人狼議事


155 【身内】砂煙の村

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が8人、人形使いが1人、人狼が1人いるようだ。


【人】 店番 ソフィア

まさかあの時、あのひとが……?
人殺しと一緒にいるなんて……!へや…、部屋に戻らせてもらいます!

(0) 2015/04/07(Tue) 09時頃

【人】 教え子 シメオン

[さて、さて。]

久しいね。
お前に会うのも。

[ソフィア、と。
彼女の名前を口にする金髪の彼。
彼が最後に村を訪れてから幾年も経過しているにもかかわらず、全く変わっていない青年の姿。]

お前に土産があるんだよ。
西の国のチョコレートだ。
ほら、口をお空け。

[そう言ってチョコレートの箱を見せれば、彼女は素直に目を輝かせて口を開くだろう。
  変わらないのだ、彼女という人間は。]

…あーん。

[手袋のまま、開いた口に一粒を放り込んでやれば彼女はどんな反応をするだろうか。
ああ、きっと、昔と変わらないその笑顔が、また見られるのだろう。]

(1) 2015/04/07(Tue) 09時頃

【憑】 店番 ソフィア

[彼から貰ったチョコレートは、口の中で溶けて。
ふわっと、甘くて、美味しい。
感謝と、ほんの少しの愛情を込めた笑顔を彼に見せれば。]

美味しいっ!

[昔と変わらないように、彼は彼女に微笑みかけるのだろうか。]

(2) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[たばこのにおいは、やっぱり あんまりすきじゃない。
 でも、おじちゃんのことは すきだから
  こうしてかまってもらいに来るんだって それは、内緒のお話。

だって言ったって、また意地悪言われるだけだもん。
 本当は、たばこをやめてくれるのが 一番なんだけどさ。
  しょうがないから ここはぼくが 我慢してあげようね ]

ぼく いじめてないよ。
 そういうの、ね。えーと……

ひがいもうそう?って、いうんだよ

[見下ろしてくるおじちゃん>>0:103の間違いを
 ちゃあんと正してあげる。
  褒めてもらった、お礼のつもり。

払われて、ゆらって揺れる煙>>0:104
 ぼんやり 目でおいながら、返す言葉を探してみても
  結局落としたのは、誤魔化しみたいな ごめんなさいで ]

(3) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それがおじちゃんに どう伝わったかなんて
 そんなのぼくに わかるわけないから。

なんだか気まずそうにするおじちゃんに 気づけば
 また何か いけないことを言っちゃったのかと、思ったんだけど ]

…………

わかんない。

[わかんない わかんないよ。
 だってお母さんが いってたもの。

――あなたはダメな子だから、人一倍 気をつけるのよ
 そうしないと、皆に嫌われちゃうからね って

お母さんが、間違ったことを言うわけない。
 でもおじちゃんの 言う事も、間違ってるって 思えなくて
  大人の言うことって、難しくって わかんない ]

(4) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[何があってるのか、混乱する頭で
 それでも 行ってもいいよってお返事すれば、
  おじちゃんは なんでか不思議そうな顔>>0:105をして

まあいいって言われても、こっちはよくないよ。
 言いたいことがあるなら 言えばいいのに。

ぼくは 頑張って、おじちゃんのいいようにって
 いっぱい いっぱい、考えてるのにさ ]

たべのこしじゃなくて ちゃんとしたのを、もってくよ。
 ううん、でも おゆうはんのじかんには、まにあわないかも。

[夜はであるいちゃだめよ、って 言われてるから
 早くても、明日の朝までは まってもらわなくっちゃ ]

(5) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス


でもね きょうかいには、ちゃんといってあげるよ。
 そうだ、おかしをかっていこう?
  ぼくね おこづかいもらったから、かえるよ。

[覗きこんでくる顔>>0:106に、ぼくは にっこり笑いかける。

ハンバーグは、また明日。
 こっそりとっておいて、お母さんにバレないように
  持ってってあげよっと ]

(6) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[そうして聞こえた、シャッターの音と おじちゃんの声>>0:107

ぼくの声も、おじちゃんの声も
 届いたかどうかは、わかんないけど
  また 会えたらいいなって、ちいさく後ろ姿に手をふって。

ぼくの ごめんなさいに返される、呆れたような声には
 よく分かんないけど、うなずいとこうかな。
  分かったフリ、多分大事 ]

ね、おじちゃん
 きょうかいにつれてって。

――あ、とちゅうで ざっかやさんによるのも、わすれないでよ。

[嫌がられなかったら、やっぱり 腕を組もうとしながら
 うながすみたいに見上げたら、返事はどうだったかな。

だめ、って言われたら残念だけど おうちに帰ろっと ]

(7) 2015/04/07(Tue) 11時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 12時頃


【人】 伝道師 チャールズ

["被害妄想"だって?何とも小難しい言葉を使ってわざわざ正してくる坊主(>>3)には、ぐるぐると眉を上下させる。
ああ言えばこう言うとは、こういう奴の事を言うのかと。何だか負けた気分のまま、結構は溜息と共に手を挙げて、降参の意を示すしか無く。
……しかし誤魔化すように落とされた謝罪には、内心で苦笑混じりに眉を寄せる。
まったくこの坊主は、謝れと言う所では余計な事を言う癖に、謝らんでいい所で顔色を伺って来るのかね。]

 "わかんない"、か?じゃあ忘れちまえ。そのうち分かるようになれば、一服分けてやろう。

 ……分からんうちが、幸せだろうがな。

[返された言葉は大方予想通りではあったから、大した事じゃあないと手を振っておく。この坊主の事だから、下手に考えろとでも言ってしまえば馬鹿正直に考えてしまいそうな気がして。餓鬼のうちからそんな馬鹿らしい事をするのは実に勿体無いだろう?

今だって、坊主はそこそこに混乱しているのだろう――あぁ、少し虐めすぎたかと。説教じみた事を言う奴はどうにも好かんが、どうも自分はその好かん部類の人間らしい事は随分と前から自覚している。
歳をとると、説教臭くなっていけないったら。]

(8) 2015/04/07(Tue) 17時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 そうか、夜は危ないもんなァ……お化けが出て、お前さんが攫われたら大変だ。
 ……知ってるか?遠い東の国では、お化けが子供を攫って、自分の家に連れてっちまうそうだ。

[だからそれを誤魔化すようにそんな与太話をしては見るけれど、きっと怖がらせるだけだろう。だけれどそれは少しだけ可哀想だったから、"だから子供は夜になったら寝るんだよ、お化けが家の外を通っても、気付かれないように"……なんて一言を、付け加えておくけれど。

しかしこの様子だと、明日にでも本当にハンバーグを持って来そうだ。何か駄賃の一つでも用意しておくか、と。そんな事を考えていれば、にっこりと告げられた誘い(>>6)には、参ったように息を吐いた。
オッサンも、えらく懐かれてしまったもんだ。]

 お菓子……俺はどっちかというとツマミのツナ缶が買いたいんだが。
 そのついででいいなら、お前さんにも付き合ってやろう。

[腕を組もうとされたなら、特に抵抗する事も無く。しつこいようだが餓鬼は苦手だ……が、言っても聞かないのもまた餓鬼の特徴だ。しかし鎖が当たるのは痛いから、回された方の腕を坊主の鎖と胴との間に差し込む――あぁ、その前に。]

(9) 2015/04/07(Tue) 17時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 雑貨屋なら缶詰も売ってるか。お前さんの綿菓子も飴ちゃんも……何を買うつもりかは知らんが。

 ……あぁ、あと……、そう煙草。煙草が切れそうなんだった。どっかの坊主が駄目にしやがったモンで。

[少しだけ言葉を濁らせながら、腕を躱して煙草をもう一本口へと咥え。マッチを擦り火を付ければ、先程捨てた吸い殻を拾う。
丁度殻になった箱に拾った吸い殻を入れてポケットにねじ込み、煙草を咥えたまま当初の予定通り鎖の間で手をぶらぶらさせてやれば、後は坊主が好きにするだろう。

しかし何だってこの坊主は、わざわざ鎖なんぞ付けているんだろう。余所からすれば、邪魔な事この上ないってのに。
先程ぶつかられた時に当たった鎖の痛みを思い出して眉を下げつつ、坊主とは逆の方へ煙を吐き。潮風が強くなってきたモンだから、僅かに歩調を早めて雑貨屋へと向かおうか。]

(10) 2015/04/07(Tue) 17時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[広場の近くにある教会が、自分の職場だ――もっとも夜以外ならいつでも開けてあるモンだから、今日みたいに自分が居ない事もままあるが。
小さな村と言えど、広場にはそこそこに人も居るようで。辺りをぼんやりと見回しながら、目的の雑貨屋へと足を進める。
その間に会話でもあったのなら、返答くらいは返しつつ。もしも坊主が他に興味を惹かれたのなら、特に止める事はしなかっただろう。]

 ほれ、着いたぞ。買い物して来い。
 えー……缶詰は何処だ、ツナ缶ツナ缶……

[いい大人なら、餓鬼に菓子の一つも買ってやるんだろうが。生憎今日の財布の中には、缶詰と煙草と――を買う金しか残っていないモンでね。
駄賃があると言っていたから何とかなるだろうと、自分は目的の缶詰の物色へと向かった。やっぱり今日はツナ缶にしよう。]

(11) 2015/04/07(Tue) 17時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 17時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[話し掛けた彼の反応>>0:112からは矢張り、自身を認知していないだろうことが窺えた。
心許なそうに視線を下へと遣るものだから、その大きな背も縮こまって見える。
いきなり話し掛けたのは迷惑であったか、と申し訳なく思いつつ、その場を去ろうと考えたのだけれど。

けれど彼がたどたどしくも言葉を続ければ、その表情は一変して嬉々たるものになっただろうか。]


ああ、そうだろう。
先程一目惚れして買ってしまったんだ。
ピアスになってるんだが、この淡い青の輝きがなんとも美しく……――、

(12) 2015/04/07(Tue) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[本屋の彼にもっとよく見て貰えるよう、またも下がってしまった視線の先へ、ずい、と手のひらを差し出す。日陰だからか、本来の輝きは薄まっているけれど。それでも静かな美しさを保っているもので、次々と言葉が続いてくる。

は、と我を取り戻したときに訪れたのは、確かな羞恥心であった。
いい大人が熱心に石の美しさを語る様子は、目の前の彼にどう映っただろう。]


ああ………、いや、すまない。
…私はヴェスパタインという。興奮してしまったようで……見苦しいところを見せてしまったな。


[取り繕うように頬を掻いて、困ったように笑みを作る。
良ければ君の名も教えて欲しいのだけれど、と続ければ、彼の反応はどうだっただろう。――顔を上げてくれれば、いいのだけど。]

(13) 2015/04/07(Tue) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 17時半頃


【人】 本屋 ベネット

[ピアスと彼は言ったか。
体に穴を開けて、そこを通すアクセサリーと聞いていたから、てっきり恐ろしいものと想像していたわけで。
目の前の不思議な色をした髪の男性が持つそのピアスに魅入ってしまう。
男はその手を俯く彼の目の前に差し出して、そのピアスに見合う綺麗な言葉を紡ぐ。
彼はようやく、そのアクセサリーを間近で見ることができる。
それは青――、いや、透けているのだろう。綺麗という言葉がぴったり合うような色をしていて。
きっとここ、即ち日陰にいては、本来の美しさの半分も見えていないのではないだろうか。]

