人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 墓守 ヨーランダ

[  There was a little boy and a little girl,Lived in an alley;
  (小さな男の子と女の子が裏通りに住んでいました)

  Says the little boy to the little girl,
  (小さな男の子が女の子に話しかけます)

  Shall I, oh, shall I?
  (あのね、あのね?)

  Says the little girl to the little boy,
  (女の子も男の子に尋ねます)

  What shall we do ?
  (なんのごよう?)

  Says the little boy to the little girl,
  (すると男の子は言ったのです)
 
  I will kiss you!
  (君にキスしてあげたいの!) ]

(0) 2016/03/02(Wed) 06時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そんな言葉を愛おしい人から与えられたらどんなに素敵か。
彼が望むなら、キスよりも深く愛をあげたいと思うのに。

ああ、だからこそ。

金髪の男は願い下げ。]**

(1) 2016/03/02(Wed) 06時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 06時頃


[頭の片隅では1番罪深い"命を持って償う者"を考える。
傲慢な娘は、そんな風に良いようにされるのは好まぬ。
だから傲慢にもそれを利用しようと考えた。

"強欲"自分を脅かした憎い男。
"色欲" 悍ましいまさに罪人。
"憤怒"強欲覚醒の切欠を作ったかもしれぬ。
"嫉妬"淫らで哀れで生きるのも辛いならば死の慈悲を。
"怠惰"何もかも億劫ならばその命を終わらせてあげても良い。

"暴食"の情けない男を除いて、娘には娘なりの相手の命を奪う選択肢はある。
さて、この中の誰の命を使って"償おう?"

────最も、自分の罪は彼らと比べて軽いだろうと未だに信じる娘だが]**


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 18時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[妬む少女は、瞠目した。]

――っ! ヒィ!?

[憤怒の扉の前で立ち往生をしていれば、すぐ後ろには固めを失った恐ろしい形相の男が迫っていた>>3:134
その異様な顔が近くにあるだけでも恐ろしいというのに、男は少女に手を伸ばして来たものだから、少女は手に持ったナイフをがむしゃらに振り上げた]

いや、いやぁぁ!!!!

[最初に振り上げたナイフは男の顔面のすぐそばを通った。そして同じ軌道を描いて振り下ろされる。その次には突き刺すようにして出された刃先は、さて男のどこかを捉えることがあったか。]

うっ、いや……っ!

[少女の細い手首を掴んだ男は、ガタン!と大きな音を立てて、扉へと縫いつけた。ギリギリと締めあげられる手首に、少女は耐えられずにナイフを取り落とし、カランと乾いた音を立てる。]

(22) 2016/03/02(Wed) 20時頃



[こんな至近距離で

しかも愛おしい人の部屋の前で。

先ほどは扉の中で彼と睦みあったというのに、今度は同じ扉の外で別の男に迫られているという状況は


ああ……耐えられない。
とてもとても、我慢ならない。]
 
 


【人】 墓守 ヨーランダ

私に触らないで!
なんておぞましい顔なのかしら!まるでバケモノだわ!

[男に身動きを奪われながら、それでも少女は怒りにも得た瞳を釣り上げる。そして間近に迫る男の顔に 唾 を 吐 い た 。]

そうよ、私はあの人の玩具なの。
何度殺されても私は生き返ったわ。その度にあの人は嬉しそうに笑ってくれたんだから!
ああ、忌々しい。憎らしい!お前にさえ命を奪われなければ!

[少女は足を振り上げ、男の急所を蹴ろうと狙った。男の背後に、広場に入ってくる二人>>20>>21がいたかどうかは、少女には見えなかった。]

(23) 2016/03/02(Wed) 20時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時頃



[不思議そうに首を傾げつつも、吐かれた唾には…………思わず口元に微笑。


(人形を無意味に壊す趣味はないんですけどねえ……。…一度バラバラにして組み直せば、美しくも見えるでしょうか?)

その後の罵声など半分も耳に入らぬ。
ただ、足音でも聞こえればそのまま彼女の腕を無理やり引っ張り────そうだ、強欲の部屋にでも行ってしまおうか?]


そうそう。私、貴方のことを醜い醜いと形容していましたが、……貴方のその瞳の色は気に入っているんです。屋敷に同じ色のドレスを着た人形がいましてね?……嗚呼、きっと彼女にその瞳は相応しいだろうな、と先程から見ていたんですよ。

[静かに淀んだ瞳のまま、口元だけに笑みを浮かべ 男は饒舌に語る。

他人の人形に手を出す趣味はない。いや、なかった。────さっきまでは。]


【人】 墓守 ヨーランダ


いや!離して!!離しなさい!!
私をどこへ連れ去るつもり!?
私に手を出してみなさい、きっとお前は報復されるのよ!私を100回殺したのなら、お前は101回殺されるんだわ!

[少女は、泣き喚く。
血のついたナイフと血痕と斬られたネクタイ>>24を憤怒の扉の前に残して、少女は男に引きずられていく。>*2もはや少女の声が男に届かないのと同じように、男の声もまた、少女には届かないようだ。]

――っ!

[強欲の扉が開かれ、中へと引きずり込まれようとした瞬間、背後を振り返れば広場へと入ってこようとしていた黒髪の女>>20>>25が見えた。そして、もしその後ろからやってくる愛おしい人の姿も見えたのなら]

ケイイチさ――、っ?

[なぜ二人が一緒に居たのだろうか。なぜ彼は自分をおいてあの女と?
自分よりも大切なもの>>3:91はまさか――?

妬む少女の心は、疑心暗鬼に震えて怯えて、もう壊れる寸前。

もっとも、愛おしい人の姿が見えなかったのなら、黒髪の女を睨みつけるだけだっただろうが]

(26) 2016/03/02(Wed) 21時頃

[そして、無常にも扉は閉じられた。
真っ暗な部屋に、おぞましい男と二人きり。]

いやぁぁぁあ!!開けて、離して!
出して、出してぇぇ!!!

