人狼議事


246 とある結社の手記:9

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視点:


パティ! 今日がお前の命日だ!


― 夜 ―


[人狼たちは外に出たいらしい。
だから、外に出せるようにしよう。

手伝い、面倒をみてみようとすること。
それが性分なだけだった。

本当をいえば自分を含めた人狼が生きたって死んだって、どちらでもよかった。
「父のよう」なんて慕ってくれていたって、それほど仲間なんて大切じゃあなかった。
第一彼女たち人狼は娘でもなければ、勝手に他所で大きくなっただけ。
どちらが死んでも、きっと表面上嘆いてみせるが、その実、ロイエに霊能者をやらせておきながらリンダを早く食えなどとは、無論そういうことだ。
まして彼女の大事なリンダなど、人狼よりも大切になる欠点に見えて、ロイエの心情などに関わらず早々に取り除いてしまいたかった。

大切なんかじゃあ、ちっともなかった。]


[人間人狼関わりなく、建前なんてあって然るべきだ。
ましてや人狼なんか、仲間意識が多少あったって、いつ畜生としての気質が爆発して何が起こるともわからない。
正直は美徳だが、それをルパートは重んじなかった。
ハナから正直に過ごす気などなかったのである。

外に出るのが叶うかもしれない。
今夜ピスティオとの約束に従ってパティを殺し、ラルフを結社に突き出す。
そうすれば、大半が人狼と狂人だ。
人間に制止されることはなくなる。

けれどどうにも見慣れた宿屋の扉を見て、外に出るイメージが湧いてはこなかった。

たとえばこの地に住むのはもう無理だとして、人狼としてこれから別の土地でまた人を騙し食らうことになるのだろうか?

次はどんな仕事をしようか。どんな場所へいこうか。
そう考えることに現実感がない。

人を一から騙し直すのが億劫なせい?]


[だから人狼たちにも、宿と心中するつもりであることなど――ベッキーが大切である弱みなど、ルパートの真実として直接口にする気がなかった。]


[結社員の処刑がある以上、ベッキーをここにおいておくわけにはいかないし、かといってハナから人狼たちを告発し皆殺しにする気も起きなかった。

だから、人狼と少しの人間というところまで、人を"減らして"娘を外に出してやる。

リンダを殺されたくないロイエはみだりには殺さないだろうし、スージーもピスティオがああいうのだから今は恐らく殺さない。

だからこれが、ルパートにとっての、娘を外へ逃がしてやるという形。]


[最大の被害者とは死んだ人間を除けば恐らくがベッキー。
いいや、この人狼ルパートの娘として育った時点で、不幸だけでいえば最も不幸であるのかもしれない。

父を信じて無事を案じていた娘は、その父自身に騙されていた。それはいかにも最低で最悪。
ひとの親にして最も劣った卑劣だ。

いつも大事さとは、娘に先に気付かされる。
心配されるのも、好意を伝えるのも、かばうのも、泣くのも、笑うのも、考えるのも――すべて貰っては、ああこうしてやれれば良かったのかと感じる。]


[本心から大切な誰かを思い、誰かのために心を割く。
それが尊くなくて、何だ。
愚かか?自己満足か?保身か?
――斜に構えてみたって。
一人娘にそうされて嬉しくない親がどこにあろう。

あのくるくる変わる表情のなかに、いくつの真実があった?
こちらの伝える表情のなかに、本心こそあれど真実などどれほど残っていただろう。

この人狼には、愛情というものが足りていなかった。

最大限、彼女にとっていい人間であるには、
どうしたらよかったのだろう?

出来る限り"人がいい風の"人間を、ヒトの心らしきものの存在を、優しいお父さんの表面を、親子で続けたいがための姿を貫き通すくらいなら。

愛あるならば。
ベッキーの人間性を信じていたならば。

ルパートは殺しなどとうの昔にやめているべきだった。]


[子供に学ばされることがあるとはいうが、ベッキーとはまさにそれ。
ルパートにとっての、目指すべき人間性だ。

昨日の投票を考えれば結果は明白。

みんなベッキーの家族のためがあって、今日まで生かされてきたようなものである。
彼女が父に頼ってばかりと思っていたその優しい弱気が、ルパートをここまで生き永らえさせてしまった。

ずうっと思っていた。]


[そしてそれを享受しては、命が一日のび、二日のび、……けれど娘に人狼と伝えることもせず、不誠実の塊として生かされた。

日を追う毎に
ベッキーとの、人間との差異が見つかっていく。

どこかで話せばよかったか?
黙って死ねばよかったか?

