人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 校庭番長 ヤマト

― 1日目:夜 ―

[歯みがきとトイレを済ませて
寝支度を整える時間は
先程の行動を思い返す猶予でもあり。
すべて終える頃には眠気は綺麗に消えていた。

夜のテンションてすごい。怖い。

まだ身長は抜けてないと思ってたのに
簡単に抱きしめられてしまった。
鼻先をくすぐった髪からはいい匂いがしたし、
意図的に受け止めた体は軽く感じた。]

(19) 2019/11/07(Thu) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[嫌だったかな。
けど何も言われなかったし。
そういうの菜摘ははっきりしそうだし。
でも不意打ちみたいなものだったしな……。

さっさと置いて出てきちゃったから>>1:327
確認のために半ば恐々と覗くと
リビングの電気は完全に消えていた。
ちゃんと部屋に戻ったみたいだ。

よかった。ちょっと今は
どんな顔したらいいかわかんないんで。]

(20) 2019/11/07(Thu) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[自分のベッドに潜り込んで
眠気がやってくるのをじっと待つ。

うっかりするとふわふわもこもこの
パジャマの感触を思い出してしまうから、
菜摘の見た夢について考えよう。

姉ちゃんが遠くに離れるってどんなだろう。
遠くの大学を受験するとか、
地球の裏側に海外留学するとか?

それで菜摘が弱ったりするかな。
このご時勢、インターネットだってあるのに。

連絡が取れなくなったら?
たとえば、カケオチしたりとか。

天然気味だけど突飛な行動することがあるから
姉ちゃんならやりかねないし。]

(21) 2019/11/07(Thu) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[それか、行方不明になるとか。

 もしくは――たとえでも、これは考えたくないな。]

(22) 2019/11/07(Thu) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[けどさぁ。そしたら、それこそ。
夢の中の俺は菜摘のそばにいるもんじゃねぇの。

わっかんねぇのと寝返りをうつ。

菜摘が見た夢の話だから
俺が考えたところで納得のいく答えを
出せるわけがないんだけどさ。]

(23) 2019/11/07(Thu) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[ああ、でも。
姉ちゃんがいなくなったとして、
俺がまだ菜摘の傍にいて。

けど菜摘は姉ちゃんのことしか見えてなくて
俺のことを見てくれないのは。]

 さびしいかも、しれないなぁ。

[子供かよと溜息を吐いて布団を被った。
そろそろ真面目に寝ないと、本格的にやばい。*]

(24) 2019/11/07(Thu) 22時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

― 朝 ―

[起きたのはきっと俺が一番遅かった。
出発時刻は決めてないから
遅刻って言われても言い訳は効くけど。たぶん。]

 おはよー

[やっぱりというか寝不足気味で。
部屋に落ちてたジーンズにパーカーに着替えて
リビングに行ったら、姉ちゃんと菜摘はもういたかな。

その服装じゃだめって言った!と
挨拶直後にダメ出ししてくる姉ちゃんは元気だ。
1人で早々に熟睡してたもんな。

菜摘はちゃんと寝れただろうかと
視線を向けてみるけれど。*]

(25) 2019/11/07(Thu) 22時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[もともと今日のモール行きは、
姉ちゃんが他の誰かと行く振りをして
それをダシにして俺が菜摘を誘う計画だった。

その提案をする前に菜摘から誘われたから>>1:10
計画は頓挫したものだと思って
姉ちゃん指定の服は着なかったんだけど、
まだ計画は続くらしい。]

(35) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[でも、計画としてもう無理じゃね?
特に当初のまま進んでいたらと考えると恐ろしい。

だって見てくれ。
視線が合わない。会話が続かない。>>28

今だって逃げるように
片付けを手伝いに行ってしまった。>>29

別に完全に無視されているわけじゃなくて、
菜摘を見ていると時々視線が合うから
向こうもこっちを見てはいるんだ。

……絶対、昨日のアレが原因だよなぁ。]

(36) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[もちろん姉ちゃんが気付いてないはずがなくて、
菜摘が流しの方に引っ込んだのを見るや
肘で俺を横からつついてきた。

食べにくいからやめてほしい。
先に寝た姉ちゃんが悪いんだろ。]