[少女はまた、悲鳴を上げる。その甲高い声が、男の神経を逆なでしているとも知らず。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 21時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[傲慢な女に助けを求めるなんて思考回路は、少女には持ち合わせていなかった。睨みつけたのは>>30ただただ、その彼女が憎かったから。

あの張り紙を書いたのはこの女だということを根拠もなく確信していた少女は>>3:111、強欲な男に連れ去られている今も、全てはあの女の策略だと勝手に思い込む。
そう。全ての責任は他人に押し付けるのだ。
自分は悪くない、自分は不幸の不幸はお前が私を陥れているからだ、だから妬ましくて憎いのである。

だから引きずり込まれる瞬間には、憎悪の視線を向けたのだった。*]

(32) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

[暗闇の中で、男は少女に『黙れ』と脅す。

しかし少女には男の声など届かない。声が届かなければ会話など成り立つはずも無い。]

出して、出して、いや、あぁぁ!!ここから出して、出して――ひ、ぐ……!?

[暴れる少女に、男はナイフを突き立てた。
男は少女の口の中に突き立てるつもりだったのだろうが、目測は外れ――しかし、あながち大ハズレというわけでもなく。]

耳……がっ、あぁぁ!!痛い、痛い、ぃぃぃっ、ぃぃ"……!!

[ナイフの刃先は少女の左耳を切断した。
根本から切断されて耳たぶの下の部分だけがブラブラと揺れてまるでイヤリングのよう。
血が吹き出し、その痛みと恐怖でますます少女は泣き叫ぶ]



いや…いや、顔は傷つけないで……!
あの人に捨てられる……!醜くなってしまったら、あの人に、捨て……捨て、られ……っ!

可愛いって、い、言ってくれたんだもの!
綺麗だって、言って――

[もはや少女は悲鳴を上げるというよりも号泣していた。見えないながらも必死に腕を振り回そうとするだろう。それがダメなら、足もばたつかせて。それでも男の凶刃は、避けられない。暗闇に目が慣れてきてしまえば、今度は寸分の狂いもなく、貫かれるはず。

舌は切られなかったが、喉の奥を突き刺されて壁に刃先がのめり込めば、少女はもう頭を振ることもできず、悲鳴を上げることすらできない。男の望通り『静かに』はなるだろう。しかし『大人しく』は相変わらずしていなかった。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 23時半頃


[ ──────愛する少女は、大罪人だ。

こんなにも他人に惹かれたことは無い。
こんなにも愛おしいと思ったことは無い。

だが今お前の瞳は何を映している?
嗚呼、駄目じゃないか。
俺様以外を視界に入れては。

勝手に出て行っては駄目だろう。
どうして鳥籠に留まっていなかったんだ。

俺の愛だけでは足りないとでも?
もう、飽きられてしまったというのか?
こんなに、こんなに、愛しているのに!!!!

────嗚呼、アレはなんて罪深い生き物。
お か し く な り そ う だ  ]


[自分の目測では、ちゃんと口に突き刺したはずだ。…はずだったの、だが。
どうやら口に刺した時とは違う手応えに、首を傾げる。

ご丁寧に彼女がどこに刺さったのかを教えてくれたようだ。それなら、ナイフを抜き取りながら 情けなく笑ってみるのだ。]


ああ、すみません。無意味に傷付けるつもりはなかったんです。…だから、そんなに喚かないで?

[より一層喚く彼女に、ほとほと困り果てたように眉を下げた。…尤もこんな暗闇ではまともに見えていないだろう。…噴き出す生暖かい液体に、ああこれでは服が汚れてしまうな などと思い。

号泣しながら「醜くなったら捨てられてしまう」などと喚く姿には……心底不思議そうに。]


…醜く?いえいえ、何をおかしなことを言ってるんですか。はは、変なことを言う人ですね。



今よりもっと、ずっと美しくなれますよ。
約束します。

きっと貴方の持ち主も、綺麗だと喜んで下さるのでは?

[彼女の白い皮膚は魅力的ではあるが、それよりも瞳だ。たとえそれを無くしたとしても、今の彼女よりはよほど素敵になれるはずだろうに!

全て自分の美醜の価値観で測る男は、ケイイチという男が喜ぶに違いないと確信している。だからこそ、真剣に本気の瞳でそう語るのだ。

次第に目が慣れてくれば、腕を振り回し逃げようと足掻く姿が見えるだろうか。
ならば、不愉快そうに眉を顰めて。
自らの足で彼女の足を押さえ込むように体重をかけ、]


…余分な傷を作りたくないんです。だから、大人しく貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?

[欲に押されて気が急いてしまったからか、喉元を切るより先に彼女の瞳を、その目尻の方にナイフの切っ先を沈めようとしただろう。

恐らく先程まで縫い止めていた手を離し、彼女の顔を固定しようとして。]


[部屋の外では愛おしい彼が怒り狂い、心配しているなどということは、今の少女にはわからぬこと。
ただ、怯えて泣きながらもずっと彼の人のことを想っていたことだけは確かだ。]

ヒック……う、ふぅ、おかしいのは、どっち……ぁぁぁ……っ、この、この狂人め…っ!

[目の前の男は妙に優しい声音で諭してくる。これからより美しくなるのだと言われても、耳に走る激痛の前には説得力などあったものではない。
この男が何をしようとしているのかは未だわからない。まさか目が綺麗だとか言っていることが、目玉をよこせと言っているなどとは少女には理解の範疇外だった。]

え……

[それでも、今度は聞こえた。男は今はっきりと言った。『貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?』と。
少女は自らの耳を疑う。……もっとも、片耳しか残っていないが。]



ひぎ……っ、ぎゃぁぁぁ!!

[喉にナイフは来なかったが、その代わりに目尻に突き刺さる鋭い痛み。逃れようとしてもしっかりと頭を掴まれてしまっている。
もはや逃れられない。
それでもこの男は 本 気 で 少女の瞳をえぐりだそうとしていることに気がつけば、少女の慟哭が響く。]

いや、いやぁぁぁあ!!!痛い、痛い痛いいたいいたいいいいいいやぁぁぁぁいあああ!!、助けて、たすけっ、て……ケイイチさ、ま…!たすけ、て……いたいぃぁいやぁぁぁあ!!