どのみち、最早ルパートという人狼は、彼女のためにはなることができない。

娘にここで人狼だとばれるなら……

人狼騒ぎがやってきて、ついに終わりの時を迎えて、ルパートは――その先を思って、これ以上を生きる価値を感じていなかった。]


[だからこの宿との心中を真っ先に考えた。
檻のような格子を窓につけられながら、それを決心した。

そして、この数日間娘に命を助けられて、
今、全てが済む段になって腑におちた。



人間はこれほど豊かなのに、
人狼である我らの卑しさといったらどうだ。
人間には、人狼と共存してやる義理がない。

どんなに娘に父親ぶってみたところで
思い付く限り優しく振舞ってみたところで。

所詮は人まね。人間を騙る芯の部分が嘘で出来た獣に、誰かの何かになることなど、出来はしないのである。]


[全てが済んだら、全てを伝えて、ついに一度真に偽りない一匹の人狼として真実を話そうか。
そうなった時は、心底嫌って貰いたい。

それとも、全てが済んだら――彼女には人狼すらも関わりなく一人で逃げてもらい、なにも言わずにこの宿と最後をむかえようか。

……いいやしかし、彼女はそれらをされて、どうなってしまうだろう。
けれど遅かれ早かれ、彼女は真実を知り、きっと嘘だらけの暮らしに絶望してしまう。

人狼には彼女に望みを与えてやることなど叶わない。


だったらせめて、望みを持てる場所まで逃げてしまえる手伝いくらいは、何を賭けても。
こちらは心無い人狼。恩に義理を返しただけ。
何かもらって返さなければならないだけ。
助ける価値のないような悪に手を差し伸べた損には報いがあったほうがよい。

深い夜はこれからだ。**]


─ 夜、 ─


[最後の夜だ。そして、最初の夜だ。]

 



[それはこの宿で直接行う最後の食事で、ピスティオが同胞になってからはじめての食事だ。同胞、── 人狼。 これから、彼女に牙を向けるのは、私であって私じゃない。

一人前の、お祝い。

その部屋にはいる前に、黒い小柄な狼は新しい同胞の足元にいた。その周りをくるくると回る。ふさふさとした尻尾がその脛を擦った。そうして一度お座りをして、ふんすと音もなく鼻をならすのだ。]
 



 暗いと解らないでしょ。

[影に、闇に溶け込むための毛並みは夜の狩に適している。
少し小柄だが、足音も、尾が空を切る音もしなかった。

会話は全部、人間には聞こえない声だ。]

 じゃ、ピスティオはここからゆっくりきてね。
 部屋にたどり着く頃には、
 もうしゃべれなくなってるから。

[ここ。─── ここは、マリオの部屋。だった場所。
ルパートも居るのならそちらは自由にお任せだ。]



[扉をあけて忍び込むのももう慣れた。
音もなく部屋を出て、]
 


[──音もなく、部屋に入った。

気付いただろうか?
本当はもう、ひっそりとする必要もない。

寝てただろうか立ってただろうか座ってたろうか。
でもどれも、関係ない。だって、そのまま、

飛びかかって、
喉笛を食いちぎるのに、変わりはないのだから。

そうして、次に肩口を噛み砕く。ぱくっと離して、念のために膝も噛み砕いておく。ピスティオが来たのはどのときだったか。あ、来た。ときっと尻尾を振っただろうけど、恐らく既に、この部屋は血の臭いで溢れていた。

ふふんとパティに向き直る。]



 パティ、 きこえる?
 別の声がきこえるんだっけ、でもこれは?
 



