97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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全
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[これは死を齎す声《ヴォイス》]
(0) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[神父の手を頭に感じてすぐのこと アルトの歌声《ヴォイス》に絶望の響きを感じた
深く暗い深淵を覗いたかのような
それが自分のものであったと 「セシル」が感じたのに気づくのは もうしばらく後のことだろう]
(7) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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コンデンス? また、鼠の振りですか?
[肩から下りた人形使い《パペットマスター》が ひとの言葉を発さないことに首を傾げる
次の瞬間、ふっと力が抜けるのを感じた]
(9) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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あ、マスターは…アスランにそこまで…
[そろそろ、交代なのを感じた 本来の持ち主であるアスランが起きるのだろう
コンデンスはアスランに 人の言葉を「話さない」のではなく「話せない」 その理由も納得がいった
*意識が遠のく*]
(13) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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― 在りし日の木陰・2 ―
[季節は一体、いつだったろう。 穏やかで、風も少ないお昼前。
小さな教会の片隅にある。 緑なす一本のプラタナス。
その木陰で小さな子どもがひとり。 今にも泣きそうな顔で佇んでいた。
『誰が駒鳥いじめたの?』
彼に尋ねてみたが、首を横に振る。 それは、こうしてる時にはいつものこと。 そして、そのまま彼がなかなか動かない。 そうなってしまうのも、いつものこと。
しばらく、考えるまでもなく。 隣にストンと膝を抱えて座り込む。]
(52) 2013/09/30(Mon) 12時頃
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[行かないの? と、いいた気な顔で。 自分を見下ろす彼に、にっこり笑い。 一緒に座ろうと、地面をぽんと叩いて誘ってみる。
怪しいものを見る眼差しに。
『だって、ここでも歌えるし』
と、どこ吹く風。
まるで、それに合わせたように。 そよりと戦ぐ一陣の風。
『ほら、歌ってる』
葉擦れの音でざわめく梢を指差して。 ひらりと舞う蝶を指差して。 微かに聞こえる車の音も、そうだよと。]
(53) 2013/09/30(Mon) 12時頃
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[童話めいた言葉をするする紡ぐのを見て。 毒気を抜かれた彼は。 どこか呆れたように、どこか諦めたように。 ゆるゆると、その隣に腰を下ろす。
2人の見ている風景が。 2人の聴こえる音楽が。 同じものかは分からない。
けれども、頬を撫でる風だけは。 等しく優しく、柔らかかった。
さわさわと鳴り出す梢に視線を移す。 そのタイミングだけは、同じだった。
教会から、聖歌が流れてくる。穏やかなひと時。]
(54) 2013/09/30(Mon) 12時半頃
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[その終わりを告げに来たのは。 黒いスータンに身を包む「神父」らしき青年。 群れから逸れた仔羊を、迎えに来た羊飼い。
駒鳥は、素知らぬ顔で立ち上がり。 渋々ながら、頭を撫でられて。 戻ろうよ、と口にする。
いつもの彼に。小生意気な駒鳥に。 ふわりと微笑みながら。 勢いよく立ち上がり、服の土埃を払う。
彼は自分とは似てはいないが近かった。 けれども、彼は「自分が欲しいもの」を持っていた。 けれども、彼は「それには」気づいていなかった。
先へ行く彼の背中を見つめる。]
(58) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[自分は、決して不幸ではない。 むしろ、この箱庭の中では恵まれ過ぎていた。
だから、これは贅沢な望みなのだ。 全てを欲してはいけない、望み過ぎてはいけない。
そう、自分にいい聞かせる。 服の胸元をぎゅうっと掴みながら、自分を宥める。]
(59) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[ふと、自分の頭を撫でる手で我に返る。 「神父」がこちらを見ていた。
金色の木漏れ日が。 梢の葉と共に煌めくモザイク。 それを背景にした「神父」は。 まるで聖歌で歌われる遠いもののように思えて。
どこか、胸が痛んだ。
撫でられて、嬉しいはずなのに。 泣きそうになった。
あれは、一体いつだったのか。 彼は一体誰だったのか。 胸の苦しさが、何だったのか――分からないまま。]
(60) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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[正午を告げる《鐘の音》が。 一際、高らかに。 大きく鳴り響いた記憶だけは確か。]
(61) 2013/09/30(Mon) 13時頃
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クシャミは、へっぷしゅん、とくしゃみをしてから目を開けた。*
2013/09/30(Mon) 13時半頃
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…あ、神父様?
