人狼議事


18 Orpheé aux Enfers

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 さすらい人 ヤニク

[深い森の奥へ奥へと進むような感覚。
このまま進めば、何かが見える。

―だから、もっと。

自ら進んで高く深い淵に向かおうと心が音にのめりこむ。
弦の音ではない掠れた後輩の声が不意に耳に届けば
これこれ以上は上がらないというほどに口元をつり上げた。

冷房が程よく効いている部屋だと言うのに肌に薄く汗が滲む。
時折カルヴィンが息を吸う音が聞こえる。
そして、自分が息を吸うのも―深く、荒くなる。

もっと、その奥を視たい。
識りたい。

そんな想いとは裏腹に曲は冒頭のテーマへと戻る。
曲の最後、トゥッティでの刻みの前にカルヴィンを見る。
ぴったり合った音とボウイング。
最後の一音の後、練習室に静寂が戻った]

(2) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

っは。
ははっ・・・っ!

[椅子の背もたれに寄りかかってはあはあと数回荒い呼吸をする。
全身をうっすらとかいた汗と爽快感が覆っていた。

と―どこかスピーカーから声が聞こえて>>#1きょとりとした]

(4) 2010/09/04(Sat) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[明らかに独り言だだ漏れ>>#4に苦笑をする。
大練習室って・・・とカルヴィンの声が聞こえ]

ここ、じゃなかったかな。たしか。
俺は荷物は別の部屋に置いてあるから・・・取って来なきゃ。

[とは言うけど椅子から動こうとはしない。
動かないのではなくて、動けなかった。
頭の芯が熱くて、痺れているようで]

お前とやんの、やっぱ楽しいわ。

[背もたれによりかかったまま、後輩を見てにこりとした]

(16) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

高校とはずいぶん違うんだな。
姉貴から聞いてはいたけど・・・

[首だけカルヴィンの方へ向け、手の楽器は膝の上。
首をひねる後輩が荷物を持ってきましょうかと言うのに、
(02)秒ほど考えて]

なんか外に出るなら、ついでに頼みたいかな。
そうでなかったらあとでもいいかな・・・。

[言いながら背もたれから体を起こして楽器をしまうべくケースを開いた]

(22) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


ヤニクは、開いた扉にびっくりして振り返る。長髪の向うに待っていた先輩が居てほっとしたように溜息一つ。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

先輩・・・やっと来た。

[ぼそっとナユタに向けて呟く。
悉くバスの渋滞に巻き込まれた様子に
歩いてきてよかったのかもしれないと思った。

ケースに楽器をおさめ、と弓毛を緩ませるために
根元をきゅっきゅと(06)回くらい回した]

(25) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

ん?取りに行ってくれるのか?
じゃあ、戻ってきたらまたチョコあげる。

俺のは学校のバッグ。校章入ってるヤツ。
練習室Aに置いたままなんだ。
ヴァイオリンのキーホルダーがついてるよ。

[立ち上がるカルヴィンへ鞄の特徴を告げて弓をしまう。
楽譜をファイルにしまいながらぱらぱらとめくる。
(03)枚くらい、楽譜は挟まっていた]

(27) 2010/09/04(Sat) 02時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 02時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

頼むわー。

[取りに行ってくれたカルヴィンにひらひらと手を振って見送る。
じんじんとしていた頭の芯はだいぶすっきりしてきてはいたけれど、
素直に後輩の好意に甘えることにしたのだ]

・・・指揮者って変わり者だって言うけれど。

[あの人もそーとーだと思う。
海外からお呼びがかかっているらしい部長を見ながら思った]

(35) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

あらまあ。

[てっきり交流目的で南校の生徒と相部屋かと思っていたが、
張り出された部屋割りは、自分に関してはそうではなくて。
ついさっき一緒に音を合わせた後輩だった]

気楽でいいかもしれない。

[部屋割を見て、元の椅子に座って、
出していた楽譜をケースのポケットにしまった]

わるかったね、ありがとう。

[鞄を持ってきてくれたかわいい後輩にはよしよしと。
チョコを強請るのに、チョコの箱を差し出す。
なんだかおいしそうにチョコを食べるのを見て、

・・・犬か猫で犬って言ったあの人は正しいな。

[らしからぬ副部長である先輩を思い出してくすくすと笑った]

(49) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

・・・・・・?

