219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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[――素晴らしきこのせかいで、求め続けるものは?]
(1) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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― Before day ―
ひとーつ、ふたーつ、みーっつ……
[思い返してカウントをするたびに、右手のコインを宙に弾く。 それが落ちてきたら左手でキャッチするのを繰り返し。 白手袋をはめた手の中に、コインは一向に溜まらない。]
じゅうごー、じゅうろくー…… えー……いっぺえ。いっぺえ、だべ。 んふふ。
[いくつカウントするべきかもあやふやになったところで、 ぽんと両手を鳴らして切り上げ。 コインを握っていたはずの左手からは、はらはらと桃色の花弁が零れ落ちる。
どうせ数え直しをせずとも、前回のゲームの“戦果”は明らかだから。 くるり。深紅色のマントを仄かにはためかせ、呼び出しの相手の元へ。]
(2) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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[んふふ、と口を閉じながら薄く笑って口角を緩め、 漆黒のケーンで気分よく床を叩く。]
コンポーザーさま。 次のゲーム……あだしがゲームマスターをやるのはいがすけど。 今まで働いた分もあわせて、頼み聞いてほしいっちゃ。
[すっかり染み付いてしまった口調の田舎訛りを引っ込める努力も、観客のいない今は放棄して。 次のゲームに際して約束を取り付けるべく、目の前の“管理者”に伺う。]
参加者を一人残らず全滅させることができたら、 “ごほうび”……けさいん?
[褒美――すなわち、死神としての立場の昇格と、大量の寿命の獲得を望まんとして。 目元を隠す魔術師の仮面の下で、私は強かにわらう。]
(3) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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― Before day ―
[脚を組みながらコインが中に弾かれるさまを興味なさげに見つめる。 カウントが無為に切り上げられたところで鼻を鳴らして、その顔を見つめた。
ふん、という生意気な声は驚くほどに高く。 組まれた脚は目の前の女の子と比べると短く。 向けている眼差しは純真さを残している。
少女が願い出る先は、紛れもなく幼女だった。]
(@0) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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[機嫌の良さそうな表情と仕草に、こちらも微笑む。 そして紡がれる言葉は―――――]
よろしい。 戦果に対する報奨は約束しよう。 ただし、私のやり方は変わることはない。 その上で、伐て、絶やせ、滅ぼせ。 それができぬ愚か者に、未来はないと覚悟せよ。
[荘厳であり、才覚を持つものが放つような言葉が小さな口から吐き出された。その表情は微笑んだままだが、悪意のような色が濃く浮かんでいる。
しかしそれは、幼女の言葉に嘘がないことも表している。*]
(@1) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[その幼い女の子は、見た目こそ幼い。私よりも背は低く、見下ろせる。 しかし彼女の握る権力の意味を知れば、逆らうことなど浅はかにも程があると理解できる。 この管理区において、彼女こそが紛れもない頂点。]
……んふ。 ありがたーく、もらうべ。 今までと何ら変わりはねえさな。
消滅。消滅。消滅。 命の価値は10円玉一枚より軽いべさ。
[管理者の言葉は相も変わらず重みが伴う。 その圧力にささやかに対抗するように、今まで私が失敗したことあった?とばりに胸を張る。]
(4) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[彼女がこのサイガワラ区の管理者として、何を成したいのか。 その性格からは何も掴めないが、目的が違わぬ以上は反抗する道理もなし。
死神として、哀れな魂を根絶やしにし続けて、 そして、このせかいで長く永く生き続ける。 それ以外、私には何も無いのだから。
私が彼女に生殺与奪さえ握られていたとして。 ……それでも、分相応に。生き長らえるための努力は惜しむわけがない。]
(5) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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ああ、んだ。 今度のショーのチケット、余ってんだげど。 コンポーザーさま、どうせヒマだっちゃ?
十王マルチシアター、第4ホールで20時開場。 カネ、落としてってけろ。 んでは。
[何もない左手を翻すと、そこからひらりとチケットが落ち、彼女の目の前へと飛ぶ。 次の死神のゲームが始まる前夜に催される、私の晴れ舞台のお誘い。 メジャーデビューしたての新人魔術師は、客集めに奔走している。
それを受け取ってくれたかどうかは見届けないまま、 深紅色のマントをばさりと広げ、一回転。 そして、手品のように忽然と姿を消した。
私が立っていた場所には、トランプのカードが一枚。 スペードのクイーンが残されている。*]
(6) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[胸を張る彼女にふっと息を吐いてニヤリと微笑む。 当然、その功績は覚えている。 そう、吐き気を催すほどに印象深く根付いている。
だからこそ、受け入れる。 その上でどうなるか、眺めておくのだ。]
ああ、暇だ。 面白くなければ、途中で帰る。
[ひらりと舞うチケットを手に載せる。 するとチケットは手に吸い込まれるように消えた。
彼女が表舞台でも活躍しているのは知っているが、それに介入はしない。 もはやそこは自分の遊び場ではなく、誰かの畑なのだから。]
(@2) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[姿を消した魔術師を見て、口角を上げた。
ああ、なんて間抜けな娘だ。 私などに関わらなければ、幸せをつかめたろうに。 人を殺す生活などもなかったろうに。
そう、管理者は彼女を慈しむ。
しかし、これが現実であるのだ。 非情なまでに凄惨な真実の世界であるのだ。 そこから誰も抜け出せはしないのだ。
だから、私の愉悦になればいい。 その身が果てるまで。
そう、管理者はほくそ笑んで。]
(@3) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[歯をギシリと鳴らすと、憎悪に満ちた眼差しを虚空に向けた。**]
(@4) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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コンクリートジャングルに、繰り返し反響する喧噪。
狭い空の下、道往く人々の足並みは不揃い。
ここは、サイガワラ区。
ありふれた現代の街の、ひとつの姿。
(#0) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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― Before day:十王マルチシアター・第4ホール ―
[公演中、携帯端末の電源はお切りくださいというアナウンスの繰り返しの、最後の1回が終わり。 非常灯の緑色のみを除いて、暗闇が降りるホール内。 満席とまではいかずとも、少々の空席を開けつつ埋まっている客席は、息を呑む音のみが満ちる。 今日もマナーのいいお客さんに恵まれたらしいことが、空気で感じ取れる。
開演時間ジャスト。 暗闇をスポットライトが切り裂いて、ステージ上の私を照らし出す。
膝を付き、俯いた姿勢。 両手いっぱい、溢れんばかりに抱えるのは白薔薇のブーケ。 それを持ったままゆっくりと立ち、姿勢を整えて、くるりと1回転。 深紅色の長いマントが躍り、ドレスのようなひらひらのステージ衣装がライトを受けて輝く。
そして、回転と同時に両手のブーケが、ざわざわと震えた——ように見えた次の瞬間。 ブーケの白薔薇は白鳩になり、翼を広げてホールの空間を舞った。 奇妙で幻想的な風景に、客席から早速の歓声が上がる。]
(7) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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ウェルカム・トゥー・ナイトメア!!
この世で最も面妖な、泡沫の悪夢へようこそ! みなさまの視線とココロは余すところなく預かりました! 必ず利子付けてお返ししますから……今は何もかも忘れて、ご堪能ください☆
[目元を隠す黒い仮面越しに、目を細めて微笑みを浮かべ、 空いた両手でスカートの端を摘み、恭しく淑女のご挨拶。 頭の上に乗せたシルクハットがずり落ちない程度のお辞儀を決めれば、 それを迎えるお客さんたちの、期待の籠められた盛大な拍手が耳を満たす。
1、2の3で何もないところから取り出したるは、漆黒のマジシャンズ・ケーン。 それを軽快に振るえば、ホールを舞う数多の白鳩は、一斉に天井付近の暗闇へ向かう。
やがて、鳩が見えなくなったホールの天井から、はらりはらりと振ってくる白い薔薇の花弁。 それを手にした観客は、作り物ではない花の感触を覚え、目を丸くするだろう。]
(8) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[新進気鋭の魔術師、メアリー・サカエのマジックショー。 とっておきの魔術の披露はこれから始まる。 物質大変身、瞬間移動、人体切断、奇跡の大脱出、……エトセトラ、エトセトラ。
これは日常の中の、非日常の一幕。
花屋でバイトをしながらの下積み生活から抜け出して、私は今日も輝くステージの上に立つ。 私が生み出すこの歓声。 私が生み出すこの拍手。 私が生み出すこの笑顔。 そして、私が生み出す多額の興行収入。 ——それが私の、すばらしきせかいの全て。]
(9) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[娯楽とは経済だ。 金を生み出すために、どれだけの人間が命を賭け、どれだけのものを喪ってきたことやら。 この町に住むほとんどの者は、それを知らずに、もしくは知らないふりをして過ごしている。
しかし、それで何の問題があろうか。 何も知らぬままに金を落として、そして楽しい思い出だけを持ち帰ってもらって、それで十分。
すぐそばに在る真実を、華やかな魔術で塗り替える。それが私の悪夢。
メアリー・サカエの——酒衛 鳴李の、悪夢。]
(10) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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― Before day:十王マルチシアター・第4ホール ―
[スポットライトを浴びる彼女や、感嘆の声を上げる観客たちを、上から見下ろす。 照明を吊るす鉄骨に腰掛けた幼女は、微笑んだ。]
ははっ。 すごいじゃん。
金の卵は、未だ健在か。
[彼女の実力が本物であると、私は知っている。 でもそれを見て感傷なんてものはなく。
ただただ、見つめているだけで。 血が滲むほどに唇を噛みしめるのだ。]
(@5) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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[万雷の拍手の上空。 湧き上がる完成に溶け込むように。
大きな瞳の幼女は、鉄骨の上から姿を消していた。*]
(@6) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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どんな世界にも、表があれば裏がある。
生があれば、死がある。
隣り合いながらも決して交わらない階層。
隔てられた死者の層にて。
また新たな“死神のゲーム”が、幕を開ける。
(#1) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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― 1st day ―
(11) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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— 中央エリア/ホテル・サティー屋上 —
[昨夜のステージ疲れは残っているものの、 ほどよい倦怠感がちょうどいいくらい。
ホテルの屋上に降り立ち、手すりから身を乗り出して街を眺める。 相変わらずの埃くさいコンクリートジャングル。 日の光に照らされた街並みは、夜のステージよりも明るいはずなのに、冷たさのある無機質。]
(12) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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日常の中の非日常。 非日常の中の……日常。 んふふ。
バイトも本業もだけど、死神のお務めも。 ぜんぶ大切なお仕事だっぺな。 このせかいで唯一、カネでは届かない欲しいモノを手に入れるための。
[身に着けたるは、昨夜と同じくひらひらしたステージ衣装。 これからのゲームも私にとっては似たようなものだから。
ただひとつ、マジックショーの時と違うのは。 背中からは、ステージ衣装ではない黒いタトゥー状の翼が伸びている。 それはゲームの運営を司る者達の証。
アスファルトの地面を見渡せば、次々と発生するのを感じる“参加者”の反応。 機嫌良く右手のケーンをくるりと振り回し、手すりを軽く打ち鳴らした。]
(13) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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[——不幸にもUGにいらっしゃったお客様、はじめまして。 あるいは、生前に出会ったことがあるかもしれないお客様、こんにちは。
ある時は、十王マルチシアターのホールに立ち、 観客の歓声を咲かせる美少女マジシャン、メアリー・サカエ。
ある時は、フラワーアトリエ・へダラで笑顔を咲かせる、 田舎訛りが抜けない素朴なアルバイト、酒衛 鳴李。
そして、ある時は―― 数多の死者の魂を刈り尽くし、血の花を咲かせてきた、無敵無双の死神幹部!
それが 「私」。 今回のゲームマスターを仰せ付かった者の自己紹介。
どうぞ、よろすぐ。]
(14) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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――君が目を覚ませば、そこはスクランブル交差点のどこか。
道を横切る数多の通行人は、君の存在に気付くことなく通り過ぎて行く。
日常に似ていて非なる、非日常の感覚。
それをはっきりと自覚できたかどうか。
君が死に際の記憶を覚えているならば、ここが死後の世界だということに気付けたかどうか。
そして、「大切なもの」をひとつ、いつの間にか失くしていることに気付けたかどうか。
君が持つ携帯端末に、1通のメールが着信する。
もし君が普段から端末を持ち歩いていないのであれば、その時は死神が貸し与える黒い端末が、すぐそばの足元に落ちているだろう。
(#2) 2017/06/08(Thu) 23時頃
——————————
From:Game master
subject:Welcame to UnderGround
このメールを読んでいるお客様へ。
残念ながらあなたは命を落としました。
ここはサイガワラ区のUnder Ground(UG)。
いわゆる死後の世界であり、生前世界のReal Groud(RG)からは視認することのできない領域です。
また、UGからRGを見ることはできますが、干渉することはできません。
俗説的には、いわゆる「幽霊」のような状態である、と言えば伝わりやすいでしょうか。
……さて、そんな哀れな状態のお客様には、これより7日間、
RGへ生き返る権利を得るための【死神のゲーム】に挑んでもらうことになります。
これは決定事項であり、拒否することはできません。
参加費は無料なのでご安心を。その代わりに、お客様の存在そのものを賭けてもらうことになりますが。
以下のルールをよく読んで、どうぞ最後まで生き残れるよう励んでください。
——————————
(#3) 2017/06/08(Thu) 23時頃
——————————
☆1、
ゲームのエントリー料として、お客様の「一番大切なもの」を徴収しました。
これは最後まで生き残ることができれば返却します。
☆2、
1日に1回、ゲームマスターから出題されるミッションを制限時間以内にクリアしてください。
もしも、参加者の誰一人としてクリアできなかった場合は、参加者全員が消滅します。
☆3、
ミッションのクリアによって「ブルースカルバッジ」を入手することができます。
このバッジを入手した数により、参加者を採点します。
7日間を最後まで生き残れた参加者のうち、点数が高い順番に生き返りの権利を与えます。
また、バッジは最終的な所持数のみが採点対象となるため、紛失や破壊があれば無効となります。
☆4、
ゲーム中は死神があらゆる形で介入します。
死神もそれぞれ「ブルースカルバッジ」を持っています。
死神の裁量により、バッジを賭けたバトルやサブミッションを行うことができます。
——————————
(#4) 2017/06/08(Thu) 23時頃
——————————
☆5、
生き残るためには他の参加者と「パートナー契約」を結び、2人1組になることが肝要です。
UGでは他者と絆を結ぶことにより特殊能力「サイキック」を目覚めさせることができます。
☆6、
契約したパートナーとは一蓮托生です。
テレパシーによりお互いの位置を把握でき、離れていても会話が可能となります。
ただし、どちらかが倒れて消滅すれば、もう一方も後を追うように消滅します。
一度成立したパートナー契約を解消することはできません。
☆7、
「ブルースカルバッジ」の所持数はペアごとに共有となります。
ペア2人の所持している数の合計を採点します。
なお、今回のゲームにおける生き返り人数は最大で4人です。
——————————
(#5) 2017/06/08(Thu) 23時頃
——————————
☆8、
UGには「ノイズ」と呼ばれる化け物が存在します。
遭遇すれば執拗に攻撃をしてくるので、殺されないように気をつけてください。
なお、ノイズには未契約者の暴力はあまり通用しません。
☆9、
UGでは、サイガワラ区から出ることはできません。
地図に載っている一部のスポットの中では、一時的にRGに実体化して、買い物や生者との交流が可能になります。
なお、実体化中に戦闘を行うこともできますが、RGの住人にはノイズやサイキックの存在は認知できません。
☆10、
UGでの死はゲームからの脱落を意味します。
脱落者はゲームへの介入は不可能になり、ゲーム終了後に消滅します。
脱落者の存在は希薄となり、明確に感じ取れるのは死神だけになります。
——————————
メールの文面は以上で終わっている。
添付されているファイルを開けば、それはサイガワラ区の地図であることが確認できるだろう。
https://pbs.twimg.com...