す、すごい…!
…とても、綺麗だね…、あっ
いや、綺麗です、ね。

(14) 2015/04/07(Tue) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

[思わず出てしまった馴れ馴れしい口調を、慌てて訂正する。
だが、彼の手に収まるそれは、形容しがたい美しさを持っていて、ほう、とため息が出てしまう。
それに、憂鬱げな目の前の男性の口から、たくさんの言葉が飛び出てくる様は、彼にとって"驚き"と"親しみ"が混ざったものとなる。
―――話す人は好きだ。一緒にいて楽しいし、喜怒哀楽を共に出来る。
 ただ、相手が自分を気に入るかどうかは、別の話で。
それでも、その美しい石と、今目の前にいる彼が嬉しそうに話し出したのを見て、いつの間にか自身も嬉しくなってしまったのは、気のせいではないだろう。]

す、すまないだなんて…。
…なんと言ったらいいのかな。おれも、

…いや。

[楽しい、なんて言うのはおかしいだろうか。
言葉の続きを躊躇って、ふと口をつぐんでしまう。
そんなことよりも、ああ、彼の名前。]

(15) 2015/04/07(Tue) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

[楽しい、なんて言うのはおかしいだろうか。
言葉の続きを躊躇って、ふと口をつぐんでしまう。
そんなことよりも、ああ、彼の名前。]

ヴェスパタイン、さん…。よろしく、お願いします。
…ああ、名前…。
おれはベネット…。と、言います。

[視線を感じる。どうしても、人と目を合わせて話すことは苦手なのだが。

  ちらり、

―顔は下を向いたまま、目線だけ。
怖いことは、避けたいから。
少しだけ。それでも、彼の目を見たい。
  目を見たい?
自分の思考に驚きを覚える。今まで人の目、顔を見たいだなんて思ったこと、ないのにな。
彼は自身の考えに内心戸惑いながらも、ゆっくりと、少しだけ顔を上げて、目の前の長髪の男性の顔を初めて見てみれば。
彼は一体どんな反応をするのだろう。]

(16) 2015/04/07(Tue) 18時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 18時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[抵抗されなかったから、えんりょなく腕を組まもうとしつつ>9
 えらそうな言葉は聞き流しちゃおう。

おじちゃんが 寂しくないようにって、教会に行ってあげるんだから
 このくらい、当然だと思うしね ]

……たばこ

[しつこい人だなあ。
 たばこのゴミを拾うおじちゃんを見ながら、ほんのちょっと呆れちゃう。
  子供のしたことなんだから、そんなに言わなくてもいいんじゃないかしら。

ようやく手があいたみたいだから、揺れる手>>10に腕を回して
 組む腕の力が強いのは さっきの話がこわかったからじゃないよ。

別にお化けなんて こわくないもん。
 ……夜にはちゃんと寝るから、お化けが 来るはずないから
  だから へーき だもん]

(17) 2015/04/07(Tue) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[ぼくとは 逆に流れる煙を見ながら
 歩くのが早いから、ぼくは ちょっと困っちゃった。

おじちゃんって、言ってることとやってることが
 なんだか変だなって、ぼくは 首をかしげる。

たばこより体に悪い我慢を、ぼくに させてるし
 大人の仕事だっていう気づかいも、あんまりしてるようには見えないし
  おじちゃんはもしかしたら 悪い大人なのかもしれない。


 ……それならそれでも、まあ いっか ]

ほんとに しょーがないおとなだなあ。

[ちいさく笑いながら やっぱりちいさく呟いて
 だからひとりみなんじゃないのって、こっそり考えちゃう。

でも、それでいーよ。
 奥さんができたら、きっと かまってもらえないもん ]

(18) 2015/04/07(Tue) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[広場を見回して 知ってる人を見かけた時は、腕を振りながら
 あっちこっち見てはみるけど
  目的地が決まってれば、より道なんてしないよ。

時々ふり返ったりもしたから
 じゃら じゃら 揺れる鎖が当たって、痛かったかもしれないけど
  ぼくからしたら もう慣れっこで、気づかないまま。

 雑貨屋さんについたら おとなしく腕をはなそうね ]

……てつだってくれたっていいのに。
 ほんとう、ケチなんだから。

[お金をだしてもらおうとは 思わないけどさ。
 でも 手が使えないぼくの買い物くらい、手伝ってくれてもいいのに。
  むくれながら、顔見知りの店主さんにねえ?って ぼくは 首をかしげる ]

(19) 2015/04/07(Tue) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[店主さんに同意をもらいながら、お買い物。
 お酒にあうお菓子って、なんだろう
  わかんないから 店主さんにまかせちゃった。

イカの足と、お煎餅をくだいたのと
 よくわかんないままそれを受けとって
  ぼく用のチョコレートも買っていこうかな。

ポケットのお財布からお金をとってもらって
 買ったものはそのまま、かごの中に ]

ねえ、おわったよ。
 そっちは?

[おじちゃんの背中から、顔を覗きこむように
 聞いてみたら、返事はどうだったかな。
  まだならもうちょっと、お店を見てまわろっと ]

(20) 2015/04/07(Tue) 19時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 19時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 22時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[坊主の前に腕をブラブラさせながら、顔は前に向けたまま。呆れたような坊主の視線(>>17)には気付いてはいたが、何も気付かんフリをして。
ここで言い返したら、それこそ大人気無いだろう。
黒のカソックの腕に回された坊主の腕は、記憶しているよりも少しだけ強く回されたようだ――威勢の良いことを言っておきながら、やっぱりお子様だねェと胸中で嗤う。
"お化けが怖いなら、いい子にしてりゃお祈りしておいてやる"、と。目線だけを坊主に向けて、薄く目を細めながら。

雑貨屋までの道程を、少し足早に歩きつつ。"しょーがない"と聞こえた言葉には、組まれた腕の肘で坊主の胸の辺りを軽く小突く――本当に、口の減らない餓鬼だこと。
……もっとも、坊主が心の中にしまった一言(>>18)がもしも聞こえていたのなら、頭を叩く位はしただろうから。
聞こえなかったのは俺にとっても坊主にとっても、きっと幸運だったんだろう。]

(21) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 …………ふうぅ、そろそろ酔いも醒めてきたな。

[顔見知りを見つけたのか、あちらやこちらに手を振る坊主には少々呆れはしたモンだが。動く度にジャラジャラとなる鎖が脇腹やらに当たって痛くはあったものの、餓鬼に大人しくしてろという方が酷だろう。
いっそ、こんな鎖なんぞ外してしまえばいいのに。今まで何度も思った事だが、何故だか口にする気にはなれず……結局今も、言えず仕舞いだ。

雑貨屋に着き腕が離されれば(>>19)、坊主の恨み言を背に受けながら真っ直ぐ缶詰売り場へと……あぁ、その前に煙草を捨てんとな。
そりゃあ買い物に不便なのは知ってるが、肉と野菜が買えるんだから菓子の一つも買えるだろう――甘やかすのは、苦手なんだ。]

 ……あぁ、懐かしいモンが置いてるな。
 あの位の頃には駄賃を貯めてよく買ったモンだが……

[ツナ缶を二つとタバコを一箱手に取って、レジへと向かおうとしたその矢先。目にとまったものに、目元をふと和らげる。
駄菓子の並んだその棚は、どうしてこうも心が浮つくのか……どれを取っても、幼い頃の思い出が詰まっているからだろう。]

(22) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[その中でも、一際好んで買っていたもの。まぁるい形のそれを手に取れば、少しだけ手にある缶詰と見比べて――缶詰を一つだけ、棚に戻した。]

 ちょっと待ってろ、急くな。買い物くらいゆっくりさせろ。

[背から覗かれ急かされれば、呆れたように眉を下げて。そちらも見ずにぐしゃりと髪をかき混ぜれば、レジの店主の元へと向かう。
坊主の面倒を見なかった事を店主に軽く咎められつつも、うるせェと目的の物を買い。その間坊主は店の中でも見回っていたんだろうか。

貰った袋を弄りながら、坊主の元へと戻り。目当ての物を手に取って、坊主の頭を軽く小突く。]

 坊主、口開けてみろ。

[突然の申し出に、坊主は言う事を聞いただろうか。聞かなかったのならそれはそのまま坊主の籠へ、聞いたのなら坊主の口へ。
手にしていたものは小さなまぁるい笛ラムネ……そう、口の間に挟んで息を吹けば、ピイィと音がなるあのラムネ。
お世辞にも行儀がいいとは言えん菓子だが、餓鬼の頃はこう言う菓子程惹かれるモンだ。山程買い込みピィピィ言わせて遊んでたら、親に叱られて全部捨てられたのは苦い思い出。]

(23) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[レンガのおうち、ーカシャッ。
どこかのお家のお洗濯物、ーカシャッ。
何気ないみんなの生活の仕草、ーカシャッ。

そこに、必ず存在する、手袋。……ーカシャッ。


写真を撮るのに夢中で、お姉さん、では気がつけなかった。
フード>>1:102という単語にようやっと反応してカメラを下げてそちらに目線をやれば、"わァ!"と声を上げて、色とりどりの野菜にレンズを向けただろう、お兄さんはそっちのけ。]

(24) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 それをやるから、あと一件付き合え。……花屋に行くぞ。

[何とも一方的な誘いだが、坊主は了承してくれたか。してくれんのなら、一人で行くだけだが――教会の隅にいつも飾っている白百合が、そろそろ枯れそうだったモンで。
しかしいつになっても花を買うのは慣れんモンだとぼやきつつも、坊主の籠を見てみれば。そこには予想していた綿菓子も飴玉もありはしないじゃあないか。]

 ……しかしお前さん、好みが渋いな。将来飲兵衛になるんじゃあないか。

[イカの足に煎餅に。餓鬼の菓子と言うよりは、酒のつまみと言った方が正しいんじゃあないかと言う品揃え。
その中で一つだけ、この坊主に"似合う"チョコレートが異質に思えるような、そんな菓子達に。眉を寄せて、心底不思議そうに問い掛けながら、雑貨屋をあとにしようとしただろう。]

(25) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 22時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……!
…そうか、有難う。


[思わず、といった口調から、その綺麗、という言葉が本音であるということが窺えて>>14
自分が褒められている訳ではないのに、どうも嬉しくなってしまって仕方が無い。

おれも、と続くはずだった言葉が聞けなかったのは残念に思ったけれど、彼の紡ぐ言葉からは確かに友好的なものが感じられて。名を返されれば、ほっと息を吐いて、嬉しそうに目を細めた。]

(26) 2015/04/07(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……ベネット。
君さえ良ければ、敬語などはいらない。
………その、仲良くなれたら、嬉しいんだ。


[確認するように名を呟いて、どこか自信なさげな彼に言葉を続ける。
本屋での形式的な会話しかしたことがなかったもので、口をついて出たような砕けた口調は、とても新鮮で、素直に嬉しく感じた。訂正された敬語は、どうも距離を感じてしまうものだったから。

――仲良くなりたい、だなんて。また困らせてしまうだろうか、と俯いたままの彼に不安げな視線を投げ掛けていれば。

ばちり、と控えめに合った視線に、一瞬目を丸めた。]

(27) 2015/04/07(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――嗚呼。深い翡翠色の、なんと美しいことか。

自身の目に掛かる濁った灰色がうっとおしくて、乱雑に前髪を退かせば。少し上の位置にある、彼の瞳を覗き込む。
黒の手袋に包まれた自身の手を、彼の顔へと近付けたそのとき、はた、と動きを止めたと思えば、その手は再び自身の前髪を掻き上げるにとどまったことだろう。

……どうも何かに気を取られると、それしか見えなくなってしまう。

少し距離を取って、気まずそうに彼を見上げれば、その様子はどうだっただろうか。]


……いや、本当、すまない。
ベネットの瞳が、その、綺麗で。


[言い訳じみた、けれど確かな本音を口に出せば、今度は自身が視線を下へと遣ることだろう。――折角仲良くなれそうだったのに、嫌われてしまったかもしれない。いつもそれで失敗するものだから、項垂れてしまうのも、仕方のないことだろう。]

(28) 2015/04/07(Tue) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 23時頃


【人】 若者 テッド

[カシャ、カシャ、カシャ。
>>24風変わりな白フードはカメラを向けるのに夢中なようで。フードの人、と声を掛けたところで漸く。こっち向いてくれた。]

珍しい?

