人狼議事


88 めざせリア充村3

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【人】 幸運の科学 リッキィ

居るにはいるけど、大勢いたしね。

[彼女が見ていない所でやっていたのかもしれない。
異性の兄妹と同性の弟との接し方が異なってもなんら不思議ではない。]

ここみたいに、気が済むまでライジ兄と一緒って訳でも無かったし。

(36) 2013/06/25(Tue) 01時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2013/06/25(Tue) 01時半頃


『間もなく実験の準備を開始する。』

[上からの通知に眼を伏せる。
これから始まるのは、長い長い、人体実験。
どれだけミナカタが反対しても止められなかった。
……最初から意見など聞き入れられるはずがなかったのだが。

基盤となる「世界」を作るために、
一足先に制御室へと向かう指令がポプラへと下る。
実験の基準となる「数値」はミナカタの手の中に。]


[ポプラが動きを止めた。
翠が瞬く様子に、何か感知したのかと思う。
それが実験開始の合図だとは知らずに。
己の集めていたテストの結果が
一つの基準になるとは、知らずに。

何カ月か前に言われたその実験内容は
技術も費用もかなりのものが必要で。
それ以上に、何より過酷で場合によっては壊れてしまうと
何度も何度もレポートを提出して
そこまでする必要はないと何度も何度も……

それなのに。]


[近日中に始まる実験。
それは彼らの心を苛むだろう。

自分はなんと声をかければいいのか。
――何もできなかったのに。]


[彼らの返答をまとめたレポートは
今日中にでも提出することになっている。
深く考えて数字を選んだ者はほとんどいないだろうけど
これが果たして何の役に立つのだろうと
少し疑問に思いながら。

数字は――

98 チアキ
66 オスカー
58 ソフィア
57 志乃
50 モニカ
48 ナユタ
43 ヤニク
26 ライジ
16 リッキィ
01 ケイト

となっていた。]


[ミナカタは、実験がいつ始まるか知らない。
何度も止めようとしたから。
だから上からは通知は、実験の開始に必要な自分にのみ届く。


それをミナカタに教えることもできたけれど――しなかった。
止められないのなら、どうせ同じ後悔をするのなら。
その期間は短い方がいい。

いつだって自分だけが泥を被ろうとするミナカタへの意趣返し。]


[ミナカタから送られてたのであろうデータも、
通知には添付されていた。

これで実験に必要なものはそろった。
あとは、自分が動くだけ。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―少し前:厨房―

 下の子達がべったりだったからね。

[その下の子達が生まれてくる前は、自分も幼くてずっとライジの後ろをついて周っていたが成長するにつれ「それではいけない」
と思い始めたのはいつの頃だっただろうか。
両親を、兄を、困らせないような良い子になろうとしたのは。
ヤニクの近くで、遠くを見つめて思い出す。>>42]

 …気の済むまでべったりできてたのは、どのくらいまでだったかな。

[小さく響いた音はぎりぎり拾えるか拾えないかの音。]

(165) 2013/06/25(Tue) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[どこかへ行った兄を見送りながら、小さく息をつく。
去り際にいきなり顔を覗かれたのは驚いた。
驚いて、思わず目をそらしてしまって。
………いや、違う。強い視線を感じたから、隠し事がバレてしまうまえに視線を外した、が正しい。
それでも、縋らずに何も言わなかった自分を褒めたい。
小さい頃の「リッキィ」では無いと、心配しなくても大丈夫だと伝えるための手段の隠し事は、もしかしたら御見通しなのかもしれないけれど。]


 ……さっきの?あぁ。

[ヤニクの言葉は言い訳にも取れる。
が、恐らく本当に彼は悪く無いのだろうと一応理解はしているつもりなので特に追求はしなかったが。]

 どうして私に、……いいや。何でもない。

(167) 2013/06/25(Tue) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

―現在:→自室―

[ばらばらと人が散り始めれば、使ったものを片付けてから自分も厨房を後にする。
どうやら随分長居をしてしまったようだ。
作って自室に篭ってのんびり消費しようとした紅茶もあっちで飲んでしまったし。
実験の予定も無い。要するに暇。]

 ……とりあえず、本置きに行こうかな。

[目的地は自室。けれど気まぐれで進路を変えるかもしれない*]

(172) 2013/06/26(Wed) 00時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2013/06/26(Wed) 00時頃


[地下へと向かう足取りは重く。
ミナカタが戻ってくる前に、準備を終えてしまおうと。



制御室に入れば、セキュリティをオートモードに変換する。
ここから先は、そこまで回す余力はなくなる。

何本ものコードを擬体につないで意識を傾ければ、
眼から明るさが消えた。
ここからしばらく、直接触れられたりしなければ気づかない。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―→診察室―
[そういえば自室にストックしていた包帯がそろそろ無くなりそうな事を思い出し。
足は自然と診察室へと向かう。
居なければ事情を聞かれずに勝手に取っていけるので楽なのだが、居たらいたらで適当に誤魔化せば良いと扉をノック。
返事が無ければ、そのままずかずかと突入した。]

(188) 2013/06/26(Wed) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ


 …、こっちのセリフ。ミナカタ、何かあった?


[ノックに気がつかないなんて珍しいと遠慮無しに突入したは良いけれど。
彼の疲れたような顔を見て>>189思わず歩みを止める。
が、上手く誤魔化されてしまうのかもしれないなと頭の片隅では思っているようで、棚の方へ移動。
がさがさと適当に漁る。無許可で。]

(197) 2013/06/26(Wed) 00時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 その前に無許可で漁ってるのに突っ込みなよ。
 いくら助手とはいえ……
 本当、変。誤魔化すならもっと上手くやればいいのに。

[いつもの様子と違うミナカタに眉を顰めて、恐らく近くへ寄ってきた彼に視線をやる。じーっ。
それでも何も言わないようなら諦めて棚荒らしに集中するだろう。]

 包帯。部屋のストック無くなった。
 から、勝手に取っていこうと思って。

(206) 2013/06/26(Wed) 00時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……いい子、ね。何か盗るかもしれないよ?

[頭を撫でられると動きを止めてミナカタを見上げる。
彼らしく無い言葉が返って来ると、再び棚を漁り。]

 どうせしっかり休んで無いからでしょ。
 大人気だもんね、ミナカタせんせ。

[呆れ半分、心配半分で発した音は少しだけキツめに響いたかもしれないけれど。
ミナカタなら大丈夫だろうと目的の白色を手に取った。]


 …自分で手に負えなくなったらね。


[ある程度の手当てができるようにと教えてくれたのはミナカタだ。
そしていつの間にやら助手になって、自分を治療するという目的てはここに来る事は少なくなっていた。
それでもたまになら、小さな怪我でも診てもらいにこようかな、なんて。
不意打ちで撫でられ>>212ピクリと肩が跳ねたがほんの僅か。
氷がしまってある場所へ向かう彼をみて首を傾げながらも、手伝おうかと申し出はしただろう。*]

(219) 2013/06/26(Wed) 01時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2013/06/26(Wed) 08時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[せっせと氷をはこびながら。
モニカの側に寄ると少しだけ風を送ってまた氷を運ぶ。]

……実験だったの?
風、もう少し強くしようか?

[行ったり来たりしながら、声をかけただろうか。*]

(258) 2013/06/26(Wed) 12時半頃

――反対だ。ふざけるな!!

[何度も反対して、さすがに立ち消えたと思っていた。
手間も時間も、設備投資も必要な実験だったから。
それなのに実験開始の合図は無慈悲に鳴る。]

頼む……頼む、それだけは。
俺が中止を申し立てたことなんてほとんどないだろうが!
下手をすれば全員――

[寒い予感に唇が凍る。
もしかしたら全員、再起不能な傷を負うかもしれない。
もう、誰も笑顔を見せてくれなくなるかも――]

……頼む、それだけはやめてくれ……

[懇願は届かない。
ミナカタという一人の「元被験者」などの言葉より
彼らは実験の成果をずっと強く欲している。]


[通信が途切れ、無力感に膝から崩れ落ちて。
ただ、悔しくて涙を零す。
何のためにずっとここに居たのだろう。
少しは何か出来ているのかと思っていたのに。

最後に画面の向こうから放たれた言葉が
正しすぎて、怒る気力などわいてこなかった。


――お前はその箱庭で自己満足してるただの被験体だ。

ああ、正しすぎて吐き気がする。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―少し前:診察室―
[どのくらい氷を運んだだろうか。
少しの間だったかもしれないし、相当な量の氷を運んだかもしれない。
カーテンの開く音がする>>230。誰かが寝ている事を知らなかったリッキィは一瞬驚いた顔をしたが、彼女の顔を見てもっと驚いた。]

 …ケイト。気分、どう?
 事情は良く分からないけれど、もう少し寝てたら?

