人狼議事


253 緋桜奇譚・滅

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【人】 護法善隊 ヤツデ

  異国…ええと
  清じゃな、めりけんやえげれすではないぞ。
  
 [どこからどう見ても日本の妖ではないことは
 身につけているもので知っていようにと、
 面識の有無も分からず思ったものの>>36]

  なんじゃと…?
  あやつ、何故……
  一体この國になんの恨みがあるというのか

 [碁を打とうと口にした時、嫌々口裏を合わせた――
 ようには見受けられなかったが…。

 それに誰も、とも言っている。
 やはり火鳥は童女が生み出したものでは無いと知る。]
   

(41) 2018/11/14(Wed) 22時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  聞いたとおりよ。
  轆轤の、戻って伝えよ。

 [あんたらは骸骨遣いが荒すぎると文句を立てつつも、
 恐らくは匂いで所在伝える為なのか
 黒い獣を一匹残し、再び路を戻っていく。]*

(42) 2018/11/14(Wed) 22時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  ふむ…  桜に興味がない、か。

  えげれすとの戦争で植民地化が懸念されておると聞く。
  大勢の珍妙なる半死人、
  意味は其処にあるのやもしれん。

 [何一つ断言できることこそ無いけれども。

 道士であったと聞く限り、妖力から見た所では
 あの者自体が相当の法力の使い手であろう。
 
 桜に興味なく、暴れるだけであれば
 あの様に数を増やす必要はない。
 御所を囲む神社を狙っていただけに
 想像もつかない目的があるかもしれないが。>>44]

(47) 2018/11/14(Wed) 23時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


 [さて――――、]

(48) 2018/11/14(Wed) 23時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [ほんの少し―――
 ほんの少しだけ、
 考えてしまった。

 どうしても冥府の扉を開けて、
 今の童女として両親と再会したいのなら。
 老い先短き命を食わせてやる事も。
 天秤にかけるべき話でも無いというに。

 天狗爺は老いても天狗。
 この命を吸わせれば冥府の扉は開くであろう。

 桜を抑える封陣は一反木綿の生気で保つもの。
 天狗爺が死のうが半日程度は保つ。
 後世を生きる者に預けるのも、一つの選択と。]

(49) 2018/11/14(Wed) 23時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  暖琴よ。
  ……これが親心というものやもしれぬなあ。


  おんしに変わって貰うのは困る。
  おんしはいつも飛び跳ねて笑っておったではないか

  万に一度すらも根に縛られ
  年に一度しか咲かぬものになって貰っては困るのう


 [けれども。
 その様な手抜きや他妖任せは、止めた。
 
 京の為、
 この子や亡き親の為にも。 
 
 此処で、この娘を冥府に連れて行く。
 例え、天狗爺の命尽きようとも]

(50) 2018/11/14(Wed) 23時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [暫しの小休止のお陰で、妖力は若干だが戻った。
 片膝つかずとも立ち上がれ。]

  さあ、さあ。
  
  終わらせたいのであろう。
  儂を捧げて食らわせたいのであろう。

 [しかし、始めに襲った時のように、  
 奇襲を仕掛ける訳ではなく、
 合図の号をこうして掛け]

  ゆくぞ。

 [風の刃を発生させ、四方に舞わせ――
 団扇を童女に向けて掲げ、『集め』ようと。]*

(51) 2018/11/14(Wed) 23時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [――――――歳は余計じゃ。>>53

 しかし、笑顔が一番可愛いというのはその通り。
 だからこそ、その胸に哀しみが満ちていた事
 今日の今日まで見抜けなんだ。

 ぶらさがる他の提灯らは、
 ただの火を灯しただけとは思えぬ眩さ>>53
 四方から狙い撃つ風は焔に相対して
 此方が放った分では足らない火勢までは
 相殺されず、天狗爺を包んでしまう。

 煙が上がる――

 火包の中で、
 もうもうと燃えているかのように。
 立ち込める煙は、雲のよう。]

(55) 2018/11/15(Thu) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [けれども、――その煙の中では影が在った。
 三頭身の老人らしかぬ、巨大な影が。
 煙が晴れて出ずるは、八尺はあろうかという巨体。
 屈強な山伏が、ひとり。]


  微温いのう……。
         火岩の上で座禅していた頃のほうが
         よほど熱きものじゃった。

 [声の質まで変わっている。
 別人のような風貌にして、
 これが本来の八手の姿]

(56) 2018/11/15(Thu) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [焔は八手を焼いているが、今は痛苦を感じ得ない。
 まるで、闘気のようであった。]

  二代目僧正坊
  八手大天狗、見参。

 [神通力の格が上がれども、
 この姿となることが、
 八手の存在出来る刻限を
 縮めるものとなる。

 焔纏うこの身は縮めば焼き付くであろう

 なれば、線香のように――
 大天狗が燃え尽きてしまう前に。]

