人狼議事


196 水面に映る影より遠く

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[ 何故なら、いと という存在は、
   いずれみんなの記憶から消えゆくからです ]

 



 『Hi,tiny.
   元気なさそうね? ごはん、食べてる?』


  Hy,Ducky.
  ……食べてます、ちゃんと。
  ねぇ、ダッキー。
  貴方は、大切なひとを失ったことはある?

  ……って、貴方にいっても、仕方ないわよね


[だって、貴方は、
私が創り出した人工知能なのですから。]
 


透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/08/22(Mon) 09時半頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

[――転校。
したいと思ったことがないと言えば嘘になる。
一年の頃は幾度となく思っていた。
幼馴染と一緒の学校なら今とは違っていたかもしれない、と。
学年がかわり、クラスがかわって、そんな考えもいつしか消えた。

そんな過去があるから、
転校するらしき誰かのことが気になってしまうのだろう。
もし、何か抱えているなら、私に何か出来ないかな。
烏滸がましいことかもしれないけど、
噂を聞いた時からそんな考えが浮かんでは消える。

言えないのか、言わないのか。
誰にどんな事情があるのかも知れないから
無闇に暴こうとはしないだけで
気掛かりなことには違いない。

その物憂げな様子を圭一>>202が見ていたとは
教室では気付けなかった。]

(268) 2016/08/22(Mon) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[プールサイドの見学席は日陰になっているとはいえ、
照り返しが眩しくうだるような暑さ。
ふぅ、と心の重さを吐き出すように息をつく。

誰かの近づく気配に遅れて顔を少し上げると
覗き込む優>>192の顔が間近に見えて、目を丸くする。
ぽたぽたと髪から水が滴るさまを見て]

 ――… ん。
 水も滴る…………?

[案じる言葉に軽口じみた音色を返しふんわり笑う。
水泳部でも期待されてるって噂を聞いた覚えがある。
こうしてみると確かにさまになるなとぼんやり思った。]

 暑さに負けちゃったのかな、
 ちょっとくらっとしたから休憩してたんだけど
 もう大丈夫!

[軽く拳を握って元気だとアピールして見せた。]

(269) 2016/08/22(Mon) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[25m泳ぎ切れば補講はクリアとなるらしい。
それだけの体力はたぶんあるはず。
優と話していると圭一>>203からも案じる言葉が掛かり]

 うん、ちょっと夏バテみたい。
 これだけ暑いとプールに入った方が
 元気になれるかもしれない、ね。

[誰かが転校するって話。
圭一や優じゃないといいな、と思う。
ううん、誰がそうでも寂しいことにはかわりなく。
一度何処かに向かった圭一が戻ってくればペットボトルの水がその手に。
立ち位置は逆だけど、いつかの光景が重なった。]

 わぁ、喉かわいてたの。
 ありがとー、いただきます。

[そっと手を伸ばして受け取れば指先の熱が掠めたかもしれない。
へにゃっと笑いながら、キャップをあけて
貰った水で喉をうるおした。]

(270) 2016/08/22(Mon) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[はたから見れば二人の男が囲んでいるように見えたらしい。
不安げに駆け寄ってきた いと の姿にぱちりと瞬き]

 いとちゃんだー。
 あ、見学してたから心配させちゃった?

[不安げな顔をする理由をそう考えて]

 ふふ、いとちゃんにも気にして貰えて嬉しい。

[心配をかけたかもしれないのに
嬉しいというのも妙な話かもしれないけど。
喜びのままハグしようと両手を広げて前のめりになったけど
座ったままの体勢でそうしようとしたからうまくいかなかったかも。]

(271) 2016/08/22(Mon) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[補講のテストは終了間際に受けることができた。
一番得意なクロールでプールの端から端まで泳ぎきり
テストは問題なくクリアだったから
必要な単位もちゃんともらえると思う。

そういえば、葵の本気はすごかった。
溺れているのかと見まごうほどなのに
24mという記録をたたき出していた>>216
来年は大丈夫そうかな。
思いはせた先に誰かの姿が欠けているなんて
考えたくはなかった。*]

(272) 2016/08/22(Mon) 09時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[補講のテストが一日早ければ
今日は全部見学で身支度に時間を取られることもなかったのに。
塩素のにおい纏うプールの水をシャワーで洗い流して
濡れた髪を乾かすのにも慣れたとはいえ
うまく時間短縮できるかといえばそうでもなく。
水泳の後、教室に戻るのはいつも後のほうになる。

ホームルームが終わった頃、
葵の呼びかけで浴衣を選ぶ女子の姿がみえる。
花火を用立てることはまだ出来ていないが
浴衣はしっかりと持ってきていた。

今夜の花火、発案者の律は先生からの許可を取れただろうか。
朝のうちにそれがなされている>>42とは知らず
ちらりと律の姿を目で探す一瞬。]

(273) 2016/08/22(Mon) 10時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[晶が手にとった浴衣>>237は夏らしく赤い金魚が可愛い。]

 その浴衣かわいいね。

[にこにこと楽しそうに声を向けた。
いと が着付けを出来る>>262と知れば]

 え、そうなの? すごい。
 着付けができるなんてかっこいい。
 いとちゃん、私にも教えて……!

