、勿論代金は後で支払うよ。
[そんなつもりじゃないとしても、受け取ってもらおう。 彼の才能と腕に対する、正当な対価だと。 それにしても、立派な絵だし飾るなら額が欲しいところ。木彫り工房の主に今度頼もうかと思案しつつ。 ふと頭に浮かんだ彼は、この絵を見たらどんな顔をするだろうか。想像して、目元を緩ませた。]
(192) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[そうして、冷たいアイスティーのグラスでサイラスを労い。]
涼しくなってきたらまた、外の看板をお願いできるかい。 やっぱり日焼けしてしまうものだからね。 看板のメンテナンスも、必要だろう?
[塗り直しでも、手を加えたものでも構わないから。 また頼みたいとサイラスへ、笑って告げた。*]
(193) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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事情は理解致しました で、あれば。やはり今回のご依頼は 辞退させていただくのが筋かと
そのような理由で君に大金を使わせるなど 私にはとても、承服しかねます
[然程変わらぬ高さにある碧眼を見据える。
左手で掴んだのだから、右手だろうか。 下ろさせた腕から、何となく指を剥がせぬまま。]*
(194) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[絵を譲り受けるにせよ、なんにせよ。 絵の具が乾くまで、しばらく触ってはいけないらしい。 店の一角をキャンパスが占領して少し経った頃か。 店じまいが近い時間に、また古い友人が訪ねてきたのは。>>93]
だからドアを蹴るなって言っただろう。 なんだ、マーケットを楽しんでるみたいだな。
[珍しく手土産を持ってきたのを見て、揶揄いつつ。 アイスティーと個装のストローでもてなしながら。 シャレの効いた土産を開ければ、熱弁を聞きながらなんとも微妙な顔になった。]
……なるほど、わかった。
これは有難く受け取るけど、絨毯はやめてくれよ。 さすがに置く場所ないからな。
[この友人ならやりかねないと、先に釘をさして。 キャンパスの傍に置かれることとなった、意味深なオイルランプ。店内の一角だけ絵本を切り取ったような不思議空間ができあがりつつあった。]
(195) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[いい絵だろう、とサイラスの新作をザーゴに自慢しながら。その口から零れた、淡々とした問いには苦笑して。]
……まだ、どうもなってないな。
[ちらりと見たのは、未だ作業机の隅に積んだままの資料。 そして、その間に戻して挟んだままの原稿も。まだ、返せていない。]
でも──… 今度会ったら、話してみようかと思ってる。
[でもその程度の変化は、あったのだと。*]
(196) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[>>186嬉しそうに表情が和らぐのが見て取れて、協力出来てよかったと思う。]
はい。 まあ、職人仲間みたいなもので。
時々食事に行ったりする程度ですけど。……――、
[アリーとの友人関係について話が出れば、別段隠す必要もないので頷いた。 先日も一緒だったんですよ、と言いかけたが、よく考えればその結果セイルズとの約束の時間を変えたはずだ。 彼の目の前で言うことではないと、ぐっと止め。]
どうぞ。 硬くて密度の高い木を削っているので、割と高めの音が出ますよ。
[やや不揃いな形をした木の棒がいくつか吊られているチャイム。 揺れて打ち合えば、長さの違いで少しずつ違う音が鳴る。 うずうずとした様子にこちらもつられて楽しくなってきて、ふふ、とわらった*]
(197) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 22時半頃
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― 星空を見上げて ―
星がよく見える丘、の心当たりがここだっただけ。 他にもありそうだけどな。 ……なんとなく、いる気がした。 つまり、運命じゃないか?
[ビールの栓をぬき、蓋はそのまま袋に放る。 気障な台詞は、笑い合えば少しはいいやすい。 瓶の触れ合う音は、あの鈴の音に近かった。
麻袋をあさるのに(足元を照らすのにも)使った小さなライトは早々に消し、星明りでも笑顔と分かる距離。 マーケットで見るのとは違う表情に、目が離せなくなる。 「好きになりました」 あぁ、……一目惚れなんだ、なんて。 さすがに言える気もしなくて、妙に乾いた喉をビールで湿らせた]
(198) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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忘れたよ 俺は、猫は好きだし(見るのは) 魚も好きになったし?(味は)
……走るのは、まだ無理かもしれないけど
[それだって明日は平気かもしれない。 手を伸ばせば触れられそうなのに、触れられずにいたものに。 振り払わずにいられなかったものに今こうして手を伸ばしたように]
(199) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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[>>146ステージのそばに、と言われ、きょとんと目を丸くする。 耳端が熱を持った気がするが、大丈夫だろうか、気付かれてないだろうか。]
えっ? あっなるほど、そうですね! そしたらうちだって、人形の調子が悪い時に、すぐにお願いできたりして…… いいですねそれ!
