212 冷たい校舎村(突)
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― 少し前・病院ロビー ―
そりゃ、あんなわけわかんねーとこ 怖いってならないやついないんじゃねーの。
[健士郎にあの世界が怖い>>5:+92と言われた後に 救われたといわれ>>5:+93じっと見上げる]
お前にとって何が救いだったのかわかんねーけど。 じゃあ、お前は、あそこ行ってよかったな。
……理一に礼でもいってやったら。
[調子に乗りそうだけどな、と笑う]
(49) hatum 2017/03/20(Mon) 14時半頃
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[>>5:+94そう言われて、 マネキンだけを残して人が減っていくところに 一人だけ残ることを想像する。 もともと一人でいても気にならないし 多分、そこは問題ない]
人が減ってって一人でいるのは別にいいんだけどな。 でもなー、そうだよなぁ、昴に泣かれたら負ける。
[よくわかってんなって苦笑した*]
(50) hatum 2017/03/20(Mon) 14時半頃
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[しがみつかれていた手が離れたらしい>>5:+90のを 目で確認して息をつく。 見たところではケーブルもパッドもはずれていなさそうだ]
俺以外の何に見えるんだよ。 あぁ、むこうだと髪長かったからな。 久しぶりに見たのどうだった?
[短くなった髪をちょっとつまんで笑う。 ……つまめてるよな? 頭の上の自分の指は見えなくて 指先には何の感触も伝わってこない]
(62) hatum 2017/03/20(Mon) 15時頃
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……昴、あのな。
[息を吸って、入間の言葉を思い出す。>>3:236 泣かれるのに弱いから、伝えたくなかった。 何も知らせずにいれば変わらずにいられる気がしていた。 でもそれは、頼られているのを裏切りたくなかった。 かっこいいといってもらえるままでいたかったから]
俺、お前に言わなきゃいけないことがある。 今日は理一のことがあるから、 落ち着いた時でいい。 知ってほしいんだ。俺の病状のこと――。
[どうか、泣かずに聞いてくれるように*]
(63) hatum 2017/03/20(Mon) 15時頃
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― おそらく数日後の ―
[理一が目覚める前、 天ヶ瀬が買ってきてくれたドーナツを食べつつ 駆けつけてきた人がいればおかえりと挨拶をし、 目覚めたと分かれば 消灯後の点呼が始まるからと病室に戻って。 その日は結局病状は言えないままで。
日を改めてとなってしまえば なかなか伝える踏ん切りもつかずにいた。
何度も言わない方がいいのではないかと考えて そのたびに聞かせて>>77といった 声が耳によみがえって。 それは数日後の、何回目かの、見舞いの時]
……この間いってた、俺の病状のことなんだけど。
[ようやくそう切り出した]
(102) hatum 2017/03/20(Mon) 23時半頃
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あのな、俺、触覚がなくなってるんだ。
[口調は軽く。 でも、反応が怖くて、胸が絞られるような感覚]
こうやってものに触れたっていう感覚とか、 暑いとか寒いとか。 皮膚が得ている信号が頭に届かないってやつ。
このまま、現状を維持するようにすれば かすかに残ってる感覚も全部なくなる。 急変する可能性はゼロじゃない。
手術することもできるけど、成功率はかなり低い。
お前は約束守って追いかけてきてくれたけど 俺は、お前のことを置いて、いってしまうかもしれない。
……ごめんな。
(103) hatum 2017/03/20(Mon) 23時半頃
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お前に知られたくなかった。
だから、隠してたっつか。 いえなかったつーか…。
[そう言って、 視線合わせないように、窓のほうを向いた*]
(104) hatum 2017/03/20(Mon) 23時半頃
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いや、急変ってのは。 ……死ぬ、ってこと、だな。 今回の入院は、いずれこうなるって ずっと前からわかってたことだから。 それでも、できるだけぎりぎりまで "普通"に過ごしたかったんだ。
[話し終えて、しばらくの間の静寂。 布を擦る音が聞こえて、 目を自分の手元に向ける。 握られているのが見えた>>146]
かっこよくなんか、ないだろ。 ぐずぐずと結論先延ばしにして それで、こんな。
[入間の言うとおりだ。 もっと早く昴が受け止めてくれると信じて 話さないほうが残酷だと気づいて きちんと伝えておけばよかった]
(151) hatum 2017/03/21(Tue) 14時頃
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[長いため息ひとつ。 握られていないほうの手を伸ばして ぐしゃりと昴の頭をなでる]
泣かずに聞いてくれて、ありがとう。
……俺がどっちを選んだらいいか、 一緒に考えてくれないか。
[両親は好きに選べといってくれた。 意見を押し付けてこないのはとてもありがたくて。 でも、ずっと、相談したかった。 一緒に悩んでほしかった。 できるなら、ほかの誰かではなく、 自分よりも自分のことを考えてくれる。 目の前の、幼馴染に*]
(152) hatum 2017/03/21(Tue) 14時頃
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[握られた手を握り返して、 髪を撫でた手で眉間のしわ>>159を親指で伸ばす]
お前の方も大変なのに、わるいな。
まだ時間はあるから。 ゆっくり考えてくれればいい。
……お前がいて、よかった。