[夢の続きみたいな気がしたが。 視界に入った神父は。 自分とさほど背格好の変わらぬ青年で。 昔の夢を見たのだと。]
(79) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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あ、コンデンス…どうした…って
[それよりも自分の今の状態に。]
…………………えっ?
[間抜けな声。]
(91) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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明之…《音色》が変わった?
[それ以前に姿の変化もあったのだが。 変わっていても。 《鈴の音》には彼の面影が。 《魂の音》に変化はあっても。 《聴け》ば、着物を着た彼であるのは分かる。]
(98) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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で、神父様…これ、どういうこと?
[横抱きとは、いわゆる「お姫様抱っこ」で。 「セシル」と呼ばれたことよりも。 この状態の方が、かなりの重大事。]
…っていうか これ、かなり本気で恥ずかしいから 俺を…下ろしてください
[思わず、震え声で敬語になった。]
(99) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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[どのような経緯で。 神父におろしてもらっただろうか。 《音色》も姿も少し変わって。 それでも、面影はそのままの明之に。]
しばらく、見ない間にでっかくなったなあ 着物って…背が高くてもクールだわ
[と、呑気に声をかける。]
…けど、まだまだ悲しそうだ 《探し物》は一体何?
よければ、一緒に探すよ?
[まるで、落とした財布を。 まるで、迷子の仔猫を探すかのように。]
(103) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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おい、今…セシルじゃないとか思って がっかりしただろ?
…それは、俺とセシルに失礼だ、謝れ
[おろしてもらって、すぐにそう切り返す。]
けど、お荷物になったのは悪かった …運んでくれて、ありがとう
[少し照れながらも、礼はいう。]
(104) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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さすがに、この歳で お姫様抱っこされる身にもなって欲しいよ 覚えてろ…近いうちに
絶 対 に や っ て や る
[けれども、かなり気にはして。 にっこりと、目だけ笑わず宣言した。]
(112) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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明之の別名って、ソプラノ? …そういえば、あの少年はアルトだし バス、テナー、バリトンなんていそうだな
[まさか、そのままの天使であるとか。 分かっていないのだけど、思わず返す。]
なら、伴奏は《ピアノ》とかありそうだな… 弾き振りで《ピアノ》が《指揮者》もありだし
[何となく、思いつきを呟いた。]
(117) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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や、全然…分かってない コンデンスが、神父の昔の知り合いだとか 教えてくれたくらいだし
[神父からセシルの伝言を聞き。 デイバッグから、件のノートを見て。 ひとこと。]
セシル…使えねえ…
[ボソッと呟いて。 あからさまにがっかりした。]
(120) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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と、とりあえず…俺も明之の話を聞きたい さっぱり、分かってないけど
[渦中にい流るにもかかわらず。 事情が飲み込めてないのも包み隠さずに。]
出来ることあるならするよ?
(122) 2013/09/30(Mon) 23時半頃
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[ふと、何かが脳裏を過る。 少し考えこんでから、ポツリと。]
いや、伴奏は《ピアノ》だけじゃないか 教会なら…《オルガン》がある
じゃあ、《指揮者》は《オルガニスト》なんじゃない?
[何かの回路が繋がったかのように。]
(124) 2013/10/01(Tue) 00時頃
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あ、明之は…無理させてごめん…
[>>125痛みを堪える彼に近づき。 その、頭を優しく撫でながら。]
(134) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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時が来て、旋律《メロディ》が集まれば分かるから
[そういいながらほほ笑んだ。 声《ヴォイス》を使っていたのだが。 本人にその自覚はゼロだった。
ただ、彼が落ち着けばと思っただけ。]
(135) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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えっ…じゃあ、俺のでいいんじゃ…
[神父と鼠の声を聞き、そう反論した矢先。]
うわ…また、お化け蔦かよ!
