191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 7th day/スカイタワー ―
……!
『ミームちゃん…!』
[>>7:311逃げる獣を追いかけようとして、 >>13上がった悲鳴に咄嗟にそちらを振り向く。
冷静に考えれば、戦っているときに 敵から視線を逸らすのは危険なのだろうけど。
直後、先ほどまで此方が見ていた場所は、 彼女の闇に覆われた。 一瞬何が起こったのかと、それに思い至るより先に、 彼女が此方の手を引いてみせる>>13 ひとまずは、と、彼女に頷いて見せて回避に専念することにした]
(43) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃
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[そうして振り向けば、彼女の闇の向こうにあったのは 駆ける獣が景山の身体に一撃を入れようとしている姿>>7:311
咄嗟にそこに自分が持つだけの光を 打ち込もうとしたけれど…そこに駆け出した黒髪の女の子に 気づけば、はっとなってその光の“設定”を変更する。
――…目の前の“獣”だけを対象としたものから、 誰も傷つけることのない光の粒子へと。]
……っ。
[――やっぱり、きついな、と。 肩で息をしながら、闇の向こうに見える光景をただ見つめていた。
自分一人では、この力は上手く扱えない。 きっと、この力は自分一人だけの力ではないからなのだろうと、ここ数日間の戦いのなかで感じていた。
そうして闇の先から、聞こえてきた少女の言葉>>7:326]
(44) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃
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…。
[黒髪の女の子の言葉を受け止めながら、 傍らの彼女の…ミームの横顔を見つめた。
――流れてくる、ミームの気持ちに。>>15
少しだけ、胸が痛むのを感じる。]
「…わたる」
[名前を呼ばれた。 いつもと同じ彼女の声で、だけどその響きは いつもとは少しだけ違っていて。]
『うん』
[心の中の言葉で応えて。 そうして、彼女の手をとって握り締めた。]
(45) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃
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[やるせないことも、やりきれないことも、 理不尽なことだって、たくさんある世界。
そんな世界で、僕は何ができるんだろうって、 そう考えたときに咄嗟に思いついたのが、ただそれだけ。]
『…僕が、いるよ』
[彼女が、僕のことをどう思っていたとしても。 僕は彼女の存在に助けられてきたし、支えられてきた。
だから、今度は僕が、今、目の前にいる君を支えたい。 “トレイル”としてだけではなく、 “わたる”と、彼女が呼んでくれた“僕”として 支えられるようになりたいと、ただ、そう願う。
――終わりが、近づいていた。
目の前の獣……いや、“彼女”の終わりも。 それと同時にこのゲームの終わりと、そして結末も。*]
(46) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃
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― 審判の部屋 ―
[光があたりを包み込んでいく>>7:#4 今までのような暗闇とは違う、温かな光――。]
[目を開けると、そこは見慣れたコロシアムではなく ただただ真っ白な部屋だった。]
……。
[見渡せば、そこには白上を除く僕ら六人と、 何度か顔を合わせたことのある人たち、そしてもう一人、 見知らぬ若い男がいた>>0]
(69) yuno 2016/06/20(Mon) 00時半頃
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[彼は名前を名乗っただろうか。>>1 そして涼しい顔で一礼して見せれば、7日間に及ぶゲームの終了を告げる>>0]
[“コンポーザー”あるいは“管理者”と名乗った彼の言葉は続く。
モリ区に限界を感じていたということ。 全てを消し去るつもりでいたということ。 そして、何がきっかけとなったのかはよくわからないけれど モリ区を存続させることを決定したということ>>1
そうして生き返ることのできる面々の名前が呼ばれる>>2 ――…その中に、自分たちの名前はなくて。]
…。
[コンポーザーの彼の姿を見つめたまま、 ミームの手をそっと握りしめる。
僕が生き返れないこと、 それ自体はある程度覚悟はしていた。…だけど。]
(76) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃
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[しかし続く言葉>>3>>4には、 ふわりとゆるやかな茶色い髪の、その若い男の姿を まじまじと瞠目して見つめることになる。
それから、彼に“選ばれた”四人の姿をそれぞれ見つめた。
あのとき、他の者たちからの攻撃が迫るなか、 彼女に駆け寄って手を伸ばした黒髪の少女。 おそらくパートナーであろう少年の肩で 嗚咽を零しているのは>>30>>31 きっとあのとき救えなかった、 “彼女”を思ってのものなのだろう。>>28>>29]
(78) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃
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[そして、重ねられた影山の質問に コンポーザーの彼が応える。>>>>52>>53
憤りを見せる景山と、そのパートナーである卯月と。 そして、先ほどの黒髪の少女が、 コンポーザーの彼の頬を強かに叩くのも。]
…。
[その光景を、ただ、真っ直ぐ見つめていた。*]
(81) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃
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[握り返された手の感触に少しだけ、我に返る>>-678]
…。
(…なんだろうね、この気持ち。)
[情けないやら、不甲斐ないやらで、 今の自分は泣き笑いのような、 きっと情けない顔をしているのだろうなと思う。]
(146) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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[――でも、同時にこうも思う。
あのとき身を挺してあの女性に手を差し伸べて、 そうして今もなお、彼女のために悲しんだり腹を立てたり。 そんな女の子を支える彼も。 今までにも何度も助けてもらった景山たちにも。
彼らの真っ直ぐな輝きに。 ……きっと、僕はかなわないだろうなぁと。 今までの七日間と、そして今目の前で交わされている 遣り取りを見つめながら思う。]
(147) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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…っ、…?