[曲を告げずに去ろうとする部長と、
それを捕まえて問い質すお小言役。
2人が交わす会話と表情にふふふと笑ったものの]

・・・ボロディンか。

[北校らしい雰囲気の曲ではあるなと思った。
さっきまで全く違うジャンルの曲を演奏していたから、
今すぐには感覚がずれてしまうかもしれないけれど]

いよいよ始まるな。
練習が楽しみだ。

[集まった皆を見回して、くすと笑った**]

(57) 2010/09/04(Sat) 03時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 03時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[聞こえてきた飲酒を咎める声にフらタジオ
ずいぶん自由な気質の大学にも、お目付け役はいるものだ。

くすくすと笑ったまま、大学生と達のやり取りを遠くかから眺めている**]

(60) 2010/09/04(Sat) 03時頃

…―――さーてぇ、どうしたもんかねぇ。



[ポツリ、譜面を見ながら零した独り言。
誰が拾う事が出来ただろう。]


[辺りを軽く見回した。
何か聞こえた気がするのだけど]


いや。


[【いつも通り】なんてとっくの昔に壊れていたのかもしれない。
この合宿が決まる頃には、既に。

沸き上がる感情は暗澹の嵐。
遅く、低く、うねりをあげる。

男は画策しはじめる。
どうすれば文化祭での発表をぶち壊してしまえるかを**]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 大練習室 ―

[提示された曲、どんなのだっけかと思い出していた。
最初の曲以外は知っている。
ただ細部を覚えているかというとそうではない。
楽譜を見ないと思い出せないところが多く、やや眉を下げた。
知っている曲ですらこの状態だ。
知らない曲が一つ入っているだけでも不安は増す]

・・・・・・譜読みしなくちゃ。

[強弱記号や音の長さ、アクセント。
総てを正確に現そうと楽譜を前に何時間でもソルフェージュをしていることもある。
まるでお手本のような一学年上の先輩の影響がとても大きかった。

まだ追いつけないな。
そんな思考で周囲から意識が切れていた。
ふと戻ったのは、大きな声>>84が耳に入ったから]

(100) 2010/09/04(Sat) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

えっ?

[あ、そうだ。と部屋に荷物を置きにいこうとまとめていたら、
クリアファイルに入れた楽譜がバサバサと落ちてしまう。
拾い集めて仕舞い直してから辺りを見回せば・・・]

あれ、カルヴィンどこ行った?

[さっきはいたんだけど、と首を傾げてからまあいいかと呟いた。
練習にも先についていたしっかり者だ。
心配することはないだろう。

自分の荷物と楽器ケースを持って、宛がわれた部屋へと向かう]

(101) 2010/09/04(Sat) 18時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


………――――。





[自分より少し小さな背を見下ろす。
彼には濁る竜胆が見えただろうか。]


[音楽が憎い。

――――…でも、本当は愛して欲しい。


なんて、そんなこと。
音楽を愛しているのに、音楽の道から離れなければいけない自分の、何と脆い切望であることか]


[生まれた時から、音楽の道は、なかった]


[このまま頑張り続ければ、きっと、無事には済まない。それで良いわけがない。
フルートを吹いていたいけど、叶うなんてはずがない。
愛してくれないのなら、俺は世界一のフルート(ほら)吹きになろう。そして、世界中の人を騙してしまおう。
自分の本当の感情なんて、とっくの昔に何処かに置き忘れてきてしまった。]


[高校生をゲストに呼んでの文化祭。
其れは出演者の血縁上、とてもとても有名な評論家達も集まる。
そこに、まさか不倫で出来た子供が居ては困るのだと。
アルバーンが学園側にも圧力をかけてきたのが、合宿が決まる少し前。
「そんなわけで申し訳ないのだけれど…」
そう謂って頭を下げてきた学園の上の方の人が、なんだか可愛そうにさえも思えた。

合宿までは在籍している状態で構わないと。
ただし当日、舞台に上がる事は叶わないと。
どうせ卒業すれば触れる事が出来なくなるのだと覚悟はしていたから
その終わりが早まっただけだと念っていた。

