195 【完全RP村】終電は銀河を駆ける
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、トヨタ、ヒナコ、シーシャ、リツ、アイリス、パラチーノ、キャンディ、アツタネの8名。
─どこか─
[詳しい場所は定かでないが、元いた電車の沿線の野原だろうか。
そのひと所で張られたシーツに映し出されるのはこの車内での出来事。その傍らには「終電は銀河を駆ける」と書かれためくり台。
周りに並ぶのは狐の子ども。
その中の一匹、蝶ネクタイをした狐が口を開く。]
(#0) 2016/08/15(Mon) 00時頃
さあさあ皆さま。
ここにおります8人の人間。
一体どなたが『黒幕』なのか。
今、この演劇を見ているあなた。
どうですか?『黒幕』探しに一役買いませんか?
投票ではなく、この人なら『黒幕』を当ててくれそうだ、と思う方あればどうぞ委任してください。
あ、そうそう。『黒幕』以外にも第四次空間の人間がおりますからね。くれぐれのお間違えの無いよう。
あなたの一票次第でこのお話の展開は全く違う結末を見せるかもしれません。
さてさて、どうなりますでしょうか。
物語の後半を見てみることとしましょう。
[そういうと蝶ネクタイの狐は恭しく一礼をした。]
(#1) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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―少し前―
私も墓参りぐらいはしたいですね。 [男性の背景事情など、藍里が知る由もなく、ごく平然な呟き。 明日は晴れですね。と同じような調子の声で相づちを打つ。
もう墓の中にしか、大切なひとがいない。]
ええ。しっかりたんこぶが出来たので大丈夫ですよ。 出来て無い方がヤバいらしいですから。
……気をつけます。 自分でもちょっと軽率な行動な気はしてました。
[みんなも、という配慮の声に大人の男性の貫禄を感じた。 狼狽していないわけではないだろう。人の良さのようなものを、ひしと感じ取る。]
(0) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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―狐の口上前:アメリと―
[軽薄というよりは、気さくな雰囲気の雨里に悪感情は抱かなかった。]
ええ、素敵な名前ですね。雨里さん。
[世間話のようなものをぽつり。自分の名前は母親が名付けたんですよ、などと軽口をもうひとつ。]
あの車掌さん。 余り私達と関わりたくなさそうな、感じですし戻ってきませんしね。
ええ。どれだけ身近な人でもわからない事ってありますし。 ましてや正体不明の黒幕さんの考えなんて、話してくれないとわかりませんよ…。
[最後の辺りは翳りを帯びたのは、誰に対したものだったろうか]
(1) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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[かすかな呟きは耳を通る>>82 しかし。すぐさま笑って誤魔化したため、藍里は僅かに逡巡したが]
あなたとは、いけません。
[軽口のように、小さく返したのは反応を見たかったから。 明るくハキハキしている彼女にも抱えるものがあるのだろうとも、思いつつ]
……これが銀河鉄道なら、最終の行く先は南十字(サウザントクロス)。天の国。
の、可能性も無くはないですけど。
[妙な違和感の正体を藍里は探ろうとした。 そう。誰ひとりとして悪意のようなものを感じないのだ]
(2) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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[親戚や世間の目。顔色を窺うように育った藍里は、悪意には敏感だという自負がある。
黒幕には悪意がないのなら、探しづらさが深まる。
案外、目的がわかれば見つかるのだろうかと思考の迷路に陥りかけ――そこから探すのは無理だろうとすぐに諦めた*]
(3) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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トヨタは、再び溜め息をこぼした。**
2016/08/15(Mon) 00時頃
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[高橋さんによると編集者らしい>>1:69 豊田さんの独り言>>1:84は、 たとえ他者との会話中であっても拾うことができて]
ううーん。自分が、ですか? そうですね。俺たちにあまり共通点がないことと。 普段からこの時間帯のこの電車を利用している方が 多くなさそうだなってことから。 特定の人物を、探していたわけではなさそうで。
(4) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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誰でも良かったのかなあ、となると。 何かのっぴきならない状態に陥ってしまって 俺たち人間の手をいくつか借りたかったのかな?
くらいでしょうか。
はは。式に当てはめて、計算は好きなんですけど レポートはあまり得意じゃないですね。
[ううん、と唸って回答してみせるが 我ながら面白味がない。こんなのでも何かの参考になるだろうか。]
豊田さんはどう思われます?
[なんて言いだしっぺに尋ね返してみるが 他からの回答もあれば興味深く耳を澄ますだろう。**]
(5) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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――豊田全の話を耳にして>>1:84
[成る程。編集者というのは伊達ではないらしい。 その発想はなかなか良いような気がした。]
ああ。いいですね、それ。 そうですね、私が黒幕だったら――。 目的は大切なひとに会うためでしょうか。
でも。誰かを巻き込むのは好きではないので。
[というよりは、深く関わると自分の薄っぺらさが露見しそうで、嫌だから。というひどく利己的な理由だが。]
その場合は何らかのアクシデント、ですかね。
[非現実的なことを自分の身の上で考えるのはなかなか難しい。 稚拙になっていないだろうか、と藍里はやや心配になる。]
[大切な人とはもう会えない。それが、現実なのだから*]
(6) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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全。…全、ね。
[一度呟いてから、満足そうにもう一度名を呼ぶ。]
ふふ、俺は機嫌がよくなった。 ありがとう。
[話を促されれば]
(7) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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簡単な話さ。 君のように、しっかりと仕事を持ってない。 そんな服に袖を通したこともなければ 汗水垂らすこともない。 お金なんてその日暮らせる分があれば構わない。 帰るような実家もなければ、それを待つ家族もいない。 俺はみんなの役に立ちたいと思って生きちゃいるけど 別に謝られるようなことは何もされていない。 だから俺なんかに謝らないで欲しい、と思うのさ。 ……、いけないことかい?
[赤い目玉をるんと輝かせて足を組んで また頬杖をついて隣をじっと見た。]
(8) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[全が呟いた提案>>1:84には] 自分が黒幕だったらか…──。 俺だったらあれだなー。 素敵な世界にごしょうたーい! …って感じ?
[ここ楽しそうじゃん?と付け加え。 そして他の人の話も聞こうか、と立ち上がると 小さく礼を告げてそこから離れようとする。]
(9) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[豊田の話に耳を傾けつつも 周囲の観察を怠っていなかった藍里は再びの異変に勘づいた>>#0]
…………なに? 元に戻った、の?
[窓の外は煌めくような銀河の中ではなく 宵に紛れてかすかに見える景色は、元いた野原のような場所か。
はたまた、別の場所かと訝っていると これみよがしに貼られた]
[終電は銀河を駆ける と書かれためくり台のようなもの。
何故かその文字は夜闇にも見て取れた。]
(10) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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―原くんと相席のお話を―
えっと……たぶん、雛子はとおいがっこーにかよってるよー。
[うん、と頷いてスカートを摘まむ。 どうやら、この辺り来れば自分の通う学校の制服は珍しいものらしい。 彼が発する駅名も馴染みのあるようなものは存在しなかった。 分かったことといえば、黒幕のことでも、現在列車が走る場所でもなく、 ――ただ、自分がとても遠くへ来れたという事実だけ。]
……たかはし、さん? ああ!あの、おねーさん。
へえー、そーなんだねえー。 じゃあ、まんいんでんしゃとかにものるのー?