[不意に背中を叩かれて我に返る。 叩かれた背中をさすりながら首をかしげれば>>107>>108]
『歌、を…?』
[少し驚いたように瞳を瞬かせてから、 自分より頭一つ分低い彼女の顔を見つめる。]
…。
『……うん』
(148) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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[そっと、彼女の手を握る手に力を込める。
景山や朝比奈、あの少年少女たちに及ばないまでも 僕らがこの七日間を戦ってきた、 その事実はきっと誰にも変えられない。
この七日間、 ずっと、誰に恥じることのない自分自身で在りたいと願った。
実際には失敗も過ちもたくさんおかしてきた。 至らないところもたくさんあった。 それでも…恥じるようなところがあったかと言われれば そんなことはないと、胸を張って言える。
そして、そんな自分でいられたのは彼女がいてくれたから。
彼女が居てくれたから、僕はここにいる。 その想いも、その願いも、僕にとっては例えようもなく かけがえのないもの。]
(149) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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――…。
『でも、ね? 君がそう、願ってくれるように。 …僕は君にも、取り戻してほしいんだ』
『それが、僕の願いなんだよ』
[ね?と笑って首を傾げて見せる。 それから、コンポーザーの彼の傍に近づいて]
「僕と彼女のエントリー料を返してください」
[持っていたノートにそう書き記して、彼に見せた。*]
(150) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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『……うん。 でもね、ミームちゃん』
『僕は僕自身の意思で、 君の言う“わがまま”を叶えたいんだ。
僕は、僕が“トレイル”だって証明したい。 君が望むなら、それこそ歌でもなんでもね。 …それじゃあ、だめかな?』
[それにね、と付け加えて]
『スカイタワーでエレベーターに乗る前に話したこと、覚えてる?』
(254) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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[あのとき聞いた、 彼女が“名前”を無くした理由>>7:253>>7:254]
『僕はくだらないとは思わなかったというか。 不謹慎かもしれないけど、嬉しかったよ。…すごく』
[どこかはにかむような、そんな笑み。
あのとき、彼女にああ言われたときは本当に嬉しかったし、 その夢を、夢のままに終わらせたくはなかった。
僕にとっては、生き返ることと同じくらい、 叶えたいものだったから。 たとえそれが、我侭とか自分勝手とか、 そんなふうに呼ばれたとしても。]
(255) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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[コンポーザーの彼の言葉>>245にこく、と頷く。 それを彼が見届けた、そのときだったか。]
…。
[そのときの感覚は、どう、形容すればいいんだろう。
例えるなら、ずっと見当たらなかったパズルの 1ピースを見つけたときのような 何かがストン、と在るべきところに嵌ったような、 そんな不思議な感覚。]
(256) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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―――…。 …ミーム、ちゃん。
(257) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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あ、ええと…。 あらためて話すのも、なんだか不思議な感じがするね。
[思えば一週間ずっと一緒にいたのに、 こうして直に言葉を交わすのははじめてなのだなぁと そう思うとこそばゆいような、なんとも形容しがたい気持ちになる。]
……どうしようか。 何から、話したらいいのかわからないくらい、 話したいことは、たくさんあるんだけど。
あ、でもひとつだけどうか先に言わせてね。
[そういうと、彼女と向かい合う形になって、その手をとる]
(258) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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――…ありがとう。 ずっと、僕のことを支えてくれて。
[伝えたいことは、本当にたくさんあるけれど。 最初に、そして彼女に一番伝えたいのはきっと感謝の言葉**]
(259) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃
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…あいなちゃん?