(#6) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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[メールの送信が完了したのを確認。 続けて、死神の“共演者”たちに向けて、合図を一斉に送る。]
『1人消すごとに300円です』 『豪勢なディナーで打ち上げできるように、頑張りましょう☆』
[画面を閉じて端末を左手の中で翻し、それを瞬く間に薔薇のブーケに変える。 ふわりとした香気は嗅ぎ慣れた、本物の花のにおい。
マジックに使用している花は全て、フラワーアトリエ・へダラの提供でお送りいたします。 ……下積みしながらコツコツとアルバイトを続けてきた甲斐があったというもの。]
(15) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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|
「どうぞ最後まで生き残れるように励んでください。」 ……なあんて。 希望を持たせるリップサービスも、魔術師の得意芸だっぺな。
誰一人として生かしゃあしねえっちゃ。
[鼻先で薔薇の香りを吸い込んで、んふふと小さく笑う。 今日までの長いオープニングは終わり——さあ、開演だ。
死しても醒めない悪夢を。 このコンクリートジャングルに、華やかな死の彩りを。]
(16) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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[薔薇のブーケを天高く放る。 それは風に浚われ、花弁が散り散りにUGの空を舞う。 花弁がひらひら、幻想的な景色を飾った時、私は右手のケーンを振るう。
それを合図に。 全ての花弁は一斉に、瞬時に、カエル型の化け物——ノイズ<フログ>へと変化する。
風に乗った勢いで地に降り注ぐカエルたちは、雑踏へ紛れ込む。 未契約の参加者を見つけては執拗に狙う習性を持った、小手調べには丁度良い初歩のノイズ。 それにやられるような参加者なんて1円の価値もない、願い下げ。
ミッションの出題の前にまず問うのは、 “ルールを把握することができたか、否か?”
せめて、此度の悪夢に並び立つに相応しい参加者たちでありますように。*]
(17) 2017/06/08(Thu) 23時半頃
|
/*
Tips:ノイズ<フログ>
カエル型の最弱のノイズ。
飛び掛かって蹴り付けてくるが、攻撃力は低い。
サイキックを使えない未契約者を執拗に狙う習性がある。
(#7) 2017/06/08(Thu) 23時半頃
/*
地上参加者の役職希望は【村人】or【王子】or【おまかせ】、
死神の役職希望は【見物人】で入村してください。
入村後、独り言でfortuneを振り、出た数をメモに記載してください。
ペアの合計値が低い順に墓落ちの目安とします。
スタート地点は中央エリア内ならどこでも構いません。
地図をご参照ください。
プロローグ中にパートナーと出会い、契約をするところまで進めてください。
1日目の開始は6/11の5:00となります。
その他、設定等はWikiに記載されている内容をご確認ください。
(#8) 2017/06/08(Thu) 23時半頃
/*
入村パスワードは6/9 00:00に、Wikiの編集ページに埋め込みます。
それを以て入村解禁といたします。
事前にキャラチップを予約していた方は、お間違えのないようにお気をつけ下さい。
(#9) 2017/06/08(Thu) 23時半頃
|
――さァ、皆様方御立合い!
終わりを始まりと致しましょう 始まりを此処から紡ぎましょう
報せを合図に始まりますは
なんてことない、死神の遊戯に御座います。
(@7) 2017/06/09(Fri) 00時頃
|
|
さて、お立合いにもご存知のお方はおられましょう 手元に届いた理不尽を 決まりは確認されましたな? 文を見りゃあ参加は強制と思われましょうが 一つだけ、それを逃れる手がありまして。
ほうれ、ほうれ 遊戯がお嫌いであれば、そこな蛙に身を任せんさい。 さすれば、隠れ道へと案内(あない)致しましょう。
(@8) 2017/06/09(Fri) 00時頃
|
|
――――脆弱な魂の消滅を以て、ね。
(@9) 2017/06/09(Fri) 00時頃
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しかし、困ったことに、 小さな蛙の案内致します 隠れ道は狭いものでして。
いっぺん誰かと手ェ繋いでもうたら 蛙はそっぽ向いてまいますから
ええ、くれぐれもご注意を。 遊戯を降りられたいならば 誰とも、手を繋がぬよう。
参加者同士、契約交わせば 其れが、参加表明となってまいますので。
(@10) 2017/06/09(Fri) 00時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
[舞台を降りて早五年 観客席の最後列へ それを越して扉の向こうへ
大音に張り上げていました声は 未だ、衰えることを知りません。
もし、参加者が声を辿ったならば スクランブル交差点を見下ろすカタミ薬局 その屋根の上に、声の主を見つけることでしょう。
黒い羽根を揺らめかせ 扇子を片手に蝶を連れ にんまりと笑って見せますは 此の世ならざる、*死神の姿で御座います。*]
(@11) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
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あらゆる物が流轉するのを見て感傷的になるのは、 物を捉へて その中に入ることのできぬ自己を感じるためである。
自己もまた流轉の中にあるのを知るとき、 私は單なる感傷に止まり得るであらうか。
──私は單なる感傷に止まり得るであらうか。
(18) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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── Barcarole ── [人生を旅そのものであるといった人がいる 一人として同じ人がないように 人生という旅もみんな違うものなのだろう
その日は授業が終わる前から 風が雨の匂いを運んでいた ランドセルを背に外へ出ると やっぱり空は泣いていた
自分の旅はどんなものだっただろうか ふと、そう思うと──思ったよりも何もない
傘越しにポツリ雨音が聞こえる しばらくそれを聴きながら 今日はどうしようかと思案する
これは初めて と会った時の記憶 何故、今これを? そんな疑問は、 水たまりへ落ちる雨粒みたいに消えていく]
(19) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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|
[改めて、思い出すのがこれなのかと その理由が分からないのに思い知らされる
パラパラと軽やかな雨音に紛れて 甲高い鳴き声がした 今にも消えそうなか細い鳴き声が
それは、誰かが用意した段ボール箱の中で 震えて鳴いている弱った仔猫だった]
(20) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[敷かれたタオルも水を吸い、 そばに置かれた傘も雨を凌ぐには角度が甘い
見過ごしてしまおうと思っていたのに 放って置けなくなったのは──感傷だ
何とかしないと、と思ったのが そもそもの始まりであり、そこから今に続いたのだ 決して長いとはいえない──自分の人生の終着点までの]
(21) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
[どうしようと思っていたところに会ったのが 自分よりも年長の少年であることに安堵した
自分の人生を旅に例えるなら何だろう?
年長であるということは、 それなりに頼れる知識か経験を持っている なんて、無邪気に思うこともなかったけど
もし、叶うことならば──舟旅がいい 水路が至る所にある水の都の舟に乗る
猫の扱いから慣れた様子は伺えて そこから後は、いわれる通りに荷物を抱え 通学路の途中にある獣医の門を潜っていた]
(22) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[猫を預けての帰り道、雨は止んでいて 道のあちこちには水たまりの池ができていた
船頭となり行き着く場所まで漕ぎ進み 櫂でリズムをとりながら舟歌を口遊む
雨上がりの空は、まだ青く
振り返れば色鮮やかな虹が見え
──ああ、どこかから舟歌が聴こえる、 伸びやかで軽やかな歌声の──と思って目が覚めた*]
(23) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
『 応、応、元気なようで何より。 あゝ、残念ながら此方は長くない。 最後の最後、剣道師範でありながら 口では述べずに筆にばかり頼ってしまう、 そんな友の頼みを聞いてはくれないか。 何、未だ年の浅い愚息の事よ、構えるな。 只、時折気に掛けてやってくれ、以上だ。 病に侵されてしまって短くないが、 あの子を置いて逝くしかないようでな。 生涯偏屈であった事が今になって悔やまれる。 故に信の置ける君に頼むしかない事、許せ。 』
(24) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[スクランブル交差点の一角。 幼女は興味なさげに虚空を見つめる。
まだ面白いことなんて、何もない。 いきなり上司が介入しては部下の士気が下がる。 だからじっとしているしかなくて。]
……暇。
[年相応のつまらなさそうな声は、ぴょこんと来た影に溶け込む。 フログノイズが、自分を見つめていた。 自分がそちらを向いて首を傾げてみると、同じようにフログも首を傾げて、襲う素振りも見せない。
逆方向に首を傾ければ、フログもまた同じ方向に首を傾けて。]
(@12) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[何度もそうやって遊んでいたのは、他でもない。 暇だからだ。
だが、参加者や死神には、そんな幼女はどう映るか?*]
(@13) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
|
|
[そんな手紙をやった君は、来てくれただろうか。 俺はどうにも人に好かれ難く、ついて来てくれた唯一の有難い君に己の子を任せなければならぬ。 物好きとも喩えるような俺に、それでも友であってくれた事をとても感謝しているのだ。 不甲斐ない事だとは思うが、病床に付いてこれほどまで永い間起きる事が叶わぬとは思わなかったのだ。 そうして。 どうしてかな、まだまだ幼な子の我が子の顔が見えずして、俺は手だけが随分と温かく感じる事を薄ぼんやり思った。
…それから暫くとしない内に、俺は戻らぬ人となる。
それは、少年の物心が付いて数年程度の、まだ分別を何にでも引ける程の齢でもない頃の話、だった。]
[あれから10年少しが過ぎて、あの時の少年は青年となり大学生をやっている。 妻と会話する時間はめっきり減って、けれどそれを責める筈もなく毎日共に過ごしている。
否、青年は薄らと感じ取っている。 剣の道を志し、段を有し、大学に通いながら師範補佐という役割を難なく熟し、家事に於いても手伝わんとする。 その度に、母親は礼を口にしながらも目線を己が子から逸らすのだ。 俺に、見た目の似てしまったその青年から。]*
(25) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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座敷守 亀吉がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(座敷守 亀吉は村を出ました)
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[ このろくでもない世界で必要なものは、 果たしてなんなのか知りません。 ]
[ ただ、このろくでもない世界で、 私が感じるべきものは知っています。 ]
(26) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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― Before Day ―
── だからさ、止めたら? 私もう面倒なんだけど。
[ 『Welcome To Nightmare!!』
地面に転がるオンナノコの前髪を引っつかんでいたら、 地面に落ちる一枚のチラシが目に入った。 うえるかむとぅーないとめあ。 …なんだっけ。悪夢へようこそ? 遠目に見る限りマジックショーのチラシらしいけれど、 今のオンナノコたちにとっては こっちの方が悪夢みたい。 ]
(27) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ サイガワラのちょっと外れた通りだと、 きっと良くある喧嘩。
何で喧嘩してるのかって、…何でだろう。 不良グループ同士だと目が合っただけで 結構拳が飛ぶものなのかもしれない。 特に私は目つきが悪いんだそうだ。 そんなの知るかって話だけどさ。 ]
(28) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ ── あ。手の先のオンナノコが呻いた。 鼻血出てるよ。まあ私が殴ったからだけど。 …正当防衛だって。 ちょっとやんちゃしてた頃よりは、 大人しくなったこの髪を見てよ。 …でも きっとそれすら、 あなたたちは気に入らないんだろうなあ。
舌先で切れた口内を舐めてから呟く。 じくじくと染みる感覚に、 しかめっ面になった。 ]
(29) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ 聖川遼。リョウと書いてハルカ。 サイガワラでちょっと道が逸れた学生なら、 もしくは色々噂を聞いている方ならば、 まあ知っちゃってるんじゃないでしょうか。
"不良グループにいる飽き性な女" とは前に聞いた。あとは知らない。
喧嘩は嫌いじゃあ無いけど、売られたら買うけど、 かといって、好きでも無いんだよなあ。 当たり前のことだけど、痛いし。
何で周りで今殴ったり蹴ったりしてる連れと居るって、 ( あ、今一人倒れた。どんまい。 )
それは、── 今は、置いておいて さ。 ]
(30) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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痛そうじゃん。まだやんの。 そういうの馬鹿って言うんだよ、知ってる?
[ ヒトの身体の仕組みなんて、 偉いオイシャサマに聞けと思うけど、 こんな潰されておいてまだ地面に爪を立てるだなんて、 果たしてなんのための感覚なんだろうか。 ぼんやり考えていたらスカートを掴まれたから、 引っ掻き傷と細い血の痕が残る手でひっ叩いた。
しぶといなあ。 ]
(31) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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……私、飽きた。 あとは適当にやっといて。
[ 掴んでいた前髪から手を離して、立ち上がる。 掴んでいた所為でぐちゃぐちゃに乱れたそれを見て、 私は自分の髪も相当乱れていることに気付いた。
シュシュを解く手が動く度に、 傷口が空気に触れるから、…やっぱり 痛い。 ]
(32) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ ── 後でちゃんと直さないとなあ とか、 悠長にもそんなことを考えてしまったことが、 後から思えば "ああ"なってしまった原因なのかもしれない。 ]
(33) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ 喧嘩に明け暮れる今時の女子高生たちを背に、 公園を出て大通りへと一歩踏み出した、 きっと その時だったのだろう。
一瞬で詰め寄られる そんな足音と、 ドンッ、
と いう、鈍い音と衝撃が背に走った。 ]
(34) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ "── 死ね!" なんて私たちにとって日常の言葉を吐かれながら、 ぐらんと身体が大通りへと傾く。 ]
あ、………
[ 手からこぼれ落ちたシュシュをとろうとして、 尚のことバランスが崩れて、 今度聞こえるのは叫び声。
引っ張られるように横へと視線を遣って ── 何トントラック だろう? それが眼前に迫ってきた、から、 脳裏に過ぎるのは走馬燈じゃあ無い、
もっと別の。 ]
(35) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[ ── あ、死ぬ。 ]
[ そんな呆気ない 私が轢かれる未来と終わり。 ]
(36) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ こういう時って案外身動きが取れないもので、 しかもこうなっちゃった時じゃ無いと、 死ねとか言ってきた奴は謝りもしてこない。 こんなろくでもない世界なんて、そんなもの。
だからさ、 ── うそだ なんて言うなよ。 死ねって言ったのは あんたでしょう。 ]
(37) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ なんて"不幸"な事故!