(11) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[聞き覚えのある声にはぽむり、と手を叩いて。 そういえば、さっき彼もおねーさんとお話していたっけ、と。 何だか仲が良さそうだったようにも見受けられたし、知り合いなのかな、とも思ったけれど――、 あんまり深入りしてしまうのは失礼だろうか。 そう考えつつ、普段は徒歩通学の自分からすれば憧れである満員電車についての話題を口にした。
相席の誘いには断る理由もないし、 寧ろこの状況下で一人で居るのは心細いのもあって大きく首を縦に振り快諾した。 置きっぱなしにしていた鞄が邪魔にはならないだろうか、と気を遣ってはみたが、 どうやら彼は鞄の隣の席に腰を下ろしたようだ。>>1:44 それを確認してから、彼が声を掛けたマスクを付けた短髪の人物>>1:25の方へと視線を向けたが、 ――聞こえていなかったのだろうか、相手はそのまま他の会話をしているグループの方へと行ってしまったようで。 暫くその様子を心配そうに眺めてから、青年の正面の席に座るだろう。]
(12) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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―――おほしさまってこんぺーとーみたいだねー。 おいしそーだから、ぜえーんぶ雛子のものにしてもいーい? 毎日ちょっとずつ食べていくのー。
―――ねえ、雛子? とても素敵な魔法を教えてあげる。 金平糖はね、みんなと分け合って食べるともっともーっと甘くなるのよ。
[それは、初めて私が教わった魔法の言葉。 そう、窓の外に見える風景はあの日のお空にそっくりだ。]
(13) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[席に着いて、そんな思い出に浸っては懐かしい気持ちになっていた。 我に返った頃には、目の前の人物は自己紹介をしているようで。>>1:71 いつの間にそんな流れに、とびっくりした顔で瞬きを。 それから、その輪に加わるようにして、]
わたしはー、雛子。 雛子ってなまえなのー。 このでんしゃにはー、いきおいでのっちゃったからーくわしいことはわかんない!
おりるえきもー、きまってないの。 雛子はー、世界の端にいきたいから、とにかくとおくへいきたいんだー。
[と、簡単に自己紹介を。 他の人の自己紹介にはうんうんと合図地を打ちながら、 皆の名前を忘れないように手のひらに平仮名でそれぞれの人物の名前を指で書いて覚えようとしたりして。]
(14) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[名前について素敵だといわれたなら、ありがとうと返す。 母のつけた名前だと聞けば、そっかあと目を細めた。>>1]
銀河線の車掌さんみたいだシね。 向こうにとってはモンスターみたいなもんだろうしサ。 あんまり関わりたくないんじゃない?
[車掌について聞けば、あたしの見解を述べてみる。 とはいえ…別世界の住民に興味を持つこと自体は、 物語に溢れた世界を見てると、不思議じゃない。 現にあたしも、別の世界に魅せられた一人だ。]
(15) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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ん、ン。不吉なこと言った。 ごめんね、アイリ。これあげるー。
[不安にさせるようなことを言ったかなと小さく反省。>>2 腕についてたいちごのブレスレットを取り、差し出す。]
だよね。カンパネルラは、ね。
[彼の末路を口にはせず、そう言って言葉を区切る。]
(16) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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[豊田さんの言葉(>>1:84)に、ほぉと感心して。 それに呼応するよう続く乗客たちの見解にもほぉほぉと頷くばかり。 率もひかえめに手を挙げて、続いてみる。]
あ、わたしこの電車使うの、初めてです。 見知った顔も、ないはずです。
[何の参考にもならないかもしれないけれど、といいわけがましく付け足して。]
わたしが黒幕だとしたら・・・
楽しい思い出を共有したいから、とか、ですかね。 こんな風に個性豊かな人たちとなら、素敵な記録になりそうじゃないですか。
[そうは言ってみたものの、何の手掛かりにもならなさそうで、自分自身の幼さにがっかりした。]
(17) 2016/08/15(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 00時半頃
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自分が黒幕だったら?
[ひょいっとスーツの男性を覗き込んでみる。>>1:84]
面白いこと言うね、ゼン。 あたしだったら…そうだなあ。
[少し考えていると、路紀が考えた応えを聞く。]
猫の手ならぬ、人の手を借りたい、かー。 …なんか助けて欲しいことでもあるの?宿題ー?
[夏休みのこの時期なら、宿題に追われている頃でもあるだろう。 そう思って、少し茶化したような声をかける。 そうしている間にも各々、考えたことを口にしていく。]
(18) 2016/08/15(Mon) 01時頃
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あ、シューヤ。りっちゃん。一緒いっしょー。 ここの風景を見せたくなったからかなーって。 きれーじゃん?ここ。 思わずかえろう?、って。言いたくなるよ。
…で、言いだしっぺのゼンは? 自分が黒幕だったら、目的って何だろーね?
[いえーい、と軽くピースマークを秋夜>>9と率>>17へ向けた後、 豊田へ問いかけながら、にこりと微笑む。**]
(19) 2016/08/15(Mon) 01時頃
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[席を立って、向かうは藍里の元。]
藍里が黒幕だったらって話。 大切なひとに会いに行きたいって、その人は こっち…幻想第四次にいるのかな。
それって…。
[何となく、予想はつく。三次空間の人間面識のある人間が 四次空間にいるだろうと言うことは。 その答えを聞いて自分はどうするつもりだったのか 答えなんてまだ考えてないけれど。]
なるほどね。黒幕さんは意図行ってないかもってことか。
[先程の問に応えはあったか。 いずれにせよ、続く主張に新しい視点だなーと記憶に留めた。]
(20) 2016/08/15(Mon) 01時頃
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[雨里が指でVサインを作るのに合わせて自身も いえーい、とピースを作って返す。 そのまま二つの指でまた徐に唇を弄りながら 全の出した問いかけにみんなどんな風に答えるのかな と興味深く見守った。
時折腰からぶら下げた鎖を引っ張ってぷらりと揺らしてみたり。 もらったハートのパッチンピンを弄ってみたり。 落ち着かない所作ではあったが、やっぱり楽しそうに 車内の様子を窺っていたのだった**]
(21) 2016/08/15(Mon) 01時頃
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さて、さて。
俺は誰が黒幕である、と告げればいいかな。
黒幕だなんて言い方が悪いのだ。
俺はみんなの役にたとうと。みんなに素晴らしい思いをしてほしいだけさ。
ふふ、そうだなあ。
一番俺がこちらの世界に連れていきたいと思う人間にしようかな。
[思い浮かべるのは、個としての未練が強そうな者。
帰りたがっているもの。
そんなことは頭の外に置いて、幻想第四次で過ごせばいいのさ。
日々の喧騒も、仕事も金も、目を覆いたくなるような人間関係も
ここにはないし、必要ないのさ。
きっとわかってもらえる。
ここが素晴らしい世界である、と──。]
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[アメリから賛同とピースサインが飛んでくれば(>>19)、髪を掻いていた手を止め、こちらからもピースを返そう。]
黒幕さんに悪意がないのなら、 次の駅で追い出すの、ちょっと可哀想ですよね。
[黒幕さんが連れて行きたい終着駅には何があるんだろう。]
(22) 2016/08/15(Mon) 03時半頃
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[雨里の問いかけに>>19全が答えを返す前に口を開く。]
俺が当てようか? 実家は長いこと帰ってない。 本当は気が重くて仕方ない。 ため息もそのせい。 君の後向きな気持ちがこの銀河鉄道を 呼んだんじゃないのかい?
[特に責めるふうでもない、やはり楽しそうに 口許はにこにこと、赤い目玉はらんらんと。]
でも安心してくれよ。 少なくとも俺は連れてきてもらって 感謝してるんだから。
[さて、相手はどう答えただろうか。]
(23) 2016/08/15(Mon) 08時頃
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[今からもう少し先の話。 ひとしきり話し終えた後に、うーんとひとつ伸びをしてから 頭の後ろで腕組みをして。 窓の向こうの景色を見ようと窓をガラリと上にあげた。
さらり さらりと
綺麗な水は波立つ煌めきを あちらにこちらに作っているので確かに流れてることがわかる。 銀河のせせらぎに時折白鳥が飛来するのを眺め、 銀の穂をまっすぐに伸ばしたすすきがざあっと音を立てるのを聞いて、深くその瞼を閉じたまま星めぐりの歌を口ずさむのだった。] .