[思えばこれには恨み一塩。 恨みを込めて、言い放つ。]
(138) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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とっとと、枯れてくれない?
[>>1:480 奇しくもセシルの言葉と同じであった。 元々、同じ魂を共有していればこそでもあるが。]
(139) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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[ほんの少し勢いが落ちたくらい。 枯れるまでは至らず。]
…やっぱり、無理か
[思うようにはいかなかった。 急かすような鼠の声に。]
分かった、俺も行く! 神父様は明之を連れてって
[と、共に上へ向かって行った。]
(143) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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クシャミは、枯れ切るまでは無理だったようで、がっかりした。
2013/10/01(Tue) 00時半頃
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アルト、またなの?
[さっきの王宮での記憶が蘇って。 声のする方へ、不協和音を頼りに向かうのだが。]
(144) 2013/10/01(Tue) 00時半頃
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神父様、アルトを放しちゃダメ! しがみついて!
[思わず、そう叫ぶ。 彼らは間に合うだろうか?]
(147) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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クシャミは、カランカランという、鍵の落ちる音を聴いた。
2013/10/01(Tue) 01時頃
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あちゃ…間に合わなかったか…
[神父に追いついてしまった。 それは、失敗を意味することで。
鍵を拾う神父を見ながら。 手のひらに鼠を乗せた。]
(154) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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で、神父様…どうする? まだ、ここにいる? それとも、何処かで作戦会議でもする?
[明之はどのような状態だっただろうか。 彼の意見も聞きながらも。
やはり、心配ではあったので。 その提案をする。]
あと、神父様は誤解してるって コンデンスはいってた あなたが《指揮者》の《オルガニスト》だよ
[ムッとしながら、伝える。]
(156) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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翻訳するよ? いい?
[縋るような神父を見る。 真剣な眼差しだけに。 いいにくいのだが。]
(166) 2013/10/01(Tue) 01時頃
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[口を塞ぐ神父の言葉へは無言で。
『まだ、消えたくない』
それが、彼の怯えていることなのかと。]
(171) 2013/10/01(Tue) 01時半頃
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"鍵については、詳しく知らない。" "けど、偽鍵だから…誰でも開けられるものじゃないよ" "本物があれば、自ずと鍵穴も分かるし開けられる"
[どこまで、真実かは人形には分からない。 ただ、マスターの言葉をそのまま伝えるだけ。]
(172) 2013/10/01(Tue) 01時半頃
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神父様も…子どもみたいだ
[ポツリ。 呟いてから、頭を撫でて。 悲しげな眼差しで、ほほ笑む。]
神様からの贈り物《ギフト》はね 強ければ、強いほど…孤独を引き寄せる
けど、神様もきっと孤独なんだ だから、《ギフト》を授けて…孤独を分ける 多分、誰かと孤独を分かち合いたかったんだね
(177) 2013/10/01(Tue) 02時頃
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うん…戻って、ゆっくり話しながら休もう
[神父の言葉に頷いた。 白い鼠は物言いたそうではあったけど。]
(180) 2013/10/01(Tue) 02時頃
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ねえ、セシルってどんなヤツ…だったの?
[部屋へ戻るついでに徐に。 自分と交代して、現れるという彼。 それが知りたくなって聞いてみる。]
(182) 2013/10/01(Tue) 02時頃
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[神父から手を退かされて。 クスッと笑って。]
だから、子ども扱いされて 大人ぶるのが子どもなんだって 子ども扱いされて、喜べないのは 大人になりたい子ども
子ども扱いされて、喜ぶのは 質の悪い子どもか、振りをしてるだけ …それか、本当に分かっていないだけ
(192) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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…神父様? 何かあったの?
[>>189突然の声に首を傾げた]
(194) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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ふぅーん…セシルってそういうヤツ? ノートの中身がああだったから
…俺と大差ない、声楽馬鹿かと思ってた
[神父から見たセシル像へはそんな返事。]
(197) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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大人なんて、でっかい子ども…そんなの幻想だ 神様だって、案外子どもなんじゃない? 天使だって…アルトも明之も、どう見ても子どもだし
[自分もちろんそうなので。 棚には上げていない、はず。]
(200) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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ああ、コンデンスは…なんだろ? 俺への隠し事を洗いざらいいってくれれば
…教えてやってもいいぞ
[肩の上の鼠をつんと突いた。]
(204) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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お、おい…何それ…マジ!? ったく、俺が聞きたいのは…そういうことじゃ
[突然パッと顔を赤くして。 狼狽えた。]
(207) 2013/10/01(Tue) 02時半頃
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お、いってくれるし… 俺にどんなメモを残したと思ってる?