聖川遼が最期に感じたものは、 自分の身体が鉄の塊に吹っ飛ばされ、 更に潰される痛みだったらしい* ]
(38) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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― 中央エリア:スクランブル交差点 ―
[ ── さて、そう して。 ]
[ コンクリートの上で転がっていた事に気付くのは、 不幸な事故からどれ程経った頃だったのだろう。
雑踏の中、あれ?なんて顔をして、 セーラー服の腹を撫でる。 左右を見渡して、…トラックなんて無くて。 それどころか場所すら異なっていて。
学生鞄の中、携帯が震えていることに気付くのは、 更にもう少し、後** ]
(39) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ 今日も世界は回り続ける。 留まる事なく、立ち止まる事なく。
逆転を望んでも、それが叶うことは決してなく。
嗚呼、なんてすばらしき世界 …… ? ]
(40) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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── ??? ── [遠かった舟歌が案外近いと思ったら 胸ポケットに入れてた>>#2ケータイが 着信音を鳴らしていたからだった]
うわ、マジですか、これ?
[メールの内容を見て、思わず呟く ぶっちゃけ、その内容はよく分からない]
って、俺…死んだの?
[事故か病気か、それとも天災か 百歩譲って事件だったとして全く心当たりがない ないが故に、リアリティすらも吹っ飛んだ]
(41) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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―― 南エリア / 美容院『 Venus 』 ――
[ 軽やかで、鮮やかな手捌きで操られる鋏が、 糸の様な艶やかな髪の間を走り、切る。
―――― サイガワラ区 南エリア。
ファッションビル『 Mey-F 』の隣に在る、 赤と白に彩られた建物、美容院『 Venus 』
“ 全ての女性を女神に ”
そんな謳い文句を掲げるこの店には、 連日、あらゆる女性が訪れる ]
(42) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ そんな中。
一人の美容師が鼻歌交じりに女性の髪に鋏を入れる。 鋏を操る主は、髪を薄い金に染め、 柔和な笑みを口元に湛えていた。
やがて、鋏を入れる手も止まり、 最後の仕上げも終わった後。 客に髪型を見せる為、鏡を持ってきて、にこり ]
どうかしら? とっても可愛くなったわよ!
[ 美容師に負けず劣らず笑顔になった客は、 満足げに頷いて、髪を揺らした ]
(43) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ “ 美容院『 Venus 』には一風変わった美容師がいる ”]
[ そんな話が出回ったのはいつの頃だったか。
ただし、“一風変わった”という 評価が悪評にならなかったのは、 偏に、美容師の愛想と腕が良かったためである ]
ありがとうございました。 また来てね!
[ ひらひらとカウンターから振られる手は、 今しがた“女神”になった女性を見送った ]
(44) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ 今日も世界は回り続ける。 留まる事なく、立ち止まる事なく。
―――― 変わらない毎日が続くと思っていた。
あの日も、そして、今日も ]
(45) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ 夜。帰り道。走り慣れた道。慣れ親しんだ車。 いつもと同じ光景に現れた、ただ一つの“異質”]
……ッ!?
[ ヘッドライトが照らす先に在る“ナニ”か。
それが犬だと認識できたのは、 急ハンドルを切ったのとほぼ同時。
進んだ先。橋の柵。壊れる音に、振動。 ―――― 傾く車体は、重力に従って、落下 ]
(46) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ 悲鳴を上げる暇もなく、落ちた先は、川。 派手な水音。浸水、水没、沈水。
地を走るはずのソレが、鉄の水牢に成ったのは直ぐ。
水圧で押される扉は開かない。 呼気が泡となり、耳を掠める。 命が、気泡となり弾け、消える。
―――― 視界に過る、首から掛けていた銀のロケット。 水に浮き、身体から離れて行きそうになるソレに、 必死に手を伸ばして、掴んだ ]
(47) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ 大事な大事な、火に呑まれた“ 家族 ” その写真が納まっている唯一のモノ。
決して手放すまいと思ったけれど、 水に呑まれゆく命は、
意識と共に、銀のロケットを手放した ]*
(48) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[ Q. 失した命はどこへ往く?
A. 少女が司る悪夢の中へ! ]
(49) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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―― 中央エリア / スクランブル交差点 ――
[ 目が覚める。
横たわっていたのは、水底でもなく、 病院のベッドでもなく、まして、 天国にあるという花畑でもなく。
無機質な、硬い、硬い、コンクリートの上 ]
(50) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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[頭をぽりぽりかきながら すぐに呑気でいられないことに気がついた]
げ、まぢ…か?
[見れば、ウヨウヨいるではないか>>#7
カエルに罪もなければ好きも嫌いもない だからといって、黙ってやられる義理もない
とりま、武器を探そうと あたりをウロウロし始めた
そのうち誰かに会えるかも知れない 何かあれば聞けばいいやと思いながら**]
(51) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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…… なんで、アタシ、こんなところに?
[ 見慣れた街に行きかう人々は、 人一人が倒れているというのに気に掛ける風でもない。
おかしさに首を傾けて、違和感に気付く。 いつも首から掛けているロケットが無い事に。
サッと顔を青ざめさせて、周りを見回している時。 突如鳴り響く携帯電話に、恐る恐る手を伸ばした ]**
(52) 2017/06/09(Fri) 01時頃
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── ある道場にて ──
[其処は、静寂に充ちていた。 先程までは、…この際門下生と形容しておこう、そういった類いの者々で溢れかえっていた筈の。 人の何や彼やとを吸い込んで、踏まれ続けて滑らかになった木の床に、それらの喧噪や体温の名残はない。 冷やりともせず、寧ろ無機質な迄の無温の上には殺風景な程に何もない。
ただ、青年が1人、瞑想の如くに目を閉ざして正座をした姿でいるだけだ。
しゃんと伸ばされた背筋、凛とした佇まい。 その横にあるのは木刀。 刃を模した方を身体の外へ向けて置き、持ち手を己の方へ向けたまま、身体の右側に置かれている。]
…………………。
[朱くなってきた外よりも、明かりの灯されない部屋は一層暗く。 静謐が片鱗に不気味を以つ始めた頃、徐に青年は木刀を掴んで立ち上がった。]
(53) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
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[傾く身体は15度きっかり。 横に帯刀するように手で添えると、す、開かれる目は居ない相手の虚像に視線を合わせるよう動く。
ひと、ふた、み。 前へ踏むその足は殆どの音を立てず、厳かなまでに静かでなければ普通に歩くような歩幅。 其処で木刀を鞘から抜くかのように刃先を空間へと向けると蹲踞の動きをする。
『 獅子の威を以て立ち上がり、 竹刀は浮木のように、 足は水面に泳ぐ鴨の足のように。 』
これは剣道理念というものだ。 字面の通りだが実際行動にするとなると容易ではない、二面性を備え時に応じて使い分けよ、という事なのだから。 青年が虚像と“稽古”を付けるのは1度2度の事ではなかった。]
[青年は剣道師範の補佐をしている大学生だ。 此処より一歩でも外に行けば、就職活動に追われる他の同学年と同じ、只の大学生に過ぎない。 それでも、そんな雰囲気を今の青年から感じ取る事は恐らく難しいだろう。]
(54) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
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[僅かに前へ踏み、同じくらいを退き、木刀の先を相手の刃先の頭に添わせるように僅か横へ逸らし、只管に読み合いを続ける。 一歩を踏み込み、頭を打とうとすれば逸らされる刃先を返すようにしながら籠手打たんとし、そのまま己の身体の前へ滑らせ刃を塞ぐ。 その視線の先に何も居る筈はない。 けれど、青年は確かな何かを見据えて1つ1つを打つ。 そうしている内にも日は更に暮れ、青年は漸く腰を深く降ろすと改めて立ち上がり、三歩を引いて頭を下げた。 同じように15度の礼と、そうして矢張り相手を見据えるような視線を空間に向けて。]
…あつ…… 最近の春は夏に相違ないと云いますか。 桜が咲く頃には暑いと云いますか。
兎角、稽古向きではない気候です、
[防具を付けない袴姿のまま裏口から顔を覗かせれば、“先生”と呼んで慕うあの人は居ただろうか。 …否、居なくとも構う事でもないのだが、時折話したくなってしまう、のだった。]
(55) 2017/06/09(Fri) 01時半頃
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[扨、“先生”が居たのならば話を。 何方にせよ、帰らねばならないのだからと青年は木刀を備品入れとしている建物の裏手に持って行こうとしたところで。
入り口に人の陰のあるのに気が付いては、歩み寄って行く。]
…申し訳ありません、師範は既に帰っております。 私が紛らわしく大変面目無い次第なのですが、 ………、 …いいえ、
[殆ど至近距離に来てから、青年は目を眇めると自然に目付きが険しくなった。 それは、睨め付けているにも近く映りそうな様子で。]
その目です、違うのでしょう。 貴方様は如何様でいらっしゃいますか。
[剣道とは、読み合いの技術でもあると謂われる。 所以はその礼が相手から視線を外さないように行う事が理由として上がるが。 今回ばかりは、それを口にするべきではなかったのだ。 気付くのが事後であるのは、仕方のない事でもあるのだが。]*
(56) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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『…天命にしても、早すぎるんじゃねえのかい。 いつかは来るもんだとしても、 もう暫くは様式美の返事でも聞きたかったもんだ。
君の偏屈も頑固も、 古くから知り尽くしているんだから 態態改まることでもねえのにね。 最期まで君ってやつは、律儀なことよ。
僕に出来ることなら、何とでも…って言いてえが。 大事な跡取りの面倒を見ろってんのは随分な大役だがね、 ……大したことは出来んよ。
そうは言っても、友人の後生の頼みとあらば、 ───引き受けねえ事は出来ねえな。…任されよう。 』
(57) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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─ Day of Remembrance ─
…… 最期まで、らしいのだから。
[ がさ、と開いた書状を月明かりで照らせば、 (きみの名に相応しいように。) 笑い切れない半月の口が歪んだ。
>>24 嗚呼、この弱いこころと云うのが、 病に蝕まれようとも剣の道に生きた、きみらしい、 ──その几帳面な文字にへと、皺を作っちまう。 ]
(58) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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(同じつるぎの道に生きようとも、 ──此の不肖の身と違う輝きに何度焦がれたことやら。 きみは、知らなかっただろう。決して、僕は、 藤花のような女々しい想いは見せまいと誓ったもんで。)
嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな…。
[月しか見えぬ独り身だからこそ呟けたかそけき和歌ごと、 袂の中に秘して、想うものは梔子のように硬く口を閉ざし、 きみと、きみが添い遂げたひととの忘れ形見である子の 成長を(残酷だと想いながら、)
見届けることと相成ったわけだ。]
(59) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[結びに「近々会いに行く」だとか、 「会いに行くまでは斃れてくれるなよ」だとか、 十ともう暫く以前の当時でも時代から遅れていたような 細筆で綴っていた手紙をきみに寄越してから、数日後。
きみに会いに行ったのが、 ほんとうに最後になってしまったのだったか───。]
─── 最後の最期迄、 きみの”友”で居られたと云うの為らば……。
(すでに三十の齢のころでさえ天涯孤独であった身は 上辺以上のつきあいをしていた友をとうとう喪って、 幾度目かの ”諦念” を吐き出した。)
(60) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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( なに、それも悪いことばかりじゃねえのさ。 思えば、諦念ってのは蓋のようなもんだった。 渦巻く醜悪の壺を見せぬための、砦でもあった。 )
[芸に携わるものが演目に己が感情を見せぬように、 化粧だとか、面のように、”言い訳”で蓋をしてきたんだ。 ─── 何事も、”しかたねえ” …ってね。]
(61) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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(例えば、 ひとの娯楽であり、経済であり、それで尚、 演じ手を縛る糸の如き、芸の道に殉じることだとか。 明かせぬたぐいの想いであるだとか。
……”きみ”との約束を果たすが為、 あの子を守れるのならと ”生” すらも 手離して、諦めた”筈”だったのさ。
─── 或れは、然う、 )*
(62) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[自分は何か悪いことをしたのだろうか? 分からない。 ただ、もっとキラキラしたものが見たかった。 桃源郷にもいつか行けたらと願っていた。 自分のことを認めてくれる桃源郷。
それがきっと、自分の中の未練。 でもそれを諦めていたんだ。
……母さんには、笑っていて欲しかったから。
なのに]
(63) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[全てをパンドラの箱の奥底に閉じ込めて
そうして生きようと思っていたのに
神様はなんて、残酷な]*
(64) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
………う、うう?
[スクランブル交差点のどの辺りで 自分は倒れていたのだろう。 喉が締め付けられる気がして咳き込んで 身体を起こしながら軽く喉をさすっていた。 ボンヤリとした頭で辺りを見渡す。 ここは…スクランブル交差点。 こんな所で倒れていたというのに、誰一人 自分の存在が無いかのように歩き行くのを見て ああ、世の中の人は冷たいな……なんて 軽い絶望みたいなものを感じていた]
………ったく、なんだってんだ? 俺は確か、家にいて………?
(65) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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[眉を顰めつつ土埃を払って立ち上がる。 そのタイミングで、尻ポケットに入れていた 自分のスマホが震えたのに気付いた。 習慣的な動きでスマホの画面を確認すると 何やら信じられない事の連ねられたメールが 目に飛び込んでくる>>#3>>#4>>#5>>#6]
………っはあ?! 俺が死に………? 笑えねえ冗談だっつーの。
[一笑に付してそれを読まない手もあった。 けど引きつり笑いをしながらそれを最後まで 確りと確認してしまったのはなぜだろう? その文面を全て、読み終えた頃だろうか]
(66) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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………げ。
[空間から這い出てくる、カエルのバケモノ。 それを見れば、ここが非日常の世界なのかと …つまりはこの文面の通りここが UG、死後の世界であるのかと。 思わず後退りながら、男は視線を巡らせる。
自分と同じよう、カエルを視認し 自分と「パートナー契約」とやらを 結んでくれそうな相手はいないかと]**
(67) 2017/06/09(Fri) 02時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 02時半頃
|
[思い出というものは重要なものだ。
他者と触れ合い、 貴重な体験を記憶することで ヒトとして成長していくのだーとか、 なんとか。うんぬんかんぬん。 ……まぁ、僕の自論なんだけどね、コレ。
要するに、アレだ。 得ることにも、失うことにも。 自分に与えられたことには、 何かしら意味があるんだよ、って話!]