[自由になった手で男のナイフを持つ手をどかせようとしたり、自由を奪われた足を動かそうと必死だ

それでも、やはり。

少女は無力。
男の力には敵わないのだ。

今まで彼の『人形』に"された"61体の女達のように]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 00時半頃



狂人?…いやいや、おかしいのは私ではないでしょう。

[耳の傷は計算外だ。後でそのケイイチという男に会うことがあれば、詫びておこう。ああ、でも片方だけになった耳も美しいかもしれない。

男は元々美醜の価値観がおかしいのかもしれない。いや、冷静に考えたらおかしいに決まっているのだ。今まで肯定してくれた人物などいるはずもなかった。

男の人形はその殆どが元の人間の形など保っていない。────もっと言えば、妻と娘以外は元の人間の形など保っていないのだ。
腹部に穴を開けてはそこを眼孔に喩え、美しい琥珀色の瞳を沈める。その瞳が此方を覗けば男はより一層感激してその人形を愛でる。
手の美しい女性に会えば、その手はより美しい人形へのプレゼント。増えればさらに美しい。]




そんなに動いたら折角の美しい瞳が壊れてしまいますよ。……痛いですか?それはね、まだ貴方が美しくなれていないからです。貴方がより美しさを望みそれを手に入れればきっとそんなものを感じることもなくなりますよ。それこそ永遠で美しくて、嗚呼そうなった貴方を愛してみたくはありますがきっと叶わないのでしょうね。ああそういえば、先程見かけた少女がね。自らその美しさを手にしようとしてくれたんですよ。素敵なことだと思いませんか?ほら、漸く私の思いも報われました自分からそれを望んで命を絶ち完全な美を手にしようとしてくれるなんてねえ素敵でしょうでも残念なことにこの空間には生しか許されないようで本当に残念彼女は美しくなり損ねた嗚呼でも静かになった彼女はより完全美しい貴方もすぐに綺麗な人形私が全部きれいにして貴方もすぐに美しい彼女もきっと残念に嗚呼……貴方もそう思うでしょう?




[にこりと微笑んだ。

男は笑顔のままヨーランダの瞳の際に、目尻からナイフを入れ そして、彼女に語るのだ。
それこそ、欲しいものをようやく手に入れられた子供のように無邪気な微笑みで。────暗闇に目が慣れたのなら見えたろうか?いや、泣き叫び痛みに震える彼女には見えなかったかもしれない。

それでも男の手も、口も止まることなく。…これほどまでに男がお喋りになったのは、いつぶりだろうか?家族を失った今、────いや家族がいた時は男は物静かな人間だった────人形相手にしか饒舌にならぬ。

そのまま周りの肉と眼球を引き離したのなら、眼球の裏側までナイフを回し繋ぐ神経や筋肉を全て断ち切ろうとしただろう。]



もう少しあいつに似てたら
”黙らせたい”とは思ったかもな


(おかしい。

     おかしい やはり  変だ

   この男は変だ     いや 狂 っ て い る

 痛い 痛い痛い!!!
       ああ、なんて酷い痛みなのだろう!!

 刺されたところが 痛くて 苦しくて 

  ああ 私の瞳が奪われてしまったら もう二度とあの人を見ることはできないのね
 可愛いと愛おしげに見つめてくれるあの瞳をもう見つめ返すことはできないのね
 
 きっと目を失った醜い私は彼に捨てられるんだわ。きっとそうなのよ。そしたら私はもう二度と もう二度と 愛されることはないんだわ……――

ああ、憎い。憎い、妬ましい。
どうして私ばかりが こんな目に遭うの?

 どうして 私ばかりが こんなに 不幸なの――……?)


[嘆く少女の不幸は、全て、自業自得。

愛おしい人に何度も刺され、殺され、遊ばれた時には嬉しく思った痛みでも、相手が違えば吐き気がするほどの恐怖と痛みを伴うということを少女は身を持って知ったのだった。

けれど、それは当たり前のことなのだろう。

なぜなら、あれほど義父に抱かれることが嫌だったというのに、相手がケイイチだったのなら喜んで体を開いて抱かれたのだから。

そのうち少女は血の涙を空虚な穴から流すのだ。眼球がなくなっても、人の体は涙を流せるものだから。

男の言葉も、少女には死刑の宣告のように聞こえた。まるで身に覚えのない罪状を挙げ連ねられて、執行を待つだけの罪人のような気分。
いずれこの男にそんな思いを味あわせてやることはできるだろうか]



ひっ、ぎ……!!

[男の見せた子供のような無邪気な笑みなど見えるはずもない。少女は必死にナイフの侵入を拒むために目を閉じていたのだから。

しかしその努力も虚しく、こめかみと眼球の間に入ったナイフの刃先は、まぶたを突き破ってまず涙液に浸った。その薄い膜を超えたあとは角膜へと到達する。
しかし眼球を傷つけることなく手に入れようとする男は、前眼房までは傷つけずに、角膜の被害ですら最小限だったに違いない。
シュレム氏管を経た後に眼孔に沿って刃を滑らせ、上直筋と下斜筋を切り落としたのだろう。
外側の筋肉が切れたことによって、少女の目玉は内側の眼筋に引っ張られてぐるんと裏返る。
そうしたなら眼球の裏側が丸見えだ。
きっとすぐに上下と内側に残るの筋肉と神経も切断できたことだろう。
尤も、その作業をするにあたっては少女の上瞼と下瞼が非常に作業の邪魔をしたようだから、まずはその邪魔な皮膚を切り落としてしまったほうが早かったかもしれない。]

う"ぁ……あ……ぁぁ……

[そして片目の作業を終えた頃には、少女は大人しくなっていたはず。
あまりの恐怖と絶望と痛みに耐えかねて、気絶をしてしまったようだから。]


[そう、まだ気絶である。死んではいない。

故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。

筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。
慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時半頃


[きっと彼女の心の声が、その一部だけでも聞こえていたのなら、彼女にそんなことはないと語ったに違いないのに。
瞳がないと悲しむのなら他のものを埋め込めばいいし、その穴を醜いと恥じるのなら縫い合わせて仕舞えばいい。

────元の持ち主が愛さなくなったのなら、より美しくなった彼女をこの男が愛すだろう。

尤もそんなもの、彼女には必要がないのだろうが。]


…それでね、娘は昔からその人形がお気に入りで寝るときもずっとそばに置いているんです。可愛らしいでしょう?でもねその人形をベッドに入れるのは止めなさいと何度言っても聞かなくて。ああ、そんなところも可愛らしいんですが。もうすぐ社交界デビューなので新しいドレスを新調しなくては。ああ、貴方の瞳のように鮮やかな菫色もいいかもしれません。少し落ち着きすぎてますかね…似合うと思うんですが

