人狼議事


24 ロスト・バタフライ

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視点:


【人】 歌い手 コリーン

― 墓地 ―

[どうしたの、と問う子供に、わたくしはただただ困ったように眉尻を下げました。
 声が出ないの、と。伝えたいのに、その術がないのです]

 …………。

[ぎゅ、と。
 鳥を抱きしめます。

 ああ。代わりにこの子が私の言葉を伝えてくれたらいいのに、と――]

(3) 2011/01/26(Wed) 02時頃

 どうして、泣くの?


 ──欠けちゃったの?

[ぽたり、薄紅色から落ちる雫は とても綺麗。]


           ──それとも、欠けてるの?


[それを見た子どもの声にならぬ「聲」、
    聞かせずに尋ねる声に、乗る色がある。]


【人】 歌い手 コリーン

[まるで声を無くしたわたくしの代わりに、囀る鳥に頬を寄せます。
 柔らかな羽毛は優しくて、頬を伝う涙をそっと拭う様に吸いこむのでした。

 見上げる小さな眸には、
 ありがとう、と。
 唇を動かします。
 声にならなくても、せめて想いだけでも伝えたいと願って]

(6) 2011/01/26(Wed) 02時頃

【人】 歌い手 コリーン

[子供のはしゃぐ声に驚いてしまって。
 鳥を抱く腕が、緩みます。

 離してしまえば、鳥は、子供の元へと向かうのでしょうか。

 ようやく出会えた、心を許せる存在。

 その鳥が、この腕から居なくなってしまうのは、寂しいと。
 俯けば、銀の髪がさらりと垂れて泣き顔を隠すのでした]

(10) 2011/01/26(Wed) 02時頃

墓地に涙は付き物だと言うのに
ここほど、生者の涙の似合わぬ場所もない

死者が立ち、生者が眠るこの地
この地に涙を流すのは、あの二人だけでいい

[左耳は生者の声を聞き、右耳は死者の囁きを聞きます。左目は今世の姿を見、右目は魂の色を見ます。私は、少々特殊なようで御座いますな]


【人】 歌い手 コリーン

[寒い、に。首を一つ振ります。
 お腹すいた、にも。首を一つ。

 教会に、には、良く判らなくて。
 困った顔の侭、首を傾げました]

 …………?

[か、け、る……?

 見上げる子供へと、ゆっくりと唇を動かします。
 唇の動きを読んで察して欲しいと願いながら、もう一度ゆっくりと]

(14) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[靴と、謂われて。わたくしは初めて自分が素足で在る事に気づきました。
 だからこの墓石の上から下りられないのだと、頭の片隅でぼんやりと思うのでした]

 ………。

[鳥が自分のものかとの問いには、ふるりと左右に振る首。
 本当にそうならどれだけ良いでしょう。
 でもこの子の主人はわたくしではないのです。
 ただわたくしを憐れんで、この子は傍に居てくれるだけなのですから]

(16) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[欠ける、とはどういう意味なのでしょう。
 わたくしの身体に欠けた部分など……いえ、この声が。
 でなくなってしまった声が、この子供の言う様に欠けた部分とやらになるのでしょうか。

 悲しさと恐ろしさに、ふるりと身体が震えます]

 …………。

[マーロゥと、囀りを残して飛び去っていく鳥を悲しそうに見送って。
 わたくしは唇から声にならない嘆きを紡ぐのでした]

(23) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[脚……。
 鳥を失った手で自らの足を撫でます。

 この二つの足がなくなるなんて、そんな恐ろしい事を想像するだけで、心が恐怖に押しつぶされてしまいそう]

 …………っ。

[固く眸を閉じ、銀の髪の下の耳を、両手で押さえます。
 楽しげに語る子供の声から、まるで逃げるかのように]

(24) 2011/01/26(Wed) 02時半頃

コリーンは、新たな声に、ふるりともう一度大きく身を震わせました。

2011/01/26(Wed) 02時半頃



 いやはや、どーうして泣くんだろねー?

[ひひ。と聲は笑う。]

 欠けてるの、すごく、いいのにさ。

 欠けているの、きれいなのに

 欠けているの、すてきなのに。
 



 欠けているから、

  ──寄り添って、おぎないあえるのにさ?
 


…――――

耳につく キンキン、キンキン

うっとおしい事この上ない

君、少し静かにしたまえ

[まったく、死者も生者も騒がしい。静かな時間が欲しい、この霧の中の湖のように。波すら立たぬ、静かな世界が良い]



 完全で、まったきものなんて、つまらないだけじゃないか。

 
  せっかく欠けて、埋めあうことができるのに、
  どーして泣くんだろうね。

 おいらにはさっぱりわかんないや。
 


[にこー。と、差し込まれる注意に、唇にまりと弧を描く]


  や ・ だ 。

[NO、と突きつける二音、愉しげに笑っている。]

 黙っててほしいの?
 本当に?

 静かなのがいいの?



 うるさいから追い出したい?
 人間を?
 まだ生きてる人たちを?

 おいらもかい?


  ねえ。──お仲間だろう?


 それとも、仲間だ、なんて──認める気はない?

[煩い、と言われても声は止まない。
からかうような遊ぶような声、
矢継ぎ早の質問、問いかけ、まるでどこか試すよう。]


私はな、穏やかな日々が続く事を希望するだけなのだ
ただ、静かにこの場にありたいだけだと言うのに

騒がしい生者を追い出そうと、今起きたばかりだと言うのに
君が騒いだら、意味が無いだろう

[まったく、イライラする、イライラする。私に残る、憤怒の感情。ラースの炎が、今の私を形作る源。だから私は、イライラする。だから私の体は、生者と変わらず形を保つ。]


【人】 歌い手 コリーン

[眼鏡をかけた少年をちらりと見て、ふるりと首を振りました]

 …………。

[この足ではいけない、と。
 素足を見せて、眸を伏せます。

 素足では歩く事も侭ならず。
 だからこの場より離れられないのだと、声を無くした綴るのは胸の裡で]

(33) 2011/01/26(Wed) 03時頃

コリーンは、片足が不自由な少年に、わたくしを抱える事はきっと無理でしょうから。今暫し、この墓石の上から、離れる事は*叶わない*

2011/01/26(Wed) 03時頃


仲間? 何が仲間だ

同類、同族、そのくらいの物だろう
仲間と言うのは、共通の目標を持つ者の事を言う

静かな夜を取り戻すために、私は今、ここにいる

[イライラする、イライラする。ああ、頭が痛い]


 静かな静かな?
 そーうかあ。

 おいらは煩いのも嫌いじゃないよ。
 あんたの話を聴くのも嫌いじゃないよ?

 仲間じゃなかったら、
 同族、同類? なんでもいいな。

[いらいらする声にも、返す声、言葉楽しそうなまま
相手のことなどお構いなしなのはかわらない]

 欠けてるもの見ているのは綺麗で、好き。
 話すのも好き。

 にひひ。黙るのは難しい。


 おいらは楽しければ、なんでもいいんだ。
 面白ければ。なんでも。

 さあて、やってきた子達の中で、

 片方だけの羽埋められる子はどれだけいるかなー。
 でも、永久に埋まらないで、欠けたままでもいいよねー。

[つらつらと話す声音飄々と]


はぁ・・・わかった、もういい

声を聞くのは、100歩譲ろう、構わない
頭に響くその声を、なんとかしてくれ

トーンを落とせ、ゆっくり話せ

[まぁいい、今はいい。イライラするのがこの身の元なのだ。怒りを感じるのは構わない。イライラする、イライラする]


 ゆっくり。
   ゆっくり?

 ゆっくり。

 ゆっくりか、


 うん。

 うん?

 うん。



 にひ。

       ──そーうだねぇ


[笑う声、言葉]

 そうだね。

     [ ──転調する。]


そう、ゆっくり、優雅に話すんだ
そしたら、私の方に問題はない

わかるか?

わからないよな

わからないのはよくわかる

とにかく、私のように話をするなら、良いのだ


誰かに聞かれるかも知れないよ。
ボクたちの言葉も。

耳のいい子も混じっているかもしれないものね。


今度の話し方は、どう? 似合うかな?

[声に混じる、楽しげな色だけ変わらないまま──
急くようだった口調が転じる。]


構わないさ
聞きたい者には、聞かすと良いんだ

それをべらべら話すような者なら、煩いから邪魔になるが

静かな者ならば、私は構わない
私は、静かな夜が欲しいのだ

それとも君は、聞かれたくないような話をするのか?

過去の恥ずかしい話とかか?
聞かないぞ、私は


優雅。

[考えるような間]

えらそう。

[本音が漏れた]



… …。もう少し時代掛かった喋りの方がいいのだろうかね。

ボクよりも、我とか己かね?
然して、我は思うゆえに違和感を覚えるのである。


べらべらと喋られても面倒だよ
べらべらと喋らないという程、
彼らを信用していないというのもあるかな

[続いた話題に、返す声はひとつ前の喋り方
自分が覚えた違和感が優先されたらしい]

ボクは、彼らのその読みきれない
面倒なところが好きだけど
面倒なことには変わりない

秘密?
なにがいいかな。

あんまり怒りすぎてこめかみの血管が切れて
死んだ奴がいるとかいう話とか?

[口にする話題に、戯言が多く混じるのは
口調を変えたところであまりかわらないまま]


いや、話し方はどうだろうと良い
大事なのはリズムだ、雰囲気だ
粗雑でないなら、良い

むしろ、君がそんな話し方をすると・・・怖い

[はぁ、なんと言う事だ。静かな夜は、暫し来そうにない。]

信用する必要など、ない
信頼する必要も、ない

私は、煩い者、私の邪魔をする者は排除するが
そうでない者を、わざわざどうこうする気はない
どのような存在だろうと、等しく


怖い? そう? そうであろうか。

なんちゃって。

[勿体つけた喋り方。くつくつと声が楽しげに震える。]

ボク、俺。私、おいら。小生?

あはは。

目に見えるとおり見た目どおりではありませぬとも
さほど学があるほうではないのは
事実ですから粗雑でないのは難しいであるかもしれませんね。

丁寧にならどうだろうね? 怖い?

[ところどころ間違った敬語で尋ねて]


真似るのはどうも難しいです、
ボク──おれは楽しいけど

[語調探すようながちゃがちゃとした口調のまま]


あなた、きみ、

えーと。いらいらさん?

[大きく言うなら同類、同族。ただ、
──"彼"個人をなんと呼ぶべきか考えるような間をおいて
今はこどもを装う声は途切れ、
一時彼の望む静寂が、相手に呼び名の*水を向ける*。]


[さらさらと耳に流れるのは、2つの声。

 ただそれを、聴いていた。

 自分から応えることはなく。口を挟むこともなく。何も思うこともなく。

 そう、想うことなど、

 ―――――とうに忘れてしまった。]


 仲間。

 面倒。

 僕の名前。

 だんな様の、お言いつけ。

 …ああ、なんだっけ、それ。

 全部、忘れちゃったから。

 いらないよね、きっと。


 ここに来ている人たちは、

 さぁどれくらい、その心を保てるだろう。

 馬鹿だな、何も考えなければ、

 こんなにも楽なのに。

 面白いから、いいけれど。


 …そこの、声の人も。

 なんでそんなに苛々しているのかな。

 馬鹿だなぁ。

[紡ぐ言葉は穏やかに。
 ただ誰に向けたものでもなく。]


イライラさん、と言うのは何だ 私の事か

私を呼ぶならば、WrathかIraと呼びなさい
そう呼んだなら、私だとすぐにわかるから

[まったく、子供でないならもう少し・・・とも思う。いや、きっと彼はああいう物なのだろう、と思う部分もある。もう一つ加わった、ゆったりとした声色に、またもイライラは募るのだ。]

馬鹿とはなんだ 馬鹿とは


【人】 歌い手 コリーン

[ぱちぱちと爆ぜる暖炉のそばに、わたくしは座っていました。
 ロバートと名乗る少年の背負われて来た小屋には、幾つもの人の姿が見えます]

 …………。

[重かったでしょうに、ありがとう、と。
 ロバートさんに言葉を伝えようとするのですが、まるで唇は封されたように、音を紡ぐ事ができません。

 感謝の言葉を伝える事も出来ない自分が悲しくて。そして申し訳なくて。

 わたくしは薄紅の眸をふせ、俯くのでした]

(77) 2011/01/26(Wed) 10時半頃

馬鹿、は駄目な言葉じゃないよ。
だって僕も馬鹿だもん。


…名前を付けるの?


イラ。ラース。怒っているね。

僕は名無し。ただの小間使い。名前は記号。



空っぽの僕はどうしたらいいかな。


【人】 歌い手 コリーン

[そんなわたくしを見かねたのでしょうか。
 ナイフを取り出す青年の姿が、視界の端に入りました。

 ……ああ。また、あのナイフを身体に押し付けられるのかしら。
 せめて見えない所にして……、と。心の中で呟いた所で、呆然とします。
 また、とは。どういう事なのでしょう。
 わたくしは前にも、誰かにナイフの刃で傷つけられた事があるのでしょうか。そんな記憶は何処にもないと言うのに……]

 ―――――…、

 ………、……?

[そんな事を考えていたから、ナイフを持った青年が傍で膝を突くのに気が付きませんでした。
 ともかく、逃げなければ…と、腰を引いた所で。
 すまないけれど、笑う姿が見えます]

(78) 2011/01/26(Wed) 11時頃

【人】 歌い手 コリーン

[身動きする事も出来ぬまま、彼の手で、私の足には幾重に布が巻かれていきます。
 これが、靴の代わりだと微笑む彼に。
 わたくしはありがとう、と。言葉を発しようとして、無声の音を唇が綴るのでした]

 …………っ。

[ロバートと一言二言話す様子を、足にまかれた布を撫ぜながら、見詰めます。

 わたくしの声はどうなってしまったのでしょうか。
 伝えたい想いを伝える事の出来ぬ唇を歯がゆさにきゅっと噛みました]

(79) 2011/01/26(Wed) 11時頃

名無し? 名無しじゃ、呼びにくかろうが
本当の本当に空虚な物など、ありはしない
空虚だと感じる感覚があるのなら、何もない事はない

何か考えると良い
もし思い浮かばないと言うのなら
私か、もう一人が勝手につけるさ


【人】 歌い手 コリーン

[食事を、と。
 ロバートが口にします。

 不思議な事にあまり空腹を覚えることはなかったのですが、
 例も口に出せぬ自分が、せめて出来る事を。

 そう思い、巻いてもらった布を靴の代わりとして立ち上がります]

 ――……。

[わたくしも手伝います、と。
 小屋の中を物色するロバートの腕に、触れようと手を伸ばしました]

(81) 2011/01/26(Wed) 11時頃

【人】 歌い手 コリーン

[こく、と頷きます。
 手伝いたいとの思いが、伝わって良かったと、わたくしは微笑みました]

 …………?

[名前。
 わたくしの、名前。

 眉根を寄せ、記憶の糸を手繰ります。

 わたくしの名前は、そう――…]

(わたくし、なまえ、こりーん、です)

[上を向いた掌の上に、人差し指で綴る文字。
 美味く伝わらなかったなら、もう一度。
 ゆっくりと一文字ずつ同じ言葉を綴るでしょう]

(83) 2011/01/26(Wed) 11時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[ロバートがわたくしの名前を口にすれば、こくこくと。銀の髪を揺らし、頷きました。

 ちゃんと伝えられて良かったと。嬉しくて浮かぶのは、ほっこり笑顔]

(さっきは、ありがとう。おもくなかった、ですか?)

[もう一度その手のひらに綴って、
 紅茶をとの事には、もう一度頷きます。

 寂しい夜に飲むカモミールが齎す優しい眠りは、何時もわたくしを癒してくれたから。
 彼が口にする言葉が良く判るのです]

(85) 2011/01/26(Wed) 11時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[気にさせないように、きっと彼はそう口にするのでしょう。
 でもあの靴を作ってくれた青年との話を聞いていれば、
 ロバートが皆を此処へ集めるために尽力してくれていたのは伺う事が出来ました。

 だから、そっと手を伸ばします。
 ロバートが払わなければ、その手は彼の手を包むでしょうか]

(あ、り、が、と、う)

[と、声を紡ぐ事の出来ない唇で、
 感謝の気持ちを、もう一度伝えるのでした]

(87) 2011/01/26(Wed) 12時頃

【人】 歌い手 コリーン

[そうしてロバートと一緒に小屋の中を探っていれば、
 掌よりも少し大きいぐらいの四角い缶を見つけました。

 ラベルにはティーカップのイラストが描かれています]

 …………?

[こ、れ?と。
 わたくしは缶を両手に持つと、ロバートへと見せるのでした]

(88) 2011/01/26(Wed) 12時頃

【人】 歌い手 コリーン

[ロバートが微笑んで呉れるのが嬉しくて、わたくしまで笑顔が伝線します。
 こんなにも穏やかな気持ちで微笑んだのが久しくて、ふふ…と、唇から笑みがこぼれました]

 …………っ!?

[そう。笑みが、零れ落ちたのです。
 音となって、声を失ったこの唇から]

 ――――…ぁ、こ、え……きこえ、ますか?

[喉を押さえ、口元を覆って。
 目の前の彼へ尋ねます。

 少しだけ掠れてしまった声で合ったけれど、彼の耳にわたくしの声は届いたのでしょうか]

(90) 2011/01/26(Wed) 12時頃

【人】 歌い手 コリーン

[掠れた声で合っても、取り戻せた事が嬉しくて。
 まるで親鳥に懐く雛のように、ロバートの後ろに付いてお湯を沸かすのでした。

 ティーカップを洗うロバートを尻目に、突然声を取り戻した喉を撫でます。

 ……あ、ああ、あぁ。

[喉を震わせる声は、次第に元の――少し細い、高い声に戻って。 ほっとした様に、胸を撫で下ろしました]

(93) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 きっと、ロバートのおかげ、ですね。
 あなたが優しくして下さったから……本当に、ありがとう。

[ティーカップを洗うのが先だと謂わんばかりの彼に、少しだけ苦笑し、手伝いますと声を掛けるのでした]

(95) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[台所から出てきた、靴を作ってくれた青年に、こくりと頷きます]

 あ、なたも…ありがとう。

[スカートの裾を僅かに上げて、作ってもらった靴を見せます。
 それはとても優しさに溢れていて、私の足を包むのでした]

(102) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

コリーンは、ロビンが差し出すカップを手に取り、あがる湯気と香りに、ふわりと*微笑んだ*

2011/01/26(Wed) 12時半頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 12時半頃


ほら、貴様等も頂くと良い
紅茶だぞ、本当に紅茶の葉なのかは知らないが、紅茶だ

[カップを差し出した]



空っぽ?
空っぽ。
空っぽ?

ヴァニタス、空虚?

でも、そうなったのはどうして?

忘れた。
忘れた?
忘れたから?



空虚というよりは真に虚ろいうよりは、

それはかつて存在したものの忘却であって

いらいらさんが残したものが
iraであるのなら、

──もうひとりさんは Oblivion ?


ううん。

でもねーえ、呼びにくいかな? かもかな?

かもしれない。

それに──



それは、なくしたもの方の気もなかなかしてさ

今、

そこにいるきみとは
ちょっと、違う気もするね?

だってまだ、きみはそこにいるもの、
ねえ、もうひとり。



はたしてしかして、

なくした中で残っているのは何だろう?

──空虚?
──それとも忘却?

──そこにいる君は誰?

Who are you?

あはは


忘却と虚ろの中で残っているものが

僕でおれでおいらなら

おいらは、Gaudere ?

おいらに残るのは──あはは。


おれのことは縮めて、ガウでいいかな。

[くすくす、声で遊ぶみたいに楽しげで喜ぶみたいな声]

"おいら"がロバートを、ロビンって呼ぶみたいにさ。

ちょっと仲間みたいな呼び方、
皮肉っぽくていいな。
うん。なかなかいいよ。


そう、空っぽ。

君は、いい子だね。

―――どうして?

どうして、だろう。

多分、うん、不要だったんだ。


空虚でも忘却でも、結果は一緒。だと思う。

ただ僕には何もない。

"nacht"。


…うん、"ナハト"。

ええ?それは、否定だって?

どちらでもいいじゃない。

僕は忘却し今は空虚な"ナハト"。

ふふ、こういうと僕、賢いみたいだね?


忘却する賢人ね、どんなだ

まぁ良い、ナハトとガウだな
そう呼ぶ事にしよう

私の邪魔をしないなら、関わりの無い事だ


邪魔?だなんて。

イーラは何か、しようとしているんだね。

いいよ、僕。邪魔はしない。だって面白そうだから。

でも何もしない。

今の所は。

今の所は、ね。


サンチョ、ロバート、ロビン。

イーラはいいね。

沢山、持ってる。

僕?僕はゼロ。


それにしてもさ。
悪霊だなんて、失礼だよね。

僕は悪霊じゃない。

僕は、僕だ。

でも僕って何だっけ?

そんなのどうでもいいか。


ノックスと言うのがあるのだろう、1じゃないか

それに、私も一つしかないさ
私はイーラ、憤り怒る魂の形

それ以外は、仮の物でしかない

元々の私は、どのような物だったのか
そんな事すら、憤怒の炎が灰にした

表面にあるのは、残りカスだ


まったく、失礼な話だな

確かに私にあるのは憤怒、七罪の一つだが
だから悪だと言うのは、不本意だ

生者が踏み荒らすから、憤ると言うのに
生者が正義、死者は悪か

死者は、理由なく何かをする事などない
何かが起こるのは、いつも生者の行動が悪いのだ

因果応報と言う言葉すら、生きる者は忘却したらしい



 紅茶なんて、初めて飲んだ。

[仕えていた場所で、自分の身分は下の下。
 水さえまともな水は飲んだ事が無い。]


[1、と数えられた「記号」にふるふると首を横に振る。
 それは、自分のものではない。自分が呼ばれていたものは他にあった。忘れてしまったけれど。]

イーラは燃えてしまったのか。
じゃぁここに在るイーラは何だろう?

灰?憤怒。感情の塊。

それを言うなら僕は何の塊だろう。

怠惰?

…ああ、そういえば。
僕、よく旦那様に、怠けてばかりだと怒られていたな。


紅茶を知らぬ? なんだ、勿体無いな

美味かろう?
元はただの不味い葉だ、食う気にもならぬ物だ
使い方一つで、このような味も出す

要は使い道次第だ


イーラはきっと、考えすぎだね。

だから怒る。

僕みたいに何も考えなければきっと、灰すらも残らず跡形もなく消えられたよ。

[笑いながら、そう紡いで。]


うん、美味しい。

そう、全て、想い次第。

僕たちがここに在る様に。

欠けてようが、欠けてまいが。

生きている人は、それすらわからない。

可哀相だね。それに、可愛い。


[首を振る様子に、意味がわからず。何かあるのかとは思ったが、深く思考する事はしなかった。関わりの無い事だ。]

ここにあるのは、憤怒だ
残りカスにあった、かすかな記憶を繋ぎ、形を成す者

怒りの魂に、灰の器
深い深い霧すら焦がす、炎だよ

怠惰、ああ怠惰
そいつも7罪だな


我思う ゆえに我在り だ
何も思わぬと、私は私を保つ事が出来ぬのだよ

[器の表情は無表情、魂の中は逆巻く炎。こいつを内にとどめ置くには、なかなかの努力が必要なんだ。]

人が可愛い? 何を馬鹿な
きぃきぃ煩い、邪魔な物だ

たまに静かな人もいるが、そういう者は特殊なのだ

その特殊な者以外は、いらぬのだよ、この地に


7罪。ああ、だから聴いたことがあったのか。

「怠惰」。旦那様は難しい話が好きだったから。

よく聞かされていた。お前は「怠惰」だって。

…。…。…。


あれ?今僕なんて言ったっけ?

[伏せた瞳を開いた後は、また器用に記憶を消したまま。
 くるりと思考を翻して、別の話題に切り替える]


イーラは嫌いなんだね、人間。
可愛いと思うよ。
好きでもないけど。

面白い物だとは思う。

面白い物は嫌いじゃない。

そうだな、君が君を保つ為に、その怒りをぶつけるというのも、

嫌いじゃない。面白いから。


特殊じゃない人間を追い払ってしまって、

特殊な人間だけ残ったら、

ここはとても静かになって、僕たち消えてしまうかもしれないね?




退屈で、退屈で、

ふふ、死んでしまうかもしれない。


[冗談交じりに言った声は、ふわりふわりと掴み所もなく。**]


ん? 怠惰だろう 「Acedia」 どうした?

[記憶が飛んだような様子に、首を折るが。まぁ関わりのない事と、話を聞きだそうとはしなかった。]

嫌い? いいや、そうじゃないな
愛しい事と憎い事は、等しい事なんだよ

私の怒りを導く者は、排除する
それだけの話だ、先の事など知らぬ

怒りの炎は他者を焼き、自身すら焼く

静かな夜が、この地に戻ったなら
私は休もう、静かな人達の涙の溜まった湖の畔で


くは くははは。ナハトもイーラもおもしろい
イーラの話もナハトの話も面白い

面白いのは楽しい。

楽しいはおれ

おれは楽しい

うん、すばらしい

ふひひ。


善悪は誰かが決めるものだし興味はないかな

まあでも、人からしたら

ひとに死を招くものは

悪いと分類したくもなるかもしれないし

おれたちがいるから他の死者はでてこないんだし

向こうにとったら

おれ達、ただの邪魔者だからねえ

[そう言いながら、きしし。と歯の間から笑う声]

悪と敵視してもらえるのは、
駆除を待つ害虫呼ばわりされないだけマシかもしれないよ?

[話の合間の相槌のような言葉に本気はどこまでも薄く]


害虫なのは間違いないだろうな
少なくとも、私は駆除の対象だろう

怒りのままに暴走する、最も悪質な存在だろうからな

[客観的に、悪霊とは自分を指した者のような気がするし]


[ イーラの声に、ころころ笑う気配]

怒りで暴走するのと──


 ───暴走しなくても意図的にもてあそぶのとだと

どっちが悪霊って呼んでもらえるかな?

[問う声は、ごくごく、楽しそう]


さぁな、生者に聞くと良い
私は、どちらもかわらないと思うがな

[少なくとも、玩具にする気はないのだ。破壊衝動の出口になったなら、楽しみなどいらないのだから]


と──


まあ、ちょっぴり悪ぶってみたところで、

所詮、今、媒介になってる身体が朽ちたら

遊びも、今ここに混じって在るおいらとしてのおれも、
さっぱりそこまでで消えるんだけどさ


ガウは、呼んで欲しいの?


悪霊、と。


朽ちる媒体が在るのなら、
僕らも人間も同じ。

なんて、単純な話なのにね。


[眉を顰めて見るも、気にした様子は特になく。]


悪霊と、人間を見分ける。

簡単だよ。僕たちは「悪霊」で、彼女たちは「そうでない」。

悪霊が「わかる」と嘯くのも、面白いかもしれないね?

機会があればやってみよう。


どうかな?

悪霊と呼ばれることが楽しいわけじゃないけど

[ ナハトの問いに首を傾げる。]

おれを悪霊と知ってて、

それで、ひとが、どんな顔でおれを悪霊と呼ぶのか、
ちょっと興味はあるかもね。

きししっ



 なんだろうね、蝶は、
 僕が悪霊だってわかるのかな。

[密やかに、笑う。
 鷹揚に、感情も無く。]



 言葉のかわりにペンと紙があっても、
 足のかわりに杖があっても
 それをほんとにかわりだと思えなきゃあ
 片羽にはならないんだろうね。

 なれないんだろうね。


 ───さてはて、欠けた部分を埋めるのは、何かな?

[こてん、と首を傾げて問うけど
声は、誰かに答えを求めるようではない。]


…さぁ。

そもそも代わりだと「想える」ことは、僕たちには出来るものなのかな。

出来ないなら、わからないな。

結局は、僕は僕のことしかわからないからね。


でもそうだな、人間が「片羽を見つけた」と「思い込む」姿は、

案外面白いかもしれない。

退屈かもしれない。わからない。


片羽が見つかった人間がいたとして、だ
その羽を壊したら、どうなるのだろうな

面白そうだ、随分と

発散になるかな、私の怒りの


そうだな。それなら。


…壊して、みる?

[ふふ、と笑い、小屋にいる人間達を見回す。
 目に付いたのは、その中でも、顕著に身体を失ったサイモンという男の姿。**]


どうかな。
どうかな?

片羽だと、本当に想えたら想えるのかも。
フィリップは、怨念が元でここにいるなら、
満足したら消えるかもって言ってるけどさ。


でも、片羽だと、想えないから──…



ん、ううん。

欠けたところ、埋めるような片羽なんか、いらないから、
おれは、ここにこうしているのかもね

あはは。


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