[そういって、最後にぺしっとでこぴんして、 頭に置いてた手を放した*]
(160) hatum 2017/03/21(Tue) 22時頃
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― いつかの理一の病室で ―
[勝手知ったるといわんばかりに まるで自分の部屋のようにするっと入り込み 部屋の主に一応手を挙げて挨拶をして 今日の見舞いの品は何かなと棚を物色する]
なぁ。なんで見舞ってーとこういうカゴフルーツなんだろうな。
[つやつやしたブドウをあっという間に茎だけにしながらつぶやく]
ん、これうまいぞ理一。 病院食つづくの味気ねーし 長期入院だと見舞もだんだんしょぼくなってきてなぁ。 お前んとこ豪勢でいいよな。
(227) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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[みかん、ばなな、りんごとつぎつぎと果物が消えていく]
食えねーんだからしょうがないだろ。 分けて欲しけりゃ、早く治すんだな。 明日のおやつも楽しみだな。
[こちらを見ている視線を受け止め、 最後の果物飲み込んで、口の端を上げた*]
(228) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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― 自分の病室にて・幼馴染と ―
悩んでることとか、なんでも、 お前が話にくくて言いたくないことじゃなきゃ 全部聞いてやるから。 聞いてやって、一緒に悩んで、考えてやるから。
"お互い様"だろ。
[今まで話さなかった分、伝えるのなら 今まで聞けなかった分、聞くつもりであった]
俺の考えか……
正直、どっちでもいいと思ってた。 どっちだって、なくなったものは戻ってこないんだ。
[そう言って、一度深呼吸をして]
(229) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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でもな……
理一がみんなに説得されて戻ってきて 欠けた何かを抱えて生きていくなら 俺も、このまま欠けた感覚と 生きてもいいと思えてきてる。
それなら、手術を受けて 少しでも感覚を残せるようにした方が たぶん、いいんだろうな。
でも。
[成功率が低いのは、生きたいと思うほどに、怖い]
(230) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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そういや、もう少ししたら 退院しないといけないんだけど。 お前さ、俺と暮らす気ないか?
迷惑かけることになるけど、 さすがに一人で生活できねーし あのワーカホリックな父さんや母さんに 仕事辞めて面倒見てくれって いうのはいやだし。
なにより、俺はお前なら安心だから。
ちなみに生活費は俺の大学費用から出る。 もう、進学できねーしな。 期限はお前が嫌になるまで。かな。
[じぃっと反応をうかがった*]
(231) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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― それからの、こと ―
[卒業式には、何とか車椅子で出席して。 壇上に上がって証書をもらうのはできなかったけど。 でもなんとか、卒業はできて。
――それから。
春の終わりのある日のこと。 とうとう手術の日になった。 付添はわざわざ仕事を休んできてくれた父と母と。 いつもそばにいる幼馴染は この日もついていただろうか]
(232) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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[『手術が終わったらどうしたい?』
麻酔医が全身麻酔の準備をしながらそう声をかけてきた]
……そうだな。 無事に終わったら、また、髪を伸ばしたいな。 幼馴染が、長いの似合うっていうから。
[『それはいいね』という麻酔医の声を最後に 意識は闇に沈んだ*]
(233) hatum 2017/03/23(Thu) 00時頃
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― 幼馴染と>>272 ―
[肩を引き寄せて、額をそこにくっつける。 強く引き寄せすぎて、ちりっと一瞬の衝撃。 ……まだ、痛覚が残っている証拠]
いつか終わるかも、じゃなくて。 長く一緒にい続ける、なら やっぱり手術受けるしかないよな。
――もし俺があの校舎みたいな 境目で迷ったら 迎えに来てくれよ?
[この幼馴染が呼ぶなら、きっと、 戻ってこられるだろうから]
(276) hatum 2017/03/23(Thu) 15時半頃
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[あまりにも簡単に喜んでとかうなずくから>>274]
介護のために一緒に暮らせって言うのに そんなうれしそうにするのはどうなんだ? お前ほんと、世話好きだよな。
[苦笑してぐしゃぐしゃと髪をなでる]
俺がこんなだから。 迷惑もかけるだろうし。 つらい思いもさせるだろうけど。
……ずっと、そばにいてくれ。*
(277) hatum 2017/03/23(Thu) 15時半頃
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[ 俺の中にある世界は、もう誰かを招く事はきっとない。
だけど、もしも。
万が一、億が一。
そんな事があったとしたら。
俺が呼ぶのは、またアンタらな気がするよ。
「迎えに来てくれ」って、図々しく願うために ]
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