[男はベラベラと口走る。
ナイフの侵入を拒むようにその瞳が閉じられたなら、当然その邪魔な皮膚は切り落とす。作業の効率化を図るなら周りの皮も少しだけ剥いてしまったかもしれない。
そうすれば筋繊維を切り落とすのさえ簡単に行えただろう。


それまでの動きは、食事の先の食器の手さばきのように手慣れて、暗い中とはいえど正確に切り落とした。角膜が傷ついていないのなら、美しさを保てる。

片目の作業を終え、彼女の顔を笑顔で覗き込めば…すっかり大人しくなった姿に"美しさを受け入れた"と考えたようだ。]

嗚呼、やはりこの瞳は本当に美しい。菫色の瞳ってなかなかお目にかかれないんですよ。私の家には未だ一人もいなくてね。私はなんて幸運なんだろう!貴方の瞳が菫色で良かった

[手に入れた片方の眼球を愛おしそうに眺め、頬を染め、血液のついたそれに愛おしげに口づけをしたか。…大切な大切な瞳。
それこそ宝物を手に入れたかのような笑顔で。

それから胸ポケットから白いハンカチーフを取り出すと、大切そうに包んだ。]


…嗚呼、貴方もやはり美しい方が良いですよね?貴方とは話が合うかもしれません。ふふ、先程よりも凄く美しくなりましたよ。

[すっかり動かぬ彼女を、そっと床に降ろした。────先程から暴れる姿を抑えるには立てたほうが早いが、本来寝かしたほうが作業は楽だ。

そうして、彼女のもう片方の目尻にナイフをまた沈ませ 鼻歌交じりに切り込みを入れてしまおうとしただろう。]


[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。

『金髪の男は願い下げ』と。

たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。

少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。
"受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも、気絶している今では訂正することもままならない。]

あが……っ、が……うぅ……

[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]



ケイ……イ――……ぁ……

[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。
男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]

ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……

[痛いというよりも、熱くて仕方ない。
もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。
燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。
もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。
少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]


[片目を失った少女の眼光は血で満たされ濡れに濡れる。
そしてくり抜かれた目玉の部分はポッカリとした穴が空いていた。
まるで眼球を失った寂しさを埋めて欲しいといわんばかりに、物欲しげにねだっているかのようだ。]

は……ぁ……あ"あ"……ぁ"……あつ、ぃ……あつ……

[むろん、今の少女に意識はない。

それでもまだ先ほどまでの恐怖と痛みに体がヒクヒクと痙攣し、吐息も荒く、更にはナイフを持つ手に自ら手を伸ばしていた。それは少女からしてみれば男を拒もうと伸ばされた手だったのかもしれないが、意識もない状態では『もっとして』とでも言うかのようだ。
やがてもう一つの目玉も男の手中に収まってしまえば、そこには空虚な穴が二つ、並んでいただろう。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 04時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[ 沈む意識の中、遠くから愛おしい人の呼ぶ声が聞こえた気がした。>>45
目の前の男の言葉はこれっぽっちも耳に届かないというのに、彼の嘆きの声だけは少女に届くのだ>>46

彼の声が、あまりにも悲しそうだから]

……ケ、イ……――

[それでも、少女の意識は既に深淵へと堕ちて、いまだ返らず]**
 

(51) 2016/03/03(Thu) 10時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 10時半頃


[突き刺し抉ろうと周りの筋を切ろうとするたびに、ビクリビクリと震える体は────気持ちが悪いな、と目を細めたか。
口から漏れる声さえも、男にとって気が狂いそうなほど嫌いなものだった。

恐らく筋肉が弛緩して自ら制御することができていないのだろう。舌を垂らす姿が目に入ったのなら、その姿に微笑んでみせたのだ。
嗚呼、これで動きさえしなければ最高。

彼女を床へと下ろすことが叶ったのなら、床へと腰を下ろし────慣れないから不恰好なのは仕方あるまい。────人形の頭を自らの膝に乗せただろう。]


……。…どうかしました?

[荒い吐息、動く体。
────生が感じられるものは美しくない。

その手が伸びたのなら、男は一度ナイフを眼孔に沈めたまま手を止めて。その彼女の手を取ってみようか。

美しい眼球が埋められていたはずの、片方の眼孔は────そこを満たす赤さえ愛らしく見えて。己にも同じような穴が空いてしまったのだが、それすらも忘れているようだ。]




…本当に美しい。

[更に静かになればより美しくなれるのに。ああ、確かこの空間には死が存在しないのだ。────何とその残酷なことか。

死が無ければ人は永遠に美しくなれぬまま。

「もう少しですから」と言わんばかりにその手の甲に口付けをして、それから再びナイフを手に取りもう一つの眼球も手にしようとその刃を進めただろう。

…そうして手に入れたのなら、嬉しそうに微笑みまた白い布の中へ。

二つの穴が空いた"美しい"人形の頬を撫でるのだ。]


[ 少女は、死へと向かってゆく。

あれほど痛くて苦しくて泣き叫んでいたというのに、今では痛みもわからない。
血が流れすぎてしまってもはや少女の体温は人のそれではない程だが、これもまた再生すれば『治る』のだろう。]

…ひ…し……

[押しのけようとしていた手も力なく崩れ落ち、荒々しかった呼吸も徐々に弱まっていく。そして少女は男の安否を尋ねる声には]

……101回……死ね……

[呪いの言葉を吐きながら、少女は絶命した。

結果として少女は、死を持って完成だと考える男に二回も死を与えてしまったのだった

目玉を持ち去られた後のことは、少女の与り知らぬところ。宝物を手に入れた男が本体には興味なしと部屋を出て行くなら、強欲の部屋には血まみれの娘が一人、ただの屍としてそこにあるのみ。*]**


ああわ……………っ

[咄嗟に紡ごうとした質問は"貴方は何者ですの?"
しかし舌を失い明瞭な言葉を無くしている今、言葉を紡ぎ掛けて眉を吊り上げた。片手で口元を押さえては、憎々しげに宙を睨む。

────"聞く"だなんて、態とらしい。此方を嘲るつもりなのか。

わなわなと震え羞恥と怒りに頬が染まるが、固く瞳を閉ざすと先ずは念じてみる]

"貴方は何者ですの?"
"何故ここには死がありませんの?"
"私は元の世界に────"


