人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:




[ 消毒液と、ほんのり湿ったにおいのあの部屋で
 ちりりと眼の奥に走った確かな痛み。

 昏い昏い 教会の中、
 ぽんやりと いつも視ている焔でない色が

 何も映さぬはずの眼に
 ふわふわと揺れる優しいひかりが みえた気がした ]

 


 
 
[それはまるで、声を押し殺すように。]
 
 


【人】 捜査官 ジェフ

 流石に一頭そのまま買い付けるほど豪胆では。
 保存も難しいし。

>>22グレッグの言葉にそんな風に返しつつ、
 足元の獣を見やる。
 本当は一度も狩りになんて出かけたことはない、
 なにせ一匹では何も出来ない愛しい獣だ。]

 …………?ああでも、あとで。

[口ごもってしまったのでそのままにして、
 人の集まりだした集会場の扉をくぐる。]

(32) 2015/05/11(Mon) 13時頃

【人】 捜査官 ジェフ

―集会場―

[適当に座った場所の近くには誰が居たのか、
 獣は真っ先に族長の元へ駆け寄って足元をぐるぐる回る。
 適当にあしらわれるまでそうしてから
 話が始まる頃には定位置へと落ち着いた。

 重苦しい内容と、どこかでやはりと思う心。
 人と獣は相容れないと丸くなる獣を撫でる。

 兄さんが人にならなくなってから?
 本当にこれは兄さん?
 ともかく今はこれが兄さんなのだとして、
 やはりと思いながらも、うまく、大人しくすべきだとも思う。
 今更人と離れてなど、とっくに生きて行けないのだから。
 族長の言葉をそのまま受け取って、
 小さく小さく頷いた。]

(34) 2015/05/11(Mon) 13時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[族長が姿を消すまでじっと見つめていた。
 神妙な空気を感じたのか獣は小さく鳴いただけで、
 そのまま動く気は無さそうだ。

 欲に溺れて人を食う人狼がもし近くに居るならば、
 欲に溺れない人狼が止めればいい。

 今の生活と比べるまでもない、容易い事だろう。
 そう、――どんな方法でも止めればいいんだ。
 いつの間にか握りしめていた手を見つめて、息を吐いた。**]

(36) 2015/05/11(Mon) 13時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 13時頃


[  何かを引き換えにしないと
     大事なものは守れない――――]


[  ホワイトノイズ。  ]


  (何だ……?)


[次の瞬間  
白い空間に見覚えのある影が見えて

濡れた睫毛の奥の
黒曜の双眸と 目が合った気がした。]


[怖いのだろう、理解は及ぶ。
しかしながら乙女の涙を拭う役目は
医者の領分ではないので手出しはしない。

もとより、見かけてしまっただけである。]

  …。泣くんじゃないよ。ったく

[小さな小さな呟きを落とした。

──それでも先ほどの予感めいたものには
内心首を傾げざるをえなかったのだが。**]


 

[――信じているなら、どうしてもしもの話なんて。

苦々しい思いは、空気を震わすことなく密やかに溶ける。]

  


手に──…、掛けるなど、

[ヒトのために。まどろみのために。
夢打ち破るものを、殺すというのか]


[ 「 ――…… オォ ン 」

泣くような獣の声が遠く遠く聞こえる。
きょうだいだからこそ聞くことが出来たのかもしれない。

それはひとを愛した、末の妹の遠吠え。

助けを呼ぶような、嘆くような、

幸せと喜びとは程遠い、その声が、

不測の事態がおきたのだと、知らせるように。]


[嗚呼、泣いてる。
幸せを願い送り出した末の妹の思いに心が震える。

守りたいもの。
大事な存在。

禁を破るが彼女ならば、
長は彼女に制裁を加えるだろうか。

ひとを愛した人狼でも叶わぬ共存なら、
それは土台無理な願いだったのだ。

誇り高き狼の血がドクと脈打つ。]


[思いに同調するように、繋がる意識。]


共存の為、ヒトの為に同胞に手を掛ける。
本当にそれが、正しいこと?


