人狼議事


193 ―星崩祭の手紙―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 お散歩隊長 アシモフ

とたたたたんっ。

めざましい速さで木の洞に駆け込むと、じっと潜んだ暗闇に瞳がふたつ。
いちど大好きな閉所に収まると、そうかんたんに出てはこないのだ。

(0) 2016/07/14(Thu) 00時頃

村の設定が変更されました。


通信士 ラッシードが参加しました。


【人】 通信士 ラッシード

こちらAPxxxx685ポイント。灰塊の流星群を確認。
密度c95e755で通過。

あぁ、こりゃあ――
r8do44ポイントから777c57ポイントへの宇宙プランクトンの大移動だ。
まさか、生きてる間に拝めるとはね。

こりゃあ大銀河のニュースだよ。
xxx年ぶりの、星崩祭の始まりだ―――

(1) 2016/07/14(Thu) 00時頃

通信士 ラッシードがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(通信士 ラッシードは村を出ました)


重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)

ご参加、ありがとうございます。
星崩祭の手紙、しばし入村時に関する留意事項をご確認下さい。

入村時は、『村人』で入村をお願いします。

(#0) 2016/07/14(Thu) 00時頃


重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)

まず、この村では灰ログ以外の一切のPL発言はメモ、また、メモでの/*(コメントアウト)*/含めてのPL発言は禁止となります。

PL同士の進行すり合わせは原則NGとなります。

質問事項があります場合、wiki、もしくは村建てのtwitterまでご連絡くださいませ。
村建てのtwitterはフォロワー外からもDM可能です。SNSからお問い合わせ頂く場合、若干レスポンスが遅い場合がございます。ご了承くださいませ。
原則、お問い合わせはwikiへ公開させていただきますのでご了承くださいませ。

(#1) 2016/07/14(Thu) 00時頃


重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)

プロローグ中は、宇宙カプセル(手紙)は飛ばせません。
それぞれの星にて、星崩祭の準備をお楽しみくださいませ。

1日目から星崩祭が開始します。
1日1通、ランダムにて、宇宙カプセルを飛ばす人を選んでください。
(但し、PC目線では、宇宙カプセルが誰に届くかはわかりません)。

また、自分に届いた宇宙カプセルには、1回のみお返事ができます。
自分が飛ばした宇宙カプセルのお返事に、更に返事はできませんのでご注意ください。

もしかすると、自分に1通もお手紙が届かなくてお返事ができない日もあるかもしれません。
そういう時は仕方ないのでPLさんはしょんぼりしてください。

(#2) 2016/07/14(Thu) 00時頃


重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)

その他、レギュレーション、禁止事項などは入村前にwikiをご覧ください。

wikiに入村パスを記載しました。入村解禁です。
どうぞ1週間のあいだ、ともに楽しい日々を過ごせますよう。

(#3) 2016/07/14(Thu) 00時頃


機巧忍軍 ミツボシが参加しました。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

BAR Alpha Centauri

[くるくる、くるり。

彼女は寂れたBARの小さな舞台の上で、その小さな体躯を踊らせます。

彼女はα-333型アンドロイド。
今は生産されていないα型のラストナンバーです。

かつて。
もうその歴史を知る者はいない程昔のこと、大きな戦争がこの星でありました。

兵器として生産されたα型アンドロイドたちは、戦争が終わると共にその殆どが廃棄され、新たに生産された人畜無害のアンドロイドβ型たちが今ではこの星には多く存在し、毎日人間のためにせっせと働いています。

何故α型である彼女が廃棄もされることなく、今こうして踊っているのでしょうか。

それはα型の開発に初期からラストナンバーまで携わったとある製作者の願いであったため、と言われています。
諸説ありますが、本当のところを覚えている人はもういないようでした。]

(2) 2016/07/14(Thu) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ともあれ、彼女は今でも此処にこうして存在しています。

兵器としての機能は取り除かれ、かつてのしなやかな身のこなしは、今はただ、踊ることだけに活かされているのでした。]

(3) 2016/07/14(Thu) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ノイズ混じりの音楽が止まり、彼女もぴたりと動きを止めました。

どうやら閉店の時間のようです。

疎らに席を立ち始める客達にお辞儀をして、彼女は舞台裏へと帰っていくのでした。]

『お疲れ様』

[ロマンスグレー、というのでしょうか。
そんな呼称が似合うマスターの声に、彼女はキィ、と小さな音を立てて首を縦に傾けます。
どうやら首の稼働部分に油を差す必要がありそうですね。

彼女は声帯機能を持ち合わせていないので、言葉を話すことはありません。
兵器は話す必要がありませんでしたから。

けれど、α型たちは軍隊の司令部との通信を行うために携帯型のコンピューターを使用していましたので、文字を書くことはできるようです。

彼女の部屋には小さな端末が一つ。
それを用いて彼女が意思を伝えてくることはありませんでしたが、マスターはそのことを覚えていました。]

(4) 2016/07/14(Thu) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

『今度の星崩祭ではうちでもパーティーを開こうか。
お客もたくさん入るだろう。
新しい踊りをそれまでに覚えようか。

なにしろ星をあげてのお祭りだからね。

星崩祭。わかるかな。
宇宙プランクトンが…』

[マスターの説明に彼女は耳を傾けるようにじっとしています。
そうだ、とマスターは手を合わせました。]