けれど。

長年に渡って暗澹たる嵐を抑え続けてきた心は耐える力を失っていたようだ。
自分自身にも、自覚のないほどに。
重く、重低音で唸るように、心が思いも寄らぬ方向に傾き始める。]


                       憎い。

   羨ましい。                    苦しい。

                                        何故。
 音楽は平等じゃないのか。

                どうして。
                             吹きたい。

           辛い。          悲しい。


どうして、どうして、どうして、どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして


 
 
 
 
                 俺だけが 吹く事を 赦されない。
 
 
 
 















  …―――嗚呼、そうか。


…―――台無しにしてしまえばいいんじゃないか。












きっと、それが…… … …





アイツの絶望する顔が見れるかなぁ。



[くつ、くつと喉の奥を鳴らして   哂う。]


/*
プロロでも情報欄でもお触れがなかったので心配ですが、赤窓での中身会話失礼します。
なるべく最低限に抑えますが、苦手な方でしたら申し訳御座いませんとだけ。


こちらは明日の更新付近までもしかしたら顔を出せず居るかも知れませんので
楽器を盗むに至る理由を先に付けさせていただきました。
どのように関わってくるかはそちらにまるなg…お任せいたします。
もし関わりにくいようなら、部長の楽器(タクト?)を盗んでるところを見ちゃった!
とか、元の囁き狂人の位置付けでも問題はないかと思います。
余計なお世話だったら申し訳ありません。

拙い狼ですが、よろしくお願いします。

[寝落ちしたと思われるカルヴィンにそっと毛布をかけつつ**]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 部屋A ―

[正面から厳しい視線が向けられていた。

・・・はい、すみません。

指揮者からの指示に頭を下げて返事をする。
できていない。音が違う。ボウイングがずれている。
全部自分が練習を怠ったからなのでただ詫びて従うのみ]

くそっ、どうしてできない!!

[再び振られるタクトに必死で弓を操る。
左手は疲労の限界だったが腕を下ろすことは許されない。

「まただ、違うって言っているだろう!」

指揮台から降って来た怒声にぐっと奥歯を噛み締めた―]

(222) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

・・・っ?!?! え・・・?あれ?

[はっとした。
視界にはそれまでいたはずの指揮者や他の奏者の替わりに、天井と蛍光灯。
ずるずるとした感覚で身体を起こしてあたりを見る]

ここは、合宿所? あれ、全体練習してたのは・・・。

[ああ、夢か。
やっと気づいて硬直したままだった体から力が抜けた]

いやな夢見た・・・練習前に練習しないと。

[立ち上がって体を伸ばす。壁の時計と向き合った目が見開かれた。
短針は「1」を少し過ぎたあたり。長針が示していたのは・・・]

(223) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

あぅあああああっ!やべえっ!

[記憶に留めていた全体練習の開始時間まであと15分。
個人練習している暇なんて到底ない。
慌てて楽器ケースと楽譜を抱えて部屋から飛び出した。

夢見が悪いせいで本人はさっぱり寝た気がしていない。
しかし、毛先が重力に逆らうくらいしっかりと後頭部についた寝癖、
シャツにくっきりついた寝シワ、腫れぼったい目。
どれをとっても体は十分に睡眠をとった直後であることを示していた]

(224) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― メインホール ―

[練習前の点呼にスレスレでセーフ。というタイミングでメインホールへ。
入り口前で呼吸を落ち着けたので、息は上がっていないが・・・
自分で気づいていないその他のことはノーケアのまま]

あ、すみません。

[第一ヴァイオリンの一番後ろのプルトにこっそり座ろうとしたが、
あっちだと示されて、戸惑った。
示されたのは、2プルアウト―客席から見て左翼最手前、前から2人目。
もちろん目立つ位置である。
とはいえコンマス席―1プルアウトに座っている南校の彼の方が目立つのだが]

よろしくお願いします。

[周りの人々に軽く頭を下げて挨拶をする。
前の席で振り返った南校の生徒―3年生で、ワットというらしい―に、
あからさまな寝起き姿を不思議そうに見られたが、なぜかわからない]

(225) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[練習の曲順は貼りだされていただろうか?
あればその順に、なければ記憶に留めていた順に楽譜を並び替えて楽器を出す。
松脂を軽く塗り直して音出しをしながら練習開始を待つ。