[大人びている、それはただの幻想だ。 と、言外につけ足して。]
(210) 2013/10/01(Tue) 03時頃
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クシャミは、神父の用意してくれた椅子に腰掛けて
2013/10/01(Tue) 03時頃
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し、神父様は知らなくていいことですから! …まだ、消えたくないでしょ?
[コンデンスの囁きについては。 そう、いっておく。 無関係ではなさそうなので。]
(212) 2013/10/01(Tue) 03時頃
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聞いて驚け…全然、役立たないことだ っていうか、それを俺に見せて意味あんの? 俺じゃなくて、セシルからいえばいいことだし
それこそ、俺が道化師《アルレッキーノ》じゃないか
[うんざりとしながら、呟やいた。]
(213) 2013/10/01(Tue) 03時頃
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ったく、面倒なことを…
[>>1:268 セシルが開口一番いった言葉とは。 *露ほども知らず。*]
(215) 2013/10/01(Tue) 03時頃
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正確には「俺から、神父様へ」伝えて欲しい? 要するに、俺は伝言を頼まれただけなんだよ …俺へ伝えたいことじゃない
だから、謎なんだって
しかも、そんなにまでして伝える内容? 次に交代あったら、いえば済むことじゃない?
…セシルが何考えてるのか、さっぱり分からん
[思わず、頭を抱える。]
(217) 2013/10/01(Tue) 08時半頃
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コンデンス、黙れ… さすがに、床でごろごろとか…したいよ!
なんだよ、お前らグルになってんの? 俺が馬鹿とか思ってんの? しばくぞ!
[要するに、もう*ぐだぐだしてるともいう。*]
(221) 2013/10/01(Tue) 08時半頃
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[神父に伝言内容を問われたならば。 どうにか、伝えるつもりだが。 それよりも。]
事情よく分かってないんだけど 俺と交代で現れる「セシル」って、幽霊か何か? 一体、俺の何?
…コンデンスは、俺に何隠してんの?
[今さらながら。 こちらが大事なことのような。**]
(222) 2013/10/01(Tue) 09時頃
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…前世? ああ、そうなんだ…
[神父から聞いた話。 それは、御伽噺みたいなもので。 ここまで、派手な不思議の連続からしたら。 あってもおかしくないくらい、に。]
それは、その…生まれ変わりがこんなので 申し訳ないとしか…
[神父の語るセシルは。 惜しい人を亡くした補正を差し引いても。 大事な思い出の1ページくらいではあるのだろう。]
(226) 2013/10/01(Tue) 12時頃
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[彼への愛情がどのようなものかは分からないが。 自分への落胆度合い。 そして、床を見て零した声の苦さが。
その深さを思わせる。]
(227) 2013/10/01(Tue) 12時頃
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で、コンデンスさんや…ここおいで
[部屋の隅で丸くなり。 様子見していた白鼠の名を。 有無を言わせぬ強い口調で呼ぶ。]
(228) 2013/10/01(Tue) 12時頃
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で、どの顔下げてのマスターなんだよ? オートマタだ? 何で、自分でやらないだよ、ぁあ?
しかも、セシルには洗いざらいぶちまけてるとか 俺って…そこまで、馬鹿とか思ってた訳?
[手の中に包んだら。 そのまま、握り潰しかねない剣幕で。]
気づかなかったと思ってんのかよ? …っていうか、気づいてなかったよ
俺の時には、人語話さないとか…何様?
[鼠の話が真実ならば「ご主人様」なのだが。 その前とほとんど、否むしろ逆転にも見える有様。]
(230) 2013/10/01(Tue) 12時半頃
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で、《指揮者》はああだし… 俺に何をしろっていうんですかね?