[彼女の菫色の瞳を手に入れた。

ああ、その美しさたるや。

暗闇のせいで色ははっきりと分からないが、それでもその美しさは分かる。きっと血がたくさん抜けて青白くなった彼女自身も、美しいに違いない。

そう、宝物なのだ。]


…101回?面白いことを言いますね。……嗚呼、もしかして眠ってしまわれましたか?素敵な人形、本当に貴方は見違えるように美しくて愛らしく見えます。でも────ここでは、こんなに素敵なものをすぐに醜く変えてしまう。…嗚呼、なんと酷いことを。……こんなに美しいのは、今だけですね。

[眼球を包んだ白い包みをポケットへとしまうと、血の気の失せた少女の額に口づけをして、それから抱き上げただろう。
死体には興味なし?────まさか!大切な人形はしっかりと己の手で持っていなければ。抱き上げたまま、扉を開け────明るい広間の方へと戻るだろう。

それこそ、満足そうな笑みで。

男の服は暗闇だからよく見えていなかったが、きっと白いシャツも見る影のないほど赤く染まっているに違いない。]*


[ もし少女が生きていたなら、また悲鳴をあげていたことだろう。

まさか憎い仇に抱き上げられてしまうとは!

ぽっかりと空いた両目の穴からは夥しい量の血が流れて、もはや少女の顔もわからぬほど。白かった髪は頭頂部の一部を残して真っ赤に染まり、服に至っては血が滴り落ちている。
憤怒の部屋から広場までは、血痕の道標が続いたことだろう。


絶命した少女は、未だ意識を取り戻さず。]
 


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 18時半頃


ヨーランダは、>*29 (誤)憤怒の部屋→(正)強欲の部屋

2016/03/03(Thu) 18時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 19時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女は絶命したまま、未だ蘇らず。

しかしよく観察すれば、眼窩から吹き出していた血が止まっていたので、再生はしているようだ。
少女が目覚めるまで、まだもう少し時間がかかるだろう。少女の体はしばし他人の手に委ねられることになる。
その間に醜い顔を愛おしい人に見られてしまったと知ったら、少女は深く悲しむに違いない>>65>>66

けれど少女にはもう、彼の姿を見ることは叶わず、声しか聞くことはできない。それも左耳は根本から切り落とされてしまったので、右側からしか聞こえないのだ。]

(67) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ 暗闇の向こうから、誰かの嘆く声が聞こえた。

それは自分の名を呼んでいて、ひどく悲しそうだということがわかる。]

(ああ、あれはきっと、ケイイチ様だわ)

[深淵へと沈んだ少女が幾度も聞いた声が、今はやけに近くに感じた。そして頬に、唇に触れる温かいぬくもりに、少女はやっと目を覚ます。]

ケイイチ様……。泣かないで、ください。
私はここにいます。あなたのおそばに…

[そして目を開こうとした。……しかし、目が開かない。何故開けようとしているのに、まぶたが動かないのだろう。
いや、そもそも――開けるはずの、まぶたが、ない。]

あ……あ……

[そして少女は自らが受けた痛みと恐怖を思い出す。それは走馬灯のように蘇って、とっさに自分の顔に手を当てて、そこにあるべきはずのものがないことを改めて確認してしまった。]

(74) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

いや……ぁぁぁぁああああ!!
みないで、みないで!!こんな、醜い、酷い、顔を、見ないで……。ちがう、これは、違うんです……!!

[急に暴れだした少女は愛おしい人の腕から逃れようとする。それに成功したのなら、彼が向かっていた方向とは別へと走りだす。しかし前が見えないものだから、すぐに壁にぶつかって倒れこむだろう]

いや、見ないで……見ないで……うっ……ヒ、ック……

[あとから男が追いかけてきたのなら、今自分が置かれている状況がわからない少女は『戻らなきゃ…お部屋に戻らなきゃ…』と譫言のように呟く。]

(75) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[それからしばらくして。>>75
顔を水で洗ってハチマキのように目に布を当てて身なりを整えたなら、再び少女は広間の先にある扉の向こうへと行くはずだ。
先程よりは随分と落ち着いているのはきっと、その隣に愛おしい人がいたからだろう。*]

(77) 2016/03/03(Thu) 23時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 23時頃


サァサァ皆様、罪深き者を示し其の者に自らの罪を背負わせ給へ。

斯様な瑣末な宴に相応しき滑稽な顛末は、皆様の手で。


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 23時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―裁きの間―


[少女は目を覆い隠したまま、ケイイチに手を引かれてここまでやってきた。
そして全員が揃ったタイミングで扉が閉まる音と、どこからか不気味な声が聞こえてくる>>78>>79。]

……っ、なに……な、に……?

[怯える少女は、彼と繋ぐ手をぎゅうと握りしめて、不安そうにあたりをキョロキョロと見回す。当たり前だが、見えはしないのだが。
――そして、一番罪深い者を示せ、と言われれば]

そんなの、決まってるわ……!
あの男よ、あの、男!私の目を奪った酷い男……!許さない、絶対に、許さないんだから!

皆さんもあの男がどんな酷いことを私にしたかを知れば、きっとわかるでしょう!あの男の残酷さを!
 

(92) 2016/03/04(Fri) 04時半頃

[少女は糾弾する。【強欲な男 ニコラス】を。

名前がわからないので「あの男」としか言えず、目が見えないので指を指すこともできないのだが。】


【人】 墓守 ヨーランダ


私の服を見てください。
酷く血に汚れているでしょう?
これはあの男に首を刺されたからです!
無抵抗の、何もしていない私に、いきなり襲いかかってきたのです!

私の耳を見てください。
片耳がないでしょう?
あの男に切り落とされたからです!
抵抗する私を壁に押し付けて自由を奪い、無慈悲にも犯行に及んだのです!

そして、私の目を見てください!
何もないでしょう?
あの男に奪われてしまったからです!
生きたまま目玉をナイフで繰り抜かれた私の痛みと恐怖が、あなた達にわかりますか!ナイフが眼窩を擦り脳髄に響く音を聞いたことがありますか!

