人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 長老の孫 マーゴ

[歌はやはり、喉の渇きと疲れを呼んでしまう。
口ずさんでいるうちに、気付かず寝てしまったようで。
ふわりと掛かる重みがとても暖かくて、心地いい。
薄らと瞳を開くと扉に人影。
ホリーに、名乗っていた人達]

 セシル…、チャールズ

[確か、そんな名前だったような気がする。]

 ベネットの薬を探していたのは…
 あなた達だったのね

[ラルフの姿も見えたのなら、見たことのない相手に
彼の腕にはまだ気付かずに緩く首を傾げた。]

 ベネットも…起きてたの
 …具合は、

[その言葉はセシルと被って、途中で途切れた。]

(308) 2010/07/19(Mon) 15時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[アリーシャに倣ってベネットの傍にいたけれど、
彼らの言うように、ベネットの傍に居てあげたのか、
それともベネットに傍に居てもらったことになるのか、
自分でもわからなくて少し困ったような顔になる。]

 …夜は寒いから

 私に渡してしまったら、
 今度はあなたが冷えてしまうわ…

[黒の外套だけでなく、白の上着まで渡されると
また困ったように呟いて。
セシルやチャールズとの話を聴いていると
気に掛かる言葉と、見える傷と、わかってしまうこと。]

 ―――…侵食、

[そう聞いてしまうと、
ベネットの傷口は異形の口にも見えるような錯覚。
その口許では小さくて、毛むくじゃらな何かがじたばたしていた。]

(311) 2010/07/19(Mon) 16時頃

  『わたしは悪さしないわっ!』

[ぷんぷん]
         [くすくす]

                     『だってわたしは妹だもの』


マーゴは、瞬いて、セシルと小さな異形の姿を窺っている。

2010/07/19(Mon) 16時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[じたばたしている姿が何故だか憎めなくて、
思わずじっと見つめてしまったが]

 ――わたし、

  お水…汲んでくるわ…

 傷…手当ての前に、洗ったほうが…いいから、

[ベネットの体内で悪さをするという異形を
少しでも可愛いと思ってしまったことを首を振って反省しながら
傷を手当てするのならば、一度水で拭ったほうがいいと
そう思って立ち上がろうとする。

ずきり、と足元が痛む音がしてよろけそうになったが
棚を支えにすると、倒れずに済んだ。]

(316) 2010/07/19(Mon) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 …共存、

[共に、在るということ。
しかし、それは対等な関係ではなく、
今も彼は内から食らわれているのだろうか。
ベネットの悲鳴が聞こえると小さく肩を震わせて]


 …ごめんなさい…


[呟く。
一瞬でも、彼を蝕むものを可愛いと思ってしまったこと。
内のものはどうしようもできなくて、
せめて見える場所の裂けた傷を
早く手当てしてあげなければ。]

(320) 2010/07/19(Mon) 16時半頃

            『くまさん』

  『くまさんね!』

              『かわいい』

    『おともだちになりたいわ』
                              [くすくす]


【人】 長老の孫 マーゴ


 …足は、大丈夫…

 ずっと歩いてきたから…疲れてるだけ…なの

[ずきり、ずきり、
痛みの音が初めよりも大きくなっている。
それに気付いたらもう歩けなくなってしまいそうで、
心配そうに見るベネットと、手を伸ばすセシルに
大丈夫だと緩く首を横に振って伝えた。

…みんな、自分のことでもないのに、
自分のこと以上に心配してくれる。

そのことが嬉しくて、不思議で、けれども同時に…]

(322) 2010/07/19(Mon) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[優しくされると―――…嬉しくて、苦しい。
自分で何もできなくなってしまうから。
全てを頼りきってしまうに違いないから。
ニムスがいた時のように、
ニムスに全てを任せていたように。]

 …私も…行ってくる…ね…

 飲む分のお水も、汲んでくる…

[出て行ったセシルには留まるようと言われたが、
そう呟くと座らずに棚にまた手を掛けて。]


 ……1人では、危ないから……


[セシルが言っていた言葉を反芻すると、
足を引き摺ってセシルの後を追おうとする。]

(323) 2010/07/19(Mon) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[無理をしているのだろう、
ぐったりとしたベネットは気掛かりだったけれど
マーゴよりも、チャールズの方が色々長けていそうだ。
眉を下げてチャールズを見てから倉庫を出る。

まだ、セシルは見える場所にいた。]


 ―――…セ、 …


[足を引き摺って歩きながら声を掛けようとして
セシルが摘んでいるのは先程の異形。

何をしているのか、直ぐにはわからなくて
足を引き摺りながらその様子を見つめていたけれど]

(326) 2010/07/19(Mon) 17時頃

【人】 長老の孫 マーゴ



 ……セシル?