(@14) 2017/06/09(Fri) 02時半頃
|
|
―1st day:中央エリア/十王マルチシアター周辺―
流石だねぇ。仕事熱心だ。
[少し離れた場所から聴こえてくる高らかな同僚の声>>@7に、 鴉よろしく、電灯に腰掛けた青年は、ひとり、ちいさな拍手を送った。 スマートフォンの背中と薄い掌が、ぺちぺち、音を立てる。
その画面に表示されているのは、送られてきた>>15の文面だ。 こちらも全員に向けて、文章をひとつ。 『せんせー、回らない寿司はおっけーですか?』 返答があったなら、それによっては本気を出すかもしれないね。 出さないかもしれないけれど。
ゲームの始まりにも動じることなく、 弄っていた携帯を漸くポケットにしまって、伸びをひとつ。 面倒でも、仕事をすることが存在の対価として僕らに与えられた義務なのだ。]
(@15) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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|
―スクランブル交差点―
[とん。軽い足音と羽音と共に、 信号機の上に降り立った死神は、ただただ穏やかに口元を緩めて。 黒い蛙を増やすでもなく、 ただ、目に止まった先――目立つ髪色をした少年>>51を見下ろした。]
早く、見つけた方がいいよ、パートナー。 そーしないと、何しても無駄だから。
[甘い、なんて誰かさんには言われそうだけれども、 問答無用で少年にけしかけたのは、ノイズじゃなくて助言。 初日だしね。 彼が何か問いたげなら、気が向いたなら答えて、 あとは推し量るように、蛙に翻弄される姿でも眺めていようか。**]
(@16) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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─ 追憶譚・壱 / 或る道場での ─
( まるで、 止水のようだ と思うのだ。 )
[あかあかと空を染めながら転がり落ちてゆく斜陽が、 帳にぽつ、と淋しく佇んでいる。 薄明の月は鮮やかな天織物に隠されて未だ見えづらいころ、 先刻迄は近所に聞こえていた活気も水面の底に沈んでいた。
サイガワラの東に或る稽古場から、 下駄を履いた足を踏み出しては、風を浴びた。 齢にそぐわず若い容貌とは言えど、豊かな黒髪に わずかに白髪の混じった髪を揺らしては、 馴染みの道場に顔を出すのである。]
( ──武と芸、道は違えども、何処ぞは通じている。 竹刀の打ち合う音は涼やかな気にさえなれるもので、 それが響かないのは、ちょいと、……物寂しい。 )
(68) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[でもまあ、 この時間で無ければ邪魔だろうとも、分かっているのだ。 裏口を覗いて見れば、門下生と呼べるもののは 誰ひとり居らず、代わりに見慣れた影がひとつばかり。]
やあ、榴斗君。 ──暑かろうに、精が出ますね。 …このぶんじゃあ、四季が狂っちまうのも何時やらか。
[何年経っても呼ばれ成れない敬称に、
( ……柄じゃねえんだが、 )
と思えども、それを告げたことは無い。それに。 せんせい、と呼ばれること自体は間違っていないのだ。]
(69) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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( つるぎの道は道でも、剣舞の師範代。 それと言うのが、男の肩書きであった。 )
[ 防具だけ外した袴姿に飄々と挨拶をこなしながら、 既に夏物の薄手の着物なぞを纏い出している男は、 はは、と 軽く笑ったあとに、手団扇の真似をやめ。 仰ぐ所作を、帯に差した扇子に差し替える。 ]
(70) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[>>56 そんな夕染ごろの談笑もそこそこに、 備品を片付けるかれを待つために柱へと背を預けては 今は亡き幼馴染のことなどを仄かに思い、]
( ……そろそろ見に来ずとも、 良さそうなんだが、ねえ。 )
[日増しに”友”に似る、 赤日に照らされた背姿などを眩しそうに見送る序で。 そう思ったところでつい訪れてしまう足に笑えぬ癖に、 軽く自嘲の響きを含んで笑ってなど仕舞った、時であった。
見通しのいい道場から、青年の足跡方向を追えば、 ふと、”だれか”居るようで。 遠目からでも剣呑、と察したのはなんと言えばいいのやら、 ───長年培ってきた観察眼…とでも言おうか。]
(71) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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…… どうかされましたか?
[僅に悩んだ末、藤衣の袂をゆら、と揺らし。 からん、と下駄をそちらの方に、転がしたのであった。]
( ……その選択の明暗を知るのは、 それも亦、後の事。 )*
(72) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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— ホテル・サティー屋上 —
[カエルのノイズが、ケロケロ鳴きながら参加者を襲う。 その景色を、手すりに凭れ掛かりながら見下ろしている。
現状を把握できない男が、群れに囲まれ袋叩きにされて、 哀れ、契約もできないまま倒れて、消滅。
これが“ゲーム”であることを理解して、最初にすべきことを判断できない者は、 必然的にそうなるのを、何度も見てきてはいるけれど。]
……おもせぐねえごだ。 演者にすらなれねえなら、帰ぇれ。
[コンポーザーさまから“ご褒美”を貰う条件は、参加者の全滅。 右も左も分からない参加者をただ刈れば、それは楽というものだけど、 一応これは「お仕事」なので。
まずは、ゲームをゲームとして成立させなければならない。 それが組織の決まり事。]
(73) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[この死神のゲームの意義を知ってはいる。が。 それは私にとっては、どうでもいいことでもある。
死神は参加者を襲い、試し、戦い、生き返るに値しない命を刈り取るのが仕事。 故に、参加者を消滅させればさせるほど貰える“報酬”も増える。 だからといって、闇雲に戦いを挑んで返り討ちに遭うという情けない例もあるのだが。
ゲームマスターのみが特別で、私は7日目まで直接手を下すことができない。 それが億劫であり、決まってハイスコアを残してきた成績優秀者としては萎えるところ。 コンポーザーさまからの直接の指名だもん、仕方ないけれど。
少しは刺激となる参加者が現れてくれるだろうか?]
(74) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[虚空に手を伸ばし、宙を掴む。 手を開けばそこに現れる携帯端末。 >>@15反応が来ていたので、何気ない所作でそれを操作。]
『回らないお寿司、いいですね』 『大トロになるかカッパ巻きになるかは、あなたの働き次第☆』 『あ、私はウニ派です』
[回らないお寿司の値段が、んー万円だとして。 何人消せば食べられるかな? などと、年上の死神メンズから飛んできたメッセージにより、意識を食欲へと持っていかれつつ。
遠目からでも目立つ深紅色の、奇抜な格好を隠そうともせず、 2本に分けて縛った両の髪を風に揺らしながら、カエル溢れる中央エリアをただ見下ろしているだろう。**]
(75) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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水は流れなければやがて澱み、腐っていく 人もまた時に流されて行き、いつかは流れ着く
それが長いか短いかは関係なく、 ――ただ、終着点が存在する事だけは、等しく在る
(76) 2017/06/09(Fri) 03時半頃
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―帰り道―
[雑音が多いと、周りの音を拾ってしまって、 聞きたい音を上手く聞き取れない時があった。
人通りの多い道。 隣を歩いている彼女の声も、 雑音にかき消されて上手く聞き取れない。
他愛のない話なら曖昧に相槌を返す所だけど、 彼女の顔が少し真剣だったから、 ちゃんと話を聞こうと、訊き返して。]
(77) 2017/06/09(Fri) 03時半頃
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[会話に気を取られていたのだろうか。
曲がってきた車がそのままこちらへと 突っ込んでくるのに気付いた時、
幸いにも、隣にいた彼女を 遠くへと突き飛ばす事はできたけれど、
僕の身体はそのまま車に跳ね飛ばされ、 地面へと強く頭を打ちつけ。 まるで何か後ろに引っ張られるかのように、意識が途切れた*]
(78) 2017/06/09(Fri) 04時頃
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[人の於母影さえも失せた道場の床が古びた木々特有の軋んだ音を上げる。 いつから見ていたのか、などとは疑問に上る事もなく、裏口に先にある見慣れた黒髪の姿を眩しげに見つめた。>>69]
高々1日と軽んじて欠かせば、 それを取り戻すに3日、と云いますから。 お疲れ様です、先生。
[青年にとって、目の前の人が父の友である事は余り記憶になかった。 ただ、何かと気にかけてくれる、第2の親とも謂えそうな人であった。
その人が、剣舞の師範代であるのは既に知っている事とはいえ、武を芸に昇華するのは容易い事ではない。 武で並みの腕があろうとそのまま芸にする事はできないのだから。]
(79) 2017/06/09(Fri) 04時頃
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[夏物、だろうか。 一っ風呂浴びたのかと誤解を生みそうな、雫を毛先に滴らせる己の姿とは反した様子に、青年は笑いかける。]
ええ本当… 何時ぞ春秋が失せそうです。
[袴に夏物などない、というよりは防具を付けていないだけ未だ暑さは幾分緩く、これが夏の装束とも言えた。 軽く笑って、手で扇ぐ所作をしていたそれが扇子に置き換わるのを見遣った。 納涼としているよりは、これが先生だと思っている。 尤も、この人は何を纏っていようとも常々涼やかに思えるような様子しか知らないが。
先生の舞を観に行きたい、と云い。 明後日、試合の1審役を任されているのです、と報告もあり。 師範では食っていけないだろうか、と現実的な話題も口にしながら。
地平に去ってゆく朱色が急かすからと仕舞いに行きかけたところで入り口へ足の向きを変えた。 見慣れない人陰を見るのが珍しくもないからこそ。 そうして、誤った時刻にやってきては青年に追い返される者が過去にいたからこそ、警戒が疎かだった事は否めない。]
(80) 2017/06/09(Fri) 04時頃
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[剣呑、そう形容されるのも致し方ないような。 その刹那に、から、軽い下駄の音が鳴る。 それに、ほんの僅かに意識を逸らしたのと一閃煌いたのは同時の事。 白に、緋色は厭に映えた。]
……っせ、先生、 来ては……
[逃げなければ、と思ったところで、もう随分近くにある下駄の音ごと、その藤衣の姿を押し遣らんとして。 少し足らなくなった身体は思うようにはゆかず、その身体を掠める事なく、後ろにかけた体重ごと蹌踉めくままに姿勢を崩した。
即刻意識を失ったではないが、それでも身体を起こして逃げるだけには足らず。 尤も、逃げる訳には行かなくなったのが大きいとは謂えど、既に怪我を負わせた者が逃される筈もなく。]
[後は、 ──嗚呼、最早想像に容易い事だ。]*
(81) 2017/06/09(Fri) 04時頃
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── The place of illusion or ... ? ──
…っは…… あ、あれ、……?
[青年が意識を取り戻したのは路上。 肩口に手を宛てがったところで血濡れてなどおらず。 その様子に何を誰も口にするでもなく人々の喧騒が通り抜けてゆく。
それは、まるで、遠く遠く、関わりを持つ事もないような違和感のある距離感を往く。 片膝を突いて姿勢を起こしたところで自身が道場の時の姿のままである事に気が付いた。 この格好が目に留まれば何かしら反応があるべきだろうに、それさえなく、人々が歩いてゆく。 黒い何かが地面の上で音を立てていた。>>#2]
…けーたい、と、皆が言っていたよな… だが私は左様な物は持ちえぬ身であるし…
いや、失せ物であるなら届けるべきか、
[それを拾い上げる時に、序でに落ちていた木刀も手にして。 浮かび上がっていた文字に、これ以上ないほどの顰め面をする事になる。]
(82) 2017/06/09(Fri) 04時半頃
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あ、 あんだー…ぐらうんど… りある、ぐらうんど… 死神のげーむ、に、えんとりー…
[青年は横文字というものが苦手だった。 率直に謂えば、英語は勿論、片仮名を読むのが随分遅い類いの人種だった。 現役大学生でなければ、きっと英語に関しては読む事もままならなかったくらいには苦手だった。]
…ぶるー…すかる、
……ええい面倒な! 何故片仮名を直ぐに並べるのです!!
[歳不相応限りない発言をするや否や、きっ、と睨め付ける先は、いつからか現れた蛙たち。 掴んだ木刀を構える青年は、道場でそうした時とはまるで雰囲気が違った。
喩えるならば何処か獰猛としていると謂おうか。 或いは粗削りの様子が窺えると謂おうか。 兎角、青年を知る者なら技量ではない別の側面で洗練を欠いた風に映った事だろう。]
(83) 2017/06/09(Fri) 04時半頃
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―スクランブル交差点―
[いつもの着信音と振動に、目を覚ました。 縞模様の、コンクリートの上。 頭に知らずのうちに触れながら、身を起こす。 未だ胡乱な頭ながら慣れた手つきで携帯を操作する。 メールを開いてその中身を目にすれば、一瞬で、覚醒した]
……死んだ。僕が…? …あれは、夢じゃない……?
[一連のメールを二度、確認して。 ――死んだ、と言うのはどういう訳か、 どういう訳だか、ぼんやりと納得してしまえるような。
記憶を呼び起こそうとするも、 >>17ゲコゲコというカエルの声が耳に入って中断された。]
(84) 2017/06/09(Fri) 04時半頃
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[青年本人はそんな事には露程も気が付かず、…抑も失ったものに気付けるものかと云う話でもあるのだが取り戻せと謂われてもそうそう戻りはしないのだろうし。 そのままに状況の飲み込みを始めていた。]
これが化け物であるなれば。
則ち、今、私に戦い得るだけの。 “契約”なる手順を践む迄は往なせ、と。
[ノイズ、サイキック、といった片仮名を、今ばかりは読むのを諦めた。 そして、木刀の刃を返して飛びかかってきた蛙の軌道を僅かに逸らすと、身を翻して駆け出した。
撒ければ上々、無理でも契約してくれるかもしれない人を探さなければならない、と。]**
(85) 2017/06/09(Fri) 05時頃
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[成程確かに雑音<ノイズ>、等と考えてる間に、 じりじりとカエルは近寄ってくるようだ。
雑踏の声やら>>@11朗々と響き渡る声に意識を取られながらも、 目は>>51ウロウロする見知った姿を捉えていた。 それは人混みの中、見失いそうになる。
ナオ!
[人や黒いカエルを避けながらそちらのほうに駆け寄って、 探し出せたなら、はぐれない様に手を取ろうとするだろう。 人違いかも、とか、そういうのは混乱の中で頭の隅に 追いやられていた。**]
(86) 2017/06/09(Fri) 05時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 05時頃
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[王の話をしよう―――
―――嘘です]
(@17) 2017/06/09(Fri) 06時半頃
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『はーーーーマッジで素材落ちねーー世知辛。マジこの世is世知辛。早くスキルマにしたいのにさーー蒸しパンと爪マジ落ちねーーお前らほんとは持ってんだろちょっとジャンプしてみろよおいこら。ついでな石も落とせこら。 あっやべあと1分でこっちの体力満タンなるじゃん。はーーー俺の担当今日も可愛さ爆発しすぎて辛い。いや担当以外も魅力的なのは分かるけど。このお澄まし顔ひたすら指でつつきたい読んでる本になりたいクッションになりたいなーにが山登りだやるなら目指すはテッペンだろわかってんだよ。 あーアイドルといえばこっちもプロデュースしないと。はーマジこの学園闇と絶望入り混じり新しい風が希望と愛を運ぶこの世の汚さと美しさを箱詰めした愛憎入り混じり学園。こんな高校ねーよ。なんで普通に自殺者弔う墓標あるんだよ学園に。闇だわ。 ていうか新しく始めようとしたこれまだメンテやってんの?長くね?メンテ記録更新目指してんの?頑張って??』
[以上、ビルの屋上に座り込み無心で携帯をタップする青年の、終始声には出さぬ残念な独り言である。 ――とどのつまりがこの男、ソシャカスであった]
(@18) 2017/06/09(Fri) 06時半頃
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[ むく、と顔を上げれば、いつもと変わらない、ただの街 ]
…ん。
[ 目をこする。長い、永い眠りから目覚めた身体は徐々に覚醒を始める。 いつも側にいた、「何か」に目を向けようとするが、途端に空虚な感覚に包まれた ]
あ、れ?
[ 何故私は自分の隣を見たのだろう。そこに な に か いた、のだ、 ろうか ?]
(87) 2017/06/09(Fri) 07時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 07時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 07時頃
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[シャンシャンしていれば、無慈悲にもメッセージ>>15の着信を伝える通知が画面を支配する]
(ファーーーッライブ中の通知is大罪!!汝は竜罪ありき!!!)
[側から見ればびくりと小さく身体を揺らしただけだが、決して音にならない叫びを胸の中だけに木霊させてから致し方なく文面に目を通す]
『とりあえず十連分の詫び石希望』 『っても俺戦闘員じゃないからまぁ乞わないご期待』
[慣れた手つきで手早く打ち込み、ついでに諸々のアプリも終了して端末をしまう。 非戦闘員且つソシャカスにしては身軽な動きでひょいひょいと軽やかにビルとビルの間を飛び移り、適当なところで飛び降り着地。 下界ではカエルによる始めの参加者振い落としが既に始まっていた]
(マジ草生える)
[地獄絵図、とまではいかずともなかなかパンチの効いた光景を、フードを被った男が一人、呑気に壁に凭れながら眺めていた**]
(@19) 2017/06/09(Fri) 07時頃
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都会の熊さん。
[そんな名称でいつか呼ばれる男は、 高い上背、 厚い胸板、 少し異国めいた顔立ち。
好きなものは、 コンビニのペッパーチキン(真空パック)]
[長く伸ばした前髪は若白髪が混じりすぎているけれど、 あご髭を長い節だった指で弄りながら、 はにかんで笑う。
ええと、すいません。 さっき、プリペイドカード忘れまして
なんて、言っていた時かもしれない]**
(88) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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― スクランブル交差点 ―
[ スクランブル交差点。 倒れている人間の魂たちを、信号機の上から見下ろす。
命がどこから来て、どこへ行くのか。 今ここに倒れている人の姿をした魂たちが どこで何をしていたのか、 何を失ってここにいるのか。 ]
……。
[ 口に銜えた棒付き飴を音を立てて噛み砕く。 そろそろ開始の時間だ。 ]
(@20) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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[ メール音が手元の端末に届く>>15 送信元がどこかなど、確認するまでもない。 思い浮かべるは、今回のゲームマスター。 ケーンを手にした魔術師の少女。
あの女とはスコアを競い合うようになってそこそこ長い。 今回のゲームもきっと、楽しませてくれるだろう。 口の中に残る甘い欠片を舐め溶かしながら 小さく笑みを浮かべる。 ]
(@21) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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[ 少し離れた場所、 この交差点を見下ろす薬局の上から朗々とした声が響く>>@ 元は舞台役者だったか? 相変わらず派手な奴だ。
そこから更に少し離れた先にも見知った人影が見える>>@15>>@18]
(@22) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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『ようやっとかよ田舎娘。 あーいや、今回はゲームマスターか。悪いな笑』
[ 手にした端末で いつものように煽り半分の言葉を返してから、 顔を上げて交差点のほうへと視線を向ける。
そうしてふと顔を上げれば、 魂の誰かと目があったかもしれない。 そのときは、よおと軽く片手を挙げて挨拶をしてみせようか**]
(@23) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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いっけなーい! ちこく ちこくぅ!
(@24) 2017/06/09(Fri) 08時半頃
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[ そんな声を上げて、内股気味に走る少女は、 黒一色に身を包み、首元をパールで彩った。
ワンピースから伸びる足まで、 黒いストッキングに覆われたその姿は、 賑やかな様相を呈するサイガワラ区では浮いており、
事実、彼女の足もまた、地からは少し浮いている。**]
(@25) 2017/06/09(Fri) 08時半頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
(………何だ、あいつ?)
[自分とパートナー契約を結んでくれる"誰か"を求めて 視線をさ迷わせているうちに
(そも、契約とは?とは思うもののやるしか無い、 そうなのだろうとこの異様な状況に思う以上に 素早く順応はできたようで)
異様なものをもう1つ。 信号機の上と言うありえない場所から>>@20 この異様な中、それは日常風景のように 軽く片手を上げ挨拶をしてくる姿。>>@23]
(89) 2017/06/09(Fri) 09時頃
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何なんだ、アイツ………?
[生憎、此方には手を振り返す余裕はない。 そう言えば死神のゲームであり>>#3 死神があらゆる形で介入してくるともあったが>>#4 彼は必死にパートナー契約を結ぼうとする参加者にも 況してや生きている人間にも思えない。 既に契約を終えた参加者か、あるいは。]
アンタが……死神? っうおわ危ねえ!!
[カエルに飛び掛かられて咄嗟に避ける。 此方の問いかけの声は届かなかったかも知れない。]**
(90) 2017/06/09(Fri) 09時頃
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―中央・カタミ薬局屋上―
[少し高いだけでも、ま、よぅ見えるモンでして。 目覚める魂が一つ、二つ。 目立つ黒羽が一つ、二つ。
ぴこり、報せ鳴らす端末を取り出しますと まぁなんと、腹の減る話題。>>15>>@15>>75
『寿司もええな。美味くて腹一杯なるんやったら何でもええわ。』
大食いの腹は、寿司程度じゃあ満たされませんが。 舌先くらいは満足しましょう。]
(@26) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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『赤頭巾には、魔法のカードのが良さそうやね?』 『まぁ頑張りましょうや。』
[スマホゲームとやらは、僕も手ェ出したことありますが。 なんせ、運が良すぎるモンでね それに没頭してはる赤頭巾さんは>>@19 密かに、応援はしてるんですよ、ええ。
喧嘩するほどとはよく言いまして 煽り言葉もいつものこと>>@23 ほんま、仲のええことで。微笑ましいわぁ。]
(@27) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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髪良ーし!身だしなみ問題無し! 化粧崩れは…無し。装備状態オッケー! 大丈夫、私可愛い!今日も可愛い!
[手鏡の前。 軍隊の号令のような力強い掛け声が響く。
彼女の装備は、武器に銃剣… ということは勿論なく 口紅・付け睫・チークにシャドウ。 耳元には、白い小さなイヤリング。]
…やだ、跳ねてる。
[慌ててピンを一本追加。 色の薄い髪の毛はしっかりと編み込み、 清潔感を重視してアホ毛など許されない。 肩こりの元凶である胸も、この時ばかりは立派な防具。
メインの鎧が、コンビニ制服一択なのは残念だったが戦場の特性上、仕方ない。]
(91) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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今日は来るかな…逢えるといいな。
[ポケットに忍ばせたスマホの待ち受けは、 大好きなあの人の画像。 山図川(やまとがわ)大学2年生 三留陽菜(みつどめひな)は、恋の戦場で戦う戦乙女だった。
―――今日、この日までは。]
(92) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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―セブン・トゥエルブ サイガワラ駅前店―
[今日の占いハッピーカウントは大はずれだ。 大ラッキーってあったのに。 あの人は休憩時間中に来て、既に帰ってしまったらしい。
超ブルーだ。快晴だけど、心の中はどんより曇り。 売り物の雑誌を整え、ため息を一つついたところで、声をかけられ振り向く。 笑顔笑顔、営業スマイル忘れずに。]
(93) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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―――……
いらっしゃいませ! プリペイドカード、ですね! 確認致しますので、少々お待ちくださいませ。
[カード。カード。 引継ぎで、そういえば聞いていた。 レジ下にある、お客様用忘れ物置き場。 そうかあれはこの人の……
思い出すことに集中していた為、周囲への意識が逸れた。 近づく轟音と大きな影。 気がついた時には、目の前にあるはずのない景色。 猛スピードで突っ込んでくるトラックの姿が…**]
(94) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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さて、と。
[端末を隠すように握りまして、手を開けば そこには愛用の扇子一つ。
死神は、無暗に参加者を始末するわけやありません。 決まりを確認する間くらいは待ちましょう。 震える端末を手に取りましたか?>>39 送られた文を読みましたか?>>52
それらが終わった様子ならば 僕からも、贈り物を致しましょうか。]
(@28) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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[――――パシィン!]
跳梁、跳梁、呵々大笑 げこり笑うて飛び出しますは
[ パシィン!]
目下嘲る、雑音でございます。
(@29) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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[閉ざした扇子 上手いこと腿に打ち付ければ そりゃあええ音がするもんで。
屋上から、蛙が次から次へと飛び降ります。 参加者たちへと降り注ぐよう あるいは、そこへと真っすぐに向かうよう。
遊戯のお約束と言えましょう。 都会に似つかわしくない蛙の輪唱
蛙に囲まれ潰されて 隠れ道へと案内されます参加者とて 僕らにとっちゃあ*見慣れたもの*]
(@30) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 12時頃
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『仕事中のソシャゲは自己責任です』 『爆死(文字通り)しないように、お気をつけて☆』
[>>@19どうせまた夢中になっていたんだろうと、詫び石の文字で全てを察してみる。 公演中は携帯電話の電源をお切りください。 ……とまでは言わないけれど、集中力に欠けるのはギルティ。
ソシャゲは少しだけ齧ってみたものの、時間に追われる生活のためあまりできていない。 時は金なりというのは、何ら間違っていない。
それにしても、ああ、彼はいったいいくら注ぎ込んでいるのだろう。 まさしく娯楽は経済である。]
(95) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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『お待たせしましたね』 『今回はハイスコアをお譲りしますよ、流石に』 『張り合いがない、とか言わないでくださいね?』
[>>@23軽く煽り返す。 死神同士、彼と成績を競い合うことはいつものことだったのだけど、今回はそれもできず。]
『あっ、田舎娘とか言わないでください』 『“サイガワラ生まれの美少女魔術師!”って、こないだ雑誌にも載りましたもん』
[代名詞は聞き捨てならなかったので、2倍速で返信。 頑張って標準語を使ってはいるものの、舞台以外では素の訛り口調を漏らしてしまうこともよくある。 しかし、私の出自はサイガワラであると主張して止まない。
……サイガワラの外で育った記憶は無いのだから、間違いではないはずだ。]
(96) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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[>>@26>>@27華月斎さんも加わり、なんとも平和な死神トーク。 すぐ真下では、雑音による愚者の駆逐が始まっているのにも関わらず。
華月斎さんは、元々舞台にいた人。 今は身を引いたと聞いているけれど、その“魅せる”ための技術は、衰えを感じさせない。
私が魔術師として生きて行くために、技術を欲した時期。 彼に師事を仰いだことも、あったかもしれない。**]
(97) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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はは、───そりゃ、違いない。
[ 一日の無精が、と迄は言い過ぎなのかもしれねえが。 その無精も埃や錆のように積み重なるもんだから、 強ち侮れねえ教訓な訳だ。>>79
─── 「きみもお疲れ様です。」と、 扇子を弾くはずみ、ぱん、と打ち鳴る。 ]
…嗚呼、だけどもねえ。 『過ぎたるはなお及ばざるが如し』なんて 言葉もありますから。
─────、 倒れない程度には納めて下さいよ?
(98) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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(第二の親だと言うにも、 彼の母親は未だ、健在であった筈だ。 この口からじゃあ、烏滸がましくて言えなどしないがね。
……嗚呼、でも、正直に認めちまおうか。 子どもが居たとすれば、このような気分なのだろうな、 とは思うもんさ。 ) [幼い時分は此処で武の道を嗜んだ事もあったとは言え、 今は長らく、舞としてしか触れていない。
研鑽の道に通じながらも、 武を芸に昇華するのが難しいのとは反対に、 芸を武に昇華するのもまた、そう容易でも無いもんだから。 …武道として竹刀を振るった時は、今じゃ、 間違いなく彼の方が上だろう。
頭からぬるま湯でも浴びたように湿り気を見せる髪が、 外気から入り込んだ赤光を吸い込むさまへと笑い返した。]
(99) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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(タオルのひとつ持ってりゃ 気の利いた真似でも出来たんだが、生憎と 持って来るのを忘れたことを、茹だる梅雨際の空気に 後悔でも紛らわせながら、扇子をはた、と仰ぐ。)
…やあ、そんな事になったら。嫌だねえ。 四季の風流があるからこそ、此の国は美しいのに。
[涼やかに見えると言う為ら。 舞手たるもの、演目の間は暑かろうと寒かろうと、 顔に出さぬようには勤めるものだからこそ、 振る舞いが染み付いているからこその賜物だろう。
では、今度お招きしましょうか、だとか。 そりゃ大役、頑張って下さいね、だとか。 きみの力量次第じゃないかい、だとか。
扇子のひらめきと共に揚々と交わす会話で以って、 西日の中に見送ったのが、きっと過ちだったんだろう。]
(100) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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[桐下駄がから、と鳴る。 閃く銀色が、あか、と夕陽を照らし出し、 別の色に染まり、血を喰むまでに何某かを叫ぶよりも ひん剥いた目と一緒に地を蹴っていた。
手に持ってた扇はどうしただとかそう言う記憶も無く、 半端伸ばした腕は、袂が揺れるだけ。 白を染める緋色の染料が緋桜の如く飛び散る中、 蹌踉めく体を支える事も出来ずに、崩れる音がした。]
(斜陽の中、何もかもが赤く染まっている。)
(”きみ”に任せられたと言うのに、──嗚呼、情けねえ。 こんな事であれば、もう少し武道も嗜むべきだった。)
[「きみこそ、逃げるといい。」 怪我の具合がどうだとか、そう言うのは見えてねえんだ。 ただ、その白い火が消えることだけはどうにも避けたくて、 武道の心得なんか遥か昔に置いてきたもんが割り込めば、]
(101) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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( 如何なるか、なんて当然の帰結だろうよ。 )
[ ───暗転。 ]
(102) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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(……人生八十年の、その半生。 の、更に半生。ひとの為に生きてきてばかり、 それも良いと思ったからにゃ、しかたねえ。 ただ、 あっけねえもんだ、なんて死に目に嗤って、 せめてきみの忘れ形見にだけは、と思うくせに。 「……悪いね」なんざ言える口は、 死して当然なのかもね。 )
[女みたいに醜い執着ってもんを隠す為、 被せて来た諦念の蓋は、生すらも斯様にして放り投げた。 嗚呼、なんぞ報われぬ、 ”すばらしい” 世界!]