[目を隠していた布を引き下ろして、人前に虚ろな窪みを晒す。それは直ぐに隠したが、そこにあるべきはずのものがないことはわかったはず]

(93) 2016/03/04(Fri) 05時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そこまで喚き立てたが、誰が自分の話に耳を傾けていたかなど、目の見えない少女には知る由もない。
それでも、最後にはひと呼吸おいて、ボソボソと呟いた。]

私が言いたいのはそれだけよ…。
私のことを貶めたあの女も憎いけど、目を奪った男だけは許せないわ……。

ひどい……こんな、目を奪われて、私はこれからどうやって生きていけばいいのよ……?私、まだ19歳なのに

なんで私ばかり、こんな、酷い目に遭うのよ……酷いわ…こんなのってないわよ…

[虚ろなくぼみから涙を流しながら、少女はそれっきり、黙するだろう。ケイイチに縋りながら喚き散らし、慰めてもらいながら涙を流す様はまるで悲劇のヒロインのよう。
強欲な男からの反論や、誰かから質問があったのなら応じただろうが、それ以外はメソメソ泣いていただろう。]

(94) 2016/03/04(Fri) 05時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 05時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―回想―

 He loves me, ―He don’t!
(彼が私を愛してるって)―(まさかね!)

 He’ll have me,―He don’t!
(彼が私を欲しがってるって)―(ありえない!)

 He would if he could,But he can’t,
(出来るものならやってみたらいいわ、きっと出来ないから)

 So he don’t!
(ぜったいにね!)

(だって、私のこの顔を見てもそんなことを言える男がいるだなんて思えないもの。「酷くねー」だなんて嘘なのよ。「可愛いから」だなんて……ああ、きっと幻聴なんだわ!

でも、私のことを離してくれないこの手は何?私があまりにも暴れるものだから、仕方ないなって降ろしてくれた優しい人は誰?
そして前が見えずに転んだ私の手を取って「お嬢様」だなんて導いてくれるこの声は……?

ああ、なんてことかしら…!私はまだ目覚めていなかったのかしら?)

(95) 2016/03/04(Fri) 07時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―裁きの間に行く前。憤怒の部屋で―

[少女は手を引かれるままについて行った。>>80
この手は大丈夫、この人のそばにいればもう怖くない、と言い聞かせて。
まさか今繋いでいる手が、いつの間にかあのおぞましい殺人鬼に変わっていたらという妄想にガクガクと足の震えが止まらなかったが。

カチャリ、扉の開く音がして。
バタン、扉の閉まる音がしたら。

少女は足に力が入らなくなって、その場に崩れ落ちそうになった。]

ケイイチ様……ケイイチ様…なのですか?
ああ……ああ、どうしましょう。何も見えないのです。ケイイチ様のお顔が見えないのです……。なんて悲しいことでしょう!
でもまた部屋の中に入ったのなら、きっとケイイチ様も暗くて私の姿が見えないでしょう?

良かった……こんな酷い顔見られたくないから…。それはなんて、幸いなことでしょう……。

[少女は床に座り込み、近くに彼が居たのなら抱きしめて欲しくて手を伸ばした。既に抱きしめられていたなら、彼の背中に腕を回したことだろう。
小さな体は、カタカタと震える。]

(96) 2016/03/04(Fri) 07時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


お部屋から出てごめんなさい…目が覚めたら、一人だったから……。私…外に出て…あ…ああああ、あの男、に……耳を…目を……奪われ、て……怖かった……痛かった……すごく、すごく……、

[ぐすぐすと泣きながらも、はたとある事に気がついて愕然とする。それからはさらに体の震えが大きくなって]

あ……あ……!? わたし……目をくり抜かれた後の記憶が、な、ない……。きっとあの時に死んでしまったんだわ……
私、どうしてあの男に抱きかかえられていたの……まさか、まさか、死んだ後に……あの男に弄ばれでもしたの……?
いや……いや、いやぁぁぁぁぁ…………!

[実際には死んでから再び目覚めるまではさほど時間は経っていなかったはずだが、それを少女が知る術はない。目玉をくりぬいて綺麗だと喜ぶ男だったから、死姦の性癖があったらどうしようと、少女はまた怯えて泣くのだった。

今更何をどうしたって、もう手遅れだというのに。]

(97) 2016/03/04(Fri) 07時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 09時半頃


【強欲の男、ニック様】

[あの女と同じであるのか癪ではある。
しかし、矢張り"何もされなかった"色欲の男より、"自分の喉を奪うに至った"男の方がより罪深いだろう。
人知れず、娘は一票を投じる。
そして、そっと辺りの様子を伺うのだった]**


[     【怠惰】を示すボタン。]


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女怯えて泣くばかり。

言いたいことを言いたいだけ喚き散らしたあとは大人しいものだった。

黒髪の女の蔑む視線も>>99
忌まわしき男からの貶す言葉も>>101
傍観者からの悼む視線も>>105

全て、彼女の弱った耳には届かないし、眼は光を映さない。
ただわかるのは、繋いだ手のぬくもりだけ]

ヒック…だいじょうぶ、で、す……ヒック……取り乱して、ごめんな、さい……

[『大丈夫か?』と慰められれば、彼の腕に縋って泣いた>>103。メソメソと布を涙で濡らしながら、それでも考え事をしているらしい彼の為に少しは静かにしようとしているらしい。こみ上げる嗚咽はなかなか抑えられそうにないが。]

……ヒック……ぅ……ふ、ぅ……。ふふ…

[すすり泣きながらも、時折繋いだ手を撫でられる彼の指先の悪戯には小さく微笑んで>>104、段々と落ち着きを取り戻していったようだ。泣き止めば、大人しく黙って彼の隣で俯いていたことだろう。]**

(108) 2016/03/04(Fri) 19時半頃

[だから俺にとってはあの金髪男が

【”色欲”の男が最も罪深き者だと】

身勝手な言い分だとかは知らない
俺がそうだと思うのだから
そうして何も言わずに《色欲》のボタンを押しては他の面々の様子を見ているのだった]


[ ダンッ!!

苛立ちのまま殴った台、
手の下には【傲慢】のボタンがあった。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女の隣で、彼が動いた。>*35
突然"バン!"と大きな音が聞こえれば少女は驚いて小さく悲鳴を上げた。]

ケ、イイチ、様……?
どうしたのですか……?

[肩にもたれかかってくる男の頭を抱きしめながら、思わず目の前の机と思われる台に手を伸ばした。……すると、それは机ではなく何かの台座であることがわかった。
盲目の少女には今まで台座の存在も気づいておらず、そこに書かれた文面も未だ知らないのだ。]

これは……?ボタン……?
もしかして、さっきの不気味な声が言っていた「選べ」と言うのはこれを押して投票しろという事ですか?
いまケイイチ様は投票したのですか?

