172 ― 恋文 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[今日も今日とてラブ・レター。 部活に所属してないので、バイトの無い日は直ぐにここへ足が向いてしまう]
…焼きリンゴと、それにあう紅茶。
[する事と言えば『今日のおすすめ』を飲み食する事と、店内に流れるラジオや音楽を楽しむ事。 日によっては読者だったり勉強をしたりする事もある。
ただ、いつもと違って今日はそれだけじゃなかった。 お勧めメニューと一緒に差し出された、一通の手紙。
早速開封して一読。 手紙に踊るひらがなに、知らず頬がゆるむ。
その返事をしたためてマスターに渡すと、機嫌良く店を後にする。 返事を貰った日の帰り道は、必ず上機だった]
(20) 2015/10/24(Sat) 01時半頃
|
|
[帰り道、先程貰った手紙を思い返してふと思う。
結構、手紙の内容しっかりしてるよな。
何か自分は盛大な勘違いをしてるのでは無いだろうか?]
(21) 2015/10/24(Sat) 02時頃
|
|
[また別の日、定位置になりつあるカウンターの一席。 コーヒーを啜りながら、店内のBGMに耳を傾ける。
この店は、自分に手紙のやり取りの面白さ、返事を待つワクワクやドキドキ、人と繋がる喜びを教えてくれた。
今はその逆。 繋がりを切られてしまったのではないかとい言う恐怖。 そういった気持ちを押し付けてくる。
待てども返事が返ってこない手紙がある。 同時期に出した手紙には返事が来たのに。
友達だと言ってくれた人。 返事を待っていると言ってくれたから、嬉しくてその気持ちをぶつけるように返事を書いた。 最後には自分も返事を楽しみにしてると添えて]
…マスター、お勘定。
[支払いをすまして、落胆を隠せぬままラブ・レターを後にする]
(22) 2015/10/24(Sat) 02時半頃
|
|
同じ日に出した手紙でも、人によって返事が届く日が違うのは当然だろう。
じゃ、何故自分は返事が来ないことにこんなにも落胆しているのか。 何故こんなにも返事を待ち焦がれているのか。
……もしかしたら自分は、たった一通の手紙に恋をしたのかもしれない。
(23) 2015/10/24(Sat) 02時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る