 きこえる?きこえないかー。
 そうよね。 ざんねん…。

 今日はね、お祝いなのよ。
 パティはごちそうなの。

[そう言って。もぐもぐと彼女を本格的にたべはじめるのだけれど、……やっぱり、味は普通で、いつもとまったく、かわりはなかった。*]


[


     村の船渡し ユージンに捧ぐ


]


[嘆く。って解ってた。自分でも、そう言った。
解ってた。解ってた。わかって、



        …なかったかも知れなかった。]



 いやだ、いやだいやだいやだいやだ。
 やだやだやだ、やだ、いやだ、いやだ、
 やだ、…なんで、どうして、ああでも、
 いやだ、こんなの、なんで、いやだ、いやで、でも、


[あの紙に名前を書いたのは私もだし、
助けるチャンスをふいにしたのも私だ。

構わないって笑って投票したのは私だ。

解ってたじゃないか、こうなることくらい。
解ってたじゃないか、彼が死ぬことくらい。

わかってたじゃないか、もう会えない事も、
もう話すらできない事も。

わかってたのに。]



[大声で泣いた。
そうしたら、聞こえる声が慰めてくれた。]
 



[仲間を失っただけじゃなかった。
好きな人が死んでしまった。

だからかな、だからかも、こんなに悲しくて辛くてしんどくて、ああ、もう死んでしまいたいって思うのは。はじめてだ。こんな気持ちははじめてだ。もう、どうしたらいいかわからない。
いやだ、いやだ。いやだいやだいやだいやだいやだ。

どうして。]
 



 殺さなくっても、結構すっきりするものね。
 あんまり泣いたことってないけど、便利だわ。
 


……どうして?


……きこえないの?


……パティ。
これ、ちがう。
オレンジじゃない。

くさい……どぶみたい。


― オナカ スイタ ―


― オイシイ ―


― オイ……シ……イ ―


ねぇ……きこえてる?


おんなじだね。
わたしたち。


……おとうさん。

このこね……とっても、オイシソウ。


─ 夜 ─

[本当はちょっと、軽率だったかなって思った。
何がって、みんなの”食事”に同行するなんてことが。

どう考えてもきっと血の匂いは臭いだろうし、正直こうしていても具合悪くならない自信はあまりない。ない、けど。
でもついて来てしまったのは、嬉しかったから。

ルパートに”同胞”と呼ばれて嬉しかった。
モンドをヒトのやり方で殺して、人”狼”になれたのが誇らしかった。その祝いの食事だ。だから。頑張ってみようと思った。


だってみんなが──、”仲間”が祝ってくれるというのだから。]


[……最初は、仲間なんてどうだって良かった。

だって幾ら仲間と言っても、彼らは人狼。
占われれば、それでお終い。こんな狭い檻に閉じ込められれば、所詮逃げられやしない。逃げられないなら早晩死んでしまうだろう。

それならば。それまでの間、上手く協力した風を装い彼らを欺き人を欺き、まんまと生き延びて逃れればいい。そんなつもりだった。

占われても平気だから、なんて。
彼らのうちで唯一の人間であることは、優越感の元にしかなってなかった。


[けれど。マリオが死に、イヴォンが死に。
少しずつ、少しずつ”人”の楔は抜け落ちてゆき。
代わりに少しずつ、少しずつ彼らとの時が降り積もる。


ずっと、ピスティオは根無し草だった。
他に同じような人間など、どこにもいない。
少なくとも見たことはない。

両親には、この”声”は届かなかった。
占いと称して使った青い石、あれは正真正銘母の形見だ。
彼らは人狼の存在を知っていた。
知ってなお、自らの身すら守れない非力な”人間”だった。

今にして思えば。
母は本当の”占い師”だったのかも知れない。
無論、ただの思い込みだったのかも知れないし、違うかも知れない。どちらにせよ、とうの昔にルパートの肉になってしまった彼らに問うことなど出来はしないのだけれども。]


[「置いていかれちまったのかい」、と。
聞いたのが、初めて「目の前で」聞いた人狼の声だった。

それまでも何度も耳にはしていたはずだけど。
人狼は人狼で、ただの人間の子どもに声が聞こえるだなんて思いもよらなかったはずだし、こっちもこっちでどうしていいか分からないから、彼らに話しかけるなんてこともなかった。

