82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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―自宅にて―
[主の手が腰元へと降りれば>>8、ゴクリ――喉を鳴らす。 どれほど求めても、足りない。 どこまで求めたら、この心は満足出来るのか。
彼が自らに応えてくれることに安堵し、その身体を強く、抱きしめる。 心も、身体も。 満たされる以上に、より主に焦がれ、求め続けてしまいそうだった――。]
(69) Hund 2013/05/19(Sun) 21時頃
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―――…兄さん、大好き、
[耳元で囁く声は、酷く安堵した声。
大切で、唯一で、愛しい人。
ずっと一緒がいい、また同じ血を分かち合いたい。]
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―半年後―
[ラーマとして別の誰かの元へという話も出はしたが、そんなものは全て一蹴し、男は当然の如く主の元へととどまっていた。 戦いからは離れても、トレイルとの穏やかな日々の暮らしは、かけがえのないものとなっていた。
店の手伝いも、パン作りの手伝いも、日常のように行っている。 むしろ、力仕事は全部自分がくらいの勢いで。
そして、主と共に、懐かしい姿>>113を見たのだった。]
……おかえりなさい。
[こうして挨拶をしてくれているということは、彼には記憶があるのだろう。 安堵して、声をかけながら。]
(154) Hund 2013/05/20(Mon) 23時半頃
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今では、トレイル様がパンを焼いてくださってます。
[そう、誇らしげに告げる。 彼が来たならば>>138 久しぶりに自分も腕によりをかけ、もてなすこととしよう。*]
(155) Hund 2013/05/20(Mon) 23時半頃
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―桃の季節に>>145―
[今の暮らしで何が一番嬉しいかといえば、主の日課であった一人歩きがなくなったことである。 あまり、無理はさせられないが。
それでも、主がいてくれるのが何よりも嬉しかった。 主の言葉>>146に頷きながら、並んで桃を摘み取る。]
あと、チアキ殿と攻芸殿にも、持って行ってあげたいんです。 約束、しましたから。
[好物と聞いていたのに>>1:139 結局、届けることが出来なかった。 かつての弟弟子へと、これを届けようと――…。]
(156) Hund 2013/05/20(Mon) 23時半頃
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[トレイルの言葉>>147に籠を覗き込めば、ゆっくり頷いた。]
えぇ、それくらいで大丈夫でしょう。 少し見てみます。
[痛んだものや熟したものは自分達で食べても、料理に使ってもいい。 そう思いながら、桃を一つ一つ調べていく。
自分達用は4個ほど見つかったことだろう。]
(157) Hund 2013/05/20(Mon) 23時半頃
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……色々、届けるところが多いですからね。
[生きている者達は当然として。 今はもう会えない相手にも――…
この心と香りだけでも、届けばいいと。**]
(158) Hund 2013/05/20(Mon) 23時半頃
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[トレイルの言葉>>177を聞けば、一つ頷く。]
では、一つだけ食べてから出かけましょうか。 皮、剥きますね。
[そう言いながらも。 主に見分け方>>178を聞かれれば、表情を綻ばせて応えた。]
桃の見分け方は、臍の方にあるこの白い斑点が 多いものほどよく熟しておりますよ。 色が濃くて、この斑点がくっきり浮かんでいるもの、でしょうか。
[あとは、持った柔らかさなどもあるが……と。 主がそうして手伝ってくれていることに喜び、目を細めながら、伝えた。]
(189) Hund 2013/05/21(Tue) 00時半頃
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[家の中へと戻り、ナイフで簡単に切り分け、主に差し出しながら。
ふと、表情を綻ばせ。 桃の香り漂う主の唇へと、自らの唇を寄せた。]
ん……。 やはり、甘い。
[満足げに頷いた。]
(191) Hund 2013/05/21(Tue) 00時半頃
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[トレイルの言葉>>179を聞けば、籠の中を覗き込む。]
そう、ですね。 まずはキリシマ殿とトルドヴィン殿のところへ届けて――…
その後、他の皆のところに持っていきましょうか。
[死者への手向けがどうなるかはわからないが。 寂しげな顔は、生きている者には見せたくない。 そんな想いから、主にそう進言するのだった。]
(192) Hund 2013/05/21(Tue) 00時半頃
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[主が美味しそうに食べる姿>>204には、目を細める。 そして、口付けをして真っ赤になる姿>>205を見れば。]
…………トレイル様。
[愛おしげに主の名を呼び、逸れた視線を戻そうかとするように、そっとその頬を撫でた。]
(211) Hund 2013/05/21(Tue) 10時半頃
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―自宅→キリシマ邸―
[主と歩調を合わせ、ゆっくりと村を歩く。 以前の暮らしでは考えられなかったようなペース。 それでも、今はこれが心地よい。
……常に、隣に彼がいてくれるから。]
……お待たせしました。 やっと、お届けできる時期になりました。
[家人が現れれば、主の言葉>>206に続いて、自らも挨拶を。 それ以外にも多数抱えているのを見れば、他にも届けに行くというのが見て取れるだろうか。]
(212) Hund 2013/05/21(Tue) 10時半頃
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[主が桃を差し出すのを眺めながら>>216、目を細める。 そして、パンの話題へと話題が移れば、誇らしげに告げた。]
トレイル様のパン作りも、大分慣れてきたようです。 これならば、もう人に食べていただいても恥ずかしくないと常々申し上げているのですが……。
[自分は甘すぎるのだろうか……などとも悩みながら。
以前、キリシマとトルドヴィンにトレイルの危機管理をしっかり行うようにと言われてからというもの、前にも増して気を付けるようにはしている。 ……その分、主の傍にいることも増えて、さらに過保護と言われるようになってしまったのだけど。]
(217) Hund 2013/05/21(Tue) 11時半頃
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―幾年月の後―
[武器として生きることがなくなれば、自然と、その刃は毀れていった。 決して主にはそれを気取らせることはないようにと、努めて平静を装いながら。
いや、主のことだから、気付いているのかもしれない。 どちらにせよ、死ぬ時は彼と共にと心に決めていたのだ。
出会った頃。 自分は武器としても、またその心もどちらも尖り。 主の手の中で、その鋭さを誇っていたものだ。
だが、主が戦場に出なくなってからは、全てが変わっていった。 心穏やかな暮らしの中。 その心が安まるのと同時に、少しずつ、刃もその鋭さを失っていった。]
(305) Hund 2013/05/22(Wed) 00時頃
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[戦う為に、ラーマとして戻ったのだ。 戦う心を失った男が、ラーマとしての刃を欠けさせていったのは、致し方ないことだったのかもしれない。
だが、それを主に気取らせる訳にはいかない。 自分が先に逝けば、主を悲しませることになる。 ただその一心で、日常を続けていた。
――なればこそ。
主がその生命を全うしたならば。 毀れた刃はその任を終えたかのように、やがて、静かにその後を追った。
眠る主の元に、まるで寄り添うかのように――…。**]
(306) Hund 2013/05/22(Wed) 00時頃
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