131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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― 大聖堂 ―
「ラディエル聖下万歳!」
[宿坊の方向から、奇妙なほどに揃った声>>283>>284>>285が響く]
"聖なる者は子の心を奪い、その力をより強固とする>>0:148"
[それはまさに、預言の成就した瞬間であった]
(302) 2014/08/19(Tue) 21時頃
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定められた結末は変わらない。
[侵入を前に、預言者はぽつりと呟く]
しかし人は、己の征く道を選ぶことができる。 ――そうあるべきではないのですか?
[問い掛けに答える者はない。 人気の絶えた道に、黒衣の影が揺らめく]
"心せよ、汝の影が消える時、 汝は既に闇の内にあるのだ"
――視難の相《フェイズ・ハイド》
(303) 2014/08/19(Tue) 21時頃
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[少女の気配が薄れ、取るに足らない影の一つとして周囲に溶け込む。 とはいえ隠密の訓練を受けた訳ではない少女のこと、それを活かすだけの技量はなく、厳重な監視の目には容易く引っ掛かってしまうだろう]
でも――ここで退く訳にはいかない。
[空っぽの胸を押さえ、呟く。 記憶は上手く形にならないけれど、きっと自分に取って一番大事なことだと思えたから]
すぐに行くよ、待ってて――『 』
[動きにくいドレスをもどかしそうに捌きながら、少女は駆け出した]
(304) 2014/08/19(Tue) 21時頃
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正直わかんねーや!
あの人の言葉が本当ならばきくかちはあるんじゃね?
俺、教団と賢者の塔が嫌いなのは固定観念がつえーからだし!
ちゃんと平等にすべてを見るならちっと考えちゃうぜ…。
でも新しい教皇はちげーみたいだ。
まぁやめとくわ、今んところはさ。
……あの人はティソを騙す気はないよ。たぶん。
唯、あの人の価値観がどのくらい僕たちと違うかは知らないけど。
ちゃんと平等にすべてを見られるなら。か。
……じゃあやっぱり、僕は信用できないや。
本当の平等は、ひとつひとつ違う花の色を受け入れる事で。
全部の花を唯ひとつの色に選別して満足する事じゃないと思うから。
本当に平等で、優しさに溢れた国なら僕も。ううん。
みんながそっちに味方していると思う。だけど。
少なくとも僕、あの「鳥」が纏める国に従いたくはないな。
……あれじゃ焼き鳥にもならないし……
[二人の会話には口を出さない。
なんの事やらさっぱり分からなかったからだ。
それでも一言だけツッコむのならば。]
…中々に美しいと思うのだがな。
焼き鳥にするには惜しいと思うが。
[おそらくは鳥とはラディエルの事だろうと踏んで、ぼそりと呟いた。]
……ティソ。いっそカーライルに来ない?
寒い雪国だし、足元は滑るし、ルンフィアよりはずっと過ごし難いけど。
新しい場所で、君の事を認める、そんな場所をこれから探して作るのも。
……ありじゃないかと。思って。
[最も、これから戦いが激化する状態、カーライルも無事で住むかわからない状態でいう言葉でもないか]
[焼き鳥の言葉には笑いながら]
まぁ、あの鳥には従いたくねーよな!
後は焼き鳥にしたくもねー、そこそこ美しいしな!
[カーライルへの勧誘にたいしては]
有りがたい話だ。
でも、もう少し考えさせてくれ〜。
居場所を作るために俺もまだ度量がたりねーかもってもうんだ!
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[教団内部は随分と慌ただしい。 どうやら先に侵入者があったようだ。 人員の幾らかはそちらへ出払ったのだろうが、相変わらず警戒は厳しい]
"邪悪なるしもべは人々の間を自在に駆け巡り、 災禍の種を撒き散らした"
――通難の相《フェイズ・スリップ》
[小柄なのを幸いに、兵士がこちらを認識するより早くその脇を擦り抜けていく。 しかし幾つか曲がり角を曲がった所で、数人の兵士と鉢合わせてしまった。 何かを追い掛けている様子の彼らに、横合いからぶつかりそうになり]
(314) 2014/08/19(Tue) 22時頃
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邪魔よ……!
"如何なる者も悪しき風を阻むことは出来ぬ、 それは紙一枚の隙間さえも通り抜けるものなれば"
――風難の相《フェイズ・ウィンド》!!
[黒の衣に風を孕ませ、行く手を塞ぐ兵士を吹き飛ばして通り抜ける。 派手な行動に兵士の悲鳴と衝突音が響くが、それに構わず進もうとして]
……あ……
[視界の先に白と黒の姿>>309を認めた]
(315) 2014/08/19(Tue) 22時頃
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こんな風に、ね。
何かあればこっちでも指示を出すし。
他の同士からの声も届くと思うわ。
!
それでは、先程聴こえた声は……!