[察しの良い少女はにこりと微笑んだ。そして信じて疑わないのだ、『彼は自分と同じようにあの憎き男に投票したのだろう』と。]

ケイイチ様、ケイイチ様、どうか私の代わりにボタンを押していただけませんか?私は目が見えませんから…

[少女は男の袖を引く。彼が誰かと話しているのは聞こえているが、目が見えないのでそれが誰かはわからない。
そして嫉妬の台に移動したのならボタンを押して欲しいとねだるだろう。]

(127) 2016/03/04(Fri) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[だがもしケイイチが少女の望み通りの『強欲』に投票する前に、さっき彼が投票したのがあの強欲な男ではなく高慢な女のほうだと聞かされたら?

そうなれば、さて…嫉妬深い少女の空模様は変わるかもしれない。

そう、この少女は実に嫉妬深いから。
彼の口から他の女の存在が飛び出せばそれだけでも妬み、恨む理由に足りる。

何故なら、あの女に投票したということは、自分の目をくりぬいたあの憎い男よりも更に印象に残るほどに、彼の中であの女の存在が大きいということに他ならないのだから。

その時には、少女はボタンの場所を聞いて、自らの意志で投票するだろう。]

(128) 2016/03/04(Fri) 23時半頃


[男はそっと、【嫉妬】のボタンを押した。

最後まで私欲に塗れ、どこまでも美しいものを求める男だからこその決断。

タイが落ちて曝け出された空洞、それと逆の瞳に微笑を浮かべて男はそのボタンを押したようだ。]


【人】 墓守 ヨーランダ

そうですか、それは良かったです。

[何も聞かされていない少女は、にっこりと微笑んだまま頷いた>>130。もし目が見えていたのなら彼の嘘は見抜けただろう。いや、そもそも傲慢のボタンを押したことも見えたはずだ。

しかし、妬む少女は、盲目だ。そして、盲目的でもある。
それは物理的に目が見えないというだけでなく、相手への依存が強いという意味でも。

彼が「投票した」と言うのなら、少女はその言葉を疑うことはない。]

(132) 2016/03/05(Sat) 00時半頃


(あの男のボタンはどれですか?
……これですか?わかりました。ありがとうございます)

[嫉妬の台に移動したのなら、コソコソと彼と言葉を交わしながらボタンの場所を聞いて【強欲な男 ニコラ】にしっかりちゃーんと、自分の指で押して投票をしたのだった。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 00時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 03時頃


<ソンナノハ全部、嘘ダケド>


<嘘吐キ、本当ハ自分ガ死ニタクナイダケ。
罪ナンテドウダッテ良インデショウ?>


呵呵、愉快。……さて、罪人達から後ろ指を指され その罪が許されないとされた人物が決まった。

【強欲の者、ニコラ・ド・フォンブリューヌよ。】
その身をもって、全ての罪を背負う贄となり給へ。

……さて、残された可愛い羊達よ。君たちの今までの罪は全て赦された。
帰るための道筋を教えよう。


「鍵は最も罪深き羊の中」


[余計な手を下される前に、
特効薬となる"肝"を頂かなくては]
**


【人】 墓守 ヨーランダ

[再び聞こえた不気味な声に盲目の少女は怯える。

そして裁きの結果を聞けば、当然だとばかりに頷いた。目が見えない故に自分に票が入っていた事はわからなかったが、もし知ることがあったのなら、それすらもあの女が入れたに違いないと憤慨した事だろう]

(もちろんよ。あの男が一番罪深いに決まってるじゃない!ああ、これであの男も裁かれるのね!これから一生治療費を払い続けさせてやるんだから!慰謝料だってふんだくってやるのよ!!私にはその権利があるわ、そうよ!)

[憤慨しながら部屋に響き渡る声に耳を傾けていた少女は『帰る道』と聞けば、ハッと我に返った。……帰る。帰る、という事はつまり。

彼との別れの時が近づいているということ。]

あ………

[少女は言葉を失って、俯いた。
少女は彼に聞かなければならないことがあった。
確認して、記憶しておかなければならない事が……。たが、果たしてそれは憤怒の部屋に戻った時に彼から聞くことができたのだろうか。もし出来ていなかったのなら、少女の不安はこの時点てすでに膨らんでいたことだろう。
自然と彼と繋ぐ手に力がこもる。]

(141) 2016/03/05(Sat) 12時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


[更にはその後に続いた鍵の行方についても、何故か嫌な予感がよぎった。]

(……ここでは、殺してもまた生き返るのよね?そうよね?今あの男を殺して鍵を手に入れたあと、あの男はちゃんと生き返るわよね?)

[『帰り道』と聞いた途端に、やけに現実感が蘇ってきた。そして誰かを殺すというそのアンモラルな行為に、たじろぐ。そう、この少女は臆病なのだ。人殺しなどできる器ではなく、実際に殺したこともないのだから。]

う……は、はい。そうですわ、腕は切り落としてやらないと…

[それでも、盲目な少女は彼から促されれば『怖いから嫌』とは言えなかった>>138。ただ彼と繋いだ手をぎゅうと強く握りしめて、頷き、従う。]

!?……え、なに……??

[その時、走る足音が聞こえ>>139、その後うめき声でも聞こえようものだったならまた驚くだろう。目が見えないので、何が起こったかわからない。そして彼から脈絡もなく『ヨーランダはおとなしくて可愛い』と言われれば少女は混乱したようだ。>>140
それでも、愛おしい人から可愛いといってもらえればまた頬を染めて。]

もう、ケイイチ様ったら…恥ずかしいです。

[ぷぅ、と唇を尖らせたのだった。]**

(143) 2016/03/05(Sat) 12時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 12時半頃


[それはとても、とても。
       ──理想的じゃあナいか。]


[ぐらり。]

ヒャヒャヒャ!!!コンナンシカ持ッテネェカラサァ!!!!