[旅行者だろうか、そんな憶測で写真を撮る彼女に訪ねて。覗き込んだフードの中に表情が見えれば、案外歳近いかなって年齢を推測する。]

一つどう?要らない?

[茶の皮手袋で一本のニンジンを取り上げて顔の近くまで寄せれば、首を傾げてみせ。今朝取れたての新鮮だよ、と売り文句もつけたし。
もし答えが渋られるようなら、押し付けるように差し出し渡すつもりだけれど。]

(29) 2015/04/07(Tue) 23時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2015/04/07(Tue) 23時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[後ろから覗きこんで聞いてみれば
 呆れたみたいな声>>23が返ってきたから、不満顔で。

待ってほしいなら、待ってって言えばいいのにね。
 おねだりの仕方も 知らないのかしら。

それでも、頭に乗せられる手に、満足しちゃったものだから
  口元をゆるめながら、しょうがないなって また品物に目を向けて ]

……にあわないの。

[おじちゃんの見ていたたなを見ながら ぽつり。
 缶詰はわかるけど、駄菓子だなんておじちゃんには似合わないよ。

……もしかしたら、おじちゃんは
 こういうお菓子の方が、好きだったのかなあ。
  せっかく、お酒にあうお菓子を買ったのに。

そんな事を考えてたら、唐突にこずかれる頭に目を丸くして
 不満そうにふり返れば、そこに居るのは案の定おじちゃん ]

(30) 2015/04/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


――ん?

[なんでだろうって 思いながらも、ぼくは 口をあける。
ん って。さっきみたいに、ベロをだしながら

口に入ってきた甘い味に、ぱちり 目を瞬いて
 舌の先でそれをなぞってみれば、よく知る形に首をかしげておじちゃんを見る。

――ピィ、
 ラムネの間から、かすれた音がこぼれた。
  どうしておじちゃんが、これをくれたのかは わからないけど ]



                 ……ありが と。

[この人の前だと、お礼とか あやまったりとかが、ちょっとだけ難しい。
 なんでかは、よく わかんない
  おじちゃんは、わかんないことだらけだ]

(31) 2015/04/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[口の中で、ラムネを転がしたり
 ピィ、って 息を吹きこんでみたり
  喜びのままに、そんなことをくり返して ]

はなやさん?
おはなをかうの?おじちゃんが?

[でも 次の目的地>>25を教えられたなら、また不思議顔。

そういえば、教会のすみにお花が飾ってあったっけ
 今まで全然気にしたことなんてなかったけど
  あれって、おじちゃんが買ってたんだ。

おじちゃんにお花って、お菓子よりも似合わないよ。
 思ったけど、口をつぐんで。
  いいよ、って こっくりうなずいてみせる ]

(32) 2015/04/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[だからこれを くれたんだ。
 別にお駄賃なんてなくても、ついてってあげるのに。

そしてぼくが買ったお菓子への感想には、にっこり わらって ]

きょうから、すきになるんだよ。

[チョコ以外は あんまり食べたことなんてないから、すきかどうかなんてわかんない。
 おじちゃんはどうだろう。こういうの すきかな。
  すきじゃなかったら、買った意味なくなっちゃうや。

おじちゃんが歩きだしたなら、ぼくも それに続いて
 当然みたいな顔で、その腕に腕を組んでみよう。
  嫌がられたらやめるけど、きっとへーきだよね ]

(33) 2015/04/08(Wed) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

おはなって、きょうかいに おくやつだよね?
 いつも、おじちゃんがかってるの? なんで?

[お花屋さんに向かいながら、そんなことを聞いてみる。
 だって 全然興味なさそうなのに、花を飾ろうなんて
  何か理由があるのかなって思ったから

答えられなくても、理由がなくても 別に気にしたりはしないけど
  似合わないよねって、それはわざわざ 言わないまま。

歩いてたら、香ってくる花の匂いに うっとり 目を細める。

ぼくも あのこに買っていこうかな
 あのこは、お花すきだったっけ。――よく おぼえてないや ]

おじちゃん、どれをかうの?

[お花屋さんの前まできたら、上の方にあるお顔を見上げて
 お花の種類なんてあんまり知らないから
  ぼくも おじちゃんと同じのを 買おうかな ]

(34) 2015/04/08(Wed) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 00時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[影を背負った彼(>>111)を見送って。]

お酒って16から飲めるんだっけ。18?
18は煙草だっけ。20かな?わかんない。

[少なくとも彼女はもっと幼くして酒の味を憶えていたから。

いいこだなんて誰にも思われてないとわかってはいるけれど。
あまりいい顔されないことだともわかっているもんだから、そこは隠れてお家でひっそり愉しむことにする。
大人にしか許されない素敵なことは、存外多い。]

発泡酒と、ドライフルーツがほしいな。

[彼女は市場へと歩き始めた。足音は先ほどとは違う、尖ったもの。]

(35) 2015/04/08(Wed) 01時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 01時頃


【人】 本屋 ベネット

[ああ、この人は。
その長髪が纏う雰囲気と、ぱっと変わる表情とのギャップがきっと、美しいのだと。
人を見ること、関わりあうこと、それが素敵なものだと、数年前のそれ以来、久しく感じたものだった。]

っと…、おれ、と?

[仲良く、とこの男>>26は言っただろうか。まさか、このおれと?
自分と仲良くなっても、いいことなどないはずで。
――なんだろう、この。
その不安を言葉として表すのなら。]

おれなんかと、いいの…?

[仲良くなりたいなど、普段言われない言葉に戸惑い、思考回路がうまく繋がらない。
目の前で仲良くなりたいという男性を疑うほどの余裕は彼には残っていなくて。
ああ、胸の底から湧くような、この感情はきっと、嬉しいと言うのだろう。
自然と笑みが込み上げて、ああ、いややっぱり、急に笑い出したら気持ち悪いかな。]

(36) 2015/04/08(Wed) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

…うん、仲良くしてくれたら、…嬉しい。
あ…、ヴェス。
えっと、ヴェスと呼んでも構わないかな…?

[少しだけ口角を上げて、笑みを作ろう。
だが、にっと、控えめに笑ってみれば、普段歯を見せた笑みを作らないからかわからないけれど、上手くできなくて。
ああ、このおれは、彼にとってどう映るのだろう。]

(37) 2015/04/08(Wed) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

[目を覗き込み、前髪をのけていたかと思えば、ふと伸ばされる手に、一瞬からだが強張る。
    触れてくる、のだろうか。
手袋をしているとはいえ、少しの恐怖と、消えないに決まっているという安堵が混じる。
その手は彼に触れることなく、また自身の前髪の元へ。
 この胸の高鳴りはなんだ。
 触られそうになったことに対する恐怖だろうか。
 それがまた別の理由だったとしたら?
なんて、考えるだけの余裕は彼にはなくて。
瞳が綺麗だ、なんて言われれば、その余裕も更になくなってしまって。]

えっ、あ、…ぅ、えっと…、

(38) 2015/04/08(Wed) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

[言われなれない言葉ばかりを投げかけてくるこの男に、調子を狂わされてばかりだ。
自分の瞳に自信なんてないし、まじまじと見たこともない。
少し垂れた目と、母親譲りの色の瞳。
頭が真っ白、それでも顔は急に赤くなってしまって。
言葉なんて出てこなくて、慌てて視線を逸らす。
それでも、少しだけ。]

…き、君だって、その美しい瞳がある…。
髪だって、不思議な、色で…。本当に、綺麗だ。

[目線を上げて彼の鋭い、それでいて憂いのある瞳と、先ほどかきあげて耳にかかっている髪をみれば、自然と口から出る言葉。
ああ、何を言っているんだ。こんなに、思っていることが正直に口から出てしまうなんて。
この言葉で目の前のが気味が悪いと思って去ってしまうのなら、彼に呼び止めることはできないだろう。]

(39) 2015/04/08(Wed) 01時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 01時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[控えめな忠告は、彼女>>35には聞き入れては貰えただろうか。
どのみち自分に言えることなんて限られてはいるだろうから、曖昧に言葉を濁しては、別れを告げることになったのだっけ。


自分も目的を果たさなければと、並ぶ商店と人々の間を、縫うように抜ける間。
連れだったふたりの男性>>19>>21を視界の隅に留めては…珍しい組み合わせもあったものだ、と。ほんの少しの間、凝視してみたり。

青年の方は先程、どうにも複雑な面持ちで別れたばかり。
もう一人の男の方は――仕事柄、何度も世話になったことはあったはずだけれど、…本能的、と言うべきか。
人相にそぐわぬざっくばらんとした振る舞いには、無意識の内に身構えてしまうものだから、自ら声を掛けるのは憚られる。


――そんな訳で、彼らからも早々に視線は外して。
人混みを避けるように、歩を進めることになっただろう。]

(40) 2015/04/08(Wed) 02時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 02時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[ようやく目当ての剪定鋏を見つけて、店主への軽い挨拶とともに紙幣を差し出す。

――今度は、どれだけ保つだろう。

丁寧に研がれた新品の鋏は、時に体重の掛け方を間違えただけでも折れてしまう樹木の、…その枝を切り落とすことができるのに。
柔らかな樹木よりもずっと、早くに朽ちてしまうのだから。
おかしな話もあったものだとぼんやり考えながら、袋に詰められる鋏の刃に目を細めた。]

  ……"触れただけ"で砂になってしまうなら、
  ひとは、それよりもっと脆い、
  と、…いうことなのかな。

[腕に抱えた荷物はさらに増えた。
ぼんやりと街道を進みながら、鋏を入れた包みが嫌に重たく感じる。

その重みから、それから連鎖するように浮かんだ嫌な想像から、逃避するように視線を逸らした先。]

(41) 2015/04/08(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[店番の少年>>29と、それから見慣れない真っ白な影>>24

何度か目にしたことのある、村の少年の姿。
に、向けて、まるで珍しいものを見るかのようにカメラを構える少女。]

  カメラなんて、久しぶりに見たな。

[……を。
自分は物珍しげに眺めながら、ゆらゆらと足を進めていたものだから。]

  ――――…ゎ、あぁ…、

[意識の逸れた紙袋はぐらりと傾いで、中に詰められた飴玉が、ばらばらと道端に散らばった。]

  ……はあ。
  なにやってるんだ、おれは…。

[やり場のない居た堪れなさを吐き出すようにぶつぶつ呟きながら、きらきら光る飴玉を拾うためにそそくさとしゃがみこむ。
急に姿勢を変えたせいで、ぐらりと視界は歪みかけたけれど――これ以上道端で、失態を晒すわけにもいかない。
後始末は、なるべく早く。]

(42) 2015/04/08(Wed) 02時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 02時半頃


【人】 教え子 シメオン

[純粋そうな彼女>>2を見ることが非常に楽しい。いや、この感情は嬉しいと称すべきだろうか。
チョコレートを夢中で頬張る彼女に微笑みかけて、残りのチョコレートを箱ごと手渡す。彼女が受け取れば、その意識はチョコレートへと集中する。
  簡単なことだ。
そうして、彼女の意識がそれているあいだ、手袋を密やかに外して。
久々に外気に晒された彼の手は、まるで外気の気温、風、湿度を楽しむように、握ったり、開いたり。]

…ソフィア。

[その手を彼女の頬へと、]

こっちを見て。

(43) 2015/04/08(Wed) 02時半頃

変な世界だと思わないのか?