[あまり調子が良さそうには見えなかった。
しばらく、言葉を交わしただろうか。
手に持っているは増えていたけれど、ミナカタに何も言われなければそのまま自室へ持って帰るつもり。]

(311) 2013/06/26(Wed) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

―→実験室―
[自室へ入ろうとすれば、見えたのは白。
白衣の研究員が彼女を今かいまかと待ち構えていた。
事情を聞けばこの前とは違う、新しい実験をするからついて来いとの事。
……今から実験するから付いて来い、は良くある話で。
彼らの気まぐれにどれだけ付き合わされただろうか。
表情を硬くする事はあったけれど、文句は言わずにずっとくだらない実験に付き合ってきた。
……今回も、大した事は無いのだろうけれど。]

(315) 2013/06/26(Wed) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[真っ白な部屋の中央に位置するのは、目に痛いくらいの赤色の椅子。
なにやら何時もより楽しそうに笑う白衣に、どうも様子がおかしいと首を傾げるけれどそれを言葉にしようとはせず。
研究員が持ってきたのは瓶と注射器。瓶には何もラベルが張っていないから、中身が何なのかは分からなかった。]

 ……で、今日は何やるの?手足まで縛り付けて。

[男は、リッキィが暴れるだろうからとわらう。
やっぱり、今日の実験とやらは異質な気がした。]

(317) 2013/06/26(Wed) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[男がわらいながらリッキィの目を目隠しで覆うと部屋を出て行いった。
アラームが鳴る。ここは何時もと変わらない。
次の瞬間。]

(319) 2013/06/26(Wed) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ―――あっ………がっ……!!!!!!

[痛みは感じない。だけれど、眼が、目元が痛みを感じるか感じないかのギリギリの熱を発する。
……違う、熱を発しているのは、目隠しのほう?
逃れようと暴れても手足をしっかり固定されているせいでそれは叶わない。

あつい、あついあついあついあつい………!
声さえも出せない程の熱さ。ぼろぼろと流れていく涙。
気が、遠くなる。白くなっていく。]

               [プツン]

[意識が、切れる音がした。]

(321) 2013/06/26(Wed) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[実験終了のアラームが煩い程に鳴る。
その音で意識を取り戻した。
近づいてくる数人の白衣。
彼女の「目」を見て、成功だと喜びながら、彼女を縛り付けていた物を解く。
目元を、嬉しそうに、どこか狂った様子で撫でるのは少し前に暴走寸前まで行った技を作った男だった。
そう。撫でた瞬間だったか。]


[男が、部屋の端まで吹っ飛んで壁に叩きつけられたのが引金。]

[警報が煩わしい。
周りを見渡せば真っ白な部屋と白衣の男達を隔てるガラスは全て割れ、椅子は修復不可能なくらいまで破壊され。]

[何人かが倒れて、何人かがおびえた表情で私を見て、部屋の隅に居た男が壁に凭れながら笑っていた。]

(328) 2013/06/26(Wed) 23時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2013/06/26(Wed) 23時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

―廊下―
[実験は成功とも言えないし、あれだけの器物を壊しておいて失敗とも言えないらしい。


が、そんな事はどうでも良かった。気を緩めたら泣きそうになる程の感情を持て余しながら廊下の壁を伝いゆっくりと歩いていく。


実験が始まる前に見た兄の心配そうな顔を思い出して>>326
心配させないようにしないと、泣かないようにしないと、頑張らないとと言い聞かせてはみたものの。
兄の顔を思い出せばだすほど、自分に言い聞かせれば言い聞かせる程に視界がぼやけた。
果たして、誰にも会わずに自室へ帰る事はできただろうか。]

(343) 2013/06/26(Wed) 23時半頃

 ― チ ―― チチ、チチチ 

[断続的な電子音は、だんだんと間隔が短くなっていく。
画面を流れる文字。いくつも表示される窓。
それらは折り重なって、ひとつの「世界」の輪郭を作る。

電源のプラグをはじめ、
擬体から伸びるチューブは電子板につながっていた。
回線を通して各々のカプセル、
そこで眠る意識の中へと、見えない手を伸ばす。

開かれたままの翠に光は灯らず、
意識の全てはコードの向こう側へ。]


[酷い実験だと思う。
もしかしたら、もう二度と笑顔を見られなくなるかもしれない。]




 ……ごめん…ね…。


[その謝罪は誰へ対するものか。


そして人の命を弄ぶ実験の開始を告げる、音が。]


[通知音に、顔をあげる。
足早に、誰もいない廊下を駆け抜ける。

――昨日まであった、仮初めの幸せは、
もう、ない。]


『  Experimentation Start―― 』


【人】 幸運の科学 リッキィ

[もう少し、の所で崩れ落ちる。そのまま、自室の前で気をうしなってしまった。*]

(357) 2013/06/27(Thu) 00時頃

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