[再びくっきりと聴こえた声に、同じように応える。]
畏まりました。
それでは、私も聖堂内を……
[と、聖堂内の侵入者を捕らえに向かおうとして。]
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あ……。
[開けた視界の先に、探していた少女の姿があった。>>320 掛ける言葉が見付からず、ここに来た目的も忘れたように立ち竦む。 けれど]
わ、私……。 "あたし"……は……。
[名前を呼ばれて、はっとしたように息を吸う仕草を見せる。 頭の中で絡み合ってぐちゃぐちゃになっていた部分が、すうと解けるような気がした]
カリュクス――いいえ、シーパル。
(332) 2014/08/19(Tue) 22時半頃
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助けに来たの。
[口にした瞬間、ずっとその言葉を口にしたかったのだと思い出して、空虚な胸が熱くなった気がした。 涙はもう流れないから、その熱は内側に籠められたまま。 ただ、立ち上がるのに精一杯な様子の彼女へ手を差し伸べる]
もう少し頑張れる? 早くここから逃げ出さなきゃ……。
[その手に触れられたなら、きっと温もりも脈拍もなくなっていることに、気付かれてしまうだろうけれど]
(333) 2014/08/19(Tue) 22時半頃
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……良かった。
[しっかりと握り返された手の感触>>337に、安堵の笑みを漏らす。 こちらに触れた彼女は、やはり驚いたような顔をしたけれど。 何も言わず受け入れてくれたことが、今は有難かった]
[しかし、喜びに浸っている暇はない。 シーパルが動けることを確認すれば]
こっち。
[自分の侵入経路を逆に辿るように走り出す。 こちらも決して速く走れはしないけれど、それでも時折シーパルの方を振り返りつつ進んでいく]
[その友人の身に探知の糸>>334が迫っていることには、今はまだ気付いていない]
(347) 2014/08/19(Tue) 22時半頃
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[シーパル>>352が日傘の形状を変える。 ――それが彼女の力かと思ったのは、頭の片隅でのこと]
そう……わかったわ。
[黒衣が解けるように幾重ものヴェールとなり、ふわ、と広がる]
(355) 2014/08/19(Tue) 23時頃
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[前方に魔法陣>>354が出現したのは、その直後のこと]
――貴女は――!
[その姿には見覚えがある――どころではなかった。 記憶が明瞭になっていたことが、ここでは災いした。 仇敵を前に冷静でいられるほど、少女は戦場慣れしていない]
……もしかして……忘れてしまったかしら?
[困惑する様子のクラウディアに、震える唇で声を掛ける。 シーパルから手を離すと、彼女を庇う位置へ移動し。 常の生気のない瞳とは違う、憎悪に満ちた眼差しを、枢機卿へ向ける]
(364) 2014/08/19(Tue) 23時頃
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――貴女が殺した人間のことを!!
[黒衣が無数の紙片となって散り、少女の周囲を漂う。 バサバサと、鴉の羽音にも似た音が響いた]
(365) 2014/08/19(Tue) 23時頃
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あたしにもわからないわ。 どうしてあたしがあの匣に呼ばれたのか……仮初の命を与えられたのか。
[能力? 黒衣の預言書《ドレスコード》の情報量は、明らかに少女の脳の許容量を超えている。 信仰心? 少女が信じていたのは闇黒神ではない。いずれ親友を救えるという、信徒らの言葉だ]
それでも。 今のあたしは黒衣の預言書《ドレスコード》を担う者――憂鬱を謳う詩人《ブルーバード》。 聖具《レガリヤ》を在るべき場所へ還し、光と闇の均衡を崩すために、私はここに立っている。
(386) 2014/08/19(Tue) 23時半頃
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[覚えている。>>371 そう言われた所で、向けた感情が変わるはずもない]
……もしも生まれ変わったなら、今度こそ大事な友達とずっと一緒にいるわ。 あたしが信じるものはそれだけ。
討つというのならば討てばいい――それを"生き"延びて証明して見せる、黒き預言書に示された未来は正しいのだと!
――夜難の相《フェイズ・ダークナイト》!
[紙片は再び闇色のヴェールへ転じる。 それは闇の加護>>377を受け、膨れ上がり、また速度を増してクラウディアへ絡み付かんとする]
(387) 2014/08/19(Tue) 23時半頃
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死は、救いなどではないわ……。 一度死んだくらいで間違いが正せると思っているなら、なんて滑稽なのかしら。
[狂信者へ嘲りを投げつつも、背中へ展開した光焔の翼に、表情には緊張が浮かぶ]
……そうかもね。 でも、何もかも失ったまま生きていたって、楽しくないじゃない。 一つくらいは取り返さなくっちゃ。
[光の翼が、闇を容易く切り裂いていく。 壊された情報が神経を渡り歩くように他へ移されていくのを認識しながら、軽口叩く枢機卿を見上げる]
ええ……黒の王は帰還した。預言された通りにね。 そして――
(408) 2014/08/20(Wed) 00時頃
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王の下へ闇の者らが集う時は近い。
[光のナイフがこちらへ飛ぶ。>>396 再生したヴェールを重ね防ごうとするが、防御が薄い側面をナイフが突破する。 それを見た少女は敢えて前進し――己自身の身でもって、ナイフを受け止めた]
(409) 2014/08/20(Wed) 00時頃
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シーパル、逃げて!
[光のナイフに肩や腕を貫かれながら、背後に向けて叫ぶ。 しかし、起こったのはそれとは真逆のこと>>413]
シーパル、……っ!
[一瞬歪に変形した翅を、少女は見た。 それは、人工妖精がどういった存在であるか、少女に知らしめるには十分であった。 ナイフによる傷へ黒衣の端を縛るように巻き付けながら、無意識に胸の辺りを押さえる]
"闇の者の声は千里先までも届いた、 風の唸りや遮る城壁に遮られることもなく"
――叫難の相《フェイズ・ハウリング》
[闇の音色を増幅する術は、果たして効果があったか否か]
(425) 2014/08/20(Wed) 00時半頃
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なんで…。 なんで。なんで。 なんで。
なんで。 なんで。 なんで!!?
なんでなんで。 なんで。 なんで!!!!
[その時唐突に、爆ぜる鐘楼、暴れ狂う闇の雷霆が天に浮かぶ中。
無秩序に唯壊れた機械の様に三文字だけを叫び続ける意識が、奔る。
何の声も光景も映らず、ただ闇に閉ざされた無意識の中で叫び続ける。何かが起きたのはもう誰が確認するまでもなく明らかで]
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