(103) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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( 果て。 ちっぽけの男の前に つう、と、糸が垂れたとして、 果たしてそれは、蜘蛛の糸なんでしょうか、
それとも唯の── 悪鬼やら獄卒の釣竿なんでしょうか。 )
[ 答えを今の僕が知ることは無い。 ──そりゃあ。何故って、 ]
(104) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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─ ─
(雑踏が聞こえる。) (瞼を開ければ、人、人、人。)
[ 見慣れたようで見慣れぬ街。 男は記憶にある──”二十数年前”の地形だかと、 目の前にあるコンクリートジャングルを照らし合わせて 白髪の混じりなど無い濡れ羽色の髪ごとを、 かしかし、と雑破な手癖で掻きながら傾げた。 ]
(105) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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── 中央エリア / 十王マルチシアター前 ─
…… 一体、ここってえのは…。
( サイガワラ、だよなぁ…? )
[ 大きく丸まった瞳硝子の礫と言うのは 眼前にどん、とそびえ立つ巨大施設に釘付けられる。
その入り口手前の。 催しものの貼られた告知板のガラスケエスの中には、 「仰天!エジプトの神秘とメジェドフェア」のような イロモノだとか、或るいは手品のたぐいと見受けられる 横文字が並んでいたりするのだが、───。 ]
(106) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
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|
(こっちのが仰天だって話だよ。 それらすべてどころか、こんな建物に見覚えがねえ。 別に外に出ないほど箱入りでもなけりゃ、 告知のビラの場所は「サイガワラ」と書いている。
人っ子ひとりこっちを見ないのはまだいいが、 人混みの装いも見慣れんばかりになっている。 ……果ては、頭でも打ったか。
嗚呼、でもよ、 ”死んだなんて心当たりは一切ない”。 ───そうだとは、一切合切思わない。)
(107) 2017/06/09(Fri) 12時半頃
|
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[ もしもの話をするとしよう。 ]
[ 不思議なことに転がる私を無視する人々の中、 震える携帯をまっさらな、 ─── まるで喧嘩が無かったかのような手で拾い、 『あなたは死にました!』
なんてメッセージが送られたら、の話を。 ]
(108) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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|
は?
[ 返信の代わりのお返事。 差出人には届いているんだろうか。
でも、これは死への疑問じゃあ なくて、 ( 何せさっきの記憶は轢死の瞬間だし ) なんで勝手にこんな、 あとに続くゲームがどうとか、パートナーがどうとか、 なんてことに、というもので。 ……聞いたところでこっちも差出人に届くかどうか。
悪戯、と思わなかったのは、 トラックに吹っ飛ばされた衝撃じゃ死ぬよな、と 他人事のように感じたからだ。 ]
(109) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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[ 五体満足で立ち上がる。 折れてないし曲がってもいない身体は、 瞳は、耳は、 ]
[ 遥か屋上を舞う蝶と、男と、 そりゃあ通る声の笑いを捉えて、 ─── 誰?
と、問いかける余裕もなく、 無数の蛙が飛び込むまで 柄にもなくぼうっとしてしまった。 何せ、死は理解できても 意味のわからない状況は理解できない から。 ]
(110) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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[ 咄嗟に蛙の背を平手打ち。 地面へ叩きつけたけれど、 ……効いたかは知らない。
掌には打った痺れが僅かに伝わってくる。 蛙がどうなったかまでは見ず、 再度あの男を見上げた。 ]
─── 降りてきたらどうなの!
[ 睨む。 要はお返ししてやるという意味だけど、 返事はどうだったか。
─── この間にも "もう一人"へ蛙が向かっていたなんて、 やっぱりこの時の私は、全く知らない* ]
(111) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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[ さて さて。 "雑音"の中ではありますが。 ]
[ それではひとつ、問答といきましょう。 ]
(112) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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[ Q.聖川遼のエントリー料は? ]**
(113) 2017/06/09(Fri) 13時頃
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( 「狐に化かされた気分だねえ」、と。 言葉調子ばかりは悠長に気取ろうか。 )
[──と、まあ。 ようく分からぬことになっている、知る街の状況に 後回しにしていた懐の違和感が膨らんだのは 「はあ、」と分けも分からず、前後左右も唯の勘、 桐下駄でアスファルトを打った時だ。
………(聞き鳴れている筈だが、) 聞き鳴れぬ電子音にぱち、と瞬く。
摘んだのは黒い板。──有り体に言えば、携帯端末。 貸し出されたものとは違って、使い慣れたものであった はずだったが、今の男には見覚えがないものだ。]
(114) 2017/06/09(Fri) 13時半頃
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[ ───時計が全て早回しになったような時空、 けれども真のところは全く以ってその逆だ。
元より四十後半にしては若かった男の身形は、 今では「先生」と呼ぶ彼と同年代と言っても違わない。 顔立ち自体は変わらぬ上、男の好む藤衣と良い、 男を知るものからすれば分からぬ事はないだろうが。 男の方からは分からぬものだ。
……と言っても、時がエントリー料ってワケじゃあない。 あくまでもそれは、”副産物”。]
(115) 2017/06/09(Fri) 13時半頃
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如何やって使うんだ? ……こりゃ、
[かの、友人の子息とは違って──。 同じ古式ゆかしい世界に身を投じるものとしても、 機械音痴と言う訳でも無かった男ではあるが。 知識を喪えば、見慣れぬ薄い板に疑問符が浮かぶのも、 至極当然のものである。
丸いボタンめいたものを押せば灯るモニターに 電子機器のたぐいか、とは悟るものの、 捻った首は更に弧を描くだけ。
(───後回しでいいかねェ?)
翻した足は雑踏に紛れるように 自然、スクランブル交差点の中に紛れるのであった。 全く以て宜しくないことにも気づかぬまま、 >>@28演技じみた芝居調子の声と、扇子の乾いた音が 空に響けば、響き返すは蛙めの輪唱だ。]
(116) 2017/06/09(Fri) 13時半頃
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( は 、と頭上を仰いだのなら >>17薔薇の残り香を醸し出しながら、 雨すだれのように落ちてくる”雑音”。 )
……ははあ、 よく分からねえってことだけは分かったが。 説明のひとつふたつ、して欲しいもんだ、ねッ。
[咄嗟に襲う素振りを見せる両生類に、 帯に差していた、閉じた扇でぴしゃりと叩いて退けた。
尚、説明と言うのは。 ご丁寧にもされている既に訳だが、 読まなかっただけである──と言うのは扨、置くが、 未だ把握の出来ぬ男はから、と下駄を鳴らして弾きながらも 民衆がこちらどころか、あのカエルを一瞥もくれないことに 漸く気づいて、怪訝を抱くのだが。]
(117) 2017/06/09(Fri) 13時半頃
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( ───が、それも直ぐさま、 執拗に踊る影に「しつけえなァ」と苦く笑って 目を離し、──見覚えのある顔がひとつくらい。 「 …… ねえもんかね、 」
と、黒曜の双つ瞳でぐる、と周囲を見渡す。 )*
(118) 2017/06/09(Fri) 13時半頃
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[此方へ向く視線があれば>>110 にぃと笑うのは、癖のようなもの。 そうでなくとも、僕の顔というものは、 常、笑みの形をしておりますが。
叩き落された蛙ですが 文にもあります通り>>#6 未契約者の暴力は、雑音にゃあ響きませんで。
げこ、げこり げこげこり 地ィ這うような鳴き声が、僕の耳にまで。]
(@31) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[幼少より重ねた稽古は 刻みつけられた数多の癖は 何より、身体が覚えております。
乞われれば、教えることもやぶさかではありません。 とはいえ、僕の自論としましては 下手にかっこつけるより、その人自身を魅せるべき、と。
いつか、魔術師の子へと伝えたのも>>97 彼女自身と、その術を、最大限に魅せる最低限だけでございました。 それさえ差し出せば、自ずと技術を磨いてくれるでしょうと。
それと、もう一つ 楽しむことを忘れない、くらいで。]
(@32) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[ええ、ええ。 楽しむことを忘れられないのは、僕の性で御座いまして 少し乱暴なお誘いとて>>111 嗚、愉快で仕方ない。
からと鳴らします一本歯にて 屋上の縁へと踏み出しましょう。 くぅるり、彼女へと背を向ければ 派手な羽織が風に揺れます。
演目とするには地味ですが 公園とするには短すぎますが 降りる、その一つの動作にも 何かしら、面白さを求めてしまうのです。]
(@33) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[真横に差し出す腕。 左の指先までもぴんと伸ばし、右手には扇子を持ったままに ぐらり、揺らいだ身体。 屋上から、真っ逆さまに。
落ちる最中にも、少女へと蛙が飛び掛かるのが見えまして 次はどないしはるんやろ。 そんな好奇心さえ、湧いてまいります。
着地に、背中の羽根は必要ありません。 欲張りすぎた舞台人は、あれやこれや手ェ伸ばしてまして 運動神経は、人並み以上と自負しておりますから。]
(@34) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[地面まで身の丈一つ分。 薬局の壁を蹴りまして、 そのまんま、身をひねってしまえば ふわり広がる羽織に、蝶がひらり寄り付きます。
落下距離の割に、一本歯の鳴き声はえらく穏やかに。 膝を柔らかぁく曲げて、というのは、舞踊の基本でしたか。 着地の一瞬は、少女から目を離しておりましたから 三日月に細めた黒を、彼女のいた方向へと。
さて、さて その人は、演者たるに相応しいか、否か。 少し*見させてもらいましょ*]
(@35) 2017/06/09(Fri) 14時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 14時半頃
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── スクランブル交差点 ──
[武器を探してウロウロしていると 見覚えのある場所にいるのだと気がついた 行き交う人々がもしも見えたとしても幻
否、自分こそが幻なのかもしれない
既にもう死んでいて死神とやらのゲームの盤上に 立たされているのだとすれば]
おお、なんか誰かが飛んでる
[ゲコゲコと夜中の田んぼかよここはみたいな そんな音と見える景色はヘンテコ過ぎて
何が起きても、驚かない
どこかのほほんと──物見遊山感覚で歩けば、 犬が棒に当たるが如く摩訶不思議にしか遭遇せず]
(119) 2017/06/09(Fri) 14時半頃
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っと、パートナー要るのか
[まさか、この若さにして死んだ上 大切なものと引き換えに生き返りを賭けたゲームとか 話半分としても、もう訳が分からない]
…っと、カエルは内臓ドバーッとなるのかな?
[季節がそろそろ梅雨ならば、 そろそろ公園の池あたりで大量発生した彼らが その盛大な屍を晒して転がり始める頃だろう
──ひとも彼らも最期は同じ無様で死は無慈悲
スクランブル交差点に武器など転がっている訳ないか
自慢できるくらいの速さの逃げ足でまこうとしつつ そんなことに思い至っている間に、誰かに遭遇する きょとんとした顔で無邪気を装いながら首を傾げた**]
(120) 2017/06/09(Fri) 14時半頃
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[扇子が先生の手の上で軽く音立てるのを聞きながら、忠告にしては諫める色のない言葉に、弧を描いたままの表情ごと頷いた。]
はい、銘じておきます。
(先生に、心配はかけたくない、ので。)
[随分昔にしか知らない父よりは、先生の方が親然と感じられるのは致し方ない事やもしれない。 健勝な母親が当然一番の親であるのは間違いないが、青年からしてこの人は孝行したい人でもあった。
雫に落陽の朱色が移り、時折羽織りに落ちては染みを作った。
同じく“やいばを用いる”身であるのに、武と芸には交わりきれない隔りがあるのも又、仕方のない事だ。>>99 それらの目的が違う以上は、寧ろ当然であるべきか。]
四季折々異なる様相が見える事が。 この国が乙な由縁だと思いますから、ね、
[1年という月日を巡った華が絢爛と咲く頃には、無粋なまでの陽光が焦がしてくる。 そんなものだから、梅雨時の静かな美しさを愉しむ余念もありはしない。]
(121) 2017/06/09(Fri) 17時半頃
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[扇子が繊細に飜り揚々交わされる言葉の後、西日の中のその姿に寄った事が、きっと誤りであったのだ。
揺らめく濡れ羽と藤の色とを、如何とも出来やしないにも関わらず逃げてもらわなければと気分ばかり急いて、それでも結局何1つとして為せず。]
[── 闇色に、一度潰える。]
(122) 2017/06/09(Fri) 17時半頃
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[…華の生命は短いからこそ美しい、などと謂ったのは誰だったか。 先生が常々身に付けている反物の色もあれば、これでは藤衣に相違なく。 何処ぞ軽い口調はその華の名にしては吹けば飛びそうな程にも思われた。>>103 嗚呼、その諦念に気付きなどできなかったが。
それでも、それにしても。 余りに儘ならぬ、
何と惨酷で“素晴らしき”世界か!
流してやる感涙など只の一滴も持ちえないが、急転直下の様は突然咲きしままに落ちる華のよう。
故に、これ以上述べるまい。 夢幻ならぬ二次の現が、再度青年を迎えるまで。]*
(123) 2017/06/09(Fri) 17時半頃
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あ〜〜ん 心配だわ かっこいいひといっぱい連れてきてねって めいりちゃんには頼んだのよ すてきなひとを集めてねって
でも、あの子、ひとの顔なんて 諭吉似か英世寄りかでしか見てないような そういうとこ、ある気がして……
ねえ、ヤニク ヤニクは、どうかしら? どんなきもち? わたし、どきどきしちゃって わくわくしちゃって きゅんきゅんしちゃって……
(@36) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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── 今回も、いーっぱい仲間を見つけましょうね!
(@37) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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── ジョードデンキ ──
[ 頬を当てて小首を傾げる。 ひかりを受けて淡色に輝く ヘーゼルの瞳が、うっとりと描いた三日月。
言葉を向ける先は、傍観者が如く赤ずきん>>@19。
返事があろうがなかろうが、 そんなことは問題じゃあないのだ。 あなたとつながっていたい!
── 話のきっかけになればって インストールしたソシャゲの数々だって スタミナ消費程度には遊んでるのよ
と、胸を張ることもあったか、 とにかく、女は喪われたものを取り戻したかった。]
(@38) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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……着替えてたら、出遅れちゃった
[ 下界を見下ろした死神は微笑んで、 同胞から一歩離れる。 死神のゲーム初日、必ず身にまとう、 フォーマルの裾をはためかせて一回転。] ── それじゃあ、わたしも、すこし弔ってくるわ ヤニクも、休憩は消えちゃわない程度にね!
[ 微笑みを浮かべたまま、背中から空中へ。 ダイブ! 地上へ向けて、"落ちる"。**]
(@39) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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[嗚呼、何処ぞ見世物に客寄せする商人のような。 然し、それにしては随分と寄り難い口上の、声の先を目線ばかりで辿ったのは駆け出して間もない頃の事。 けれど、その姿なんぞは知らないでも、語り口調というものが聞いた事のあるような気さえするのだが。 聞いていたとしたって随分と昔である故に、思い違いという事もあるやもしれない。>>@11 況してや今は、それを確かめる術もなければ、左様な刻限さえも拝借できないような状況であった。 異口同音に、啼き声立てる蛙が飛びかかってくるのから逃れんとする以上は。]
…諄い! 次から次からと…!