[見よう見まねではよれてしまうかもしれないけど
ちゃっかりお願いしてみる。
髪型のこととを いと から触れられるなら>>263]

 ん、結わせてくれるなら喜んで。
 浴衣に合いそうな髪留めも持ってきたよー。

[カバンから和柄の巾着を取り出し机の上に広げて
リクエストがあれば髪を結う手伝いをしよう。**]

(274) 2016/08/22(Mon) 10時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/08/22(Mon) 10時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

― プール ―

[時は少しだけ遡り。
日射しを遮るようにある優>>290のおかげで
眩しさは軽減され眸がゆるく弧を描いた。
口にしたそれの続きを彼が紡げば綻ぶような笑みが浮かぶ。]

 見えるよー。
 見学してるの心配してきてくれるところとか
 泳いでるところもかっこいい。

 ふふ、ありがとー。
 私もてれちゃう。

[照れる様子もないからあわせての軽口だろう。
そう分かっていても褒められるのは嬉しくて
はにかむような色がほんのりと交わした笑みに滲む。]

(305) 2016/08/22(Mon) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[優の確認するような問いかけ>>291に途惑うように眸が揺れる。
さきほど口にしたのとは別の理由で休んでいる。
それを見透かされたような気がした。]

 ――… ん、

[本当は、噂が気になって。
声にする前に呼びかける音が重なる。
何を言おうとしたかはわからない。
優は何を言おうとしたのだろう。
気になることがまたひとつ増えた。]

(306) 2016/08/22(Mon) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[優や圭一と話していると
目の前にはちょこんと座る いと の姿>>288
てるてる坊主姿は補講の間に少し見慣れてきたけれど
日焼け対策か何かだろうか、と思っていた。
安心してくれたのに、うっかりハプニングを起こしてしまう。
伸ばされる手は近い いと のものと
少しだけ距離ある優の手>>293]

 あ、…っ、

[誤った勢いを緩和しようと四肢に力を込めた。
伸ばされた いと の手>>289が抱き留めるのを感じる。
地面から近い低い姿勢だったことや いと の尽力もあり
二人への衝撃もまた緩和され見たほど痛くはなかったと思う。

ぱちぱちと瞬きして、へなりと眉を下げた。]

 いとちゃん、ごめんね!?
 大丈夫? 痛くしてない?

(307) 2016/08/22(Mon) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[優からの声>>294にこくんと頷く。]

 ん、私は大丈夫。

[彼から改めて差し出された手を取り身体を起こす。]

 二人ともごめんね。
 ……それから、助けてくれてありがとー。

[いと の腕を軽くひいて、身を起こす手伝いを。
彼女に怪我でもさせてしまったら責任を取らなきゃ、とか
同性だとどうやって責任とればいいんだろう、とか
そんな思考が暫くめぐっていた。**]

(308) 2016/08/22(Mon) 19時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[赤い金魚模様の浴衣を着る晶の言葉>>286にこくんと頷く。
椅子に座るよう促して、晶の髪を梳き撫でて]

 晶ちゃんの髪、細くてやわらかいね。
 ん、これくらいの長さがあれば大丈夫。
 短めでも可愛くできるよ。
 晶ちゃん元々可愛いから、さらに、ね!
 じゃあちょっとじっとしててねー。

[そんな風に言って、彼女に希望を聞きながら、
髪を編み込み可愛らしくまとめて髪飾りをつけ仕上げる。]

(311) 2016/08/22(Mon) 19時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[葵に褒められれば>>278照れたように笑んで]

 プールの時は纏めないと泳ぎにくいから。
 可愛い髪型? ふふ、うれしいなぁ。

[髪留めを眺めている葵にゆるく首を傾げる。]

 葵ちゃんはどの髪留めがいい?
 大きめの飾りをここにつけると可愛いんじゃないかな。

[耳のやや後ろ、少し上の方に、大きな花飾りを軽く宛がい
葵に見えるように手鏡を向ける。
希望をききながら女子全員の髪を飾る心算。]

(312) 2016/08/22(Mon) 19時半頃



[ 消え去った記憶は、
    補完されることでしょう。 ]

 


【人】 透明女子会 ヒナコ

[渡り廊下にある自販機はお汁粉が売れ残っていた。
お昼ご飯がわりにお汁粉、なんて考えてみるが
食べた気がしないだろうからそれは実行せず。
食事はコンビニで買うことにした。
食事なのかおやつなのかわからないフルーツサンドも
雛子にはしっかり食事に換算される。
花火セットは線香花火が多めに入っているものを選んで
教室に戻って、それから漸く準備だったかな。]

(355) 2016/08/22(Mon) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[晶、葵の髪を整えた次は、挙手した小夏の番。
梳かされた髪を編んでアップにしてみる。]

 あー、下すのも可愛いかなぁ。
 でも襟足は見せた方が映える気がするし。
 小夏ちゃんはどっちがいい?

[と相談しながらヘアアレンジの手伝いをする。

もちろん いと の髪も触らせて貰います。
楽しく弄んで、ふわゆるな感じに仕上げてみます。
浴衣の柄が落ち着いてみえるので
髪型はフェミニンなのを目指してみました。]

(356) 2016/08/22(Mon) 21時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[持ってきた浴衣は
淡いピンク地に落ち着いた色あいの椿の柄。
いと が着つけているのを見ながら
一応自分で着ようと挑戦してみる。
教え方がうまいのでそれなりに形になったけど
仕上げは いと にお任せすることに。

いつものように横髪は胸元に流して
後ろ髪はサイドでねじりお団子にする。
とんぼ玉のかんざしをさして出来上がり。

待ち合わせのグランドへ向かう途中、
花火どんなの用意したー?
なんて他愛ない話もしたかもね。]

(377) 2016/08/22(Mon) 22時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[男子はすでに到着していたよう。
女子は準備に時間が掛かるので
多少待たせてしまっていたかもしれない。
けど、待ち合わせの時間にはちゃんと間に合っていたはず。
気合をいれたからこそ、男子の反応は嬉しく気恥ずかしい。]

 そうそう、着付けはいとちゃんで、
 発案は葵ちゃんなの。

[照れを隠そうと葵の声>>382にそんな言葉を付け加える。]

(397) 2016/08/22(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ


 あっ、男子の浴衣も見たかったなぁ。
 ……夏祭り、みんなでいけるといいね。

[もうすぐあるはずの夏祭り。
夏休みも残り少なくなってきて
みんなの予定があうとは限らないけど
律の言葉>>384に少しだけ先を思い馳せる。]

(398) 2016/08/22(Mon) 23時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2016/08/23(Tue) 00時頃




[  その頃には、もう私はいませんから。 ]

 



[残念ながら、
その記憶の中に いと が存在することは
決してないのでしょう。
何処の いと を手繰り寄せようとも、
私にたどり着くことは決してないのです。

私だけが、私の存在するこの瞬間を
未来永劫憶えていることになるのです。]
 



[いつか見たときのその写真は、
樫木さんのソロですから、
みんなに笑われてしまえばいいんです。]
 



[とっても、とっても、遠い場所へ。
見上げた空には、白い月が輝いていました。
今頃、プールの水面には、
その月が反射していることでしょう。

決して、その月を掴むことはできません。
でも、科学技術の発展により、
いまの地球は月に到達することができます。
けれども、私が帰る場所は。

       ──水面に映る影よりも、遠い場所。*]
 


【人】 透明女子会 ヒナコ

[薄闇に色とりどりの光の花が咲く。
手許の花が咲き終わり、微かな煙が名残をみせる頃、
掛けられる声>>457に瞬き、顔をあげた。
変色花火や線香花火を手にする圭一の姿がある。]

 もしかして……?

[導き出された答えに少しだけ驚きの表情をみせた。
そういえばプールで髪型を変えたのを褒めてくれたのも彼だった。
髪を纏めるとんぼ玉に圭一の指先が触れ、揺れる。
次々と指示される女子の髪型に、確かめるように傾がれる彼の首。]

 ――…正解。
 せっかく浴衣着るんなら、
 髪も可愛くしたいな、と思って。

[こうして見てくれるひともいるならなおさらに。]

(477) 2016/08/23(Tue) 07時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ありがとうの言葉>>458にふわりと笑みが浮かぶ。]

 見てくれる人がいるからこそ
 喜んでくれる人がいるからこそ
 気合いれた甲斐があったと思うよ。

[みんなが少しでも楽しい時間をと準備していたように
自分も出来ることをしただけなのだけど
圭一からの言葉が嬉しくてじんわりとする。]

 私にとってもいい思い出になる。
 まだまだいっぱいみんなで思い出作りたいね。

 圭一くんたちの浴衣姿も見たいな、――…なんて。

[首をわずかに傾け、自らの希望を口にする。
彼の手にある線香花火に気付くと一緒にしようと誘う声を掛けた。**]

(478) 2016/08/23(Tue) 07時頃


[それでも。 それでも。

本当の私は、望んでいたのかもしれません。
私が、私たらしめんとする感情に、
気付きますようにと、目論んでたのかも。]


  Hi,Ducky
  本棚あと1/3程度だから、
  それが終われば、……………


[花火を捨てるバケツの水の中、
こっそりのぞく私の相棒。
軽く手を振って、私は帰還を伝えます。]
 



[私の天才的な頭脳があれば、
また何処かで、この場所に帰れるでしょうか?

………それまでには、まだ。
時間がかかりそうですね。
西の魔女に、会いに行かねば、なりません。]
 


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