105 CLUB【_Ground】
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[出来立ての真新しい雪原を容易くゆるませる 太陽みたいな名前。
迷いは指先を彷徨わせ──、 結局、あらがいがたい引力に、指はその名をなぞる。]
(@79) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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[――――――ダンッッ!!!!!]
[通信機から、鋭い音>>@65が聞こえて来たのはその時>>@75。]
──!
[サムか、フーか?
直感で、フーだと判った。]
(@81) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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────…、
[淡い色の、ティーの眉が寄る。
けれど、端末は、 そんなことには構わず、 録音された不安げな声を再生する。]
(@82) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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[研究エリアへ向いていた靴先が向きを変えた。
早足に、その部屋へと急ぐ。]
(@84) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
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[部屋の前まで来て、 額を冷たい扉に寄せて、目を閉じた。
静かに深呼吸を三回。
顔を上げて、ノックした。]
ティーだよ。
…────チアキ。
[真っ白な雪が、やわらかに降り積もる。]
(@86) 2013/12/22(Sun) 03時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 03時頃
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[扉を隔てた向こうで、はだしの足音が近付いて来る。
それだけで、研究員用の 暖房などない冷えた廊下がほんのりとあたたかくなる。]
あやまらないで。 ちゃあんと、受け渡し(しごと)は終わったから。
オレは、チアキの不安を減らしたくて来たんだよ。
[そんな自分の心中を、 くすりと笑いながら、やわらかい声を発する。]
どうしたの? チアキ。
[ふさふさの尾が扉を掠る音。 なだめるように、指先が扉の表面を撫でた。]
(@89) 2013/12/22(Sun) 03時頃
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[おわかれ──。]
…──、 うん。
…──、 みんなに、送ってたんだ。 …──、 いいこだねぇ。
[いつもよりも、随分と間があくのは、 一声一声、息を整えているせいだ。
ほんのすこしでも、不安をあたえてはいけないから。 通信機から漏れて来る声に、意識を向けさえして。]
(@91) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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…──、
…──、
…──、 うん。
[チアキの口から語られる数週間の思い出に 頷く。
声は吐息のやわらかさ。
コツンとちいさな音がして、 まるで、額をくっつけ合っているように思えて、 応えるように、コツ、と爪で扉を叩いた。]
(@92) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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…──、 いっぱい、練習した? …──、 うん。 よく、観察したね。
[サムの可愛い贈り物を聞いて、くすり。]
……──、 だいじょうぶ、 今のはオレとサムと、チアキだけの秘密。
(@93) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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[チアキが画用紙に描いた絵を、 ティーはまだ見ていない。
一番好きなものをとリクエストした。 希望は希望であって、約束ではないけれど。
そこに描かれているものを、見たくなかった。
もうすぐ、新しい飼い主で埋め尽くされる画用紙を──。]
(@96) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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[若い所員によくあるつまらない話。
鼓膜が拾う過去物語は、 そう、まるで、自分のことのように。]
(@97) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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…──── ァキ
[ちいさな声。
喘ぐような。]
オレは、
オレは、へーき。 元気だよ。
(@98) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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[チアキへの答えというより、 自分に言い聞かす言葉。
白い雪を降らせた声が、真白に凪いだ雪原を穿つ。]
(@99) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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チアキ、 それは、 まちがい。
[額をつけたまま、ふるりと頭を振る。 硝子レンズの端が扉に当たり、カツリと音を立てた。]
やさしーのは、 チアキだよ──…。
[約束。 その言葉に、アイスブルーが揺らぐ。
いやだ。 見たくない。
そんなこと、言えるわけがなくて。]
…──────、 ぅん。 ぜったいに、見るから────…。
(@100) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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[ (あい)なんて、知らない──。
偶然被さった声に、 無意識の、虚(から)の心が軋みをあげた。
知らないものは認められない。
さみしくて、かなしくて、こころぼそくて。 ただそばにいてくれる誰かを求めるのが(あい)なら、 そんなものはこの感情の名前ではないと、訴える。]
(@104) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
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[チアキが心配している。 しおれる花に最後の水をやりに来たのに、 不安そうな声をあげさせてしまった。]
ん…──、 へーき。 オレはへーき。
……ほら。
[だからティーは笑う。 顔は見えなくとも、笑えば声も明るくなると聞いた。
だから、わらう。]
(@106) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
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[何度も名前を呼ばれて、目を閉じる。
呼んでくれる声が、チアキのものだから。 心地好い、ひなたのような声だから。
ほぅ──と、吐息が漏れた。]
(@110) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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[チアキの声に赦されるように、 細い指が銀の蔓を摘み、 ノンフレームの硝子の堤防を、崩した。]
…──チアキ、
オレは、チアキがそう言ってくれるから、 へーきだよ。
チアキはオレに、ずっと欲しかった言葉をくれた。
泣いていいって。 寄りかかっていいって。
オレは誰かに、ずっとそう言って欲しかった。
(@112) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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チアキは、わるいこだね。
…────オレとおんなじだ。
チアキ。 …──チアキ。
( オレの )チアキ────。
(@113) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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チアキが寂しいとオレも寂しい。 チアキが悲しいとオレも悲しい。
チアキが嬉しいとオレも嬉しい。
……チアキが笑う顔が見たい。
(@114) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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[何度も何度も、繰り返し名前を呼んだ。
降り積もる雪のように、 チアキを白く隠してしまえればいいと。]
……──〜、 チアキ
[震える唇から、隙間風のような声が漏れる。]
(@115) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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[切なげに愛しい子の名を呼びながら、
薄い唇は、うっすらと、笑っていた。]
(@116) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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[決して開かない扉の向こうで、 小さな傷つきやすいこころを抱えて、
他の誰かにこころを奪われる前に]
(@118) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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[────────────────……]
(@119) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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[ほぅ──と、もう一度。 ぬくむ春に溶けて消える、雪のような吐息が漏れた。]
(@120) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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[銀の蔓が、ティーの体温を吸ってほのかな熱を灯す。
沈黙を、間に挟んで、時間が流れる。]
───チアキ、
[最初にそれを破ったのはどちらだったか。]
……うん。 もうすぐサムが迎えに来る。
[フーの話が途切れた。 受け渡しの時間はもう間もなく。]
(@121) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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[人間(ひと)はよわくて 自分勝手で、
穏やかに送り出そうと思っていたチアキを、 簡単に傷つけようとするくらい、
一人では隙間を埋められない、不完全ないきものだから。]
(@122) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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[聞こえるか聞こえないか わからないくらいの小さな声で
ずっと、長いこと 自分が叶えて欲しかった願いを、口にした。]
(@123) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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[ちいさな唇が扉に触れて離れたとき、 ティーの唇も、いのるように扉に触れていた。
果たされなかった約束。 過去になった愛。
すべてを聞いていた銀のロケットを、 冷たくなった左手に握りこみ、 同僚が、赤い包みを手にあらわれる前に ティーはひっそりと、その場を離れた。**]
(@124) 2013/12/22(Sun) 06時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 06時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 20時頃
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