【人】 捜査官 ジェフ

>>46視線を感じてそちらを見やれば、
 ただの幼馴染の姿。]

  ……?

[軽く首を傾げるがその胸中までは見えない。
 まさか疑われているのだろうか、俺ならやりかねないと?
 余計なお世話だ。
 自然と軽く睨み返すような視線になっていた。*]

(83) 2015/05/11(Mon) 17時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/11(Mon) 17時半頃


共存のため…、か。

[ふと心に零れた言葉に応えがあったこと、
すぐに意識にのぼることはなく。
ゆるゆると思考は過去と現在とを巡りゆく。

共存のため、まどろみのため。
或いはそれは正しいのだろう、
そう、天秤が均衡を保ち続けていたならば。…けど]


 …────しあわせの、ため。


[何が幸せだというのだろう。
ヒトは獣を狩り、食らう。
では何故、人狼がヒトを狩り食わぬのか。

ヒトの知恵が恐ろしいからか。反撃が怖いからか。
そうして緩やかに死に向かうことが、真に幸福か]


 … いや、


[巡る思考のこたえは、未だない。
こたえのないまま、定まらぬまま八年を生きた。
妻は人間を食べたことのない人狼だった。
自分も人間を食べたことはない]


[けれど、時折思うのだ。
物言わぬ妻の墓石に花を添える間に。
妻は身体の弱いひと───人狼だった。

病は彼女を蝕み、何を食べさせてもダメだった。
あの時もし、もしもヒトを彼女に食べさせてやったなら。


         妻は生きて*いたのじゃないかと*]


[信じているといいながら、
もしもの話をした族長。

信じていないわけでもないといいながら
ドナルドの言葉だけを信じきるでもなく
サイラスの冗談に翻弄された己。

チクリと刺すような痛みを感じるのは――、
己もまた不安を抱え、
何処かで信じきれていないのだと自覚したから。]


【人】 捜査官 ジェフ

[メアリーに声をかけられる前のこと。
 >>120グレッグから差し出された袋を受け取った。
 中を覗くと確かに注文したパンとチーズだ。]

 ああ、悪かったな。
 これも帰ったらシチューになるから、
 カビることなんて無いだろうよ。
 知っているだろう、俺たちは結構食べる。

[いつも通りの声で笑った。]

(166) 2015/05/11(Mon) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 レオにも、わかった聞いておこう。
 俺は追加で蜂蜜を頼みたい。

 配達は明日でも明後日でも構わない。

[引きこもりの雇い主こそ、俺以上に配達は必須だろう。
 俺が配達の真似事をすることもあるぐらいだ。]

(167) 2015/05/11(Mon) 23時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

>>86それから賑やかな妖精の到着。
 宿屋の場所は知っているのだけどもと言いにくい。]

 ……案内を頼もう。
 メアリーの大切なお使いだもんな。

[子猫のようで微笑ましいと思えばなんとか。
 その賑やかな声に獣も体を起こして尾を振った。]

(185) 2015/05/12(Tue) 00時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 00時頃


【人】 捜査官 ジェフ

>>188獣は少女に撫でられて嬉しそうだ。]

 さて、メアリーは無事任務を遂行できるんだろうか。

[迷ったらそれで散歩だと思うことにして。
 しかしさっきの話は理解できていたのか。
 話を切り出すのもどうだろうと静かについて行くことにした。]

 こういうお手伝いは良くする?

(217) 2015/05/12(Tue) 00時半頃


  ……マーガレット、きれいね。

[脳裏に映るのは、過去に視た野の花か

それとも、診療所のどこかで揺れる 花束だろうか**]
 


【人】 捜査官 ジェフ

 内緒事なあ。
 ドナルドにねだったら話してくれないか?

[少女のぶちまけられる悩みを受け止める。
 困った。
 俺は子守はあんまり上手くないんだ。
 助けろドナルド。]


 ……俺の秘密?
 何がいいかなあ。

[助けは来ない。
 少女をドッキリさせない程度になにか良いものは無いだろうか。
 ものすごく悩んだ結果、懇願のポーズに顔を寄せる。] 

(228) 2015/05/12(Tue) 01時頃

[共存のため。
『人』のため。
同胞に手をかけることが、正しいこと。

共栄のため。
『ヒト』のため。
黙って耐えるのが、正しいこと。

それが正しいことなのです。]




 私達だって、   ひ と   でしょう?
 
 
 


[その一言はするりと零れ落ちました。

今はもう誰も聞かなくなってしまった、私の声です。
色も温もりも宿さない言葉は
風のようにそっと、そっと通りすぎて行きました。

喉元には右手が添えられます。

ああ、いけません。
これ以上。
だって。
だって。]


 
 
 
[ ───嗤い出して、しまいそうなんだもの。 ]
 
 
 


【人】 捜査官 ジェフ

>>238俺もそう思う。]

 な、いい秘密だろう。

[乗り切った顔だが、足元の獣はどこか不安そうだ。
 それでももさもさを尻尾を振っているのは、
 少女がいつも通りにしか見えないからだろう。]

(242) 2015/05/12(Tue) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[お返しと囁かれる少女の言葉。
 表情を変えないようにするのに必死だった。]

 ああ、これは凄い秘密だ。
 マーゴにも言うのは、もう少し後でも?

>>240指きりげんまんと交わしてから、
 それでも元気な妖精の後について宿屋へと足を向ける。
 なんて返せばいいんだろう。]

(244) 2015/05/12(Tue) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 そうだなあ。
 もしまだ、悩むなら相談は俺にすればいい。
 聞いてしまったし、力にはならないかもしれないけれど
 一人で我慢するよりはいいかもしれない。

[真面目に返しつつ、
 しかしもう一つの方が悪化していることには気づかず。
 宿屋の裏側というのはあまり入るものではないのだけど
 いいんだろうか?ついて行く。]

(252) 2015/05/12(Tue) 02時頃

[聞きなれぬ声は遠い日に聞いたような
何処か懐かしさを覚えさせるもの。]


               ああ。



[同意か感嘆か知れぬ音をぽつり漏らす。]


【人】 捜査官 ジェフ

―宿屋―

 ありがとう、そしてご苦労様。

[牛乳の瓶を受け取ると両手が塞がる。
 獣も荷物を少しは持つべきだ。]


 ええええ。
 用事が、終わったら。行ける、かな?

[大変なことになってしまったし、
 十代の女子会混じってもいいのだろうか俺。
 そうだ保護者のポジションで参加しよう。

 精神的によろよろしながら宿屋を後にする。]

(255) 2015/05/12(Tue) 02時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[この案件はドナルドかグレッグに相談した方がいい、
 そう思いながら宿屋を出るがどちらの姿もなく。
 誰かに話しを聞いてもらいたいが、
 そんなこと出来る相手なんて――心当たりが無い。

 ぐるぐる考えながら肉屋でブロックを購入し、
 配達されなかった分大荷物のそれを抱えて自宅へ。
 身軽になってからするのは、
 グレッグの言伝を雇い主に聞くことと、
 誰か相談相手を見つけるという重要な任務。

 その誰かを求めて、再び家を出た。**]

(257) 2015/05/12(Tue) 03時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 03時頃



  ──「信頼」の花と、いうそうだ。

[小さく呟いた。
手元の赤い石が僅かに熱を持つ。
石は、持ち主にとって
信じられる人を繋いでくれるという]

 何故君の声が聞こえるんだろうねえ?
      ……マーゴット。

[心の奥秘めた痛みに、
「共鳴」でもしたのだろうか。

───……声は途絶える*]



  せんせ? やっぱり、せんせいなのね。

[ 名前を呼ばれれば、耳しかないわたしだもの
 さすがに誰だかわかりました。]

  …どうしてでしょうね。
  諦めずに眼を治しなさいって、
  天国のおとうさまとおかあさまが繋げたのかしら。

  ………なんて。

[ とおいむかしのあの頃を ほんの少しだけ思い出す。 ]
 


 ……それじゃあ、
 僕はどうしても君の目を治さなくてはいけないね。
 君のご両親に誓ってさ。
 ……なんてな。

[いつかの問いに淡々とそう返す。]

[「誓って」なんて――と、多少、困惑しながら。]


【人】 捜査官 ジェフ

>>301ある意味最高に挙動不審の状態で歩いていると、
 後ろから声をかけられてびくっと肩を揺らした。
 獣は嬉しそうに軽く吠えて返事をし、尾を揺らした。]

 お、おう。
 サイラス、今時間あるか。

[辺りをちらりと見回す、他に知り合いは、居なさそうだ。
 神妙な顔のまま声を潜ませて表情を伺う。]

 相談したいことが、あるんだ。

[サイラスはよくマーゴと一緒に居るから、
 多分戦力としては十分なはずだと信じて。**]

(354) 2015/05/12(Tue) 20時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 20時頃


―銀の薔薇―

[欲しかった。
可愛いものは宝物。

寂しい気持ちを紛らすのはわたしの宝物たち。

小鳥の命より重かった乳白色の宝石
捨てられそうになってたピンクのリボン
盗んだルージュ

そこに薔薇の銀細工も加わればどんなに素敵だろう。
この不安も打ち消してくれるかもしれない。]

[いつもはそんなことしないのに
いつの間にかわたしはしつこく
オーレリアにしがみついて首飾りを強請った。

オーレリアはとても困惑してたし
わたしの手を見て少し怯えたようだった。]



[正確には、わたしの爪を。]


[もつれて、足元を掬われて
オーレリアは小さな悲鳴とともに
後ろに倒れ込んだ。]

[不運にもその先には、昨日伐られた丸太とその上に乱雑に置き忘れられていた斧。]


[丸太に頭をぶつけたオーレリアの上体に
その衝撃で落ちてきた斧が勢いよく突き刺さる。]


いやあぁぁぁぁああああっ!!!!


[その悲鳴は誰かに聞こえたのだろうか。
信じがたい目の前の出来事に
ただ小さな身体を震わせて
その場に立ち尽くすだけ。]


[それからしばらくして。]


[少女の頭に浮かんだのは、少女らしい考え。]


どうしよう…。

怒られちゃう……!!

[怒られたら嫌われる。いや、それだけではない。
捨てられてしまうかもしれない。
大事な家族に。

少女は知っていた。実の兄なんていない。
自分の家族ごっこに付き合ってくれている優しい従兄の存在。
そんな不安定な関係。
離れていくかもしれない。

父だって。事故とはいえオーレリアが死んだ要因を作った娘をどう思うか。
激しく怒るか。突き放すか。
自分を見捨てて離れていくか。
母親のように。]


いや…いやだいやだいやだ!!
独りは嫌だ!怒られたくない…!嫌わないで…!
わたしを捨てないで……!!

[喉の奥の奥から湧き上がるような叫びに
胸は締め付けられ
まんまるに見開いた目からは熱い涙が溢れて零れた。]


[そんな時に思い出したのは集会所での長の話。]

あ……。
そうだ……。

お昼の…。

[少女は閃いた。
昼間聞いた「人を食べた人狼」
その人のせいに出来れば……。

自分の罪は隠せるかもしれない。]


【人】 捜査官 ジェフ

>>357考えればドナルドやグレッグよりも
 もしかしたら一番適任かもしれないと思えば
 少しだけ気分は軽くなる。
 返事にものすごくほっとした顔になって。]

 じゃあどこか飯……でも、行くか。まだなら。
 サイラスの好きなところ。

[男の手料理では嬉しくないだろうから、
 家に誘うことはあまり無い。
 かといって店の選択肢は多くはないので
 丸投げしてしまうのも何時もの事。]

(387) 2015/05/12(Tue) 22時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/12(Tue) 22時半頃


[それはレオナルドさんと話していた頃か。
集会所を後にしてすぐだったでしょうか。

幼い少女の悲鳴は、
よくきこえる獣の耳が、確りと捉えておりました。
それはきっと腑抜けた『人狼』などには捉えられないものでしょう。

嫌な予感がしていました。
形容しがたい、予感でした。]


   ぐちゃ    ぐちゃ
               ぼとっ
     ぐちゃ            ぐちゃ
          びちゅ
  ぐちゃ   ぐちょ    ぐちゃ


[獣の姿に身を変えて、少し前までお姉ちゃんの身体であった
焦りからその身にも躊躇いなく牙を突き立てる。
小さな顎で噛むと、その歯型はありありと映し出される。

これではばれてしまう。
ばれてしまっては怒られる、嫌われる。

その恐怖から逃れるため、むごたらしい事でも平気でできる。
子どもだからこその残酷さなのか。]


[歯型がわからないように身体中を噛みちぎった。
その遺体は見るも無残なほどズタズタで。

手。 足。  首。  臓器。

全てがあるべき場所に収まっていなかった。
ただ、顔だけ。
顔だけは恐ろしくて牙を立てられなかった。

その遺体を見たものはそれが誰だったのかはすぐにわかるだろう。
わかるからこそ、凄惨な姿は村中に衝撃を与えるのだろう。
だが、それはまた陽が昇った後の話。]


【人】 捜査官 ジェフ

>>390今獣と同じ耳があればぴんと立っていただろう。]

 族長の話はなあ。
 その事に関係はあるというか、無いというか。

[なのでと言えばそうでもないのだけども。
 歯切れ悪く返すと提案には頷いた。]

 宿屋なら問題ない、
 あそこなら兄さんがいても大丈夫だしな。

[人間の店に獣を伴うのは流石にいい顔をされないから
 一人でゆくかテイクアウトするしかない。
 そう思えば、さっき顔を出したばかりでも気にならないし、
 サイラスに撫でられれば獣も喜んで尾を振る。
 あわよくばグレッグかドナルドも見つかれば尚いい。]

(394) 2015/05/12(Tue) 23時頃

 ……────。

[散らばっていたのは、『彼女だった』もの。]


[手や、足や、首や、臓器。
散らばった彼女の残骸は惨たらしく教会を彩っていました。
くるりと教会を見回して、しばらく。]

 ……、…。

 ………く …く、ふふっ。

[私は、肩を揺らして嗤っていました。]


[血に噎せ返る臭いの中、微かに残る少女の香り。
心まで『人間』に成り下がった獣にはきっとわからないそれを嗅ぎ付けると。
私はニタリと唇を歪めていました。]

 糞餓鬼が。
 『これ』は私のモノだったのに。

[ぽつりと、声を落とします。
普段話さないぶん、とても微かな音ではありましたが。
それはしんとした教会の中で、確かに響いておりました。]


[無惨に散らばるなかでひとつ。
顔だけは綺麗に残されていました。
私はその顔を見下ろすと、唇を動かしました。]

 やっぱり脆いのね、人間って。
 怖くて抵抗も出来なかった?

 それとも優しいあなただから、抵抗もしなかったのかしら。

[くすくすと嗤う声が響きます。
紫の綺麗な瞳を見つめるだけで触れなどしません。
だって、誰かの残飯なんて汚くて触りたくもないじゃないですか。]


 さようなら。

 友達ゴッコ、楽しかったわ。

[にこりとやわらかな笑みを作って。
私はそっと囁くのです。]


 
 
 
 ───『またね』?
 
 
 



 …── メアリー?


[どこかで悲鳴が聞こえなかったか───?]


メアリー?

[声は二重写しのように、その耳まで届くだろうか。
ふわりと鼻をつく、血の香り。
甘いその香りに、男は微かに目を見開いた]


【人】 捜査官 ジェフ

 ……無いかもしれない。
 
>>405主に女子会に混じった時の対処法だ。]

 ああ、兄さんだけ待たすのも悪いし。
 言ってもついてくるし。

 皆兄さんのことを知っているから。

[飼われていたと聞いて最初とても驚いた。
 そんな方法もあったのかと、獣の背を撫でながら。
 なにせ兄さんは、何年か……何年だ?ずっと獣なのだから。]

(442) 2015/05/13(Wed) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

―→宿屋―

[宿屋に入る前の少女たちには少し目を細めた笑顔のつもり。
 言いたいことはだいたいサイラスが言ったし、
 同じことをくどくど言われても嫌だろう。]

 誰か捕まえて送ってもらうのもいいかもしれない。
 俺らはこれから飯だからできないが。

[ゆらりと手を振ってから、宿屋へと続いた。]

(443) 2015/05/13(Wed) 00時頃

[悲鳴が聞こえていた。
ひとり、ふたり、さんにんの声。

メアリーを呼ぶ声は先ほどまで聞こえたルパートの声。
さんにんのうち、ふたりの正体までは確信できる。

けれど、ああ、もうひとりの声は――。]


【人】 捜査官 ジェフ

[ルパートとグレッグに軽く手を上げて、
 ちらりと店内を見回す。特に天敵が居ないかどうかの確認だ。]

 ああ。シチューとサラダを。
 兄さんには肉を。

[結局いつものものを注文する。
 足元に伏せている獣も慣れたもので大人しくしている。]

(452) 2015/05/13(Wed) 00時半頃

[くるり見渡すその中に、あの時確かに「ああ」と返した
声の主を見つけたのなら。]

 ………ふふ。

[くすりと唇を歪ませて、微笑みを一つ向けるのです。]


【人】 捜査官 ジェフ

>>449後からまた客の気配に振り向くと猫を持たない一人。
 じいと遠慮のない視線を送るのは、
 無理に会話しなくてもいい存在だから、だと思う。

 相談が終わったら手招きしてみようか。]

(465) 2015/05/13(Wed) 01時頃

【人】 捜査官 ジェフ

>>454見回して居るのはわかっているし、
 ここで喧嘩をする理由がないので腹の立つ笑みにも
 スルーすることが出来た。
 外でもこうできれば、いいのに。ああ腹が立つ。]


 俺が食うよ、沢山。

[酒はそんなに飲まないが、その分飯の量は欲しいところだ。
 それも含めてグレッグは知っているだろうから、
 適当な注文でもそれなりにしてくれる筈で。]

(468) 2015/05/13(Wed) 01時頃


「どうしたんだい?」
[という父の声と]

「メアリー?」
[という父の声が]

??
[重なったように聞こえた。]



……何だか耳がヘン…。


【人】 捜査官 ジェフ

 ああ。美味そうだ。

>>473前に置かれた料理はいつものそれ。
 シチューにスプーンを突っ込んで食べ始める前に、
 ちらりと視線を向けた。]

 いや、グレッグにも聞こうとは思っていたんだけど。
 ちょっとだけな。

[真面目な顔をしているが内容はあまり、だ。]

(477) 2015/05/13(Wed) 01時頃

【人】 捜査官 ジェフ

>>475無言で見つめたら単なる不審者であると気づいたのは
 ラディスラヴァの手が俺ではなく獣に向いたからだった。

 いやそうじゃないんだ、と言い訳できたらしたい。
 ダメな泥沼に足を突っ込んだ気分だ。
 仕方ないので、肉をあらかた食べ終えた獣をけしかけた。
 兄さんは軽い足音でラディスラヴァの足元へ向かうと
 勝手に寄りかかって寛ぐだけ。]

(479) 2015/05/13(Wed) 01時頃

[微笑みが女のくちびるを彩る
漏れる声は空気震わすそれではなく、
直接響くような、音色。]


――…ああ、もうひとりはキミだったんだね。

      ラディスラヴァ。


[教会の天井を仰ぎ紡がれるべきはこの音色だったか、と。
ふ、と目を細めて酒場に現れた彼女を見詰めた。]


[手を握れば、傍に寄れば間違いなく匂う血の残り香。
人より鋭い人狼の嗅覚の所為だろうか。
いや。それならばクラリッサもとうに気付いたはずだ。


 …… ざわり。 心をざわめかせる血の香り。


感じられるのは”血”のためか。
それともこの身が、とうにまどろみの外にある為か]


メアリー、聞こえるんだね。
お前、何をしてきたんだい?

 …血の、匂いがしている。

[責める風はなく。
案じるように、確かめるように乗せる声なき囁き]


お父さんはいつだって、

[そう、いつだって。
人を手に掛けるには老いた、
ぬるま湯に馴らされすぎたこの身だけれども]

お前と──…

[声が聞こえる。ひとつ、ふたつ。
ああ、うたかたの夢から醒めた者らの声が]



         …──── お前たちの味方だよ。

[闇に光る獣の目を伏せ、そう囁いた]


【人】 捜査官 ジェフ

[とりあえずシチューはいつの間にか空になったので
 グレッグに追加を頼むとして。]

 ああ、二人に聞いて大分俺も落ち着いた。
 お前らがいて良かったよ……本当に。

[悩みが増えたのも事実なのだけど。

 >>486それから派遣した獣を見やるに、
 あちらはあちらで順調なようだ。
 食べ終わるまでにまだ時間もあるし、
 兄さんに任せてしまえばいいだろう。]

(489) 2015/05/13(Wed) 01時半頃

ジェフは、ラディスラヴァに撫でられた獣は嬉しそうに尾を揺らしている。**

2015/05/13(Wed) 01時半頃


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 01時半頃


[ゆらり、聞こえる声。
それはやはりあの時の、彼の声。]

 ええ、私。
 腐ってない『ひと』がまだ居たのね。

[くすくすと、それは本当に楽しいことのように微笑みました。
口許を抑え、生温い理想郷の中で腐ってしまった
腑抜けた獣達にはバレないように。

泡沫の夢から醒めた者にしか伝わらぬ声で
私は『言葉』を落としました。]


[ さくり さくり 草を踏む4つの音。

 眼の中の、やさしいだけだった光が柔らかな像を結んで
 闇の中に浮かんだのは、背が高くて紫色の……
 返魂の一節を持つ 十五夜草。

 「君を忘れない」

 とおいとおい誰かを想う、思い続けてしまう ひと。]

   せんせいが両親のために誓ってくださるなら
   わたしも頑張らないといけないですね。

   ………でも。
   視えないまんまでも、しあわせですよ。

[ 治らなくとも、助けられずとも
 救われる「なにか」は確かに あるのだと

 墓地の出口で告げた ことば。**]


―食材小屋に向かう途中―
[口からではない、
どこから伝わってくるのだろうこの声は。

慣れ親しんだ父の声が響く。
すぐ隣にいる父の声が。

不思議そうに父の口許を見ながら歩いていたけど
続く父の「血」という言葉に
眼を瞠る。]

…ッ!!
してない……。
なんにもしてない!


[血の匂い…?
そんなの考えもしなかった。
だって無我夢中だったから。]



[食べ散らかした肉の味も覚えてないんだもの。]

 


[“お前たち”とルパートは言うから、
それは聞こえる者に向けられると思えた。]


――…僕も味方だよ。

       今夜のことは、秘密にしよう。


[ぽつり、ぽつり、声を紡ぎ。]


[「お前たち」という言葉は
自分とグレッグのものだと勘違いしつつ
「味方」という言葉を聞いて尚
打ち明ける気配もなく。]


  [滅多に怒ることのないお父さんだけども、それでも
  「殺す」なんて絶対に許してもらえない。
  だって、お父さんはスティーブン先生を
  まだ許してないから。]




  …?
  誰?

  わたしの中に入ってくるのは誰?

[今まで考えてなかったから気づかなかった。
父親の声だけではない。誰か別の人の声も聞こえる。]

  なに…?怖い……。

[みんな見張ってるのかな、わたしが悪いことしないか。
…ううん、もう悪いことした…――から?]


[楽しそうな笑みの音色が伝う。]


腐ってない『ひと』、ね。
ふぅん、キミにはそう見えるんだ。

腐りはしない。
けれど――…、


[共存の形はまるで飼い殺されるようで、
鈍っている、とそう感じていた。

密やかに交わされる言葉。
醒めてしまった己は泡沫の夢の中にはもう戻れない。]


 味方……、味方ね?

 役者は揃った、というところかしら。

 どこの誰がとは謂わないけれど
 大変なことをしでかしたみたい。
 明日の朝になれば、それはきっと楽しいお遊戯の始まりね。

[高く澄んだ声は、さて、何処まで届くでしょう。]

 『一族の手で、過ちを正す』んでしょう?

 味方なら、庇ってあげなくちゃならないかしら。
 犯人さんが暴き出されたら、それが老人であれ若者であれ
 女であれ子供であれ、きっとあの男は無慈悲に謂うわよ。


 「処せ。」

 って。

[くすくすと零れるのは笑み。
密やかに交わる会話は、さて何年ぶりのものだったでしょう。]

 そうなると、あの男が邪魔ね。
 くだらない理想にしがみついた、哀れな獣。

 どうせお遊戯は始まってしまうんだもの。

 折角ならもっともっともっと、もぉっと。
 派手に彩ってみない?

[くすくす、くすくす。
だって、楽しいんですもの。]



………君かね。

[聞きなれぬ声。
思えば昔聞いたことはあったのだろうが、
それでも長らく──しかも年も違う──聞かなかった声。

高く澄んだ声響かせる娘へ向け、声ならざる声が向かって]


[深く落ちたのは、諦めに似た溜息。

何故同胞は目を覚まそうとしないのか。
何故同胞の手で、同胞を裁かねばならないのか。


 人狼が人を食らうことなど”自然”というのに]



 …… その前に長を、かね。


[そうかも知れない。それが正しいのかも知れない。
けれど長年をぬるま湯で過ごした男には最早牙はないけど]


やるなら──…



  ……、上手く「隠さないと」、なあ。

[牙はなくとも知恵はある。
さてどうしたものかと、思案する様子で口を*閉ざした*]


 共存のため、共栄のため
 『ひと』の為に。
 同胞に手をかける。

 私達だって『ひと』なんだから。

 同胞に手をかけたって
 構わないはずよね?

[諦めにも似た溜息が聞こえます。
声ならざる声が向かう先
私は彼に、微笑んで見せました。]

 そうね、上手く隠さなくっちゃ。
 でなきゃ、殺されちゃうわよ。

 ───“わたしたち”。

[『味方』なんでしょう、と首を傾いで見せて。]


[腐らない、誇り高き人狼。
…なぁんて謂うつもりは微塵もないけれど。

人間に紛れて、耐えて、黙って生きる。
それが『共存・共栄』だなんて。
初めから天秤なんて水平じゃなかったことに
気付きもしないお馬鹿さんたち。

泡沫の夢にしがみ付いて。
ありもしない理想を描いて。
微温湯に浸かって。
人と獣が仲良く手を取り合って生きていこうだなんて。

本当に、馬鹿みたい。

もう天秤は大きく軋んでしまったのだから。]


 
 
 
 ───明日の朝が楽しみね?
 
 
 


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