 …………別に。

[昨日と同じ質問をされると>>1:98
今度は昨日みたいに即答はできなかった。
だって心当たりしかない。

心当たりはなくもない、ともごもご呟けば
姉ちゃんの笑みが輝くから、
トーストを詰め込んで俺はその場を逃げ出した。
洗いざらい吐かされるのは御免だ。]

(37) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[先に部屋に戻った手前、
着替えないわけにもいかない。

気に入りのパーカーを脱いで
指定されてたシャツとセーターを被る。

その間も考えるのは
あまり喋れなかったひとりのことで。

昨夜に似た状況にはなったけど
視線が合うのなら
気まずいとか恥ずかしいとか
そういう理由かなって想像もつけられる。

思い当たる節がある分、気は楽だった。
もしかしてな希望だって
ちょっとくらい持ってもいいよな?]

(38) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[シャツのボタンを掛け違えていると
全部終わってから気付いてやり直していたら
俺が出るのが一番最後になってた。

母さんに呼び止められて
昼食代を受け取ったりしてたのもある。]

 悪い、バスまだ間に合う?

[靴の踵を踏みながら
玄関に出るともう2人は待っていて。

菜摘が俺をやけに驚いた様子で見てくるから
何か変なとこでもあるのかと
視線は最初にズボンのチャックに向かった。
うん。ちゃんと閉まってる。]

(39) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 寝癖でもついてる?

[姉ちゃんに聞いても
にやにやしたままで答えてくれない。

首を傾げたまま腕時計を見て、
バスの時間がやばいって気付いたら
行こうぜって先頭を切った。

駅からモールまでの道中、
前の席に並んで座った姉ちゃんと菜摘が
何を話していたのか俺には聞こえないけど。

姉ちゃんがやけにいきいきしてたから
菜摘を生贄にした気分でちょっと申し訳なかった。

でも自分から隣に座ってたし。
俺としてはどっちが隣になっても
別ベクトルでそれぞれ大変だっただろうから
この席は譲れなかったよな。]

(40) 2019/11/07(Thu) 23時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[席の隙間から
白くて丸い髪飾りが見える。>>34]

 …………

[そこから連想できるものといえば
今の俺には昨日のパジャマしかなかった。

視線を白いぼんぼんから引き剥がして
スマホで今日のモールの確認を始めてみたけど、
寝るまでの反芻は止められなかった。

バスを降りる頃には俺の方が
今更だけど視線を合わせられなくなってたけど、
女性2名の買い物に引きずり回されれば
そのうち元に戻るはず。**]

(41) 2019/11/08(Fri) 00時頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2019/11/08(Fri) 00時頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[女子同士なら気兼ねなしに
手をつないだりできるんだよな。>>44

バスを降りて合流した2人を見て
羨ましく思う気持ちがないわけじゃないけど、
俺はそれを口にできる立場ではない。

昨日も今日もその事実は変わらず、
違うのは俺の心持ちというか。

昨日までは遠い目標を眺めているようで
特に何も思わなかったのに、
今日は悔しさみたいなのを感じるのは
きっとあの一時が影響している。]

(126) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[思い出すと平静を保てなくて
けど不意に思い出してしまうしで
俺の視線は大層不審だったに違いない。

菜摘が俺の方を見ていたのなら
露骨に逸らしてるってすぐ分かるくらい。]

(127) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 べつにいいけどっ。

[菜摘から話しかけられて
半分声が裏返ったのが恥ずかしい。

俺が菜摘のことを好きなのは前からで、
それでも普通に話せていた。
……今までどうやって話してたっけ?

「今まで」を思い出そうとしながら
あそこの店だろって言って歩き出す俺は
後ろで菜摘がどんな表情をして
何を考えていたか全然察してなかったんだ。>>45]

(128) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[俺の心中を知ってか知らずか
――たぶん知っててもおかまいなしで、
姉ちゃんは楽しそうに試着する服を選んでいる。

プレゼント計画、覚えてるか?
今日のメインは姉ちゃんの服じゃないんだぞ。
来週に当日が迫ってるんだからな??