[おもわぬ提案に舞い上がってしまった。 けど冷静に考えれば、そうだ、そのほうが便利じゃないか、当たり前だ。 勝手に喜んで、勝手に落胆。 テンション上げて、誤魔化したけど。]
(200) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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死ぬ前に── 人の好みにとやかく言える人間じゃないがそれは何か……
[咳払い]
んん。いや、死なないから、大丈夫だ
[ふ、と。片手を伸ばして、もう一度ヤニクの顔へ近づける。 乾燥した唇へ指の先を乗せた]
……無理しない方がいい 話している方が楽なら、付き合うが
(201) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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子守唄は知らないぞ
[指先が痺れるように感じた*]
(202) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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なるほど …モノを作る人というのは凄いな。
[彼が止めたものの事情は分からないのでその様子に首を傾げ。それから、食事に行く彼らの姿に思いを馳せた。
きっと自分では想像もつかない。 職人たちの会話があるのだろうと少々夢を見て>>197]
(203) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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では遠慮なく。
[軽く吊る音を鳴らせば、少しずつ違う音が響くのに目を少しばかり大きくして何度と鳴らし、音色を聞いただろう。不思議なものだと呟いて、気に入った様子を見せれば]
すみませんが、此れをひとつ。
[お代を払い、買って帰ろうか]
…いや、チャイムとしても不思議だ。 誰かを呼ぶものだと思ってたけど
流れ星が落ちるような 願いが叶いそうで、 …これは聞いているだけで楽しくなるな。
[福を招きそうな音に礼を述べ。そういえば星に願いをしましたかと世間話をしたのち夜を楽しんでと去っていこうか**]
(204) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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お?結構いけるクチか?
[飲めるやつにはビールなんて水みたいなもんだ。 笑って、そうだ、ってサンドイッチ(少し潰れて見えるが買った時からだ)を差し出して、自分も片手にとったまま、また空を見上げた]
……変わらなく、見える 俺さ、オリュースの生まれなんだ。 そんでこの丘で、ガキん時も空見てた 毎日同じでいて、けれど少しずつ変わっていて
[傾けたビール、一本目はもう最後の一口だ]
そんなんわかってて、退屈だって思ってたよ
(205) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[そんな時に、見つけた、羽根モチーフのチャーム。>>150 繊細で、温かみのある彫刻に、ゆっくりと指を這わせる。 財布の残金、まだあったよな……と、ポケットに手を伸ばそうとして]
……え?
[>>151差し上げます、と聞こえた気がした。 驚いて顔を上げ、彼を見る。 あんまり直視すると赤面しそうで、幾度も、チャームと視線往復させたけど。]
(206) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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……いや、なんだ。 酒に酔ったおっさんの独り言だと思ってくれ。
変わらなく見えるのに、不思議なもので やけに、綺麗にも見える ……なんで、だろなぁ
[酔っているつもりはないが、やはり言い訳だ。 本当は話すのではなくて、話を聞きたいと思っていたのに。 サンドイッチを大口開けて頬張る。
風のそよぎ、虫の声、遠い潮騒。 僅かな沈黙に、思う。 まるで、海にいるみたいだって*]
(207) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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いえ店番って言っても、ほんとうに見てるだけで、何もしてなかったですし! それに、ただでさえ修理代あんなにおまけしてもらったのに!
[>>152あまりにも申し訳なさすぎると、首を振る。 だから改めて、財布を出そうとしたのだけれど]
……え、お願い、デスカ?
はい、なんで、しょう。
[また店番だろうか。 それとも、何かの配達か。 だったらこちらこそ、サービスしたいところなのに。
そう思いながらも、了承示すよう、小さく頷いた。*]
(208) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[衝動的に彼の手を取ってしまったが、自覚は遅れて肌に染みた。女らしい柔らかさも、男らしい武骨さもないのに、それでも低い体温に触覚が喜び、ふに、と掌を指腹で圧してしまう。 違和感を覚えるには些細に過ぎる接触。 ―――― 渇いた肌理も、さらりとして心地が良い。]
……放っておいたら痕になりますよ。 今でも少し沈着していますし。
[恍惚に撓みかけた双眸を二度の瞬きで洗う。 邪心を断って頭を左右に降り、夜気ごと払い。
謝罪だけが目的ではないが、一番に優先すべきは汚名返上、名誉挽回。今日も今日とて彼に見惚れて失態を繰り返しては学習能力がない。>>183]
(209) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[下心を頭の隅に追いやり理性を叩き起こす。 そうすると次に浮いたのは、二週間放置してしまった己への後悔だが、過ぎたことへの憂いも一旦、退けておく。 自省で頭を抱えるのは今でなくても良い。]
本当は仕事中に会えればと思ったんですが、 どうにもツキに見放されていたようで。
ハワードさんは、流れ星、見つかりましたか?