『銀河プランクトンにカプセルを流そうと思ってね。
ミツボシも何か、送ってみてはどうだろう。

銀河のどこか、誰かに届くことを期待して。
ロマンチックな話じゃあないか。

まあ、まだ時間はあるからじっくり考えると良いよ。』

(5) 2016/07/14(Thu) 00時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ミツボシ、とは彼女の呼称です。
333型では素っ気がないからとは、お客に尋ねられた時のマスターの言。

しかし彼女は此処に来る前からそう呼ばれていたのですが、そのことを知る者は少ないでしょう。

お話が逸れましたが、マスターの言葉に彼女はまた首を軋ませて今度は横に傾げた後、数秒の間の後、縦に首を傾けたのでした。*]

(6) 2016/07/14(Thu) 00時半頃

地下軌道 エフが参加しました。


【人】 地下軌道 エフ



 『―― 貴方と、星の波を見たいなって、思うの』

.

(7) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

―  地下の星  ―

[ その星は。
 
 機械らしい機械も、何も、在る様な場所では無く。
 無機質な家が建ち並ぶだけの、
 決して華やかではない星だった。

 誰が名付けたか、地上にあるのに "地下の星"。
 文字通り、地下にでも閉じ込められてしまったかのように、
 この星は、常に暗闇に閉ざされている。
 
 いきるための光は、これまた無機質な街灯。
 規則的に並んだ街灯と、家と。
 その隅の一軒家に、男は、暮らしている。 ]

(8) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ もう一点。
 生命体としては、人間、というくくりであるものの。
 この星の人間は、不思議なことに。
 話す声がぽっかりと抜けていた。

 親のそのまた親、気の遠くなるほどもっと先。
 この地下の星の、更に暗闇。
 地面を掘っている際にガスで身体がやられたらしく、 
 そこから生態系が狂ったとか、なんとか。

 それでも互いに"触れて"。
 俗に言うテレパシーとやらを使い、
 必要あらば電子端末でやりとりをして、
 今を生きているものだから。
 
 これが進化、か。適応力、というもの。
 …なのだろう。きっと。
 
 男に、あまり学はない。 ]

(9) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ それに。
 "声"とやらがに出ないだけで、
 それでも思うままに話す人間はいるもので。
 
 男の知る上では、
 彼女が最たる例だった。 ]

 『ねえ、貴方が他の星の人なら良かったのに!』
 『貴方に声というものがあったなら、』
 『もう少し私と"お話し"してくれたかしら?』

[ 進化の名残か、退化と言うべきか。
 男は舌も死んでいる。
 
 味の知らぬ煙草を咥え。
 脳に直接語りかけてきたの彼女の 声 を。
 思い起こした。 ] 

(10) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 『―― ねえ、エフ』
 『星崩祭って、知ってる?』
.

(11) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 灰皿と、電子媒体の置かれた机。

 ニュースを受信した電子媒体が点滅し、
 機械音声で、
 ****年ぶりらしい星崩祭の開催を告げる、その横。

 何時か、彼女の用意したカプセルが置かれている。 ]

(12) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

好奇診 キカが参加しました。


【人】 好奇診 キカ


[ 安定したハンビタルゾーン、
  スペクタルや金属類の含有率など。
  生命体が存在する為に必要な要素が
  含まれる星の誕生は、
  偶然の確率に過ぎないのかもしれない。 ]
 

(13) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 好奇診 キカ

▽ maison blanche...

[私は生まれたばかりの惑星。
小さな箱庭の中で作られた、小さな惑星。
minor planet...
名さえもまだ持たぬ、君だけの 星 。]


  おはよう、星。


[硝子越しに、大きくてまんまるい瞳が
睫毛を幾度か震わせては、此方を覗き込む。
身体に合わぬ大きな白衣は、君の象徴。
齢にして860歳、XY染色体を持つ生命体。
DNA構造は、XY染色体とを合わせて
 46本 をお抱えしている。
ゲノム中の染色体はヒルベルト曲線を描き、
君という存在を示しているのだ。]
 

(14) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 好奇診 キカ


[そうして……………
平均寿命が3000を超えるこの星に於いては、
まだまだ子供な君だけれども。


……─── 私を育てる親である。]
 

(15) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

【人】 好奇診 キカ


[此方を覗くその瞳は、いつも何処か遠くを見つめ。
私は、君の研究対象。
星の構成や、生命体の発生の過程を、
君は君自身の手で私を作り出し、
小さな箱庭の中で大切に育ててくれるのだ。]


  君も、随分と星らしくなったね。
  さて、どんな名前を付けようか?


