254 【突発R18】クイン・エルヴィニアの宮殿
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墓
少
霊
全
ニトカに5人が投票した。
レンに1人が投票した。
ニトカは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
それぞれの長い夜は明ける。
数日後には星が巡り、戻りたいと思う者は元の世界に戻る機会を得るだろう。あるいは、家族に手渡し、言伝てるものがあればそれも良し。
グロリアはその申し出を受け入れるだろう。
そして、もし…エルヴィニアで暮らし続けることを望むなら。
グロリアはあなた達の、その申し出を快く承諾したことだろう。
それはまた、少し後の話。
(#0) 2018/12/04(Tue) 01時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
wasokare 2018/12/04(Tue) 01時半頃
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─翌朝、と言う名の。─
[結局のところ、自分が彼を拒む訳がないのだから。
夜が明けるまで>>2:-174行為は続いただろうし、慣れぬそれに多幸感を味わいながらも翻弄されて、くたりと気を失うように眠りについた。 それから少しして目が覚めた時は日も高くなってきた頃。 昨夜のあれそれを思い出しては赤面し、頬が緩んで、温もりを確かめて。
どんな甘やかなやり取りがあった事だろう。 目覚めの挨拶や身を清めたりなどで、結局部屋を出たのは昼を過ぎた頃かもしれない。
このまま二人きり、共に過ごす事も考えてしまったけれど、自分はほんの少しの時間だけ、他の皆を探すことにして居た。]
(0) meringue 2018/12/04(Tue) 08時頃
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……元の世界の人と、昨日お話しして居て。 その人がどうしたのか、気になったんです。 元の世界に帰らなきゃって私に言ってくれましたし、もう一度会おうともお約束しました。
それに、……昨日は話せなかったけれど。 ずっと、カードのやり取りをして居た友達がいたかも知れなくて。 ……本当にその子なのか、わからないですけれど。
[その子達と会えたなら、と。 城の中を散策して、様子を伺うのだ。
……昨日のドレス姿で。 けほ、こほ、と時折咳込むのは、昨日囀り過ぎたからに他ならない。]**
(1) meringue 2018/12/04(Tue) 08時頃
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ー 翌朝か、はたまた /歓待室 ー
[長く感じた夜が終わり、起きたのはいつだったか。 残る意思を女王に伝えなければいけないとも思ったし、シュロのものになった自分で世界を見てみたいという好奇心もあって、身を清めてから再び歓待室へ向かう。 シュロはついてきただろうか。眠るというのならそのまま寝かせておくだろうし、ついてきてくれるのならば、一緒に歓待室へ出るだろう。 首には昨日と同じチョーカーを。ドレスは昨日散々着たままシてしまったのでシュロの趣味で選んでもらえたらそれに着替えるだろう]
まずは…そうね ニトカかどうか確認しなくっちゃ。 本当にニトカなら、どうするか聞いて、あとは、そう。 今年もクリスマスカードが送れるのは嬉しいし、旅に出るなら旅先のことも話したいから、どこに身を寄せるのか聞いておかないと。
それと、他の人とも話をしたいし 女王に家の補填に関してきちんと話し合える機会を設けてmlらうなら、そのことについても話さなきゃ
[忙しいけれど、意識を辺りに向けられる余裕はある。 これが気を張っていない状態なのだろうかと、シュロに確認したいことの一つとしてきちんと脳内にメモをしておいた]*
(2) 和泉 2018/12/04(Tue) 14時頃
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─歓待室─
[喉の調子が悪い理由を考えれば、けほこほ、咳き込みながらもほんのり頬が羞らいに染まるのは致し方ないと言うもの。 起きたばかりに至っては、立ち上がろうとして力が入らず、へたりと座り込んでしまったりもしたのだから。
それでもそう、女王には家族への言伝を頼むつもりでもあった。>>#0 また、クリスマスカードについても。 もし、彼女が見間違いなのなら、毎年彼方に送るつもりだし、受け取りたいと願っていたから。
けれど、昨日の彼女が見間違いではなかったら?]
(3) meringue 2018/12/04(Tue) 18時頃
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……………あ。
[そんな思いを抱えながら訪れた歓待室。 昨日とはどうやらドレスが違うらしいが、昨日見かけたあの子の姿によく似ている。>>2 だから、小さく声を漏らしたあと。]
………、メアリー?
[微かに掠れた声で呼びかけた。 振り返ってくれたなら、駆け足気味に彼女に近づこうと。]**
(4) meringue 2018/12/04(Tue) 18時頃
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─翌朝─
[普段目覚めることのない昼間の時間帯に起きたのは、 傍の彼女が起きたからだろう。 昨日といい、 しばらくは宮殿の生活リズムに合わせなければいけない。
しかし、 ひどく体がダルい。
この時間帯に起きてヴァンピールが元気発剌なわけもなく 髪を乱暴に掻き上げると懐の錠剤を口に放り込んだ。]
(5) maguro 2018/12/04(Tue) 20時半頃
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[呼びかけが聴こえて、少女はふぅわりと優雅に振り返り、微笑む]
ごきげんよう 誰かを探していた?
[澄ました顔で挨拶をして、けれどその顔はすぐに無邪気な笑顔に変わり、駆け出す。 足取りは軽やかに。喜びと幸せん伴って]
なんてね! 久しぶり、ニトカ!相変わらず可愛らしいわ! 不安がらないで良いわ!私、あなたのメアリーよ!
[抱きつこうとしてみるが、叶っただろうか。歓待室の灯りにきらりと、青い花のチョーカーが光る]*
(6) 和泉 2018/12/04(Tue) 20時半頃
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…赤、だな。 それと首元が開いたやつ。 チョーカーがあっても吸いやすい。 ドレスは裾が広がったやつだ。 分厚いパニエを入れておけ。足元は見せるなよ。 どんな拍子に下等生物共が来るかわからん。
[衣装室に汚したドレスを返すついでに、 新しいドレスを貰いに。 汚したドレスをみて給仕たちは渋い顔をしたが とくにこちらからは何も言わず知らん顔。 その為に来たんだから、そんな顔をされても困る。 着るドレスへは細かく注文をしたが、 最後どれを選ぶかは彼女に任せる。
女性のドレスにそこまで興味がないのだ。 どうせ彼女が着れば何でも可愛らしい。]
(7) maguro 2018/12/04(Tue) 20時半頃
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[彼女が歓待室で何かをするならば、 男はそこらへんにあるテーブル席に腰掛けて、
ぼうっとその様子を眺めておく。 昨日久しぶりに体力を使ってしまったし、 昼間の活動はやはり苦手で体がずしりと重い]*
(8) maguro 2018/12/04(Tue) 20時半頃
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[ニトカと呼ぶのは一人しかいない。 其れでも流暢な日本語に一瞬別人かと。 一つ年上のはずの彼女は、背高とは言えない自分の背丈よりなお小さかったのだから。
けれど、ほら。 無邪気に笑う可愛らしい顔。 あの時一緒に図鑑を広げていた時と同じ顔。]
やっぱりメアリーだったのね? 久し振り、元気だった? 可愛らしいのはメアリーの方よ?
[抱きとめて、よたた、とたたらを踏むのはその勢いと、自分の足腰の事情から。 それでも転ばずに済んで、トントンと彼女の背を軽くなで叩く。]
(9) meringue 2018/12/04(Tue) 21時半頃
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……日本語、上手になったのね。 其れとも、この世界が不思議と言葉を通じさせてくれているのかしら?
メアリーは、……彼方の世界に戻ってしまうの?