[元々主を優先して動く彼の生業。 路面電車は己のテリトリーだが追うには限度がある。 ――― そもそも乗車していない、となれば尚更。>>187]
(210) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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―自宅―
[さて、食材は買った。 魚系にするか、野菜系にするか悩んだが先週は魚が中心だったことを考えるとキノコを中心にしようと考えた。ベースはホワイトシチューだ。にんにくにキノコ類。後は夏の野菜、茄子やミニトマトなどにくわえ、鶏肉を用意した。其処にチーズをたっぷりと。
彼が>>80頼んでいたものや好むものを 選び作るのは楽しかった]
(211) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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………、
[彼の手背をじっと見つめる碧の双眸。 仕事中は微笑みをダースで撒くが、今は痛々しい青痣に、傷ついて揺れている。逡巡の間に鼓膜へ滑り込む声にも返事を返せず。>>194]
………そうだ、
[不意に頭上で閃く豆電球。 包んだ掌を解放し、代わりに翻して取るのは己を留めた彼の左手。引率者を気取るように手を引き、颯爽と歩き出そうか。 流石に彼を引きずる真似はしないが、若人の力は強い。]
待って、待ってください。ハワードさん。 今、用事が出来たので、もう少し付き合って下さい。
一緒についてきてくれるだけで良いので。
[場当たり的な言葉は目的地を定めた声色。 彼との時間は一秒でも長く延長したいが、食い下がる声に疚しさはない。]
(212) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[手を繋いで、マーケットを行く。 一晩中、光に溢れた移動遊園地の脇を抜け。 左右から飛んでくる威勢のいい露店の売り込みを躱し。
彼に先んじる横顔も、多色のランプに照らされ七色。 生温い風を切って、繋いだ手にも熱が籠り。
ふと、何かに気付いたように顎を持ち上げ、視線だけで彼を振り返った。何を語るでもなく、少し、照れ臭そうに笑って。*]
(213) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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……後は。
[パンはフランスパンを。 後は野菜のサラダ。生ハムとスライスした玉ねぎをレタスの上に乗せてドレッシングをあえれば出来上がりだ。後もう一品ぐらいとも思ったが、先にデザートも用意しておこう。
シチューは暖かいから、冷たいものを。 はちみつをかけたレモンのシャーベットはどうだろう]
………気合を入れすぎだな。
[思わず口許に手を寄せ。 笑うのを抑えるような仕草をする。誰も、其れこそ古時計しか見ていないが、落ち付かない自分を指すようで、そわそわとしてしまう自分がいた。彼はこの一週間どう過ごしただろうか
>>195友人と会ったり>>188お客の依頼を受けたり はたまた別の>>193事をしていたか。]
(214) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[忘れたよ>>199って言われて] [ガーゼに隠れてない片方の眉が上がる] [へーえ、ほんとかな、って]
[ていうか、猫苦手だったの?] [魚も?] [……じゃあなんであの時、猫を]
[ああ]
[――俺が、探してるって言ったからか]
[シェーンベリの顔を見上げながら] [そんな事を考えた]
(215) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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いまわのきわ。 ってやつっすよ。
[咳払い>>201に、身も蓋もない事を言って] [悪びれずににやり] [そうそう、死なないらしいから大丈夫…]
ん………?