[机に頬杖をつき、ただじっと私を見つめるだけ。
硝子に添えられた指は、
いつも機械に触れ、モニターに触れ、
様々な研究を行っているのだ。
私と君がいるのは、ただ二人きりの箱の中。
私は、君以外の生命体を見たことはないし、
君からその話を聞くことも、
これまでただの一度もなかった。]**

(16) 2016/07/14(Thu) 01時半頃

保安技師 ナユタが参加しました。


【人】 保安技師 ナユタ

― 湖の星 ―

[あぐ。]

[音が聴こえてきそうな程見事な大口を開け、本日二個目になるバーガーを頬ぼる]
 

(17) 2016/07/14(Thu) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

ん、んんんんんん〜……っまーーい!


やーっぱオバチャンのバーガーは最高だなー!!

[安い早い美味いの三拍子が揃った小さな店のカウンター。
そこを陣取るは、山積みのバーガーと取り取りのフライ]

(18) 2016/07/14(Thu) 02時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[この辺りの名産である湖底で取れる魚と、新鮮な野菜。そこにほんのりと掛かった柑橘の香りが楽しめる一品。
練り上げた挽き肉をじっくりと焼き上げ、迸る肉汁がこってりとしたソースと絡み合うボリュームたっぷり肉食系の一品]

[甲乙付け難く、また双方ともに後を引く、定番中の定番のバーガー類。
甲乙付け難く、また双方ともに後を引く為、二個ずつ頼むのは必然というもの]

[その四つに加え、日替わりでもう一品。
大抵は旬の食材を使った物で、
今日は、とろりとした食感が魅力の季節野菜を油と甘辛いタレで炒めた変わり種の物を選んだ]

[計五個のバーガーと山盛りフライが一皿。
――これが通称、ナユタセットである]

(19) 2016/07/14(Thu) 02時半頃

星先案内 ポーラが参加しました。


【人】 星先案内 ポーラ

[星空を眺めて佇む少女がひとり。
そらの色を映し出した藍色の髪が
星の色を反射したかのように、光を帯びた]

(20) 2016/07/14(Thu) 06時半頃

対面販売 クリスマスが参加しました。


【人】 対面販売 クリスマス

ハーイ!そこのオニーサン!ワタシのお店見てクダサーイ!
星貝でできたランタンに時計!
島時間と星時間両方載ってるスグレモノ!

[ワタシの居る星はとっても大きな星。
電子の成長が否定されたこの星は、空を飛ぶならドラゴンの背に、大海を渡るなら大鯨に船を乗せて、手紙を送るなら伝書鳥にお願いをするそんな世界。]

ホラホラ!オネーサンも星砂でできたネックレスがとっても似合いマース!

[そしてワタシのいるココは星の中でも随一の繁華街。
星崩祭に向けて街全体がキラキラと飾られ、観光に来た様々な種族で溢れるその中で小さな小さな雑貨露店を営むワタシ達も自然と気分が高揚していた]

(21) 2016/07/14(Thu) 13時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[通称鉄クズヤード。
彼女の棲むBARのある街はそう呼ばれています。

街は相変わらずの錆と油の匂いを漂わせていて、彼女はその香りを吸い込みます。
匂い、というものは彼女にはわかりませんが大気の成分はわかるのです。

マスターに高級な油を首と手脚の関節に差して貰った稼動部は、軋みを立てずに滑らかに動きます。

BARのお酒を購入するおつかいの帰り道、行商が並べた品物を彼女の二つのガラス玉が捉えました。

灰色の街に広げられたキラキラとした綺麗な商品たち。

その中の、淡い輝きを放つ黄色のガラスペン。
それをそっと手に取って、彼女は首を傾げます。

行商から告げられたお代を払うと、彼女はまた鉄とパイプと螺子の散らばった街道を音も立てずに歩いていくのでした。]

(22) 2016/07/14(Thu) 13時半頃

重層培養 イースターが参加しました。


【人】 重層培養 イースター



        『起きて。』

 

(23) 2016/07/14(Thu) 18時頃

【人】 重層培養 イースター


[───どうして?
問いかけても、返答はない。
ワタシを包む繭糸を通して、思念は伝わっている。
けれど、他のワタシ達からの噛み殺した笑いが届くだけ。
意図は読み取れない。
眉は近くに寄るばかりで、瞳に光は映されない。]
 

(24) 2016/07/14(Thu) 18時頃

保険調査 ライジが参加しました。


【人】 保険調査 ライジ

『 数年後に、星が滅ぶ 』

そんな予言があってから、五度目の季節が巡ってきた。


もうすぐ星崩祭。
それから、

(25) 2016/07/14(Thu) 20時頃

【人】 保険調査 ライジ



       「  パパー!!  」


             ────シンの、誕生日

(26) 2016/07/14(Thu) 20時頃

【人】 好奇診 キカ

[  この日を、迎えるまでは。  ]


 

(27) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 好奇診 キカ


[不意に、君の唇から飛び出す言葉。]


  あのね。 星 が、流れるんだ。


[それは、私と君が存在するこの惑星外のコト。
宇宙プランクトンの大移動の生じる姿が、
まるで星の波のように見えるらしい。
君の声音は、何時もよりも高く。
酷く楽しげに見えるのだった。
そうして、何処か遠い世界を見つめるようで、
私は君が何を考えているのかを知りたかった。]
 

(28) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 好奇診 キカ

[けれど、私は言葉を発せられない。
 人型アンドロイド であったのならば、
人の言葉を音にして紡げたのだろうか?
もしくは、 意思の念波 を、
君に飛ばすことができ得るのならば?]