(57) 2018/11/15(Thu) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [巨躯がぶれて、ぶれたかと思えば
 それは身を『二つに分けた』だけ。
 仕掛け――トリックなど何処にもない
 どちらも実態があり、何方も八手。]


  「「とくと味わえ、我が刃!」」   

 [跳ぶ、

    童女との距離を縮めるべく、―――翔ぶ。


 団扇を扇ぎ、爪のように鋭き風が二つ、
 左右に回った『二人』が同時に発する。
 
 火を吹く提灯が余っているのなれば。
 それすら貫き、胴を狙うものとなろう]**  

(58) 2018/11/15(Thu) 00時頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/15(Thu) 00時頃


【人】 護法善隊 ヤツデ

 [京の町に来て、どころか。
 ここ二百年は存在を繋ぐ為取らなかった姿。
 今ある生を以てしての全身全力。>>60]

  どうじゃ、中々かぶいておるじゃろ
  これならばまだまだ儂もおなごと……

 [しかし、中身は別に変わってはいなかった。
 色濃い鼻血をどふっと垂れ流す]

(69) 2018/11/15(Thu) 08時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [中身は変わっていないが――
 いつまでもこの様な力を使える訳ではない。
 刻限を見据え、一気にカタを付けに行く。

 童女ひとりのむきむきのおじさん二人とは
 構図からして気まずいものはあれど>>61
 今はそんな事を気にしている場合に在らず。
 
 紐を伝って移動し難を逃れ>>62ゆくのを見、]

(70) 2018/11/15(Thu) 09時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [『さがしもの』を知るよしもなく]

  「「ちょこまかと…。」」

  「「逃がしはせぬぞ!」」
 
 [団扇で天を射す。
 黒い雨雲がたちまち京の一角を包囲する。
 雲より下るは、雨と――――

 ゴロロ、と低く轟く音色。
 天から降り注ぐ光の槍は
 張り巡らされた縄に突き刺さり千切れるも
 既に童女は民家か店か、
 よその屋根へと居を整えている]

(71) 2018/11/15(Thu) 09時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  「「射よッ!!」」

 [再び狙いをつけ、二本の雷が黒雲より下る。
 ひとつはその身を狙うものであり
 ひとつは屋根に突き刺さり帯電し]**

(72) 2018/11/15(Thu) 09時頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/15(Thu) 09時半頃


【人】 護法善隊 ヤツデ

  なん…じゃと!?
  それでは普段と変わらんではないかッ……! 
  儂自体に問題があるようなこと申すでないわ!!
  ええい許さぬぞ、丸裸に剥いてくれるわ!!

 [大きくても小さくてもおなごに逃げられる>>74
 爺って損よね。
 
 鼻血はむしろ出している状態が元気の象徴であり
 興奮によって下がりすぎた代謝を上げている為
 天狗爺にとっては元気の証拠であったそうな。

 それよりも、明らかに危ないことを叫びながら
 逃げる童女の尻を追い回す今を
 誰かに見られなくて本当に良かったと思う。
 どちらが京を窮地にたたせているか
 客観、解ったものではない]

(86) 2018/11/15(Thu) 19時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


 [二体にその身を増やしての猛攻。
 屋根から跳ねることで雷を回避する動きは>>75
 先ほどからの交戦で予測はついていて、

 だから、一本の槍は敢えて外し、
         ――屋根に帯電させたのだ。]

(87) 2018/11/15(Thu) 19時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [左の大天狗は]


 「黒雨よ!」


 [天に団扇を向け、雨足を更に苛烈なものに変える。
 堰を切ったかのような土砂降り。

 数百の鬼火の火力――怨念を、
 雨により穢払い。
 至らずこの身を焼く魂があっても気迫で耐える。

 蓄積が、のちに繋がる末路を知っていても。
 既に短き生に縋る気は毛頭のない捨て身。]

(88) 2018/11/15(Thu) 19時半頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [右の大天狗は]


 「豪雷よ!」


 [団扇を斜めに払う。 
 黒雲が重低音で鳴り、新たな光槍が降る。
 頭上から襲い来るものとして。


 それと乗じて瓦屋根に帯電させた雷を同時に操り、
 上へと迸らせ童女の足元を狙い撃つ。
     ――本命は此方、動きを鈍らせる為に。

 上から降る槍よりは威力は弱いものの
 付け狙うように不規則な跳弾を帯びて]*

(89) 2018/11/15(Thu) 19時半頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/15(Thu) 19時半頃


【人】 護法善隊 ヤツデ

  「くっ……残念無念じゃ、」
  「おんしが毛ほども育っていれば」

 [ひっきりなしに降りしきる雨は遠慮の欠片もなく
 濡れ鼠になった娘を冷やし、
 落雷により生じる上昇気流が
 鬼火を天へと運んでしまう。]

  「「体型がぴっとり浮き出て
        モロ見えだというに!!」」

 [最期の刻が近づいても、
      ―――変わるものは、何もない。]