[唇に、ちょんと乗った指] [なにか言うと食べてしまいそうだから]
………………ん。
[ちょっと眠い、とゆっくりまばたきをひとつ]
(216) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[でも] [子守唄は知らない>>202] [なんて言うから]
じゃ、よく眠れるようにさ ……俺の好きな顔、よく見せてよ。
[動く片手をあげ] [シェーンベリの顔へと伸ばした*]
(217) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[出来ればちゃんと今度はお店に尋ねたい。 雑誌の仕事依頼ではなく。もっと別の。何となく祖父の巻時計を手にして、はっと気づく。いや忘れた訳ではなかったが言い出せなかった事だが。―――名前だけの原稿のこと。 持ってきてもらうように云った方がよかったか。
棚の上に飾ったチャイムを見て。 首を振った。聞きたい事、いや話をしたい事が山ほどあった。昔の友に語るように。そしてそれ以上の量を持っている。
彼もそうであれば、いや叶うまいと思っても あの星空に願ったように。
少しでも、遠い遠い星々が流れ近づくように*]
(218) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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……凄いんでしょうか。 僕らは料理や食事をするよりつい、作業に夢中になりがちなので。 それで何となく食事をしている感じですから、褒められるようなことじゃあないんですよ。
[あはは、と情けなく笑った。 アリーの生活の評価も下げてしまった気がするが、知られはしないだろうと勝手に思い込む。]
お気に召していただけて嬉しいです。
ドアのそばや廊下の入り口なんかに下げておくと、出入りの合図になりますよ。 もしくは、窓際に。風が吹けば、そのたびに少し鳴ります。
[>>204聞いているだけで楽しい、なんてチャイムにとって最高の褒め言葉だ。 軽やかな音色を気に入ってくれたらしい記者さんが財布の紐を緩ませるのに、ありがとうございますと頭を下げた。 里子に出ていくチャイムは、いったいどこでその音を響かせるのだろう*]
(219) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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――それから――
いいんですよ。 僕がそうしたくてお譲りするんですから。
[>>208ああ、ほら。 やっぱり、お礼という名目だと気が引けてしまうのだろう。拒否が先に出てくるのに、眉を下げて苦笑する。 だから店番のお礼というだけで彼の時間を買うことは出来ないだろうと思っていたのだけれど、偶然にも羽根のチャームが、それを繋いでくれた。]
(220) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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……今日は、7時から向こう休憩時間はありますか。 お見せしたいものがあるんですけど。
[流石に7時から夜通し休みなく、とはならないと信じて、問いかける。 無いというのなら、今から7時までの間にこちらが時間を作る他ないが、他ならぬ彼のためならそれはそれで苦ではない。
そんなことより、言ってしまった、という気持ちが強くて心臓が早鐘のようだ。 痛いくらいに血を送るポンプに、少し黙っててくれ、なんて心の奥で思う。]
(221) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[手を添えたままの小箱の中には、キャンドルホルダーがひとつ入っている。 喉が鳴るくらいに、生唾を飲んだ*]
(222) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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− 星空を見上げて −
[説明になっているような、なっていないような。 でも『運命』だと言われたら>>198、 それを否定する言葉も否定する理由も。 何より否定する気持ちなんて起きるはずがない。
彼もここで再会するのは『運命』だと言ってくれたから]
(223) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[そうだ、寝ろ寝ろ。 何故こんな怪我をする羽目になったのか詰めるのは日が昇ってからだ]
……は…?
[休めと告げたつもりが]
(224) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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……僕は流れ星って、空と海と大地を繋ぐ 1本の糸見たいだって思うんですよね。
境目が分かれない様に、ずっと隣同士で。 時々溶け合っているかと思う位。
[瓶が重なる音は爽やかで心地良い。 まだ酒を入れていないのに、酔った様に 普段から思い浮かぶそれを語る。 だがただ何となく語りたいだけじゃない。
帰結するのは結局あなただ]
(225) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[顔へ伸びて来る片手に、睫毛が震う]
どうしてもと言うなら、いいが たかいぞ…?
[変わった趣味め] [緩慢に上体を傾け、顔を近づけ。 彼の片手が肌に触れれば微かに息を漏らした。 耳の先が紅くなるような感覚]
……耳のそれ。痛くないのか
[視線を逃亡させて。怪我と全く関係のない耳介のヘリックスを見つめた*]
(226) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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だから流れ星がグスタフさんを、 この丘に縫い付けてくれたのかなとか 思っちゃいました。
グスタフさんが陸を忘れないように 海と陸を縫い付けてくれる運命の糸が 空の星の糸だと、いいな、って。
(227) 2019/08/02(Fri) 23時半頃
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[結局酔った様なふわりとした発言をした後で、 変な話をした、と気付いて居たたまれなさ毎 ビールを喉へと流し込む。
いける口か、と尋ねられれば。 多分、あなたよりは弱いと思うけどと 行儀悪く瓶に着けたままの口角を上げる。
灯りは消え、星だけが頼りになっても 目を放す事の無い彼の動きも瞬きも見えて。
差し出されたサンドウィッチ>>205に ありがたく手を伸ばした]
(228) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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いただきます。 ツマミ買うの忘れてましたね。 今度は僕が買ってきます。
グスタフさん、何が好きですか?
[そう言えばお腹が空いていた、と 数口でサンドウィッチをハムスターの如く 頬袋に収めながら今度は僕が、と『また』を 予感させる問を投げ]
ここが、グスタフさんの故郷なんですか!