[告げられた、彼女の名前に微かに瞠目する>>270]
そう、なんだ。
[初めて聞くその名前は 不思議なくらい自分の中にすとん、と落ちた。
“Meme”という彼女のハンドルネームは、 自分の中で確かに特別だったけれど。
――…でも、それ以上に]
あいなちゃんって名前、そんなに地味、なのかな…。 僕は可愛いと思うよ?
[彼女の名前を、知れたことは素直に嬉しい。]
(310) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[彼女の両手に手を握られながら>>272少し、言葉を選ぶ。
あのとき>>7:48>>7:51、 自分がトレイルだと伝えたときは気恥ずかしさと、 何より自分を信じてもらえないんじゃないかという迷いがあった。
でも、それではきっとダメなんだろう。 本当に伝えたいことは、きちんと相手を顔を見て伝えなければならない。]
(313) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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うまく言えないけど。 ……こうして、実際に会って話ができて。 君が普通の人として、存在してくれてるっていうのが 僕はすごく嬉しいんだ。
[彼女の手のひらの、その温かさを確かめるように。 ぽつりぽつり、言葉を紡ぐ。
顔の見えない、だけど自分の心を救ってくれた誰かが、 自分と同じ世界に確かに存在していて。
そうして同じ“現実”に生きている、 そんなありふれた誰かの心に、 自分の歌が確かに響いていたのだと。
――そう気づけたことが、とても、嬉しい。]
(315) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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それに。 ハンドルネームのことを言ったら、 僕だって人のことは言えないんだから。
[両手を握られたまま、くすくすと楽しげに笑う。 いや、実際になんだか擽ったいような、 楽しい気持ちだったのは紛れもない事実だけど]
トレイルは“彗星の尾”って意味もあるけど、 他にもいろんな意味があって。
その中のひとつが“船の航跡”。 …僕の航(わたる)って名前と、同じ字を書くんだ。
[一度ほどいてもらった彼女の手のひらに 指先で“航”の一文字を書く。
英和辞典を引いて、自分でつけたんだよ、なんて。 今まで他の誰にも話したことのないことまでつい口にしてしまう。]
(318) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[そして、ここにいられる時間も、もう長くはないのだろう]
…こちらこそ。
[彼女の言葉>>272に、あらためて返す。]
僕も、愛那ちゃんに会えて嬉しかったよ。 君にマブスラ教えてもらったのも、楽しかったし。
うん、僕も頑張っていくので これからも応援よろしくお願いします。
[ああ、そうだ。これもひとつ]
(319) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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[生きていればきっと、 どこかでまた出会うこともあるだろうから。
そして、それはきっと遠い日ではないはず。**]
(320) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃
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― After day/モリ区警察署 ―
えっと、ここが警察署、か。
[端末で住所を確かめながら、ぽつり呟く。 あの七日間のあいだも、ここのあたりは縁がなかったので いまいち確信が持てずにいる。]
…景山さんたち、いるかな?
[あのとき、はっきりと身元がわかるような格好をしていたのは彼だけだった。 彼がコスプレイヤーとかそういった類の人でなければ、ここに行けば何かしらの手がかりを得られるのではないか。 そんなことを考えてここにやってきたけれど…我ながら少し安易すぎたかもしれない。]
(370) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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お礼、いえるといいんだけど。
[あのゲームでは、彼と彼のパートナーには何度もお世話になったから。 せめて一言でもいいからお礼が言いたい。 あのコンポーザーが嘘を言っていたのではない限り、彼らも僕らと同じように生き返ることが出来たはず。 ……嘘をつく利点は思いつかないし、たぶん死んだままということはないはず、だけど。]
……悩んでてもしょうがないかな。
[手土産の「モリのバナナ」と三浦堂の「うさぎ饅頭」の入った紙袋を手に署内に入っていく。 ――その署内で何やらひと悶着あったことに気づくのはそれから少し後のこと。*]
(371) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃
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― After day/カフェぱせり ―
[あれから、目まぐるしく時間は過ぎて。 あの死神のゲームから2ヶ月ほど経った頃、 カフェぱせりの一席で彼が来るのを待っていた。]
お久しぶりです、北見さん。 すみません、お忙しいのにわざわざお時間頂いて。
[以前打ち合わせをした時と同じ、一番奥のボックス席。 待ち合わせ相手の彼がやってくれば、席を立って頭を下げる。]
(374) yuno 2016/06/22(Wed) 02時頃
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それで、このあいだお話があった モリ区での次のイベントの話なんですが…。
[そこで少し言葉を選ぶようにして区切る。 テーブルの前に置いた、猫を模した覆面にそっと触れてから、顔をあげて、目の前の北見をまっすぐに見つめる。]
…次のイベント、覆面なしで行こうと思っているんです。 それでそのことで少し相談できたらと思って、北見さんにお時間いただきました。
[ご迷惑おかけしてすみませんと再度頭を下げる。
彼も確かここ最近身辺がバタバタしていると他の社員さんに話を聞いたことがある。 そんな時期に我儘をいって申し訳ないとは思ったけれど。
…あれから少し時間が過ぎて、漸く自分のやりたいことの目処が立ってきたように思えたから*]
(375) yuno 2016/06/22(Wed) 02時半頃
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― After day/カフェぱせり ―
はい。
[彼の言葉に頷く。>>376 ひさしぶりに会った彼は、あのゲームに参加する以前と変わらない爽やかな印象のビジネスマンだったけれど。
…不思議と、その姿にあのときコロシアムや白い部屋で見かけた、少年の姿が重なって見えた。 最初に見かけたときは、弟さんか親戚の人かなと思ったものだったけれど。]
(407) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃
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いえ、こちらは無事終わらせることができましたから。 それよりもモリ駅で怪我をされたって 他の社員さんにお聞きしたので、そちらのほうが心配でした。
[ゆるゆると首を横に振りながら。
結局、あの日起こった事故そのものがなかったことになり、イベントそのものも無事に終了することができた。 そもそも僕の不注意で起こったものだったので防ぐこと自体は割と容易だった。
本当に、些細なことで僕は死ぬことになったんだなぁと思い返すと笑うしかない。 同時に、無事に終わらせることができて本当によかった、とも。]
(408) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃
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「―――覆面、無しで? 素顔で、参加されるつもりなのですか?」
ええ。少し、思うところがあって。
[彼の驚いたような顔と声と>>377 彼の視線とが僕と手に持った猫の覆面とを交互に向けられる。 それから…]
…ありがとうございます。
[良いアイデアだと言ってもらえれば、 少しほっとしたような、照れたような表情を浮かべる。 そうして、猫の覆面に手を伸ばすとその表面を撫でながら]
(409) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃
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もともと、顔や外見だけで判断されたくないとか、 家族や親戚に迷惑をかけたくないとか、 顔を隠してきた理由は、色々あるんですが。 [そこまで言うと、猫の覆面を撫でる手を止めて顔をあげる。]
……少し前に、とある女の子と知り合ったんです。 その子は僕の歌が好きだと言ってくれて。 不甲斐ない僕を色々と助けてくれました。
[きっと、今ここにいられるのはその子のおかげなんです、と、少しばかり冗談めいてそう口にする。 それが決して冗談ばかりでないことは、目の前の彼にはなんとなく伝わっただろうか]
(410) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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その子に、最後に言われたんです。 歌ってほしい、これからも素敵な曲を作ってくださいって。
[きっと、その言葉自体はありふれたものなのだろう。 どこにでもあるような、ありふれた応援の言葉。
――…だけど、僕にとって彼女の言葉は何よりも、 前に進む勇気を貰える“魔法の言葉”だった]
(411) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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何より、もっとちゃんと いろんな人たちと向き合いたいなって思ったんです。 家族とも、ファンの人たちとも。…この世界とも。
[それに、と付け加えて]
こうして歌っていれば、いつかまた会えるかもしれない。 あの子や、あのとき出会った人たちとも。 いつか、その人たちにも僕の歌が届いてくれたら嬉しいなって、 そう、思うんです。
[夢なんですけどね、とはにかむように頬を掻いて。 それから、彼から出されるアイデアに頷いて案をまとめていくことになっただろうか。*]