(24) 2016/08/15(Mon) 08時頃
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あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ あをいめだまの 小いぬ、 ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ つゆとしもとを おとす、 アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに 五つのばした ところ。 小熊のひたいの うへは そらのめぐりの めあて。
(25) 2016/08/15(Mon) 08時頃
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[向こうにとってはモンスターみたいなもの、と言われ藍里は得心した>>15 雨里の言う通りに関わりたくないか、関わってはならない不文律でもあるのかは不明だが。]
ああ、成る程。 あちらの不始末なのに私達に押しつけるような形は変だと思ったんですけど。 こちらの常識が、あちらの常識とは限らないですしね。
[そんな風に呟いていると唐突な謝罪の声>>16 差し出されたのは愛らしい、いちごのブレスレット]
(26) 2016/08/15(Mon) 10時頃
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え? いいんですよ。そんな不安になったりとかじゃ、ないんで。 ……此処に、残りたいなって人を否定するつもりとかもなくって。
ただ私は明日も仕事があるから家に帰りたいな、とかそんなこと考えてただけで…。 すみません、気を遣って貰って。
私、会社帰りで…あの、お返しとか本当出来ないんですが。
[貰っていいんですか? とおずおずと訊ね返す。 藍里には似合わなさそうな可愛らしいブレスレットを手の中で転がす。 何だか今日は、知らない人から物を渡されてばかりだと思いながら。]
でも。あれは寓話で、ここは非現実的ですが私達の現実なので。 終着駅には違うものでも驚きませんし。
[終着駅まで乗るつもりは藍里には無い。だけど結果はどうなるかはまだ定かではないのも、歴然とした現実だった*]
(27) 2016/08/15(Mon) 10時頃
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[突然席を立って近づいてきた秋夜>>20に不思議そうな顔を浮かべる 続く言葉に、自分の軽率さを恥じ入った。]
ええ、せっかくお盆なので墓参りに行こうかなとか思ってたとこ。 もう数年も経ってるから、大丈夫。
せっかく楽しそうだったのに水を差してたら、ごめんなさいね?
[隠して変に思われて、変な場所で降ろされても困るので素直に告げて、余り面白くないであろう話題を反らすように続けた。]
ああ、でも。意図的でなかったら、八方塞がりだものね。探しようがないものね。 余裕があったら自分が黒幕だったらどうするか、改めて考え直してみるわ。
[茶化した風に口にしつつも、想像力が貧困というか。 大したことは考えられそうにはないなあ、という自覚はあった
現実は現実でしかない。 目の当たりにするものが如何に不可思議な現象でも 例えどれだけ理不尽でも 藍里は現実を受け止めるしか術を知らない*]
(28) 2016/08/15(Mon) 10時半頃
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[秋夜との話を終えた後だったろうか。不意に耳に通った少女の声に、視線を投じる>>22]
りっちゃん。悪意が無くても、迷惑なことは沢山あるのよ 子どもの遊びとかって、ほら、子ども故に残酷なことするなあって事もあるし。
それに、終着駅に連れて行かれた後どうなるのかもわからないし。 片道切符だったら、とかね。
[直接的な表現こそ避けたが、藍里の最大の懸念はそこだった。 この列車が片道で帰る術が無い場合、自分達はどうなるのだろうか。
黒幕の目的より、終着駅に何があるかより、元の現実に帰れるかどうかに重きを置く。
無事に帰れる保証のない列車に乗り続けるには、藍里は好奇心が欠けていた*]
(29) 2016/08/15(Mon) 10時半頃
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[言い出しっぺの法則とでも言うべきか。豊田にはいくつかの声があがっていたため、藍里は他へと促した。]
お坊さんと雛子ちゃんは?
自分が黒幕だったら、っていう想像での目的。
[やんわりと促しながらも、全員分を聞いて置きたいというのが本音だった。**]
(30) 2016/08/15(Mon) 11時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 11時頃
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まあ、巻き込まれた側には迷惑な話ですよね。
[藍里の言葉(>>29)は穏やかに聞こえたが、窘める響きを含んでいたのだろう。 まるで子どもに言い聞かせるそれのようで。 つい先ほどまでそこにあったはずの、医師や看護師と過ごす日々を率に思い起こさせた。
帰らなきゃ、とは確かに思ったけれど。 帰りたい、かどうかは、よくわからない。]
(31) 2016/08/15(Mon) 13時頃
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― 腰を落ち着ける頃 ―
えっ? だ、大丈夫?帰れる?
[とおい、という単語>>11も気になったものの。 それよりも心を揺らしたのは、たぶん、という言葉。 太田率と名乗った少女といい、 夏は人を衝動的にさせる季節なのだろうか。
ただ、太田さんと目の前の少女の違いは 帰るつもりがあるかどうか。 それが気になる自分には、帰るべき場所が、ある。]
(32) 2016/08/15(Mon) 15時頃
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うん、といっても、話したのは今日が初めてだけどね。
この電車も朝は凄いよ、もう。 乗るだけで疲れるくらい。戦争だよ。 電車、あんまり乗らない?
[大きな快諾>>12をもらえれば、ありがとう、と遠慮なくお邪魔して。 高橋さんの話については特に踏み込まれたと壁をつくることはない。 満員電車の話に逸れる頃には なんとなくこの子のテンポに慣れてきていたのもあるだろう。 もしかしたらこちらの回答は、 彼女の抱いていた憧れ、を壊してしまったかもしれないけれど。*]
(33) 2016/08/15(Mon) 15時頃
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― 自己紹介と黒幕だったら、トーク ―
雛子さんの、世界ってどんなの?
[自己紹介の前に会話は一度途切れてしまっていたけれど。 気になるワード>>14を拾ってしまえば思わず疑問が口をつく。
地球は、世界は、丸い。丸に端っこなんてない。 それは自分の視界。 浮世離れな雛子さんの目には何がどう映っているのだろう。
先ほどまでしっかりと握られていた青い鳥の人形。 視界に入るところにあれば、それにちらりと目をやりながら*]
(34) 2016/08/15(Mon) 15時頃
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ふ。黒幕さんから見た俺らは、 猫のようなものかもしれませんしね。なんて。
[アメリさんの返し>>18には、 モンスター云々を思い返して軽口を。]
………え?あっいえ、見知らぬ誰かを呼ぶなら、っと! あはは、そうですね宿題どっさりなんですよ。 アメリさん、手伝ってくれます?
[返していた余裕は明るい声音に一度奪われる。 見知らぬ誰かを呼ぶ事態、と考えると一番にでてきたそれは。 ぶいさいんをする3人とは全く違った方向だったようで
あからさまに動揺してしまったのは 無意識に伸ばしていた手を掠められた気がしたから。 取り繕うように相手の言葉に乗っかる間にも 次々と見解が述べられていく。**]
(35) 2016/08/15(Mon) 15時頃
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[返ってきた返答に>>28、ああやっぱりと 内心頷いて、眉をハの字に下げ、赤い目をきょとんとさせる。]
なんでさ、そんな心配は無用だよ。 それに、ホントに亡くなってるのなら きっと天上か、そうでなくても北十字の下にいるはずさ。
[本でそうだったと思うから、とにこりと微笑みをひとつ。]
悪意……かぁ。
[藍里の、率を諭すような言葉を耳にして 唇に指を掛けるとしばしウンウンと唸ってみた。]
(36) 2016/08/15(Mon) 15時半頃
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残念だなぁ、俺に悪意なんて微塵もないのに。
みんなの役に立ちたい。いつもその一心さ。
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[死者がどこへ逝くのかなど、藍里にはわからない。 銀河鉄道があるなら、天上というのもあるかもしれない。
無いかもしれない。 根拠がないものを、藍里は信じない。]
そこはね、秋夜さん。うまく言えないの。 秋夜さんが名前で呼ぶのをこだわってるのと似てて、違うというか。
大丈夫、とは少し違うけど。一番的確な言葉で当てはめるなら大丈夫、なの。
[曖昧な言葉で濁したのは、空っぽな自分を藍里は知られたくなかった。 無意識のことであったが、僅かでもこの面々といるのを楽しんでいる部分もある。
家に帰る、方が天秤が傾いているだけで。 どうなろうと此処にいる人達を嫌いにはなれそうになかった]
(37) 2016/08/15(Mon) 17時半頃
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そうね、悪意は無いと思うのよね。 子どもの悪戯というより、寓話によくある妖精の悪戯の方が近いかしら。
気に入った人を引き摺り込むとかそういう話知ってる?
そういうのに近いかなあ あ、でも。路紀くんの言う特定の人物を探してるとかではないのかも
案外本当に猫の手ならぬ、人の手を借りたいとかが真相でもおねえさん驚けないかも。
[引用してふと路紀の言葉を反芻する>>5 人間の手を借りたいなら。まるで、黒幕は人間ではないような口振り。藍里はてっきり向こう側とこちら側。彼岸と此岸のように捉えていたが。
向こう側には藍里達はモンスターかもという雨里の見解もあるし>>35何やら動揺しているようなので、放って置くことにした**]
(38) 2016/08/15(Mon) 17時半頃
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[大丈夫という問いにはこてり、と首を傾げつつ、]
んー?なにがー?
[と間抜けな声で答えを落とす。 ただ――続く、「帰れる?」という問いにはやや面を食らったように瞬きを。]
――……、
[おねーさんも言っていた。 「これからお家に帰る」のだと。 それに、それを聞く彼にもまた――「帰る場所」があるのかどうか。]
(39) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[小さな頃、おかーさんには色んな魔法を教えて貰ったっけ。]
金平糖が美味しくなる魔法 お友達と仲直り出来る魔法 明日いい天気になる魔法 犬が怖くなくなる魔法 ピーマンが食べられるようになる魔法 席替えで好きな子と隣の席になれる魔法――、
[他にもたくさん。 覚えきれないほど、たくさん。
でも――いちばん最後の魔法は、ちゃんと覚えてる。]
(40) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[最後の魔法を教わったのは、高校二年生になった夏の日。
私が学校から帰ると、母は家に居なかった。 人気のない部屋に遺されていたのは、青い鳥のクッキーと、一枚の手紙。 ぞくり、と嫌な予感がした。
勢い良く手紙を、手に取る。]
(41) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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――雛子ちゃんへ。 お母さんは遠い遠い旅に出ます。 長い、長い旅です。 風邪の赴くまま、気の向くまま。 世界の端のほうまで行ってみようと思います。
だから、暫くさようならです。
最後に。雛子ちゃんに魔法を教えます。
それは、お母さんを忘れる魔法です――
(42) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[それから、暫く経ったある日。警察から電話があった。 お母さんが、死んだという連絡だった。 ――お母さんは遠く離れた場所で、身を投げて死んでいたらしい。 理由は、分からない。 借金は無かっただろうし、お父さんとは小さい頃に離婚して――、 その後他の異性と親密になった様子だって、なかった。
たくさん、考えたけれど。 私には、分からない。 お母さんがこの世を捨ててまで、旅に出た理由を。
私は、ずっと一緒にいたお母さんの事を全然知らなかったんだ――。]
(43) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[溢れる涙を、力任せにごしごしと拭う。泣いている場合じゃない、と。 スクールバックを肩にかける。 もう、私には家で帰りを待ってくれる人なんていない。 見送ってくれる人だって――いない。
ならば、旅に出よう。 お母さんが旅を始めた理由を探して、世界の端まで行ってみよう。
そうして、私の旅は始まった。]
(44) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[と、そんな事を思い出せば――頬を濡らす。とても無意識に。 はっと、我に返ると頬を濡らすそれを指で拭って――、目の前の青年>>32から一度顔を逸らす。 けれど、数分もすれば――申し訳なさそうに眉をハの字に下げて笑う。
――お母さんが教えてくれた、悲しい時も笑顔になれる魔法。]
でんしゃ、あんまりのらないの。 雛子は、あるくのがすきだからねー。
それに、せんそーしたら、雛子すぐまけちゃうきがするし!
[さっきまでの涙が嘘のようにけらけらと。 続く世界についての質問にも、いつもと変わらぬ様子でゆっくりと。 それでいて、手元の青い鳥をきゅう、と抱きしめながら。]
雛子の世界――? それは、そんざいするものぜえーんぶだよ。
(45) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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うみも、ちじょうも、そらも、ほしも、 ――うちゅうも、そんざいするものぜんぶまとめて、世界なんだよ。
[胸を張って答えてみせる。 地球が丸いのは知っている。端なんて、普通に考えればないことなんて、知っている。 でも――お母さんは言っていたんだ。
世界の端に行く、と。
ならば、――どこかに世界の端は在るのだ。きっと。 それでなければ、お母さんの旅は永遠に終わらないことになってしまうから。 私は、常識を捨てて生きることにした。
地球が丸ければ、果てはない? ――もしかしたら、地球が丸ではないかもしれないじゃないか。
そんな考えで生きていくことに決めたんだ。]
(46) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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[その話の折りに聞こえる黒幕の思惑の話には斜め上を向いて、唸った後に。]
もし、黒幕さんが、こういう世界にひとりでいきていたんだったらさー ――寂しかったんじゃない、かなあ。
おともだちとか、いなかったりしたらさ、こんな綺麗なけしきのとこいても、 雛子だったら、さみしいくて、いやだなーっておもうんだよねー。
[ぽつりと呟いた。それが他の人に聞こえたかどうかは分からないけれど。]
(47) 2016/08/15(Mon) 18時半頃
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……、ふむ…。
[若者たちはこの状況に慣れ、黒幕を見つけるための議論を交わしている。 自分が黒幕だったら、を明かすのはなかなか興味深い]
皆さんのご意見、興味深いですね。 さて、わたしも黒幕だったら、の仮説に基づいて考えを述べてみたいのですが…。
[もう一度窓の外を見て、車内の入れ替わった調度を眺め、眉を顰める。 思いついた事があるが、果たして言っていいものやら]
…わたしが幼い頃に、テレビでやっていたアニメがあるんです。 ちょうどこの列車のように、宇宙へ飛んで、見知らぬ惑星へと向かうお話でした。
謎めいた美女と少年の二人旅。 向かう先々に、さまざまな試練が待ち受け、それを乗り越えるごとに少年は大人へと成長していく。
……実に、憧れたものです。
(48) 2016/08/15(Mon) 20時頃
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なので、もしわたしが黒幕だったら、少年時代の憧れを実現した、という事ですね。 あいにく、今はもう少年ではなくて、ご覧の姿ですが。
[禿げ上がった頭部を片手で撫で、朗らかに笑った。**]
(49) 2016/08/15(Mon) 20時頃
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?!っご、
[何気なく出た言葉が他人のなにに触れるかは分からない。 多少は、知っていたはずなのに。 静かに流れたそれに>>45、動揺しないほど大人じゃなくて。
けれども謝罪を口にする前に、 顔を逸らされてしまえばそれ以上は何も言えなくて。
タオル、は忘れたんだったってば! と鞄に伸びた手が右往左往して、ようやっと掴んだのは 眠気覚ましのミントタブレット。]
(50) 2016/08/15(Mon) 20時半頃
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――黒幕になったら〜談義>>47
寂しくて、連れ込んだ……かぁ。
ひとりで居たら、雛子ちゃんは寂しいのね。 おねえさんには、思いつかなかったかも。
ひとりで、家で読書とかして過ごすのが好きだし。
[寂しい、と思うものだろうかという疑念は藍里は追求しない。 どことなくひそやかな声は水を差すのを躊躇うようなものがあった。
集団のなかで、賑やかに過ごし、笑い声さえ零していて ――ふと、ひどく乾いたような孤独を覚えることもあるのだとは
到底言える筈もなく、藍里は雛子に対して無難な相づちを打ちに留めた。 不可解な二度目の動揺をしている紀路が、ミントタブレットを出した。欠伸ではない。断じて、と思ったがこちらも言わぬが花。
何となく雛子ではなく紀路に、予備のハンカチを渡してお坊さんの話に耳を傾けた]
(51) 2016/08/15(Mon) 20時半頃
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そう?じゃあ、慣れない電車に負けないように。 良かったら食べる?すっきりするよ。
[ガタンゴトン 何度も揺られないうちに、笑顔がこちらを向けば 宙で彷徨った手を誤魔化すように、差し出す。 これを食べたら、無敵。スーパークールって名前だしね。 なんて言葉も付け足せば、受け取ってくれただろうか。]
んー、そっか? じゃあ、ここですら雛子さんの世界の一部になっちゃう? こんなに、広い世界だったら、端を見つけた時にはきっと。 色んなもので両手いっぱいかもね。
[自分もケースをぱかりと開けて、 タブレットをひとつ口に放り込む
すうっとした頭で窓の向こうを覗いても さらさらと気持ちよさそうに、すすきが泳ぎ 光が瞬いていくのが流れていくばかり。*]
(52) 2016/08/15(Mon) 20時半頃
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こんなふうに、ね。
[そう言ってミントタブレットとは異なり 有無を言わさず、雛子さんの手に押し付けるのは きっと一目で女性ものとわかるだろうハンカチ。>>51
大人ってこんなスマートなもんなの?! っと突然手渡された時には わたわたしてしまったのは内緒だ。
もちろん、持ち主を尋ねられたら「あちらのお客様からです」と 高橋さんに手の平を向けてしまうだろう。*]
(53) 2016/08/15(Mon) 20時半頃
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――黒幕になったら〜談義:住職さんと>>48
[どこか眩しいものでも見るような視線で、お坊さんも話出す>>48 窓の外を眺める。銀河鉄道というからには雄大な銀河の中を走っているのだろう。 彩り鮮やかな、星の欠片を詰めたような幻想的な景色。]
アニメですか。
[藍里にはまったくわからなかった。 元からテレビを余り見ないということもあるが、読書好きで漫画には手を出さない嗜好なため、わかる人と打ち解けて話せたらいいと願うばかりだ。 ジェネレーションギャップは、埋められがたいものがあるのか。有名なアニメかどうかもわからない。]
憧れ。 ……うーん、憧れですか。成る程。
[相づちは打つ。ただ、黒幕かどうかと言えばこれまでの統合をしても違う気が藍里にはしていた。*]
(54) 2016/08/15(Mon) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 20時半頃
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─ 秋夜 と ─
[こちらの名乗りに若者は言葉通り機嫌良さげだ>>7。 礼にはいやと短く返しながら首を横にして、そうして簡単な話を静かに聞いていく>>8。 頷いて彼の言葉を脳に染み渡らせて、それからふむりと首を傾げてしまう。]
しっかり仕事を持っていて、こんな身なりをしていても、だ。 私が立派な人間だとは限らないだろう。
[事実、妻には逃げられている。そう口に出来ないのは、男としての見栄みたいなものだろう。]
人の役に立ちたいと思って生きているぶん、秋夜くんの方が私からしたら立派なんだけどな。
君が謝らないでほしいという理由は理解した。 が、失礼なことをしたと反省するおっさんの気持ちも、少しは理解してもらいたいな。 ──いけないことかな?
[なんて。 秋夜の言葉尻を借りて、赤い目玉を輝かせる彼へと首を傾げてみせた。 頬杖をつくその顔を、じっと見つめ返しながら。]
(55) 2016/08/15(Mon) 21時頃
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まぁ、何のかんの屁理屈をこねてみたけどね。 君の言い分は理解した。
私の言い分も、少しは理解してもらえると嬉しいってところだな。
[秋夜に向けた詫びに関してのあれこれをそう結ぶ。
己がこぼした思いつきに答えを落とした秋夜が離れようとするのを、答えてくれて有難うと告げてから見送る>>9。]
(56) 2016/08/15(Mon) 21時頃
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─ 黒幕レポート ─
[レポートの集まり具合は上々だった。 大切なひとに会うためという藍里>>6。 誰かを巻き込むのは好きではないという言葉に、黒幕とは考えづらいなんて思えてしまう。
率の言葉は少女らしい発想に思えた>>17。素敵な記録と言える彼女が、今乗り合わせている者達を憎からず思っているのが理解出来る。 少しばかり心の中があたたかくなる物の見方は、彼女の幼さという今だけの宝物がなせるものだろうか。
雛子の、黒幕は寂しかったという言葉>>47。 それは残念ながら耳には入らなかったが、耳にすれば豊田は彼女こそが寂しいのではないかと余計な気を回してしまっただろう。 車内で初めて言葉を交わしたまほーつかいだからか、妙に心配してしまうのは仕方がないと、そんな言い訳を内心でしたかもしれない。
禿げ上がった頭部を撫で朗らかに笑う篤胤は、幼い頃のアニメの思い出を聞かせてくれる>>48>>49。 再放送で眺めたことのあるアニメを思い出したせいか、実に憧れたという彼の言葉に豊田は静かに頷いたりもして。]
(57) 2016/08/15(Mon) 21時頃
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[視点が黒幕とは随分遠いように思える語りを聞かせてくれた、計算好きと言ってくれた少年と>>5、綺麗なものを見せたかったというアメリが、自分はどうなのだと問いかけてくる>>18>>19。
問われ、豊田は顎に右手を触れさせながらふむりと考え込んだ。 自分が黒幕だったらの理由を。
考えていれば、さらりと秋夜が口を開いてきた>>23。 まぁ、己の状況は大体合っているが。]
──……私が黒幕だったら、まずこんな綺麗な情景が見える世界には行ける気はしないな。 秋夜が口にした、後ろ向きの私なら、ね。
[口許はにこにこ、赤い目はらんらんとしている彼にそう否定を返して。
それから、己が黒幕ならばを口にしてみる。]
(58) 2016/08/15(Mon) 21時頃
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溜め息なんか忘れるくらい、綺麗なものを見たかったんじゃないかな。 吸い込まれるような銀河を、ノスタルジックな内装の鉄道で駆けていく。 綺麗で幻想的で、そうしてどこか、童心をくすぐるものがある。 いい、現実逃避になるだろうからね。
だからといって、人を巻き込んでいい理由にはならないけど。
人を巻き込んだ理由は……なんだろうな。 現実を忘れるくらい綺麗なものを見たいと思ったのが、“今”だったから。 だから思わず、人を巻き込んでしまった。
[つらつら言葉を吐いて、窓の外を流れる銀河を見つめる。 自分が黒幕だったらの理由は、きっと──。]
こんなものだろうね。
[問いをくれた者に返して、苦笑してみせた。]
(59) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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[うまく言えない>>37、と曖昧な言葉で濁す藍里に 素直な言葉を重ねる。]
藍里の中では気持ちの整理がついてる…ってこと? でもそれはきっと「諦め」なんだ、と俺は思うけどね。