[少しずつ垣間見えるグスタフさんと言う 人物の輪郭を、聞き漏らすまいと耳に集中しても 意外な事実に目を丸くしてしまう>>205
もしかしたら、僕と彼は何処かで、本当に小さい頃に 通りすがっているかもしれない。 そんな驚きと共に、彼が語る彼を見つめていた]
(229) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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僕も。
オリュースが好きで、変わらなそうで、でも ほんのちょっとでも変わっている所が 見つかった嬉しくて、描き残したくて。
[頷いては語りながら、問いかけなのか 文字通り独り言なのか判らない何故>>207に 自然に目は細まり唇が開く]
(230) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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それがグスタフさんの 今の気持ちだからだと思いますよ。
僕が写真じゃなくて、絵を描きたいのは、 僕が感じた色で、僕が感じた構図で。
僕の感情をそのまま表した絵を描きたかったからです。
だから、綺麗だと感動した時に描いた絵は 自信を持って綺麗な風景だと言い切れます。
(231) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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きっとグスタフさんが変わらないって思っても、 綺麗だって思ったのは。
今のグスタフさんの心が素直に綺麗だって 思えるんじゃないんでしょうか?
[上手い説明が出来なくて 最後はうーんと首を傾げてしまった。 久しぶりの故郷で望郷から綺麗に見えているのかな、 なんて色々試行錯誤している間は とても静かな空間で、 一瞬全ての境が消えてしまったかと錯覚した]
(232) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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あ、流れ星!!
グスタフさん、今見ました? 見えました?
[首を傾げている間に流れる星を見つけて 子供の様に興奮して話しかける] また星が流れますよ、きっと。 一番大きな星が流れたら。
あの絵に、運命を描き込んでください。
[すでに酔っ払いと思われているだろうか。 それならそれで、困った酔っ払いだと思って欲しいと 運命を、強請った*]
(233) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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えぇ、でも……
[>>220小さなチャーム。 けれどこれを作る手間は、きっと相当なもの。 だから、ただで受け取るのにはどうしても躊躇いが出てしまったけれど、お礼であり、何かお願い事があるのだとまで言われたら、逆に遠慮するほうが申し訳ない。
なんでしょう……と、呼吸を整えながら、彼を見る。]
(234) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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[肌の張り、肌理の細かさ、瑞々しさを湛えた彼の手は、大きさや無骨さからはっきりと成人男性のそれであるのに、伝わる熱がまるで子供のようで、自然と頬が緩んだ。 羨ましくもあり、微笑ましくもあり──労わるようにそっと触れる指腹に、仄かに息が詰まる。]
このくらい大したことありませんぞ ほら、痛くもないし……
ですから、これ以上気に病まないでくださいませ
[いっそ、消えなくたって構わない。 なんて本音の愚かしさに蓋をして、二週に渡るすれ違いを指摘されると同時に逸れる視線は、罪悪感の現れ。]
あー……ええ、 私の方も何かと忙しくしてまして [身体ではなく、頭が。とは言外。 何れにしても仕事中に会えたとて、このようなやりとりを交わす暇はなかっただろう。彼は人気の車掌で、この時期電車は昼夜問わず混み合っている。]
(235) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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[謝罪など受ける立場になかったが、彼の方はつかえていたものが取れたのか。いつぞや、車両基地からの帰路を思い出す会話に、下がっていた口角を僅か上向け。] いえ、星は、まだ あの後、坊ちゃんに随分とせがまれましたが
[”合図” と添えれば、何のことか思い出して貰えるだろうか。>>33 前後の会話の繋がりを掴めず、暫しの沈黙の間、翳りをみせる碧眼と、触れ合ったままの腕を交互に見遣る。体温が離れた瞬間、安堵と惜しむ想いがないまぜとなったが、表情には出なかった。
想いがけず、再び掴まれる腕は、これまでの中では比較的軽い力で、けれど否応なしにウイングチップの爪先が石畳を踏む。]
(236) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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……はい? いえ、あの、待っても何も 進んでいるのはトレイル君の方で、
[別に契約不履行となろうが、即帰宅するつもりもなかったが──それは当人には知る由もないことか。
クローゼットを前に思案した時間。 彼の隣を歩くのに、少しでも違和感を減らそうと試行錯誤した身だしなみも。]
(237) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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……7時から……はい。 えぇと、星見公演が7時からで……でもだいたい、2時間弱くらいで終わるので。 そのあと片付けがあって……10時……
……いえ9時半には、空くと思います!
[>>221急げばきっと、大丈夫。 自分で自分を急かすように、伝える。 ひどく心音がうるさくて、息が苦しかったけど。 たぶん、ちゃんと言えたはずだ。*]
(238) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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