[笑い飛ばしてカッターを取り出しチキチキ、と出し入れをした。]**


[それにしても、おとなしくて可愛い(ケイイチ)だとか、それに親しげに答える女(ヨーランダ)だとか。
罪人共が片腹痛い。
先程から寄り添う2人が淫蕩な行為に耽っていた可能性を知り、しかし恋愛結婚など縁遠い時代に居たからこそ彼らが酷く奇異に思えた。
あの2人は偶々同じ時代に生まれでもしていたのだろうか?
もしそうでないのならば────]

(……アレもアレでまた罪なのでしょうね。
腹の中の子供殺し、時を越えて男を誑かす汚れた女。
まるで稀代の毒婦のようですわね。

────そう言えば、その毒婦は女性としての部分をホルマリン漬けにされたのでしたわね。
そっくりですわね、瞳を奪われた白髪女も)


[憐れみと、蔑みと、 侮蔑。
傲慢な娘は特に女に呆れ、哀しみを覚えるのだ。
哀れな女。────愚かな男。
今がどんな時か解っていないのかもしれないが]

(どうせならば、"最も罪深い者"が決まった今。
すべての素性を明らかになさっては如何?
生まれた時代も国も罪も何もかも。
────この男だけ晒されるのは、答え合わせには足りないのではなくて?)

[小刀を奪われぬようにしながら、そんな事を念じたがあの"声"には届くのだろうか。
まあ届かなくても良い。罪状が知らされずとも良い。
ただ、そんな事を思っては矢張り薄らと笑うのだ]**


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女はその場に立ち尽くしていた。

そばにいた彼にちょっと待ってろ』と言われればそれを忠実に守る>>159。目が見えない状態で歩きまわるのは怖ったようだ。しかし、傲慢の女が刃物を持ってきてあの男に斬りかかっているらしいところに、彼が飛び込んで大丈夫なのかと僅かに不安を抱く。]

あ………ぁ………

[盲目であるが故に、他の感覚が研ぎ澄まされている気がする。特に聴覚はこの場に満ちるあらゆる音を拾う。
先ほどの男が持っていたカッターの刃を出すような音もさることながら>>151
別のところで何かを受け渡ししている会話も聞こえる>>157>>164>>165
しかし、それら以上に少女の耳を蝕むのは、恐ろしくおぞましい、あの男の所業だ>>#6]

(あの男……『ララ』とか『リゼット』が妻子だと言っていたけれど、真っ先に犠牲者の名前に挙がっているじゃない!女を殺してコレクションにするだなんて……ああ、ああ、なんておぞましい!)

[臆病な少女は恐怖する。全く他人事ではなく、事実、二回もあの男に殺されているのだから。あまりの恐ろしさに卒倒しそうになる、が。
『こっちに来い』という彼の呼び声に、ハッと我に返った>>169]

(171) 2016/03/05(Sat) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


(そうよ……そうよ!やり返さなきゃ…やり返してやるんだから!)

[少女は声を頼りに彼の元へと駆け寄る。ぺたぺたと彼の体を触って確認して、二人がどういう体勢になっているのかを把握しようとした。万が一彼の体を間違えて切り裂いてしまってはいけないから。]

きゃあ!

[だが、目が見えないというのはかなり不利だ。ケイイチに抑えこまれている強欲な男は隙を見て、屈みこんだ少女の左肩を蹴り飛ばしたようだ>>170。たまらず後ろに尻餅をついて倒れる。
倒れこんだ少女に気を取られたケイイチが強欲な男にこめかみを殴られでもしたら、少女は悲鳴を上げて、今度こそ本気で怒りを爆発させるだろう。ケイイチの腰からナイフを借り、狙いなどつけずに確実に声がする方――強欲な男の顔面に向けて、力いっぱいナイフを振り下ろすのだ。もちろん狙いが外れればナイフの刃先は地面を突いただろう。]**

(172) 2016/03/05(Sat) 23時頃


ニックさんは俺達が帰る為の”鍵”なんだし

[そう告げては小瓶の蓋を開け、彼の背中や足目掛けて振り撒いた
飲ませるつもりだったけどうつ伏せの状態の人物に飲ませるのは少々手間だなと、いつものように面倒に思ったのだ

申し訳程度に背中と足を狙ってはいたけど、割と適当めに小瓶の中身を撒いたから上手くかけられたかは分からない
それに飲ませないと効果が無いものだったら無駄になってしまうのだけど、その時は誰かから武器を借りればいいかなぁなんて
状況的に逃げられる感じはしないから軽く考えているのだ、手を下したとカウントして貰えればいいんだと
これは帰る為に必要な”作業”なのだから]


── 武器を得る ──

[カッターで人を傷つける事はできる。
けれど中を探って鍵を探す事なんて到底出来ないだろう。
だから憤怒の彼が"そんだけありゃ充分だろ"と呆れ気味に言ッていても( ケイイチ)、
"エェー!?欲シイ、欲シイヨォォォオオオ!!!"と騒ぎ立てていたと思う。

そんな時だっただろうか。
彼女からナイフを渡されたのは( 櫻子)。]

何コレ!!クレンノ!?!?アハアハアハハハハ!ヤッタネ!!!!!!ヒヒヒヒ!!!

[嬉しそうにナイフを振り回していた。
けれど動く事はまだしない。
だって沢山の人が攻撃をして、やりあっていたから。
ここで流れ弾にでも当たってしまったらシャレにならないだろう。

普通なら死んでいてもおかしくないくらい他の人達に攻撃されて、もういっそ早く楽にしてあげたいって思うほどだったけど、
結局僕が行動したのは怠惰が何かの液体を撒いた後( リツ)。]


サァ!!逝キマスカァッ!?!?アハハハハハ!!!!!

[彼の元へ駆け寄って人がいたなら"ドケヨォ!!!"と彼の元から離させて、
そして彼に辿り着けば馬乗りになり一心不乱にそのナイフを何度も彼に向かって振り下ろした。
まずは右手首から。そして左手首。そうして手足の動きを封じていく。
そして彼の反撃を封じれば後は楽しい宝箱を開けていく作業。]

ドコカナァ!?ドコカナァ!?ドコカナァ!?ドコカナァのドコカナァ!?ドコカナァ!?ココカナァ!?ソコカナァ!?アハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハ!!!!!

[何度も何度も彼の胸や腹を目掛けてその刃毀れしたナイフを刺していく。
肉が千切れていく感覚も、ナイフが骨にガキッと鈍い音を立てて当たっテいるのも赤がグヂュグヂュになっているのもよく分かる。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヨーランダ 解除する

生存者
(7人 0促)

ヨーランダ
29回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび