人狼議事


29 Sixth Heaven

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【人】 寡婦 パピヨン


 あら、わたくしは奪ってはいませんわ。
 ただ、問うているだけ。
 権限など、"自由"なあなたが提唱するにふさわしくないものですわね。

[フィリップの息を吐く音が聞こえても、微動だにせず]

 覚悟があるだけで、かまわないとでも?
 それとも、"嫉妬"に狂わぬ世界に変えて下さるのかしら。
 いますぐに、なんびとの犠牲もなく。

 "嫉妬"ある、他の大罪が蔓延る危険な世界は、笑える場所かしら。

(171) 2011/04/22(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 流されている?

[ふいに、笑みを止める。
 帽子の下の眼を瞬かせ、直後]

 面白いことをおっしゃるのね。

[くすくすと、笑った。
 心底愉しげに肩を揺らす。顎に当てた手から伸びる、細い指が唇を滑った]

 あなたは、わたくしが全体利益で語っていると、そう思っていらっしゃるの?

 馬鹿馬鹿しい。
 黙れ? お断りします。
 

(174) 2011/04/23(Sat) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[あくまで平静なまま、はねつけるように告げ]

 わたくしはただ、わたくしの識る方々が、酷い世界で壊されるのが嫌なだけ。
 わたくしだけが受け入れても、わたくしだけが囚われても、何も出来ないまま平穏は壊されてしまう。
 だから、わざわざ丁寧に説明して差し上げているのに。

 流されているだけで済むやさしい世界は、あなたの周りにしかありませんわよ?

(175) 2011/04/23(Sat) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 ああ、かわいそうに。
 その笑みが、あなたを思うあまり無理に笑っていても、あなたは気付かないのですね。

[フィリップの声には、大げさに息を吐き]

 暴食のままにあぶらに膨れた腹を黄ばんだ歯が捉え、
 怠惰で息をすることも忘れたまま身体が腐りこぼれ落ち、
 嫉妬に狂った恋人達が互いに胸を刺し腹を裂き首を縊り、
 強欲に振り回され髑髏の裏までしゃぶり尽くしあげくに灯を求めて柱に火をつけ、
 色欲に溺れ年端もいかぬ少女の下腹から白濁と糞便と胎児をひりださせ、

 そんな醜く穢れた屍の上を延々と逃れ続け、脚が痩け疲れ果てるまで駆けた末の真っ暗闇で。

 笑えると、本当に仰るのですか?

[即座に答えが返らぬなら、鼻で笑い]

(183) 2011/04/23(Sat) 00時頃

ギルバート。


お前は、何を 思ったのか。


私の隣には

私の「管理」すべき「器」の青年がいる。

お前と同じ立場に立って。


あの時。
お前は、どうしていたのだろうか。


彼らの正義。彼らの主張。同じように、
きっとぶつかったのだろう。
何が正しいだなどと いえるはずがない――


――survival lottery

「人を殺してそれより多くの人を助けるのは
 よいことだろうか?」



哲学者が探す、答えの出ない問いかけに
未だに私たちは答えを出せないでいる。
答えではなく選び取るだけ。



ギルバートの出した答えは。
辿りつく先が、己の死だった。
 


 私は、

 止められなかった。


 此処に来てからも

 トニーも、ミスター・チャールズも。


【人】 寡婦 パピヨン

 それが何か? "強欲"。
 愉しむだけで悩みもせず、選択もせず、"強欲"を貪りもせず。
 ただいるだけで何もしないあなたにとやかく言われるなど、心外ですわ。

 わたくしはただ、この場さえ為ればかまいませんもの。

[ラルフの言葉に興味は湧かず、注意はふたたびペラジーの方へ]

 それで、あなたはどうするのですか。
 ペラジーさん。

[スティーブンの問いを耳にすると、もう一度問いかける。
 他の者と喋る間も、ずっと彼の方を向いたままで。
 小さなきしという音を耳に捉えると、覗き込むように彼へと腰をかがめた]

(191) 2011/04/23(Sat) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 …………。

[フィリップの静かな声に、眼を瞬かせた。>>188
 首元の蒼が、瞳の代わりに揺れる]

 そう、かわいそうに。

[つぶやく声に、感情の色はない。
 ただ、その硬い意志に先に行った牧師を思い出して、乾いた唇に指を置いた]

 たとえあなたが、たとえ皆が拒絶を示したところで。
 "本当に"、システムが返してくれるのかしら?

[それは、自分でも知り得ないこと。
 受け入れると告げた者から名が呼ばれるシステムで――自身はすべての器を投げ入れた後にしかなるつもりもなく――、誰もそれを望まない状態になったのなら。
 そうなった瞬間に、世界に災厄がまき散らされるさまを想像して、唇を噛んだ**]

(202) 2011/04/23(Sat) 01時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 01時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 01時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 01時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 01時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 01時半頃




(ギルの、できなかったことを)

 


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 22時頃


【人】 寡婦 パピヨン

――台所――


 ……どうして!

