266 冷たい校舎村7
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[覚えていますか。遅すぎる四月一日。
春の日差しの中現れたあなたの足取りは
どこまでも羽のように軽やかで、
ちょっとばかり重石がないと、どこか寂しそうだった。
宮古瑠璃。
青空と春の花がよく似合っていたよ。]
あんまり寂しい思いをしないようにな、みやこさん。
[野良犬からの心配はいらないと思うけど
痛いなら痛いといってもいい、なんて
そんな慈悲をくれたものですから
俺は、ちょっぴりあなたの背中が好きです。
なんにも背負っていない
ただの人でしかない、小さな背中が。]
[よくイヤホンをしている姿が
整って微笑みのよく似合う顔が
少し浮世離れしているようにも見えていて
あなたが作った音響は、真に迫るようだった。
柊紫苑。
あなたは誰に忘れられることを恐れますか?]
素敵な名前。ってずっと思ってた。
[こんな世界から出るのを嫌がったあなた。
きっとここが好きというわけじゃなかったと思うけど
俺はここにいるあなたが好きだった。
笑う以外の表情もちゃんと覚えたので
来世は、親しくない仲からお友達になりたいものです。]
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──二階:放送室──
[ いよいよ取り残されたかもしれない と考え始めた時に、 三度、いいや四度、合図が為される。
何が起きたのだろうと辺りを見回すが、 特段変わったことはない。 変化を探しに怜奈は校舎の中を歩く。 そうして見つけた二階の異変。>>3:430 ]
開きっぱなし。
[ 狭いワンルームのアパートならば、 冷暖房も大して気にならない。 誰かの精神世界でも。 そこまで考えて、ここでは、精神世界では、 冷暖房費について考慮はいらなかったのだと思う。 ]
(51) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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[ 何事もなく扉が開くとは考え難い。 怜奈は、扉の中を覗く。
扉の中を覗き込めば、 動いてるクラスメイトの姿。>>50 廊下とはまた違った音楽が聞こえ、 マネキンが壁に凭れていた。 京輔の耳には、見覚えのあるイヤホンが在る。 ]
……柊?
[ 傍に寄れば、頬に伝う赤を親指で拭う。 拭っても、完璧には拭いきれずに、 白いマネキンの頬には擦った赤が残る。 ]
(52) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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[ 泣いてるのだ、と思った。 同時に、可哀そうに、と思った。 ]
なんで泣いてるのか聞いたとしても、 返事はないね。
[ そこにいるのは物言わぬマネキンだから。
呟いた声は、J-POPの音に掻き消される。 放送室に入ったのは初めてではあったけれど、 指に着いた赤をスカートで拭ってから、 直感でスイッチをいじれば、流れていた音楽が消える。 ]
(53) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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[ そこでようやく京輔へと顔を向けた。 ]
取り残されたかと思ったけど、 まだ、動いてる人いたんだ。
[ そっか、よかったと小さく呟く。 そして、再びマネキンへと視線を向けて。 ]
体育館に運んだほうがいい?
[ どうすべき?と京輔に指示を仰ぐ。 ]**
(54) 2019/06/14(Fri) 19時頃
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──二階:放送室──
[ 音にされた人。音とならない人。>>62 堅治に彩華は、あまり個人行動を好むイメージはない。 特に彩華は、葉子と一緒に居る姿が多かった。
京輔の瞳をじ、とみて。 なんとなく、二人はもういないのだと感じた。 ]
……そう。
[ 上着を返しそびれた。 誰かの精神世界の中だから、 何か問題が生じることは考え難いけれども、 なんとなしに残念だ。
チャイムが鳴る前に見つけるべきだった。 ]
(73) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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[ マネキンをまともに見るのは、 実のところ初めてだった。 愛子の事も、時間にして1分も眺めていない。
マネキンはよくできている、と怜奈は思った。 ]
わかった。 そうね、そんなに遠くないからよかった。
[ 仰いだ指示の回答に頷いた。
目線を少し泳がせた後に、 マネキンの上半身をもつために、 肩から後ろへと両手を滑り込ませた。 ]
(74) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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[ 京輔もマネキンを持ったなら、 どうにか息を合わせて、体育館へと向かうべく、 放送室を出る。
そして、そこで拓海に出会うのだろう。>>71 ]
マネキンなのに、重い。 手伝ってくれると、嬉しい。
[ 若干腕が震えている自覚はあったため、 頼もしい申し出であった。 ]*
(75) 2019/06/14(Fri) 21時頃
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──二階:廊下──
[ どうやら拓海は具合が悪かったらしい。>>79 非日常が精神を摩耗させているのだろう。 それとも、身体の不調か。
持つよ、と言われて全てを任すわけにもいかない。 代わらず、加勢の応援を頼む。 左側に寄って、右側に来るよう場所を譲った。 ]
居なくなる条件って、なんだろうね。
[ わからないな、と呟いて、 マネキンの上体を掴み直す。 ]*
(86) 2019/06/14(Fri) 21時半頃
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──二階:廊下──
[ 帰りたくないな、と怜奈は思うが、口には出さない。 願いを口に出しても、この世界じゃ、 いいや、どこの世界でも叶うわけではない。 願いを叶えるのは、自分自身の力だ。
気がつけば、そこに悟が居た。 マネキンの方ばかり見ていたせいか、 急に廊下から現れたように思えて驚く。 話の流れを静かに見守る。 二人で一つのマネキンを運ぶということで、 全てが結論付いたようだ。 ]
(96) 2019/06/14(Fri) 22時半頃
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[ 悟からも視線が飛んでくる。 頼まれて断るほど非情でもないから、頷いた。 示された首輪は大きいように思えた。 ]
……わかった。 宮古さん、大型犬でも飼ってたの?