だからルパートの声は少しびっくりしたし、この村にそのまま居ついたのは結局のところ、彼ら人狼がここに居たから。という理由もかなり大きい。無論、ローザス夫妻の好意あってのことだったけど。]


[どこにも半端な人間の”居場所”などなかった。
いいや。この村に居ついてからは、少しだけあった。

それはローザス家の下働きだったり、人狼らの手伝いだったり。
或いはラルフやノア、ユージンやマリオと釣りをしてみたり。ルパートの宿に出入りしてベッキーと他愛もない話をしてみたり、村のあちこちでちょっとした手伝いをしてみたり。

いつもいつも、愛想良く振る舞っていた。
いつもいつも、誰かの何かであるように。
浅くても一時でも、そこに”居場所”の出来るように。


…───いっとう身近に、
親のように想ってくれてる人の情には気が付かないまま。]



へええ…… 便利なもんだなあ。

[足元を少し小柄な漆黒の獣がくるくると回る。
音を立てないその仕草に、素直に感嘆の声が零れた。
人の目には捉えにくい黒い毛並みは、つやつやとして触り心地が良さそうだ。]

うん、分かった。
なるべく足音を立てないように行くよ。
今更だけど…邪魔が入っても困るしね。

[人間なんて、もう随分と少なくなった。
モンドが居れば、耳聡く異変に気付いたのかも知れないけど。きっともう、そんな心配はないだろう。

ないとは思いながらも、慎重に歩く。
人間の足は、彼らのように静かには歩けないのだから。]


[今宵はお祝い。
ただの中途半端な人間から、人”狼”になれたお祝い。

もう居場所を探す必要はない。
同胞はここに居るのだ。
そう思うと誇らしさと共に嬉しさがこみあげてきた。
だから。少し頑張って”食事”にも行く。

慎重に廊下を歩んで、パトリシアの部屋の扉をそうっと覗いた。
鍵はかけられてない。
あっさりと扉を開けば、中からは血の匂いがした。]




……”それ”

もう、平気なのかい?
起き上がったりは、しない?

[暗闇を見透かせない人の目には、倒れた”何か”に黒い獣の影が圧し掛かっている影ばかりがうっすら見える。
がつがつと、時折下になった影が揺れるのは恐らく自分の意思ではないだろう。ないだろうけど。一応、聞いた。

恐る恐る、といった響きはどうしても声に乗っただろう。]


……………、

[美味しそうだねとか、なにか。
言おうかと思ったけれども声が出ない。

いや実際に口を開く必要はないんだから、言おうと思えば言えたはずなんだけど。でも無理だった。
代わりに喉の多くからせり上がって来るものがある。


だめだ。だめだだめだだめだ。今はだめだ。


それを必死に飲み下そうとした。
余計に上がって来た。胃が痙攣する。
どうしようもない圧が、耳にじんと響いた。]


【人】 洗濯婦 ベッキー


 『お前は、おれとは血がつながってない。』

        『もし、俺っちやルパートさんが人狼で』



[そんなのもう、答えじゃないか。]

(51) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[父が、人狼かも知れないなんて考えてもいけない。そう思っていた。


だってあたしはパパが大好きで、
パパはあたしたちを大事にしてくれて…]


[本当にそうだったのかな。]

(52) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[ずっと気になっていた。
"どうしてマリオが最初に狙われたのか。"
思いつくうちでもっとも望む理由としては、かわいそうだから。

こんなところに何日も閉じ込められるのは「かわいそうだから」
大人たちが疑い合うのを見せるのは「かわいそうだから」
人殺しにするのは「かわいそうだから」

…もっともらしい話。


でもあたしにはこれが理由だとは思えなかった。

殺す方がかわいそうに決まってる。

生きたくて人を襲ってるってなら、そんなことわかるでしょ?]

(53) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[「ルパートとピスティオは人狼の仲間だ」

いくらあたしだって、こんな状況で
あんなこと言われたらさすがに気づく。

ほうらね、やっぱり。
マリオはかわいそうだから殺されたんじゃない。
だってそれなら、あたしが生きてるわけがない。

本当の理由は知らない。

けれど「簡単だから」


それだけは、嫌だった。
でも他の理由が浮かばない。

どうしてマリオが殺されなきゃいけなかったの。]

(54) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[先刻、ピスティオに投票用紙を渡した。

もちろん彼のことは信じているが
本当のところは、もうどうでもよかった。


こんな騒ぎはさっさと終わらせて、
彼らの好きなようにしてほしかった。

みんな、みんな人殺しだ。誰が死んでも同じ。

もちろんあたしだって。

それなら親切にしてくれた友達や家族が生きてくれるのがいい。]

(55) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


「怖くてもいいよ。」

(56) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[本心だった。

怖くても、"ひと"と生きてくれるなら。





だから、パパが生きていればそれでいい。




もうそれ以外は、本当にどうでも良かった。]

(57) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

―夜・自室―



[部屋に一人、鏡に向かう。

ぐ、と口を一文字に縛り、結われた三つ編みに鋏を入れた。]

(58) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー



 …せっかく伸ばしたのにな。


[恨めしげにすっかり軽くなってしまった頭を撫でて、ごちる。]

(59) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


[スージーに憧れていた。

小さな頃から美人だねって言われるような彼女に。
髪を伸ばせば少しでも近づけるんじゃないかって。

あたしよりずっと、パパと仲が良い彼女に。
振る舞いを真似れば少しでも近づけるんじゃないかって。]

(60) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー



[結局なんにも近づけやしなかった。


 あたしはただ、ひたすらにあたしだった。]



 ふ…


  ひどい顔。



[明日もまた人が死ぬ。

あたしであることを願うけれど、きっとそうじゃないんだろう。]

(61) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

【人】 洗濯婦 ベッキー



[鏡に頼りなく映る自分に、微笑みかける。]




 *おはようベッキー。*

(62) higesorry 2018/08/08(Wed) 00時半頃

大丈夫、っスか?

えええと、えっと。
何かなかったかなあ……、えっと……


あ、そうだ。
えーっと…、『いいこ、いいこ』 ……??


[先日からご褒美にと言われていた言葉だ。
なんでこれがご褒美なのか良く分からなかってけど、ひょっとしたら、人狼にとっては元気の出るおまじないなのかも知れない。]


え。あ、あれ?


………… 元気が出て良かったっス!
やっぱりスージーは、元気なのが一番だもんな。

[やっぱり女の子の心は良く分からないな。
そんな感想は、こっちにも呟かないで仕舞っておいた。*]


ベッキーは、オッフロー

higesorry 2018/08/08(Wed) 01時頃


ベッキーは、どうしてもいいたかった

higesorry 2018/08/08(Wed) 01時半頃


ベッキーは、ワンダにてへぺろ★

higesorry 2018/08/08(Wed) 01時半頃


ねえ。ベッキーにさ、

[声は明るく響く。
みんなでここを出られるのだ。明るくならないはずがない。]

みんなのこと、教えてもいいかな?
いいよね??


― 夜 ―

[お嬢様と共に生きる。
そう誓って最初に行ったのは、"食事"だった。

主として、脚の一本を与えるぐらいは、当然のこと。
人狼の主となった乙女は、
陰のある笑顔でそう言ってのけた。
今までの献身への褒美として。
そして、今まで積み上げてきた罪、その罰として。

リンダは、寝間着の隙間から左の腿を投げ出し、
鉄格子から差し込む月明りにかざした。
ほそくしなやかな脚が青白く光り、
恐ろしいほど蠱惑的に映った。

――ごくり。 獣の喉がなった。]


[人肉を絶ってから十数年。人狼としての力は衰えている。
村を離れ、フーバー家からリンダを護り抜くには、
食事が必要だ。

そしてなによりも、
ロイエの正体を知りながら全てを受け入れた彼女は、
間違いなくロイエの主人であり、最愛の妹だ。

その可愛らしいおねだりを無碍にできる者など、
はたしているだろうか?
ぎゅるる、と、ロイエの胃袋が、はしたない音をたてた。]

……畏まりました。
お嬢様からの褒美、心して……堪能いたします。

[人狼の爪がきらめき、音もなく乙女の左腿を切断した。]


[大皿に盛り付けたリンダの左腿には、一切の手を加えていない。軽く火であぶれば脂が溶け出し、旨みも深まるのだが、せっかくの御馳走だ。素材がもつありのままの味を堪能したかった。

肉斬り包丁をいれ、3枚に薄く削いだスライスを小皿に取り分ける。]

……それでは、いただきます。お嬢様。

[止血の治療を受けたリンダお嬢様が、食事の様を見守っている。

手本になるべきロイエは、上品に食事を行うべきだ。ナイフでスライスを更に切り取り、フォークにまきつけて、ちいさく開けた口に運んだ。ワインに見立ててグラスに注いだ血液を一口。舌の上で、薄い肉片を転がし、香りを堪能しから、ごくりと飲み下す]

……はぁぁぁぁ…
なんという…………美味。

[長らく口にしていなかった人の肉に、全身の細胞が歓喜に打ち震えた]


[一筋の涙が頬をつたった。

気付くと小皿の上にあったスライスはもうなかった。
肉斬り包丁を手に、次の肉片を削ぐ。
今度はもっと厚く。もっと大きく。
ナイフで切り分けるのももどかしい。
フォークを突き立てて、大きな塊のまま、口に押し込む]

………あ"……う"……

[頬をつたう涙の量が増える。

包丁で切り分けるのでは、もう物足りない。
切断面から顔をだした大腿骨を掴み、
身を乗り出して腿に直接かぶりついた。

歯を突き立てて、噛みちぎった腿から鮮血がほとばしった。
口のまわりがべったりと赤く汚れる。
素手で口をぬぐい、掬い取った血液をべろりと舐めた。]


……あ”……あ”あ”あ”っ……うぅぅ……
お"……お”い”じ……い”……。

[目頭に熱がおび、肉を貪る口から、嗚咽がもれた。
頬張る肉片の量に、飲みこむことが間に合わず、
喉がぶるぶると痙攣し、堪えきれずに、むせた。]

……えぼっ……おっ……おぶっ……
ぇ"ぇ"……ぇぁ”ぁ”ぁ”…………っ

[大量の唾液と肉汁と共に、口からぼとぼとと肉片が流れ落ちる。その間も涙はとめどなく零れ、鼻からは啜りきれないほどの体液。口の周りは涎と血液でべったりと赤く汚れきっている。]

……あ”あ”あ”……お”…お”ぜう”ざま”……。
……お”ぜう”……ざま……!!

[汚れた口から零れ落ちてしまったお嬢様の小さな破片に、
ロイエは手を伸ばした。]


……あ”……あ”あ”あ”……っ

……ご、ごめ……
…な”ざ……い……っ

[涙と鼻水、ヨダレと血液でぐちゃぐちゃと赤く染まった顔で、
テーブルに広がる、残り少ない腿肉の欠片を手の平で掬いとり、
口に運んでずるずると喉に流し込んだ。]

お"ぜうざま……ごめ…な"ざい…っ

バ……バケ"…………モ"ノ"で


あ”あ”…………バゲモ"…………ノ"で、ん”ん”
……ごめ……な"ざい……っ

……あ”……あ”あ”あ”……っ

……お”い”じ……い”……。

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”……っ

[ぼろぼろと子供のようになきじゃくりながら、
身を大きく乗り出して、赤く汚れた皿に舌を這わした。
肉の一片、皮の一枚、血の一滴たりとも残さないよう、
丁寧に、丁寧、べろべろとテーブルを嘗め回した。]


……お嬢様。

ああ、お嬢様……お嬢様。

……お嬢様……お嬢様……お嬢様……


【人】 洗濯婦 ベッキー

―朝―



 うん、昨夜思い立ってね。


[随分スカスカになってしまった後頭部を指で梳きながらそう言って、ピスティオ首元に手を伸ばせば(>>69)そこに触れやすいようすこうしだけ首を傾げる。
目の前の無邪気な笑顔と目が合い、そのまま眼鏡越しに彼を眺めた。

そうすれば彼はその表情に無邪気さを残したまま
話を続けただろうか。



―…不思議だった。]

(82) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


[ピスティオが話している。
あたしは相変わらず襟足から指先を離せないまま、
怒らないで聞いて欲しい、と彼が語りだせば
「ん。」と小さく頷いて続きを促す。


「生きさせるために。」そう言ってこちらを見る彼の瞳は、これまで以上に優しく感じた。]

(83) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー




 …あたしもね。

 みんなと…"変わらずに"一緒に居られたらって、思うよ。


[差し出された手のひらを視線だけで見下ろしながら、声を震わせる。
ひとつだけ。ひとつだけどうしても不思議で
そこから一歩も動けない。

喉に言葉を引っかからせながら、やっとの思いで絞り出す。]

(84) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


 …ッ

 ………あんた、なんで  笑ってんの……?

(85) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[下げていた視線をピスティオの表情に戻し、
周りを見渡す。
父や、ロイエもいるだろうか。
さっきまで泣いていたはずのスージーだって今はけろりとしているように見える。]


 …どうして?おかしいじゃない。

 ラルフが連れて行かれたんだよ…?
 ……それに、パティは? パティが起きて来てない。


[声はすっかり涙でくぐもっていた。
このまるで日常に戻ったかのような空気を否定するように首を振る。]

(86) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー



 ……

 マリオは、殺さなくてもよかったんじゃないの…?



[手を差し伸べてくれた彼に、人狼たちにそれだけは聞いておきたかった。]

(87) higesorry 2018/08/08(Wed) 04時頃

 
[理由は一つだ。]
 


 
[『簡単だったから。』]
 


【人】 洗濯婦 ベッキー


    [『ここに、人狼なんていない』>>94

(97) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[そう言った父の方を振り返り、
言葉を放てないままに開かれた唇が戦慄く。

追従するかのようにスージーが問いかければ>>96、言葉を失った。]

(98) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー

[床にしっかりと立っているはずの脚が
ぐらぐらと不安定な心地がした。



殺し足りないのか、そう聞かれればゆっくりと首を振り、引きつった息を漏らす。
続く言葉からは、逃れるように俯き、肩を震わせた。

(99) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


[差し伸べられた手のひらはまだそこにあるだろうか。]

(100) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー



 …一緒につれてって……。





[吐き出して、彼の指先に弱々しく触れる。]

(101) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

【人】 洗濯婦 ベッキー


[ああ、どうしてこの期に及んで
 未来の話などをしてくれるのか。**]

(102) higesorry 2018/08/08(Wed) 06時頃

─ 夜、 ─

 平気よ。
 たぶんたべられるの解ってたみたい。
 笑ってたわ。

[ピスティオの言葉に尻尾をふった。
そのあと静かになる。]



 そっちのほうがくさくない!??!
 やめてよ!!今めちゃくちゃ敏感なんだから!!!

[がうがうがうとこの部屋から追い立てた。
前足で鼻をぐしぐしとやる。ぐしぐし、くーん。はふ。息をついて、仕方ないなあ、とまた食べはじめた。口直しだ。]


[まだ部屋にいるかいないかはしらないが、声は届くから。]

 あ、そーだ。
 ピスティオ、あれ。あれしってる?

[パティは良いなあ、って思ってた。
家族が沢山いる。外に行ったけど、合意でだ。

単純に羨ましかった。
置いていかれるんじゃなくって、
そのあとを兄弟たちや、小さい子が、
着いていっていることが。

だから。]



 ほらあ、えーと、
 パティがいつもうたってるやつ、
 …… 子守唄。

 どんなだっけ、
 こんなだっけ?
 



 ───……、
 



[赤い声にのせられた響きは、
ぜんぜん下手くそだったけど。

見かけるたびに聞こえたそれは、覚えている。
でも、パティには聞こえない。

きこえないけど、 *おやすみなさい*]


洗濯婦 ベッキーは、メモを貼った。

higesorry 2018/08/08(Wed) 06時半頃



[もっと。顔を見たら、
殺したくなると思ってた。]
 





 "──お代はこちら まよわぬように。"
 


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