【人】 若者 テッド

ん?お?お??

[反応するのは数秒ほど遅れたけれど。
白フードの彼女を挟んだ向かいに、カツカツ、と小さい物音が疎らに聞えれば、顔を傾けて覗き込む。]

あー…

[異変にガタガタと椅子を鳴らして立ち上がり、手に持っていたニンジンは、つい反射的に女性へ押し付けてしまった。彼女が再び机に置こうが咎めはしないけど。
さっさと拾ってあげようと、最も近くに散らばる玉を屈んで摘み上げ。]

ん、飴玉?食える?これ?
あ、と、お兄さん大丈夫?

[最初はガラス玉かと思った。一つ摘んだ赤い玉の軽さで、飴玉を光で覗きながら矢継ぎ早に疑問符を並べる。
そして見た>>42彼が墓守だと判断するのは一瞬にして容易だった。時々野菜を買っていたはずだ。それに容姿が目立つ。]

(44) 2015/04/08(Wed) 03時頃

【人】 若者 テッド

こっち来なよ、日陰んとこ。

[さっき言った>>44大丈夫?ってのは飴玉の心配だったけれど。しゃがみ込んだ彼が青白い顔をしてたから、ぐいと肩を引く。
嫌がられるか拒まれるか。いずれにせよ、余程の抵抗がない限りは強引にも木製椅子のそばの日陰へ、引きずるように御案内するだろう。]

(45) 2015/04/08(Wed) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[仲良くなりたい、と言った反応は、どこか不安げなものだった。
おれなんか、と放たれたその言葉>>36は、彼の自信の無さを如実に現していて。
何故そんなに自分に自信がないのか、不思議に思う。――自分は、彼だから話し掛けたのだというのに。]


……ああ。君と、仲良くなりたいんだ。

ふ…、私の名前は長いからね。好きに呼んでくれ、嬉しい。


[君と、と心なしか強調させて、言葉を紡ぐ。
目の前の彼が作る笑みは、どこかぎこちないものに見えて。ふ、と軽く吹き出せば、冗談っぽく続けただろう。
――いやしかし、親しみを感じるその呼び名はなんだか、照れくさいものだな。]

(46) 2015/04/08(Wed) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[彼に手を伸ばしたとき、不安そうに揺れる瞳と、強張った表情が見えて。
ああ矢張り駄目だった、と肩を落としていたのだけれど。
彼の言葉>>39に、驚きで目を見開くことになっただろう。]


私が、綺麗………、?

(47) 2015/04/08(Wed) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[もらした声は、思いのほかか細いものになってしまった。信じられない、とばかりに彼の顔を凝視するけれど、その赤く染まった顔はどうも、嘘を付いているようには見えなくて。
――そもそも、自分に世辞を言ったところで、と思うのだけれど。
ああ、彼の視線がこそばゆくて仕方が無い。]


………そんなことを言われたのは初めてだ。
君は何というか……物好きだな。


[何と無く彼の顔を見れなくなって、視線を外すために自身の髪を一房掴み、それを眺めてみる。
……矢張り、くすんだ色にしか見えないのだけれど。瞳だって、華のないただの茶色。
彼の澄み切った翡翠色とは、比べるまでもなく。

けれど彼に嫌われていなかったことに安堵を覚えたためか、口元には柔らかい笑みを携えながら。]

(48) 2015/04/08(Wed) 03時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 03時頃


【人】 本屋 ベネット

[君と。
確かに彼はそう言って、その言葉は自分の胸の中へすとんと落ちた。彼の口から出るのは、言われ慣れない言葉ばかり。
ああ、どうして初対面に近い自分にこんな。こんなに美しい人が、自分なんかに。]

ん、えっと。
じゃあ…、改めてよろしく、ヴェス。

[彼が呼びたかったニックネームを拒否されなかったことに安堵する。
だが、いきなりのその呼び方は親しすぎただろうか。他人との距離の詰め方がわからなくて、どうにも不安になるが、彼の優しげな表情を見れば、緊張の糸は少しずつ解けていく。]

(49) 2015/04/08(Wed) 04時頃

【人】 本屋 ベネット

[自分が言った言葉のあと、ヴェスパタインは驚いた表情を見せる。
ああ、失言してしまったかと、きゅ、と心臓が締め付けられる。だが、その後の相手の彼の表情は、特段嫌と感じているわけではなさそうで。
物好きと言われてしまったが、はたして本当に自分は物好きだろうか。
目の前にいるのは、こんなに整った顔をした美しい人であるというのに。]

っ、えっと…
だめだった、かな。
おれは…君のこと、綺麗だと思ったし、それに。

[おれは、好きだな。
と、その言葉だけ小さくなってしまう。
髪を弄る手だって、綺麗だと思うし、それを見る目だって、美しいと思う。
ああでもやはり、彼が自分を見てくれている時の目が一番好きかもしれない。なんて。
なんだかこそばゆい感覚がして、彼に向けていた視線をまた下に落とす。
顔が熱い。目の前の彼にとって今の自分の顔は、酷く紅潮しているのだろうか。それを考えるだけでも、恥ずかしい。]

(50) 2015/04/08(Wed) 04時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 04時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[先程まで自分が見ていた駄菓子の棚を見る坊主(>>30)へと近付いていく。何やら呟いていた言葉は聞こえんかったが、まぁ大した事じゃあ無いだろう――大方、どの駄菓子が美味だのとそんな事だろうと決め付けて。

素直に開かれた口には、今度は指の代わりに笛ラムネを。掠れた音が聞こえて来れば、ふ、と目元を和らげ少しばかし満足そうな顔をする。
小さく聞こえた礼の言葉には、"ん"、と短い返事を返し。"これなら煙たく無ェだろう"、と自分もひとつ笛ラムネを口に咥えれば、残りは勝手に坊主の籠へと放り込んだ。]

 ……似合わんとは言ってくれるなよ、自覚はしてるんだ。

[花屋に向かうと告げたのなら、ピィピィラムネを鳴らしながら不思議そうに首を傾げる坊主(>>32)に眉を寄せる。そりゃあ三十路もとうに過ぎ、四十路になろうかというオッサンが――そのうえこの性格の自分が花を買うなんざ、似合わん事は百も承知だ。
だからこそ、あまり言いたく無かったのだが……でもそれ以上坊主が何も言ってこないのは助かったから、こっくりと頷いた頭をくしゃりと撫でてやった。……こうしてやると、嬉しそうにされるのは思ったよりも悪くはないモンでね。]

(51) 2015/04/08(Wed) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そうして籠の中身についての話をしたのなら、返ってきたのはこれまた不思議な返答だ。
"今日から好きになる"って事は、今までは大して好きじゃあ無かったって事だろう。
ならどうして態々、そんな菓子を。今度はこっちが不思議そうに坊主へと首を傾げつつも、質問の代わりに口にしたラムネをピィと鳴らす。]

 ……スルメやらより、そっちのチョコレートの方がずっとお前さんらしいんじゃあないか。
 酒のアテには丁度いいが、餓鬼が好んで食う菓子じゃあ無いだろうに……そいつは、オレンジジュースやミルクには合わんぞ。

[坊主がどうしてそんな菓子を買ったかなんて、自分にわかる筈もない。その上返ってきた答えがそれなのだから、まったく分からん事ばかりだと――まさか坊主も、同じような事を思っている事など露知らず。

ピィ、ピィ。甲高い音を鳴らしつつ、組まれる腕はもうとうに諦めて。鎖さえ当たらんのなら、別に不便な訳じゃあるまいし、と理由を付けて、片腕は坊主の好きにさせてやる。
大の大人と餓鬼が二人で腕を組んでピィピィ笛ラムネを鳴らす姿は、道行く人には異質に映ったかもしれんが……まぁ構わんか。]

(52) 2015/04/08(Wed) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そんな中、バラバラと何かが溢れるような音が耳に入ったんでそっちを向けば、何やら丸っこいモンを道にばら撒いている青年の姿(>>42)が目に入る。]

 ……なァにやってんだ。珍しいな。

[ピィ、とまた笛を鳴らしつつ、呆れたように言葉を落とし。あれは確か墓守だったか、仕事柄良く顔を合わせはするが、あまり親しく話した覚えは無い――と言うより、自分はあまり好かれちゃいないようだ。
呆れた声は、きっとあの墓守には届きはしないだろう……しかしあいつが街まで来るのは中々珍しいと、眉は少し寄ってしまったが。

しかし、久々にこのラムネを食ってはみたが、なかなか悪くは無いじゃあないか。
煙草の代わりにはならんでも、それとはまた違った味があるだとか。そんなどうでもいい事を考えていたのなら。]

(53) 2015/04/08(Wed) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……別に大した理由は無いさ。ただ、昔俺の居た教会には良く花が飾ってあったモンでね。
 無いと落ち着かん、それだけだ。

[坊主の問い(>>34)に、少しだけ答えにくそうな声を出す。
この村に来る前、まだこのカソックも持って居なかった頃。良く行った教会には、何故だか花が飾ってあった。いつの間にかそれが当たり前になっていたのか、この村の教会がどうにも寂しく感じられてしまい。悩みに悩んだ末に花を買いに行き、それが習慣付いてしまっただけの事なのだけれど。

それでも未だ、花を買うのは慣れやしない。花屋の店主とも既に馴染みではあるものの、その店を潜るのは今でも少しだけ勇気が必要だ、とうっとりとした様子の坊主へと視線を向けた。]

 白百合だ。……そこでお前さんに頼みたいんだが、店に入って白百合を二輪買ってきてくれ。

[ここからが本題だとばかりにピィとラムネを鳴らし。取り出した紙幣をこれまた勝手に坊主のポケットへと突っ込み、ぽんとその背を叩く。
どうにも、花屋は落ち着かん。だがこの坊主なら、花屋に入るのもそう苦じゃあ無いだろう、と。
ラムネひとつでお使いまでさせるのはどうかと思うと言われるかもしれんが、ね。]

(54) 2015/04/08(Wed) 05時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 頼むぞ、坊主。余ったら駄賃にしていい。

[余ったとしてもほんの僅かだろうから、と。そうして店の入り口の壁へと背を預け、ひらひらと坊主に向けて手を振って。そうすりゃちゃあんといい子にお使いをしてくれるかね……もし断られたのなら、仕方なしに自分で行く事になるだろうが。
小さい村だ、店の店主も坊主の事は知ってるだろうから、まぁ悪いようにはせんだろう――お使いに行かせたのが俺と分かれば、次に行った時に咎められくらいはするかもしれんがな。]

(55) 2015/04/08(Wed) 05時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 05時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[足音に気付いたらしい彼>>44がこちらを伺っていたのなら、二人のやり取りを眺めていた自分は、目を合わせてはしまっただろうか。
もしもそうだとしたら、咄嗟に逸らした視線に比例して――手のぶれは更に大きくなった、程度。
結局ひっくり返した自分が無様なことには、変わりない。]

  ぇあ、………あ、
  えー、と…、…はは。

[間髪入れずに近付いてきた声に、思わずびくりと肩を揺らして。
鈍い頭痛に顔を顰めながら、そのまま苦笑で、返答にならない返答を。]

  ぁ、…た、食べてもいいよ?

