131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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れ…てぃ、しゃ……、
[これももう引けない者同士の戯れの慰めなのだろうか。 分からない。 それでもレティーシャに対する感謝の気持ちが湧いてくるようで。]
………ありが…と、な…。
[足元の沼がふつり、と沸いて4本の水流となって二人の周りをぐるりと取り囲み。 やがてそれが完全に二人を飲み込むと同時に浄化され、消える。 それはイアンの力の消失を意味し、ずるりと力が抜けてその場に崩れ落ちた。]
(255) 2014/08/21(Thu) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/08/21(Thu) 20時半頃
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― 意識が闇へと堕ちるその時 ―
[神などいらぬ]
[欲しいモノはただ一つ]
[手に入らぬのならば]
[堕ちる先は一つだけ]
(270) 2014/08/21(Thu) 22時頃
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[欲しいモノは喰えなかったが共に堕ちる。 神の元へなどいかぬ、いかせぬ。 堕ちるは闇の中。 光も届かぬ真闇の中へと共に*]
(271) 2014/08/21(Thu) 22時頃
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/*
業務連絡ー
今のところ、襲撃イアンの投票レティーシャにしてあるよー。
/*
了解です、終始どっち付かずな狂人で申し訳ございませんでした。
光の御世に、幸いあらんことを……。
/*
まだ、ドナルドは気を失ってる状態みたいだけれど。
もう殺しちゃうの?
/*
片手+片足切断+毒状態で武器は私が持ってるんでどうしたもんかと。
/*
レティだけ生かしても良いなら、あたしが介入するけれど。
どうしましょ。
/*
自ら重傷化して来たのとである程度覚悟は出来てるかなと見て、
戻って来てからの動きを見て逃げようとするなら逃がそうかとは
思ってますが、こちらから積極的に逃がす方向にはいかないかな。
オスカーやブルーバード逃がして、ドナルドまで逃がすの?って
感じになるので。
/*
無論私の方はどのような結果になっても対応します、が……完全に胸貫いてたので、イアンだけ残るケースが一番辛そうかな、とは。思う。
/*
むしろクラウディア様がドナルド連れて行きます?
子供達の為に洗脳させるとか何とか理由付けて。
レティとイアン同時落ちが美しいのは同意ですので。
/*
それで良いなら、私が介入してドナルド連れて行くわ。
/*
ではその方向でお願いします。
襲撃はパスにしておきます。
[それでも。
叶うならば、どうか。]
――――…………ドナ兄。
――――ドナ兄は、……生きて……。
[闇に溶ける最期に、光に乗せて無意識に呟いた。
光も闇もない残酷なエゴ、と、知りつつも。願うは、兄のように慕った彼の、無事*]
[それが、例え。
彼に取って、どれほど残酷な願いになろうとも*]
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/08/21(Thu) 23時半頃
― 堕ちゆく意識の中で ―
[懐かしい顔を見た。]
(アマネ…、お前がいれば)
[理性が残っていても躊躇わずにあの少女を喰えただろうか。
人のままで死にたいなどと思わなかっただろうか。]
(残念だ、死ぬ前に一度)
[会って、くだらないと笑い飛ばされたかった。
喉に手を突っ込んででも吐かせてやると言ってくれたのに。]
(…俺は結局、どちらにもなれなかった)
[それでもきっとそれを受け入れてくれたであろうアマネ。
変わる姿を見られたくなくてカーライルから逃げたのに。
それでも会いたいとずっと思っていた。
彼がここに捕えられていたと知っていれば動いただろうか。
きっと無謀にも飛び込んでいただろう。
そうしていたら怒られただろうか、それとも笑っただろうか。
その姿を見たかったと、ほんの少しだけ悔やむ気持ちはあった
それでもここで終わる事を選んだのは自分。
後悔はここには存在していない*]
アマト!! 聞こえるなら応答しろ!!
ヘクターを止めるんだ、あいつ頭に血が上っている!!
…………ティソ…………何だよ、まだ俺に……。
[忘れていた。この精神共鳴がまだ途切れていない事を]
…………だとしても……俺はもう……。
ヘクターの騎士である「資格」を放棄したんだ……。
………………。
放棄してんじゃねーよ!!
そうやって大事な人を失ってさっきみたいに八つ当たりか!!
いじける暇があったら今うごけよ!!
お前が呼びかければまだヘクターは平気かもしれない!!
俺の声じゃだめなんだよ!!
お前じゃないとだめなんだよ!!
[同時に気づいていた。感じていた。
この精神共鳴はティソとだけの物じゃない、後ひとりがいるのに。
ずっと、その彼からの声が途切れたままであること]
…………。 。
[関わらずにはいられない、放ってはおけない。そんな既に捨てた本質の「アマト」がもし、聖堂のその場所でその姿を見ていたなら。どうしただろうか。
奇しくも兄が口にした様に、口の中に腕をぶちこんででも止めた可能性もあるかも知れない。彼がそんな己を望まぬ様でいたなら]
…………………………。 …。
[だけどもう道は違えられた。全て黒く染めると決めたから。
大切な家族の友人という、その人が既に終わり行く存在だとしても。
一抹の後悔は…きっとない]
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