[再開に顔がほころぶけれど。 首を傾げて、それを確かめた。 昨晩、彼女がどんな相手とどう過ごしたのかなんて、今の自分はまだ知らないのだから。]*
(10) meringue 2018/12/04(Tue) 21時半頃
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あっ、と。 ごめんなさい、ニトカなら素敵な殿方に会えるから、あまり乱暴に扱っちゃだめだったわ。 でも、会えて嬉しい。
[よろけた彼女を支えながら、にこにこと笑う。会えた嬉しさと、この世界で再会できた奇跡のような偶然への、歓喜の笑み]
言葉は、んん、多分この場所のせいかも。 わたし、まだまだ日本語勉強中だったから。 でも話せるのは嬉しいわ。あの日は全然話せなくて、それでも楽しかったけれど、またねって言えなかったことが寂しかったもの
[話せる嬉しさについ言葉を連ねすぎていると気付いて一旦言葉を止めると、どうするのかと問い。 首をかしげる彼女の髪を腕を伸ばして撫で、微笑む]
わたし、此処に残るわ。 家族は悲しむかもしれないけど、でも、あの人達は優しいから。 補填してもらう時に、悪いものを除ける加護を願うつもり。*
(11) 和泉 2018/12/04(Tue) 22時頃
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─翌朝─
朝は苦手?吸血鬼のおじさん。
[どっかり、とテーブル席>>8に座れば、己はそのまま机に突っ伏した。 何やら普段使わない筋肉が痛かったのだ。]
俺、残る事にしたんで、よろしくっす。
[ふりふり、と手を振りながら何となしに呟いた。 疲れたら、来いと言ってくれた彼と世間話でもしに。]*
(12) wasokare 2018/12/04(Tue) 22時半頃
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ー翌朝ー
ううん……
[ぐったりとした体を抱えて起き上がる頃には、随分と日は上っていただろうか。レンは先に起きていたかもしれない。]
腰が痛い… 少し激しくしすぎたのかしら。
[最初というわりには、随分と体を酷使した気もするから、多分そのせいなのだろう。湯浴みだけはしてから眠りについたから、匂いは残っていなかったけれど]
…お腹が空きましたわね。
[朝食にはもう遅い時間かもしれないが、それでも何かは用意されているだろう。夜会服から、あまり飾らないペチコートの上にスカートを履いて普段着に着替え(とはいえこれもそれなりに豪奢ではあるのだけれど)広間の方に降りていった*]
(13) yusuron 2018/12/04(Tue) 23時頃
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―翌朝― [昨晩は、愛しい少女をただただ夢中で求め続けて。 気がつけば夜明けを通り越した 眩い光が明かり取りの天窓から差し込んでいた。
どれほどの時間、彼女と交わっていたのか、 何度彼女の奥(なか)に精を迸らせたのか、 もはや定かではないけれど]
……おはよう、カナエ。
[傍らに抱いた愛しい人にそっと唇を寄せる。 ただ、肌を触れ合わせるだけでこんなにも幸福感が込み上げてくるなんて知らなかった。 ここに来るまで、彼女に出会うまでは。
目覚めた彼女の赤くなった顔も、緩んだ頬も>>0 その全てが自分のものだと思うと、 なんだか胸のあたりがぽかぽかと温かくて、 いつまでも眺めていられるけれど。 どうやら、彼女には何か気がかりなことがあるらしい>>1]
(14) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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友達、か……。
[彼女と同じく、異世界からやってきた人間のこと>>1 その人のことが気にかかるらしい。 それと、もしかしたらもう一人、友人がいるかもしれないことも]
いいよ、いってらっしゃい。
[ふと、思い出したのは。 昨日話をした小柄な、だけど気高く賢くて 愛らしかった、星の瞳の少女のこと。
あれから、彼女はどうしただろう? メアリーは……あの少女は、恋を見つけることが できただろうか? 幸せを、見つけることができただろうか?]
(15) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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僕も、少し宮廷内を歩いてくるよ。 何かあったときは部屋に戻っておいで。
[いってらっしゃいと、両頬に口づけを落として 彼女を見送ってから自身も廊下へ出て歩き始めた]*
(16) kiska 2018/12/04(Tue) 23時頃
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──レン、だったな。 そちらの世界の文献になかったか「日の光が苦手」だと。 日光の暖かさが、すでにダメだ。 あと一応言っておくが、 ヴァンピールの中では若いんだぞ。 280歳は。
[昨日あった少年もどうやら疲れているらしい。 突っ伏した彼に視線を寄越しながら、 こちらも相変わらずダレている。 なぜか彼とは不思議と何も考えずに ただ世間話をする仲間になりつつあった。]
あのハイエルフと上手くいったか? 童貞卒業おめでとう?
[からかいがてら、襲うフリでもしようと 確かに考えてたのは昨日だが、 日中になればなんとか日常を過ごせる程度。 ふざける余裕はなかった。]*
(17) maguro 2018/12/04(Tue) 23時頃
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うん、ミムラ レン。 こっちの世界だと、日の光を浴びると、だいたい死にかけるよ。 苦手なのに、起きているんだね。 ……数字の桁が違うんだよな、やっぱり…… 吸血鬼の……旦那って呼べば良いっすかね。
[何でもないように3桁歳を自称しないで欲しかった。 ……でも、やっぱり、おじさんと呼ばれるのは嫌なんだろうか。長命の人でも。]
ぐっ……。 誰も童貞だなんて言ってねーっすよ……。
[机に突っ伏したまま、くぐもった声を上げる。 もちろん童貞だった。なぜバレた。]
上手くいったっすよ。 っていうか、俺が骨抜きっす。
[降参、とばかりに両手を上げる。一夜過ごしてこれなのだから、少し呆れられただろうか。]*
(18) wasokare 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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私もよ、メアリー。 ……メアリーは、大丈夫だった?
[自分よりも彼女の方が魅力的な女の子。 可愛らしい顔立ちで利発な印象は昔と変わらない。 だからきっと、素敵な人と巡り会えているはず。
とは言え、見知らぬ土地でのことだからそう尋ねてしまったのだけれども。]
そう、メアリーもなのね。 私も残るわ。 ……だってね。私、あの人と一緒にいたいの。 そう思える人に、出会えたの。
[彼女の小さな背に腕を回したまま、髪を撫でるままにさせて。 恥ずかしそうに、けれど嬉しそうにはにかんだ。]
(19) meringue 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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家族に加護を……、それは良い考えね! 私も何か考えた方が良いかしら…。
[家族とは良好では無かったと思うから。 むしろ居なくなっても大して変わりはしないのでは無いかと、少しだけ困ったように眉を下げていたのだった。]**
(20) meringue 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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ー朝の一幕ー
[目覚めの挨拶にキスを一つ。 それだけでも幸福が胸に満ちるよう。 唇を寄せて微笑んで、何かあれば部屋に戻ると約束して>>16部屋から出る事になるのだけれど。
頬に受けたキスに思案顔。 クイ、と彼の指先を絡めて引いて。]
……あの、………。 こ、こっちが良い、です。
[そっと自分の唇に指先を触れさせて。 背伸びして、彼と唇を重ねることはできただろうか? その後にギュ、と彼にしがみついて彼を十分に感じてから部屋を後にしたのだ。
自分は彼の物なのだと、改めて確認するかのように。]**
(21) meringue 2018/12/05(Wed) 00時頃
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私は、んん、変態さん、かな
[大丈夫かと聞かれて答える顔は悪戯っぽく。それでもどこか幸せそうな様子は見て取れるだろうか。 罵るような言葉すらも愛おしげに、目を細めながらの応えを]
ふふ。 ニトカがそう思えるひとに出会えたのなら、それは正解なのだわ。 それに、同じ世界にいれば簡単に手紙を送れるもの。クリスマスカードだけじゃない、見て聞いて、体験したことがどれだけ素晴らしかったかとか、日々大変なことを手紙に乗せて送れば、次会った時に慰めあえるし、色々な話のネタにできるわ
[良かったと微笑み、彼女の髪を撫でてもう片方の腕で抱きしめて。 あなたがそんな顔をできるような人に会えたことが良かったと、祝福を告げる]
加護の内容は、それぞれで考えればいいことだわ。 悪いものを逸らす以外にも、好きなように女王に祈ればいい 自分で考えて、そうして願ったことなら、私はあなたを肯定するわ*
(22) 和泉 2018/12/05(Wed) 00時頃
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―回想・夜に生きる者の話―
[あのエルフの屋敷から戻って暫く経った頃。
あの日、エルフの屋敷で大人たちを見失って迷子になったときは、それはもう不安で心細かったものだけど。 喉元過ぎればまた、どうにか大人たちの目を掻い潜って、領地を囲む森の外へ出ることはできないものかと画策していた。
僕らの住まうノクスフィグラの領地は深い森に覆われていて、土地勘のない者を迷わせる。 知らずやってきた旅人や、ノクスフィグラの許可を得ていない者たちは数日間森を彷徨った後、再び森の外へと放り出される。
この森は、余所者を寄せ付けない。 そして、森の中は決して強くはないとはいえノクスフィグラに従属しない魔物もいるのだから近づいてはいけないと、父や母からは 口酸っぱくそんなことを言われていた]
(23) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[そうして祝福の後、加護を考える様子の友人にはどこか突き放すように言葉を告げる。 自分で考えることだと、人の真似をしてはいけないと。 それは、自分が考えている加護がいいものも悪いものも含めたものだとわかっているから。
けれどきちんと考えて、それを口に出すことができたのならば、それは肯定する伝える言葉は、どこか姉から妹へ贈る言葉のようにも響くかもしれない]*
(24) 和泉 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[しかし、僕は相変わらず、そんなことを聞くような聞き分けの良い子ではなかった。
既に前回のエルフの屋敷の件で前科持ちになってしまった僕は、周囲からだいぶ警戒されてしまったけれどそれでもどうにか目を盗んでこっそり森の中へ探検に出てしまった。
そして数時間後。 森について何の準備もなく飛び込んだ僕は例によって森の中で迷子になっていた。
正直に言えば、油断していた。 純正のエルフに限らず、僕らにとって森というものは親しみ深いもの。 物心つく前から、僕も屋敷の近くの森を遊び場としていたから、森に対して危機感も恐怖感も持つことはなかった。
それが災いしたのだろう、 領地の外をぐるりと囲む森はあっさりと僕を迎え入れ――そして迷わせた]
(25) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[気がつけば、あたりはすっかり暗くなっていて。
すっかり歩き疲れた僕は、近くの木の根元に腰を下ろして蹲っていた。 このまま、もう戻れないかもしれないと、そんな後悔が浮かんできた頃だったか。
ぱき、と乾いた木の根を踏む音が聞こえた。 その音に顔を上げれば――その先に見知らぬ大きな男が立っているのが、見えた。 木々の隙間から見える、大きな人影と背に流れる黒い髪。
知らない大人と出会った恐怖心よりも、人に会えたという安堵感のほうが勝ってしまって。 気がつけばその男に縋りついていた。 今思えば、男も自分にしがみついてきた子供にはさぞ困惑したことだろう]
(26) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[どうにか男に事情を説明して、そうして、彼に連れられて森を抜けた先の屋敷まで連れて行ってもらった。
あの頃はわからなかったけれど、今思えば迷子だった僕を連れていたことで、「ノクスフィグラの許可を一時的に得た」状態だったのだと思う。
僕を連れた男を見た父は男に数日間滞在する許可を出して、息子の恩人として、また客人として丁寧に迎え入れた。 その間、僕は彼にずっと懐いて離れなかったと召使たちは口を揃えて言う。 僕も彼が外で見てきた景色について、かなり質問攻めにした覚えがあるからそれはきっと事実だ。
――…「シュロ」という彼の名前は忘れていないし、また、いつかどこかで会えたら嬉しいと、そう心から思う]**
(27) kiska 2018/12/05(Wed) 00時頃
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普段は起きないがね。一応皆と動きを揃え…は建前だ。 今日は隣で寝た人間が起きたからだよ。
[実質、呼び方はなんでもいい。 年齢の感覚も違うし、相手が学生であれば 明らかに目上の男は皆おじさんだろう。]
女慣れしてるようには見えなかったんだが、 間違っていたならすまなかった。
[はは、と軽く笑う。 呆れているというよりは、面白がった口調。 純粋に話をするのが楽しいのだ。 あまり同族とも他種族とも上手く折り合いがついてないので もとより話し相手が少ないともいう。]
巨乳の美女は刺激が強かったか。一夜で惚れるとはな。 まぁ残るなら良かったよ。 では宮殿から出たあとも私とはもちろん、 連絡取り合ってくれるだろう?**
(28) maguro 2018/12/05(Wed) 02時頃
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へ、変態さん……?