―マジでヤバイ。

内心焦りまくっているのを悟られぬよう、表情は涼しいまま。
しれっとしていると本人は思っている表情、瞼はまだまだぽってりと**]

(226) 2010/09/05(Sun) 15時頃

ヤニクは、内心の焦りで表情以外の落ち着きがなくなっている。

2010/09/05(Sun) 15時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[そわそわとした素振りで周囲を見回した。
どことなく空気がぴりぴりしている気がした。

ヤバイカモ、ヤバイカモ、ヤバイカモ。
心の中でcautionのコールがやかましい。

あそこで立っている先生っぽい人は誰だろう。
ヴァイオリン専攻の教授だったらヤダな。
ええっ?あの副部長さんってば、フルートだったの?!
(続く感想はあえて省略)
あ、お小言の人・・・合奏中はトリップするのかな?
他の高校生の様子はどうだろうかとか、気にしていると部長がやってきて練習が始まる]

(231) 2010/09/05(Sun) 19時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[最初の音を出した瞬間からcautionはwarningに変わる。
周囲と自分の音の張りが違うのが露骨にわかる。
楽譜を読みながらだからボウイングの速度が遅くなるのだ。
ヴァイオリン群としての音はともかくボウイングが合っていないことは
よく見ればわかるだろう。

くそっ、これじゃあまるで正夢じゃないか・・・!
心中で叫ぶ。早く、追いつかないと!

不思議人物だと思っていた副部長から檄が飛ぶ。
その意外な変わり様に驚くもそれはさらに焦りを増長させるだけ。
額にいやな汗がにじみかけたとき、決定的な一言>>229が聞こえた。

「初見でこなせるとおもうなよ」
はい!すいません!!!!

自身に向けられたのではないかもしれないその言葉だが、
咄嗟にまるで軍隊のような大声の返事を(胸の中で)してしまっていた。

練習の序盤はそんな調子でいろんなボロを露呈しながら進むのだった]

(232) 2010/09/05(Sun) 19時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[しかしいつまでも置いていかれるわけにも行かない。
必死で楽譜に食らいつき、タクトの先を追う。
次第に飛ばされる檄にも慣れたのか、いちいち怯む様子も少なくなった。
とはいえどこかびくびくしているのはずっと変わらないけれど。

俺がへたって俺だけがへたくそだと思われるなら、それでいい。
(めちゃくちゃ悔しいけど!)
だけど北校のストヴァイが全員へたれだと思われるなんて、許される筈がない!
きっと、ラルフ先輩やナユタ先輩、それにカルヴィンだってうまくやっているだ
ろうし。
俺だけ遅れをとるわけには行かない。

折れることない強い思いのおかげで、練習も後半に差し掛かる時には、
表情にゆとりが生まれるくらいには周囲と合わせられる様になっていた]

(234) 2010/09/05(Sun) 19時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ああ、なんだか、すごく、すごくゾクッとする。

初めて触れる、音楽大学の厳しさ。
ぴりぴりと背を伝う緊張感と、重なり合う楽器の音の甘美な響き。
厳しい言葉で指示が飛ぶ度に様を音色は姿を変えてゆく。
それを楽しいとすら感じ始めていた。

音に気持ちが混ざりはじめれば体が自然と揺れる。
ボウイングに合わせて、依然爆発中の寝癖の先もひらひらと揺れる]

(236) 2010/09/05(Sun) 19時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

抑えてる・・・?

[最後列から飛んでくるトランペットの音にきょとりとする。
何か、押さえ込んでいるような窮屈そうな音色。
ほとんどの人には見ずからの左半身を見せているような座席位置。
視線を左奥に向ければ奏者の顔も見えるかもしれなかったが、
楽譜から目を離す方が怖くてそれはしなかった]

は、はい!

