267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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目を刺激するほどの煌きではない、 毒気のない青い光は、 手のひらに包んだ蛍火を覗き込んだように ほのかに僕の顔を照らしていた。 睫毛というよりは、針を飾って、 人よりは氷像となってしまったような 153がそんな顔を見ていたのか…分からないが
(131) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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鍵を開いたりするよりは まるで 壊れかけた時計が無理やりに 針を進めるような硬質な音が耳に届いていた。 ・・ 僕は、そんな頼りない洋燈を眺め、 萎んでいく火のゆらめきを 消えていこうとする命のあかしを
(132) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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──── 嘲笑えたら良かったのに。 ( .......... 死神のように。 )
(133) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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頬に滑っていく人のかたちを 指先に掬おうとしながら、だが、 かけらを元の場所へ戻すなんて 愚行を行おうとは思えなかった。 あの日、見ないことにして あのまま雪をかぶせてしまおうと過った、 邪な気持ちに似ている。…
(134) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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この姿の、いったいどこが■■さまなんだ。 僕は一日前の自分すら 唾棄していた。 然うして、どこかでは君すらも。>>*8
(135) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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花の代わりに雪を敷き詰めていたさまは 皮肉にも、雲上にあるとされる天国に似ている。 いまから地上で眠りにつき そしてすぐに天国で目覚めるような君から 澱んだ瞳は逸らせずに居ながらも、...... 無になっていく ──── 僕の前から居なくなるのか と
(136) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃
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いまには153を苛める、ほのくらい感情が その心地に該当するのかは理解らない。 ただ…慰めることしか出来ない木偶の坊のように ふるえの移った声で訊ねていた。 ようやく識った、手記のことを考えていた。
(137) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃
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依然として、 舌先に乘る唾液の味は 苦い。*
(138) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃
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祈ったのは、 たったひとつ
ちぃさな 種子のかたちをした ─────
すこしでも にんげんのせんせいで在りたいと、
■■でありたいと 願ってしまったのです。
──── きっと 若かったためだろう。
かんじゃさま
被験者 の ■ に 慣れるような
経験ひとつ 持っていなかったから
はじめて訪れた其の時に、 褪めた碧を忘れ、
融かし殺した しょくぶつのいのちへ
・・
もしかするとそれは
死の淵に立った途端、かえりたかった場所に
かえることが恐ろしくなった僕の願望じみた
大きな思い込みだったのかもしれません。
せんせいの唇から洩れる息のふるえも、
冷たい距離から落ちるよりずっと■かい声も、
こんな姿の僕をここに引き止めるような言葉も、
結局、こんなすがたになってまで、
祈った意味はあったのでしょうか。
何時かは土の下に埋まる身なのですから、
それが初めてだろうと なんだろうと
花になってしまえば良かったのです。
つまらない顔されるより、
花に成りきったその瞬間を見れば良かった。
……とは、只 不機嫌なままの感情でしょうか。
きっとそうかもしれません、
なにせ わたしは幾つの姿をとろうと気紛れでした。
死にどきを 選ぼうと、
達成のうちに 舌を切り落としたあのときは、
舌先の始末を間違い、 ────
出血より先に窒息を死因とし、
赤と また別の" なにか "に 塗れ、
……到底 願ったよなうつくしい死は迎えに来ず
知らない顔ばかりだ。
どうでもいい顔は覚えていないとも言う。
成程モルモットとはこの気持ちなのだろう、
格好付けて残すなら そんな風。
定期的な 被験体のできごと。何時も通りの。
[ 指が 這う。 ]
「 ─── 何かが絡んでいるみたいです 」
「 歩く練習をしても上手くいかないので、 」
「 ……まあ 呪いみたいなものじゃないですか 」
「 ええ、奇跡的に生き返ったあの時からですよ 」
「 触ったところで何か分かるんですか? 」
「 ちっとも変わらないのに、全部、わたしも、 」
[ 片目を隠す真白に指がかかって、 ]
[ わたしは言ってやった。 ]
[ 変わらなくて変わった身体で、 ]
[ 変わって変わらなくなった声で、 ]
[ がらんどうの瞳で、"見詰めて" ]
在る筈のものが ない とか、
そんなこと ちっとも気にしていないので、
[ 触れるものは薄く開いた歯のみで、
──── 咥内に"おちる"よに 花弁を残す。 ]
[ 何度か、ふと過ぎることはあって、
別にたいしたことじゃあないだろうって
放っておいたけれど、
─── 否、嫌いとは散々言った。
だって、何故って、嫌いだったから。
変わらない毎日の中で、瞬間か、一日か、
理由も無く本能的に突き放したくなってしまって、
全く失礼な理由だとは思えど、
間違っちゃいない とも 感じていて、 ]
[ 何時か振った片手が ほんのすこぅし痺れたから、 ]
[ 何時気がついたのだったか、忘れてしまったけれど、
「 嫌い 」と 部屋を閉め出されるときは、
決まって、 何かが咲いた日だった。
女郎花と男郎花の揃った時、
しらぎくの二度目の春、 ───────
途端 また、 "いつか"のような、
虚無に基づいた衝動に駆られてしまって。
切り落とす舌がなくて良かった、と思う。 ]
[ 何処かで、知っていたんだ。
( 死に時を探していて
死に場所を求めている。 )
───── そんなものじゃあない、もっとしちめんどうくさい、
"nameless"な欲求みたいなものを。]
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