[近くに転がる飴玉を慌てて拾い上げながらの回答は、的を外していたかもしれない。
少年の手の中できらりと輝く飴玉は、一つ一つ個包装されているはずだから……なんて、きっとそういう問題でもないのだろうけれど。

おまけに、爪の先まで包んでしまう手袋は、小さな飴玉を集めるのにはこれ以上ない程に不向きだった。
動揺で目標を誤る指先も手伝って、回収しきれない飴玉はまだ、ちらほらと残っていた、…のだけれど。]

(56) 2015/04/08(Wed) 06時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


  あ―――…え、いや、おれは…、

[紙袋を満たす前に肩を引かれて>>45、思わずよろめく。
彼の示す先を見ては、これ以上世話を掛ける訳には――と、首を振ろうとしたのだけれど。
身を引きかければ、耳の奥がかき混ぜられるように、ぐにゃりと歪んだものだから。]

  ――ぅ、…すまないね。

[下手に動いたら更にひっくり返りかねないと、結局は唸るような曖昧な返答と共に立ち上がった。

肩に触れた彼の手のひらは、例に漏れず幾重もの布に隔てられているのに。
先ほどの嫌な思考といい、ここへ来るときに会った子供の言葉といい。


何処へ行っても見えない砂煙の粒子に纏わり付かれているようで。
それが妙に――心地が悪かった。]

(57) 2015/04/08(Wed) 06時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[やや強引な手に従って、彼の家先へと収まったなら。
椅子を奪うのは流石に憚られたものだから、結局その場にしゃがみ込んで。

そうして目眩が収まる頃、改めて顔を上げる。
迷いなく駆けてきた彼を直視するのは居た堪れなくて、その首あたりでうろうろと視線を彷徨わせることになったけれど。
――だって、自分ならば。手伝おうとは、…思えない。]

  ……は――…いや、ごめん。…大丈夫。
  随分と…みっともないところを見せてしまったね。
 …そちらのお嬢さんも。

[揃いも揃って、一回り近く歳下だろう二人。
フードの彼女がどんな表情でこちらを見ていたかは――好んで確認したくはなかったから。曖昧にぺこりと頭を下げるのみ。
幾度も客になったこともある少年に、今までもこうして世話を掛けたことがあったかどうかも、…思い出して確認したいものではない。]

  はは、……、
  …放っておいてくれて、構わなかったのに。

[何やってるんだ、なんて呆れめいた声>>53は聞こえこそしなかったけれど――心の内ではとっくに、自分で吐き捨てている。
身を起こしてようやく立ち上がろうとしながら、礼を言うより先に、苦笑をもう一度。]

(58) 2015/04/08(Wed) 06時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 06時頃


【人】 許婚 ニコラス

……ん、

[頭をなでる手>>51に 目を細めながら
 大きなてのひらが気持ちよかったから、
  もっと って、おねだりするみたいにすりよって。

不思議そうに首をかしげるおじちゃん>>52
 ぼくは ただ わらってみせる ]

いいんだよ、べつに。
 ジュースがあわないなら、おさけをのむもん。

――……おじちゃんは、こういうおかし すき?

[おじちゃんのために買ったんだよ って
 そんなの、口がさけても言ってあげないよ。

お酒なんて、全然飲んだことないけど
 多分 飲めなくはないんじゃないかな。
  ……おじちゃんが、お酒を分けてくれるとは 思えないけどね ]

(59) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[許してもらえたから、ぎゅって 腕を組んで
 たばこのにおいとか、お酒のにおいとかは、我慢 我慢。
  その代わり鎖は おじちゃんに、我慢してもらおうね。

町の人の視線とかは 気づかないフリ。
 おかしなものを見る目は、慣れてるから
  付きあわせちゃうおじちゃんには、心の中でだけ ごめんなさい ]

――あ、

[あめ玉を落とすお兄ちゃん>>42が目に入れば
 思わず組んだ腕をゆるめちゃって
  それでも お兄ちゃんにかけ寄らなかったのは、意味が無いって気づいたから。

……ぼくが行ったって、あめは拾ってあげられない。
 呆れたようなおじちゃんの声>>53を聞きながら
  まっしろな手袋につつまれた、そのてのひらを見て ]

(60) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス

                    ……ぁは は

[ちいさく ちいさく、笑っちゃう。
 羨ましくなんか ないよ。この"手"だってもう 慣れっこだから。

ただ これじゃあお兄ちゃんを笑ったみたいになっちゃったかも
 あわてて口をおさえるけど、おじちゃんの方は見れないまま
  組んだ腕の力は、さっきより強くなっちゃった。

質問の答え>>54が聞こえれば、およいでた視線は足元に
 ふぅん、って 聞いておいて、生返事を返しちゃう ]

そういえば、おじちゃんは
 このむらのひとじゃ ないんだよね。

[知ってはいたけど、あんまりそんな感じはしない。

……村の外にいた分だけ、ぼくの知らないおじちゃんがいる って
 考えると、なんだかもやもやするから
  あんまり 考えないようにしておこっと ]

(61) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[お花のにおいをかげば、ゆううつな気分もはれていって
 おじちゃんからのお願いには、きょとん ってそっちを見る ]

……
 しょーがないなあ。

[背中を叩く手にせかされるようにして、お店に一歩ふみ出して
 自分で買いたくないなら 買わなきゃいいのに。

大人って、お駄賃をわたせばなんでもするって思ってるのかな
 ひらひら揺れる手>>55をうらめしげに見て、ためいき。
  ほんとうに、だめな大人だ

でも 役にたつのは嫌いじゃないから
 ぶつぶつ文句を言いながらも、ひとりでお店の中へ ]

(62) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス


てんしゅさん おはなちょーだい。
 ええっと、しらゆり?を、ふたつ……ううん、みっつ。


――え?うん、そうだよ。
 きょうかいのおじちゃんがね、ぼくに いってこい って
  うん、だめなひとだよね。

[店主さんとしたおじちゃんの話は、向こうまで聞こえちゃったかな。
 聞こえてても良いけど、後で怒られるのは 嫌だなあ。

二つ束ねたのと、一つだけ包んだのと
 それを腕の上に乗せてもらったら、お礼を言ってお金を払う。
  ついでにいいこだね って褒めてもらえたから、ぼくは ごまんえつ。

お買い物が終われば、お花が落ちないように
 よたよた あるいて、おじちゃんの居る所にもどって
  ん って、腕の上のお花をさし出してあげよう ]

(63) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

【人】 許婚 ニコラス


ひとつのほうは、ぼくのかごにいれて。
 あとで もっていかなきゃだから。

[自分じゃ入れらないから、おじちゃんにお願いしよう。
 お花と食べ物って、一緒に入れていいかはわかんないけど。
  多分へーき……だよね?
 
ふ と、口の中で転がしてたラムネが割れてることに気づいたから ]

――あ、あと

ラムネ かんじゃったから、あたらしいのちょーだい。

[かごの中に、まだあるでしょ?
 って 口を開けたら、ラムネは入れてもらえたかな ]

(64) 2015/04/08(Wed) 10時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 11時頃


ばかなソフィア。


【人】 伝道師 チャールズ


 坊主が酒を?……ハ、やめとけやめとけ。一口飲んでウエッてなんのがオチだ。
 大人しく、ミルクかオレンジジュースにしとくんだ。

[酒を飲むから、と言い出した坊主(>>59)には、驚きに眉を寄せて。煙草の匂いも酒の匂いも好きじゃあない癖に、と笑い飛ばしてやった。
餓鬼ってのは、そうやってすぐに大人の真似をしたがる。大人しく身の丈に合ったモンを飲んでればいいものを、と思いつつ、何でまた今日から急にと不思議に思いはしたがね――まさか自分の為なんて、思うわけがないだろう。

だから好きかと言う問いには、"お前さんと違って大人だからな"、と揶揄うように言い返す。もしも俺から酒を分けて貰えると思っているなら、そりゃあ甘い。
酔ってぶっ倒れた餓鬼のお守りなんて絶対に御免だから、その時にはミルクしか飲ませてやらんさ。]

(65) 2015/04/08(Wed) 13時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

腕を組まれれば歩くたびに当たる鎖には溜息の一つも出はしたが、そこは諦めて目を瞑る。ピィピィ二人で笛を鳴らして歩くのは、何だか懐かしい気分になって……中々悪くは無かったから。
床に散らばる飴玉を拾う墓守には、どうやら坊主も気付いたらしい――乾いたような笑いには、また怪訝そうに視線を下へ向けて。
ハッとしたように口を押さえた理由もわからなければ、坊主の視線の先にも気付く事は無かったが――回された腕の力を見る限り、墓守を嗤ったワケじゃあ無いんだろう。
餓鬼は得てして無神経なモンだが、この坊主は変な所で気を使いやがる、と。指に当たる鎖を指先に引っ掛ければ、ぷらぷらと手持ち無沙汰に揺らしつつ。]

 あー、そうだ。ここに来てもう随分と時間が過ぎたが……

[あの話題はあまり続けようとは思えんかったから、生返事は返って有難い。話題が逸れた(>>61)のを良い事に、空を見上げて暫しの間郷愁にふける。]

(66) 2015/04/08(Wed) 13時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[その頃から、この村の人間は手袋を付けていたんだっけか。それすらも覚えては居ないし、触れれば消えると言う話を聞いた時の事すらも何故だか記憶にはないが。
坊主のその手も、先がある姿の記憶は無いから、最初に会った時からその鎖を付けて居たんだったか……あるいは、自分が忘れているだけかも知れんが。

しかし今はそれよりも、教会に飾る花の方が大切だ。背を叩いて急かしてやれば、どうやら坊主は頼みを聞いてくれるらしい。
ぶつぶつと聞こえる文句には耳を塞ぎ、坊主を待つ間一服でもしようかと思ったが。口の中にはまだラムネが残っていたから、もう少しこの味を楽しむとしよう――が。]

 ……あんの、糞餓鬼が。わざわざ俺の使いだって言わんでいいってのに。

[中から聞こえた会話(>>63)には、顔を顰めて忌々しげに吐き捨てる。まったく本当に、余計な一言が好きな餓鬼だこと。]

(67) 2015/04/08(Wed) 13時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[店の側の壁にもたれ、腹いせに音を立ててラムネを噛み砕き。戻ってきた坊主には、恨めしそうな視線を向ける。]

 …………。偉いぞ。余計な一言が無かったら満点だった。

[――だが、お使いを頼んだのは自分だから。それに言うなと言ったワケでも無く、結果だけ見れば坊主は立派に使いを果たしてくれた事になる。
だから口を出そうになった文句の半分以上は飲み込み、代わりに恨めしい気持ちは手袋に包まれた手に込めて、強めに髪をかき混ぜてやった――随分力が籠ってしまったから、髪がボサボサになったかも知れんが、そんな事は知ったことか。

坊主の腕にある白百合は三つ。怪訝に思うも、成る程一つは坊主の分か(>>64)と花を受け取り、言われた通りに一つは籠へと入れてやる。食い物が入っているから、なるべく花粉が落ちにくいように。]

(68) 2015/04/08(Wed) 13時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[そうしてもう一つのお願いには、肩を竦めて再度籠へと手を伸ばし。一つを手に取れば、それをそのまま坊主の口に入れるではなく自分の口へと。]

 満点だったら、ちゃんと鳴るラムネをやったんだが。

[パキンと乾いた音を立て、前歯と指とでラムネを半分に割り。手に残った半分を坊主の口へと放り込む。割れたラムネじゃあ音は鳴らんだろうが、そりゃあ店主に告げ口した罰だ。
口に残った方のラムネを噛み砕きながら坊主へと薄く笑ってやれば、さぁどんな反応が返ってきたか……大人気ないというのは、この際言いっこなしだ。]