[名指しで飛んで来る指示>>243に、短いながらもはっきりとした返事を返す。
負けるもんか、絶対に着いていく。
意志のはっきりとした瞳を瞬かせる。

ふと指揮者から顔の向きを変えて目を向けるのはセコヴァイの方。
著名な親を持つ彼は、そして手本としている先輩はどんな音だろうかと]

(247) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[指揮者越しにチェロを見る。
カルヴィンは―どんな表情だっただろう。
平然としてたなら後でからかってやるなんて思ったかもしれない。
緊張だらけに見えたならチョコの一つ二つあげて労ってやろうとか。

カルヴィンの隣で時折メモを取っている南校の彼から真面目というよりも
ストイックさを感じながら、視線だけを左へ向けヴィオラを見様とした時
トランペットの音ががらっと変わったことに気がついた。

思わず顔を真左へ向けて最後列を見る。
移り変わる感情に吸い込まれると感じた。
緊張感の中でもしばらく顔を指揮者の方へ戻せないくらいのインパクト。

ああ、これは小言の彼が―飛んだのだ。
あぁ、と深い感嘆の息が漏れた。
陶酔している奏者の表情がよく見えなかったのは残念だったけど]

(252) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

すごい。これが、トリップしている音色・・・。

[楽譜に忠実に、いかなる時も―冷静に、正確に。
今までの価値観がぶっ飛びそうで飛ばなかったのは、
下げた視線の先にラルフが見えたから。
普段よりも楽しそうに演奏しているが、正確に音を並べている様に、
自分達の―北校のヴァイオリンはこうあるべきなのだと
トランペットにつられて自分の音に酔いそうになっていた自分を抑えた。

そこに幾許かの窮屈さを覚えたのだけれど、
そんなことは白銀を口元に添えた副部長の姿を見てぶっ飛んでしまった]

・・・・・・・・・・・・。

[ギャップの破壊力に言葉が出ないまま自分の楽譜へ向き直った]

(257) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―けど。
あまりにアクが強い音は・・・。

[予定調和を崩す音色に眉を下げた。
存在感とは違う、強引さで先導し標をうつのに小さく首を振る。
再びぐいと首を回して最後列を見れば、楽しげに身体を揺らす奏者が見え、面食らった]

なんだよ、小言ニーサン・・・それじゃだめだって。

[強い陶酔は、調和も崩す―。
一瞬の憧れがぱあんと割れた音がした気がした。

練習が終わればお疲れ様でしたと周りの人々と言葉を交わし、立ち上がる。
ぐ、っと両手を上げて背を伸ばす。
ぼきぼきと鳴る骨の音にはあ、と脱力して弓の毛を緩める]

(264) 2010/09/05(Sun) 22時頃

…これなら、なんか勝手に崩壊しそう。

[呟く。
いつも通りの顔をして、いつも通りの声で
いつもとは全然違うことを言う]


【人】 さすらい人 ヤニク

[楽器を磨きながら同じセクションの大学生と
ボウイングや、楽譜の落丁についての打ち合わせや連絡を済ませる。

と、今後の流れを知らせる声>>270がし、ラルフが徴集されていく。
それにうわあと慌てて―]

ラルフ先輩ー!ちょっと待ってください。

[部屋を出ようとするラルフに楽譜のファイルを手に駆け寄って]

これ、カルヴィンが言ってた曲の楽譜です。
面白かったですよ?今度は先輩も一緒に。

[待たせてはいけないのでそれだけ言って楽譜を渡した]

(276) 2010/09/05(Sun) 23時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[三々五々散っていく人々。
しかし自分は急ぐことなく楽器を片付けていた]

あ、そういえば。
さっき練習を見ていた人がいらっしゃいましたけど、
音楽科の教授かなにか・・・?

[傍にいた大学生に練習を見ていた教員と思しき人物のことを尋ねる。
返答は教員ではあるが、教育心理学の講師だと]

はあ。教育心理学の先生。

[ちょっと不意を突かれた感じになったけど、
言い得て妙、なんとなく言われてみればそういう雰囲気ではあったかもと]

教育心理学・・・難しそうですねえ。

[眉を下げ、肩をすくめながらも、
音楽を職業にする一つの道として教育もあるのだと、
その時にはじめて意識した]

(282) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

ヤニクは、ぐう、とおなかが鳴って、昼食を食べていないことに今更気付いた。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[音楽家になることだけが音楽を続ける道ではない。
それは、ひたすらに奏者として進学を考えていた身には結構鮮烈だった。

まあ、と言っても自分が教鞭をとる姿なんて
さっぱり想像も出来なかったのだけど、でも]

今度会ったら話聞いてみようかな。

[プロ奏者として成り立たせていくことの難しさは聞いている。
道は、たくさん選択肢があるに越した事はない]

(286) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[楽器をしまって、練習室を出る。
空腹に気付いてから、せかすように腹が鳴っていた]

こんな時はウルトラサイダー!
ダーッシュ!