[ペラジーと、それにスティーブンの結論を聞いて、声を荒げる。そこに当初のたおやかさは微塵もない。
 杖が床を叩こうとして、がちりと別のものに当たる。ちゅ、とかぼそいネズミの声が小さく響いた。気にせず、ぎりぎりと力を強める。]

 ただ「世界」なんて曖昧な言葉で逃げてるだけじゃない。
 壊されるのは「世界」じゃない。お前たちと同じ人間だ!

 何人ものひとが、数なんかに収められないひとりひとりの心が壊れていくというのに、どうしてそれが分からないの!?
 以前の器の選択を無に帰して、壊れた人間の間でお前たちだけが正常に生きていけると本当に思っているの!?

[ムパムピスが入ってきても、未だ気づかぬまま。
 ペラジーの方へと、手を伸ばそうとした]

(257) 2011/04/23(Sat) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[伸びた腕はスティーブンのそれに阻まれる。
 白衣の袖をぎりと掴み払おうと力を込める]

 なんて傲慢な!
 まるで"あるべき"状態を最初から識ってるような物言いね。
 "そもそも"どうあったかなんて、"今"は関係ないじゃない!

 次に壊れるかもしれないから、今壊しても同じだなんて!
 お前たちはそれを、今繋がれている彼らに向かっほざけるというの!?

[ぐしゃりと潰れたそれが何かなんて知らない。
 ただ嫌悪に顔を歪めると、杖の先で隅へと掃き捨てた。近づく足音には気づかない]

(267) 2011/04/23(Sat) 22時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 22時半頃



今の世界を壊して
そうして、
次へと、いければ いい のに。


約束も

  ある。 ――チャールズの妻子、
その、安全――さえ――脅かす

 ような  私の、

    決断、は


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/23(Sat) 23時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

 ……思考実験? 何を言っているの気違い!
  難しいから、それでどうしたというの? これは机上の実験じゃないわ!
 いままさにここにある必要としているのよ!

 劇薬を飲むのはお前じゃない。
 劇薬とさえ識らずに飲み下すのは、お前たちが"世界"とひとくくりにして逃げた人々よ!

[怒鳴る声は次第に大きく。
 杖を振り上げ、スティーブンの腕を払おうとして]

 ムピス、何を……!

[ようやく背後の彼に気づく。掻き抱く腕の場違いな暖かさに、一瞬表情に困惑が乗る]

 いま話をしているの。
 邪魔しないで!

[喘ぐように声を引き絞り、足掻く。
 回らぬ頭で力は入らず、拘束は解けぬまま]

(294) 2011/04/24(Sun) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 誤っている者を責めて何が悪いというの。

[は、と吐き捨てる。
 耳元で告げられた言葉に、少し沈黙を挟むも、歪んだ表情は変わらぬまま。
 けれど提案に、手を引かれればそちらに赴く程度の譲歩はして]

 ……システムも選定を誤ったようね。
 傲慢と言われ開き直る、まさにお前こそが"傲慢"じゃない!

[荒げる声はさらに強く。
 次第に自身が何を告げているのか、分からなくなる。
 けれど自身の正しさだけは信じたままに、それを貫くことしか考えない。
 他者の、あるいは自身の欲求をも殺すために]

(304) 2011/04/24(Sun) 00時半頃



気狂い    か

 




   夢と 重なる


 


[重ねたのは]


どうか己の選択を
意志を

もって

大切に

生きて


【人】 寡婦 パピヨン

――待機室――


[長椅子を促されても首を振る。
 椅子の傍で立ち上がったまま、見えぬモニタに向き合った]

 牧師様、牧師様……!

[聞こえてきたのはどんな声だったか。
 彼の声が聞こえずとも、ただひたすらに、この場の者達の不義を訴えた。
 故郷と、残してきた者達と、ムパムピスと、自身のために。
 傲慢は、ただひとりの声以外は耳を貸すこともなく**]

(316) 2011/04/24(Sun) 01時頃

パピヨンは、自身の無事は、確信したまま**

2011/04/24(Sun) 01時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/24(Sun) 01時頃



ならば私はアンテノーラだろうかな…

[それは、祖国に対する、裏切り。
即ち、地上への。]


[声に出さずに呟いた
それは 酷く 自嘲に満ちた]


それでも、私は。


        願っている。


 願って。

   約束も、あるのだ。

 あの、聖書を。渡さなければ。彼の、妻子に。




――…。

 




   醜い   か。

 




……そうだな。

 




(それでも。願うことがあるならば)
 



お前は、

  笑うだろうか。呆れるだろうか。

軽蔑するだろうか。  


        …ギルバート。


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