 ……しかし、その百合はどこに持って行くんだ。家に飾るんじゃあねェのかい。

[パキパキとラムネを砕き、そのまま飲み込み。籠に入った白百合へと視線を向けて、"行くぞ"、と坊主の手首に繋がる鎖を指先に引っ掛け軽く引っ張る。

持って行かないと、と坊主は言っていたものだから。最初から花屋に向かう予定では無かったようだし、とほんの近くの教会に向かう道すがら、浮かんだ疑問を投げかけてみた。]

(69) 2015/04/08(Wed) 13時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 13時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 13時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………駄目とかでは、ないんだが。


[照れ臭さを隠すように、ため息混じりで言葉を返す。
彼の紡ぐ言葉たちは、どこまでも素直なようだったけれど。少しだけ砕けた口調で賞賛する彼は、――ずるい、と思った。何故だかは分からないけれど。

それに―、と続いた言葉は消えるように小さなものだったけれど、確かに自身の耳には届いただろう。
………矢張りからかっているのではないか、と。“年上をからかうもんじゃない”なんて、苦言を呈そうと思い視線を彼へと戻す。]

(70) 2015/04/08(Wed) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――……っ、


[予想していたのは、困惑している自身を楽しむ様子だったのだけれど。
耳まで真っ赤に染めて俯く彼は、ああ、本当に。――――ずるい。]


………………。


[血色の悪い自身の顔に、熱が集まっているのが分かった。
――好き、だなんて。そんな言葉は、数年来、言われたことがない。
言葉の意味は、別であろうけれど。それでも年甲斐もなく照れてしまうのは、この様子を見れば、仕方の無いことだろうと、そう思う。]

(71) 2015/04/08(Wed) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………ベネット。
これを君に……もらって欲しいのだけど。


[沈黙は、どのくらいの長さだっただろう。
中々言葉を発せずにいたのだけれど、俯く彼の、綺麗な瞳が見れないことは残念に思う。

そうして視線を落として目に入ったのは、青い輝き。
――ああ、そうだ。これを、君に。]

(72) 2015/04/08(Wed) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――美しい物は、美しい人に似合う。


[彼は自分を綺麗だと言ったけれど、矢張りそれは、物好きだと思う。
長く伸ばされた髪は不気味であるし、目付きや顔色だって悪いのだと、自身を持って言えるくらいだ。

涼やかな風に吹かれ短髪の髪を靡かせる彼は、実に爽やかで、絵になるようだと思ったから。]


別に、付けなくたっていいんだ。
……持っていて貰えれば、それで。


[彼にピアスの穴は開いていただろうか。
そんなことはまあ、どうでもよくて。差し出したこの青はきっと、彼の元にあるほうが、綺麗に輝くはずだから。

さて、このピアスは受け取ってもらえるのだろうか。もし拒否されたならば、残念そうにしながらも、押し付けるようなことはしないだろう。
――けれどそれがただの遠慮であったならば、食い下がることはしたかもしれない。]

(73) 2015/04/08(Wed) 15時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 15時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 15時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ふいっ、と顔をあげて。
人参とお兄さん、ーカシャッ。

写真を一枚撮らせてもらってから、ようやっとカメラを下ろして]

くれるの?

[なんて突拍子もない質問をひとつ。
売り物なんだからくれる訳ないけど、彼の答えを聞く前にもう視線もレンズもお兄さんに。>>58
お話は良く聞いていなかったけど、お兄さん。ーカシャッ。]

(74) 2015/04/08(Wed) 16時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 16時頃


【人】 許婚 ニコラス

[店主さんとのお話は、やっぱりおじちゃんに聞こえてたみたい>>68
 ほんとうのことしか話してないし、悪口も言ってないから
  うらめしそうな視線には、べえ って舌を突き出して ]

――ぅ わ、
 ちょっと、やめてよ。 ぼく なおせないのに!

[らんぼうに頭をなでられれば、嬉しいような ムカつくような。
 ボサボサになった前髪から、不満そうに睨んでみたけど
  きっと 効果はなかったろうな。

ふるふる頭をふっても、落ちてくる前髪は直せなくって
 意味ないってわかってても、腕で上げようとしてみても
  今度はお花がじゃまだよ! ]

…………ありがと。

[それでも かごにお花を入れてもらったら、一応お礼を言おうね。
 ふふくそうなお顔の ありがとう は
  全然、心がこもってなかったけど ]

(75) 2015/04/08(Wed) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

――まったく
 あんまりいじわるすると
  きらいになっちゃうんだからね。

[不機嫌顔のまま、やっとあいた腕で前髪を直そうとしても
 案の定、どうやったって前髪が落ちてくる。

目に入りそうで、すっごく気になるけど
 おじちゃんの手がラムネを持ってることに気づけば
  期待するみたいにお口を開けて、いいこに待機。

でも、そのラムネはぼくの 口には入らなくって>>69 ]

おとなげないなあ もー。

[それでもぱきって われたラムネの片方が入ってきたなら
 もごもごしながら、おじちゃんを睨みつける。

――あれ こういうのって、なんていうんだっけ。
 えーと……            あぁ、そっか ]

(76) 2015/04/08(Wed) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


かんせつちゅー だ。

[多分 あってるはず。 だからなんだ、って 話だけどさ。
 男同士だし 別に恥ずかしがることでも、ないしね。

口の中のラムネをとかしつつ
 鎖を引かれたら、あわててそれについていく。

なんだかわんこみたいで、ちょっとふふく
 でも 置いてかれないなら、それでいーや ]

……なーいしょ。

[となりに並んで、おじちゃんの腕を取りながら
 投げられた疑問に、つんと顔をそむけて答えてあげる。

あのこのこと、別に教えてあげたっていいんだけど
 おじちゃんが、意地悪ばっかりするのが いけないんだよ ]

(77) 2015/04/08(Wed) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[――そうだ 意地悪のお返しついでに、もうひとつ ]

おじちゃんがつけてくれるなら、
 このおはな あげてもいーよ。

[いたずらっぽく笑いながら、おじちゃんを見上げて
 お花を頭につけるおじちゃんを想像したら
  ちょっと 吹きだしそうになっちゃった。

あぁでも……頭じゃなくて、お洋服になら 似合うかもね ]

……きょうは だれかほかにいるかな。

[ピィ、って ラムネはないから、口笛で音を出して
 見えてきた教会の扉に、ほんのすこしあるくのを早めちゃう。

鍵はかかってないって知ってるけど
 扉の前についたなら、おじちゃんがあけてくれるのをまってみようか ]

(78) 2015/04/08(Wed) 16時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 16時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[ボサボサになった頭で睨む坊主(>>75)は、何とも愉快。はらはらと落ちる前髪に少しだけ気を良くしながら、口元だけで薄く嗤う。
花を抱えてああだこうだと腕を上げ、ふるふると頭を振る様はまるで犬っころみたいと思わず笑ってしまいつつ。それでも、髪を直してやる事はしない。
――もう少しちゃんとお礼が言えたのなら、直してやっても良かったんだが。]

 嫌いになんのか、そりゃあ困った困った。

[ラムネを齧りながら、坊主の恨み言を聞き流し。声は全く困ったようでは無かっただろうから、こりゃあ本当に嫌われてしまうかね。
……もっとも、嫌いになる奴は、何も言わずに離れていくモンだ――ご丁寧に、そんな風に言っちゃくれん。
こんな程度で嫌われてちゃあ、今頃自分は坊主に親の仇のように恨まれているだろうよ、と。ころころラムネを転がす坊主にそんな風に考えていれば、思い付いたように告げられた言葉に思わず眉が大きく下がった。]

(79) 2015/04/08(Wed) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……どこで覚えてきたんだ、そんな言葉。
 阿呆ぬかせ、美女のルージュの付いたラムネならまぁ、歓迎だがな。

[眉を思い切りハの字に下げて、呆れの籠った溜息を吐き。鎖を引く手とは逆の手でこめかみを抑え、口の中に残ったラムネの欠片を舌で溶かした――気が済んだら鳴るラムネをやろうと思ったが、やめだ、やめ。いい子にせんとラムネは貰えない、それをちゃんと教えてやらないと。

見てみろ。教会へと向かう道で投げた質問に対する坊主の返答(>>77)の、何とも可愛げのない事よ。別に興味はありはせんが、そう跳ね除けられたらいい気もせんモンだ。
腹立たしさに眉を寄せて舌を打てば、しかし坊主の"ありがたい"申し出にまたも眉を下げさせられる――何を考えてるのか、餓鬼はまったく分からない。]

(80) 2015/04/08(Wed) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 いらん!花なら間に合ってる……似合わんと分かって言ってるだろう、坊主。
 それにその花は、どこかに持って行くんだろう。

[組まれた腕の肘で、軽く坊主の身体を小突き。悪戯っぽく笑う顔を叩き倒してやりたかったが、生憎と缶詰に花に坊主の腕にで、両手が塞がっていたからそれはかなわずに。
誰に渡す花か知らんが、少なくとも俺よりはずうっと似合うだろうよ、と。ラムネの代わりに口笛を吹いて、足を早める坊主にまた少しだけ呆れつつも、自分もまた扉に向けて歩調を早めた。]

 ……ほれ、お祈りするんだろう。行ってこい。

[扉の前できっちりと待つ様(>>78)は、また犬っころを思わせて苦笑のひとつも漏れはしたが。坊主の腕から腕を引き抜き扉を開けて、トンとその背を押してやった。

その際に、肩にかかった籠を取り上げようとしたが果たしてそれは叶っただろうか――お祈りすんのなら、籠は邪魔だろうと、そう思っての事だったんだが。
坊主の手じゃあ、籠を降ろすのも一苦労だろうと。大人しく籠を渡してくれたのなら、一緒に椅子のそばへ行き、隣に籠を置いてやり。渡さんのなら渡さんで、肩を竦めてそのまま教会の隅、窓辺の花瓶の元へと向かう。]

(81) 2015/04/08(Wed) 18時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 相変わらず暇だねェ。……楽で有り難い事だが。

[花瓶の水を替えながら、教会を見回してみるけれど、そこには坊主以外に人など居らず。
……だからこそ、こうして昼間から博打なんて打って来れるのだから、有り難い事でもあるのだけれど。

教会の裏の水道で花瓶の水を替え、古い花を捨て。新しい白百合を窓辺に飾れば、少しだけ心が落ち着いた。]

 …………。

[坊主は未だ、祈りを捧げていただろうか。もしもそうならば、黙ってその椅子の隣に近付き。椅子の背の角に腰を預けるようにして体重をかけ。天窓から差し込める陽に照らされた木製の十字架に目を細めれば、そのまま静かに目を閉じる。

誰かが祈りを捧げている時に邪魔をするのは、野暮というもんだと。
坊主の祈りの内容は知らんが、たまにはそれらしい事をしてやるのもいいだろう――ここは一応、職場だ。]

(82) 2015/04/08(Wed) 18時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 18時頃


【人】 若者 テッド

…。

[>>56大きく逸らされて目線は一つ目の赤い飴玉を拾い上げた時にも合うことはなく。ジトリと見つめ続けてしまったのは、悪意ではないけれど。
あ、青い顔、苦笑、冷汗。]

サンキュー?

[摘みにくい飴玉を集めていれば、手袋の上には宝石みたいなきらきらが溢れていく。
噛み合わない会話に語尾をあげながら。でも、せっかくくれるならと、目に付いた青色の飴玉を一つ、ポケットへ押し込んだ。]

(83) 2015/04/08(Wed) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[バラバラと紙袋へ飴玉を放ったところで、流石に顔色が悪いな、って、つい肩を引っ掴んだ。
あとは>>58日陰に落ち着いた彼が蹲るのを見つめていたなら、乱暴だったかと眉を下げて頭を掻く。]

別に、俺は、なんも。

[変わらず男が気まずそうであるから、言いかけの言葉が詰まる。自虐的な言い方は、大して、快く思わない。]

何でだよ。

[上手く言葉に出来ないけれど、寄せた眉はあからさまに苛立ちを見せただろうか。
困ってる人を助けるのは当たり前だ、見過ごすのは冷たい人のようで自分が嫌になる。…素直にお礼を言う事も、当たり前だろう?生きてきて、それらを疑った事はない。
あともう一つ。気になることがある。]

ちょっと、ごめん。
服にさ、土が…
…ごめん

[先ほど引き掴んだ彼の肩。手袋に付いていた土が付着して薄茶色に汚している。手の甲で軽く叩いたけれど、茶色の染みを残したままで。
ああ…、って申し訳なさそうに苦笑いしてもう一度謝った。]

(84) 2015/04/08(Wed) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[>>74きっと微妙な表情でシャッターが切られてしまっただろうから、再度、橙映える野菜をちゃんとした笑顔で撮り直してもらうよう、要求しようとしたけれど。
それよりも先に椅子を立ち上がってしまったから仕方が無い。]

いいよ!
そんで美味しかったらまた買いに来て。

[ギャアギャアまくし立てるように返事をして、そそくさ、飴玉を拾う作業を開始した。]

(85) 2015/04/08(Wed) 19時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 19時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

  あ、……え?おれ?
  …な、…なんで?

[――かしゃり。
軽快なシャッターの音>>74には、狼狽の声を上げた。まさか自分が撮られるとは思っていなかったものだから。
フィルムに残せるような表情をしていたはずがないから、たっぷり狼狽えて、その後。]

  …彼の、野菜はきっと美味しいから。

[本当はわざわざ、ふたりの会話に混ざるつもりはなかったのだけれど。
盛大なテッドの言葉>>85を聞いたなら、どうしてもそれだけは伝えておこうと、中途半端な口出しを。]

  ――…?
  どこかで会ったこと、…あるかな。

[そんな言葉を伝えながら、ようやくレンズの向こうの少女を見ては。
奇妙な既視感を覚えて、独り言じみて呟いた。
たとえば夢で見た誰かに会ったような、そんな曖昧な懐かしさ、程度だけれど。]

(86) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ちらりと伺った目に入ったのは、一目でそうとわかる顰め面>>84
呆れられこそすれ、不快な思いをさせる心当たりはなかったから、首を竦めて困ったように表情を伺った。

店主と客という関係なら、これまでずっと続けてきていたけれど――こうして改まって会話をしたのは初めてかもしれない。
綺麗に日に焼けた肌と白い歯のコントラストは、やはり自分には眩しい。]

  え、っと。…ごめん。
  …きみがどう、とかではなくて。

[もしも不快にさせたのなら、どう言ったものか。思案しながらの言葉は探り探り。
謝罪の言葉は出てきても、礼の言葉はその代わりにどんどん奥へと押し込まれる。

曖昧に浮き上がった言葉を、言い終わるか言い終わらないか。
再度伸びてきた腕に、ぱちりと目を瞬かせた。]

(87) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


  え、――…ぁ、…大丈夫。
  仕事、してたんだろう。

[並べられた彼の大事な"商品"を見遣りながら、彼の手で叩かれた肩>>84に、手袋を外して触れる。]

  ……土の匂いは嫌いじゃない、から。
  きみが、大切に育てた野菜の土だろう。
  
[近付いた距離で改めて感じるのは、湿った土とお日様の匂い。
彼への本能的な苦手意識は消えないけれど、それはどことなく、森の木々を思い出させるから。不思議と安堵を覚えたのも確か。
ほんの僅かに目尻を緩めて、――ああ、でも、彼は木というよりは。]

(88) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


  …花、かな。
  向日葵とか、…蒲公英とか。

[俯きがちにその表情を伺っては、日当たりの良い墓地に咲く花々をぼんやりと思い返す。
――ただ、相手が少女ならともかく、花に喩えられて良い気のする男もそう居ないのではないかと。

先の言葉はごくごく小さな声ではあったけれど、…それを掻き消すようにさっと生身の手を振った。]

  ――…そ、そうだ、野菜。
  仕事中だったね。…おれも買っていっていいかな。

[今回は買い付けにくる予定ではなかった。それでも、中央からは離れた森の家。増えて困るものでもない。
半分は、迷惑料のつもり。]

(89) 2015/04/08(Wed) 21時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 21時頃


【人】 許婚 ニコラス

びじょ?おじちゃんと?

[にあわないよ、って わざわざ言わなかったけど
 言葉の感じで、思ってることはバレバレかも。

どこにいるかもわかんない、きれいなおねえさんより
 ぼくで 我慢しておけば、いーのにね。

質問にそっけなく返してみれば、聞こえた舌打ち>>80に眉を寄せる。
 もう、ぎょうぎが悪いなあ ]

うふふ つけてみたら、にあうかもなのに。

[体を揺らして笑ってたら、肘でこづかれちゃった>>81
 でもぼくは けらけら 笑うだけ。
  だってそんなに、痛くはなかったしね。

あのこはどうせもういないんだし
 おじちゃんにあげた方が、ずっと無駄にならないんだろうな。
  でも いらないって言うのを、無理に押しつけらんないや ]

(90) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[ぼくを見て笑うおじちゃんが
 なにを考えているかなんて、わからないまま
  背中を押す手にさからわず、そのまま教会の中へ。

わんこはかわいいけど、自分がなりたくはないな。
 リードみたいな鎖を、じゃらり 揺らして考えたり ]

──あ ありがと。

[かごを取ってくれる手に、そのままそれをあずけて
 引っかかりそうな鎖を引きながら、にっこり 笑ってお礼を。

椅子に座って、花瓶に向かう背中をぼんやり 追うけど
 おじちゃんがこっちを向く前に、目をつむって
  うつむきがちに、あのこをおもう。

合わせる手はないから、腕はひざの上。
 ちいさな水音だけが耳に入れば
  お祈りの途中なのに なんだか眠くなっちゃう ]

(91) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ら ら、ら...
      ららら ら、

[寝ちゃわないように、ちいさく歌を口ずさむ。
 やってることは 全然お祈りっぽくないけど
  やり方なんて知らないから、これでいいんじゃないかな。

きし、って 椅子の軋む音に目をあければ
 いつの間にか、おじちゃんがとなりにいることに気づいたから
  ぼくは お祈りも忘れて、おじちゃんを見つめちゃった。

見慣れたはずのお顔が、なんだかいつもとちがく見える。
 目をつむってるから かな ]

…………

[しばらくただ おじちゃんを見てて
 全然お祈りできてないことに気づけば
  心の中で、こっそり舌を出して ]

(92) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[――このまま大人しくしてれば
 ずっとこうしていられるのかな。

そんなことを思ったりもしたけど、もちろん そういうわけには いかないから ]

……んー、

[がさがさ かごをあさって、中からお菓子を取りだす。
 腕だけでっていうのは大変だけど、時間をかければできなくはないよ。

お菓子だけ椅子に置いて、かごを肩にかけて立ち上がって
 そうして、おじちゃんの目の前に立てば、おじちゃんはもう 目をあけてたかな ]

……ね。
おじちゃん、こーして?

[唐突に言って、腕をお顔の前に。
 そうしたら 手をかざしてほしいんだって、わかってもらえたかな。

もし素直にやってくれなくても、腕でぐいぐいって して、無理矢理やらせるけど ]

(93) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

       …… ば ー ん !!

[かけ声と一緒に、おじちゃんのてのひらを
 べしって お顔にぶつけるように。

あんまり腕を動かせないようにって 鎖をしてるから
 じゃらじゃら ちょっとうざったかったけど
  手を顔に押しつけるくらいは、できるよ。

自分の手で自分のお顔をはたくおじちゃんを見て
 ぼくは 声をあげて笑っちゃう。

なんだかしんみりしちゃったから
 八つ当たりみたいな いたずら。
  ちょっとした、おちゃめですよ?]

(94) 2015/04/08(Wed) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス


……えへへ。

[すっかり満足したから、腕を退けて
 怒られる前に、ここから退散しなくっちゃ ]

おかし、おいてくね。
 また くるから!

[椅子に置いたままのお菓子をさしてそう言いながら
 はやく はやくって、おじちゃんに背中を向ける。
  捕まったら、お説教じゃすまないかもだしね。

じゃらじゃら 鎖を鳴らしながら
 ぼくは、扉に向かってかけていこうと ]

(95) 2015/04/08(Wed) 21時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2015/04/08(Wed) 21時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[カツカツと石畳を鳴らし市場をまわる。
胸の高さで抱えた袋にはいくつもの缶が入っていて。]

 アテを先に買うべきだったかな。

[ずしりとくる重みに心を折られそうになるけれど。
果物屋の店先で目当てのドライフルーツを品定めする。]

 えっと…枝付きレーズンと、マンゴーと…あとリンゴ。にするわ。
 そうね、どれも30gずつちょうだい。

(96) 2015/04/09(Thu) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[会計を済ませ、店員が商品を包むわずかな間。
手持無沙汰になった彼女はきょろきょろと店内外に目を配る。]

 ――たまには野菜でもよかったな。

[向かいの露天に目をやると、おそらく新鮮な色どり豊かな野菜が並んでおり。
店先でカメラを構える少女(>>74)もきっとそう感じてファインダーを覗くのだろう。]

 どうやら店主はいないようだけど。

[ドライフルーツの包みを受け取ると、ふたつの袋を抱えて、向かいの露天へと足を運ぶ。]

(97) 2015/04/09(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[今度は素直に飛んできた礼(>>91)に頷き、坊主の腕から籠を取り上げ奥に進む背に続く。扉を閉めればシンと静かな教会に響く靴音を聞き、席を見つけた坊主の隣に籠を置いて花瓶の元へと。
花瓶の花を変えながら、聞こえてきた拙い歌(>>92)に視線を向けて。
膝に手を置き、俯く坊主は――いつも何に、祈っているのだろうと。

分厚い土の壁で出来た教会には、広場の喧騒もそう入っては来ない。美しい静寂に包まれた教会で、坊主の歌だけが響いていく。
聖歌隊の歌声には程遠いものの、妙に耳触りの良い坊主の歌に寄せられるように側に寄り黙祷を捧げていたのなら……あぁ、どうしてか歌が止んじまった。]

 …………。

[それでも坊主の声は聞こえて来なかったから、そのまま黙祷を続けつつ――まさか、坊主が祈りも忘れてこっちを見てるなんて気付かずに。
静かな教会が好きだから、この静寂は有難い筈なんだが。どうしてか、止まってしまった坊主の歌を、心のどこかで勿体無いと感じてしまう。

それでも、歌ってみろなんて言えるわけも無いモンで。内心の嘆息と共にそれはすっぱり諦めて、祈りが終わるのを待っていたんだが――]

(98) 2015/04/09(Thu) 00時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 00時頃


【人】 伝道師 チャールズ


 ……何やってんだ、お前さんは。

[すぐ隣から聞こえてきた物音に、薄く目を開け隣を見下ろし。そこに居た坊主は、じっと祈りを捧げるでもなく、籠を漁っているじゃあないか。
呆れの声を向けつつも、何とも器用に物を掻き分け目的のものを摘まみ出す様には関心をおぼえたのも確か。指が無いから何かを掴む事は出来んようだが、それでもひとつひとつ菓子を椅子へと広げていく。

手伝うなり、しても良かったんだが。そうすれば直ぐに終わるだろうが――まぁ今日はもう暇だしな、と。暇潰しがてら坊主の手腕を見せて貰うかと、わざと、手は貸さずに。

そうして菓子を出し終われば、自分腕を顔の前に掲げる坊主に首を傾げる。坊主のして欲しい事の意味がわからず唯々首を傾げていれば、ぐいぐいと押してくる手に思わず顔を顰めて坊主を睨んだ。]

(99) 2015/04/09(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――は?何をしろって……おい、やめろ分かった分かった!分かったから離せ!

 ……こんでいいのか…ッぶ、あ!

[敗因は、手で顔を覆う時に反射的に目を閉じてしまった事か。一際大きく響いた坊主の声に目を開けるよりも早く、顔へと襲ってきたのは鈍い痛み。
思わず手を振り払おうとするも――あぁ、この糞餓鬼め。体重を掛けてきてるモンで、振り払えやしない。
痛みと衝撃に小さく呻きを上げつつ、笑う坊主の声を聞き――本当に、その頭に思い切り拳骨を落としてやろうか!]

(100) 2015/04/09(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[漸く退けられた手の向こう、見えたのは坊主の頭の後ろ側。指し示された先には、椅子に広がる菓子の山――スルメに煎餅、そう。酒に合うと、自分が言ったものばかり。]

 ……余計なお世話だ、ったく……これだから餓鬼は手に負えねェ。

[手につけた鎖を、いつもよりも高く鳴らし。掛けていこうとする坊主の方へと大きく数歩踏み出して、その首根っこを掴もうとすれば、あぁきっと届きはしただろう。
妙に含みのあるさっきの言葉(>>90)といい、今と言い。分かってやっているのか――分からずに、やっているのか。

そのままぐいっと掴んだ服を引き寄せて。坊主の籠へと手を伸ばし、顎を掴んで強引にこっちを向かせれば、摘んだラムネを坊主の口に放り込んでやった――今度はちゃんと、鳴るやつを。]

 次はミルクに合うやつを持って来い……お前さんに酒は、飲ませられんからな。

[告げた言葉の意味を、坊主は正しく理解しただろうか……いや、別に理解しなくても構いはしない。
――"一人で飲む酒よりも"、なんて。改めて言う気も、更々ない。

そうして直ぐに手を離し。またも無理矢理坊主の顔を前へと向けさせ、"とっとと行け"、と言わんばかりにその背を押した。*]

(101) 2015/04/09(Thu) 00時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 00時半頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

[少し目を上げて彼を見てみれば、視線をこちらへと向ける彼>>71がいて。その彼が見せた表情は、ベネットが見せるそれと似ているらしく。
ああ、やはり。
ころころと変わる彼の表情は、自分にとって"愛おしい"と感じてしまうのだ。
いや、きっとその表情も目の前の男は似合うのだろう。端正な顔立ちに、紅潮する頬。形容のし難い、燻んだ、それでいて美しい髪。
そんな彼が、]

えっ、と…、おれなんか、に?

[その手に持っている美しいアクセサリーを、自分なんかにくれると言っただろうか。]

いや…、悪いよ……。
君が買ったもの、なんだろう?

[淡い青色をした美しいピアスは、きっと自分なんかには似合わないだろう。
それに、自分の体に開けた穴は右の耳たぶに、ひとつだけ。
以前、遠い西の国のモデルの写真集を見て、少しの憧れと不安を持って開けたっけか。
一度目がどうしても怖くて、何日も何日も開けるタイミングを逃して。
ようやく開けたときも、一瞬の痛みがまた来ることが怖くて、対になるはずの左耳に穴を開けることがどうしてもできなかった。
おしゃれにも疎くて、数年前に開けた穴は、ここ最近使うことはなかった。]

(102) 2015/04/09(Thu) 03時頃

【人】 本屋 ベネット


…ん、そうだ。
片方だけ、というのはどうだろう?

[控えめに彼を見上げてるその顔を少し上げて、自然と身長に従った見下ろす形となる。
髪を軽くかきあげて、隠れた右の耳を彼に見えるようにしてみる。]

左は、開いていないんだ…。
…君が、穴が開いていないのなら、それこそ持っているだけでも構わないんだ。
君と、ひとつずつ。どうだろうか?

[初対面に近い男と、こんな話は気持ちが悪いだろうか。
それでも、彼の購入したその美しいピアスを、一人で持っているのはどうしても。
  この話を彼が断るのなら、ベネットに深追いする権利もない。その無礼を詫びるだろう。]

(103) 2015/04/09(Thu) 03時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 03時頃


【憑】 店番 ソフィア

[ふと名前を呼ばれ、要望通りに振り向いてみると、彼>>43がこちらに手を伸ばしている。今までも何度か、彼女の頬に手袋で触れてきたことはある。この柔らかさがいいのだとか、不服そうな表情がいいのだとか。
だが、彼女は不可解な点に気付く。
   色だ。
手の、色。
あれ?と、彼女は思う。彼の手袋は、濃いグレーのはず。ならなぜ、今視界の端に入った手は、肌色なのだろうか。
まさか彼は、手袋をして、]

……ない?

[一瞬で悪い考えが頭を駆け巡る。
   うそ
     砂に、なってしまう

彼のその手は彼女の頬に、]

(104) 2015/04/09(Thu) 03時半頃

【憑】 店番 ソフィア

……!

[恐怖から目を瞑ってしまう彼女には、なんの変化もなくて。
彼が自身を触っている感覚、
    人が人に触れる感覚を。
この頬が感じている。]

砂に、ならない……!

[驚いた声で彼を見てみれば、いつも通りに笑う彼の姿があって。
安堵と喜びが込み上げる。はたして、彼は。]

(105) 2015/04/09(Thu) 03時半頃

【人】 教え子 シメオン

[想像通りに喜ぶ彼女を見て、満足そうに微笑んでみる。
いや、微笑んであげるんだ。そうしたら、彼女はもっと喜ぶだろうから。
彼の仄暗い色の瞳に昔から映るのは、はたして彼女だったろうか。
いや、彼の瞳にはずっと彼女など映っていなくて、彼女だけが彼を見ていたのだ。昔から、ずっと。]

うん、砂になんて、ならないね。

[にっこり。
優しく笑ってあげるふりをして、首をこてん、と傾ける。昔から、この子の扱いはわかっているんだ。
こうしてあげれば、ほら。
いつでも飛び切りの反応が見られるだろう?]

おっと、ごめんね。

[いつまでも触っていた頬から手を下ろす。
だがそれは意地悪に、罠のように。
彼女から手を離すのが、惜しくて堪らないかのように。
おまけに切ない表情も加えて。
きっと彼女なら。次の行動まで、丸分かりだしね。]

(106) 2015/04/09(Thu) 04時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

また、“おれなんか”かい。


[それはある程度予想していた反応>>102で、ほんの少し呆れたように笑みを作りながら、繰り返してみる。
ああ、どうして。君はこんなにも魅力的だというのに。――そう感じるのは、瞳だけじゃないのに。]


………ひとつずつ。
そうだな。…君が貰ってくれるのなら、私はそれで構わない。


[現れた右耳は、今だ赤く染まっていただろうか。手袋に包まれた自身の手を近付けて、そっと、彼が拒否を示さなければ今度こそ――触れた、だろう。]

(107) 2015/04/09(Thu) 04時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[彼が身に付けてくれると言うならば、そんなに嬉しいことはないのだ。その耳に輝く青が付けられたのを想像して、うっとりと目を細めた。

――ああ、けれど。布越しにほんのり伝わる熱は、少しだけ、もどかしいものだ。]


………ふふ。
これは、目的もなく買ってしまっただけ。
私には不釣り合いだし…穴だってないんだ。
似合う君が貰ってくれるのなら、私はとても嬉しい


……こんな男からの贈り物なんか、気味が悪いかもしれないが。


[薄く笑みを作って、名残惜しげにその柔らかい耳からは離れる。
言葉を続けながら、透明な袋からピアスを片方取り出せば。皮の手袋に包まれたその手を取って、そっと渡したことだろう。
さて、彼は受け取ってくれただろうか。]

(108) 2015/04/09(Thu) 05時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 05時頃


【人】 本屋 ベネット

ん…っ、

[不意に伸ばされる手が右耳に触れる。
他人に耳を触られるのは、どうしても擽ったくて。思わず出てしまう声とともに、恥ずかしそうに少し身を捩らせる。
手袋越しに触れる肌と肌は、体温こそ伝わらないものの、人間という柔らかさを両者に伝えたことだろう。]

そう…、なんだね。
ああ、でも、悪いな。ものを貰ってしまうのは…。

…いや、ごめん。
本当、すごく……、嬉しい…から。

[気味が悪いだなんて。
そんなこと、微塵も思わない。目の前の美しい彼から物をもらうのは悪いと思うのだけれど。
それよりも、嬉しさが勝ってしまって。
照れ臭い表情とともにそれが伝えられたらいいのだけれど。
彼は片方のピアスを差し出してきて、それを控えめに手で受け取る。間近で見る石はやはり綺麗の一言に尽きるもので。
そのまま徐に、先ほどまで彼に触れられていた右耳へと持ち上げ、穴へと引っ掛ける。ここ最近機能していなかったピアスホールは、無事その役目を果たす。
きらきらと光るであろうそれは、自分の目では確認できないけれど、目の前の彼には見えているのだろうか。それなら、願ったり叶ったりだ。]

(109) 2015/04/09(Thu) 06時半頃

【人】 本屋 ベネット


…その、ありがと……。

[最初とは少し違う、打ち解けたような笑みをその顔に浮かべて、お礼を言う。
そうして、先ほどの返しと言わんばかりに手を彼の頬へと。
何故自分でもこういった行動をとってしまったのかわからない。だが、その手は彼を求めるように動く。
もちろん彼が少し動いて手を避けるのであれば、その手は空を掠めるだけとなっただろう。はたして、彼の反応はどうだったか。]

(110) 2015/04/09(Thu) 06時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2015/04/09(Thu) 06時半頃


【憑】 店番 ソフィア

すごい…っ!シメオン!
言い伝えなんて、嘘だったんですね。

[どこか安堵したような表情で彼を見れば、きっと彼も同じような表情で見つめてくれるのだろう。
彼女は急いで手袋を外し、その細い指を、彼の指に絡ませようとして、]

あれ…?

[その指先は、彼のものに触れた瞬間、
――――きらきらと、
――細かい粒子に。]

(111) 2015/04/09(Thu) 09時頃

【憑】 店番 ソフィア

う、そ。
どうして…

[彼女の言葉は空を切り、その間にも指先から崩壊を続ける体。
彼が触った際にはなんともなかったのに、彼女が触れば。
疑問符ばかりが頭に浮かび、先の思考へと結べない。そんなことばかり考えていたら、ああ、もう、喉までもが。]

……!
…、……。

(112) 2015/04/09(Thu) 09時頃

【憑】 店番 ソフィア

[それは声にならなくて、ずっと好きだった目の前の相手に伝えるすべもなく、自分は消えていってしまうのか。
どうして、消えているのかな。夢だったらよかったのに。
そうしたら、久々に帰ってきた彼と共に夕飯を食べて、また明日、いつも通りに遊びに来ればいいの。

目が砂になって、何も見えない。きっと、もう、思考も――――――]

(113) 2015/04/09(Thu) 09時頃

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