身体がないから わざわざ、未来から生まれ変わりをお取り寄せ? そこまで、出来るんだったら… セシルを死なせない方がよかったんじゃない?
セシルだって、あんな事書いて…
[ノートを見ていたら、嫌でも分かる。 自分が自分でいる必要などないことが。]
(234) 2013/10/01(Tue) 12時半頃
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…人間、なめんなよ!
人形使い《パペットマスター》だか 道化師《アルレッキーノ》だか、知らないけど
弄んで好き勝手にした相手に 後始末させんな!
[中身が沸騰した薬缶のように。 ぷんすこと、怒ること67(0..100)x1秒。
ようやく、治まった頃に鼠はどうなっていたか。 そんなことなど、お構いなしに。 ポツリとこういった。]
(237) 2013/10/01(Tue) 13時頃
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神父様…セシルからの伝言だけど
「あなたの伴奏でアリアを一曲歌いたい」って
…曲目は、ヘンデルの「"Ombra mai fù"」 レチタティーヴォつきの全曲《フルコーラス》で
[オペラ「セルセ」の有名なアリア。 声楽の入門書「イタリア古典歌曲集」の初巻にあり。 声楽を学ぶ者でなくても知ってる曲だ。
これに、神父はどのような顔をしただろうか?*]
(238) 2013/10/01(Tue) 13時頃
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[痛い暑い寂しいお腹すいた苦しい勝ちたい悔しい大嫌いだ死んでしまえばいい眠い憎い嬉しいあれが欲しい強くなりたい負けたくない憎たらしい踏み潰してやりたい眠たいお金持ちになりたい熱いうるさい悲しい息ができない助けて休みたい腹減った消えてしまえ死にたい旅行したい優しくして帰りたい掃除して美味しいものがいい靴が服がほしい寝たい喉が渇いた早くして黙れ寒い苦い昨日に戻りたい安くして助けたい愛してる]
うるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れうるさい黙れ
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― 1900年初頭・大聖堂 ―
[話が一段落してから。 誰かが淹れてきた紅茶を飲みながら。]
アルトたち、大丈夫かな? 他に行く方法…明之とか分かるかな? 2人を探すとか時空をパッと移動とか、出来ない?
[消えてしまった、天使とチェレスタ。 2人がどこへ行ったのか。 もし、そこに明之がいたなら尋ねただろう。]
(267) 2013/10/01(Tue) 19時頃
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|
そういえば、神父様 もしかしたら…俺の弟分もこっちに来てるかも
ロバート・グウェンドリンっていって 小生意気な眼鏡小僧なんだけどさ 大聖堂そばの寄宿学校に通ってて…歳はアルトくらい?
[と、紅茶を一口。]
実は、アルトを追っかけていた時に… あいつ「グウェンドリン様」とかいってたんだ 関係者だったりして
[まさか、知らないよね? と軽い口調。]
(268) 2013/10/01(Tue) 19時頃
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|
ロバート…ロビンもさ 俺みたいに音楽《ギフト》が《聴こえて》たみたい
けど、ちょっと敵作りやすい損なタイプっていうの? だから、よくそのネタで色々あって 目が離せなかったな…
[鼠の曲芸を眺めながら。 ロバートが聞いたら憤慨しそうなことを。]
あいつ、殺しても死ななさそうだけど …やっぱり、心配だな
[*ポツリとつぶやいた。*]
(273) 2013/10/01(Tue) 19時半頃
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|
[神父のアルトの声が《聴こえる》という言葉。 それは何故だか、驚きを隠せず。]
…まさか、本当に縛ったまま?
[と、返してしまう。]
あ、チェレスタ…か そっちの方がもっと心配だよな
[無意識のうちにスータンの胸元を。 ぎゅっと握りしめていた。]
(310) 2013/10/01(Tue) 22時半頃
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[静かにしていた明之が急に苦しむ声で。 ふと、我に返り。]
明之…どうしたの? 一体、何を《聴いた》?
[まだまだ、完全な状態ではない。 この不安定な天使を掻き乱すもの。 耳を澄まして《ギフト》の中に混ざるそれを探す。]
(313) 2013/10/01(Tue) 22時半頃
|
|
これは…何? ザワザワする《ノイズ》?