(412) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃
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― After day/モリ警察署 ―
[ひとまず署内の受付に向かおうとすれば、 そこに聞き覚えのある声が掛かる。 振り向けば、見覚えのある黒髪と制服姿の彼>>371]
あ。景山さんこんにちは。
[まさかこんなにあっさり会えるなんて思わなかった。 ひとまず彼のところに駆け寄って]
あのときは本当にお世話になりました。 此方で景山さんについて尋ねたら、もしかしたら 何かわかるかと思いまして。 お会いできて、本当によかった。
(454) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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[ほっとした、という気持ちを隠すことなく 笑顔のまま、そう言葉を紡ぐ。]
あ、これお礼とお土産です。 よかったら朝比奈さんや皆さんで召し上がってください。
[そう言って、持参してきたきたモリのバナナとうさぎ饅頭を差し出そうとする。それから深々と頭を下げて]
景山さんと、それから朝比奈さんにも ちゃんとお礼を言いたいなと思っていて。 ――あらためて、ありがとうございました。
あ、いえ。 お礼を言いたいのはあの男の子と女の子にもなんですが…。
[そちらについては、手がかりらしいものもなかったから。 せめて、いつかどこかで会えればいいと思う。 今は、景山が元気そうな姿を確認できたことを喜ぶことにしよう*]
(455) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃
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― After day/ヴァニタス・コロシアム ―
[北見さんとカフェぱせりで会ってから暫く後。
そのあいだに景山さんにお礼を言いに行ったり>>473 彼からもう一組――桐原率くんと森里佳さんについて話を聞いたり>>474 もしかしたら、檸檬の香りのするタクシーに乗ることもあったかもしれない。
彼らにもお礼を言いたいと思っていたものの、 思っていた以上に忙しくなってしまい、気がつけば季節は変わっていた。]
(561) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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[僕の周りで変わったことと言えば、あのあと家を出たくらい、だろうか。 今はモリ区からそれほど離れていないアパートで一人暮らしをしている。 最初の頃は慣れないことに戸惑うことのほうが多かったけど、でも、あの七日間を思えばどうということはない。
家族のことは、今でも決して嫌いではない。 向こうが僕のことをどう思っているかは、正直なところよくわかっていないけど。
……いや、それは嘘になるかな。 それでも、僕は自分の選択を後悔はしていない]
(562) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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[家を出る前、弟と少し話をすることができた。
「本当にやりたいことがあるのなら、それをやればいい。 父さんたちに反対されても、それでもやりたいと思うことがあるなら」
今の僕は、あの頃のように、 彼の望みに素直に頷くことはできない。 僕は、僕自身“やりたいこと”を見つけたから。
それは決して楽しいことばかりではなかったし、 しんどいなと思うことのほうが多かった。
――…それでも、あのとき彼女に貰った“魔法”>>0:270>>0:275は、 僕が自分自身の望みを叶えようとしなければ、 もしも諦めてしまっていたら、決して与えられることはなかった。
いつか、彼と話をするときに、 彼にもそういうものが、見つかればいいなと思う。]
(563) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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[そして季節は夏。 ――"フォレスト・サマー・フェス" ヴァニタスコロシアムで開催される、アーティスト達の音楽の祭典。 そこに、僕は参加していた。]
…。
[日没とともに訪れる出番を待つ。 覆面なしでのイベントは初めてで、いつも以上に緊張するけれど]
(564) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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[また、会えたら話したいことはたくさんある。 あれからちゃんと、家族や友人には会えたのか、とか。 学校はどうだろう、とか。 でも、今はそれよりも、彼女の“お願いごと”を叶えよう。
――彼女が取り戻してくれたこの“声”が、 彼女に、そして“世界”に届くように。
雑音に埋もれ行く街と、 かつてコンポーザーの彼はそう言っていた。
この世界は決して、美しいものばかりではない。
それでも、この世界にはきっとまだ、僕らの知らない音も、 人も願いもあるはずだから。 ――僕はそういうものを見つけたいし、信じたい。]
(565) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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[そうして、出番がやってきて僕はステージに上がった。 ここから見る観客席は、まるでサイリウムの星の海のよう。]
こんばんはー!! どうか楽しんでいってください!!
[そうしてアリーナから聞こえてきた声>>469に笑顔で手を振って]
(566) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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ありがとうーー!!!
僕も大好きだよー!!
[この暗闇にも、サイリウムの輝きにも負けないくらい、 強く、強く声を響かせる。
感謝も喜びも願いも、あらゆる想いを全て包み込んで。 この声がどうか、届いて欲しい人たちに届きますようにと。 僕は歌う。歌い続ける。**]
(567) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃
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