[ バランスを崩さぬよう、 そっと紫苑だろうマネキンから手を離す。
何処を持てばいい?と小声で悟へと声を掛けながら、 ちょうどいい塩梅におさまるだろう。 制服に血がつくなあと思うは思うが、 厭わずマネキンを掴んだ。 ]*
(97) 2019/06/14(Fri) 22時半頃
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──廊下──
[ 足、と指示され、マネキンの足を掴んだ。 マネキンは勿論のこと、自発的には動かない。 ]
クラスメイトだし。 何より一緒に精神世界に飲み込まれた仲じゃない。
[ 悟が悪いと思う必要なんて、何処にもない。 大丈夫と言外に含ませて、応える。 ]
ふうん。 じゃあ、そのペットの首輪なのかもね。 どうしてこんなところにあるのかも、 宮古さんらしきマネキンが掴んで離さないのかも、 理由はさっぱりわからないけど。
[ 先程よりは軽いが、此方も重力が働いている。 歩幅が狭くなるのも当然だろう。 ]
(113) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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[ 前の二人が少し遠い。 追いついた方がいいと思いつつも、 動かす足の動きは重たい。 ]
そうみたい。 髪型とか、イヤホンとか。 それで推測して。
……まだ動いてるのは、私たちだけかも。 蛭野曰く、七月さんや轟木も 三度目のチャイムまでは動いてたみたいだけどね。
[ 状況把握のためだろう。 紫苑のことを聞かれれば、そのままに。 近い距離が随分遠いように感じるけれど、 少しずつだとしても体育館への距離を縮める。]*
(114) 2019/06/14(Fri) 23時頃
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──→体育館──
[ クラスメイトとのことは、>>115 表面的なことくらいしか怜奈は知らない。 瑠璃のことも。悟のことも。他の人間だって。
わからないという悟に、小さく頷く。 手放せない首輪の理由を二人で検討することは、 それ以上ないのだろう。 ]
……ホストは、この四人の誰か、か。
[ マネキンになった誰かがホストとは考えられない。 前を往く悟や、京輔、拓海。もしくは怜奈。 誰かひとりがこの精神世界を作り上げた。 ]
(205) 2019/06/15(Sat) 15時半頃
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七月さんなら、 相談を誰かにできるから大丈夫だと思う。
[ “無事”かはどうか、わからないけど。 どういった理由であれ、>>116 自身の中にため込むことはないのだろう。
謝罪には小さく頭を振って、 遠くなった二つの背に追いつくべく、足を動かす。 ]*
(206) 2019/06/15(Sat) 15時半頃
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──体育館──
[ 足を踏み入れた体育館には、 布に包まれたなにかが既に三つ並んでいた。 赤のような黒のような色に染まるは、 愛子を模したマネキンだろうか。 ]
……
[ 得体のしれないものが幾つか並んでいると思うと、 気味が悪くて仕方がない。 紫苑らしきマネキンの隣に、 持っていたマネキンを並べる。 気が付けば拓海が言葉を紡ぐ。>>112 ]
(207) 2019/06/15(Sat) 16時半頃
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あんまり、ここには居たくない。 ……それじゃあ。
[ 拓海に続いて、怜奈も発言をする。 またも、さよならも、正しくないようで、 よくわからない挨拶を一つ。
それに、なんだか喉が渇く。 飲み物を調達すべく、怜奈もまた体育館を出て、 購買へと向かう。 ]*
(208) 2019/06/15(Sat) 16時半頃
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──回想:相談事──
[ 歯切れの悪い返答に、へえと声を返す。 葉子の胸の内は勿論知ることはない。 ]
決めてる。
うち、貧乏だから、 特待生にでもならないと大学行けそうもないの。
[ 名は知れているが、難関大よりランクが低い 私立の大学の名前を幾つか付け加える。
隠すつもりはない。 おはようと言われれば、おはようと返すし、 進路はと聞かれれば、内容を話すのだ。 ]
(211) 2019/06/15(Sat) 18時頃
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[ 満足げな表情はすぐに真顔へと変わる。
春を売るのも、買うのも、悪いこと。 労働とは、もっと尊くあるべきだ。 値段もつかない労働などあってはならない。 ]
それで得たものを問題ないと感じるなら、 七月さんにとっては悪いことではないのかもね。
……それに。 私たちは、そんなことしなくても、 きちんと労働をして稼げる側の人間なのに。
[ 後半は声のトーンがおのずと低くなる。 よくない、とまた声を取り繕って。 質問の答えを返す。 ]
(212) 2019/06/15(Sat) 18時頃
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私は、大丈夫だから。
[ 平気、と付け足し、 そろそろ時間だ、と怜奈は教室を出ていく。 ]*
(213) 2019/06/15(Sat) 18時頃
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──購買──
[ 珈琲を飲もうと、購買にやってきた。 レジの上に置いてあるメモが目に入り、 怜奈の視線は鋭くなる。>>2:421>>2:422 ]
あ? 何勝手にツケにしてるわけ?
[ はあ、と思い切りため息をついた。 そこにいたなら、存分に文句も言えるが、 既に紫苑はここにはいないだろう。
メモを見詰めて、 字ぃへたくそと悪態をついてから、 飲み物コーナーへと向かった。 ホットコーヒーの缶を取って、プルタブを引く。 口の中に広がる苦さを味わいながら、 レジ前のメモに、追記する。 ]
(264) 2019/06/15(Sat) 22時半頃
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『三年七組柊に、 ホットコーヒー代をツケておいて』
[ 少し角ばった文字が下に並んだ。 ]*
(265) 2019/06/15(Sat) 22時半頃
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[ 教室へと戻る。 毛布に鞄。 紫苑の上着に触れて、迷って。
結局それは持っていくことなく、 二つの装備品を手にしながら、 階段を二階分を昇った。 そして、再び夜が更ける。 ]
(282) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 目が覚めた。 ]
(283) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 携帯を見れば、習慣づいた時間である。 眠気はあまりないために、 異変でも探すか、心づもりで、 荷物はそのままに階段を一階分降りた。 ]
(285) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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──四階:廊下──
[ ひたり、ひたりと音がする。 後ろを振り向けば、なにもいない。 ほうと向き直って息をついた後、 脹脛になにか触れた感触が伝わる。 ]
────ッ!
[ 一瞬ならば、 何か物が当たっただけと合点できたのに、 其れは足へと纏わりついている。 肉塊のような其れは汰風流だ。 人間の足首から先が、顔だろう部分についている、 どうにも受け入れがたく、気持ち悪い姿。 ]
(287) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ こんなところにいるはずもない。 ここは怜奈の精神世界だとでもいうのだろうか。 ]
ちがう、ちがう、ってば!
[ 足を振って、それを振り落とす。 怜奈自身、人がいないこの場所は心地よいけれど、 四階の家庭科室の惨状やマネキンの並ぶ体育館は、 居心地が非常に悪い。 そして、なにより。 怜奈自身が、クラスメイトに向かって、 あんなメールを送るとは、考えられない。 ]
(288) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 謎のメールの主は言った。 楽しかった。 好きでした。 早く忘れて生きてくれ。
残りの時間を楽しんで。 ]
(289) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ もし田所怜奈が齢18で 世界から消えるとするならば、
恨み言に塗れた言葉を残すだろう。 ]
(290) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 振り落とした汰風流は、 再び怜奈のほうへと寄ってくる。 気管支が締め付けられるようで、 息もまともにできなくて、立っていられない。 ]
……は、
[ 立ち上がって走り出してしまいたいのに、 上手くいかない。 酸素が足りない。 苦しい。
少しでも距離をとるようにと手と足で這って、 近くにあった教室へと入って、扉を閉めた。 ]
(291) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 姿が視界から消えれば、幾分か気が楽になる。 背を扉に押し当て、開かないように。 開いてしまわないように。]
なんなの!?
[ やめてよ。やめてよ。 共通言語を話せていると信じていた時に、 両親にその宗教はやめてと何度も言ったことが、 頭の中によぎる。
すべてが過ぎ去るまで。目を閉じる。 ]
(292) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 再び、足になにかが触れる。 目を開くと、教室の中には汰風流が、 文字通り溢れていた。 ]
ぁ、や、……ひっ
[ どこから湧きだしているのか不明だが、 どんどん数を増やしていっている。 教室から出ようとするも、 身体が思うように動かない。 できたことと言えば、 両腕で自分を抱くことだけだった。
足に纏わりついていた汰風流も、 段になり段になり、胸の高さまで来ている。 ついには、額に肉塊が触れた。 ]
(293) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 救いをあげよう。 ]
(294) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ そんなものは、要らない。 私は何にも、 誰にだって、縋ることはない。 ]
(295) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 声が聞こえた気がして、 小さな子供のように首を横に振る。 否定をすれば、 瞬間、怜奈は汰風流の群れの中に埋まった。 ]*
(296) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 五度目のチャイムが鳴る。 ]
(297) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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[ 四階、生物室。 部屋の前には、 黒い顔料を踏んだような足跡が一筋のみ続いている。
足跡を辿った先の扉、 なにかが引っかかって簡単には開かない。 無理に扉を開けたなら、 そこにはマネキンが一体居るだろう。
自分を抱きしめるような恰好だ。 力を入れすぎたのだろうか、 指先はところどころヒビが入っている。 触れたなら、崩れてしまうだろう。
きつく編んだ長い三つ編みが、 田所怜奈を模していると示していた。 ]**
(298) 2019/06/15(Sat) 23時頃
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