人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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  …あー、はは、キッツぅ…、

[ 堪らない、とばかりに声を震わせ黒い瞳を細めた。誰かの形を覚え込んでいるらしいそこはぴったり自身のソレに合うということは当然無かったが、慣らしていない隙間に捩込むのは息が詰まるほどキツくてイイ。自分勝手な男は、女に挿入する時はいつもそうしているのだった。

傷付けられてさえいなければ。死に瀕してさえいなければ。この哀れで愛らしい生き物の秘部を自分に合う形になるまで犯してやるのに。]

  ご主人様じゃねぇ、俺様はケイイチだ

[ "犯していただきありがとうございます"などと玩具然とした台詞()を吐く彼女の頬をピシャリと叩いては、呼称の訂正を求めた。挿入の際に呼ばれたものは気に入らなかったらしい。

彼女が誰を相手にしてきたか知らないが、過去のそれらと同一視されている様でイラつく。小さい男なのだ。決して下半身のことではない。

ケイイチだろうとケイイチ様だろうと、自身だけを指す呼び名に変えさせれば、満足げに口の端を吊り上げて抽挿を開始した。ガツガツと自分勝手に、相手の反応など構わずに。]


[ そう、構わずに腰を動かしていたが、反応を示そうとされているのには気付いた()。

実際に聞こえたのは甘い声などではなくカエルを轢いた様な音だったとしても、それが彼女なりの処世術などとも知らないけれども。

── "嗚呼、なんて愛らしいのだろう" 、と。

可哀想で、哀れで、無様で。それでいて酷く可愛らしい。こんないつ誘拐犯に殺されるかわからない危機的状況でも──尤も、自分達を集めたのは誘拐犯などではなく、そして地上には誘拐犯より余程危険な者たちがいるようだが──自分の心を癒してくれる、目の前の生き物の愛おしさときたら。

そうして柔らかな唇に口付けようと顔を寄せ。
──しかし、大きな血の塊が吐き出された。]

  ッは、クソが……、

[ 故意にかけられたのではないと当然わかっている。然し、憤りを覚えてしまうのだ。彼女の血に塗れた頬を再び叩いて、まともに浴びせられてしまった自身の口元を乱雑に拭い、また身勝手な律動をはじめるのだ。

苛立ちのまま連続で突き下ろし、ベッドがギシギシと悲鳴を上げた。
瞳孔の開いていく瞳には気付かない。]



  あー、射精る射精る……!

[ そうして、首に刺さっていたペンが落ちたことなど気付かずに、いつの間にか反応も示さなくなった彼女から肉棒を引き摺り出すと、彼女の頭に射出口を向けて、ドピュドピュと白濁を放った。

避妊などという思考は別段無い。
赤く染まった白髪を再び白くしようなどという適当な理由。

右側の髪から頬にかけて自分の出したものが粘着きながら滴る様を眺めては、はぁ、と熱っぽく息を吐く。俺様の玩具。マーキングでもした様な気分だった。

けれども、そこから視線を少しズラし。
元々光の無かった瞳が完全に沈黙しているのに気付けば、大きく舌打ちをした。]

  …あー…ツマンネ…


( 詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない詰まらない…… )


[ まだまだ遊び足りないが、死体は好きではないのだ。性癖は多少偏っているかも知れないが、死姦に興味は無い程度にはノーマルだった。

この晴れ切っていない怒りの矛先が次に向くのは──言うまでもなく金髪のニックだろう。

男は彼女の死体をそのままに、否、一度だけ名残惜しげに白濁で汚していないほうの頭をするりと撫でると、衣服を整えはじめた。]

  あの野郎ぶっ殺してやる……!

[ 既に一度殺されたことなど、知る由もない。銃声()も地下のここまでは聞こえてこなかったか、あるいは聞き逃していた。

着替えが終われば、余韻に浸ることもなくそのまま出て行くつもりだった。雑な動きでスラックスを引き上げれば、ポケットからは折りたたみナイフが零れ落ちた。丁度彼女の近くに。]


[ ああ、けれども。もしも既に背を向けた、死体が載っているベッドから声や音が聞こえたなら、きっと振り返るのだろう。

いまこの男は、冷静な判断力は有さない。

何故死体が動くか、よりも。
殺しても死なない玩具を手に入れたと、
ニタリ嗤うのだろう。
─────────それは"はじまり"の合図。]


[少女は、実に従順だった。
けれど、従順であるが故に戸惑った。

男は調教済みの女は好まないという。

そんなことを言われたのは初めてで、ならばどうすればよいのかと少女は困惑したようだ。処女を装えば良かったのだろうか……しかし少女が純潔を散らした時の事は幼過ぎて覚えてはいなかったようだ。
男に殴られても、慣らしもせずに肉茎をねじ込まれても、少女は拒むことはなかった。ただ「はい」と答えて要望のとおりにするのだ。「ご主人様」ではなく名前て呼ぶことを躾けられたのなら。]



――ケイイチ様……。

[まるで愛おしい者の名前を初めて呼ぶことを許されたかのように、そっと男の名を口にした。もっと少女の体に血が残っていたのなら、頬を染めてみせたかもしれない。

「犯してくださり、ありがとうございます」と口にした時と同じように、そっと微笑んだのだった。

それらはすべて「こう反応すれば相手は喜ぶだろう」という経験則に基づいた処世術でもあったのだが、今の少女はそこまで深く計算して行動に移すほど頭に血が回っていない。
ほとんど、無意識にやっていたようだ。]



(ご奉仕しなきゃ…しなきゃ……)

[虚ろになりつつある意識の中で、少女が考えていたのは最期までそんな事ばかりだった。男に奥を突かれる度にきゅぅと締め付けようともしたが、何故か力が入らない。自分としては全くご奉仕した気にはならずに、もどかしかったようだ。こんなご奉仕の仕方ではきっと後でたっぷり叱られるだろうと怯えて。
最期の最後まで、男が望む通りの『玩具』である事を願っていた。]

(よかった……)

[少女が最後に見たのは、キツくて気持ち良いと笑みを深める男の顔。自分の体で男が悦んでいる様を見るのは、嫌いではなかった。

そうして意識が途切れた後の事は、まるで舞台の暗転中のように記憶にはなかった。]


ケイイチ様…私の体には飽きてしまいましたか?


[ペロリと自らの指についた白を舐めしゃぶりながら、少女は男に向かって足を開く。ポッカリと空いた穴が、物欲しそうにヒクつくついていた。少女は自ら穴を押し広げるようにして男に見せつけ]

私はあなたの玩具です。
あなただけの玩具です。
どうぞ、心ゆくまで、遊んで下さい…。

[彼の白濁がついたままの指を、ちゅぷりと膣内へ出し入れをして誘う。
いくら首の傷がふさがったといっても、少女は相変わらず、自らが流した鮮血で体を濡らしていた。]


[その命────
そう思考が巡るまでにそう時間は掛からなかった。
だがそれでも遅すぎた。
手を引こうとしていた所、その力に沿うように抑え込まれれば資料の散らばる床に黒髪が散り背を強かに打ち付ける。
ぐ、と喉の奥が狭まり呻きとなったが、咄嗟に叫ぼうとして────]


ひ────っ、あっ、かはっ?!
ん、んぶっ……んん……っ!!!

[口内に何かを押し込まれる。
冷たい。────熱い?熱い、熱い、痛い!!
始め感じたのは鉄の味。
そして先程味わったのに似た血肉の味と、金属の冷たさ。
そして口蓋と喉奥とに酷く冷たく────熱く────痛みが走る。
切っ先はどこまで押し込まれたか。
少なくとも口蓋を削り頬の裏側を刻み、喉奥の柔らかな部分にその尖った切っ先は僅かにでも届いたようだ。
最初は唐突な遺物に嘔吐感を覚える。
しかし何が口内に押し込まれたのかを知れば、必死に嘔吐を堪え、溢れた血を何とか飲み込んではフーッ、フーッ、と鼻で荒い呼吸を繰り返す。
嘔吐感にジワリと涙がこみ上げたが、ギリと相手を睨みつけては両手は相手のナイフ握る手を掴み、それ以上押し込めてくれるなと抵抗を示した。
胃からせり上がってくるもの、喉奥から溢れるもの。
どちらも堪らなく苦しくて、────堪らなく憎らしかった]


【人】 樫の樹の子ら リツ

ー資料部屋>>158>>159>*34>>160ジェフー

[カチャリ……そんな物騒な音と感触が腰にに響いた
鉛玉を撃つ準備が出来たという事か]

(賢くないと思うけどなぁ……)

[物騒な物を突き付けられながら金髪男の言葉を聞いてはそう思い浮かべる
今まで障害になる奴を色んな方法で”黙らせて”来たが、もう少し賢ければ別の方法が浮かんだりしたのかと、黙らせずに障害を避ける方法が浮かんだりしたのかと
そう考えたりする事も無かったと言えば嘘になる
別に人を”黙らせた”事に後悔しているからではない
ただなんとなく、もっと楽な方法があったら無駄な事をしたと思っただろうなぁと考えての事

それはそれとして
俺は結局、脅しに従わずどうにか”黙らせる”選択をした
リスクがあると分かっていながらその方法を選択するのは教師の時と合わせて二度目だ

そうして首を絞め続ける俺に対して
『愚かで可哀想な子』と、金髪男は告げて……引き金が引かれた]

(188) 2016/02/27(Sat) 21時頃

ゔっ……!?

[腰に激しい痛みが走っては腕の力も緩み、そのままよろけて本棚に背中をぶつけながら倒れ込む

階段から転げ落ちて傷が残る程の怪我を頭に負った時とも比べようがない痛み、そのせいなのか息苦しい
常に無表情な俺でも痛みに顔を顰めて撃たれた所に手を当てる
少しでも止血を…と考えた訳ではなく、勝手に手がそこに動いただけ]


【人】 樫の樹の子ら リツ

可哀想って、なんだよ……

[俺の事を見下ろしてくる金髪男を視線だけ向けて見上げる、何で可哀想なんて言うんだと目線でも抗議するつもりで
可哀想だと思われるような境遇に居る覚えはないしそんな生活をしている覚えもないのに、何故今日会ったばかりの人間にそう言われなければならないんだ

そんな事をしている間も傷口から溢れる血が脇腹の辺りまで、そしてそこを押さえてる手をぐっしょりと赤く染めて行く
このままだと誰かにトドメを刺されずとも出血多量で死ぬだろう

こうなったのは明らかに俺が原因だし選択ミスだ
でも後悔はしていない
後悔しても何も変わらないし、無駄だから

だからそれ以上の反抗をする余裕など無く、その場から立ち去ろうとされても視線を送るだけになっただろう
恨めし気でも怒りに満ちた視線でもなく、ただその背中を見届けるだけの視線を*]

(190) 2016/02/27(Sat) 21時頃


完全にはなれなくとも、こうすれば前よりはずっと美しくなれますよ。……嬉しいでしょう?……んん、このナイフでは少々気管も傷つけてしまうかな……

[どこまでも押し付けがましく、自分の理想に当てはめる。彼女の抵抗の涙と、抗うような手を少しだけ見つめ……それから少し前のめりになり、喉奥の口蓋垂に当たっていた切っ先を、慎重に奥へと推し進めようとしただろう。

……大丈夫、死にやしない。

いや、本当に死んでしまえばよほど嬉しいことなのだが。────男の仮説がもしも当たっているのなら、これの方が今は美しい人形に近づくはずだ。

その先の美を想像しては、きっと男は自然と口元に笑みが浮かんでいたに違いない。]


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 21時頃


(貴方の思い通りになんて、させない────!)

[傲慢な女はこの状況そのものに耐え切れなかった。
だからこそ、渾身の力を込めてはその刃先の行き先を狂わせるように、いっそ相手の凶刃を受け入れるように己の手でもって相手の手ごと口内へと引き入れて────ザクリ、と己の舌の根元に突き立てた。
舌を噛み切ったくらいでは死ねぬ、それは娘も分かっている。
だが何れ失血で死ぬだろう。
ズルリ、と舌の塊が喉の奥に転がり込めば、呼吸も上手くいかずに窒息死出来るはずだ。
そう、目論んで]

────っ!!!!!

[自ら選んだとて、堪らぬ痛み。堪らぬ味。
そして呼吸を塞がれる苦しさに顔を苦悶に歪ませるものの、相手を睨みつけるその瞳の輝きだけは再び戻ってきていた。
このまま死ねれば楽になる筈と。

────相手の思うままにだけはさせまいと、浅知恵ながらに]


[ 振り返ると生気のある瞳と視線が絡んだ。
何だアレは。どうして壊された玩具が起き上がれるのだろう。自身の名を呼んだのだろう。

幽霊の類は見つけたら殴ってみたいと思っているほどの怖い物知らずは、そちらに吸い寄せられるように足を動かしながら白く汚れた指を舐めしゃぶる女をまじまじと観察していた。]

  …………、

[ 彼女が起き上がったことで首回りを隠すようにたくし上げたままだったワンピースが少し降り、白く細い首が覗いていた。ペンが刺さっていた筈の穴など、存在しないように見える。

なぜ。確かに傷はあった。服だって血塗れだ。
横奪されかけた記憶だって間違いじゃない。

──多少は思考するものの、頭脳派とは程遠く、ロクな解答は出てこない。

それに別の穴を見せつけられれば、蒸せ返るほどの雌の匂いが広がり、雄が呼び起こされる。

もう、余計なことを考えるのは無粋ではないかと。都合良い逃げ道にしては、考えるのを放棄してベッドに腰を下ろし。]



  ( 嗚呼、この玩具は壊れないんだ )

[ それだけ理解すれば、充分だろう。
丁度それは、ずっと欲していた物だ。誰かが横奪しようとしても、きっと渡そうとはしないのだろう。

この瞬間、路傍の花だった物は特別な花となった。例え壊れぬ玩具が他に幾体か見つかることがあろうとも。自身もまたこの空間では死ねないと気付くことがあろうとも。特別はこの娘ひとりだけ。]




サクラコ、そんなに急いでいたなら言ってくれれば…!嗚呼、窒息死なんて美しくない方法を選ぶなんて!!!美しくなりたいなら、そう言ってくれれば私が最良の方法を使ったというのに……!!!

[嘆きながら、それでも死<美>に自ら望んで向かう姿には感動し、感極まりその美しい東洋の人形を抱き寄せ、抱きしめようとしただろう。
……興奮した今、力の加減など知らぬ。

嫌がられたとて、攻撃されたとて、無理やり抱きしめてしまおうと。]


私はなんて素敵な物と出会ったのだろう!!自ら美しくなろうなど、今まで誰も考え及ばなかったというのに!!、!


  まだまだ飽きてねェよ


[ 整えた衣服をまた脱ぎ捨てて、彼女の前に鍛えた裸体を下ろした。自ら股間を拡げて誘うなんて、やはり身体を明け渡すことに慣れているのだろう。先ほどまでの己ならきっとまた叩いていた。

嫌がる女に無理矢理、の方が好みではあるのだ。けれども彼女のことならば、それもまた美点として考えられよう。それ程までにこの玩具を気に入ってしまっていた。]

  俺様だけの玩具、そうだよな
  はは、当然。誰にも渡さねー

[ 相手の台詞にうんうんと頷く。その言い方も誰かに強いられて覚えたものだと思えば腹立たしいのだが、自分にだけ向けられるのなら良い。その場しのぎだとかは考えていなかった。

彼女の顔と厭らしい身体つきと淫らな孔。にたにたと眺めていれば自ずと欲を吐き出したばかりのソレも元気を取り戻してきた。ムクムクと鎌首を擡げるのが見えただろう。はぁ、と熱っぽく息を吐いて。]


[肩を押し返す両手が力を無くしていく。
相手をキツく睨みつけていた瞳が光を失っていく。
相手を喜ばせてしまったようだが、もうこれで良い。

これで、恐ろしい事も苦しい事も屈辱すらも無くなるなら。

娘の体が失血で冷たくなり、その力が完全に失われていく。
そっと瞳を閉じ、娘は今生を自らの手で終わらせた。

────と、思っていたのだ。
まさか、この悪夢に続きがあるとは、男の蘇りを目の当たりにしても尚思い至っていなかったのである]


なんて   ――……嬉しい。


[ それが、少女にお似合いの結末。
もしナイフを隠し持っていたことがバレたなら、きっと逆上した彼に殺されるだろう。ああ、それがいい。それこそこの少女に相応しい。。

少女はもうずっと、誰かに息の根を止めて欲しかったのだ。

男たちに陵辱され続け、お腹に宿った命が一回、二回、そして三回と、芽吹く前に摘まれて、それでもなお終わらぬ玩具としての生活に。

少女は、とっくに、絶望していた。

もし先ほど自分が死んだことを知ったなら、なぜそのまま死ねなかったのかと泣いたことだろう。

しかし、今の少女にはそれを知る術は無い。]


(ケイイチ様。……ああ、愛しています。
私は人を愛することを知りませんでしたが、今まさに愛を知ったのです。
私に"死"をくださるあなたに恋をしたのです!

どうか私を殺してください。
一度で死ななければ、腕をテーブルに飾ってください。
二度で死ななければ足を暖炉にくべて。
三度目でも死ななければ、目玉は繰り抜いてスープにいかが?
四度目でも死ななければ、腸を鳥に食わせて
五度目でも死ななければ

その時には私の首を切り落として池に沈めてホルンを長く低く三度鳴らしてください。

そうすればきっと、私は死ぬことができるでしょう!)

[ 弾む心を抑えながら、少女はナイフを隠すことにした。といっても、ベッドに横になって、彼に足を開いて誘っている間にナイフを枕の下に隠しただけ。
隠したと言っても、非常に子供騙しである。]



ケイイチ様……私の体を、あなたの色に染めて、あなたの形に作りかえてください……。

[少女はそっと服を脱ぐ。今度はワンピースをたくし上げるのではなく、全て脱ぎ去ってしまった。そして彼の前にすべてを晒し、男の熱に自ら腰を寄せたのなら、男の挿入に合わせて腰を進めた。]

あ……ぁ、入った……ん、ん……

[先程も一度交わったというのに、今度は首の痛みも失血の寒気も無いせいか、少女にとっても心地よいと感じたようだ。自然と笑みが浮かんで、男にチラリと視線を向けて。]

ケイイチ様……触っても、良いですか?

[許可を取り、ヨシと言われたのなら彼の首の後ろに腕を回して、柔らかな太ももで彼の腰を挟んで]

ケイイチ様……キスをしても、良い、ですか…?

[再び尋ねて、ヨシとお許しが出たのなら、おっかなびっくり、唇を寄せて。血の味がするキスを交わそうか。
一番奥に彼を感じながら、そっと甘い吐息をこぼし――]


【人】 樫の樹の子ら リツ

ー金髪男が去った後ー

[男は何も言わずに立ち去って行った>>204
感情を顔に出した事が無かったのに
少しだけでも初めて無の顔を崩され、相手の言葉に対して抱いた”不満”を”抗議の念”として眼に宿させた金髪男
あの男はそんな感情を宿した眼から送られた視線に気付いてただろうに、何も答えずに去ってしまった]

………っ……本当に痛いなぁ…これ……

[荒めの息でそんな事を呟きながら本棚に背中を凭れ掛ける形で座り直した
少し動くだけで傷口に響いていたせいか、額に嫌な汗をかいてしまった
そして出血も続いていて、傷口を押さえている手を伝いポタポタと地面に垂れては小さな血溜まりが出来始めている程]

理由が分かんないまま死ぬのか、俺は……

[理由、というのは俺に”可哀想”と言ってきた理由の事である
それだけ、唯一それだけ納得が行かないしモヤモヤしているのだ
俺は何も不自由はしてないし不遇な扱いされてない
寧ろ今までで一番楽に暮らせててそれなりに満足して暮らしてる
何を以てそんな俺を”可哀想”だと見なしたんだと]

(208) 2016/02/28(Sun) 03時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[こんな死にかけで無かったなら無理にでも引き止めて問いただしただろうに
これまた初めて自分から積極的に動こうと考えたというのに
死を待つだけになってしまった今の状態ではそれが叶わない]

(名前ぐらい、聞いとくんだったな……)

[いつもの俺だったら”知ったところで意味はないし無駄だ”と興味すら抱かない人の名前
しかし、あの金髪男は俺に感情を抱かせただけでなく死の間際に追い込みここまで色々と思考を巡らせた”異質”な存在だ
冥土の土産…とは言わないけど、ただ聞いてみたかった

まさか死んでも生き返るなんて予想すらしない訳で
死んでるところ見られるのはなんとなく嫌だなぁなんて
そう考えたのを最後に視界は暗転し傷口を押さえていた手がビチャっと血溜まりに落ちる
俺はそうして”確かに”絶命したのだった**]

(209) 2016/02/28(Sun) 04時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/02/28(Sun) 04時頃


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