172 ― 恋文 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が9人、人狼が1人いるようだ。
|
やっぱさ、銃を持った善人がいないとさ。
ちょっと出かけてくる!プリン食べちゃダメだよ!
(0) 2015/10/20(Tue) 07時頃
|
|
[本日のおすすめ:富有柿のピューレを使ったケーキ 紅茶はオリジナルブレンド]
(1) 2015/10/20(Tue) 07時頃
|
[2dの吊り:ゾーイ[[who]]
襲撃:ハルカ[[who]]]
(#0) 2015/10/20(Tue) 07時半頃
[2dの吊りふりなおし:ヒナコ[[who]]]
(#1) 2015/10/20(Tue) 07時半頃
|
━━ ある日、ある時。 ━━
[今日も来てしまった。
本当ならば、部活でへろへろに疲れている心と体を、家に帰って休ませなきゃいけない。それは分かっている。明日だって、明後日だって集中稽古があるのだ。
でも、この『ラブ・レター』に来て、コーヒーを一杯飲むだけで、心がリセット出来る。
私の台本みたいに、くしゃくしゃになった頭の中を、ゆっくり広げてくれるような。そんな空間。]
マスター。今日は……、
[コアントローコーヒーをあれ以来飲んでいない。]
(2) 2015/10/20(Tue) 08時半頃
|
|
[お酒の入ったコーヒーだと知ってしまえば、何となく頼むのは憚られて。
でも、もう一度飲みたくて。
自分の知らない世界を、もう少し見てみたい。同じ景色ばかり見ていては、同じ思考にしかならない。
『愛』を探す旅はまだ終わっていないのだ。
もとい、まだ『愛してる』というセリフがよく分からなくて、四苦八苦している。
だから、今日はいつもと違う事をしてみたい。そうすれば、いつもと違う景色が見られるかもしれないから。]
今日は……、コアントローコーヒーをお願いします。
[嫌な顔一つ見せずに、マスターは笑顔で作ってくれた。]
(3) 2015/10/20(Tue) 08時半頃
|
|
[テーブルに、オレンジのフレーバーのコーヒーとホットドックと、……折り畳まれた一枚の、何かの切れ端>>0:46]
……ん?これは?
[と、頭に?を浮かべながらマスターに尋ねてみれば、「手紙だよ」と一声告げてカウンターへ戻った。
私は、折り畳まれた紙を開いて、書かれた内容に目を通した。 それは、正しく手紙だった。知らない人からの。ちょっとドキドキしたけれど、ボールペンで書かれたその文字に、不思議と親近感を覚えた。
文通したいと書かれている。
その文章を読んで、運命を感じた。]
(4) 2015/10/20(Tue) 09時頃
|
|
[冷めない内に、オレンジフレーバーのコーヒーを一口。 やっぱり、美味しい。美味し過ぎる。 そもそも美味しいコーヒーに、オレンジリキュールなんてオシャレなスパイスが効いているのだ。美味くないわけがない。]
……ほぅ……。
[思わず、幸せそうな声がもれる。
よし、とスクール鞄の中を覗けば]
(なんで可愛らしい便箋の一つも入ってないの、私。)
[仕方なくルーズリーフを取り出して書き始めた。]
(5) 2015/10/20(Tue) 09時頃
|
|
(流石に一通目から『愛』の事は聞けないよ……)
[うんうん唸りながら書いた"お返事"。 果たして、この手紙の差出人は私と文通を続けてくれるだろうか。 お返事はくれるだろうか。
期待と不安で、今までにないドキドキを胸に感じていた。
オレンジの爽やかな香りが鼻をくすぐった。]
(6) 2015/10/20(Tue) 09時頃
|
|
こ、こんにちは!
[控えめでも挨拶をして入れるようになったのは進歩だ。 メッセージを貼らせてもらってから、はや一週間。そんなにすぐ誰かからお返事が来ることなんてないだろうと、わかっているけどこのじりじりした思いは己の小さな身体にとどめておけず。
学校が早く終わって、かつ塾も部活も休みの今日は、友達の誘いも断って、まっすぐ飛んできてしまった。
まずは掲示板のチェック。 あ、あった。わたしの花柄のカード…の、横に。]
え、え、えぇぇ…!?
[思わず両手で口元を押さえ、わーわーと息交じりの悲鳴を上げる。]
マ、マスターさん!これ、これ、いいですか!?
[マスターさんの許可がもらえたら、わたしのカードと一緒に、その横にあったカウンターに置いてあるのと同じメモ用紙をはがした。
それから、大事に大事に両手に抱えて、いつもと同じ席へ。]
(7) 2015/10/20(Tue) 11時頃
|
|
[こんな素敵なメッセージに、どうお返事したらいいものか。これは難問だ、と頭をひねっていたら。]
あ、すみません…!注文、ですねっ
[お水とおしぼりを持ってきてくれたマスターさんに、慌ててなにを注文するか考える。 壁に掛けられた小さな黒板に書かれたおすすめは、ケーキと紅茶。>>1珈琲じゃないんだ!と喜び勇んで]
今日のおすすめを、お願いします!
[と照れくさそうに笑いながら告げた。]
(8) 2015/10/20(Tue) 11時半頃
|
|
[マスターさんがカウンターへ戻っていったら、私はカバンの中からレターセットを取り出した。 真っ白な便箋の、右下に青い小花の花束がプリントされたもの。小さく"forget me not"と記されているけど、その意味を深くは考えず。 一番のお気に入りを持ってきたのだった。
やがて、ケーキと紅茶が運ばれてきたら。 マスターさんがニコニコしながら三通の手紙を添えてくれてるのに気がついた。]
え!?え、あのっ これ…
[驚きながらも自分を指差せば、マスターさんはやっぱりニコニコしながら頷いて。
わたしは頬が熱くなるのを感じながら、きゃあきゃあはしゃいでいた。]
(9) 2015/10/20(Tue) 11時半頃
|
|
-病室-
じゃーん、みてくださいちかちゃん。 わたし、ちかちゃんにもおてがみをかきました。
[昼下がりの病室。 ベッドの上に女性、その脇に小さな女の子。 比較的大きな、しかし折れそうな手から、小さな、すこしぷにぷにした手に封筒が渡される。
女の子が目をキラキラさせて受け取って、それからおてがみ、きた?と聞きます。]
うん。びっくりしました……。ほら、これと、これと……なかみちゃだめですよ。それに、"まほうつかいさん"からもあたらしいえはがきがきてます。
(10) 2015/10/20(Tue) 14時頃
|
|
[いいなぁ、と少女がこぼす様子を見て、ベッドの上の彼女は困ったような笑みを浮かべる]
ちかちゃんにはわたしからおてがみあげたでしょ、それに……
[それに。 ちかちゃんはくらすのおともだちからおてがみがくるじゃないですか。]
………。
[飲み込んだ言葉には気付かなかったか、そっか!お返事書くね!と言われ、また笑みを浮かべる。]
はい、たのしみにしてるね。 あ、おへんじだけどきょうはもってきてはだめですよ。
(11) 2015/10/20(Tue) 14時頃
|
|
まってるのも、たのしいものですから
(12) 2015/10/20(Tue) 14時頃
|
|
— 恋して今夜も眠れnight! —
-- つぎはー、ラジオネーム「恋を知らないジュリエット」ちゃんからの投稿です〜。 ペンネームって書いてあるけど、ラジオだからそう紹介させてもらうね♡ --
(13) 2015/10/20(Tue) 21時頃
|
|
「恋子ちゃん、こんばんは! 初めて投稿させてもらいます。
私、初恋がまだなんです。 恋人って、焦って探すものじゃないって思うんですが、最近思うんです。
『愛』ってなんだろう?って。
恋子ちゃんは、愛ってどんなものだと思いますか? そして、お願いがあります。 どなたか、私と文通しませんか? 『愛』ってどんなものか、教えて下さる方、一緒に考えてくれる方、少しで良いので、お話ししませんか?
もし、私と文通して下さる方がいらっしゃれば、『ラブ・レター』のマスターまでに、お願いします。
元気な恋子ちゃんに、いつも元気をわけてもらってます!ありがとうございます!」
(14) 2015/10/20(Tue) 21時頃
|
|
-- 愛って、家族に対する愛とか〜、友だちに対する愛とか〜、いろいろあるけど! 「恋を知らないジュリエット」ちゃんに答えるとするならばー……
恋子的には、『恋』はこっちむいて!! で、『愛』は抱きしめさせて!!って感じかなあ? みんなはどう思いますかあ?