[そして、昏い箍の外れたような狂気。 これは…慣れないものには毒。]
明之…これは《聴いたら》ダメだ 明之が壊れてしまう
(317) 2013/10/01(Tue) 23時頃
|
|
神父様…この音《聴こえ》ないの? これは、俺の声《ヴォイス》だけじゃ無理だよ
多分、これを掻き消すくらい 強くて大きな、明るい《音楽》が要る
[ハッとして]
神父様、歌と伴奏でどうにかできないかな?
(318) 2013/10/01(Tue) 23時頃
|
クシャミは、明之進のそばに行き、耳元で叫んだ
2013/10/01(Tue) 23時頃
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明之、それは《不協和音》だよ、明之の音じゃない
(325) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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|
明之、神父様…《指揮者》の音を《聴いて》 それが、明之を導いてくれるから
明之を《調律》してくれる
[声《ヴォイス》に祈りを込めて]
(328) 2013/10/01(Tue) 23時頃
|
|
Die Schatzbarkeit der weiten Erden Lass meine Seele ruhig sein. Bei dem kehrt stets der Himmel ein, Der in der Armut reich kann werden.
[神父の声に合わせて歌う。 自分はソプラニスタなのだから。 明之の声《ヴォイス》に同調できる、はず。]
(334) 2013/10/01(Tue) 23時半頃
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|
…あ、明之に何が?
[歌い終わって明之を見れば。 背中に現れた純白の三対の翼と。 うら枯れたような、森。]
ねえ、神父様…あの《音》はここからじゃない?
[かなり、消耗はしていたようだが。 狂気に乱れた鈴の音は鳴り止んでいる。
多分、《ソプラノ》は《調律》された。]
(342) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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|
明之…お疲れ様、しばらく休めば大丈夫
《調律》された《ソプラノ》は きっと全ての《欠片》が集まるよ、安心して
[明之の頭を優しくなでた。]
(345) 2013/10/02(Wed) 00時頃
|
|
ロバート…ロビン? この音はロビンからなの?
何故? どうしてこんな…
[幼き頃から見知った少年の。 奏でる音楽、うちから響く音楽。 それから、それらに包み隠された音。
全ての歯車が狂ってあわない。 どこか、軋んだような苦しいものを感じた。
それは、気のせいだろうか?]
(369) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
|
|
これが…ロビンの音楽《ギフト》なの?
[《指揮者》は美しき結末まで見えているのだろうか。 嘘を囀る駒鳥が、構築いてくその先は。 音楽《ギフト》の見える自分にも、見えてしまった。]
神父様…それ、どういうこと? 《奏者》はロビン…それは俺にも分かる
ただ、このままだと…
[自分がそこに組み込まれているとは。 夢にも思わず。]
(374) 2013/10/02(Wed) 01時頃
|
|
ロビン、いわなくても分かるだろ?
[小生意気な弟分にいつもの様に笑って返す。 声《ヴォイス》に込めるは。
壊れかけた駒鳥が壊れないように、の祈り。]
(383) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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[神父に頭を撫でられる。 神父の顔を見つめる。]
…ロビンはロビンの思うままに きっと、それが一番《美しい》のかな
《指揮者》はそれを整える…それが役目?
[それが齎す結末を。 捻じ曲げてしまってしまっては《美しく》ない。]
(391) 2013/10/02(Wed) 01時半頃
|
|
[でも、だけど。 その代償はあまりにも大きく。 対価は人の身には有り余る。
大きな《ギフト》が孤独を強めるように。 《美しい音楽》も《奏者》を損なうものである。
それが《見える》からこそ。 祈らずにはいられない。]
(392) 2013/10/02(Wed) 01時半頃
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イーシュ、おやすみ…
[安らかな眠りが訪れるように。 その祈りを声《ヴォイス》に込めた。]
(394) 2013/10/02(Wed) 01時半頃
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[開きかけたロビンの唇は。 言葉を形に出来ないままに。 声を出さないままに。
閉ざされ、そのままどこかへ姿を消した。]
(395) 2013/10/02(Wed) 02時頃
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[これは、祈りを捧げし声《ヴォイス》]
(400) 2013/10/02(Wed) 02時頃
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