(95) 2018/11/15(Thu) 21時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  「いつまでそうして」
  「いられるかのう!」

 [童女が回避する度に瓦に刺さり帯電していく雷。
 躱しても躱しても、結局のところは
 蓄積されていくだけに過ぎない。

 蛇のように伸びたかと思えば、
 兎のように跳ね上がる。

 跳ね上がり、足元を狙う頻度程度も不規則で
 まるで、大海原の荒波のよう。
 バヂバチッと火花散らしているあたり、
 それとは本質の違うものではあるけれど。]

(96) 2018/11/15(Thu) 21時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [事態は優勢
           ――されど。

 右の天狗が
 左の天狗が

 少しずつ透けていっているのが解るだろうか。]


  「潮時じゃのう」
  
 [雷鞭を弾ませる速度は絶えず。
 けれど。
 尽き――――をこの身で悟る。

 一帯に留まる全ての雷を操るべく、
 二体の天狗が地に団扇を指して。
 最期の一撃を練っている。]

(97) 2018/11/15(Thu) 21時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



  「へいもの店主に伝えよ」
  「水羊羹は墓前に頼むと」

 [あれはまた一度味わってみたいものだった>>3:30]

  「三峯の店主に伝えよ」
  「これからも京の町を守れと」

 [それから――]

  「伽耶には、
        すまなかったと」


 [これまで追っていた黒い犬に届ける。
 それは童女にも聞こえているのだろうが
           ――――――] 

(98) 2018/11/15(Thu) 21時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [遣いに出した木葉天狗。
 恐らくや、じき戻るであろうが。
 なにを伝えずとも心は伝わっているだろう。
 いつも、ありがたかった。]


  「荒れ狂え竜巻!」
          「轟け雷電よ!」


 [殆ど透明となった二体の天狗。
 家屋を半壊させるほどの暴風吹き荒れて、
 雷の波が一気に突き上がる。
     童女を狙い―――――されど。]

(99) 2018/11/15(Thu) 21時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [どちらも、触れる前に霧散する。
 何事もなかったかのように。


 雨雲は晴れ、穹もまた元の通りに。
 二体は一体に戻り、火達磨となり地に墜つ。
 小柄な爺の身体は、じゅうじゅうと燃えていく。]


  呆れるほど長く生きたが、

  ―――されど、良き一生であったよ。

 [火炎の中で童女を仰ぎ見、薄く微笑った]*

(100) 2018/11/15(Thu) 21時半頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/15(Thu) 22時半頃


【人】 護法善隊 ヤツデ

 [地に仰向けで伏し。
 滅羅滅羅と燃えていく中で――穹に投げ出され
 爺が墜ちた少し先、
 緋桜の樹木の傍に見えたのは、
 
 喜ぶ姿でもなければ、憂いる姿でもなかった。

 どうしようもなく囚われて>>126
 逃げ道を奪われたかのように吸い込まれていく光景
 黄泉路に半分以上近いからであろうか。

 暖琴の背に絡みつく無数の焦茶色の手を
 ――ただの枝とは思えぬ『奇形』を見た気がするのだ
 そのままのめり込んでいく姿を、
 蒸発してゆく眼球を介して『見た』。]

(138) 2018/11/16(Fri) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  
   ―――おの、れ………


 [爺の恐れていた懸念は、的に刺さった。  

 人の嘆きを、妖の存在概念を吸い続けるあの桜は
 邪念に包まれ、ひとつの妖として成立しつつある。

 提灯を母にし、
 じゃ…いあんだかなんだか分からんが
 そんな感じの名前の灯りを父親にした
 妖とは思えぬ存在の変容>>129

 最早苦痛も苦痛として解らぬ状態で、
 樹木の一部として『生えでた』童女に
 黒焦げて今にも崩れそうな手を伸ばす。
 その手には、しかと八手団扇が握られていた。]

(139) 2018/11/16(Fri) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  この、ど外道が

 [今際の最期に篩う腕。]

        うぉ、  の゛れ゛ぇぇ!!!
 
 [―――団扇が発した風刃は、
 童女を『その妖』につなぎ止める

 樹の枝へと突き刺さり。


――― 枝を断つ事が叶ったかは解らぬ。


 真っ黒な影がひとつきり遺ったそこには、 
 まるで忘れ形見のように、
 焦げ切らぬ八手団扇が転がるのみ]** 

(140) 2018/11/16(Fri) 00時頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/16(Fri) 00時半頃


【人】 護法善隊 ヤツデ

 [肉体もない
 声も出せない


 されど、魂を鬼火と練る童女が
 たましいを――――――――見つけたならば


 変わり果ててしまった頭髪へと
 なでるように貌なきものは触れ


 それから。]

(150) 2018/11/16(Fri) 01時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ






 [もちろん、着物の裾の下へ滑り込んだ]**

(151) 2018/11/16(Fri) 01時頃

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