[楽器のケースを背負って、合宿所から売店へ走る。
自販機でいつもの一品を手に入れて、合宿所へ戻ろうとした。
プルタブを開けて、サイダーを飲む。
顔が上を向いて、合宿所の屋上と人影>>@39が視界に入った]

・・・煙草吸ってる?
でも、副部長さんじゃないっぽいなあ。

[それが噂の講師とは気付かぬまま歩き続ける。
合宿所にさらに近づけばいい匂いが鼻腔をくすぐる。

サイダーでは物足りぬといわんばかりに腹の虫が一際大きく鳴りやがった]

(290) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― エントランス→部屋A ―

[サイダーの缶を片手にエントランスへ。
食事の匂いはここにも漂っているだろうか。
鳴る腹を押さえつけながら楽器を自室に置くために上の階へと]

やー腹減った腹減った。

[気を抜いて崩した言葉を言いながら部屋へ入る。
カルヴィンがいてもいなくてもきっとその調子は同じだろう]

(295) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― ちょっと前、エントランス ―

あっ。

[講師だと教えてもらっていたその人とばったり蜂合わせして
ぺこりと頭を下げた]

練習のあとで、お腹空いちゃって。

[ははは、と少し眉を下げたまま笑う。
ぐう、とまたお腹が鳴った]

(296) 2010/09/06(Mon) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[たかだか練習―それも、あんなスタートが不安だらけのを聞いて
ありがとうと言われたことが以外で、数秒目の前の講師の顔を見つめてしまった]

あ、いえ、俺・・・僕なんてぜんぜん追い付けてないですし、
最初の方なんて酷いとしか言いようがなくて。
敵わないなあって弾きながら考えてました。

事前練習もしないでいきなり合奏に行っちゃった
自分が悪いんですけどね。

[最後の暴露はここだけの話ですよ、というトーンの低めの声。
どこで聞かれてるかわからない]

そういえば、教育心理学の先生・・・なんですよね?
その、教育心理学って、どんなのなんですか?

[はじめて聞いた分野に抱いた好奇心には逆らえず、
問いかけて、講師の顔を見た]

(300) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時半頃


[演奏中、呟いた声が届くはずもない。



けれど。

何かを感じて、闇に濁る眸を向けた。



口端に、笑みを浮かべて。]


【人】 さすらい人 ヤニク

学校における心理学・・・?
つまり、不登校とかいじめとかですかね?

[言葉から想像した物を口にしてみる。
カウンセリングと聞けば、ちょっと苦手かもと思ったのだが]

教員免許?

[それこそまさにさっき気付いたばかりの新しい選択肢。
取得のためにと聞けば表情に好奇心が見え隠れする。

・・・が]

教員免許って、例えば・・・・・・

[いいかけて止めた。
ぐうううう、と腹の虫が騒ぎ立てているからだ。
おとはきっと、講師の耳にも届いたか]

(303) 2010/09/06(Mon) 01時頃

ヤニクは、カッコがつかなくてあはーと苦笑を向けた

2010/09/06(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

おお、なるほど合ってた!

[想像したものあが合っていたらしい。
おお、と自分で自分に感嘆の溜息。

教員免許を取得しようとしている音大生が多いことを聞いて、
そうか、とまた少し眉を下げた]

・・・あ、はい。
いや、でも僕、せっかくだからまた先生の話が聞きたい。
よかったら、教えてください。

[お腹を手でさすりながら申し訳なさそうに言う。
どうぞ、食堂へと言うのには]

あれ、先生は行かないんですか?

[分野は違ってもオーケストラとは何か関わりが
あるんじゃないかと思っていたので、小さく首を傾げた]

(305) 2010/09/06(Mon) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

え、部外者なんですか?

[意外な答えに驚いた。
そして、食堂へと促す声にこくりと頷いたものの]

はい・・・あ、楽器一度部屋に置いてきます。
先生、先に行っていてください。

食堂って・・・あっちですよね?

[別れる前に食堂の場所だけ確かめた]

(307) 2010/09/06(Mon) 01時頃

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