「恋を知らないジュリエット」ちゃん、お便りありがとうございました♡ --
(15) 2015/10/20(Tue) 21時頃
|
|
[マスターは、にこにこしながらハルカ……「恋するジュリエット」にコアントローコーヒーを差し出しました。]
(16) 2015/10/20(Tue) 21時頃
|
|
— 喫茶店「ラブ・レター」 —
マスター、ここだけの話だ。 僕にはなりたいものがあった。
(17) 2015/10/20(Tue) 21時半頃
|
|
だが、いきなり自分を変えようと言うのは難しいね。 いやちょっと後悔しているんだよ。 一人称は「わたし」か「あたし」かどちらかに決めておくべきだったし、筆跡ももう少しやわらかいものにすればよかったんだ。 あれは完璧ではなかった。そう。
そういうミスをする程度には実は僕はぬけているんだが、「ぬけているところがあってかわいい」と言われることには心外というか、意地を張りたい気持ちがある。 だからこの失敗は、僕とマスターだけの内緒にしておいてほしい。
(18) 2015/10/20(Tue) 21時半頃
|
|
――山奥のアトリエ――
[今日の天気は、爽やかな秋晴れです。 ラジオから流れる天気予報では、まるで夏のように暑くなったとのこと。 山の上のアトリエは、さすがに冷え込みますが それでも、その暖かさは体感できています]
[恋して今夜も眠れNight]
[少女の甘酸っぱい投稿が、彼の胸を擽ります。 恋、とは、何でしょうか]
[彼は新しい画用紙をイーゼルに乗せると 絵具を出しながら思案します]
(19) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
[人目を避けるように、山奥のアトリエに構えていては 恋をする事は難しいでしょう]
[恋をしたとしても、彼にはそれを伝える事は、出来ませんが]
(20) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
[それは不運な事故でした。 頭を損傷する程の大事故に、彼は遭いました]
[すんでのところで、彼は生き延びました。 それは奇跡と呼べました。 しかし、後遺症が残りました]
[脳の一部分を激しく損傷した事による、運動性失語症。 それが彼の状態を表す言葉となります]
[時間を掛ければ、文字を読む事は出来ます。 内容も理解できます。 聞いた言葉も分かります]
[しかし、書くことも、喋ることも、出来ないのです。 単語と文法の繋がりが壊れ、他人が理解出来る言葉が紡げないのです。 脳の傷は、このような不思議な状況を作り出します]
(21) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
[彼に残されたのは、描くことでした]
[幸いにして、絵描きに必要な目は無事でした。 手も、ほんの僅かの麻痺で済みました。 リハビリのおかげで、現在は不自由なく動きます]
[彼は 絵を描きます。 文字のない絵本を描きます]
(22) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
[数日後。 「ラブ・レター」に、一通の絵葉書が届くのです。 宛先と差出人はシールに印字された絵葉書が]
(23) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
―ラブ・レター―
マスター、珈琲を。 …いや、今日はブラックで。
[いつもの席に座って出るのは灰色の溜息。 相変わらず男の人生を揺らすような出来事は何も起こらない毎日だが、営業成績が芳しくない。]
この店が、文房具屋なら、マスターに営業するんだけどな。
[男が売っているのは文房具。 それも、このメールやメッセージアプリ全盛期のご時世では売れ行きも下降しているレターセットだった。 女児向けのキャラクターものでもない、シンプルな大人向けのラインは、近頃売り場も狭くなりつつある大型書店の文房具コーナーなどには新規で入れて貰い難い。]
(24) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
うーん……でもここ、絵は置いてあるんだよな。値札つきで。
[どんな経緯で置かれるようになったのか男には知る由もないが。 そして絵心のない男にはその絵の価値もよくわからないが。 珈琲を飲みながらふと視界に入れるその色は、不思議と男の気持ちを落ち着かせてくれるものだったから。]
マスター、ちょっと。
[サンプルで持ち歩いていた藤色のレターセット、便箋にさらっと短く言葉を添えて。]
あの絵の作者さんに、言付けてください。
[長らく鞄に仕舞われていた藤色に「仕事」をして貰おうと。]
(25) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
――「ラブ・レター」――
……え。まじで。
[ぱちり、目を瞬いた。 だって、まさか本当に「応募」があるだなんて、 期待もしていなかったものだから。
受け取れば、また一つ瞬き。首を傾げた。
背後に流れるラジオの声は、今日もまた、 どこかの誰かの恋愛事情を賑やかに紹介している。]
んー。んーっと。……うん。 マスター、また何か紙くれる?
[次はちゃんと持って来るから。苦笑しながら。]
(26) 2015/10/20(Tue) 22時頃
|
|
なあマスター、あなたも人が悪いな。 この間の僕が張った張り紙に、リアクションがあったことをどうして言ってくれなかったんだ? 手洗いに席を立たなければ、あやうく気づかないところだった。
僕は絵画に明るくないが、これはとても良い絵だと思うよ。 ああ、待ってくれ、この絵を描いた者を当ててみせよう。 まかせてくれ、僕は小学生の頃にシャーロックホームズを全巻読破したからね。
(27) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
これは綿毛が飛んでいる様子だ、だからつまり……風だ。 そう、風花さん。きっとこれを描いた人の名は風花さんに違いない。 風情を愛する、かわいらしい女性なのだろうな。
(28) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
……っし。
マスター、今日のおすすめ……あー。紅茶の日かぁ。 ん? うん、いや、嫌いじゃないんだけど。 紅茶とケーキって、こう、いかにも女子ぽくて…… 似合わねぇだろ、オレみたいなのは特に。
カッコつけたいお年頃なの。永遠にそーなの。 じゃなきゃバンドなんかやってねぇー。
[うだうだ言いながらも、周りをぐるり見渡して。 他の客の様子を、しばらく観察してから。 爪先で立ち、ひょいとカウンターの中を覗き込む。]
……ん。結構ケーキ減ってる? ……自信作?
んじゃあ……たまにはいっかな。面白いこともあったし。 なあ、紅茶って何か面白い飲み方とかあんの?
[頬杖ついて、ニッと笑った。]
(29) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
[もらったお手紙を、一通一通、大事に大事に開く。
…なんだか不思議。 授業中、友達から回ってくるお手紙はみんな可愛いメモ帳で、たまにシールとか貼ってあって、相手もわかってるのに、ここまでドキドキも、特別だって感じもしない。
記された文字を指でなぞりながら、これを書いた差出人の想いをなぞる。 どんな気持ちで書いたんだろう。 どんなひとなんだろう。
それを考えるだけで、時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
一通り目を通したら、ゆっくりケーキと紅茶を味わって。
中学卒業のお祝いで父からプレゼントしてもらった万年筆で、お返事を書き始める。]
(30) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
絵と言えば、この間に購入させてもらった椅子の絵は良いものだった。 良い買い物をしたと久々に思ったよ。 僕はあれを、寝室の壁にかけて、毎晩毎朝見ているんだ。
マスター、実は昔、僕は大変な巨漢だった。 つまりぶくぶくに太っていた。 だから「椅子」というあだ名は、友人らが好きあらば僕のふとましいふとももに座ろうとしたあの頃を思い出すので、言うほどほほえましいあだ名ではなかったんだ。
でも、今はあの出来事も面白おかしく思えてきた。 昨晩なんか、僕は僕に座ろうとして夢の中でめちゃくちゃランニングするはめになった。 楽しかった。
(31) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
だからマスター、僕はあの絵の作者さんに大変感謝しているのだ。 これから一生あの絵を手元に置いておけると考えるなら、とてもコストパフォーマンスに優れた……僕ばかりが得をしているような買い物をしてしまったんだ。
(32) 2015/10/20(Tue) 23時頃
|
|
マスター、僕は細かい仕事がなかなか好みなんだよ。
(33) 2015/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
(ひらがなだけって逆に難しいなあ)
[そんなことを思いながら、けれど、小さな子が自分のメッセージを見ていっしょうけんめい書いてくれたんだ、と思うと、胸がいっぱいにならずにはいられなくて。
それが己の固定観念からくる、とんだ勘違いだとしても。
現実は、私が思っているよりも、もっともっと切ない色をしていたとしても。
「お返事待ってます」という言葉を書ける幸せで、満たされていた。]
(34) 2015/10/20(Tue) 23時半頃
|
|
マスター、愛とは何だろうか? 実は僕にもいまいち分からないので、「恋を知らないジュリエット」さんには共感するところがある。
マスター、僕にはなりたいものがあると言っただろう。 どうして僕がなりたいものになれていないのか、分かっているんだ。 分かっているんだよ、なんとなくね。
(35) 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[お返事を書き終えながら、はた、と気付く。 ああ、この字とこの紙、どこかで見たと思ったら。]
(作曲家募集ってことは、やっぱりバンドマン、とかかな??)
[名前と字から受ける印象は、可愛らしい女性のもの。女性シンガー、と思いついて頭に浮かんだイメージは、クラシックギターを弾き語りする森ガール系の女の子。]
(やっぱりかっこいい…!)
[手紙の文章は、ちょっと考えたけど変えずに。 このお手紙から受け取るものだけでまとめた。]
(36) 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[今日も今日とて来てしまった、「ラブ・レター」。 マスターに頭を下げてカウンターに座るとメニューを見て]
あ、じゃキャラメル…カフェモカで。
[本当はキャラメルマキアートに興味があるのだが、自分みたいな強面が頼むには可愛すぎるんじゃないか?なんて事を気にしたり。そう言う年頃なのだ、自分は。
暫くしてマスターが目の前に置いたのはカフェモカと]
黒い、封筒?
[手紙の返事が来たのかと一瞬気分が高揚したが、よくよく考えれば、この黒い封筒はどうにも手紙を送った相手とイメージが合わない。
一方は平仮名での文通希望から幼い子供を、一方は可愛らしいメッセージカードからそう言うのが好きな女子を想像していたから]
(37) 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[ふう、と文章を書き終えて溜息を一つ。
このお手紙からは相手の年齢や性別は想像がつかない。 けれどそこを考えるのが楽しかったり。 むしろ考えないって思おうとするのも楽しかったり。
なんにせよ、 自分の発信したメッセージに答えが返ってきたことが嬉しい。 その返答に、お返事できることが嬉しい。
顔も、年齢も、どこに住んでいるかも、 何をしているかも知らない、誰かと。 繋がっているのが嬉しい。]
(勇気出して、よかった)
[すっかり冷めてしまったダージリンティーを口にして、幸せな溜息をもうひとつ、ついた。]
(38) 2015/10/21(Wed) 00時頃
|
|
[そうして帰り際。
お会計を済ませた後、お小遣いで片隅のキャンパス群の中からお花畑の絵を買って。 それが、お返事の一つ。
それからもうひとつ。
真っ白なカードに、メッセージを描いたら。 先週自分が貼っていた場所に、ぺたり。]
(39) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[きっちり90度で、シンプルな黒一色の封筒からは、なっだかお堅い印象を受ける]
ああ、掲示板に募集貼ったんだし、知らない人から手紙来ても可笑しくないのか。
[期待に胸を膨らませ、封筒の中身を取り出して一読。
一瞬、喧嘩を売られたのかとも思ったが、どうやら違うらしい。
少し考えて、鞄から百均の便箋を取り出せば、サラッと走り書き]
マスター、これを差し出し人に渡してください。
(40) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[ふと、見覚えのない張り紙に気付く。 自分のことでいっぱいいっぱいだったから、気づかなかったのかもしれない。]
(名前の、由来…)
[そんなに大層な名前じゃないけど、いいのかな?とちょっと考えて。
ここにメッセージカードを乗せる勇気だって持てたんだから、こちらから書く勇気だって、と。
掲示板横の腰ほどの高さの本棚の上で、お返事を書く。]
(41) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[一人になった病室で、ベッドの上の脇の写真立てを手に取り。 昨日新しいのに替えたばかりのそれを、指先でそっとなぞる。]
……やっと、やっとかけます。おへんじ。
["まほうつかいさん"から最初の絵葉書が来たのは、もう10年も前だっただろうか。 前に母親に聞いたときに、一度会っているのに覚えていないのかと呆れられたのを覚えている。
机の横の小さな棚。 ベッドの上の彼女の全財産がここにはいってしまう。
服と、日用品と、本、ラジオ、]
(42) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[それから、絵葉書。
病室以外に許された、彼女の世界。]
(43) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[書き終えたら、結局四通になってしまったお手紙を、マスターに渡した。
一通一通、どのお手紙をくれた人かもしっかり説明して。
つぎはいつ来られるかな、そんな期待と不安を胸に、ドアベルを鳴らす。]
(44) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[いつも返事は母が書いていた……少なくとも母はそう言っていた。 だからいつも思っていた。 ペンを握れるだけの握力、それから体力。少しでも回復したらやりたことの一つ。] ……はやくかかないと。じかんかかるんだから…。
[絵葉書を棚の上に戻し、 便箋とペンに手を伸ばした。]
(45) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
「あなたは秋が好きですか?お返事を待っています。」……うん、今日の張り紙の内容はこれにしておこう。 今日は丸っこい筆跡を意識してみたが、どうだいマスター?今までの僕らしくないだろう?
それにしても、この日課もずいぶん長く続いたものだね。 この店は僕の第二の家なんだと思う時があるよ。 父が出て行って家庭が荒れた時に、たまたまマスターにクリームソーダをごちそうになったこと、よくよく覚えているよ。 あの頃に比べれば穏やかな人間になれたと、自負しているんだがね。
(46) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
[珈琲を飲む。 アルコールは入っていない。 ふと、先週あたりに「同じものを頼んだひとに」と手渡した手紙を思い出したが、あれから何の音沙汰もないという事は、同じものを頼んだ人はいないのだろう。 或いは、いても無視されたか――]
……ふ、
[カップに唇をつけたまま、男は苦笑した。 思いの外、自分は自分の人生に起こるドラマを期待していたらしい。 だが現実はこんなものだ。 恋愛どころか、そのきっかけすら、男の前には落ちてこない。
そのまま珈琲を飲み干して精算しようと注文票を手に取った時。 ラジオから流れてきた「文通」>>14という単語に、眉を上げた。 相談者はきっとまだ若い女の子だ。 こんなおじさんは、ましてや恋も愛もわからないまま年だけ重ねたおじさんは相談相手にはなれないだろう。 だがきっと、彼女の助けになりたいと思う客はいるだろう。 そんな時にレターセットの持ち合わせが無かったら――]
(47) 2015/10/21(Wed) 00時半頃
|
|
マスター。 実は俺、こういう者でして。 文通に使うレターセット、この店で売ってみませんか?
[思い切って言ってみた。 鞄から取り出すのは、藤色を除いたサンプルの数々。 手すき和紙のような風合いを出した表紙の色は12色。 原色よりも薄い色のそれを、置いてはくれないかと打診して、男は此処では一度も見せた事がないような「営業スマイル」を顔に貼りつけた。]
(48) 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
[かくして、店の片隅に「文通用レターセット」が並ぶ運びとなった。]
(49) 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
常連…か。
[その言葉を口の中で転がして。
店の雰囲気はお洒落で落ち着いてて好きだ。 コーヒーも少ししか飲んで無いが美味しい。 マスターもいい人だ。
特に所属してる部活もないし、放課後ここで読書したり勉強したり、 誰かに手紙をしたためるっていうのいいかもしれない]
……バイトしよ。
[会計を済ませて店の外、万年寂しい様子の財布を見て、そう心に誓った]
(50) 2015/10/21(Wed) 01時頃
|
|
できた。 あとはあしたあてなをかいてもらうだ、け、 あ…れ?
[不意に目の前がぐらりと揺れる。何が、と思う間もなく手からペンが滑り落ち、支えていた肘から力が抜けるとがしゃり、とおおきな音を立てる]
……い けな
[息が荒い。目の前の光が滲む。頭は熱く、体は寒い。]
へんじ…いっきにかいちゃ……だめだった……ね あー…… [自分の体がどれだけ弱いか、 忘れるほどに没頭したのはいつぶりだろうか。
とにかくこんなところを看護師さんにみられたらせっかくでた文通の許しも取り下げられてしまう。
気力を振り絞り、道具を片づける。 終わると同時、そのままベッドに沈みこむように意識を離す。]
(51) 2015/10/21(Wed) 01時半頃
|
|
━━ 喫茶店『ラブ・レター』━━ [今日も今日とて、ラブ・レターへ。 もう、毎日来ている。
このお店に来ると、以前の生活と違う出来事が起きるのだ。
そう、今日も。]
……え?…えええぇぇ??!!
[ラジオに私の投稿したコメントが採用された>>14>>15]
ああ…、ラジオネームか…そうか……あはは。
[結構恥ずかしいけれど。 それ以上に、初めての投稿がラジオで読まれるのはとても嬉しかった。しかも、恋子ちゃんに。 それに、誰かお手紙くれないかな、お話し出来ないかなって、わくわくした。]
(52) 2015/10/21(Wed) 03時半頃
|
|
[コアントローの人とのやりとり。まだ一回しかお返事していないのに、こんなに楽しい。
すると、マスターがにこにこしながらコアントローコーヒーを出してくれた。]
マスター…!ありがとうございます!
[あのにこにこが何か含みがあるようで、ちょっとだけ怖かったけれど。 でも、マスターの楽しそうな背中をみれば、まあいっかって思えた。]
(53) 2015/10/21(Wed) 03時半頃
|
|
[オレンジフレーバーに酔いしれていれば、掲示板のメッセージがメニュー入って。 立ち上がり近くで見てみれば、作曲家募集。 花柄のカードに「よかったら、文通しませんか? ヒナ」 と書かれているもの。 名前の由来を聞いているもの。]
よしっ……!
[とルーズリーフを取り出して、書き終われば、マスターに丁重にお願いした。
この手紙をあの掲示板の人達に渡してください、と。]
(54) 2015/10/21(Wed) 03時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る