  この星の外の世界に、
  ……文を流すことができるんだ。


[君の口角がやんわりと持ち上がるのが分かる。
目元も、とても柔らかい。]
 

(29) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 好奇診 キカ



  ─── ねぇ、 星。
  お前なら、どんな文を綴るんだい?


[文字を連ねることも、今の私にはできない。
まだ、星として形を得たばかりだから。

だから、 聞かないで。
でも、 もっとお話しして。]
 

(30) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ



  おー、ただいま。


[がしっ。
家に入るなり脚に抱きついてきた我が子を
よいしょと両手で抱き上げる。
今まではしゃいでいたのだろうか。
触れる肌が、熱い。]


  重くなったなあ、シン。


[腕に感じる彼の成長に口元を緩めながら、
壁にかかる電子カレンダーに目をやる。
丸く光の当たる日付は、
“あの日”から約五年の月日が流れたことを示していた。]

(31) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[夜が明けることはなく、朝が来ることはない。
わたしたちを見守るお月様はいなくって、
空に在るのはきらきらと瞬く星たちだけ。

視線は空に向けたまま、隣に居る彼の袖を摘まんだ]

 ねぇ。***年ぶりかしら。
 なに、って。お祭りよ。

 もう。前も、その前も。
 一緒に観たでしょう。

[僅かに頬を膨らませる。
ゆらり、機械仕掛けの尻尾が揺れた。

碧い光を身にまとうわたしと、紅い光を帯びたあなた。
今やアンドロイドに限りなく近いわたしたちが
ヒトと呼べる代物だったのは、遠い遠い昔の御噺]

(32) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

── 五年前 ──

《…近い将来、この星に小惑星が激突します》


[テレビで何度も聞いたあの言葉。
星の終わりを告げる大予言。
以前にも似たような発言から騒動を起こした
『予言者』のおやじを、誰もが鼻で笑い
またあいつか、懲りないなあなんて言っていたのに
その後、天文省が正式に発表をしたと知ると
世界中はパニックに陥った。

逃げ場などないこの小さな星で
人々は行き場のない怒りを、悲しみを
互いにぶつけ合い、傷つけ合い、涙し。
どうせ死ぬのならと命を絶った者もいた。

開発されたばかりの宇宙船は、
王族達だけを乗せ離れていった。]

(33) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[そんな混乱と絶望のなか、
俺と、妻セトの間に赤ん坊が生まれた。


自らが破滅の運命にあるとも知らず
きゃっきゃと楽しげに笑う我が子を見て
俺は、目が熱くなるのを感じながら
震える唇でへにゃへにゃと笑った。



真っ暗闇のなか、
俺たちに光をくれたその子に

   ── シン ──

遠い空の果てで、
“   ”の意味を持つらしいその名をつけた。]

(34) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ


[  あれから五年。

  俺たちは、
  星は、
  ────まだ 生きている。  ]
   

(35) 2016/07/14(Thu) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス

  「クリスマス!あなた文流しの準備はしたの?」

[大きな翼を背に纏うお母さんがそう問いかけてくる。]

んーん!まだよ!後で買いに行くの!

  「いいからいってらっしゃい。本当のお父さんに送るんでしょう?」

…っ!お母さん、ありがとう!……行ってくるね!

(36) 2016/07/14(Thu) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[パタパタと喧騒の中をすり抜け、小さな体は街を駆け抜けた。
道行く人は皆頭から角が生えていたり、嘴や翼、尻尾に鱗…つまりは獣人だけの世界。
この星には様々な種族がいるけれど、唯一いないものがある。
その唯一の存在であるワタシは、幼い頃父と共にこの星にやってきて、そして父はワタシをココに置いて旅に出た。

  『絶対に、父さんは戻ってくるから────』

ただその一言をのこして]

(37) 2016/07/14(Thu) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[何故この星にやってきたのか、そしてワタシを置いていったのか。知っているのは本当の父だけ。
けれどもこの星に残され浮いてしまったワタシをお母さんとお父さん、街のみんなは暖かく受け入れてくれた。

この星に来てから10年経ち、父の事は忘れてこの世界で生きようと決めた矢先に知った星崩祭と文流し。
その瞬間頭に記憶の薄れた父の顔が真っ先に浮かんだのはまだ、父のあの言葉を諦めきれていない証拠だった。]

(38) 2016/07/14(Thu) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

  お母さんお父さん…あのね――

[文流しの事を知り、両親に打ち明けた時、2人は顔を見合わせ驚いた顔をしたが、すぐに微笑んで了承してくれた。

  「文が届いて、迎えに来てくれるといいな」

  「やっぱり本当のお父さんに、会いたいわよね」

涙ぐむワタシにお母さんは大きな翼で、お父さんは逞しい腕とふわふわの尻尾で抱きしめてくれた]

(39) 2016/07/14(Thu) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[場面は戻って街の露天商の並びの中。ワタシはその中の一角にある文流し用の品を扱うお店に来ていた。]

  スミマセーン!このカプセルと便箋クダサイ!

[獣人の使う言語が苦手なワタシ。
両親はワタシが来てから人語を覚えてくれて、家では人語で話してくれている。]

  「おや、クリスマスちゃんじゃぁないか。どんなのが欲しいのかい?」

[星で浮いた存在であったワタシはすっかり有名人。最初はよそよそしくて冷たい人たちもいたけれど今ではすっかり良くしてくれる人ばかりだ。
ワタシは並べてある商品をじっくり眺めた。
綺麗な水晶のような物、カラクリ仕掛けになっている物、そして]

  これ!これにするわ!とってもカワイイの!あっえーっと……スミマセン!このキラキラカプセルと、サラサラ便箋をクダサイ!

[店主から貰った袋を抱えて、自然と顔が綻んでしまう。

例えワタシの送った文がみ知らぬ人に届いたとしても、それもとっても楽しいものだろう。
お返事はくれるのだろうか、ワタシにも手紙が届いたりするかもしれない。
そんな妄想をしているうちに自分の店へ向かう足が自然と浮き足立っていた。]

(40) 2016/07/14(Thu) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[くるくる、くるり。

BARが開く時間まで。
新しい踊りの練習に彼女は勤しみます。
曲が流れ終わると彼女は今はまだ誰もいない店内にお辞儀をしました。

パチパチ、と響く拍手はマスターのもの。]

『良かったよ。
お祭りにもぴったりだ。

そうそう、カプセルにはどんな手紙を入れるか決まったかい。』

[マスターの問いかけに、彼女は小さく頷いて。
何かを思うように天井を見上げました。

彼女の二つのガラス球は天井を映します。]

(41) 2016/07/14(Thu) 23時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[けれど、彼女の心は。

天井の先、灰色の空。
そのもっと先を見ているのでした。]

(42) 2016/07/14(Thu) 23時頃

【人】 好奇診 キカ


[もしも、私に文字列を並べては、
他者へと伝える手段があるのならば。


強く、強く、強く。
ただ、そう、願った。


しかしながら、私にとっての神は君だ。
君が私を作り上げているのだ。
だから、君のほんと気まぐれがない限り。
私は言葉を紡げやしない。]
 

(43) 2016/07/14(Thu) 23時半頃

【人】 好奇診 キカ

  ─── 星崩祭っていうんだ。


[それなのに、外の星の話をするだなんて。]


  星が流れるときは、必ず開かれるお祭りさ。
  君も連れて行きたいけれど、難しいね。


[オマツリ とは、一体何なのだろう。
未だ、私の認識せぬ単語だ。
考えたところで、分かるはずもない。
ただ、君が教えてくれるのを待つばかり。]
 

(44) 2016/07/15(Fri) 00時頃

【人】 好奇診 キカ



  お祭りはね、祈願や感謝の意を込めた、
  特別な儀式のことさ。


[それはたとえば、
綺麗な宇宙の姿に願いを捧げること。
それはたとえば、
悪夢から逃れる為の祈りを手向けること。
それはたとえば、
自らの星を守る為の供物を捧げること。
成因は、それぞれなのだと君は言う。]

(45) 2016/07/15(Fri) 00時頃

救星隊 アマルテアが参加しました。


【人】 救星隊 アマルテア


[ごぼりと、大きな水泡が上がっていく。

深い空気の底から見上げる宙は、途方もなく遠い存在に思えた。]

(46) 2016/07/15(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 空いている手で、指先で。
 机の上、カプセルを転がす。

 意気揚々と これを用意した、彼女は。
 自分の知らないものを知ることが、好きだった。
 
 それ故に。
 異なる星との交流があまり無いことに、
 残念そうな表情を浮かべていたのを、
 男は、よく 覚えている。 ]

(47) 2016/07/15(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ


 『この星は、暗いだけじゃあ無くて』
 『きっと、とっても狭いのよ』

 『…だからね、この星が明るくなる星崩祭もそうだし』
 『文流し、してみたいって、楽しみって』
 『子供の時からずうっと、思っていたの』

[ 常日頃から、隣に寄り添っては。
 男の頭の中で、そればかり囀って。
 
 ―― 貴方はどう?と、
 そう、男に問うまでが、御約束。 ]

(48) 2016/07/15(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ


 "―― さあ"
 "考えたことも、ない"

[ そんな彼女と正反対に。
 まるで 興味なさそうに。
 "声"にならない 声で。気怠く。

 彼女にそう返していたのも、
 つまらない男の御約束、だった。 ]

(49) 2016/07/15(Fri) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 端末が 再度点滅する。
 電子音が告げる 宇宙プランクトンの、解説。
 
 どういう仕組みなのか、なんて。
 何時か、飽きるほど彼女が言っていたから、
 端末の電源を切って、強引に終わらせた。

 噛んだ跡の目立つ煙草を灰皿に押しつけ、
 窓の外から、暗い空を見上げる。 ]

(50) 2016/07/15(Fri) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ ―― この星が、他と比べてどうかなんて。
 
 知らぬ星に住んでいる 誰かが、
 話せぬ男や彼女とどう、違うかなんて。

 それを少しでも考えてしまったのは、
 今まで気にもとめていなかったカプセルに、
 目が向いてしまったのは。

 もしかしたら、…もしかしなくても。
 何時までも男の中に有る過去で囀っていた、
 彼女のせい、なのかもしれない。 ]

(51) 2016/07/15(Fri) 00時半頃

道案内 ピートが参加しました。


【人】 道案内 ピート

―何処かの星域から見た、最果ての星―

 よぉよぉ相棒聞いたかぁ?星崩祭だってよぉ。
 なーんて、知ってるわきゃあねぇよな。俺っちだって今さっき速報便で知ったとこだもんよ。

[プラントの金属製の階段を、足音騒々しく響かせて駆け下りる。最後の数段を飛び降りて、じゃーんとばかりに、片手に持った薄い電子シートの表面を見せびらかした。昔の記録映像か、さながら星の波が寄せては崩れながら宙を渡っていく画素の荒い映像が、ホログラムの端で波打っている。]

(52) 2016/07/15(Fri) 01時頃

【人】 道案内 ピート

[宇宙航行が男の星系で実用化され暫く。念願の自転車が手に入った子どもにも似て、ひたすら宇宙へ版図を広げんとする営みの、此処は最先端のひとつ。

開拓の先鞭として少人数が派遣され、その星が次の星への中継地点に適するかどうか、環境はどうか、敵性生物はいないか。探索を行う星の果ての果てのキャンプがこの地。

食糧や生活物資、雑誌や録画映像などが定期便にて配送され、規定のサンプル物資を詰めて送り返すその繰り返し。

一方通行ばかりの便が届いたのは、流石に***年ぶりの祭りに辺境も蚊帳の外はあんまりだとの温情か。小脇に抱えた包みから、卓の上にごろり、送られてきた宇宙カプセルを転がした。その数5つ。]

(53) 2016/07/15(Fri) 01時頃

【人】 重層培養 イースター


[繭を揺らされる感覚が体躯を襲う。
何が何でもワタシを起こしたい、ワタシ達の仕業。
母でも、父でもない、ワタシ達。
血肉を分けた兄弟とでも言うべきか。
包み込まれるような優しい声を掛けられるわけでも、揺らされる身体。]


 お手上げ。
 起きるから、もうやめて。


[何処かの星域の時間の換算でいうと2ヶ月ぶり。
久しぶりに出した声は、酷く掠れていた。
繭越しにその声が届いたのか、
糸越しに意図が届いたのか、
どちらかはわからないけれど、揺さぶれる感覚は解けて行った。]
 

(54) 2016/07/15(Fri) 01時半頃

好奇診 キカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(好奇診 キカは村を出ました)


好奇診 キカが参加しました。


村の設定が変更されました。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[心。
アンドロイドである彼女に心はあるのでしょうか。

遠い祖先の言葉を借りるならば人の魂の重さは21gと言いますが、彼女の心はそれより幾ばくか軽い小さなチップ。

それでもその中には確かに。
我々人間と同じ、21g相当の魂が入っています。

そのことはBARのマスターすら知らない話ですけれど。

知っているのは、彼女と

]

(55) 2016/07/15(Fri) 09時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



[天井を突き抜けた先を、心で、魂で見ていた彼女は寂れた店内に目線を戻します。

お祭り用に飾り付けを始めたらしいマスターは、歯車や螺子を天井から吊り下げています。
あまり色気のない飾り付けですね。

頼まれたわけでもなく、彼女は倉庫から塗料を持ち出して。
それら素っ気ない飾りに鮮やかな黄色を塗ります。

どうやら蛍光塗料のよう。
薄暗い店内に、ぼやり輝くそれは星空によく似ていました。]

(56) 2016/07/15(Fri) 10時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[暫く、ふたりの間に落ちる沈黙。
彗星が流れれば、そのたび摘まんだままの袖を引いて。
けれど、声を掛けることは無く、淡青色の瞳を向ける訳でなく。

沈黙を破ったのは、小さく紡がれるわたしの詩]

 Dir sei dies Herz geweihet,
 Das reiner Dank durchglüht,
 Es schlage noch erfreuet,
 Wenn einst das Leben flieht.

[その澄んだ声は、星に語りかけるように穏やかで。
この星のものでは無いことばで紡がれたその詩は、
わたしがわたしで在るためのもの]

 いきましょ、カプセルがなくなっちゃう。

[彼の掌に自分のそれを重ねれば、優しく握って。
仕方ないと言う風に笑いながらあなたが握りかえしてくれたから。
わたしは指を絡めながら、愛おしそうに微笑むの]

(57) 2016/07/15(Fri) 20時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[遠い遠い昔の御噺。
少女の詩を、歌声を永遠のものとするために、
ヒトは或る人体実験を行った。
最初はアンドロイドの改造に過ぎなかった。
けれど、ヒトの声を、ココロを創るのには我が星の技術は一歩及ばず。
そうして至った結論は、
ヒトをアンドロイドに創りかえる、というものだった。

機械でできた身体に、ヒトのココロとコエ。
其れは、いつしか歌姫と呼ばれるようになった]

(58) 2016/07/15(Fri) 20時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

 ただいまー!お母さん買ってきたよ!

[ワタシは露店の椅子に座るお母さんに後ろから大きく抱きついた。
おっとっと、と前のめりになりながらも笑顔でワタシの手を握ってくれるお母さん。
ワタシは興奮気味にさっき買ってきたカプセルと便箋を見せた]

 見て!キラキラしていて綺麗でしょ?
 一目見たらワタシのお手紙だってきっとわかるの!
 中にはプレゼントも入れて……――

 「わかったわかった。早く書いて送りたいのはわかったわ。
  時間になるまで店番をしててくれる?」

[星崩祭が始まれば街は一層賑やかになる。
それに向けてお父さんとお母さんは新しい売り物の準備を進めていた。

店番を任されたワタシは道行く人に星貝や星花でできた商品を売りながら、頭の中は送る手紙のことで一杯であった]

(59) 2016/07/15(Fri) 21時頃

【人】 好奇診 キカ



  ………ねぇ、見て。
  これで、文を流すんだよ。


[君が見せてくれるもの。
それは、君が抱きしめられるくらいの
ちょこっとした大きさのカプセル。
質量はどれほどのものだろう?
私には分からないけれど、
君が片手で持てるほど軽く、
けれども机におけば音が立つほど重いもの。]
 

(60) 2016/07/15(Fri) 21時半頃

【人】 好奇診 キカ


[こん と、机の上で揺れる其れ。
私よりも、おおきな存在。]


  なにを、入れようか。
  なにが、いいと思う?


[指でゆらゆら、揺れるカプセル。
中は空っぽ、君の瞳はキラキラ。]
 

(61) 2016/07/15(Fri) 21時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[この星が空気に沈んで、およそ7D0年。
人々は気底に無数のドームを作り、水を溜めることで絶滅の危機を逃れた。
空気の壁は厚い。
当然物資のやり取りなど望めるはずもなく、閉ざされた空間の中、いくつの集落が亡びたことか。
その中で、小さくも強固な生態系を形作ることができたドームのみが、こうして現在までの生存を勝ち取っている。

それでも、人々は常に死と隣り合わせで生きていた。
たとえば、これ。
ドームの劣化による、水漏れである。
放っておけば空気が入り込み、ここに住まう4E20の人々は、すべからく溺死することになる。
そういう点で見るなら、彼女たちの存在は、まさしく救世主であると言えた。
環境維持隊。
それが、彼女の所属する部隊の名前だった。]

(62) 2016/07/15(Fri) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[その実、彼女らの扱いは、便利屋に等しいのだけれど。
やれ気滴が落ちただ、水調器から異音がするだと、ことあるごとに容赦なく駆り出される。
寝る間もない日など、大して珍しくもなかった。
それでも、彼女は自ら選んでこの仕事を選んだ。
それは、このドームに暮らす人々の生命線となることに、己の人生を捧げようと望んだから──]

あ〜〜……もう、マジだっるい。

[──なんていう高尚な理由では、もちろん、ない。
聞く者がいないのをいいことに、やる気の欠片も感じられない声でボヤきながら、彼女は地味にもほどがある作業を、着々とこなしていた。
透明なドームの壁、ヒビ割れによって空いた隙間に補修剤を吹き付け、段差のないように均す。
これが固化するのを待ち、水泡が上がらなくなるのを確認すれば、修復作業は終了である。

これだけ作業が単純化、簡略化されているのは、ひとえに先人たちの努力の結果、なのだろう。
なのだろうが、そのおかげでと言うべきか……そのせいでと言うべきか。
この、何よりも重要な作業に、有り難みを感じる人物はほとんどいない。
つまり、それに熱意を燃やすような人物もまた、いないのであった。]

(63) 2016/07/15(Fri) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[緩やかな弧を描くドームに背を預け、硬化時間を待つ。
潜空服のメット越しに見上げる宙は遠く、しかし、中から見えるそれより、格段に透き通って見える。

"外が見たい"なんて、幼い子供が何も考えずに言うような夢を、なまじ体力と適性があったばかりに叶えてしまった結果が、これだ。
貧乏クジを引いた。
そう思わないと言えば嘘になる。
けれど、こうして1人で外界の星々に想いを馳せる時間は、嫌いではない。]

[──いや、きっと、おそらく……好き、なのだろう。
この、死ぬほど面倒な仕事を辞めようと思う気すら、起こらないほどに。

彼女には、今自分が浮かべている表情を、知る術はなかった。]

(64) 2016/07/15(Fri) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター


[繭の殻を破る。
ワタシとワタシ達の対面。
碧のワタシと、翠のワタシが楽しそうな表情を浮かべていた。]


 やあ、おはよう。


[    おはよう、目覚めはどう?
     おはよう、調子はどう?

挨拶をした後には、放った声と同じ色がやまびこのように、頭に響く。]
 

(65) 2016/07/15(Fri) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


[質問を投げかけながら、繭より這い出ようと身体を動かした。]


 起こした理由は、なに?
 今までこんなことはなかったから、驚いた。


[    星崩祭というのが、あるらしい。
     手紙を書いて、宙に飛ばすらしい。

ワタシじゃないワタシ達は、あまり空気を揺らして意思を伝えない。
繭に思考を乗せて、運ぶ方がお好みだ。
らしい、の言葉に疑問が湧いたのを感じ取ってか、翠のワタシが映像を届けてくれた。]
 

(66) 2016/07/15(Fri) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


[浮き足立った、ヒト。
あの歩き方をする時は、良いことがあった時。

近寄って、袖を摘む。
前に回り込んで顔を覗き込む。
そのまま、見つめ合うこと30]秒。
繭糸を通じなくても、ワタシが聞きたいことを理解したらしい、ヒト。]


 宇宙プランクトンが大移動を始めたんだ。
 まさか生きてる間に拝めるとは思っていなかったから。
 それで、ついスキップを……。
 この事は他の奴らには秘密な。


[……他のヒトも知っていると思う。
声を落として、手をあわせる仕草をするヒトにツッコミは伝わったのか否か。
星崩祭の説明を、上気した頬をしながらヒトは説明してくれた。]
 

(67) 2016/07/15(Fri) 23時頃

【人】 重層培養 イースター


[映像を見ながら、足は地に着く。
ネジなんか転がっていない、光が反射するような床。
ワタシとワタシとワタシ。
瞳の色が異なるワタシが3人、揃った。]
 

(68) 2016/07/15(Fri) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 指先でカプセルを転がして、思案する最中。
 記憶の向こうで、彼女が、笑む。
 
 その想いこそ 伝わらずとも。
 男は 彼女の笑みの理由が、わかって しまうから。

 観念したかのように 息を吐いて。
 煙草をもう一本咥え、
 机の引き出しを引いた。 ]

(69) 2016/07/16(Sat) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ ―― 彼女の瞳は。
 暗いこの宙の下、輝く星が宿っていると。
 
 そう錯覚するほどに 何時だって、
 男にとって 眩かった。 ]

(70) 2016/07/16(Sat) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ



  「 あら、おかえりなさい 」


[耳に届く柔らかな声に、ハッとした。
意識は五年前より現在へと引き戻される。
振り返れば、そこにはふわりと優しい妻の笑顔。
いつもと変わらない、穏やかな光景。]



  ……ただいま、ママ。



[この呼び方にも、すっかり慣れた。]

(71) 2016/07/16(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[あれから一年も経てば、世界の混乱は治まった。
人々は落ち着きを取り戻し……
───……いや、
“ 諦めた” 、と言うべきか。
逃れようのない現実を前に 為す術もなく
ただ、星の軌道が逸れることを祈るのみ。

ともかく、あの頃のような暴動はすっかりなくなり
いまは、僅かに人口の減ったこの星で
ただ静かに その時を待っている。]

  そうだ、シン──…

[抱き上げていた彼を降ろし、
数日後に迫る例の日のことを聞こうと口を開いたが
しかし、それはシンの声によってかき消された。]


  「パパ!おてがみ!ぼくおてがみかく!」
   

(72) 2016/07/16(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  …………は。……お手紙?
  いまどき珍しいな。誰に?


[目を丸くし、数度まばたき。
この星では、文字は失われてはいないものの
情報技術が発達した現在では
文をしたためるという行為そのものは
あまり日常的とは言えなくなっていた。
不思議に思い、宛先を聞けば]


  「 おほしさま! 」


[シンは嬉しそうに、天を指差した。]

(73) 2016/07/16(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  ………おほしさまぁ?


[なにがなにやら、という顔で言葉を繰り返せば
横からセトがあるものを差し出してきた。
透明な筒に銀の蓋、金色の装飾の施されたそれは
両の掌よりも大きな、カプセルのようなもの。
なんでも、これに手紙を入れて空へ飛ばすらしい。]


  文流し……ねえ。
  ……んや、俺はいいよ。
  手紙とか苦手……いや、いいって、
  ちょ、こら。やめろって。

  ………あぁもう、わかったよ。
   

(74) 2016/07/16(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[カプセルを返そうとすれば、
「なんで」「ダメ」「ノリが悪い!」
そんな言葉とともに二人の手によって押し戻されて。
観念した俺は、気が向いたらな と苦笑しながら
寝室へ向かい、ベッドの上にそれを放り投げた。]


  外の世界に手紙……か。


[もしも…もしもだ、
俺の言葉が、空の果て、
どこかのだれかに届くのなら
俺はなにを、伝えるべきか。


視線の先、シーツに皺をつくるそれは
星のよう、きらりと小さな光を放つ。]

(75) 2016/07/16(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ




[ 俺はこの“ 星 ”に、なにを託す? ]

(76) 2016/07/16(Sat) 01時半頃

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(7人 0促)

ミツボシ
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エフ
25回 注目
ナユタ
16回 注目
ポーラ
17回 注目
ライジ
23回 注目
アマルテア
22回 注目
キカ
12回 注目

犠牲者 (1人)

アシモフ
0回 (2d)

処刑者 (3人)

イースター
16回 (3d) 注目
クリスマス
12回 (4d) 注目
ピート
8回 (5d) 注目

突然死 (0人)

裏方に (0人)

村を出た人達

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通常
内緒
仲間
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一括

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