すぐ傍に菜摘がいるから
声に出して指摘できないのがもどかしい。

そして女性服しかない店内で
付き添いの俺は身の置き所がないから
姉ちゃんの意見番してる菜摘の近くに立つ。

菜摘は着たりしないんだろうか。
笑ってるから楽しんでるみたいだけど。>>47

ついじっと見ていたら
ばっちり視線が合ってしまった。]

(129) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[反射で目を逸らしそうになって、
けどここで逸らすのは
もっとおかしいだろって踏みとどまると、
あのね、と菜摘が声をかけてきた。

なんだろうって聞き逃さないように注意して。

たぶん俺はその時口を開けて、
とても間抜けな顔をしていたに違いない。>>48]

 ……そ、うかな。

(130) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[試合の応援では何度か。
でも日常で言われたことはなくて、
というか言う機会がそうそうないだろ。

姉ちゃんの選んだ格好のことかな。
でも、今日の俺って言った。

じわじわ首から熱が上がってきて
空調が効いているはずの店内なのに暑い。

顔を伏せてしまった菜摘も
言ってから照れてるのか耳が赤くて、
それが余計に俺の顔を赤くさせていく。]

 ……こういう恰好のが好き?

[顔は前に向けて、
でも視線は菜摘に向けたまま訊いた。]

(131) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[何を訊いているのか俺はって思わなくもないけど。
外出前に服装を気にする人達の気持ちが
ちょっとわかった気がする。]

 菜摘は服、見ねぇの?

[姉ちゃんに意見を言ってはいるけど
自分に当てたりしてないから。

姉ちゃんが好んで選ぶ店の服は
菜摘の好みとは違うのかもしれないけど、
似合うと思うんだよな。

特に今日はふわふわした髪飾りをつけてて
ちょっと雰囲気変えてるし。

別にこの店に限る必要はないんだけど
菜摘が服を選ぶのも見てみたいなって、そんな気分。*]

(132) 2019/11/08(Fri) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[煩くなってきた心臓を
ゆっくり呼吸することで宥めたりして
めいっぱい取り繕っていた平静は
菜摘の一言で綺麗さっぱりぶち壊された。

頑なに下を向いていた顔が
急に、勢いよくあがったから>>139
驚いて横を向いた俺の視界に菜摘の赤い顔が>>140]

(153) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[……え、あの、菜摘さん?

俺は服のことを訊いたつもりで、
その返答としても全然おかしくはない。

おかしくもないけど
その言い回しって俺がどんな服を着てても

  す、好きって……取れてもしまうんだけど……?

微動だにできない俺の前で
たぶん俺よりてんぱっている菜摘が
俺の解釈の補強をしてくれているわけだが。>>141

一応、リップサービスってセンもあったんだ。
それこそ調子のいい菜摘だったら
「大和は男前だしどんな格好でも好きだよっ」とか
言いそうだろ。男前の部分は盛ったけど。

でもこの慌てようは違わないか?]

(154) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[そういや菜摘、隠しごと下手だよな。
昨日も夢のこと隠そうとしててもぼろぼろだったし。

心臓というか胃というか
そのあたりがむずむずしてきた。

しゃがみこんだ菜摘の旋毛を見下ろしながら
にやけそうになる口元を必死に堪える。

なんだよ。
昨日まで全然普通だったのに。
てんぱって、取り繕おうとして墓穴掘って、
まるで俺のこと―― ]

(155) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[さて、ここで問題です。

ここはどこでしょうか。

  ――セール中のショッピングモールの店内です。


そこで男女が顔を赤くしているのを見かけたら
あなたならどうしますか。

  ー―間違いなく、どんな形であれ、見ます。]

(156) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 ちょっと外の空気吸いに行こうぜ!

[周囲の視線に気付いてしまった俺は
さっきまでと違う意味でも顔が熱くなって、
菜摘の腕を取って出口に走った。

腕を引っ張る形になった菜摘には悪いけど
1人で置いていくのはもっと駄目だと思ったから。

そこの試着室のカーテンから
顔を半分だけ出して笑ってる姉ちゃんは
いいからとっとと服を決めて買って出てこい!]

 はー……
 あ、悪い。痛くなかった、か……

[外の空気が気持ちいい。
店の脇で息を吐いて、結構強く引いた腕を痛めてないか
訊こうと思って慌てて離した。]

(157) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 あのさ、菜摘。
 さっきの、どんな格好でも。ってやつ。

[言いかけて、外の空気で冷えた頭が
ストップをかけてくる。

他の男とかにも言ったりしてねぇ?とか。
どういうつもりで言ったの?とか。

どう訊くのが正解か分からなくなって
自惚れと混じってぐるぐる喉の奥で固まって。]

 ……あんまりそういうこと言うと
   俺、調子に乗るぞ?