[木刀では斬って伏せるなどという事もできず、飛びかかってくる蛙を跳ね除けるしかなく、尚も衰えなく鳴く声は増えるばかり。 全く他に道行く者には目もくれず、逆も当然意にも介さず。
成る程、死んでいるらしい事に現実味は増すばかりだ。 だからと云って、素直に消えてやる気などはなかった。]
(124) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[ ── 否、青年が誠青年のままであれば。 彼は迷わず、棄権した事だろうが。 ]
(125) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[草履履きなものだから、踏む音はゴムや革のそれとは違う音。 文明の利器やらなんぞとは一線画したような装束であったのは、これが師範補佐をやっている折であったままの恰好だったからだ。
青年がそういうものに音痴であるのも … 当然一役買っているが。
蛙は雨降りゃ何処ぞから現れるが、それをすっ飛ばして蛙が雨に成り代わったように降るなどは余りに情獅ノ欠くから辞めてほしい。>>17 …などと普段ならば思いもしたのだが。 只々急く心持ちではそれらに意識の欠片でも割く気は覚えられず。]
(私が此処にあるのならば。 …… 先生が居て然るべき筈、)
[先生を護れなかったと悔いる心のない筈もなく、疾く見出さなければと息急くのでは風情など考える暇のある筈もない。]
(126) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[その藤色を見出せたのはそれから如何程過ぎての頃だったか。 はた、と見廻す濡れ羽の髪房に気が付いて、一層と強く地を蹴った。>>118]
…っ、先生、 …!
[当然、青年の知る筈がない。 この、先生その人の諦念が喪われたばかりに、刻を20余も遡って仕舞っていた事も、記憶がそれ相応になっていた事も。
で、あるならば、この姿は、青年は、 ── ]
(127) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[ ── 一体誰のように、彼の人に映る? ]*
(128) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[カエルゲコゲコ、ミゲコゲコ 合わせてゲコゲコ、ムゲコゲコ 増えて増えて増え続けたならムゲンゲコゲコ
行き交う幻の人々はこちらを見向きもせず さらに、飛んでる誰かの姿なども見えてはいないよう]
…そろそろ、めんどくなった
[パートナーとは一体どうすれば巡り会えるのか そんな、素朴な疑問にぶち当たる そもそも、どうやって決めるんだったけ?
あの時、濡れそぼった仔猫は元気になったけど 自分が飼うことは──許されなかった
自分の名前を呼ぶ声が、耳を掠める 聴こえない筈の雑踏に、紛れることのない声へ
振り返る前に腕を>>86掴まれた]
(129) 2017/06/09(Fri) 19時頃
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[──そうか、契約をすればいいのか]
(130) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 19時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[死んだということにも大きな動揺を見せることなく、 今の状況からは突拍子もないとも取れる呟き>>120に目を細めたのは、 少年の姿に、とある少女>>@13を思い出したからかもしれない。
その外見は、まぎれもなく子供である。 けれど、遥かに年を重ねているような、奇妙な違和感。 経緯はさておき、何度か対話したことはあったろうけれど、 僕はどうにも、その眼差しに晒されるのが苦手だった。
笑んだ三日月の奥に、何が眠っているのか。 生憎、平凡な下っ端―――ましてや、参加料を奪われたままの死神が、それを知る由もなく、 僕はただ、彼女と対面するたびに、強張った笑顔を浮かべることしか出来ないのだ。蛇ににらまれた蛙のように。]
(@40) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[さて、話を戻そうか。 といっても、僕が少年の疑問に答えることはしなかった。 生きていくなら、いやでもわかることだろうからね。
代わりに、欠伸をひとつ。再度スマートフォンを取り出して眺めたのは、 先程よりもずっと増えた新規メッセージの数々。>>75>>@19>>@23 個性の殴り合いのような同僚たちのやり取りに、一通り目を通して、 その後、全員に向けて送ったのは、業務連絡。
『怪我したら早めに言ってね。治しに行く。』
戦闘が出来ない訳じゃあないけれど、自分の能力はそう言ったことの方が向いている。 そうして、スマートフォンを仕舞って、再び眼下の喧騒へと目を向けた。]
(@41) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[自分を「ナオ」と呼ぶなんて 他の誰もいなかったから、 掴んだ少年の名を自分が間違える筈もない]
だっせ、リツ…何、死んでんだよ
[多分、きっとこの憎まれ口は 彼が自分を覚えているなら、そのままだろう口振りで 自分も記憶の中の通りに話せているだろう
──記憶の中の通りならば
けれど、どこか自分の中で違和感がある リツが死んだのはいつだっけ? それを自分は知っていたような気がするのだけど その時に、何を感じていたのかが抜けている
リツには可愛い彼女がいたし それを自分は知ってるし──現場にいたのは彼女]
(131) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[ヒーリング、つまるところ、治癒能力。 他者の傷を治す力って、ゲームでは珍しくなさそうだけれど、ここではどうなんだろうね?
とはいっても、世界は等価交換が原則だ。少なくとも、僕にとっては。 対価に差し出すのは、ゲームのようなマジックポイントなどではなく―――。 薄手のフードの下、きつくまかれた包帯が、少し冷たくなるのを感じた。**]
(@42) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[元気になった仔猫の面倒を見たのはリツ それがきっかけで、一緒に遊んだり勉強したり なんだかんだと、顔を合わせることが続いていた
──優しいリツ、お人好しなリツ
彼女の顔も拝ませてもらったこともあっただろう ダチとか、弟分みたいな感じでいたし 別に子供じみたヤキモチなんて妬かなかった
その最期も、らしくて──バカだった
妬かなかったけど、思うことがない訳でもなかった
でも、それが一体何であったのか 何といえばいいのか──言葉にならない
ああ、それがエントリー料なのかと思い至る が、今はそれより契約する相手探しであった]
(132) 2017/06/09(Fri) 20時頃
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…ねえ、リツ…俺と契約しない?
[既に売約済みかもしれないな、なんて思う一方 彼女がこっちにいないなら、他に誰と? とも思う
自分には迷う余裕もないのは違いなく 彼がダメなら他を当たるしかないのだから
早くしてくんないかな、なんて言外につけ足して しばらく返事を待っていただろう
カエルに蹴られて、少し不機嫌そうな顔をして**]
(133) 2017/06/09(Fri) 20時頃
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[ 端末から顔を上げた、その先に見えたのは 黒髪の青年、いや、少年か?>>89]
お、気づいた。
[ ひらと手を振る此方に気づいたか。 どことなく訝しげな表情を浮かべて見上げる彼に、 笑いかけてみる。 自分で言うのもなんだが人並み以上に整ったこの顔は 特に若い女の子からの受けがいい。
――尤も。 眼前の彼が勘の良い人物であるならば 微笑むように細められたその目が、 少しばかり冷ややかな色を宿していることに あるいは気づいたかもしれない。 目の前の相手を値踏みするような、そんな眼差しに。 ]
(@43) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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『今月セブン・トゥエルブで魔法のカード買うと10%分のオマケつくのでお買い得ぅ!』 『寿司に10%のオマケはつかない』 『だがしかし食べるなら穴子』
『べべべべつに今月まだピックアップ回してないから爆死してないし。爆死とかしてないし』
[追加されたメッセージ>>@27>>95が来た頃はまだ、ジョードデンキの屋上にいた。 通知が鳴れば鍛え抜かれたフリック操作で即座に返信を打ち込んでいく。キッカケが自分なのか否かは分からないが、この死神仲間達は同じソシャゲを取り敢えず触れてみるという寛大な心を持ってくれているので嬉しい限りだ。その後続けるも辞めるも各々の好きなように、選択の自由こそソシャゲの良いところ。よいこのみんな、課金は家賃までだ。
一通り終えてから一切のツッコミがないメッセージ>>@41には相変わらずの真面目さに感心したりして]
『そっちも怪我には気をつけて』 『まず回復役を狙うのはセオリーだから』
[そんな言葉を送った直後、聞こえたのはなんとも楽しげな女性の声>>@36]
(@44) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[顔を上げたところで視線は交わらない。 熱烈な視線は下界で蠢く魂達に夢中のご様子だ。 黙したまま、手にしていた端末を彼女へと向ける]
『その基準の可能性は十分ワンチャンあると思うけど、 仮にその基準で連れてこられた女の子がいたら、わりと可哀相な気がするのは俺だけカナー???』
[口は横一文字に引き結んだまま開かない。 その代わり、向けた端末からやけに陽気な男の、機械染みたノイズ交じりの声が彼女に答えている。 指で文字を打ち込むこともなく、ただ手にしているだけで男の言葉を代弁していた――サイキックによる現象の、ほんの一端である]
『オーレリアは今回も戦闘服キマってるねぇ、500イイネ!』 『相変わらずフレンド申請にお熱なようで何よりだけど』 『良いフレンド見つかるといいね?』
[何の躊躇いもなく空中ダイブする彼女をお見送り。 彼女もまた新しいソシャゲを始めれば食いついてくれる一人だが、課金兵にはならずともそれなりに頻繁なログインを繰り返してくれているようで好感が持てる。 そのうち推しが出来れば変わるかもしれないとは思うが、魂達に向けるあの恍惚な眼差しに、まだ遠い未来だろうと確信]
(@45) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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Exactly!(おっしゃるとおりでございます) お察しのとおり、死神だ。 どうやらちゃんとメールに目を通しているようだな。
[ 彼から投げられた問いかけに>>90 感心感心と、頬杖つきつつ頷きながら、 彼が蛙に襲われている様子を眺めている。 ]
そいつはノイズ<フログ>#7 このゲームの序盤でおなじみのノイズって魔物だ。 まーどっかのゲームでいうスライムみたいなもんだな。
[ ポケットから新しい飴を取り出すと、 そいつを舌先で転がしながら ]
そいつはノイズたちの中では一番弱いが、 まだ契約をすませてない魂をしつこく襲う習性があってな。 契約をすませずにいるとそのへんうろうろしてると、 あっという間にそいつに嬲り殺されちまう。 そいつがいやならとっとと契約をすますこった。
(@46) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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あ? 契約の方法だァ? とりあえず相手の手でも握って、 双方契約に同意すれば成立すんじゃねーの? 俺のときはそうだったからな。
大雑把に過ぎるって? 知るか、魂の契約なんてなあ要するに 心と心が通じ合った瞬間に結ばれる“絆”みてえなもんだ。
[ 聞かれる前に説明してしまうのは、 繰り返し繰り返し立ち会ったこのゲームの中で 身体に染みついた習慣のようなもの。 ]
(@47) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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言っとくが魂の絆ってなぁ面倒なもんだ、 手前が命を落とせば、手前の片割れも死んじまう。 逆もまた然りだ。 それをどれほど望んでいなくても、な。
[ パートナー契約を結んだ相手とは一連托生。 とはいえこんな混沌とした状況では、 相手を選ぶことだってままならない。
そうして結ばれた相手と、命をかけた遊戯に挑む。 大切だったはずの、何かと引き換えに]
それが嫌なら死んじまいなァ。 だが、それでも生きることを望むんなら、 精々頑張ってもがいてみるこったな。
[ さて、お前はどうする? と。 信号機の上で頬杖ついた体勢を崩さぬまま、 彼の選択と飴の味を楽しむとしようか。 ]*
(@48) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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―とある小学校―
[鈍い痛みと薄れゆく意識 甲高い叫び声と、こちらに近づいてくるだろう足音を遠くに聞きながら最後に脳裏に浮かんだものは
(ごめん…ね…)
だいじな人の優しい顔]
(134) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[人間、やろうと思えば一人で何でも出来る。
全員が全員そうではないだろうけど 少なくともオレは、好きでやってたスポーツにおいては出来る側の人間だった。 周りが出来ない分もやってやろうとして練習をがっつりして。 試合でも勝つ為にとスタンドプレーも平気でやってた。
人間、何かを失う時は予期せず突然に来る。
オレも例に漏れず 過剰な練習量と試合中の立ち回りの結果、中学3年での全国大会決勝戦の最中にその時が来た。 一生ではなくとも膝をダメにして決勝戦はおじゃん。 手術後はバスケに限らず部活引退までスポーツは禁止されて その期間が過ぎても前みたいに機敏に動けなくなって実力が発揮出来なくなった。
バスケが好きだったオレは、この時一度死んだも同然だった。]
(135) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[人間、一人より仲間と何かを為す方が得るものが多い。
同じ中学の奴がいない高校に入学して 激しく動くのはダメでもまたバスケをしたくてバスケ部に入った。 オレを知ってる奴から『出来んの?』とか『どうせ一人でやるつもりだろ』という目で見られたりもした。 いい気はしなかったが気にしていたら先に進めない。 中学時代のオレもオレだけど、気持ちを切り替えて信頼を得る為に頑張った。 もう一人では立ち回れないし そもそも一人でやるスポーツじゃないから。
結果を言ってしまえば 今は仲間として信頼されるようになり、チームプレイが出来るようになってメンバーの実力も上がった。 個人としてはPGとして立ち回れるように特訓している。 派手に動けない分、頭を回してチームに貢献するつもりで。]
(136) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[ともかく、オレが言いたかったのは 大きなものを失った代わりにもっと大きいものを得られたって話! 生き甲斐を失わずに済んで本当良かったってな。 話のまとめ方下手で悪いな、これを見てる誰かさん。
そういう事でオレの戦いはこれから……に、なるはずだったんだ。
誰かと歩道橋で揉めてるうちに 階段から踏み外して、転げ落ちるまでは。]
(137) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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ー 中央エリア・スクランブル交差点 ー
…………ん?
[それが、どうしてこんな場所で寝そべっているのか。 オレは確か歩道橋にいたはず。 起き上がって周りを確認すれば、なるほどここはサイガワラ区。 来た事は勿論ある、でも最近は来ていなかった…はず。]
(なんか、低いような……?)
[低いというのは視線の高さの話、元々身長は高くないけど、それでもいつもより低い気がした。 それを深く気にし始める前に携帯の着信音で遮られたのだが。>>#2]
……なん、なんだって?死んだ? し、死んだ……そっか……
[届いたのはメールで、それを確認してこんな反応に。 内容に関してはなんだこれ?というものばかりだったけど、死んだと言われてもそこまで驚かなかった。 覚えているのは歩道橋の階段から足を踏み外したところまでだったが、その先の展開は予想するのも難しくなかったから。]
(138) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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で……あー、何すればいいんだ パートナー作ればいい……のか?