[何をしているのだろうと、追いつこうと呼びかける声。
掠れた声は彼に届くだろうか。]

(329) 2010/07/19(Mon) 17時頃

『あっ!』

        [逃げていく熊に、妹は残念そうに叫ぶ]

   『おともだちに、なりたかったのに……』

               [しくしく、泣きながらまた内臓を叩く]


【人】 長老の孫 マーゴ

[異形が手から抜けて逃げていく。
セシルが異形に何をしようとしていたのかわからない。
見間違いに決まっているのだけれども…
彼が、異形を喰らっているのではないか。
そう、一瞬勘違いした自分がいて。

ベネットを喰らう異形が生み出したものを、
セシルが喰らう。
人が―――…異形を喰らう。

その想像はマーゴにとってとても恐ろしいもので、
近づいてきたセシルに小さく震えてしまう。
想像からの不安の色は隠しきれずに表情に表れた。]

 ―――…あ、セシル…
 一緒に水を汲みに行こうと思って…来たの…

[不安げな紺にセシルの姿を映して、そう告げて。]

(332) 2010/07/19(Mon) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ



 ―――…逃げてしまった…わね…


[異形に何をしていたのか聞くことができなくて、
きゅうと胸元で両手を握ると、それだけ呟く。

泉へ向かう間も、水を汲む時も。
ぎこちなさと不安げな表情は消えることがなかった。**]

(333) 2010/07/19(Mon) 17時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 18時頃




[シィラの背中に乗る。
 その奥から、感じるもの……。



 それは、かつて魔女と呼ばれた女性のような…。




 でも、それは、そういう幻影なのかもしれない。]





 [そう、シィラが反応するのは、そんな……]




[心に巣食う、異形……。]



  


【人】 長老の孫 マーゴ

>>334>>335
[安心させようとしてくれているのか―――

その笑みが本当のものなのか、
それともはぐらかそうとしているのか、

同じ高さに合わせて微笑んでくれるセシルの瞳には
彼を不安げに見つめたままのマーゴの姿が映った。
優しい声で気遣ってくれるから、
けれど熊に似た異形のことは知らぬ素振りで返したから
余計にわからない―――…それが、少し こわい。

小さく頷いてから足を引き摺って共に泉に向かう。
途中指し示してくれた光は旅の中で何度か見たもの。]

(349) 2010/07/19(Mon) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ



 ―――…酸素を…?


 窒息…してしまうのね…




 何度か見たことあるけれど…

  …そんなことになるなんて、知らなかった

[そんなに怖いものだったなんて。
気をつけろと言われて頷くけれど、
どうやって気をつけたらいいのかがわからない。
―――…建物に来てしまったら?
この足では、逃げられない。そうでなくとも…]

(351) 2010/07/19(Mon) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ふるりと身体が震えると、
無意識に手がセシルの服の裾に添えられる。
―――…縋るように。
今しがたまで不安を抱いていた相手に。]

 ――…ごめ 、なさい…

 足が…痛いから…
 少しだけ、こうしてて…いい…?

[泉へと水を汲みに行く、その間だけ。
不安げにセシルを見上げて聞く。
足が痛いというのも本当のことだったけれど、
思わず縋ったのは別の理由で、言い訳を繕った。*]

(352) 2010/07/19(Mon) 21時半頃

マーゴは、コリーンの歌声が、遠くから聞こえる気がした。

2010/07/19(Mon) 21時半頃


マーゴは、ヨーランダとシィラは泉には居らず…何処かに行ったのだろうか。*

2010/07/19(Mon) 21時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 21時半頃


             『やめてよ』

  『やめて』

               『わたしのセシルに触らないで!』

 [訴えるも、宿主たるヴァイオリニストには届かない]

  [その声を聞き止められるのは――

            異形の声がわかる者、だろう]