[茶化すにしては、声は真面目すぎたかも。*]

(158) 2019/11/08(Fri) 23時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[店内で浴びていた視線に
菜摘は気付いていないようだった。
その方が心の平穏を保てるだろうから
気付かないままでいてほしい。

離した手は背中に隠れてしまって>>161
赤くなっていないか確認することもできない。

それを残念だと感じるのは
幼馴染の距離感としておかしい、のか。
でも原因は俺だし。
……境界がよく分からなくなってきたぞ。

俺は深呼吸してる間に
気を取り直そうとしているのか
菜摘も首を振っていて>>162
白い飾りが髪の上でぽわぽわと跳ねていた。]

(174) 2019/11/09(Sat) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[伝わんねぇよなぁぁぁ!!>>163

でもまぁ俺の言い方が
逃げ道作ってるも同然だったから
菜摘に責任を押し付けるのはだめだよな。

ガラス越しに店内を一瞬見て、
首を傾げている菜摘に視線を戻す。

これもある意味逃げではあるんだけど。
今を逃すと、次はいつになるか分からない。

というより今の状態から
昨日までのような接し方ができるのか
この先の俺に自信がありません。]

 調子に乗るっていうのは……

(175) 2019/11/09(Sat) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[どうにも緊張して
目線は横に逸れてしまうんだけど、]

 菜摘が俺のことを
 弟じゃなくて、イチ男子として
 見てくれてるのかなって……そういうやつ。

[俺は弟位置から抜け出ることができたって、
そう自惚れてもいいんだろうか。]

(176) 2019/11/09(Sat) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[菜摘が何か言おうとしてたとしても、
それより先に店のドアが開いて
袋を抱えた姉ちゃんが満面の笑みで出てきた。

タイミングを狙ってたのは認める。]

 姉ちゃん、買い物長すぎ!

[視線を姉ちゃんに向けて文句を言う。
少し……だいぶワザとらしかったかもしれないけど
菜摘も乗ってきただろうか。

今日はまだ半日いる予定だから、
ここで告白して玉砕なんてした日には
俺は哀愁を漂わせ独り途中退場せねばならない。

その逆であってもちょっと心臓がもたないので
どのみち、半日の猶予はほしかった。]

(177) 2019/11/09(Sat) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[菜摘は今ので勘付いたかな。
まだ首を傾げてたかもしれないけど。]

 ……続きは帰りに言うから。

[ぼそりと呟いて、
その場ではここまでってことで。

けどさ。よく考えてほしいんだ。
別に俺はお人好しでもない、普通の中学生だからさ。

ただの幼馴染に貸すためだけに、
手やらを胸やらを空けておいたりしねぇよ。*]

(181) 2019/11/09(Sat) 00時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[姉ちゃんが戻ってくる直前、
菜摘が小さく返してくれた言葉は>>185
俺の心臓を止める予告かなって思ったけど
調子に乗りすぎると反動が怖いし。

けど、菜摘も同じだといいな。

普段なら嫌々受け取る袋も
今日は文句なしで受け取って>>187
また手をつないで歩き始める2人の後ろを
付いていく形で次の店へ。

よく見ると完成したばかりなのもあって
カップルも結構いる。

……今度は2人で来れたりするかな。
さっき擦れ違った人達みたいに。]

(191) 2019/11/09(Sat) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[それからはあちこちの店を梯子して、
店の数に目を回している内に
いつも通りの会話もできるようになっていた。

姉ちゃんが熱心にイヤリングを見つめては
財布の中身を確認している間、
菜摘は近くのネックレスに視線を注いでいて。>>188

あんまりごてごてしてないシルエットで
菜摘が好みそうだった。

似合いそうだとも思うし、
つけてるところを見たいとも思う。

SALEの値段は2人分の財布ならなんとかなりそう。
姉ちゃん、その分の予算は残してるよな?]

(192) 2019/11/09(Sat) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[結局、その店では2人とも何も買わなかった。

菜摘にバレないようにしないとだから
すぐそこに本人がいるんだけど
トイレ休憩を使って姉ちゃんにメールする。

『さっきの店のネックレス覚えてる?
 姉ちゃんがイヤリング見てたとこの、星のやつ』

『菜摘に似合いそうって思った〜!
 大和も気に入ったなら決定ね!!』

イヤリングしか見えてなさそうだったのに、
ちゃんと押さえるとこは押さえてるんだよなぁ。

感心してたら追加でもう1通届いた。
どうでもいいけどトイレの個室で打ってるのか?
あんまり待たせると菜摘が不審に思うぞ。

なんて現実逃避はそれくらいにして。]

(193) 2019/11/09(Sat) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 ……お見通しかよ、くっそ。

[『今日も頑張りなさいね☆』と追加された一文。

親友だからなのか、姉だからなのか。
どっちにしろ、姉ちゃんには一生敵う気がしねぇ。]

(194) 2019/11/09(Sat) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[おやつはこの店のパンケーキがいい!と
結構な列に並んでいる間に、
俺が買い忘れを思い出したと離脱する形で
星のネックレスを買いに走った。

本当は姉ちゃんの方が
店にもすんなり入りやすいんだろうけど、
菜摘が姉ちゃんの単独行動を許しそうな素振りを
まったく見せなかったから、俺です。

アクセサリの店は入りにくいと思ったんだけど
案外、視線を集めないというか。
店員さんも全部分かってますとばかりに
包装の種類を聞いてくれた。
結構プレゼント用に買いにくる男も多いらしい。]

(195) 2019/11/09(Sat) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[ネックレスの入った箱を
柔らかいけど紙っぽい袋に入れてもらって。
白いリボンをかけてもらう。]

  喜んでくれるといいな。

[店を出たタイミングで、そろそろ中に入るって
姉ちゃんから連絡が来たから、
1枚写真を撮って返信代わりに送ると
潰れないよう袋を鞄に入れて来た道を戻った。]

(196) 2019/11/09(Sat) 03時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

― 逢魔時 ―

[思ったより遅くなった。
というかこの時間ってもうこんなに暗いのか。
最近のこの時間帯は道場や家にいることが多いから
全員がうっかりしていた。

人工灯が照らすショッピングモールは、
それはそれで綺麗なんだけどさ。
問題は、この時間に帰る人の多さだ。]

 バス、すげぇ混んでるな。

[夕飯前に帰ろうとしているのか
俺達と同じうっかりさん達が多いのか、
バスの発着場にはすでに長蛇の列ができていた。

また並ぶのかよ……とげんなりするが、
並ぶ以外に帰る手段がないからしかたない。]

(197) 2019/11/09(Sat) 03時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[今日立ち寄った店の話や
買ったものの話をしながら並ぶことしばらく。

ねぇ、と列の外を向いた姉ちゃんが
少し離れた路地の方を指で示して声をあげた。

人影が、路地の奥に入っていくのが見える。
フードを被った後姿は前傾気味で、
壁に寄りかかって歩く足取りは覚束ない。

体調が悪いんじゃと姉ちゃんは心配そうだ。
看護師を目指している身として
見かけた以上は、放っておけないらしい。]

 いいよ、俺が行ってくる。

[姉ちゃんが行きたがるのを菜摘が引き止めるなら
代わりに俺が見に行くって走り出す。]

(198) 2019/11/09(Sat) 03時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[あっちはたしかまだ開発中だったはず。
そこで倒れたりしたら大変だ。

心配蘇生法とか救急法は
ひととおり道場で教習を受けてるし、
本格的にやばそうなら
携帯で救急車なりを呼べばいいと思っていた。

だって俺は何も知らない。

菜摘だってきっと知らない。]

(199) 2019/11/09(Sat) 03時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

(知っているのは、

  「帰ってこなかった」姉ちゃんだけ。**)

(200) 2019/11/09(Sat) 03時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[陽が落ちると外はかなり寒い。
そんな中で並ばされてるとピリピリするよな。

近くで道路規制でもあったのか
バスそのものも遅れたりしているらしい。
開店したてのモールだし
そのあたりも考慮しとくべきだった。

暗くなってぶり返したのか
菜摘はまた姉ちゃんにべったりになって>>272
帰りにって言った続きは
明日に先送りになりそうだなと
苦笑いを浮かべていた。

だって明日は必ず来るし
ほんの十数時間のことなんだから。]

(280) 2019/11/09(Sat) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[そんな状態だから姉ちゃんの単独行動を
菜摘が許すはずない。>>273

けど姉ちゃんは姉ちゃんで
誰かが気付いてくれるだろうって
放置できない性格だ。
菜摘もよく知ってるだろうにな?

そしたら場を丸く治めるために
俺がひとっぱしりするしかないじゃん。

発着場の周りに設置された街灯が
それ以外の場所に色濃く陰を作るから
路地に入っていった人影は
もうここからじゃ見えなくなってる。]

(281) 2019/11/09(Sat) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[とはいえ部活でも道場で
日々走り込んでる現役学生の足なら
ふらふら歩く大人には簡単に追いつける。

そう長くない路地を抜けると
出たのは開発中の空地で、
地面も舗装されていないのが大半だ。

離れた場所を通っている道路の街灯と
モール上部に設置してある明かりのおかげで
そこそこ視界は確保できる。

どこに行ったかなって見渡せば
資材っぽいビニルシートの山の近くに
凭れかかるようにしている誰かを見つけた。]

(282) 2019/11/09(Sat) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 大丈夫か?
 歩いていくのが見えたけど、
 こっちは暗いし人がいないから危ないよ。

[そう。危ないのだ。
暗くて人の目が少ない場所では
倒れたってなかなか気付いてもらえない。

何をしても、気付かれない。]

(283) 2019/11/09(Sat) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 ひ、ぇっ

[反射的に一歩退いた目の前を
鋭利な何かが掠めた。

包丁?アイスピック?
この暗がりだと分からないけど。

振り向いたそのフードの内側は
暗がりの中でも割とはっきりと見えた。
映画で見たデスマスクみたいなのを被ってる。

これやばいやつ。ヤバい奴。

姉ちゃんが来なくてよかった。
足が遅いし反射神経もよくないから
大怪我か、最悪……俺でよかった、マジで。]

(284) 2019/11/09(Sat) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[まったく考えてないわけじゃなかった。
無差別傷害事件とかニュースでやってるし。

けど、俺はそれなりに腕に覚えはある。
小学生の時から道場に通っているし
中学の剣道部では、先鋒を任されてたし。

近所の警察官の兄ちゃんに
筋がいいぞって褒められたこともあるんだぞ。

だからもしこうなっても
逃げられるって思ってたんだ。
発着場の方に逃げると追いかけてきた時に
パニックになりそうだからどこに逃げるか……
……返り討ちにした方がいいのか?

相手は相変わらず
足元がふらふらしているから、
持っている凶器にさえ気をつけておけば。]

(285) 2019/11/09(Sat) 22時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[警察官を夢見ていたって
しょせん、俺はまだただの中学生で。]

 菜摘!?
 お前、姉ちゃんといたんじゃないのかよ!

[路地の方から聞こえた声に>>279
俺は驚いて相手から視線を外してしまった。

そのぬるい判断と慢心が招いた結果がこれだ。]

(286) 2019/11/09(Sat) 22時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[刺された。肩のあたりがめちゃくちゃ熱い。

包丁っていうよりアイスピック?ドリル?
どうか回転しませんように。

凶器を持ったまま菜摘の方に行かないように
肩に刺さってる細い何かを握ったら
両掌まで切れて痛いんだけど、日本刀か何かなの?*]

(287) 2019/11/09(Sat) 22時半頃

 
   その世界は
   本当に、あなたの望んだ世界ですか?
  


【人】 校庭番長 ヤマト

[そっちに行かないようにしたのに
菜摘の方から向かって来てどうするよ!>>303

一直線に距離を詰めてきて
明らかに仕掛けようとするのが分かるから
そのまま掴み押さえようとしたけど
血で滑る両手じゃうまくいかなかった。

掌を鋭く平たいものが滑る感覚の数秒後に
熱みたいな痛みが両手を襲う。

ぐっと奥歯を噛んで顔をあげると、
菜摘が体勢を崩して地面に体を伏せて、
その近くにいる不審者が凶器を菜摘の肩へ>>304]

(309) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[怒りで目の前が真っ白になる。
とか小説やドラマではよく見る表現だけど。

実際、そうなってから動く前に
襲われている本人が反撃に転じる瞬間を見ると
脳が情報過多でフリーズするらしい。

あまりに綺麗に決めるから
道場での一幕を見ているようで
痛みも焦りも忘れて見惚れてしまった。>>306

――じゃなくてだな!!

逃避してる場合じゃないと
加勢のために走り出す。

ほんの数歩の距離。数秒の間。

あと少し離れていたら、遅れていたら。
間に合わなかったと気付いて後から寒気がした。]

(310) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[地面に叩きつけられた不審者が
菜摘の体を押しのけるように起き上がっても
別の何かに気を取られているらしい菜摘は
咄嗟に反応できていなかった。>>307

払い除けるためか振り回される凶器の側面も
十分鋭利なのは両手で経験済みだから、
声をあげる瞬を惜しんで菜摘の腕を掴んで引っ張る。

遠心力を使って位置を反転させたら
当たった腹のあたりが殴られたみたいに痛んだけど。
無視してそのまま2人で地面に転がる。

すぐに体を起こしたら、
もうあのフードの人影はどこにもいなかった。]

(311) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 ……バスの方に行った?

[そしたらやばくないか。
あっちには人がたくさんいて、姉ちゃんも。]

(312) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[――Pulululu ]

 姉ちゃんからだ。

[痛みだけでなく震える手でボタンを押す。
菜摘が聞きたがってもスピーカーホンにはしない。]

(313) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

『大和、さっきの人大丈夫?
 あんまり気分悪そうなら救急車呼んだ?
 次のバスには乗れそうなんだけど、そっち行く?

 あと菜摘も一緒にいるよね。
 急に走っていくから怒ってるんだよ、わたしは!
 1人じゃ荷物全部持って行けないから取りに来てよー』

(314) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[誰かそっちに行ってないかって聞けば
俺達が入っていった路地からは誰も出てきてないって。
不審者は別の道で逃げたらしい。

菜摘に大丈夫そうだって頷いて、
そこからはスピーカーホンに変えたかな。

今しがた起きたことを説明して
モールの職員に急いで伝えるよう急かすのは
菜摘の方が向いてたかな。

俺は気が抜けたら最後に掠ったらしい
わき腹も痛くなってきた。
暗くてよく見えないけど両手とか見た目やばそう。

あとすげぇ、怖かった。
今になって膝に来てるのか立ってられない。]

(315) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 逃げろよなあそこはさぁ……

[電話が終わった菜摘がしゃがんでくれたら
無事な方の肩に額を押し付けて
冷え切った空気を肺から押し出す。

菜摘が襲われていた時の光景が浮かんでは
今更に胃のあたりから冷えてきた。]

 ごめん。怪我させた。*

(316) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[菜摘だって怪我してるのに
説明役を押し付けたのは悪かったけど
俺が話すと姉ちゃんの質問止められないからさ……。

通話が終わって画面の光が消えると
薄ぼんやりと光っていた周辺が元の暗さに戻る。
その方が、ありがたいんだよな。
見てると余計痛くなりそう。

ああ、でも菜摘の怪我の具合が見えない。
頬やら肩やら触ってくる菜摘は
自分の怪我の確認もしてほしいんだけど。>>334]

 そのまま警察呼んでくれてたら
 菜摘が怪我、しなくて済んだのに。

[跡、残んないといいな。
抱き寄せられたまま息をすると
菜摘の家の匂いに混じって鉄錆の匂いがする。]

(341) 2019/11/10(Sun) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[菜摘はなんでか謝ってるけど
悪いことなんかひとつもしてないだろ。>>334

そう声をかけたかったのに
緊張が解けた反動と、安堵と、遅れて来た恐怖とが
一気に襲ってきて口を開くのも億劫だ。

だからやけに穏やかに聞こえる菜摘の声を
触れている温もりを感じながら
夢みたいな一言を聞いた。

……実際に夢だったのかもしれないって
目を覚ました病院のベッドの上で思ったけど。

夢と現実、どちらであったとしても
俺は包帯を巻いた菜摘に頼みごとをした。]

(342) 2019/11/10(Sun) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

 情けないよなぁ、ほんと。

 俺、もっと強くなる。
 少なくとも好きな奴を守れるくらいに。

 こんなこと二度とない方がいいんだけど
 気持ちの問題なんだって!

 ――それで、そしたらさ。
 今度は俺から「続き」を言わせてほしいんだ。

 だからそれまで待っててほしい。
 ムシがいい話なのは分かってるけど。

 いつまで……いつまで…………
 お、俺が今だって思うまで…………?
 
 そんなになるまで待たせないし!
 なので待っててくださいお願いします!!

(343) 2019/11/10(Sun) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[その未来の延長線に、
俺を好きと言ってくれた菜摘はいたかな。**]

(344) 2019/11/10(Sun) 01時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヤマト 解除する

生存者
(10人 0促)

ヤマト
50回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび