人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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視点:


おお、そうだそうだ、逃げろ逃げろッ

[カッカ、と"仲間"にしか聞こえない笑い声が部屋中に響き渡る。]

――ま。逃げられればの話だけど、な。

[にたり。密かに口元は歪む。]


……。

[どこか勝ち誇ったような声を張り上げる男に対して、ち、と舌打ちを打つ。]

オレらの住処にづかづかと土足で入り込みやがってよぉ……
なぁにが愉しいだぁ?ふざけてんじゃねーぞ、おい。

[苛立。低く響く声に宿る感情。]

15年前みたいに、あのムカツク奴を殺っちまうかぁ?
なぁ、大将!

[居るんだろう!と、部屋内に声が響いた。]


ははっ、意外とたくさん来たな。
抵抗力ってもんを知らねぇ無防備な体も、ちゃぁんと…
あは、ははは!

[仲間につられる様に笑みがこぼれた。
久々の手足の感覚がよほど気に入ったらしく、
拳を握っては開く動作を繰り返す]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―回想・放課後―

なんで俺がこんな集まりに行かなきゃいけないんだよ…
絶対会長のいやがらせだろ…

[昼間と同じように小声でぶつぶつと文句を言いながら廊下を進む。
相変わらず周囲の視線には気づいていないようで、つかつかと足音だけは軽快な調子だった]

ふん…まあ良い。こうなったら徹底的にやってやる。

[そう意地悪く笑うと、薄汚れた部室に向かって歩き出す。
まさか自分の身内がその会に参加しているだなんて、
まさか本当に何か起こるだなんて露とも思わず。]

(2) 2010/07/18(Sun) 01時半頃

[ふふ]  [くすくす]

いるよぉ。

[苛立つ“仲間”に、返るは幼子のようなこえ]

――よんだの、あのこ?


ああ――確かにムカつくな、あいつ。

[苛立っている様子の仲間に同意の言葉を返しながらも、あくまでその目は愉快そうで]

でも、まぁ落ち着けよ。そうさ、あいつが俺らを呼んだんだろぉ?
あいつぁ身の程を知らない、救いようのない馬鹿だが。
おかげで面白いおもちゃが、いーっぱい来たじゃねーか?

丁重にオモテナシしてやろうぜ…?


っと、すまねぇ。ついつい声を荒らげちまった。

[色白の"影"が伸びる。もっとも、辺りは暗い。気付く者は居ないだろう。]

確かに、アイツが連れてきたのは無礼者だけじゃねぇなぁ。
こんな風に、思った以上にコイツの身体は馴染みやがる。
流石に一年と半分、オレを呼びつづけてればそうなるかぁ?

[かっか、と笑い。影に尻尾と耳がにゅるりと生えた。]

あぁ、絶好のカモだなぁ。楽しませてくれるといいなぁ。
なぁ、大将とお嬢?オレらの流儀のオモテナシ、泣いて喜んでくれるといいなぁ?

[へっへっへ……邪悪を纏う笑い声がこだまする。]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

…何でお前がここに居るんだ、メアリー。

[やがて足を踏み入れた部屋の中でメアリーの姿を見かければ、驚いた様子を見せた。
自分が何か言うよりも先に、体を小さくする妹の姿を見れば、短くため息をついて]

誰かに連れてこられたのか?それならまぁ、付き合いもあるだろうから何も言わないが。
そうじゃないなら帰れ。どうせくだらない会だ。

[それからは誰かが止めるまで小言を言っただろうが、
しかし、会が始まってしまえばもはや何も言えない。
誰かに促されれば物語の一つも語っただろうが、
何度語り手をやらされてもその話は全て「一番怖いのは生きた人間」というオチであった]

―回想終了―

(15) 2010/07/18(Sun) 01時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

―現在・ミステリ研部室―

[100の物語が終わり、主催者の最後の叫びがこだました。
ラルフは結局終始つまらなさそうに他人の話を聞いていて、
その叫びを聞いたときも「やっと終わりか」としか思わなかった。

部屋を流れる生ぬるい風も、部員による演出と思って疑わない。
余裕の表情でさっさと動き出したサイモンの背中に嫌味を投げかける]

ふん…一応、活動らしくはあったな。
けどこれなら会を開く時だけ場所を借りれば良いだろう。
貴重な部室をわざわざ使う程でも――

[そこまで口にして初めて、サイモンの居る方向を直視した。
扉の向こうに広がる、ありえない暗闇…。
続く言葉が、出てこなかった]

(20) 2010/07/18(Sun) 02時頃

よかったね、ふたりとも。

 “いいこ”、みつかって。

[こえは無邪気で、けれど悪意を含むような、矛盾を孕んで]

たのしみ、たのしみ。

――たくさん、あそんでもらお。

[ホリーの形をした“それ”は、
ほんの僅かだけ、口許を歪ませた]


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 02時頃


あぁ、とても良い。お嬢も似合ってますよ?

[ふふ、と笑い声を漏らせば。暫し沈黙。]

ただ、コイツ……頭はいいけれど、すごく馬鹿なのが難点だねぇ。
あの黒髪の馬鹿並だ……
コイツと代わってなけりゃァ、Wでむかついてたかもなぁ。
少し無意識に動こうとすると変態だぜェ、こいつ。
タイヘンナヘンタイだぜぇ。畜生、もう少しましな……
大将のが一番良かったな。他のはダメだぁ、ダメダメだァ。
さすが大将、目が肥えてるぜぇ。

[溜息をついた。]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[慌てる生徒たち。明らかにおかしい景色。
今まで「得体の知れないもの」の存在を全否定していた脳は、しばらく思考を停止した。

しかし、怯えている様子の妹の姿を見ると意を決して立ち上がり、
未だ扉付近に居るサイモンに掴みかかった]

おい!お前のくだらない口上はどうでも良い!
この際今何が起こってるかなんかどうでも良いんだ!
すぐに元に戻せ!貴様の下らん遊びに俺を、メアリーを巻き込むな!

[怒声は部屋中に響き渡り、やがて扉から暗闇に吸い込まれていく。
まともに考えたら頭がおかしくなりそうで、ただ怒鳴り散らすしかできなかった]

(28) 2010/07/18(Sun) 02時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[必死の形相でサイモンに掴みかかっている自分の横を、メアリーが通りすぎていく。
慌ててその手を掴もうと伸ばした右手は空を切って]

待て…待て、行くな!!

[何がなんだかわからなった。
それでも理性は「止めろ」と叫んでいて、無我夢中でメアリーを呼ぶ。
まるで自分の言葉など聞こえていないかのような様子の彼女の背を見て、背筋に悪寒が走るのを感じた。

しばらくして>>27パティの声が聞こえると、我に返ったようにサイモンを突き飛ばした。
棚に並んだ懐中電灯を一つ引っつかみ、妹の後を追って暗い廊下に*消えていく*]

(36) 2010/07/18(Sun) 02時半頃

あははっ、そう言うなよ。こっちもこっちで面倒くさいんだぜ?

[「入れ物」を変態変態と罵っている仲間の声が面白いのか、
くすくす笑いながら声を返す。]

何があっても妹第一で動かなきゃいけねーんだ。
コイツだってある意味ヘンタイだろぉ?

ま、だけどある意味楽しみでもあるかな。
「お兄ちゃん」にいたぶられて殺される妹の悲鳴…
考えるだけでゾクゾクするじゃないか…!


ふふふ。
はじめにみたときから、おきにいりだったの。

[似合っているとの褒め言葉に対して、嬉しそうな笑いごえ]

あたまいいけど、ばかなの?

[愚痴めいたこえを聞いたなら、不思議そうに繰り返した]


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 02時半頃


へぇ。15年前はこんなもん見なかったよなぁ。

[知識だけでは、この体の持っている知識を持っているが。
実際取り出してみて、携帯をいじる人間を興味深そうに見ていただろう。]

ふぅむ。これで、連絡取れるなんて……画期的だねぇ。
つまりは……こいつを使っておびき寄せることも出来る、か。

[なんてやりやすい。
確かに怪奇現象を起こして人を殺めるのはいともたやすい。
が、恐怖に怯え、死の絶望感を帯びた表情。ソレを間近で見るがためには、やはり自ら赴くしか無いと思っていたのだが。]


あぁ、大将のは、あの娘の兄貴かぁ。そりゃぁ、めんどくせぇ。

[これで良かったかもなぁ、と小さくぼやいた。
めんどくさいことは総じて大嫌い。快楽だけを追いたいのだが。
しかし、続く話を聞けば、目を見開いて。]

あー!確かにそうじゃねぇか、畜生!そのシチュ、燃じゃんよ!
大将!あの娘殺るときは、ちゃんと呼んでくれよなッ!?

[ギャーギャー喚く悪霊。狐狗狸と呼ばれるその正体。
気まぐれに人間の儀式に声を傾ける時もある。
が、飽くまで気まぐれで……実際はこんなものである。]

そうそう、馬鹿なんだ。さっき無意識に話してただろう。
全然怖がりもしねぇ。……つまらねぇよなぁ。


……うるさいなぁ。

[サイモンに向けた感情はそのまま、『こちら』にも零れる]

ふふ、
たのしく、なりそうだね。

[“仲間”それぞれの言葉には一転、楽しげなこえを響かせた。
変態云々の話を理解していたかは定かではない]

よかったじゃない。
こわがらないなら、のっとってせいかい。


あひゃひゃ!!
やっぱ良いよなぁ、カゾクとか、コイビトとかを殺すってシチュはいつの時代でも最高だ。最高に最高だ…!
お前らは、こん中にそういうのいねーの?

[仲間が悔しがる様子すら心底楽しそうで、煽るように笑ってみせる。]

ああ、心配しなくても殺す時は呼んでやるよ。
その代わりトドメは俺のもんだからな。
可愛い妹は誰にもやらねー…ってか?あははは!


あぁ、ちょーっとなぁ。
人間の声っていうのは耳障りでいけねぇなぁ。

[自分のことは棚にあげて。]

確かに、怖がってくれねぇとこっちもしらける。
つまりは……へへへ。大将やお嬢なら分かってくれるよなぁ、オレの言いたいこと。

くっそー……お嬢もその坊主の妹、ってかぁ。
なんだよぉ、オレだけ美味しいシチュがないのか……!

[ぐぐぐ、とかなり悔しそうに声をあげた。
が、殺す時には呼ぶと言われれば、影がぱぁっと明るくなった。ような気がした。]

さっすが、大将!それでこそオレの大将だ!

[よっ、世界一ィ!と心から喜ぶ悪霊はまるで子供で**]


かぞく。

[目の前にあるオスカーの顔を、じぃっと見つめながら]

いいよぉ。
そのかわり、このこはわたしの、だからね?

[“妹”を殺すという“仲間”への承諾と共に、舌ったらずなこえを紡いだ]


なんだ、兄妹での殺しは俺だけの特権かと思ったのに。むぅ。

[いかにも不満げな声音を作ってそう言うと、
その声が自分でもおかしかったのか勝手に笑い出す。
無邪気に自分を持ち上げる仲間の声を聞けばますます笑い声は大きくなって]

あひゃひゃ!!俺、お前のそう言うとこ大好きだぜぇ?


あひゃ。そりゃもちろん。妹は「お兄ちゃん」のモノ。
お兄ちゃんは「妹」のモノ。

こんなゾクゾクするシチュエーション、見れるだけでも楽しーし。
それに俺、男の悲鳴より女の悲鳴のが好きだからぁ。

[恍惚としたため息をつきながら、あれやこれと妄想を膨らませる。
あの娘の悲鳴を聞く時のことを思うと、また小さな笑い声が漏れた**]


ごめんね?

[不満げなこえには謝罪を返す。
声色はちっとも済まなそうではなかったが]

やったぁ。

[響く笑い声の合間、弾むこえが空間を揺らす]

じゃあ、いっぱい、いっぱい、
こわがってもらお。
このこも、ほかのこたちも、





    みぃんな、にがさないの。



[幼いこえに混じるのは、外で蠢く闇よりも深い――**]


まぁ、なんだ。やりやすい、っちゃぁ、やりやすいんだが……
ぜーんぜん、怖がる思考がないな、コイツ!

[ボロが出なくていいかもしれねぇけどよぉ、と口を尖らせ。]

で、大将の方は娘さんを見つけたっかい?
暫くは観察だろぅなぁ。娘さんがどんな感じかの実況もよろしくぅ!

[どこに誰が居る、という気配までは分かるのだが、
どういう表情をしているだとかそういう事までは分からない。
もしかすると自分ができないだけかもしれないが……

きっと、娘さんビビってんだろぅなぁ、と笑いながら**]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[>>39扉を出たところで遭遇した人影に驚き一瞬足を止めたが、
顔見知りと見れば「すみません」とだけ言って再び廊下を駆け出す。
人気のない暗闇を照らし進むと、ほどなく妹の背中に追いついた。

走った距離はそう長くないはずなのに息が切れる。
そんな自分とは対照的に、目の前にいる妹は随分と冷静な様子で]

っは…。メアリー、お前……

[差し出された手を目の前に、しばし立ち尽くす。
彼女の場違いな程の落ち着きが理解できなくて、手を取ることを躊躇した]

(61) 2010/07/18(Sun) 22時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

っ!?

[長い廊下を音が駆け抜ける。
次から次へ絶え間なく響く音、音、音…。

それらがだんだん近づいてくるのを確認すると、
一度は取るのをためらった手を引いてメアリーの体をかばうように立つ]

なっ、なんだあれは…!?

[懐中電灯で照らした先の内壁が、暗い色に塗り替えられていく。
頼りない明かりだけではそれの形が分かるまでしばしかかったが、とにかく「あり得ない」現象なのは理解できた。

しかし――それよりも。
得体の知れない現象それ自体より、こんな状況下で無邪気に笑うメアリーが、酷く恐ろしく見えた]

…も…戻るぞ!はやく!!

[たのしいね、なんて言われても同意なんて到底できない。
ただ彼女の腕を引いて、元来た道を引き返そうと促す]

(63) 2010/07/18(Sun) 22時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 22時半頃


…いやあ、なんつーか…
俺やっぱ憑くやつ間違えたかもしんねーや…

[仲間に実況を依頼されたは良いものの、
正直想定外の状況に今までのような軽い口調は出てこなかった]

妹ちゃん超楽しそう。むしろ「お兄ちゃん」の脳みそのがびびってらぁ…
妹の体のほーを頂いた方が良かったかもしんね。


へ?

[もっとハイなテンションの声を期待していたのだが……
こちらとしても想定外な実況に、んん、と小さく唸った。]

あー、あれか。恐怖が一回転して怖くなくなった!ってやつか。
お兄ちゃんがびびってるのって、妹にびびってるのもあるんじゃ。

[だとしたら面白くないなぁ、と。醒めた口調でぼやく。]

んー。まぁ、まだどうなるかわからねぇ。
それこそ、"犠牲者"が出たらどうなるか……

[しかし、動くにはまだ早い。もどかしそうに影は声を漏らした。]


……どうしたの、たいしょー。

[仲間の呼び名を真似て、伝わる雰囲気に問いを投げて]

たのしそう?
へんなの、みんなこわがるのに。

[むぅ、と少し不満げな気配]

でも、それなら、つれてってあげたら、よろこぶかもね。

[もう1人の“犠牲者”の言葉には、うんうん、と同意の相槌]


一回転なぁ。それならまだ良いけどさ、
なんつーかそういうの特有のヤケクソ感がないっつーか…

[仲間による考察に釈然としない様子でぼやく。
「お兄ちゃん」の記憶からして、この妹ちゃんは小動物タイプだと思っていたのに]

あー、兄貴の方は確実に妹にびびってるな。しかしそれもつまんね。
せっかくイイ演出だってのに、恐怖が妹大なり手形だぜぇ?

[心底つまらなさそうにこぼしつつ、妹の腕を握る手のひらを忌々しげに眺めて]

犠牲者が出たら…か。
そんときゃこの小娘絶対泣かしちゃる。


あひゃ。俺ってば大将で定着なのかぁ?
俺なんかより狐のにーちゃんのが強そうなんだが。

[態度はでかいが、こちとらちょっぴり粘着質なだけの元生徒である。]


…寂しい、ねぇ。あひゃひゃ。小娘に分かるってのかよ。
「お嬢」の言う通り、お前もこっちに呼んでやろうか。

[僅かな苛立ちを含んだ笑いが響く。
腕にかけた指の力が僅かに強くなった]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[まるで危機感のない妹の様子を見て、ラルフ自身の危機感はますます煽られる。
繋いだ手に僅かに力を込めると、メアリーの言葉を最後まで聞かずに駆け出す]

…怖いさ。
一番怖いのは、怖いってことが分からないことだろ…

[走りながらぽつり呟いた言葉は、メアリーには聞こえただろうか]

(68) 2010/07/18(Sun) 23時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[自分より足の遅いメアリーを急かしながら長い廊下を駆ける。
途中彼女が漏らした言葉は確かに耳に届いたが、何も言えず聞こえないふりをしてしまった。

行きよりも長く感じる道のりを越えようやく元の部室にたどり着くと、
半ば倒れこむようにしながらメアリーを室内に引っ張り込もうとする。
彼女が大人しく部屋の中に入れば扉をぴしゃりと閉め切るだろう]

(76) 2010/07/18(Sun) 23時半頃

たいしょーじゃだめ?
だったら、なんてよんだらいいかな。

[今更のように、“大将”にはそんな言葉を]

……さみしくは、ないよ。
なかまがふえたら、うれしいけど。

[独り言のように、無邪気な声は呟いた]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

っは、はーっ、はあぁっ……

[たどり着いたその場所に、変わらず見知った顔があるのを見れば安心したようにその場に座り込む。
息が異様に上がる。鼓動もやけに早かった。

消耗した体に妹の短い悲鳴が響くと、勢い良くそちらを振り向く。
細い腕についた真っ赤な手形が、目に飛び込む]

っ、見せろ!

[有無を言わさずその腕を掴もうと手を伸ばす。
しかし、慌てた余り加減ができないのかその手にはやたら力がこもっていて]

(79) 2010/07/18(Sun) 23時半頃

あー、まあ別に二人がいーなら大将でいいーけど。
なんかこう、くすぐったいじゃん?あひゃひゃ。

[やや棒読みのセリフの後に、少し照れたような笑いがついてくる。
なんだかんだ言いつつまんざらでもないらしい]

…そうさなぁ。俺も、今は寂しかねーけど。
何だろうな。分かったようなことを言われるのは…

すっげえ、ムカつく。


へっへ、まさか。
オレはァ、確かに殺る事に関しちゃぁ自信はあるが。
ただそれだけですぜ。
……そいつが何者かなんて知ったこっちゃァない。

[死んじまえば誰だった同じよぉ、と軽く笑う。]

だけど。大将は聞いたか知らねぇが、お嬢は聞いたろう。
そこの勝気な姐さんが妙な事が出来るみたいだ。
そんな事、態態言うたぁ。それほど自分が殺られない自信があるのかねぇ。

[まさかとは思うが、退魔師とやら。居ねぇだろぅなぁ?
と、苦虫を噛み潰したような表情……が色白から見えたかもしれない。苦い思い出がある。ありすぎる。]


相手が何者か、ねぇ。
俺もわかんねーな。聞き出す前に殺しちまうし。あひゃ。

[仲間に同意するように笑い声を重ねて]

…勝ち気なねーさん?あー、あのデケェ女か。パティだっけ。

[ちら、と視線だけを彼女に向ける。
外から見て違いが分かる訳ではないが…自分体の記憶では、そんなことで嘘を言える人間ではなさそうだと思った]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[痛みを訴えられて、はっと我に帰る。
隣に座り込み、壁にへばりつくメアリーの姿は「いつもの」妹のもの。

指の力を緩めて、周囲の人間にも見えやすいよう自分の手をずらす]

……認めたくはない、が……
とりあえず、確かにおかしなことは起こってるらしいな。

[部屋の中の面々に順番に視線を投げていく。
それは普段のラルフならまず見せない、青ざめた表情]

(90) 2010/07/19(Mon) 00時頃

きいたよ。
“むこうがわかるこ”、なのかな。

[パティに関しての肯定はうたうよう]

“いじわるするこ”、いないといいね。

[仲間の表情は見なかったけれど、そう呟いた]


ラルフは、チャイムの音にあからさまに体が震えた。

2010/07/19(Mon) 00時頃


へへ、大将もそうなのか。
やっぱり、聞き出すとかそういう事しちまうとテンポが悪いよなぁ。

[結果を急いでしまう悪い癖。
まぁ、悪い癖とは本人は思ってないのだが。]

そうそう、パティって子が言ってたぜェ?
思ったより楽にはいかねぇかもなぁ。燃えてくるねぇ。

[へへッ、と無邪気に笑うと、突如鳴った放送に目を丸くする。]

……この演出、なかなかイカしてんじゃん。


そうさなぁ、意地悪してくる輩は居ないといいが。
除霊師、だったかぁ?奴らは露骨に妨害してくっからなぁ。

[アイツらはマジむかつくんだよなぁ。と、小さく唸る。
燃えてくると言ったり、むかつくと言ったり。忙しない狐である。]

だな。やっぱり、スッキリサッパリもてなしたいしよぉ。
大将は大丈夫だとは思うが、お嬢は気をつけてくだせぇよ?


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[ノックスやテッドの言葉に同意したのか、自分の衣服を探り出す。
しかし、その動作はポケットに手を突っ込んだまま硬直した]

………。

[あまりにも一方的な、「鬼ごっこ」への誘い。
殺せという指令も衝撃的だったが――ラルフが一番動揺したのは、その部分ではなかった]

(95) 2010/07/19(Mon) 00時半頃

あひゃひゃっ…!
確かに、こりゃあイイ演出だ。

[先ほど単独で暗闇の中に突入した「妹」の奇行は、皆が目撃している。
あの調子でまたふらふらしてくれれば――]

おかしくなっちまった妹を泣く泣く殺すおにーちゃん、なんてな。
あひゃひゃひゃひゃっ!最高じゃん!!


いやぁ、しかしまぁ。
これは誰がセッティングしたんで?大将?それとも、お嬢かぁ?

[いきなり殺し合いだなんて、穏便じゃねぇなぁ!
場の状況に嬉しそうに声をあげた。]

いいねぇいいねぇ、疑心暗鬼を生み出すシチュってぇのはッ
……って、あれ。でも、この声。どっかで……

[聞いたような?はて、と影は小首を傾げてみせた。]


いや、少なくとも俺じゃねーな。
お嬢じゃね?イイ趣味してるぜ、あひゃ。

[こちらは放送の主についてそこまで深く考えていない様子で、ただただ笑うばかり。
まるでセシルのことなど覚えていないかのよう]


うん、きをつける。

[仲間の忠告には素直な反応を返した]

……ともだち、いなくなっちゃった。

[消えてしまった外の気配に、残念そうにつぶやいて]


……ころしあい?
なかま、ふえるの?

[一転、嬉しそうなこえに変わり、けれど]

わたしは、しらないよ?

[セッティングの言葉には否定を返した]


んぉ。あれぇ、てっきりオレは大将かお嬢がしたもんだと。

[オレはしてませんぜ?と、首を傾げる。]

んー、お仲間さんかぁ?お嬢のお友達かぁ……?

[どこか納得できなさそうに唸った。
知らない誰かの意志に導かれているようで、心底気持ちが悪い。]


おともだち?
あんなこ、いたかな。

[不思議そうな気配]

……でも、しってるきはする。
なんでかな。


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[部屋の隅で怯えている妹の背をさすってやろうかと腰をあげるが、
伸ばした手は結局彼女に触れることなく体の脇にしまわれて。

なにやら後ろから聞こえてきたテッドの声を耳にして、
こんな状況下でよくそんな元気があるなぁと少しうらやましくなった]

あんまり誰それ構わず後輩をたぶらかすなよ、アディソン。

[少しでもいつもの調子を取り戻そうとそんな軽口を叩いてみたものの、
声音には隠しきれない疲れがにじみ出ていた]

(113) 2010/07/19(Mon) 01時頃

ラルフは、凄い勢いでメアリーとノックスの居る方向を向いた。

2010/07/19(Mon) 01時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

…。ああ、そうだな。願ってもない。

[番号交換を申し出るノックスに一も二もなく赤外線準備済みの携帯を突き出し、通信を済ませる。]

ノックス=マイヤー…うん、覚えた。絶対忘れないよ、絶対。

[画面を見ながらそう呟く表情は一見輝くばかりの笑顔だったが、目は笑っていなかった。]

(124) 2010/07/19(Mon) 02時頃

あんや?おー、怖い怖い。お兄様ァ、許してぇー。

[ケラケラ笑う声。]

……今は怖がってるようだし、掴めない妹さんだなぁ?
この体の記憶も、こういう関係とは全然知らなかったみたいだぜ、っと。

[ふぅむ、と。少し考える素振りを見せる。]

あ、でも、大将の獲物だし。
"こっち"の意味では、オレはぁ、手ぇ出さないぜぇ?


【人】 生徒会執行部 ラルフ

…放送室、か。

[確かに何か手がかりが残っている可能性は高そうだ。
しかし、万が一放送した者がまだ残っていたりしたら――

ついて行くか行くまいか、悩みつつも結局自分はメアリーのそばに残ることにしたようで]

気をつけるように。言葉通り、何が出るか分からん。

[ノックスにそう言うと、さりげなくメアリーの両肩に手をのせる。
もしメアリーが彼について行くと言い出せば、きっと無理やり着いていくのだろう]

(128) 2010/07/19(Mon) 02時頃

でもまぁ……本当に誰なんだァ?ありゃぁ。
そのために放送室に向かう、っても過言じゃないぜェ。

[んぎぎ。イラつくように唸り声を上げた。]

お嬢のお友達でもないんなら……
アレか?ここに迷い込んだ人間の魂が悪霊になったってことか?

[例えば15年前……と、言いかけたところで。
あっ、と声を漏らしただろうか**]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[メアリーの腕に残る血痕を見ながら自分に問いかけるアイリスの表情をじっと見る。
自分とて何が起こってるかなど分かっていないが、最初から百物語に参加していた訳ではない彼女はそれ以上に混乱しているようで]

――俺にも、よくわかりません。
が…追いかけられた、のかな。「あれ」に。

[あれ、と言いながら見る先は、
先ほど手形が刻まれた扉と、妹の腕。
それ以上何か問われても、よく分からないとしか答えられなくて**]

(130) 2010/07/19(Mon) 02時半頃

……まぁ、いっかぁ。

[長考の末、思い出すのは諦めたよう]

あのこ、こわがったの?
よかったね、たいしょー。

[そんな風に、すっかり思考を放棄していたから]

どうしたの?

[何かに気付いたような“狐”に、不思議そうに問いかけた**]


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 02時半頃


うるせー、体が勝手に動くんだよ。
ったくさっきまで妹に怯えてたくせに、どんなトリ頭だよコイツ…

[楽しそうに笑う狐の声に面白くなさそうにそう吐き捨てると、続くことばに何か考えるような声を上げて]

ある意味似てんな、この兄妹。頭の切り替わりがわけわかんねートコとか。

[手はださない――その言葉を聞いてふむ、と考えこむ。]

この小娘も悲惨だねぇ。お兄ちゃんもニセモノ、憧れの先輩もニセモノ。
あひゃひゃ!!あれだな、場合によっては二人でやる方が愉快になるかもだぜぇ?


人間の魂…ねぇ。
俺達に気づかれずにか?
そのくせ向こうは俺達のコト知ってると。あひゃ、気持ち悪ぃなそりゃー。

[そんなことを言いつつも実際対して気にしてもいないのか、その口調はどこか棒読みだった**]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[>>145ノックスと共に放送室へ行こう、と誘う妹の顔をじっと見る。
そんなに奴についていきたいのかと思うと複雑な気分ではあったが、「悪い虫」と二人きりにさせる訳にもいかない。
…ましてや、万が一相手が鬼であったなら?
パティに言われた「妹ぐらい守れ」という言葉が胸に刺さる。

そのまま眉間に皺を寄せてしばし黙り込んでいたが、
先ほど彼女が見せた一面への恐怖は一時押し込めて、「兄」として彼女の側に居ることを選んだ]

わかった。…ただし、危ないと思ったらすぐ戻るぞ。

[語気を強めてそう言うと、ノックスに自分達もついていく旨を告げる。
部屋に居る面々に遅ればせながら番号交換を申し込むと、
可能な限りの人数の連絡先を手に入れてから教室の外へ踏み出した]

(150) 2010/07/19(Mon) 22時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 22時半頃


そうだ、思い出した。
セシル。ここで命を絶った……15年前の、あの娘だな。

[ふん、とつまらなさそうに鼻を鳴らす。]

何が目的だァ?ただ純粋に悪霊として楽しんでるのかァ?
そうだとしても……オレらを駒として扱うたぁ、いい度胸してんじゃねぇか。

……学校に配置した武器とやら。オレらにとってヤバいモンじゃなければいいけれどなぁ。別にただの刃物だとかなら問題はねぇけど、よ。

[もし、清められた銀製だとか、そういうものだったら話は別だ、と。どこか焦りを感じているかもしれない。]


はっはァ!信じたい二人が偽物だったとかよぉ。
とんだ道化の物語だなぁ、切ねぇぜェ、すごく切ねぇ!

[くっくと笑い。]

あー、すごく楽しみだァ。
その絶望に歪む表情!今はまだ預けとくぜェ。

[お楽しみはとっとかねぇとなぁ。どこか嬉しそうに影は揺れる。]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―廊下―

[先ほど必死で逃げた手の痕が残る中を、今度は逆に突き進む。
歩きながら手近な壁を照らすと、逃走中には見えなかった細部も良く見えた。
大小入り混じったそれは確かに壁に刻まれており、壁自体に細工があるようにも見えない]

…信じられんが、確かにさっきはこれに追いかけられたんだ。
ずっと先の方から部室に向かって…

[自分の懐中電灯で少し先の天井を照らしながら、その場に居なかったノックスに説明する。
廊下に反響する三人分の足音がやけに耳についた]

(157) 2010/07/19(Mon) 23時頃

武器…武器なぁ。
本当にヤバいもんがあるとしたら、もしかしてそいつ…えーと、セシル?
俺達をコイツらに潰させるために色々しくんでやがるのかもしんねーな。

[ぽつ、とそんなことを呟く。
その口調は大して真剣みもなく、むしろどうでもよさそうですらあった]

まぁ、俺はそれならそれで楽しーけどよ。


べ、べべ、別にビビってるってわけじゃねぇ!

[言われたわけじゃないのだが、ついつい口にしてしまう。]

……オレらは切り刻まれようが、身体がぐちゃぐちゃになろうが。
少し痛手は負うけど、魂の檻に入ってりゃァ、いずれ回復する。
だけどよぉ、魂自体を浄化っていうの?そういうシロモノがあったりすると嫌だなぁ、ってことよぉ、大将。

[だから、別にオレはビビってるわけじゃねぇ。
と、大事なことなので二回言いました。]


あひゃひゃ。まるで悲劇のヒロインだな、この小娘。
残念ながらお前のヒーローはどこにも居ないんだぜ、なーんてな?

[ゆらり揺れる二つの影が、メアリーの影に交差する。]

あぁ、楽しみだなぁ…。早く殺っちまいてぇ…!!


おいで、
     おいで。

[背後の足音に気づいていない筈もない。
懐中電灯を消したなら、一瞬だけにまりと笑んだ]


せしる?
……ああ、いたね、そんなこ。

[興味は薄そうで、淡白なこえを零す]

だいじょうぶだよ。
ころされたって、むこうにかえるだけ。
なかまは、つれてこれなくなるけど。

[仲間の焦りに幼子は言う。
“浄化”の知識はないのか、それ自体ないと思っているのか]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

まぁ、俺も自分が追いかけられてなければ信じられなかった。
…もしも逃げ切れなかったら…

[ぽつり、呟いて見るのは妹の腕に生々しくのこる痕。
頭に浮かんだ嫌な想像は胸にしまって、口をつぐんだ]

…。確かに定番ではあるが、流石に持ち歩くモノじゃないな。
うっかりこの場所で何か起これば使えるかもしれないけど。

[一応、照らされた消火器を確認してみる。
別段変わったところは見られない、普通の消火器だった]

武器…か。放送では、その…武器の側には、必ず何かあるような口ぶりだったな。

(161) 2010/07/19(Mon) 23時半頃

こっちは下手に呼べねぇなぁ。
妹さんがまた狂ってどっか行っちゃうと嫌だしよぉ。

[大将と二人きりでいても、それは親しい同士だし。
二人きりで居る意味ねぇしなぁ、と。つまらなさそうに息をつく。]

ま、放送室に行くまでは、だぁれも。
こっちの住人は連れてかねぇー。あーあ、お嬢は楽しそうでいいなぁ。こっちはお守りだ、畜生め。

[そう言いつつも、ホリーが楽しそうであるせいか、声はどことなく嬉しそうだ。]

……そうさなぁ。
ま、こっち圧倒的有利だし? 楽しまねぇと損だよなぁ、うん。


あひゃひゃひゃひゃ!狐のにーちゃん、キョドりすぎぃっ♪

[びびってない、と何度も主張する仲間が面白かったのか、遠慮なく笑い飛ばす。
笑い声はしばらく止まなかった]

ひゃっ、ひゃひゃ。浄化、浄化ねぇ。
俺は別にかまわねーぜ。むしろちょっとぐらいスリルがあったほうがイイ。
魂が擦り切れるみてーなギリギリのバトルってのも、たまには味わいたくなるもんさ…


めんどうなこ?

[“狐”の息に、そんな問い。
嬉しそうな気配は伝わるから、あまり心配はしていないけれど]

てまをかけてそだてたら、そのぶんおいしくなるんだよ。
にんげんだって、きっといっしょ。

[励ますように、そうも紡いだ]


この状況で逃げられたら相当シュールな絵になるな。

[狐が言う状況を想像して、微妙にテンションが下がった。
鬼役が二人雁首そろえて妹を守りに行くなんて、微妙すぎる]

こっちから呼ぶなら、簡単には逃げられなくしてからだな。


だ、だぁかぁらぁ、ビビッてねぇッスってば!

[仲間に笑い飛ばされ、むむぅと困り果て、口を尖らした。]

……あー、確かに。ここは退屈だァ。
ソレっくらいのスリルはあっても良いかもなァ……

でも、スリルはスリルで抑えてくだせぇよ。
オレは大将と会えなくなるのも、お嬢と会えなくなるのも嫌なんすからね!

[柄にもないことを言ってしまったようで、ボン!となにか小さく破裂する音が聞こえた。言ってしまってから恥ずかしくなったらしい。]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[赤い痕を眺める妹の声ははっきりとは聞き取れなかったが、
その口調はあの時、得体の知れない相手に手を伸ばした彼女の雰囲気を髣髴とさせて]

――そうだな。殺されることまでは…ない、か。

[自分達に気を使ってか、軽く笑ってみせるノックスの言葉に一応は同意して。
それでも未だ付きまとう不安感をかみ殺そうと、ぐっと拳を握る]

しかし、このルールだと最初の武器を手に入れるときは丸腰で対応することになるよな。
ゲームじゃあるまいし、序盤は必ず難易度が低いって訳にもいかないだろうし…

[こいつの難易度はどうなんだろうな、
なんてことをどこかで思いながら消火器の前を通りすぎ、
周囲を警戒しつつも先に進むノックスに続く]

(169) 2010/07/20(Tue) 00時頃

んー。そうだ、確かにそうだ。
お嬢の言うとおりだァ。だから、絶対に。

[逃がしゃしねぇ。と、くっくと笑う。]

あぁ、その状況はさすがに避けたい。
笑い話にはなるだろうが、話すのはオレらじゃァ無くて良い。

[んー、メンドくせぇなァ。と。ため息をついた。]


手間をかければ――あひゃ、そいつぁ一理あるな。

[「お嬢」の励ましにうんうんと頷いて、自分も言葉を重ねる。]

もっともっと信頼させて、もっともっと追い詰めて、
ギリギリのところで蹴落とせば…

きっと、その時の悲鳴が一番美味い。


[こちらに飛んできた強い口調と、直後に響いた小さな破裂音。
それを聞いてしばらくはぽかーんとしていたが、やがて堰を切ったように笑い出して]

あひゃ、あひゃひゃっ!狐のにーちゃんってばかっわいー!
あひゃひゃひゃひゃひゃっ!

[そりゃもう爆笑である。
この男も「入れ物」にひけをとらないぐらい、空気が読めないようだ。
いや、むしろ読む気がないのかもしれない]

あひゃ、あひゃひゃっ……おっけーおっけー、約束するぜ。
俺も狐のにーちゃんとも、お嬢とも離れたくねー。
三人揃って、あいつら全員ぶちのめすぞ。

[しかし、ひとしきり笑った後にそう告げる口調はまんざらでもなさそうで。
階段で揺れる影はどこか嬉しそうだった]


うん、そうでしょ。

[「手間をかける」ことへの同意が2人から返れば、嬉しそうに頷く気配]

わたしも、はなれるのいやだよ。
たいしょーとも、きーちゃんとも。

[破裂音と笑い声には不思議そうに、当たり前の事のようにいった。
「きーちゃん」は“狐”の呼称らしい]

だいじょうぶだよ、きーちゃん。
みつけられっこ、ないもの。
きっとすぐに、みんなつれていける。

[“大将”の約束に言葉を添えた]


あーッ、もう!今のノーカンだドチクショー!!!!

[可愛い言うな!言うんならお嬢に言ってろ!
と、影は小さくなりつつ暴れている。ぅぅ、と唸り。落ち着きを取り戻せば、影もさっきの大きさまで戻っているだろう。]

応ッ!ぶちのめす!

[と、同調して声を張り上げる。
……暫し沈黙した後、何かを思い出したように口を開いた。]

そうだ。ねぇー、お嬢。そういえば、だけど。
あの黒髪の男。見つけましたかい?

アイツ、全然怖がるどころか楽しんでるみたいだし。
……見せしめにしたいんだけどよぉ。

[そろそろ、動いてもいいよなぁ。とウズウズしているようだった。]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

なるほど。その説は説得力があるな。
そもそも武器の定義なんて曖昧なものだし…。

[その気になれば砂と靴下でも凶器は作れる。もちろん相手が人間なら、だが。
そう考えていたところでふ、と何かに気づいたように言葉を切る]

そうだ、窓ガラス。…割れれば武器になるし、それ以前に脱出経路に――

[ちらり、と廊下の窓を見る。見たことも無いような、暗い暗い空間。
…実際この中に飛び込むのか、と思うと割と根性は要りそうだが。]

……。とりあえずは、先に放送室か。

[明かりの先に"放送室"のプレートを見つけて、ひとまずはそちらに足をむける。
年季の入ったドアが、普段以上に不気味に見える。
ノックスやメアリーに目配せをすると、深呼吸してそのドアをゆっくり開いた]

(172) 2010/07/20(Tue) 00時半頃

あひゃひゃっ!「きーちゃん」だってよ、ますますかわいーじゃん!
いやー、お嬢はネーミングセンスあるなー。

[恥ずかしそうな狐を目の前に、こちらはますます楽しそうに笑う。
嫌がられてもなお「可愛い」という表現を重ね、
その上「お嬢もきーちゃん可愛いって思うよなー?」なんて言っている]

そーさなぁ。たしかに、あいつぁ一番にぶちのめしてやりてーわ。
未だにイタズラ説に縋ってる奴らの心も、折れるしなぁ。あひゃひゃ!

[どこかに消えてしまった黒髪の男の顔を思い出しつつ、
「きーちゃん」に同調してうんうんと頷く]


うん、きーちゃんかわいい。

[“大将”には、何の意図もなく同意を返した。
ネーミングセンスを褒められて、嬉しそうですらある。
声を張り上げる“狐”に、くすくすと楽しそうに笑って]

ううん、まだみてないよ。

[サイモンの居場所については否定を返す]

そうだね、
さがして、つかまえておこうか?

[“ホリー”の背後、広がる暗闇に、小さな気配が蠢く。
目の前の現象のほうが大きくて、オスカーとアイリスはきっと気付くまい]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[自分の意見を聞くやすぐさま窓ガラスに挑戦するノックスを見て、
「なかなかイイ根性してやがる」なんて負け惜しみ風味のことを思いつつ。
開かない窓に冷や汗が出てきたのを感じた]

……。

[意を決して開けた扉の向こう。
ノックスの懐中電灯に照らされた部屋は―――無人。
中に見える機械類も、以前生徒会の仕事で入室したときと変わらない様子。

しかし、自分は先ほど妹と共に「目に見えない相手」の存在を確認している。油断はできない。
不本意ながらもメアリーをノックスの後ろに立たせると、恐る恐る一人部屋の中に足を踏み入れた]

―――っ!

[ぶつっ――。
マイクの電源が入る時の、あの独特の音がスピーカーから響いた]

(175) 2010/07/20(Tue) 01時頃

〜〜〜〜!!!!!

[狐の嘶きのような、叫びというか恥ずかしいのを紛らわすというか。そんな言葉に表せない声をあげるのだった。]

か、可愛いいうな、う、ぉまぇええらぁあ!!!
べ、別にネーミングセンスとかそういう問題じゃないけど!

[二度目になる破裂音が響いた。恥ずかしがるサマは正しく子供。
因みにネーミングセンス云々はお嬢に対してのフォローである。]

く、くぅ。……む、むずがゆいあだ名になっちまったもんだなぁ。
ともあれ、最初にやるのはァ、奴だ。

くくっ、そうだ。なんだったら景気付けにゲームでもすっかい?
一番最初にヤツを殺れば勝ちぃ、ってね。今日の"区切り"がスタートの合図、でどうだいィ?大将にお嬢?

[やる気になれば、皆どこにいようが怪奇現象で人を殺せるのだ。
区切りを境にスタートすれば、きっと皆平等だろうと。
ゲームを提案する影は無邪気そうに笑った。]


あひゃひゃ。良いねぇ、やっぱ俺お前ら大好きだわ。

[お嬢の返事と狐の反応を受け、満足げに笑う。
特に嫌がりながらもお嬢に気を使う狐の様子が、妙にほほえましくておかしかった]

あひゃ、あひゃひゃ…へへ、きーちゃんイイこと言うじゃん。
よっしゃ、俺ぁそのゲーム乗るぜ?

[笑いながら聞いた狐の提案を把握すると、未だ残る笑いを押し込めてうんうんと頷く。]

あのヤローも、「俺と同じ」にしてやるか…!


だって、かわいいもん、ねぇ。
……ふふ、わたしもたいしょーすきだよ。

[ダメ押しのように、“大将”に同意を求めて。
大好きという言葉は単純に捉えて喜んだ]

んぅ?
わたしは、ふたりがやりやすいように、つかまえるだけでもいいけど。

[振り返る直前、闇の中の気配はす、と溶ける]

でも、きょうそうするの、たのしそう。

[“狐”から提案されたゲームには乗り気なようで、弾んだこえを上げた]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

居ない…はず、だ。少なくとも、俺には見えない。
しかし、これは……

[ぶつっ、ぶつ、ぶつっ―――

同じ音が何度も響くと同時に、「放送中」のランプがゆっくり点滅する。
「何か」が設備を操作しているというより、「何か」の存在のために設備自体が狂ってしまったかのような……。

暗闇を割く明かりの先に照らされた"武器"と、ノックスの言葉がラルフの鼓動を早めていく]

"良い"武器、という意味では…分かりやすく危なそうだな。

[じり、じりと精神が焼けるような緊張感。
片足だけを室内に入れたまま、次の一歩がなかなか踏み出せない]

(180) 2010/07/20(Tue) 01時半頃

〜〜!
くぅ、やっぱ大将とお嬢にはかなわねぇや。

[へへ、と困ったように、しかしまんざらでもないように笑う。]

そうそう、愉しい、って事は過程において重要ですぜェ。
パーティの幕開けぇ、手始めにヤツを殺っちまいましょう!!

[ヒャッハァ!!!
高らかに声を張り上げれば、影は暗闇に消えた**]


なー。あ、もちろんお嬢もかわいいぜぇ?
可愛い仲間に囲まれて俺ってば幸せ者っ!

[そんな軽口を叩きつつ、にまにまと狐の影を見やる]

よっしゃ、お嬢も乗ったことだしいっちょやるか!
久々の殺しだァっ……!


【人】 生徒会執行部 ラルフ

…っ。

[背後から僅かに聞こえる妹の言葉で、さらに背筋が寒くなる。
死んだはずの女生徒の声が放送された場所に、この武器。]

悪趣味な演出だな、全く…

[しかしいつまでもここに突っ立っているわけにもいかない。
数回深呼吸を繰り返すと、一度二人を振り返って]

マイヤー、いざとなったらメアリーを連れて部室に戻ってくれ。
それから他の連中に連絡を取ってなるだけ一緒に居ろ。
…なんとかなったら、後から連絡する。

[兄として、妹の前で精一杯かっこつけた台詞と表情。
しかし、顔色だけは隠しようも無く悪かった]

(189) 2010/07/20(Tue) 02時頃

ころしちゃ、だめだよ。
そっちのこは、あとまわし。

[アイリスに対峙する気配にはそんな風に囁いてから、駆け出した。
それから仲間のほうに意識は向いて]

ありがと、たいしょー。

[可愛い、という言葉に対する反応はやはり素直で]

はぁい。
じゃあ、“くぎり”まで、まってるね。

[くすくすくす、と笑いごえを残して、それきり沈黙した]


来い、来い、こっちに来い…そう、良い子だ。

[懐中電灯に照らされて室内に伸びる影は、姿無き「それ」に語りかける。]

さて、せっかくのイカした演出だ。たいしょー頑張っちゃうぜー?
強くてかっくいーおにーちゃんが無駄に頑張っちゃうトコ、ちゃんと見ててくれよ…
なぁ、メアリー?


【人】 生徒会執行部 ラルフ

ここからじゃ、どっちかはわからんな。
…本物ならヤバいだろうが、小道具なら…。
威力はともかく、最悪立てこもる時のつっかえ棒ぐらいにはなるか?

[ノックスが自分の案に同意したのを確認すると、一度だけ頷いて再び室内に視線を戻す。
制止するメアリーの声には振り向かないまま、彼女に取られた手を優しく握り返した]

大丈夫…何もいない。それを、確かめるだけだ。

[そして―――

繋いだ手をやや無理やり振り払って、足を踏み出し飛び込むように室内に入る]

(195) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

うっ、うわぁっ!?

[瞬間、響くチャイム音。
同時に今までついていなかったモニターが、ミキサーが、狂ったように点いたり消えたりを繰り返す。]

ほ、放送…なん、で

[悪寒が足元から這い上がってくるような感覚――
両足が、全身が、傍から見ても分かるほど震えている。

それでもふらふらと危なっかしい足取りで奥に進み、部屋の奥にあるスタジオの扉に手をかけた。
防音ガラスの向こうに人影は見えない。見えない、が――]

(196) 2010/07/20(Tue) 02時半頃

[それを成したのは、三人のうち誰だったろう。
いずれにせよチャイムが鳴り響いた時、ゲームは始まった。
サイモンを探すべく、それの足許から闇を渡るのは“忘れられた子供たち”。
目的を果たせたにせよ、先を越されたにせよ、彼らを統べる幼子は楽しそうな笑い声をたてた]

……ばいばい、“なんにもないこ”。

[サイモンが事切れる間際に、そんな言葉を囁いて]


【人】 生徒会執行部 ラルフ

[スタジオの扉を開くと、中から生暖かい風が噴出してきた。
まるで、中から何かが這い出てきたかのようなその感覚に、
ラルフは思わずその場で尻餅をついた]

っは、うぁ……
…見るな…メアリー、見るな!

[床に座り込んだまま、自分の肩を抱えその場でガタガタと震える。
その間もどこから放送されているのか分からない言葉が耳から流れ込んできていたが、振り向くこともできない。
ただ、「サイモンを殺す」と告げた放送で見えない窓の状況を察して、そう叫ぶのが精一杯だった]

(201) 2010/07/20(Tue) 03時頃

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3回 (6d) 注目

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