[空から城へ向かう。


       そのとき、識っている声がした。



   それは、その者の記憶と、



      実際にヨナが離した彼女の声が一致したともいえた。]




    ――…それは、耳にではなく、
    直に、心に触れる声…………。


    ああ


 あの子は死んだのに………。





          それを言わないで、と言った約束。


           『おおきなこえ』



       [真っ暗で 見えないけれど 聞こえる]

                     [異形の声]



   『どうしてかしら』


        『わたしはセシルのなかで生まれたのに』


     『あの子を知っている気がするの』


           『あの、髪の長い子……』


 『セシルが、知っているからなの?
            それとも わたしが 知っているからなの?』


【人】 長老の孫 マーゴ


 ――…放射線、

[それはそれで、とてもぞっとする話。
物腰柔らかなセシルの話に耳を傾けて、
目線が上向く形で彼を見る。]

 …セシルは…物知りなのね…

 あなたは…ここに来るまでは、ずっと 一人…?
 それとも、誰かと一緒だった…?

[セシルの服の裾に添えられた手。
振り払われるかもしれなかった手は受け入れられる。
ホッとしたように息をついて、淡く微笑んだ。]
 
 ……ありがとう、

[セシルが顔に出さないのなら、
下腹部のことにはきっと気付けない。]

(376) 2010/07/19(Mon) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[泉についたのなら水を汲む間は
ぺたりと座り込んで足を休ませる。
痛みが増しているのか、引いているのか。
よくわからなくなってきた。]


 ―――…シィラ、


[遠くでなき声が聞こえたのならマーゴも空を見上げた。
先程とは違う声、
先程の――水が震える程の哀しげな声はなんだったのか。

歌声が聞こえる、少しずつ近づいてくる。
そちらを見ると、歌うコリーンの姿があった。]

(377) 2010/07/19(Mon) 23時頃

マーゴは、セシルに飲むかと聞かれると頷いて、歌うコリーンにも泉の水を飲むように視線を向けた。*

2010/07/19(Mon) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

>>383
 ――…きっと…?

[はぐらかすわけでもなさそうな、
けれどもあやふやな答え、緩く首を傾いで。
焼蛍虫の話はあれほどはっきりと話していたのに
セシルから語られるセシルの話は、
まるで自分とは違う誰かの話をしているような響きにも聞こえて]


 セシルには…
 …妹さんが…いるのね…


[ここ(ラメトリー)にいるわけではなさそうな、そんな響き。
ますます彼が―――…わからなくなる。
きゅうと、添えられていた指先が一度だけ
不安を示すかのようにその裾を緩く掴んだ。*]

(391) 2010/07/19(Mon) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[向けた視線の意味はコリーンには通じなかった。
水を、そう口にする前にコリーンは離れてしまう。

こくりと、一口水を飲んで泉の水面に映る姿を見つめていると
聞こえてくるコリーンの歌、
 どちらかを選び。
 どちらかが散る。
二つの人形―――…選ばれるのは、]

 ……哀しい歌、

[ぽつり、と水面を見つめたまま呟きが零れて]

 一人しか選ばれないなんて…
 離れ離れは―――…淋しいわ …とても

[二つ選ぶことができないのなら、
どちらも散ってしまったほうが、きっと…淋しくない。]

(394) 2010/07/19(Mon) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[コリーンの歌に聞き入っていたから、
セシルの変化に気付くのが少し遅れた。]


 ―――……


  ……セシル……?


[呼ぶのに間があったのは、
その口調が"彼"のものとは違うような気がしたから。
これも聞き間違い…なのだろうか。]


 ……どうかした…?


[セシルの視線を追って、
紺の瞳に映るのは遠くの 薄く明るくなった場所]

(396) 2010/07/20(Tue) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[偶然か否か、近づく薄灯りに。
傍の瞳の虚ろな色に、ふるりと身体が震えて]

 ――…セシル…?

[もう一度名前を呼ぶ。
眉根が寄ったのは彼に対する違和感からと、
急に立ち上がったので感じた足の痛み。]

 …お水、汲めたわ…

   ―――…戻りましょう…?

[そう言わないと、光が近づきそうで怖かったから。
彼がもっとわからなくなりそうで、怖かったから。

先程縋った時と同じ場所に手を伸ばして、
戻るようにと裾を少し 引っ張った。]

(404) 2010/07/20(Tue) 00時頃

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