[相手がどう思うかより、自分がどう思うかを優先して語って。 だってそんな風に諦める必要なんて本来はどこにもない そう思えるのだから。]
(60) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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子どもや妖精の類ね、ふぅん。 気に入った人、かあ。なるほど。 引きずり込むという表現も賽の目を変えると 同じことなのかもしれないね。
悪意がないと思うっていうのは俺も同意だよ。 ここにいる人はみんな良い人そうな者ばかり だからね。悪意も作為も、あれば自然と滲むものさ。
[口ではそう言いながら、藍里の現実的黒幕推理>>38は秋夜には難しく、小さく欠伸をかみ殺して 元居た席に戻ることにした。]
(61) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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答えてくれて有難う。 それから、私の話を聞いてくれたことも感謝しよう。
[苦笑を改め、表情を常のものに戻す。
窓の外に広がる銀河は美しいが、求めていた景色とは違う。 己が求めていたのは、ひどく苦いがただの現実だ。 会話が成立するか判らない父と会うという現実。 上手くいけば、妻ともまっとうに話が出来るかもしれない、現実。
苦いが、男は男なりに希望を求めていた。 綺麗で幻想的で、童心をくすぐるこの状況にはない、現実の希望だ。]
少しは得るものがあったかな。
[懐から仕事道具であるボールペンが挟められたメモ帳を取り出し、記憶が鮮やかなうちに書き込んでいく。 自分が耳にした、乗客たちのレポートを。]
(62) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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路紀くんが雛子ちゃんを泣かせた(>>45)。
[・・・この実況は意地が悪すぎるだろうか。
路紀の動揺は凄まじかった(>>50)けれど、隣にいる率も相当焦っていた。
美しい髪と背中を撫でてやるだけの親密さもないし、ハンカチもいま彼女には持ちあわせがない。 何か代わりになるものがあるんじゃないかと期待を込めて、ポケットを乱暴にあさる。
切符を探したときには空っぽだったはずのポケットで、ごわっとしたものに指があたる。 引きだしてみると、それは緑にも黒にも見える、はがきのような、何か紙切れであった。
そうこうしているうちに、路紀からはミントタブレットが、藍里からはハンカチが、雛子へと渡った様子。
雛子はもうからりと笑っているけれど、撫でてあげればよかったかなって、少し心残り。 何が正解なのか、率には全然わからない。]
(63) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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[>>60の言葉に、ただ微笑んだ。]
そうね。「諦め」かもしれない。 だけど、諦めることも悪いことではないからね。
湿っぽい話をしてごめんなさいね。本当。 [秋夜と話していた頃か。豊田の黒幕仮説が出たので耳を傾ける。 内心では申し訳無さが藍里に広がる。親身になってくれただろう秋夜の言葉は藍里の心には響かなかった。
諦めぐらい抱いているのなら、まだ真っ当なのかもしれないとさえ思う。]
(64) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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[静かに語る豊田の言葉を反芻しながらも意識を傾ける>>58 秋夜がボックス席へと足を向けても気にすることもなかった。
自分が黒幕だった、こんな綺麗な情景の世界には行ける気がしないというのはどことなく最初に抱いたどこか神経質そうな疲れ果てた男性というイメージに沿った。
無論、第一印象からがらりと変え、案外面倒見の良く、顔に出づらいひとなのかなというの藍里の印象だった。
少なくとも気分で八つ当たりをする上司とは一切違うというのが印象だった*]
(65) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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[篤胤と雨里の膝の間を通り、元居た窓側の席へと戻れば 篤胤の言葉>>48に眠くなりかけた瞼を開く。]
いいね!888! 俺も好きだよ!見たことある!
[楽しげにそう言うと主題歌を口ずさむ。 禿頭を一度撫でる壮年に]
篤胤は明日ダンカさん家に行くんだよね? もし行かなかったら怒られるのかい?
[ダンカというものを知らない口ぶりで どうなるのだろうと、尋ねてみる。]
(66) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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─少し前、全へ>>55>>56─
俺には真面目に固まってて、きちんと 繕っている感じはするけどね。 人間らしい人間だと思えるよ。
[勿論、彼が妻に逃げられてなどとは微塵も思わないので、素晴らしい人間、現代社会に適応した人間なのだろうという思いで返事を返す。]
…んーーー。
[長いうなりの後に唇を弄りながら口を開く。]
それが君のためになるというのなら 俺に謝ることをするなとは言わないよ。
(67) 2016/08/15(Mon) 21時半頃
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[それから黒幕であったら、右手を顎にかけ思索に耽る 全へ向けた言葉への返事に]
はは。 なるほど。君、案外ポエマーだね。 嫌いじゃないよ。
[にこにこ笑うが、続く言葉に]
巻き込む、か。 みんなには そう なんだね。 俺はそんな風には思えないけど、なあ。
[と少しつまらなさそうに唇をつまんで 窓を開けて外の景色を見ることにした>>24>>25*]
(68) 2016/08/15(Mon) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 22時頃
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怒られるというか、ご迷惑をかけてしまうねぇ…。
[秋夜の問いかけ>>66に、現実に戻った顔をして困ったように眉尻を下げる]
ご先祖様をお迎えするためのお経をあげに行くのだから、わたしが居ないと、皆さん困ってしまうだろうね…。
[依然帰りたいという気持ちは強く抱いている。*]
(69) 2016/08/15(Mon) 22時頃
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[藍里の合点したような顔に首をこてりと傾けて笑む。>>26 不吉な言葉にはっきりと行けない、と言った彼女に、 差し出したブレスレットは戸惑いを与えたか。 差し出したあたしも、深い理由なんてナイ。]
気を遣ったわけじゃナイよ? あげたいなって思ったダケ。
[おずおずと貰っていいのかと尋ね返されたなら、 目を細めて笑ったまま首を縦にひとつ振る。 彼女の手の中にブレスレットが移れば、 楽しそうに踵を返す。 その背中に終着駅について語られたら、肩越しに振り返る。]
そーだね。似てるけど、見ないことには分からないね。
[終着駅を見ることがあるのか、現時点では分からないけれど。 分からないことは考えてもしょうがないと、 先ほど藍里も言っていたから、それ以上は喉の奥に留める。]
(70) 2016/08/15(Mon) 22時頃
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[路紀が黒幕から見て猫のようなものかも、と言えば、>>35 手を軽く手を握って、招き猫のように手首を返す。]
あっはハ!いーよ、手伝ってあげる。 あたしで分かる問題なら、だけどね!
[なんて軽く笑った後、予想の一致した2人に指を二本立てた。 返されるしるし>>21>>22に歯を見せて笑う。 学生さんがどんな気持ちでいたかなんて、想像も出来ずに。 お坊さんや女子高生の予想も、にこにこ笑ったまま聞いた。]
(71) 2016/08/15(Mon) 22時頃
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[全に向けた問いに、秋夜の予想が投げ込まれる。>>23 答えあわせをせがむようにスーツの男へ視線を向ければ、>>58 少し考え込んだ後に言葉を口に乗せる。>>59]
ふぅん。じゃあ、全が黒幕の場合、 あっさり次で降りちゃいそーだね。 あ、でも目的、達成してる人多いかも?ホラ。
[右手の人差し指を立てて、車内の空気を混ぜるようにくるり。 メトロノームの様に左右の車窓を指差した。 指先の窓の外へ視線を向けて、目を細める。]
大切な人に見せたくなるぐらい、キレイ。 こんなに不思議な夜は、きっと素敵なことが起きるよ。 …きっとね。奇跡だって、起こるカモ。
[ね?と笑って、扉の側まで歩き、窓にそっと触れる。]
(72) 2016/08/15(Mon) 22時頃
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?! 率さんにもあげるね。
[収まったかな?と思ったとたんの呟き>>63に ぱかりとケースを開けて、ミントタブレットをもう1つ振り落とそう。
内緒、内緒。と目線で訴えながらケースを振るけど 出てくるのに時間がかかったのは 動揺してたからなんかじゃないですはい。*]
(73) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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いいえ。提案してくれてありがとうございました。 何か、得られましたか? もちろん、皆さんも。 俺は、何だか聞けば聞くほどぐるぐるしてしまったんですが。
そもそも無意識だったのか、意識的だったのか。 無意識で今も気づいていないのなら 今のこの状態もおかしくないな、とか。
[そうこうしていればレポートの回答は全て集まっていたようで。 何かを書き込んでいる豊田さん>>62に顔を向けてから ぐるりと車内を見回す。 悪意うんぬん、の話も出ていたようだが 確かにそれを否定する考えに頷くほど和やかだ、というか。 黒幕らしき人が思い浮かばない、というか。]
(74) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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[銀河鉄道は星明かりの上を駆けていく。 次の到着駅がどこか、誰にも知らせることなく。
窓が開いて>>24風が車内を通り過ぎる度、 光と共に色付いた髪を揺らしていくよう。]
終電に乗っているのも夢だったり。 …なんてね。ジョーダン。
[路紀の声>>74に独り言の如く小さくぼやいて、 零れるうた>>25に耳を傾ける。 少しの時を揺れに身を委ねつつ、小さく声を合わせた。*]
(75) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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ああ、確かに。 私が黒幕ならば、次で間違いなく降りるな。
[存外判りやすい性格をしているのか、己は。 なんて苦笑しながら雨里に頷いて、そうして空気を混ぜるような彼女の指先につられて、車窓の向こうを眺めたりした>>72。
少しつまらなさそうな秋夜の反応には、まぁつまらない人間だと己には打倒な評価だと思い、特に気にすることもなく>>68。
そうして手帳にボールペンを走らせ、書き上げたそれを懐の元の位置にしまう。 顔を上げれば少しばかり推定十代組がいる場所が何やら賑やかだった。]
得られたもの、か。 そうだなぁ。
[その賑やかさの要員の1人、原 路紀少年がこちらへと顔を向け、それから車内を見回した>>74。]
(76) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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そうですか。…じゃあ、貰いますね。 ありがとうございます、アメリさん
[受け取る理由は藍里には無かったが、何とは無しに無碍にもしづらかった。 手のひらで転がる。苺のブレスレット。 自分よりも、雛子や率の方が似合いそうだと思いつつも、手首に嵌めてみた。]
ええ。見ないことにはわからないです。
[和むような会話。情景よりもやさしい空気を纏うひと達。
それでも、藍里の決心は揺らがない。]
(77) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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[――ガタン,ゴトン。 電車は揺れる。不可思議な情景を映したまま、揺れる、揺れる。]
無意識の場合とか、自覚がないとかも考えたけど――。 その可能性はおねえさんは取りあえず置いたの。
それだったら、お手上げだからね。
[その場に誰かがいたなら、立ったままが足が痛くなったと言って,誰も座っていないボックス席へと移動した。 声を掛けられば返事をしただろうが。今までのやり取りなど、藍里は頭の中で振り返ることにした*]
(78) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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まず、君の言葉。 黒幕としてのもしもを話してくれた時、凄く黒幕としての自分が想像出来ないように──視点が遠いと言えばいいのかな。 そんなふうに思えた。
あとは高橋 藍里さん。 彼女が黒幕なら、乗客とともにこんなことをするのは考えづらい気がしてる。
それに彼女は、積極的に黒幕を探そうとしているしね。
[この車内で積極的に人と言葉を交わしていく藍里の姿を思い返しながら、自分の見解をぽつぽつこぼしていく。]
私自身はまだ誰が黒幕なんてピンとはこないが、違うのではないかな、と思しき人は少しばかり見つけられた。 それだけでも、有用さ。
[あとはどうなのか判らない人物がちらほら。 この悪意のない状況を楽しめる者もいるのは、レポートを通して理解していた。
だから少しばかり、黒幕探しとやらは難航しそうだと、そんな予感を覚えている。]
(79) 2016/08/15(Mon) 22時半頃
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―藍里の黒幕レポート―
[”藍里の視点”で纏めてみることにした。 誰かが陥れようとしたりしていないのは、直感だが真相のように思う。
人の顔色を窺うのが習性となっているため、人の観察するのも苦ではない。]
[まずは豊田 全。出版業界の勤め人で帰省する為に本来の終点で降りる予定であった。 重苦しい溜息の原因はわからないが、その背景事情は後ろ暗いものはないように思えた。ほとんど直感に近いが。 少なくとも非現実的なことを隠しているような素振りはない。
>>1:84の”自分の黒幕だったら――” 藍里の中の人物像では、豊田という男は然程器用ではない。藍里と同じく幻想的な風景に心奪われるよりも現状に戸惑っているような節はある。>>1:64
自分が黒幕だったらという仮説を出すのは黒幕本人では大胆な行為に思える。人物像とは一致していない気が藍里にはした。
”自分が黒幕だったら、まずこんな綺麗な情景には行けないだろう”>>58 何処となく、自虐を孕んだ言葉に偽りはないように藍里には思えて仕方無かった。]
(80) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[次に雛子。
どこか身丈の年齢よりも幼さを感じる不思議な少女>>14 世界の端をみたい、と言って電車に乗ったところも、高校生ぐらいにしては発想としては幼い。 鳥の形をしたアイスボックスのクッキーを惜しみなくくれたり、元より純朴なだけかもしれない。 ちらちらと不安そうな影も見える。判断には迷うとこだったが。 ふと見せた寂しげな面影。彼女が黒幕ならばきっと言葉通り寂しくて連れ込んだのだろう。>>47
だが、どうにも。 それが達成されているような素振りはちらりとも、見せない。]
(81) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[次に秋夜。
気さくな人柄の青年。年齢はおそらく少し下ぐらいだろうか。
案外面倒見が良いのか頭を打ち付けた時に飴をくれた。何故かスイカ味。
秋夜からは危機感や焦燥といったものを感じない>>1:53
むしろこの状況を楽しんでいる節があるのは、性分か。
人の名前は下で呼びたいらしい。何と無く秋夜の本質を探ろうとしてそのことが浮かぶ。>>1:80
しかし。思いやりのあるような節がある。 彼が黒幕だとしたら純粋に、この情景を魅せたかったのだろう。 ただ、何か。どこか、違うも気もしてならない。]
(82) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[次に率。どことなく内向的な少女。自己表現が苦手そうな子だが、不安の影は見える。>>1:55
こんな時間のこの時期に――クラゲが湧いているような時期だ――海が見たくて電車に乗ったらしい。
目的地は蠍ヶ浦>>1:57 >>22はひどく他人事じみていて黒幕だとは思えない、というのが藍里の見解だった。
こんなおとなしい子が、銀河線の車掌が困るような事態を招くだろうか、という先入観もある。]
(83) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[次に路紀くん。 時々同じ電車で見かけていた彼は、藍里にとっては一番疑いにくい部分がある。
錯覚や幻覚というものを藍里は信じていない。
仮定として黒幕の可能性がある事から始めるとするなら、この状況での不安そうな顔は見て取れた>>1:42 目的地は南鷹駅にある自宅に帰るところ>>1:71
引っかかるところと言えば何に動揺したのか、とか。人間という単語ぐらいだが、重箱の隅を突くような程度のものだった
路紀を疑うにはまず、藍里はおのれの記憶を疑わなければならないため非常に困難であった。]
(84) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[続いて雨里。黒幕の存在よりも目的を気にしている節を、藍里は目にしている。>>1:35>>1:73 目的地は終点の雨乃風駅。 ところどころの不思議さは、どこか雛子に通じるものがあるかもしれない。 引っかかる単語は”かえろう”というもの>>19
綺麗な景色だからかえろう――?
どことなく歯車が合わないような感覚がするが。 黒幕の目的を気にしているのも嘘にも思えない。]
(85) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[最後に、お坊さんこと田子浦 篤胤さん。最年長だろう。 最初に車掌に詰め寄ったのはこの住職と藍里だった。向けられた視線の値踏み方>>1:21 目的地は蠍ヶ浦駅にある寺>>1:60 こんな言い方を本人したら、怒られるかもしれないが。 この住職は、藍里から見て良い意味で俗世の人だった。
不思議な感性を持っているような節もなく、お盆時期で帰らなければいけない、というのも如何にもな理由だった。 幻想的な風景に魅入られるような様子もないのは、年嵩だからか。御利益だからか。
黒幕候補としてはとても遠い位置にいる]
(86) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[藍里は思考の迷路に沈んでいたため、豊田の言葉は耳に入らなかった。>>79
もしも入っていたなら互いに詰めようとしたかもしれない。]
[正直言えば、藍里は難航しているのだろう。 此処のひとたちは穏やかで、裏で謀ろうとして居たりする感触は、ない。]
[むしろ藍里よりもずっと、素直でまっすぐだろう。 絞られた候補に目を落とす。
黒幕の目的も意図も、保証されていない片道の列車の中では、ふせる。 何度、悪気があったわけではないだろうと思っても。
間違える可能性が過ぎっても、帰るためには決断することに藍里は迷いはなかった*]
(87) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 23時頃
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[豊田の見解(>>59)をもって全員の意見が出揃った。 率はひとりひとりの顔と話とを照らし合わせて、考えをまとめようとするのだけれど、どうにもうまくいかない。
この優しく穏やかな空間からつまみだせる相手を、彼女はどうしても見つけることができないままでいる。]
――――グゥゥゥン
[座っていても体が傾くほどに、車両が大きく揺れた。 次の停車場はもうそう遠くはないのだろう。]
(88) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[有用。 そうは言っても乗客達には悪意らしいものは感じない。
黒幕探しの難航さのひとつは、きっとそれなのだろう。
黒幕探し。言い換えれば、犯人捜し。 そんな重い言葉を当てはめるには、この列車に乗る人々は役不足だ。 ひどく、いい意味で。 嫌な奴や面倒な奴でもいてくれたならば、“こいつでいいや”なんて疎ましい感情のままに押し付けることも出来ただろうけど。]
──うた?
[そんなことを考えた時、男の耳に微かに歌声が届いた>>25>>75。]
何の歌だい、それ。
[問いかけは、まずは雨里に。 答えが聞けなければ、秋夜の元へ行くだろう。]
(89) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―原くんとお話―
[唐突に、それも人前で、泣くつもりなんてなかった。 そう彼に告げるのは、中々に言い訳がましいか。 早くこの場をどうにかしなくては、ただ、それだけ思っていた。
ひとつ。ふたつ。みっつ。
時間ばかりが過ぎてしまう。 そんな時に思い出した魔法――。
それは、お母さんが教えてくれたものだった。]
(90) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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――ほら、笑顔になってごらん。
だんだん、気持ちが勘違いして嬉しくなってくるから。
笑っているとね、幸せが向こうから寄ってきてくれるのよ――
(91) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[差し出されたミントタブレット。 にこり、と笑って何事も無かったようにひとつ貰って、口に入れれば、。 呼吸する度にひんやりとしたミントタブレットの清涼感を感じる。]
えへへー。 ありがとー、これならねむけにも、せんそーにもまけないきがするよー。
[ガッツポーズをして、お礼を言う。 ――彼は、とても優しい人だ。とても。 理由はない、ただの勘だけれど。 彼は、黒幕ではないんじゃあないかって、思った。
おじさんも、おねーさんも、とてもいい人だった。 それなら――黒幕はまだちゃんとお話していない人なのだろうか、と ゆるり、話し合う乗客へと目をやりつつ。]
(92) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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うん。きっと、ここも世界のどこかなんだよ。 ちずにのってても、のってなくても、 雛子はちゃあんと、此処にいる。 だから――ここも世界。
[ひとこと、ひとこと、ゆっくりと。 何かを、それからこの状況を噛みしめるように。 きっと、この世界を知らない人のほうが世の中には多いだろうから。 しっかりと、自分の中に地図に記さなければ、と懸命に。
有無を言わさず渡されたハンカチには、驚いたように瞬き。]
わあ、まるでまほーみたい。
[と声をあげて、けらけら。 「あちらのお客様からです」とおねーさんの方へと手を向けられるとにこやかに手を振って、]
おねーさん!ありがとー!
(93) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[と、大きな声でお礼を言おうか。 その後には青年>>53の方へと向き直って、]
あ、の、ごめんなさい。 ありがとーね、原くん!
[彼の名を呼んで、気を遣ってくれたお礼を言うだろう。]
(94) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―黒幕のお話/おねーさんと―>>51
だって、ひとりじゃなにをしててもたのしくないかなって。
おいしいおやつをたべても、 だれにもかんそーをいえないのってさみしいとおもうよー。
[続けてそう主張を続けるものの、 「一人で読書」というおねーさんの意見には「あ、そうだねえ」と難しい顔。]
うー、雛子、本よんだりしないから思いつかなかったあ。 たしかに、ひとりのほーがいいこともあるかもー。
[そう答えると、顎に指を添えつつ他の人の黒幕談義に耳を傾けるだろう。 難しい話は得意ではない、きっと私の黒幕探しは直感に頼る――ある意味ギャンブルになってしまいそうだ。 その賭けの勝率を上げるためにも、今はちゃんと人の話を聞いておこうと。
――もちろん、賭けに負けた場合自分がどうなってしまうか分からないし、 負けるつもりは微塵もない。]
(95) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―率ちゃんの実況―>>63
「路紀くんが雛子ちゃんを泣かせた」
[そう聞こえれば、ゆるりと其方を見る。 声の方向に居たのは黒髪の人物。>>63 そういえば、さっき原くんが声をかけたりしていたっけ。 ――それならば、二人は知り合いなのだろうか。
これは、非難なのか、からかいなのか。
私には到底分からず、]
(96) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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ふぇっ!? えっと、えっとねー、原くんは泣かせてないよ! だいじょーぶだよー!
[青い鳥を手に持ったまま、ぶんぶんと両手を振って否定の言葉を。 悲しい事を思い出してしまったとはいえ、 あらぬ罪を着せてしまった原くんに、申し訳なさそうな視線を向けつつ。
何かを考えているらしい彼女に、]
原くんはとっても優しいひとだよー。 すーすーするおかしもくれたしねー。
[にへらとゆるい笑みを浮かべて言ってみるだろう。]
(97) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[小さく揃えたうたに、スーツ姿の男が問いかける。>>89 あたしは声を止めて、彼の方を見る。]
ほしめぐりのうた。銀河のうた、かな。
[それだけ言って、視線を窓の外へ移す。]
(98) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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ほっぺ、抓ってみますか?
[ジョーダン>>75にはくすりと軽口を返して。 知らぬ二重奏をBGMに揺れる車内、 背もたれに身を預け豊田さんの言葉>>79を噛みしめ。]
成程、ってなんだか自分の事なので 実感はわかないですが、高橋さんについては同意です。
それと、豊田さん自身も、なんだか。 自分が黒なら、次で降りる、なんて。 言わなさそうだなって。 なんというか、本心を隠して、そういう事言えなさそうかなって。
[噛みしめ、出てきたのはそんな言葉だけで。 でも、絞ることができただけでも、有り難い。
ぐるぐると、考える中で、残ったのは――]
(99) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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銀河のうた?
[貰えた答えは、見当のつかないもの。 首を傾げてしまったが、視線を窓の外へと移す彼女の視界には入らなかっただろう。]
(100) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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