人狼議事


253 緋桜奇譚・滅

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【人】 護法善隊 ヤツデ

 [天狗爺の所在はといえば屋根の斜め先。

 足の遅い身ではあるし、てけてけと歩いた訳ではない。
 片足ついた足場を後方に向けて『縮め』たのだ。]

  旋風よ―――


      散らせぃッ!!

 [移った距離から蝙蝠の大群に向けて、
 旋風を吹かせ、一掃を図ろうと。
 狙いは童女も巻き込まんとするものではあったが]*

(148) 2018/11/13(Tue) 21時頃

/*
あり、ということは赤も連落ちしないと村2落ちしたらやばいぞ?
(妖精のカウントがあやふや


/*
私、桜の養分になりにいきたいわ


/*
なりに行きたいめっちゃ笑ったぞ。
おっけーなんだぞ!


【人】 護法善隊 ヤツデ

  縮地というやつよ。
  一つ利口になって
  冥土も土産となったじゃろう。

 [天狗の真骨頂は火炎操術や器用な風…
 山における天変地異を自在に操る事――と
 思われがちではあるけれど、
 そもそもそれらの力は神通力を主本にして 
 起こしたものであり縮地法もそれの一種。

 全盛期であれば長い距離も渡れた。
 全盛期であれば姿も小天狗のような大きさでは無かった。
 妖として長く在りすぎた年月、そして。
 信仰が減ってしまった事が今の弱化にある。

 旋風に巻き込まれてバラバラに割いたのは
 使役の蝙蝠のみで、一難を避けた小娘に>>150 
 尚も追撃を狙い、団扇握る腕を斜に構え、]

(158) 2018/11/13(Tue) 22時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  うつけめ、邪魔もするわ!

  消えたらおなごの肉付きのよいふともも
  ちらちら艶やかな項も!
  現物じゃのうても春画とて見れなくなるわい!

  老い先短い年寄りの数少ない楽しみを  
  潰す真似をするでないわ!

 [――並ぶは煩悩の塊。
 雪女のお雪をもでるにした春画を思い出して
 鼻血がブハッと溢れた。]

  会いたい……?

 [誰に。]

(159) 2018/11/13(Tue) 22時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  そもそも、おんしが斯様な事をしておること
  父母は知っているであろうな?

 [一家包みの奇行…
 であるのならば。
 連れ立っていないのは不自然ではあるが。

 京の外れに在りし両親の存在>>1:187
 それが真実か否か
 天狗爺には分からぬもので>>152]*

(160) 2018/11/13(Tue) 22時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  いやじゃいやじゃいやじゃ!
  どうせ食われるなら若くて色気むんむんの
  おなごであって欲しいわい!!

 [年寄りはわがままな生き物だから―――
 植物とシケ込むのはちょっと……>>161]

  あーーぁーなんじゃ?
  耳が遠くなりおったわい…儂も歳かのう。
  歳を取るとつらいのう…腰も曲がるし…

 [爺あぴぃるをしているがちゃんと聞こえているし
 かなりぶっすりと胸に刺さっている。
 ある意味、蝙蝠刃を受けていたほうが
 刺さらなかったかもしれない。]

(176) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [しかし、そこから聞く話を年寄りぶって 
 聞き流すことはしなかった。
 正確にいえば、出来なかったと呼ぶが正しいが]

  何を、言っておる…。
  つい――

 [なにゆえ、冥府の扉が開かねば会えないのか。>>162
 つい…いつの事だっただろう。
 娘と旦那以外に人の姿を見せられないと
 高笑いした化け提灯と語らったのは。
 
 性質の悪い冗談だとは思いたかった。
 けれど、冗談めかしい事を口にする時ばかり
 にっかり笑顔が陰へと潜めるものだから。
 
 日々のまま、刻を止めてしまった家の事>>163
 化け提灯の母親もじゃこ…なんとかな父親も
 『神隠し』となった話に真実味が増す。] 

(177) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [神隠し?
 隠されるのは人だけで、妖は隠されぬというに。

 何処かへ出かけた>>164
 まだ常識も頼りない童女に一言も告げずに。

 桜に糧を与え、そして。
 冥府の扉を開けて再会を望む――

 その幼さに、皺が皺を深めた。] 

(179) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



  愚か者め。


  なにゆえそれを、
  
  ……事を起こす前に、
      儂に打ち明けんかった……。


 [たとえ、世間挨拶の一端であったとしても。
 母親に託されたというに。>>1:148]

(180) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  暖琴よ。


 [こうして名前で呼ぶことも珍しい。
 めりけんめりけんと呼び立てていただけに]

  儂ら天狗に両親や兄弟の概念はない。
  尸解…一度人として死に天狗道に堕ちる。
  儂に人としての生来の記憶は薄い。

  しかし、理は解る。
  親は子より先に逝くものよ。

(181) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  おんしが桜を育てることを喜んでも
  この騒動、親を殺された子もいれば
  子を殺された親もおる。

  一番大切なものを奪われたのじゃ
  苦しかろう、辛かろうよ。

  けれど辛くとも、苦しくとも、のう。
  それでも、明日を見据えて歩くであろうよ。
  明日がある限り歩き続けるであろう。

  それを、人に出来て妖にできぬとは言わせぬぞ。

(182) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



 ―――儂らはおんしの親ではないし
    儂は親とは名乗れぬ爺じゃが

  孫のように可愛がっておったつもりよ。

 [過去を――過去の一家揃う幸せを現実にしたい。
 童女の願い、望みはよく解った。]

  

(183) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

  化け提灯が暮らしていたこの町
  おんしを生んだ町ぞ。
  崩壊の末路を果たして望むものかよ。

  じゃこら…
  ちりめんじゃこだかなんだかは知らんが
  夫婦の架橋になった町ぞ。

  その町でおんしが妖や町人たちと
  仲よう 正しく生きること
  それを望むものよ。

        ――親ならば、な。

(184) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [町を壊し、他者のいのちを捧げ、
 京を破滅に導く冥府の扉を開き――

 そうして得た再会を、
 子が犯す過ちを喜ぶ親。

 天狗爺は想像がつかない。]

  
   どうか、引き返せぬか。


   今なれば、まだ。


 [天狗爺が庇ってやれる。

 既に同じ妖をあやめ、禁忌をおかした娘。
 戻してやれる路など、ありはしないのに]*

(185) 2018/11/13(Tue) 23時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [解っているだろう、  
 何処かに出かけているのであれば
 帰りの便りも届くことを。>>190

 判っているだろう、
 流れの妖怪に金子を包んで
 遣いにやってでも無事を伝える事を。

 維新の先に和平が訪れると、
 父親も母親も願っていた。>>191
 そしてそれは、難しく

 ―――――格式古い京の都に住まう妖が
 受け入れられるものでは無かった。>>193
 されど。
 されど、京の町人は恨みを晴らす為の
 道具ではない事を、親を失った子であれば
 気づいていそうなもの。]

(218) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



 [それでも尚、親恋しさが勝る]

(219) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  おんしのやっておる事は、
  父母をなきものにした妖と同じ事よ!

  恨みを恨みで返して、 
  戻ってくるものは円満などではないわ
  永劫断ち切れぬ負の連鎖!

  それがどうして分からぬか!

 [無関係な者の魂を食らわせ、犠牲にする。
 童女の身の上は不遇だと思う。
 されど、

          ―――――お先は真っ暗で、

 塵芥と崩れた町に、提灯火が三つ揃っても、
 不幸な一家としか思えはせぬ。>>196]

(220) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


 [あがる、あがる。

 灯が明々と。


 まるで夏の――六道参りのように。
 迎え鐘を撞けば、それ以外には見えやしまい。

 怨嗟を断ち切れぬ哀れな娘。>>200
 足りるには、救われるには]

(221) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



  満ちるには一つしか無いというのか……


 [かすてぃらを口に含ませて喜ぶ顔。
 ついこないだの事であるというに
 遠き昔と思うのは、惜しいと今も思うからか。
 許してはならないと古参の性質は訴えているというに] 

(222) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ

 [縦横無尽に飛び交う火皿を避ける。
 が、全ては避け切らない。
 団扇で向きを変えても爺の身体を焦がすもの。
 その時、死を覚悟した。

   されど、まだ―――消える事はできない。]
 

(223) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ


  哀れな娘よ。  
  父母に合わせてやろう


 [熱された路から跳び、天高く昇る竜巻を呼ぶ。
 霧を生み出す際に下げていた気温も
 炎炎とした熱気に変わっていたが―――

 屋根の下。

 下がりすぎた気温で、池にはまだ氷が張っている。
 それが熱気により砕け、風に引き寄せられ、
 台風に吸われていくのだ。]

(224) 2018/11/14(Wed) 00時頃

【人】 護法善隊 ヤツデ



 ――――― 黄泉路はこちらぞ、



 [暴風竜巻の中で散弾の威力を以て氷礫は舞い狂う。
 巻き込まれれば肉を抉り貫通する程の遠心力。


―――火皿を飲み込み瓦を飲み込み

 童女すら誘引せんと
 引き込む風は、衰えない。]**

(225) 2018/11/14(Wed) 00時頃

護法善隊 ヤツデは、メモを貼った。

2018/11/14(Wed) 00時半頃


どこ なの
わたしのこ はど こ へ

ねぇ、どこなの

我が子はどこなの
あなたはどこなの


ごめんなさい、ごめん なさい
もうあなたのもとへ行けないの
一人にしてごめんなさい


……緋 桜の

待ってる、ぞ


……待ってる
いつまでも、いい子にして、待ってるんだぞ

[ああやっぱり、悪いことしちゃったな。
なら、最期まで。]

―――うぅん


ずぅっと、いっしょ。ありがとう、おかあさん。

[ひどい、ひどいことをしてしまったから。
さいごは、むすめのように。こどものように。]


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