[つまりは→ろりこん、、、? と、思わず目を見張ってしまったけれど。 彼女の楽しげな様子からきっと大丈夫なのだろう。>>22 まさか、後ろの開発に至っているとは思いもしないのである。]
そうね、うん、そうね? 今までよりももっと手紙でやり取りしたいな。 若しかしたらこれからは定期的に会えるかもしれない!
…ふふ、そうね。
[加護の内容は、元より彼女のものと自分の物とは合うかどうかわからないから、そのまま真似するつもりは無かった。 だから姉からのエールは>>22>>24笑顔で受け止めることができる。]
(29) meringue 2018/12/05(Wed) 07時頃
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私もゆっくり考えてみる。
[彼方とこちらの時間の流れがどんなものかも分からないけれど。
……ふと、そういえばと彼女を見つめ直す。]
私ね。 ノクスフィグラ、という一族のトレイルさんと…これから、一緒だから。 お手紙のやり取り、出来るかどうかも、ちゃんと確認してみるね。
[きっと許してくれるだろうけど、と。 ふんわり笑えるのが、幸せの証。]**
(30) meringue 2018/12/05(Wed) 07時頃
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ふふ。それじゃあまずは、クリスマスのお祝いを一番最初にやりたいわ。 この舞踏会で出会ったお互いの旦那様や、地球から呼ばれた人たちも呼んで そうするだけで、ここにいることを決めた覚悟が報われるくらいよ
[出会えることを喜んでくれる彼女に、今年はカードだけじゃなく一緒に過ごせたらいいと願う。 きっと素敵だと笑う姿は年相応に幼く無邪気に]
いい子。 ちゃんと考えることを続けられるのはいいことだわ。 考えを止めてしまうと、悪い方に行ってしまってもわからないもの
[突き放した言葉もきちんと受け止めた姿を見れば、柔らかに髪を撫でて。 後半はしみじみと実感こもった声で語る
そうして、ふんわりとした幸せの笑みとともに告げられた名前に、優しく柔らかく微笑み]
トレイル…素敵な魔法使いの人ね。 昨日はとてもお世話になったから、ありがとうって伝えておいて。 彼なら安心だわ。大事な友達をひどい目に合わせないって信じられる。 良い人を選んだのね、ニトカ。*
(31) 和泉 2018/12/05(Wed) 10時半頃
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……そう。 吸血鬼さん、あんまりこのパーティに興味ないと思ってたよ。 結構、相手を大事に想う人なんだね。
[隣で寝ていた人間、というのはそういう事だろう。 ニトちゃんだったかもしれないし、見ていた少女かもしれないし、違う人かも知らないけど。 苦手な朝に起きるぐらいには、大切なのではなかろうか。]
……合ってるよ、もおっ!
[>>28面白そうにしている様子に、抗議の声を上げる。 とはいえ事実なので何も言えない。側から見て、そんなに分かりやすかったか、と恥ずかしく顔を赤くするぐらいだ。]
巨乳は余計だよ。おっきかったけど。
うん、まぁね。……その事なんだけどさ。
[そう言って、少し声のボリュームを落とす。]
(32) wasokare 2018/12/05(Wed) 13時半頃
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……俺でも、吸血鬼になれるの? 今すぐに、って話じゃないけど……。
[今日目覚めて、彼を見た時からふと、頭に降ってきた思いつきを、彼に話す。]*
(33) wasokare 2018/12/05(Wed) 13時半頃
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興味はないよ。だがあれは大事な主食だ。 他に暫くはくれてやりたくない。 大切に扱いたくもなるさ。
[ちら、と彼女のいる方へ視線を向ける。 小さな背中が楽しそうにはしゃいでる姿をみて、 ふ、と口元に笑みを描いた]
…なれないことはないな。 眷属にはなれる。 ……理由は察しがつくが、考えて決めろ。 いろいろ、君が思ってるよりも多く制限がつく。
[トーンを合わせると、笑みも消え、 声が低くなり、脅しをかけるよう。 彼がなりたいという理由が短絡的なら、 止めようと思ったが。さて。]*
(34) maguro 2018/12/05(Wed) 21時頃
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お互いの………、旦那さま………。
[その響きにポ、と頬が染まる。>>31 そうか。思えばそうなるのか、と実感が沸けば嬉しくて、照れくさい。 小柄ながら姉のように忠告してくれる、それでいて再会を喜びこれからを繋げようとしてくれる相手にも。]
トレイルさん、知ってたんですね。 はい、私もトレイルさんだから……トレイルさんの役に立てたらって。 でも今はそれ以上にそばにいたいから。
メアリーの旦那さまも素敵な人なんでしょう? 今度、紹介してね?
[ふふ、と笑って。 でもそんな風に彼女と話していたから、急にまた彼に会いたくなって。 そわ、と辺りを伺った後、またねとその場を辞して部屋に向かう。 その間に誰にも会わなければ、そのまま部屋へと。]*
(35) meringue 2018/12/05(Wed) 21時頃
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暫くで、済むのかなぁ。
[>>34柔らかな雰囲気の彼を見て、己はそのように呟いた。 視線の先には、あの時みた少女と、ニトカがいる。]
……そっかぁ。 長生き出来るかなぁって、思ったんだけど。
[ストレッチするように腕を前で伸ばし、やや伏し目がちになる。 釘をさすような彼の言葉は、残念ながら嬉しいものではなかった。]
やれることはやろうと思って。 残るなら、努力しないと。
……まぁ、そういう事っす。 考えなしに悪かったっすね、吸血鬼さん。
[落ち込んだ様子も直ぐになくなり、かはは、と陽気に笑った。]*
(36) wasokare 2018/12/05(Wed) 21時頃
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―回想:約10年前―
[気づけば子供が男の足にしがみついていた。]
なんだなんだ、離れないか。 話は聞いてやる。迷子だな? 悪いが私も迷子だ。助けにならんぞ。
[そこは鬱蒼とした森の中。 気まぐれに立ち寄った町で耳にした、 "ノクスフィグラ"という種族の存在だ。
自分たちと同じ夜に生きる種族、 聞いたことはあっても交流はなく、 その存在を見たかもしれない。 そんな不確かな情報だけで 色々な森を彷徨った先がここだった。 だが、森には約2日間も滞在しているはずなのに、 生い茂る木々が開ける先も、 元来た場所さえ見当たらない。]
(37) maguro 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[男自身が迷っているとはいえ、 さすがに見捨てることも出来ず、 助けにならないと言いながらも しがみ付く小さな彼を抱き上げて、 暗い森の中を、ゆっくりと適当な方角へ進む]
君が例のノクスフィグラだと? 噂の大男だの、醜い見た目だのとは 随分とかけ離れた姿だが。
[醜い見目の子であれば迷わず見捨てたはずだ。 汚いものや、臭いもの、 そういったものには近寄るのさえ寒気がする。
だが、見た目はどうみても普通の男の子だ。]
(38) maguro 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[彼を連れて歩くと、 彷徨い続けていたのが嘘のように 小一時間で森を抜けて家々が集まる集落のような土地へ。
抜け出て現れた人々は、 一目みたときには、噂通りの姿で。 思わず腕の中の彼を渡すか迷ったが、 瞬きをすると 瞬く間にその姿は消え失せていた。
光景があまりにも衝撃で、 彼を抱いたまま目を見開いて 数秒固まったことを覚えている。]
(39) maguro 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[客人ともてなそうとする彼らの中には、 近づきがたい姿のもチラホラといたが 大半は男と何も変わらないものたちばかり。
事情を聞けば、心を開いたものにだけ とのこと。 男の元から起きてから寝るまで離れない子供も、 心を許しているからこそ見える姿のようだ。
名を「トレイル」と、名乗っていた。
起きている時暇さえあれば 男を質問攻めに、または遊びに連れて行き。 そう長い滞在ではなかったが ノクスフィグラという種族の特徴や生き方も色々 彼自身やご両親から学び知見が広がった。
別れを惜しまれたが、夜の一族同士、 いつか行き合えたら酒を飲もうとだけ告げてその地を去った]
(40) maguro 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[皆が寝静まった明け方に、 こっそりとノクスフィグラの血をいただいたが、 あれもあれで、なかなか美味だった。
癖があって、好き嫌いは分かれそうだったが。]*
(41) maguro 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[彼がぽそりとつぶやいた言葉の意味は分かりかねて、 む、と眉を寄せるだけ。]
また考えればいい。 色々道を探して、覚悟して、 それでも私が必要であればしてやるさ。
[男を噛んだ経験は何度かある。 彼のように長寿を望んだものではないけれど。 やはり男性も筋肉がない方が柔らかくて美味しい。 そういう分類だと彼のは堅くて、飲みにくそうだ。
そこまで考えて ふと]
ああそうだ…噛む必要があるんだが… 勃っても処理できないからな
[噛まれた男は勃たせるか、吐き出してしまうか、 服に染みを作ってしまう。行きずりの男ならともかく、 目の前の彼の処理は、だいぶ気が引けた]*
(42) maguro 2018/12/05(Wed) 22時頃
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……会ったばかりなのに、頼り切って悪いっすね。
[>>42必要とあれば、噛んでくれると言うのはありがたい。 この男にはいつか何か、恩を返さなければならないと思っていると]
──はっ?いや、、はっ?
[ちょっと待てとばかりに、手のひらを彼に向ける。 初めて会った時のように]
……なんで勃つ。
[これはあれだろうか、また揶揄われているのか。 ……吸血鬼の生態に疎い己はそのように合点した。]*
(43) wasokare 2018/12/05(Wed) 22時頃
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ええ、必ず 次に会った時にね
[穏やかに笑い合い、場を辞する相手へ手を振って別れてから、夜よりも黒い、艶やかな長髪を探す。 吸血鬼だからかだるそうにしていたけれど、ドレスを選んだり着いてきてくれたことを思い出したから、少し心配になったのもあるし、何よりそばにいたいなと思ったから。]
[探してみればすぐに見つかる。どうやらだるそうながらも何か話しているようだと判断して、一考。思いついたものを探して軽食と飲み物を置いてある場所へと向かう]*
(44) 和泉 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[暫く中庭を散策しながら、 これから先のことについて思案する。
彼方の世界にいるカナエやメアリーの家族と 彼らに対する補填について。 恐らく女王陛下のほうでも十分な保証は 与えてくれるだろうと思う。
それとは別に、僕自身が 彼女たちに何ができるだろうと そんなことを考えながら、散策を終えて宮廷内へ]
(45) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[彼のもとに、戻ろうと一人歩いていた時だった。
不意に声を掛けられ、足を止めたのは良くなかったのかもしれない。 だってここは知らない土地。 招ばれた人間に対してこの世界の人々は倍>>1:#0だった事はいまいち把握はしてなかったけれど。
呼び止められ、見知らぬ男に昨日は誰かと過ごせたのかと問われ、不躾な質問に眉を寄せながらもコクリと頷いた。 この世界に残るのか。 その問いにも首は縦に。
それならば次は自分のところに来ないか、と問われては首を横に。 何も、昨日の今日ではなくて、一人生んでからでも良いのだと言われて後ずさる。]
わ、私、……私は、心に決めた人が居ますから。
[それだけ震える声で言って、廊下を走る。 部屋に飛び込んだなら、やっと大きく深呼吸して、へたりとその場に座り込んでしまうのだろう。]**
(46) meringue 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[歓待室のほうへ向かえば、 テーブル席には男たちが二人 腰を下ろしているのが見える>>42>>43]
……。
[その片方、黒髪の偉丈夫に見覚えがあって。 思わず、相手を二度見する]
…………、シュロ?
(47) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[子供の頃、懐いた相手だ。 何よりあの長い黒髪は忘れようもない。 あの頃の自分はとにかくやんちゃ盛りで 森の外からやってきたヴァンピールの彼に よくくっついて回っていた。
別れ際、余りにも聞き分けなく彼の背中に 引っ付いたものだから、父母から再び きつくお叱りを頂いた。
そのとき、なんと言われたのだったか。 「いつか行き合えたら酒を飲もう」と、 確か、そう言われたはず。 ……今思うと、なかなかに 恥ずかしいことをしたものだと思う。 たぶん、迷惑をかけてしまっていただろうな]
(48) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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……。
[ふと、首筋に手を当てる。 思い出すのは、子供の頃に見た夢。
夜が白む頃だったと思う。 人が近づく気配に薄らを目を開ければ、 あの数日間で見慣れた黒髪の彼が枕元に立っていて。 彼が此方に近づいたと思うと、首のあたりから 何か温かい、気持ちの良い感覚が 此方に流れ込んできて…そこから先はよく覚えていない。
そういえば、カナエの首筋にも、 吸血鬼の噛み痕のようなものが残っていたっけ]
(……まさかね)
[もし、此方の推測通りだとしたら ……この世界は案外、とても狭いものなのかもしれない]
(49) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[声をかけようとして、ふと立ち止まる。 あれから十年余りの年月が経っているし、 今の自分はもう子供ではない。 声をかけたとしても、わからないかもしれない。 何より、あの金髪の人間の会話を 邪魔してしまうのも申し訳がなくて。
暫く様子を見てから、 そろそろカナエも戻る頃だろうと、 部屋のほうへ戻ろうとする]*
(50) kiska 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[旅をしている身だからこそ、色々な種族を見て思う。 生命は限りがあるからこそ、ではないかと。 永遠に近い時を生きる一族の長たちには、 そのような活力や、今を生きる目的もなにも見当たらない。
血筋、家系、序列
それと生きの良い餌を持ってるか。 くだらないことで、長いこと争っている。
そんな中に自ら誘うのも気が引けたのも理由の一つ]
なにかの縁だ。 私だけではなく、きちんとパートナーとも相談しろよ
[きっと男より、彼より、 客観的に見たヴァンピールについて知れるはずだから。]
(51) maguro 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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…いや、ああ知らないか。
[人間たちは、その姿勢があれば 他人の言葉を遮れる、 そういう習慣やマナーがあるのだろうか。
彼の制止で一瞬止まるも]
私たちの牙は気持ち良いらしいぞ?とってもな
[彼とは裏腹、 揶揄いの気持ちはほんの少し含めて、 彼のおとなしい下半身を指差した]*
(52) maguro 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[会話の途中、あの二人の話は終わったかと、 もう一度あたりを見ると
解散したあと何かを探している少女と、 もう一人、整った顔立ちをした青年がいて。 後者と目があった]
…?
[昔背によじ登ってきたあのノクスフィグラの子だと、 合致させるにはいたらず。 どこかで見たことあるかもしれない そんな憶測しか立てられなかった。]
…ああいう見目の良い顔立ちをしてれば、 人間などすぐ寄ってくるのだろうな。
[小さく吐いて、 まだ目が合うようなら会釈をしておいた]*
(53) maguro 2018/12/06(Thu) 00時頃
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─星巡る夜─
[異世界から元の世界、日本に戻ることの出来る日。 己は彼女、コリーンと己の部屋で2人、向き合って話をしていた。]
俺は、帰らない。 この世界に残ろうって決めたんだ。
求められる役割だったこなすし この世界で生きていくために勉強だってするよ。
俺──。
[何かを言おうとして言葉にならない。極度の緊張で声帯が震えず、ひゅーとした息だけが漏れた。 一度、胸を叩いて仕切り直し。]
俺、コリーンさんと、結婚したいんだ!!
[元の世界に帰る、帰らないの話から急に話が変わったように思われたかもしれない。]
(54) wasokare 2018/12/06(Thu) 00時半頃
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貴女と一緒に居たい。 貴女と思い出を作りたい。
コリーンさんを誰かに取られたくない。 ずっと傍にいて欲しい。
だから、俺、世界を越えるぐらい、なんてことない!
貴女が好きだ。愛してる。 ──俺の奥さんになってよ、コリーンさん。
[貴族でなければならないなら、この世界に残る報酬としての貴族としての位を喜んで頂こう。 長命でなければならないなら、どんな手を使ってもこの命を伸ばそう。 魅力的な異性でなければならないなら、努力という努力を惜しまずに己を磨こう。]
[彼女と共に生きられるなら。 これ以上、幸いなことはない。]*
(55) wasokare 2018/12/06(Thu) 00時半頃
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─吸血鬼との談話─
[>>51長命である事に魅力を感じてはいない。 ただ、彼女が長く生きているのに自分が早くに死んでしまうことが、惜しい、と思ってしまう。 己にとっての寿命とは、どれくらい時間を共に出来るか、という物差しで測るものだった。 だから、短絡的な思考に走ったのかもしれない。]
それは、そうっすね……。 正論……。
[己一人で暴走気味だったかもしれないら、 窘められる。大人の貫禄という奴だろうか。まだまだ自分が子供なのだと少し気落ちする。]
────っ! いや、この、ば、……はぁ。 俺、貴方のそういうとこ、苦手っす。
[前言撤回。大人の貫禄というより、親戚のおじさんみたいな人だった。 指で差さないで下さいと、手でぶんぶんと振り払う仕草。]*
(56) wasokare 2018/12/06(Thu) 00時半頃
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[上質な紅茶と、シュロと一緒にいた青年は確か人間だったはずだから何か食べたほうがいいだろうと用意されていたサンドイッチを盆に乗せる。 シュロに渡すための紅茶には、ナイフを借りて血を一滴二滴。これで元気になってくれるといいのだけれど。 自分用には暖かいミルクを入れてもらって、シュロと青年の話しているテーブルへ運ぶ。
何かを言われたのか、驚いたような仕草の後に手で振り払う仕草をする青年を見て、まったくもうと甘い苦笑]
御機嫌よう。 朝食は食べた?朝ごはんは抜くものじゃないわよ
[二人の間にサンドイッチの皿を置き、紅茶は間違えないように二人に配って、自分はシュロの隣の席へ]
意地悪な人に何か言われた? 何言っても聞いてくれやしないから、あんまり気にしないほうがいいわよ?
[くすくす笑いながらミルクを飲む。先程青年には朝食を抜かないほうがいいと言ったものの、自分は朝ごはんを食べずにすませるつもり]*
(57) 和泉 2018/12/06(Thu) 01時頃
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私は君のからかい甲斐のあるところ、好きだがね
[振り払う真似をされたら仕方ない。 指を引っ込めて、大げさに肩をすくませる。
すると、紅茶が男の前に置かれた]
──カナエとの話は終わったか? 私は優しいと、自負しているんだがな… そう思うだろう、レン。
[ティーカップを躊躇いもなく手を取り口付けると。 ほんのり、血の甘さが喉を通り 重たい体も少しはマシになった気もしたが。 隣に座った彼女も食事がないことに気がつく。]
健康な血を作るには食べるのが良いんだぞ**
(58) maguro 2018/12/06(Thu) 02時半頃
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[部屋の中でへたり込んで、暫く。 落ち着いて部屋の椅子に座り込む。 そうしてどれくらいしていただろう。
かチャリとドアノブが動いて、部屋に彼が戻って来たなら駆け足気味に彼のもとに近付いて、両腕を広げて彼にそっと抱きつこうとするだろう。]
お帰りなさい。 ……トレイルさん。
[……確かに自分は、この世界を滅びから救う為に招ばれたのだろう。 けれど、他の人と。 その可能性はもう考えたくはなかったから。
気持ちを落ち着けるように、ぎゅう、と。]**
(59) meringue 2018/12/06(Thu) 20時頃
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[>>57鈴の音のように綺麗な声を聞く。 見れば、その子は歓待室で見事な踊りを見せていた少女だった。]
おはよう、初めまして。 そう言えば、ご飯食べてないなぁ。 丁寧にありがとう。頂くよ。
[自然に少女は吸血鬼の隣に座る。さも、そこが自分の定位置であるように。 吸血鬼の言う……隣で寝ていた、という人間はきっと彼女の事だろう。]
あはは。なるほど、そうするよ。
[少女が持ってきたサンドイッチをありがたく頂く。 ふかふかのパンに挟まれた具材をがぶり、と噛みながら。 ──そう言えば、言葉が通じる。目の前の彼女は日本人なのだろうか、と首を傾げたが。 異世界に来て言葉が通じている時点で、そこは小さな事だったかもしれないと、直ぐに流してしまう]
(60) wasokare 2018/12/06(Thu) 22時頃
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うん、優しいよ、なんてこの流れで答えるわけがないでしょう。
──面倒見が良い、って言うならまぁ、頷くっすけどね。
[最後の方は小さく呟いて。 さて、目の前で美しい少女と、イケおじの二人がテーブルに着いて飲み物を飲む様はなかなか絵になる光景だった。]
結構、お似合いっすね。
[身長差は大きくあるが、小さな少女と人外めいた雰囲気を纏う男という組み合わせを見て感想をぽつり。]*
(61) wasokare 2018/12/06(Thu) 22時頃
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─星巡る夜─
[レンが元の世界に戻れる…戻ろうと思えば戻れる日。 最初に睦を交わしたのと同じ、レンに宛がわれた城内の部屋。 レンが神妙な面持ちで語る言葉を遮る事はせず、ただ黙って聞いていた。
この世界に残るという。 その先の言葉は緊張したのかすぐには漏れず、 けれど聞き終えてふっと息をついた。]
そう。……そうなのね。
ありがとう、レン。その言葉を私、待っていましたのよ。
[ふっと頬を緩めて見せる笑顔は、今までで一番朗らかなものだったろう]
(62) yusuron 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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ありがとう、レン。私と結婚してくれるのね。 この世界に留まって、私と一緒にいてくれるのね。 とても嬉しい。…もし一緒でなくてもきっと嬉しかったでしょう。
でも……
[その両手を取って、顔を見つめて笑う]
きっとどうとでもなるわ。いろいろな事もあるけれど、乗り越えていけないことは一つもないはず。あなたの選択は、きっと世界が祝福してくれるはず。
一緒に、たくさん子供を作りましょう。 そして……幸せになりましょう、レン。
愛してるわ。私の大切な人。
[そう言って、その温かな身体を堅く抱きしめるのだ*]
(63) yusuron 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[そろそろ、カナエも戻ってきている頃だろう。 そう思って廊下を歩いていたときだった。
歩を進めている廊下のその先に、 見知らぬ男が一人>>46 いや、他にも数人集まっていたか。
昨晩から続く宴で、宮廷内はそれなりに 賑やかなのだが…歩を進めるうちに、 男たちの会話が否応なしに聞こえてくる。
先ほど、人間の少女を見かけたこと。 彼女に自分のところに来るように 言い募ったところで逃げられたこと。
別に今すぐというわけではないし、 一人子を産んでからこっちにきてくれれば それでいいのにと、輪の中にいる男の 不満げな顔が視界の端に入った]
(64) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[あまり愉快な話ではないので、 足早に彼らの傍らを通り過ぎようとしたところで。 男たちの一人に、声をかけられた。
運の悪いことに男たちの中に 昨晩ちょっとした悪戯を仕掛けた貴族がいたようで>>1:88>>1:89]
「昨日のノクスフィグラじゃないか」 「さっき声をかけた女とゆうべ一緒にいたところを見たぞ」 「嘘だろう、あんな奴を添い遂げたいとか 人間というのはとんだ好き者だな」
……。
[ふ、と彼らの前で立ち止まる。 途端、せせら笑うような彼らの声が止んだが それも一瞬のこと]
(65) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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「なあ、そこのノクスフィグラ。 お前がゆうべ連れていたあの少女を 俺たちに譲ってはくれまいか」 「金ならあるし、それでもっと上質な女を――…」
……お断りします。
[それ以上を聞く気にならなくて、 片手を翳して相手の言葉を遮る。 これが宮廷に出入りすることを許された 貴族たちの言葉だと思うと頭が痛い]
今の言葉はそっくりお返ししよう。 金があるから代わりの女を買えというのなら、 それで貴方がたが各々満足できる女性を 求めればよいことでしょう。 僕は、彼女を手放すつもりはない。
(66) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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そもそも、貴方がたが彼女を求めているのは 母体としての彼女だ。
[仮に、この男たちが彼女を愛していて。 そして彼女がその気持ちに応じるつもりがあるというのなら 辛くはあるが、身を引くことを僕だって少しは考えたかもしれない。
だが……この男たちはそうではない]
僕は、カナエを……彼女を愛している。 母体としてだけではなく、彼女自身を。
[仮に、彼女と交わることで 自身の命を削ることになったとしても。 世界が滅びを迎えるとしても。 僕は、愛する女性を手放すつもりなどない]
(67) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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彼女の身体しか求めない貴方がたに、 僕は最愛の女性を差し出すつもり等毛頭ない。 どうかそれだけは覚えておいてもらおうか。
[失礼、と恭しくお辞儀をして見せて。 最低限度の礼儀をとってから あっけにとられた様子の彼らを背に廊下を歩く]
(68) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[廊下の先、自室へと漸く辿り着けば]
ただいま、カナエ。
[両手を広げて抱きつこうとする彼女>>59を受け止めて その唇にキスを落とす。 たった数時間離れていただけなのに、 なんだか酷く懐かしいような心地になる]
遅くなってすまないね。 少し立ち話をしていて。
[そこまで話したところで、ふと、 ぎゅっと此方に抱きついてくる彼女の顔を覗きこむ。 どこか、不安そうに見える彼女に再度唇を重ねてから]
(69) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[素直にサンドイッチを食べる様子や、躊躇なくティーカップに口をつける様子の二人を見て、少しだけ呆れる]
二人とも毒に無警戒すぎるわ。
[少年の方はともかくシュロの方は経験がありそうなものだというのに。それだけ信頼されているのかと嬉しさも感じるものの、実際に混ぜ物をした紅茶なので心配になってしまう]
もう。自分が大切だと思ってくれる人がいると思えるなら、少しは警戒すべきよ。常に警戒しろなんて言わないし、人間なら今は無いとしても、境遇に妬んだり、見目麗しい人に愛されるなんて、嫉妬のまみれた物語にはよくある話なのに
[注意しながらも、優しいという言葉をムベもなく叩き落とした少年の言葉には吹き出して]
ふふ。ほら。優しくないって意見が出ているけれど? ああでも、そうね。面倒見は……どうなのかしら。健康な血って言ってるから、食事のことしか考えてなくても驚かないわ?
そうだ、自己紹介をしていなかった。 私はメアリー。よろしくね
[食事をしないことを指摘されればそんな憎まれ口を叩きつつ、少年に自己紹介を。 お似合いという言葉を聞けば、憎まれ口も霞むほどに幸せそうな甘い顔で、蕩けるように笑うだろう]*
(70) 和泉 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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……僕はね、カナエ。 君から離れるつもりも、君を手放すつもりもないんだ。
[何より、こんな不安げな彼女を放っておくなんてできなくて]
たぶん、君が嫌と言っても 僕は君の傍にいるつもりだよ。
[そんなことを言いながら、彼女の手をとって 指先に唇を寄せる。 そんなことを口にしてしまうのは、 自分でもなんとはなしに、あの男たちの言葉が 気にかかっていたからかもしれない。
そっと彼女を抱き上げると、そのままベッドサイドまで。 小柄な身体を膝に乗せると幼子をあやすようにしてその背を撫でた]*
(71) kiska 2018/12/06(Thu) 22時半頃
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[>>62己が言葉を紡ぐ中、彼女は無言だった。 沈黙の時間はこちらの緊張を高める。 どれほど彼女を信頼してようと、やはり己は不安で]
──待っ、て、た?
[その不安が的外れだった事は、言うまでもない。 彼女はいつだって待ってくれていたではないか。急かさず、意思を尊重してくれる。]
[彼女の慈愛の表情は、今までの緊張を一瞬で解し、胸のドキドキをマイナスからプラスのものに変えてしまう。]
……ありがとぅ……
ありがと……俺、俺…… ほんとは、不安で……
[彼女に抱きしめられて、暖かな温もりを感じる。 顔が見えなくなって、己は漸く心に溜まった膿を吐き出す。]
(72) wasokare 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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この世界でやってけるのか…… 貴女に断られたらって…… 誰も…俺の知ってる人は居ないし……
俺、よかった……貴女に…背を押してもらって…… ほんと、本当に良かった……うっ……うっうぅ……
[彼女の身体を自分からも抱きしめる。 その温もりを、己を肯定してくれる人を、共に歩んでくれると言った人を離さないように。]
[嗚咽を漏らしながら、涙を零す。心を決めても、後悔は無くとも、不安と恐怖は拭えなかった。 だから、彼女の言葉が、どれほど嬉しかったか。]
……ありがとう。コリーン…さん…… 愛してます……ありがとう……
[この世界で愛すべき人。その人がこの人で良かった。]
[部屋の中で、暫くは子供の泣き声が響いていただろう。]*
(73) wasokare 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[抱きつけば受け止めてくれる。 そうして唇を重ねてくれる彼に癒されているのがわかった。 メアリーとの再会は喜ばしいものだったけれど、そのあとで出会った彼らとの接触は決して喜ばしいものではなかったから。
様々な種族の母体になる事も、想像しなかったわけではない。 けれど、彼の愛に触れたから。 彼への思慕に気付いたから。 それは出来ないと、心に深く刻んでいたのだ。
再び重ねられた唇は、此方からもそっと近づけて擦り寄せて。]
(74) meringue 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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……はい。 その、絶対、トレイルさんがそんな事しないって、わかってるつもり、です。
私も、私だってトレイルさんのそばに居たい。 トレイルさんを嫌だなんて、そんな事絶対ないです!
[いつになく断言する口調で言い募る。 ベッドサイドに運ばれて、膝に乗せられて。 指先への口付けや背を撫でられる事で頬がほんのりと染まるものの、少しばかり顔をうつ伏せた。 そっと彼に身を預ければ、とくり、とくり、心臓の音。]
……だけど。 この世界の人たちには、私は人間で。 人間は、滅びから逃れる為に必要で? だから、……ちょっとだけ、怖くなったんです。
(75) meringue 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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他の人が、私みたいに、トレイルさんのように素敵な人と出逢って結ばれて居たなら、良いんですが……。
[それは他人事ではなかったから。 それを、その相手が望まない限り、複数の相手の子を宿すのはやはり苦痛になるだろうと。
恋に落ちてしまった今なら、それを否だと思う事ができた。 それを他の彼女たちにさせてはならないとも。]
そういう事にならないよう、女王様にもお願いしたくて。 ……後で、そのお願いをしに、行きますね?
[きっと、女王様も様々なことをお考えだろうから。 その問題もすでに対策はなされているかも知らないけれど、こと母体となる女性たちには考慮してもらいたいとねがい出るつもりになっていた。
なっていたが、その前に。 顔を上げて、彼に此方からもキスを一つ。]
(76) meringue 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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……愛してます。トレイルさん。
私も、嫌だって言われても、ずっと傍にいますから。
………たくさん、家族、増やしましょう?
[そうして優しい輪を広げていこうと。 微笑んで、彼の下唇を軽く吸って食んで、ぎゅうと抱きついていた。]**
(77) meringue 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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毒が入ってたら君の好きなひとは死んでしまうのにな。
[ふるりと首を振って、 呆れを返すようにため息をつきながら]
変な書物を読みすぎだ。 …そういえば嫉妬などしたこともないな。
[そう言って、もう一度カップに口付けると、 一気に飲み干してしまった。 あっけからんと告げたなら、レンへ向き直って、 テーブルに肘をついた。]
ああ、レンも。 あのハイエルフとも似合ってないことはなかったぞ
[なんとも微妙な返しをして、 メアリーとは別の笑みを彼に向けた。 自分に振られた話題をはぐらかすように]*
(78) maguro 2018/12/07(Fri) 00時頃
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毒?
[何故毒の話が出るのだろうか。 さてそこまで考えて、このサンドイッチやティーカップがそうなのだと気付く。 毒を盛るなんて、レンに取っては推理ドラマの話の中の出来事でしかない。そんな発想が湧かなかったのだ。]
嫉妬かぁ。 なるほど……?
[足を伸ばして、首をかしげる様子を見ればピンと来てないのが丸わかりだろう。 嫉妬の話は分かるのだが、そこから危害が及ぶ、と言うことに線が繋がらないのは己が暮らした境遇が余程恵まれていたことの裏返しなのだろう。]
俺は、ミムラ レン。歳は17だよ。 よろしくね、賢い人。
[メアリーという少女と互いに名前を名乗り合う。おそらく、歳は下だろうに賢い彼女を己は素直に尊敬する。それはきっと、彼女の境遇と素養があったからこそ得られる賢さだと思ったから。]
[甘く笑う彼女は、少女というより、女性のそれで少しドキりとする。 なるほど…。吸血鬼さん。愛されてる。]
(79) wasokare 2018/12/07(Fri) 00時半頃
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相応しいと思うほど自惚れてないっすよ。 俺には足りないものばっかりだ。
……まぁ、吸血鬼さんも 少し素直になった方が良いんじゃないかなーって思うっすよ? [>>78己に向けられた言葉を真面目に受け止めつつ 彼女の笑顔に応えないのはズルいんじゃないの?と]*
(80) wasokare 2018/12/07(Fri) 00時半頃
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[膝の上で微笑んで、甘えるように口づけてくれる>>77 そんな彼女がやはり堪らなく愛おしい。 こんな気持ちを廊下で出会った彼らは知らないし、 きっと、知ろうとも思わないのだろう
カナエの身体に触れて、 いつか生まれてくるはずの命に思いを寄せる。 僕らの子供だけではなく、 この世界に招かれた人の子が為す全ての命が 愛されて生まれ、育ってほしいと思う。 カナエが女王陛下の下に向かうときは 僕も同行するとしよう]
(81) kiska 2018/12/07(Fri) 09時頃
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ええ、もちろん待ってたのよ。 レン、貴方が答を出してくれるまでね。 黙って待ってて、少し待ちくたびれそうになってしまったけれど。
[ふふ、と笑って彼の体を抱きしめ、嗚咽を漏らすその背中を撫でさする]
馬鹿ね。断ったりするわけがないでしょう? 私の方こそ、貴方がやっぱり帰ってしまうのではないか、心配だったぐらいなのに。
でも……よかった。本当に、私の愛しい人。 こちらの世界の事は慣れない事ばかりだとは思うけれど… 私がついているから。ずっと。
二人で一緒に、幸せになりましょうね。
[彼が泣いているならそのまま、ずっと背を抱いて。 その時間も二人だけのもので、だからとても愛おしかった*]
(82) yusuron 2018/12/07(Fri) 19時頃
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……ぐすっ、は、あはは。 それは悪かったよ…。
[背中を撫でられて、少し呼吸が楽になる。呼吸が落ち着けば、気持ちも少し穏やかになる。]
帰るわけないだろう……? なんて。 はは、やっぱり似た考えだね、俺達。
うん、そうだね……そうだ。 貴女がいれば、何も怖くない……。
[ぎゅ、うと抱きしめる。 彼女の温もりを感じる。暖かさは心をゆっくりと癒してくれる。 はぁ、と息をつけばその頃には涙も引っ込んでいただろう。]
[ちゅ、っと彼女の頬にキスをする。 星巡る日、今日まで何度となく繰り返したキスだ。それでも、今日という日のキスが特別に感じられた。]*
(83) wasokare 2018/12/07(Fri) 22時半頃
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ええ。まあ、お互い様とでも言っておきましょうか、ね?
[少しは落ち着いたのだろうか。自分からも抱き締めてくれるレンの力強さと温もり。顔を見つめると、涙の跡が残っていたので指で拭いとった]
陛下にもお伝えしなければね。 レンのことを、私の正式な夫として迎えるつもりだということと、それから父様と母様にも伝えて、式の日取りなども決めなければね。
私とだけなら、せめて子供はたくさん欲しいわ、ね?
[キスを繰り返す。何度でも新鮮で、今の口づけはとりわけ特別な気がした。*]
(84) yusuron 2018/12/08(Sat) 00時半頃
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ご両親に挨拶かぁ……俺、想像も出来ないや。 分からないことも多いけど、やれる事は全部やるよ。 貴女の晴れ舞台だから、俺も格好よくしないと。
子供に沢山囲まれるってのも、悪くなさそう。 世界にどれだけ貢献出来るか……それはそれ。 子供が出来るのはとっても嬉しいよ。 [するり、と腰に手を回して鼻を彼女の首に擦り付ける。]
……ね。 たくさん欲しいなら、毎日、頑張らないと。
[身長の差でこちらが上から見下ろす形だが、甘えるような視線を彼女に送り……今日もまた彼女と閨を共にするのだった。]*
(85) wasokare 2018/12/08(Sat) 01時頃
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―ノクスフィグラの里―
[女王陛下の宮廷に暫く滞在した後、彼女を伴ってノクスフィグラの領地へ戻った。
彼女の世界には宙を往く馬車はない――そもそも天馬がいないらしい――と聞いていたので慣れない旅になるのではないかと心配したが、果たしてどうだったろう? 辛そうならばこまめに休みを取りつつ、領地へ向かう。
どこまでも続くように見える深い緑の森。 ふ、と一瞬景色が歪むと同時、馬車が向かう先に白い壁と新緑の屋根の家々が立ち並ぶ集落が見えてきた。
僕らが向かうのは、その集落のさらに奥にある屋敷。 カナエの世界でいう「カントリー・ハウス」がイメージとしては近いかもしれない。
そうして庭園を抜けて、屋敷へ入れば。 母と召使たちが出迎えてくれた]
(86) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[それから、数か月。 もともと僕が暮らしていた屋敷の離れの一棟を僕らの新居として暮らすようになった。
父は僕があの姿だった経緯からわかるとおり、僕があの宴に参加することを――ついでにいうと人間の妻を娶ることに賛成してはいなかった。 それは、かつてノクスフィグラが、その種族的な特性から他種族に狩られてきた歴史からくるもので。
この屋敷に戻ってきてから、父はあまり僕らの前に姿を現さない。時折見かける父は、僕から見ると変わらず父の姿をしているのだけど。 カナエから見るとどう、なのだろう? 出会ったときの僕のような姿なのか、それとも、異なる姿なのか]
(87) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[父とは対照的に、母は至って楽観的だった]
『わたくし、ずっと娘がほしかったの』 『だから、あなたが来てくれてうれしいわ』 『なにしろ、我が家にいたのはそれはもう 手のかかるやんちゃな坊やだったのだから』
[そう言って嬉しそうに語る母の姿は相変わらず、今の僕より年下にしか見えない。 カナエよりかろうじて年上、といったふうだろうか?
ノクスフィグラは他種族から見て、見た目で年を判断するのが難しいらしい。 だいたい十代後半から遅くとも三十前後で肉体の成長が止まり、それから千年近く姿が変わらない。 このあたりは個人差が大きいけど、母は僕が自分より年上になるのが嫌で「はやく大人になりなさい」とこれまた怒られたものだった]
(88) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[そんな母がころころと笑って茶菓子を振る舞いながら 昔の僕のあれそれをカナエに話すものだから 僕としてはたまったものではない。
昔はよく叱られたと、話の合間に零すと]
『当然でしょう? 子供がいなくなって心配しない親がいるものですか』 『エルフの御屋敷にいったときも 森で迷子になったときも、 無事戻ってきたからよかったものの 貴方にもしものことがあったら わたくしは黒い衣装を着たまま数百年泣き暮らさないと いけなかったかもしれないのですよ?』
[まったく、ぞっとしませんわとため息をひとつ零す。 それから、カナエを振り返って]
(89) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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『ねぇ、カナエさん』 『貴女にはとても感謝していますのよ?』
『わたくしたちの不詳の息子に こんな可愛らしいお嫁さんが来て下さるなんて』
『あの子はとても手のかかる子供でしたけど、 でもわたくしはあの子の母ですもの。 あの子が選んだ女性をわたくしは信じるつもりですわ』 『それになにより、あんな姿のあの子に 寄り添おうとしてくれたと聞いてほっとしました。 母親とはいえ、あの姿の息子を初めてみたときは 正直、これは無理だと思いましたもの』
[くすくすと、さもおかしげに話す]
(90) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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『あのひと……わたくしの夫もね、本当はもう少し 貴女とお話してみたいのよ? でもあのひとはいい年して素直じゃないのですから 困ったものよね』
[ふふ、と口許を隠すように笑う]
『あの子を、トレイルをお願いしますね』 『カナエさん、わたくしの可愛い娘』
[そう告げて、そっと両頬にキスをするのがお茶会の終わりの定番と化しつつあった。
母以外にも、召使たちの何人かはカナエを気にかけてよく衣類や物資を此方に回してくれた。 それから召使たちの子を中心に、村の子供たちがよく離れを訪れるようになった。 遊んで遊んでとじゃれつく姿に昔、シュロにまとわりついて遊んだ幼い日々を思い出してふと懐かしい気持ちになる。
そんな賑やかな屋敷を抜け出しては、森や小川や草原を散策したり。 図書館から持参した本をたまに二人で読みあったり。 そういう、二人で重ねる穏やかな日々が愛おしくて。 やがて、子を授かるそのときまでそんな日々を過ごしていた]*
(91) kiska 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[彼の故郷に行く時には、空の旅を楽しむことになった。 もちろん、自分の世界には天馬なんて居ないから、そんな旅は初めてのこと。 浮遊感に慣れないうちは彼にしがみついて居たから、疲れては休憩の繰り返し。 しかしそれもやがて慣れてきて、彼に身を預けながら外の風景を楽しんで居た。]
なんだか夢見たいです…! 私の世界には無いものばかりで…。
[とても素敵、と何度もつぶやいているうちに。 一瞬景色が歪み、ぱちりと目を瞬かせれば見えてきた森と新緑の屋根。>>86 それをさらに超えて降り立ったのは彼の家。 出迎えてくれた、これから義理の母になるその少女めいたその人に、慌てて頭を下げてお辞儀をした。 それは洗練された淑女のそれではなくて、庶民の娘のものではあったけれど、きっと暖かく出迎えてくれたのだと思う。 その人の姿が、トレイルよりも若くむしろ自分と年齢がほぼ同じようだったのには驚いたが。]
(92) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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お母様、本当に若々しいんですね。 少し驚きました……。
[なんて言ったのも、最初の頃だけ。 その姿なのだと受け入れる順応性は高く、お茶会の時に彼の子供の頃の話をしてくれる義理の母はとても好ましい存在だった。 自分は彼の小さな頃のやんちゃなんて、言われなければ何も分からない。 だからそんなこともあったのかと時に驚き時に笑い、彼ら彼女らと打ち解けていこうとして居た。 彼と共に本を読み、文字を学び、時にお茶の入れ方を習い元の世界にいた時を真似て菓子を作ってみたり。 そんな風に日々を過ごしていたけれど。]
(93) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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……あんな姿、なんて。 私、トレイルさんがとても、優しかったからです……。
優しかったから、トレイルさんならって。
[確かに最初は驚いてしまったけれど、その姿すら関係なかった。 彼の優しさがあったから、身を寄せその助けとなりたかったし、彼との子供なら……と。 その事を思い出して口にするのは、いまだにやや気恥ずかしい。 彼の父のこともまた、時間が解決してくれるだろうとは思っているのだ。
だって、きっと彼の父の姿は自分の目に写っているのがW本当Wの姿だったろうし。>>87 時折現れる時に差し出す焼き菓子を、断られたことは無いのだ。 ……口にあっているかどうかは、別として。]
(94) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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………はい、おかあさま。
[むしろ彼に支えられているのに、お茶会の終わりの挨拶はそこまで口にせず締めくくられる。>>91 自分によくしてくれる人たちも多く、彼と寄り添いながら、時に一族の子供たちと遊びながら。 自分の世界のことを伝え、こちらの世界のことを教えてもらいながら穏やかに過ごしていた時は、
……意外に早く、終わりを告げる。]*
(95) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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…………ん、ん……………。
[半年経つか、経たないかの頃だったか。 どうにも数日調子が悪く、食欲も湧かない日が続いていた。 起き上がるのが億劫で、水分はとれるものの食べようとすると吐き気が勝る。 少し酸味のある果実ならば少し食べられたが、それだけという日が数日続いて、これは何だろうと考え込んでいた矢先にはたと思い出した。]
(96) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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………あ!
[その日、彼と出会えた時には自分の体のことを伝えたのだ。 エルフ、特にノクスフィグラにあるかどうかは分からない。人間でも個人差があるらしいが、どうやらこれは妊娠の兆候かもしれないと。
事実、月のものはなくなり、ふた月ほどすればその症状も落ち着いた。 そうして少しずつ少しずつ、丸みを帯びて行く自分の体。 胸が少しずつ膨らみ、それより更にお腹が膨らみ、そうして………。]
(97) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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[ある満月の晩。
産声と共に新たな命がこの世界に生まれ落ちた。]*
(98) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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躊躇がなさすぎるのが悪いわ。
[変な本の読みすぎは否定しないまでも、シュロの躊躇の無さに驚いて口に出てしまっていた部分はあるのでそれを言い訳にしてしまう。 少年の自己紹介から続いた言葉には少しくすぐったそうな顔をして]
賢くても、気質のせいでうまく知恵を使えないのが困ったところよね ふふ、でも褒められるのに悪い気はしないわ。ありがとう、レン
[そうして男性方が話すのを聞くともなしに聞きながら、のんびりと時を過ごすつもり。 何か意見を求められたりするで無ければ侍従に頼んで紅茶のお代わりを頼んだり、サンドイッチが足りないようならお代わりを頼んだりしているだろう]*
(99) 和泉 2018/12/09(Sun) 13時頃
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[二人だけの、穏やかな蜜月は 思っていた以上に短いものだった。>>95
最初の異変は、彼女がここで暮らし始めて 半年経つかといった頃。 その頃からどこか体調が悪そうで、 父から任された仕事の合間に彼女の様子を見に行った。
「おねえさんぐあいがわるいの?」と 心配そうに尋ねてくる子供たちを どうにか宥めて家に帰らせたり、 何か少しでも口にできる物はないかと 薬草や果物を持って帰ったり。
そんな様子で数日が経った頃だった。 彼女が子を宿したのではないかと思い至ったのは]
(100) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[ちょうど、彼女も同じ可能性に思い至ったようで>>97]
……。すごいな。
[思わず、言葉もなく彼女の身体を抱きしめる。 ややあって口から出た言葉も、なんとも語彙に乏しいもので。
まだ、そうと決まった訳ではない。 こういった妊娠の兆候はそれこそ、 人もノクスフィグラも個体差があるらしいから。 それでも、不思議とそんな気がしていた]
……なんとなく、だけど。 君がまとう雰囲気が、以前よりも 優しくなった気がするから。
(101) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[彼女の黒髪を撫でながら呟く。 腕の中にすっぽりと入るような、小柄な彼女は ただ愛らしい少女から、一人の母となるのだと そんな予感めいたものを感じさせた]
[これから、彼女のお腹の子は 日に日に大きくなっていくのだろう。 会える日が愛おしく楽しみでならない。
――でも、今だけは]
もう少しだけ、 僕だけのカナエで、いてほしいな。
[腕の中の彼女に甘えるようにそんな言葉をぽつり呟く]
(102) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[それからはあっという間だった。 日に日に、彼女の身体は丸みを帯びて。 胸や腹が大きくなっていく。 彼女に頼んでそっと触れさせてもらえば 時折、腹を蹴るような衝撃が向こう側から伝わってきた]
なんだか、不思議だね。
[命とは、こんなふうに生まれてくるのか。 『母』としてのカナエを見ながら、 ほんの少し、不安に駆られもする。 僕は、彼女たちの良い父親になれるのだろうか、と。
特にカナエは元の世界で辛い想いをしてきたのだから、 守らなければならない、幸せにしなければならないと。 大きくなる彼女のお腹を見ながらそんなふうに考えていて]
(103) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[気づかぬ間に思いつめていた僕を 母は当然のように背中を叩いてきた。
そこはある意味予想の範疇だったけれど。 ――父が、僕を叱咤してきたのは正直、意外だった。
来月には臨月だというある月の綺麗な夜。 僕は父に書斎へと呼び出された。
開け放たれた書斎から降り注ぐ月の光の下、 「飲もう」と葡萄酒とワイングラスを 差し出されたときは面食らったけれど。 気がつけば差し出されるまま、父と酒を飲み交わしていた]
(104) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[今までの生活の中で、父は彼女のことをよく見ていた。 時折、彼女が差し出した焼き菓子のこと。>>94 いついつにもらったものはとても美味かったと、 事細かに覚えているのには驚いたけれど。
母との交流や、一族の子供たちと遊ぶ姿も 父は見ていた――見定めていた]
「私が、いい父親であったかはわからない」 「だが、いつだってお前たちのことは想ってきた」 「今、お前があの娘と共にいて、 そして幸せであるならば……お前も 私と同じくらいの父親にはなれる。 母さんと一緒にいた私が、そうだったからな」
(105) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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「気負う必要はない。 ただ、ともに過ごす日々を大事にすればいい」 「彼女はとても聡く、気立ての良い娘だ。 お前の気持ちがわからぬ娘では決してない」 「幸せになりなさい。二人とも」
[そう言って、父はワイングラスをあおった。 その顔が薄ら赤く見えたのは、 きっと酒精のせいばかりではないと思う。
――カナエが、僕らの子を産んだのは それから暫く経った次の満月の晩のこと]
(106) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[最初にカナエが赤子を抱く。 腕の中の赤ら顔で泣く小さな命は、 カナエと同じ黒髪。
それから少しして、今度は僕が 赤ん坊を抱かせてもらうことになった]
……。
[いかにもおっかなびっくりといった体で 小さな、壊れそうな一粒の命を抱き上げる。 こんなにも小さな命なのに、 きちんと指が五本揃っていて、とても大きな声で泣いて。
ああ、本当に僕は父親になったんだと堪らなく胸が熱くなった]
(107) kiska 2018/12/09(Sun) 22時頃
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カナエ……ありがとう。 たくさん、頑張ってくれて。 そしてこの子を産んでくれて。
[腕に赤子を抱いたまま、彼女に口づける。 これから先、やらなければならないことは きっとたくさんあるけれど。 それでも、自分でも不思議なくらい 彼女と、この子が傍にいてくれさえすれば ――どんなことだって頑張れるような気がした]*
(108) kiska 2018/12/09(Sun) 22時頃
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−めでたしめでたしのその先に−
[パタパタと軽い足音が旅先の宿を踊るように駆ける。楽しげに、世界を全力で楽しむかのような音色に、足跡の向かう先、宿の部屋の窓際で顔を上げた女は柔らかに微笑んだ]
『お母さん!今年のクリスマス、ノクスフィグラでだったよね!プレゼント買いに行こう!』
ふふ、もう。そんな薄着で。 お父様が寝ているから、少し声を落としてね。
[shiii...と唇に指を当てて注意するような女の声は穏やかで暖かく。傍の机に置いていた揃いの黒と生成色のマフラーを取ると幼子の首に巻く]
お父様が起きてくるのはもう少し先だから、朝食も一緒に買ってしまいましょうか。 今日は早く起きたのね。体にへんなところはない?
[視線を合わせ、風邪をひいていないかと伸ばされる指を受け入れて、幼子は幸せそうに笑う]
『平気だよ。雪も降ってないし』
(109) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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[女はそんな幼子の笑顔を愛おしそうに見て、抱き寄せて。その夜よりも黒い髪に口付ける]
それなら良かった。 あなたは私の宝物だから、苦しんで欲しくないもの。
[女が時折こうして過保護になる理由を幼子は知らない。幼子は母親がどうして耳が丸いのかも知らないし、自分が生まれる数年前の歓待も知らない。 それでもこうして愛されていると感じるたび、くすぐったさを感じながらその甘さに浸ってしまうのだ]
『大丈夫だよ。ね、プレゼント買いに行こう。街がキラキラで綺麗だよ』
(110) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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−−それはきっと、いつかの未来の、幸せな道の途中。
(111) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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