196 水面に映る影より遠く
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[ たとえ、 あたし達の記憶が消されちゃっても。
あなたの声を、騒めく 若菜 が聞いていた。 あなたの姿を、 葵 の花が見つめてた。
その事実は、変わらないから。 だから。
作りたい思い出は 一 じゃ足りない。 きっと 千 でも足りない。 ]
(16) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 21時半頃
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[ とある、 夏 の出来事です。
大人たちに 律 されたルールの中で けれど 晶晶 とした日々を過ごしたね。
今、感じている 切 れない絆は 見ることが出来なくて 透明 だ。
でも、確かに存在していた 糸 で結ばれて
あたし達は、 同じ場所に、 同じ時間に居たんだよ!
]*
(17) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 21時半頃
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― 花火のあと ―
[リビングのソファーでごろごろする。
浴衣じゃ流石に自転車は乗れなくて、ひいて帰ってきた。 家が近くて、助かった!
うとうと。 瞼を閉じれば、花火の光が焼き付かれたまま浮かび上がる。 皆の声が耳に残っていて、聞こえるような気がする。 はやくお風呂入りなさいー!ってママの声は、遠い。
携帯がメッセージの受信>>4を知らせて、あたしはぼやっとしたままそれを開く。 瞬間、一気に目が覚めた!]
(26) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 23時頃
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(わ、わ、ワカナだ…。 お祭り、い、行きませんかって…)
[ドキドキ、起き上がってはソファの上に正座。
そうして、続きを読んで気が付いた。 あれ、“彰人”…?…これ、これグループトークだ!!]
ば、ば、バカーっ!!
[夏姉うるせーって弟にどやされる。 そっちこそうるさいし!
ワカナは悪くない、あたしが勝手に―個人チャットだって、ふ、2人きりだって勘違いしただけ。 分かってる…けど! このやり場のない恥をどこにぶつければいいの!]
(27) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 23時頃
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[とりあえず行くって返信しようかな。 メッセージを打ち込もうとして、思い出すのは。 (浴衣、似合ってる! めっちゃかわいい!)
そんな、彼の声。>>2:469 あの時の熱が時間を超えて、ぶわり、簡単によみがえる。
…もー!チャラい!ばか!! またソファに倒れ込んで、高速でごろごろ。
あの時はちょっと照れてるように見えたのに、文面上はなんでもないみたい。 悩んでるのはあたしだけ?なんて。 悶々もーどは、お姉ちゃんにお風呂入ってきなって言われるまで続いた。]
(28) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 23時頃
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[結局返信は、]
〈 たこ焼き良いなー! 〉
〈 花火楽しかった! 〉
[そして、キャラクターがおやすみって言ってるスタンプ、だけ。 あたしにしては珍しい、行くか行かないか分からないような曖昧な態度。
行きたい、けどお…。 多分、きっと、いや恐らく行くんだろうけど!!
絶対行く!みたいな態度は、なんか負けた気がする!もん!!]*
(29) sa13ichi 2016/08/23(Tue) 23時頃
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お風呂空いたよー。
[お風呂からあがって、二階の部屋にいる弟に話しかける。 勝手に部屋はいるなってキレられるけど、あたしちゃんとノックしたし!!
自分の部屋に入って、ぽふん、ってベッドに腰かける。 今日は朝からバタバタしてたし、プールしたし花火もしたし。 凄い疲れた…あっでも、着付けの復習しなきゃだ! 来年にはヤタケに良く出来たねって褒められる位完璧に出来るようになる!頑張る!
ネットで調べたら出てくるかな?って携帯を手に取って、]
うぎゃっ!
[ジャストタイミングで鳴った携帯に、飛び跳ねる。]
(102) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 18時頃
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[びっくりしながら、なんだろうって画面を見れば、一番新しく表示されている名前は…ワカナ。>>-327
ロック画面には、他のみんなのメッセージも表示されていた、から。 あたしは何気なく一番上のメッセージをスライドして、ロックを解除した。 …んだけど。
こ、こ、これ!!個人チャット!じゃん!!
待って、待って!落ち着こう! とりあえずメッセージ読も?読もう! …。 ……。 ………。
携帯を置いて、ベッドの上にあるぬいぐるみを掴んで、]
(103) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 18時頃
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バカあ、──みぎゃっ!
[高速ごろごろを試みようとして、失敗。 ベッドから勢いよく落ちてった。 ついでに携帯も落ちてった。]
いたい…頭ぶつけた。 もっとバカになる…。
[落ちた携帯へ手を伸ばして、涙がにじんだ目で画面を見つめて、雷に打たれたみたいにビックリする。
じゃあね、って手を振ってるスタンプが送信されてる。
…なんでよりによってこれー! 違う!じゃあねしない! 行くし!行きますし!もーっ!!
慌ててメッセージを打つ。]
(104) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 18時頃
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[送信してから、これで良かったかな、ってそわそわ。 勢いで行くって言っちゃったけど…。
改めてワカナのメッセージを読む。 …小夏“にも”って。 他の人にも来てほしいんだろうなあ。 あたしがはっきりしない返事しなかったから、メッセージよこしただけ、とか。 でも来て欲しいって…来て欲しいって言ってくれてる。 …むむむん、でもでもワカナチャラいもん。 チャラ男はこれくらい簡単に言うもん。
ベッドから転がり落ちたまま、じっと画面を見つめる。 彼もおんなじように、画面を見てたこと>>69は知らず。 ワカナが打ちこんだはずの文字列は、決して見つめ返してはくれないんだけど。]*
(105) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 18時頃
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― お祭りの日 ―
ねぇお姉ちゃーん…。 これでいいかなあ?
[鏡の前でぐるぐる回っては聞いてみる。 そんなあたしを見て、お姉ちゃんは尻尾追い掛ける犬みたいだねって言う。 ひどい!犬じゃないもん!
選んだレースの白いワンピースは、あたしには大人っぽいかもって思ってたもの。 一回着て、それ以降クローゼットにしまいっぱなしだったのに。 ちょっと可愛い恰好がしたくて、引っ張り出してきた。
それを見てお姉ちゃんが、…デートなの?とか揶揄うから!勢いよく、違うし!って答えたら笑われた。 ふんふん腹を立ててたら、髪の毛をセットしてくれて、いっつもストンってなる髪が、今はふんわりしてる。 …器用で凄いなって、思ったのは秘密。]
(147) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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髪とかあー…変じゃないかな? やっぱ上げてた方が良くない?
[下したままの髪を、手で纏めては持ち上げてみる。 あんまり弄んなって頭叩かれる。 いたいしひどい。
五時までまだ時間が有る。 けれど、落ち着いてもいられない。 ソファの上に大人しく座っては、開くのは昨日のメッセージ。>>-375
〈 おこってない!起きてたから平気! 明日も楽しみにしてる!! お休みー(つ∀-) 〉
って、メッセージが来ては、打っては送ったけど。 …変じゃないよね?]
(148) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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[怒りっぽい女って思われたかなあ。 …でも実際ちょっと怒ってたあたし。 ワカナが悪い訳じゃないんだよ…!ごめん! 思い出し罪悪感で胸がいっぱいになっては、うーんうーん唸る。
…っていうか何でこんなに悩んじゃうんだ!! ワカナは!ただの!クラスメイト!!
ただ、…ちょっと思わせぶりな態度とられただけで。 それだけでこんなに揺さぶられるなんて、あたしはなんてチョロいんだ…!]
…でもしょうがないじゃん! 経験値皆無なんだもん!!
[立ち上がっては拳を握って叫ぶ。 ママも小夏うるさい!って叫ぶ。]
(149) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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[落ち着かなくって、喉が渇いた。 立ち上がったついでに麦茶でも飲もうっと! キッチンまで行って、冷蔵庫から冷えたお茶を取り出す。 こっちにもーってリビングのママたちが言う。 しょうがないなあ。
コップを三つ並べて、注いでいる途中、ママが叫ぶ。 「メール来てるよー、ひとりで寂しいからはやく来てだって!ワカナ ユウちゃんから!」
…あたしは盛大に麦茶を溢した。]
(150) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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[何やってんの!?って二人が騒いでキッチンに来るのとは逆に、あたしはリビングの携帯へ急ぐ。
表示されてるのは個人チャットで、ワカナで。 …ユウ、じゃなくて、ユタカだよママ。 既に送られていた二通目>>-378に撃沈しながら心の中で訂正する。
なんだ、間違いメールかあ…。 あれ、まちがい、間違い!? じゃあ誰に送るつもりだったの!?
「はやく来て」だから、考えれば今日のメンバーの誰かに送ろうとしてたことは分かった筈なのに、あたしの脳内では、同学年のイケイケ系の女の子たちが次々と浮かんでは消えてった。
むんずと携帯を握って、ふんふんと打つ。]
(151) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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[チャラ男、は一回打ったけど流石に消した。
ばーか!ばーか! 期待したじゃん! 麦茶こぼしたじゃん!
不貞腐れるあたしを、ママがはやく麦茶拭いてって怒ってきた。 …これもワカナのせいだから!ばか!]*
(152) sa13ichi 2016/08/24(Wed) 23時頃
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― お祭りに ―
っごめん!待った?
[時間ぎりぎりに着いたあたしは、多分一番到着が遅かっただろう。 集まっているクラスメイトの元に滑り込む。 ヒールのあるサンダルは、走りにくいよー!
合流するまでもんもんとしてたあたしの心は、女の子たちの可愛い姿を見てすぐみょんみょんした!]
皆かわいーねっ!
[浴衣でも私服でもかわいいなあ。 今度一緒にお買い物行きたいな! なんて、男子の事は眼中にない。
…っていうのは、うそです。]
(228) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 17時半頃
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[こっそり横目で覗き見る。 きっとカシキのそばにいるだろう、ワカナのことを。
黒い浴衣を着る彼は、お祭りの雰囲気と相まって、…正直ちょっとカッコイイ。 ……別に他の浴衣のみんなもかっこいーし!! ふんふん自分の中で抗議する。 ワカナだけが、特別じゃないんだから!
…ワカナだって、あたしが特別じゃ、ないんだろうし。 ばーか、ばーか…。
百面相するあたしはきっと、傍から見れば可笑しかっただろう。]*
(229) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 17時半頃
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― お祭りの中 ―
あっ!あたしもやるー!!
[輪投げをするキリハラとオーハラ。 結果は…うん。 なんて低レベルな争いなの…って感じ!
出店のおじさんにお金をぽいぽい! お祭りは出費を気にしないのが、楽しむコツだって思ってる!]
むむむん…!
[大口叩いて三本も外してた二人に勝ちたい! …勝ったらラムネ奢ってくれるかな…? っていう下心は秘密だよ!
そうして投げた輪っかは、5本中4本的に入った。]
(230) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 17時半頃
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っどう!?どう!!
[思わず嬉しくてみょんみょん跳ねる。
ふふふん!二人足してやっとあたしに並ぶ程度! スズミヤ勝利!わーい!
すごい!すごいでしょ!ってキリハラとオーハラをキラキラした目で見る。 ラムネ奢ってくれていいんだよ!!]*
(231) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 18時頃
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[見上げる二人の顔は暗い、っていうか悔しそう。 まあこのあたしの手にかかれば、こんなのちょちょいのちょいだよ! クミズの拍手>>239を浴びながら、誇らしげにどや顔。 どうだキリハラ!羨ましかろう!]
そのもしかして、だよ! 奢ってくださぁい!!
[聞いてきたキリハラ>>236に向かって、ぴしっと90度のお辞儀をする。 …がーりーな恰好とは合ってない動作だけど、どんな服を着てもあたしはあたしなんだから変えられない。 オーハラのオッケーももらえた>>238みたいだし、嬉しくて小躍り。
買ってきてくれたなら、2人にはありがとうー!って満面の笑みで言うだろう。 …キリハラにはこっそり、お礼にあとでクミズの写メ送るねって耳打ちもしたかもしれない。]*
(240) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 19時半頃
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[渡されたラムネの瓶はつめたい。 ふんふんとキャップを外して、ラムネの口に押し込む! カラン、音がしてビー玉が落ちる。 しゅわーってラムネの音がする。
すっかりお祭り気分のあたしは、ちゃんとラムネを開けられたことで上機嫌。 一口飲めば、甘くて冷たくて、炭酸が喉に染みる!]
おいしー!
[あたしが犬だったら、尻尾振りすぎて風が巻き起こってるとこ。 そんなあたしに、同じく犬みたいにまとわりついてきたのはクミズだった。>>286]
いーよっ!
[日は暮れても、夏は夏。 喉渇いちゃうよねって瓶を渡す。]
(303) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 23時半頃
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[そのまま近づいてきたクミズに、なになにー?って耳を貸して。 内緒話の内容に、あたしの背筋はピンと伸びた。]
( なんだろ! キリハラが好き…みたいな!? )
[既に恋人ってことを知らなかったあたしには、そんなことを思うのが限界だった。]
(304) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 23時半頃
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[目を光らせながら、そう耳打ちし返す。
はわー!楽しみ! きっと恋バナに違いない!
ぎゅうぎゅう、今度はあたしがクミズにまとわりつきながら、友達の春の訪れに(今は夏真っ盛りだけど!)心弾ませた。]*
(305) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 23時半頃
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…!?
[や、やばい!目が合った!! ピシっと音を立てるようにして、固まる。
なななな、なんでこっち見たの! 今あたしがワカナ見てるんだから、ワカナはあたし見ないでよ!?みたいな!! え、え、なんで逸らさないの!なに!? なんか変なのついてる?今日の格好へん!?
じっと見つめ返されて>>290、あたしは内心てんやわいや。 段々顔はあっつくなるし、意味わかんなすぎて目が潤むし! っていうかやっぱり浴衣かっこい…ッ違う!それどころじゃないから!
固まったの半分、…惜しくて逸らせなかったのが半分。 3秒間あたしはワカナを見つめていた。]*
(306) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 23時半頃
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[慌てて視線を逸らす。 ワカナみたいに、視線を外したら負け、とか思う余裕はない。
うぇ、なんだったんだろう。 でも普通に何となくクラスメイトを見る位、するよね。 …うん、そうだそうだ!
それにしても…まだワカナはあたしを見てるんだろうか。 …って意識するとまた体温が上がり始めるし、だめだ! 考えないようにしよう!!
わたわたと、手持無沙汰に髪を弄っては、お姉ちゃんに怒られたことを思い出して、やめる。 うー…落ち着かない!]*
(307) sa13ichi 2016/08/25(Thu) 23時半頃
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[あたし、バカだから。 …っていうと、言い訳っぽくなっちゃうんだけど! バカだから、ワカナのことで悩んでても、お祭りの空気に流されちゃって、悩みも忘れて行ってしまった。
輪投げはとんでもなく上手くいったし。 ラムネもおごってもらったし。 クミズの話も聞けそうで。 今も楽しいし、これからも楽しみなこともあって。
きっと周りから見ても、それは分かることだったろう。 ふわふわと、浮かぶ気持ちを抑えられない。 このまま雲みたいに、どっかに飛んで行っちゃいそう!]
(334) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 01時頃
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[でも、そんなあたしを掴む手があった。>>315]
へ?
[不意にとられた手に、目を丸くする。 そちらの方へ、顔を上げる。 ワカナが、いた。 飛び跳ねそうなぐらい、びっくりした。]
う、あ、いい、けど。
[じいっと見つめられると、ドキドキいってるのが分かるくらい心臓が跳ねる。 手を引かれると、そのまま寄っていきたくなる。 …っていうか、実際あたしはワカナに寄って行った。]
(335) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 01時頃
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…なに? どーかした?
[できるだけ、いつもどーり!いつも通りに! そっと彼を伺いながら、聞いてみる。
繋がれた手に、あたしの力は入らない。 その手を握り返していいのか、わかんなくて。
ただ、お祭りの灯りに照らされるその顔が、眼に焼きついてしまってた。]*
(336) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 01時頃
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[皆から、離れていく。 お祭り騒ぎから少し遠ざかって、さっきより静かになった筈なのに、あたしのドキドキはどんどん大きくなっていって、さっきより煩い。
どうも、してない、らしい。>>346 けれど…あたしと話したい、らしい。 そわそわ、落ち着かない気分になる。
怒っているか、何て聞かれれば>>347、それが図星だからか、誤解だからか。 ともかく否定したくて、その不安げな表情を変えたくて必死になって。 飛び跳ねては、ぎゅっと、繋がれた手を両手で握った。]
お、怒ってないよ!! …いや、怒ってたかも、しんないけど! でも、なんか、そういうのじゃなくて!
[彼を見上げて、わたわた叫ぶ。 自分でも、よく分かんないんだもん。 段々と、視線は下がっていく。]
(367) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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目、逸らしたのは…恥ずかしかった、から。
[消えそうな声で、呟いて。 見える、握られた弱弱しい手は、包み込むように。
目で追ってる、とか。 近くに居たい、とか。
ぽつぽつと落とされる言葉に呼応するように、心臓が飛び跳ねる。 赤い顔も俯いていればきっと分かんない。 熱い耳も下ろした髪に隠されてるだろう。 今日髪下ろしてて良かった…!って自分に感謝する。]
(368) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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[手を、離したくないと言われれば。 見えているその繋いだ手が、とても恥ずかしくなって。 思わず視線を逸らせるように、顔を上げる。
そうして、視線は合った。 …合ってしまった。
その海みたいな揺らめきを持った瞳を見た瞬間。 どかんって花火が打ち上がるみたいに、あたしの中で何かが爆発した、気がする!]
離したくないなら、離さない、よ!
[いつもよりも数センチ近い距離。 手を繋いだまま、宣言する。 肌はリンゴ飴みたいに真っ赤に染まっていても、自分がワカナをどう思ってるか、分かってきた気がするから!]*
(369) sa13ichi 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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[伴う生態系の変化に、私たち雌は適応しました。
ですが、突然生じたパンデミック……
耐えられぬ人々は多く、私と西の魔女は、
日々、新薬開発に向けて研究を重ねていたのです。
ようやく糸口が見出せかけたそのときでした。
西の魔女は、死にました。
その、流行病によって。
私がここへきたのは、
新薬開発の為に西の魔女が見出した
遺伝子反応を追ってきてたどり着いたのです。
いくつかのサンプルを手に入れることはできました。
ただ、それが役に立つ保証は、
決してありませんでした。]
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