[なんかもう、書いてある事が多くて。 一度に頭へ入れるのは、オレにはちょっとキツい。 だから、とりあえずどうすればいいか割と分かりやすいパートナー作りから始めてみる事にした。
死神?ノイズ? なんか色々書いてあったけど、そういうよく分からないものはもう少し落ち着いてから考えよう。 ……という寸法、バスケ以外の事は全然だから。 そんな訳で、とりあえずオレと同じ状況になってる人がいないか周辺を見回す事から始めてみる。
エントリー料にされた『一番大切なもの』については、実は冷静に考えれば察しがつきそうなものだったけど それすら考えるのを後回しにしてしまったから、視線の低さと合わせて気付くのはもう少し先になるかな。*]
(139) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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( 誰も彼もが、雑音を奏でて作る 足元の影絵ほどの興味を払いもしない。 )
[>>121 今際に至るよりも前に巡らせた四季の話題など、 忘却の河の水面に飲まれてしまったものでこそあれど。 >>126幾ら梅雨も間近と言えども、
(雨と蛙を一緒くたにするってのは……、 ずぼらにも程があるんじゃねぇのかね。)
と、お天道──では正確には無いのだが。 内心じゃあ難癖でもつけたい気分にからかれながら、 執拗に鳴き声をあげる有象無象のものどもを振り切るように 束ねられた髪で空を薙いだ、
───実に、その時であった。]
(140) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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──── 、
[ >>127地を蹴る音に紛れた呼びかけは 何よりも、きみが居た、と言う ”安堵” に 掻き消されて、妄執のように耳を塞いだ。 ]
(燦く眩い彩を、”ひとり”しか知らない。 そうに違いない、と思って、疑いやしない。 だから、さも当然の如く その名を呼んだ。)
(141) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[ナオ>>131は記憶そのままのナオに見えた。 年の離れた友人に会えた事にほっとしながらも、 きょとん、とした顔で]
……それって、ナオもそうじゃないのか?
[ナオがリツの死を知っているなんて リツが知る由もなく。
ただ単に、此処に居て触れられる以上 ナオもおそらくは死んでいる といった憶測の上で―― その言葉はナオにも跳ね返るのではないか、という意味で]
(142) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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─── ” 輝久 ” !
(143) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[オーレリアがフレンド申請にお熱なようなら自分の出番はないかとも思うのだけれど、彼女の言った通り休憩は消えない程度にしておかねばならない。 消えたらソシャゲ出来ないからね!
とはいえ、まだ初日も初日だ。 ジョードデンキの正面、ガードレールにひょいと腰掛ける。 端末をひっ繰り返し画面を空に向ければ、光ったディスプレイがプロジェクターのように宙に画像をでかでかと映し出した]
『ログインボーナス! 諸々は手元の端末で確認しよう!
デイリーミッション、その1! パートナーと契約しよう!』
[どこぞのお知らせ画面のようなものは、遠目でも文章を読み取れる程度の大きさだ。 そのままいそいそとソシャゲの一つを立ち上げ体力消費に勤しむことにする。勤務中?いやいや仕事してるって。 全滅目的でも、初めは多く残った方が倒し甲斐があるって偉い人が言ってたもん。タブンネ**]
(@49) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[それが赤の他人であるならば尚の事、しばらくすればありふれた日常に上書きされていく。 どこかの国の紛争よりも、自分にできたそばかすの方が気になるように。 誰かの死もまた、日常の中にある他人事なのだから。
…そうだとしても、廻り続ける世界の中に 証のひとつを残す事も許されないなんて
あぁ、この世界はなんて残酷なのだろうか]
(144) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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ああ、良かったよ。 なんだかわかんねえ場所にひとり、 拐われたかなんだかと思っちまった。 ……ここ、ってえのだとか、あのカエルだとか、 きみはなんだか分かるかい?
[随分と彼が息巻いている意味など知りもしないのだから、 空から、今や地を跳ね、悠長に脚をつけるカエルから 距離を置くように駆け出すくらいの歩調で、 からころ、と歩みを詰めるまで───。]
(145) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[遠目からは決して分かりなどしないほどに 若かりしころの友人に似ている”青年”ではなく、 その容貌を重ねた”友”の幻影にへと
ゆる、と笑いかけた。]
(青年の面倒を見る最中、律するよに作った壁とは違い、 かれに見せてきたものからは、幾分も崩れた顔で。)*
(146) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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── ジョードデンキ屋上 ──
そうね……わかった もし、そんなかわいそうなおんなのこを見つけたら、 わたしがめいりちゃんにちゃーんと言っておくわ そこは樋口似をさがしなさいって
[ 確かに、そんな女の子はかわいそうね。
どこか味気ないつくりものの音声による もっともな指摘>>@45に、神妙な顔で頷いた。
続く賛辞>@45に振り返り、 ワンピースの裾を摘んで優雅に一礼。
照れる様子もなく、にっこりと微笑む。]
(@50) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[子猫を拾った日以来、リツにとって、 ナオは年の離れた友人あるいは、幼馴染の様なものだったし、 弟が居ればこんな感じなのだろうか、と 目を離したら何処かへ行ってしまいそうなナオを 気にかける事も多かった。だから]
うん。契約しないと、危ないみたいだからね。 パートナーでも保護者でもどっちでもいいけど。
[さほど待たせる事なく返事を返し。 掴んでいた腕を離して、よろしく、と 握手を求める様に手を差し出す。 実際の所目覚めたばかりで売約済みではないし、
仮に彼女がこちらに居たとしても、 彼女の記憶はエントリー料として徴収されて居る。 交差点の雑踏の中に彼女が紛れていたとしても、 リツが気づく事は無いのだから、彼女が 選択肢として挙がる事はないだろう**]
(147) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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ありがとう、光栄だわ ヤニクは褒め上手ね
[ 世界で一番喪服の似合う美少女(自薦)は、 心地よい落下の中で、手を振った。
── 尚、墓標とアイドルが共存する学園で、 きらきらかっこいい男の子たちに出会ったときの、 ☆すてきな仲間大募集中☆な死神の感想はこうだった。
みんなまとめて死んでくれないかしら。*]
(@51) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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……はあ? 何よコレ……。
[ “ このメールを読んでいるお客様へ。 残念ながらあなたは命を落としました。”>>#3
そんな冗句じみた一文から始まる長たらしいメール。
7日間の【死神のゲーム】 そして、それに纏わるルール。
悪戯かと思うも、ハッキリ覚えている。 水の冷たさと目の前が暗くなる息苦しさ ]
(148) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
[残念ながら? その視線が冷ややかな事にまでは気づけない。>>@43 しかし彼は推察の通り死神のようだ。 そして此方が鬱陶しいカエルを振り払おうと 躍起になっている中でも丁寧に解説してくれる辺り 死神はそう悪く無い?なんて甘い考えも ふと過ぎってしまう自分は甘ちゃんかもしれない。 しかし"嬲り殺される">>@46なんて 平然と言ってのける辺り矢張り現状は異様だ。 しかしそんな中で片眉を跳ねあげ相手を睨みつける]
あぁん? 俺の時?>>@47 死神も契約ってのすんのか? それとも、………元参加者?
(149) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[自分の時はそうだった。 そう言うと言うことは、コレに参加した事があるか 若しくは死神も同じように契約が必要なのか。 後者ならそれもそうかも知れないし 前者ならば……なんと言って良いかわからない。 もしかして死神選抜?なんて書いてなかったが そんな笑えない冗談も思い浮かんでしまう程]
ご丁寧にありがとさん? そんな、何もしネェで殺されてたまっかよ。 まあこれからもどーぞよろしく? イケメン死神さん!
(150) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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死んだって、本当に……。
[ だけど、そうならこのメールは一体何?
10のルールを読み終えた後、しばらく考えて、 タップするのは、返信を示す矢印のマーク ]
(151) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[死神は確かあらゆる形で介入してくる。>>#4 願わくばこのイケメンが、自分にとって 害を為す介入はして来ないことを祈りつつ またカエルを避けてあたりに視線を走らせれば。
ゲコリ。 カエルが狙いを定める先に見つけたのは ここには、と言うよりもこのゲームにふさわしくない 自分よりもなお幼い姿。>>139 パートナーだとか口走っているし 何よりもこのカエルに狙われてるって事は]
はああ?! まじかよ……! 小学生じゃね? ンなガキンチョまで……っあぶねえ!!
(152) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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—————————————————————————————— From:××××××@×××.jp subject:(無題)
あなたは誰?何が目的?
——————————————————————————————
(153) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[ゲコリとカエルが飛びかかろうとした所で 思わず彼へと手を伸ばしてグイと引き寄せた。 すんでのところでカエルを避けることは出来たろう。 そしてそのまま相手の手を握り]
えっとえっとえっと?!?! 手ぇ握ってパートナー契約?!?! 2人とも同意で契約完了?! お前パートナー契約しなけりゃ 死んじまうらしいぜ?! 一先ず俺と契約しとけ、なっ?!
[冷静に考えれば子供と契約するなんて 生き残り勝ち残る為には愚策だったかも知れない。 しかし、目の前にいる子供を見捨てるなんてこと どうしても自分には出来なくて アワアワと慌てながら、半ば怒鳴りつけるように 相手に迫っていたことだろう]
(154) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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俺は桐生絽衣(きりゅうろい) なっ、生き延びる為だ!!
[少なくとも。 今、カエルなんぞに嬲り殺されない為に]*
(155) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[ 尚も文面を書き連ねようとしたけれど、 それが叶わなかったのは、
―――― 響く、乾いた音と口上によって>>@29
顔を上げた先にあったのは、 空舞い落ちる何か>>17と、蝶を従えた和装の男。
ぽかん、と呆気に取られて数秒。 だが屋上から降り注ぐ何か ―――― 蛙?に我に返る。
( 書きかけのメールは、止む無く、そのまま送信 ) ]
(156) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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イヤッ!何この蛙、気色悪ッ……。 ちょっと……こっち来ないでよ!
[ 慄くのもお構いなしに、“ノイズ”と呼ばれた蛙が迫る。
“ノイズには未契約者の暴力はあまり通用しません。”
>>#6 そんな一文があったけれど、お生憎様! 暴力とは無関係な生活しか送っていませんから!
よって選ぶのは逃げの一手である ]
(157) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[ しかし、逃げども逃げども追手が減ることは無く。 …… むしろ増えている気がするのは気のせいか。
このままだといずれ追いつかれる。 それから、それから?消えるの?また?
その時、凛とした声が耳に届く。>>111]
( あ、れ …… ? )
[ 白の制服に、揺れる、ポニーテール。
過る面影は、よく見知った、]
(158) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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―――――――― …… “ 真衣 ” ?
[ 二年前に焼死した、妹 ]
(159) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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………… 違う。
[ 背格好が似ているだけで、別人だ。
しかし、瞠った目は元に戻ったけれど、 蛙をけしかけた男が屋上から飛び降りて、>>@35
女学生に相対するのは、背中から羽を生やした男。 それに、大量の蛙みたいな何か。
どうするかなんて、考えてないけれど、 女の子を見捨てる事なんて出来なくて、 やけくそ気味に駆け走る、渦中。
近づいて、叶うなら、女学生と男の間に割り入ろうか ]
(160) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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…… ちょっと。 女の子相手に、多勢は無いんじゃない?
[ 煩い蛙の輪唱に掻き消されないように、 精一杯の虚勢を張って、男を見遣る。 ニコニコ楽しそうにして、一体なにを考えてるのか。
そうして、ちらり、 視線は女学生の方に移る ]
(161) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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アナタ大丈夫? …… 逃げるわよ。
[ 小声で呟いたつもりだが、 異形の翼を持つ男に聞こえていたかは、分からない。
蛙の軍からの逃げ道を探そうと、 視線は泳ぐように移ろう ]*
(162) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[視線の先は少女へと それでも、人の視界は広いものですから 目立つ色が揺れるのも>>160 ええ、きちんと見えておりまして。
それでも、割り入ってくれた参加者さんですから 驚いたように、目を見開いて見せましょう。 ぱちくり、瞬きをいくつかと
やはり、愉悦隠しきれん笑みを。]
(@52) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[最初に配信したルール説明のメール。 質問があれば、それに返信をするのが一番手っ取り早い。 と思うでしょう?
>>153送られたメールには、無情のエラーメールが突き返される。 ゆえに、その問いが誰かに届くことは有り得ない。
分からないことは、近くにいる黒い羽の生えた優しいお兄さんお姉さんに聞きましょう。 なんてね。]
(163) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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僕かて、こないなかいらしい嬢ちゃんに意地悪したくありませんわ。 でもま、お仕事でしてね。 あんたはんは、参加希望者かね?
[くるり、扇子の先で円を描けば お二人を蛙が取り囲みます。 輪唱が邪魔をしまして、小さい声こそ聞こえませんでしたが その視線見りゃあ>>162 何したいんか、手に取るように。]
呵々、 さァて、どないしましょ?
[ちんたらしてたら、異形共は大喜びで襲い掛かります。 扇子開けば口許へ。 笑う瞳が、お二人をじぃと見守ります。]
(@53) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[あちらこちらで断末魔 篩掛けは、未だ終わらぬようで。 三年も死神やってれば、 そんな声にも慣れたもの。
――――ま、生き返りを拒んだ時点でね 手離したままのエントリー料は そんなあれそれへ対する嫌悪も すっかり持ってったままでして
この心に湧き出ますんは いつだって、楽しいやら愉しいやら 変わり映えのないもので御座います。]
(@54) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 22時半頃
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── 北上:スクランブル交差点へ ──
わーあ……大変そうね、ゾンビちゃんたち
[ ── 着地。そして、地上を闊歩している今。
死神はぶるぶる震えっぱなしだったスマホを開き、 同胞たちのやり取りに目を通す。
別に、スコアを競う性分ではないし、 なんでも金勘定というのは、 味気なくって、いただけない。
わたしがゲームのたびにサイガワラを駆けるのは、 そんなもののためじゃないもの と、女は笑んで、]
(@55) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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『 わたしはいくらがすきです♡ 』 『 だけどみんなのことはもーっとすきです♡ 』 『 縁になおしてもらえるのはうれしいけど♡ 』 『 ケガしないようにがんばるね♡ 』 『 イケメンは消す前にスカウトしといてね♡ 』
[ ハートが乱舞するメッセージをひと通り送れば、 ふいと顔を上げて、断末魔絶えぬ周囲を見回す。 瞳に浮かぶのはやわらかな慈悲の色。]
(@56) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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── ちゃーんと、考えるのよ
あなたたち。一度は死んだ、あなたたち 生きたいのなら、情だけじゃなくって、考えなきゃ 誰と組めば、勝てるのか 最初の選択って、肝心なんだから 他人を蹴落としてでも、生き返りたいなら、 ちゃんと、考えたほうがいいわよう
……ま、そんな余裕があればだけど
[ ひとりごとにしては大きめの声は、 またどこかで上がる、恐怖に震えた悲鳴に呑まれた。
あっけなく、ちっぽけな蛙に嬲り殺される者もいる。 それはいつだって同じことで、 影に呑まれてゆくような哀れな姿に、 死神は小さく肩をすくめて、それを見送る。]
(@57) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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[いった言葉>>131をそのままそっくり返す>>142 そういえばリツはそういうこともするヤツだった
単なるお人好しでもない 出会いが出会いだったのもあるし たった2歳とはいえ、まだその差は大きい
それくらい、自分たちは
──よそう、考えても意味はない
それよりも、契約の方が遥かに急を要する
おきまりの>>147保護者面へは 思わず言葉が詰まってしまったが、 文句の一つでも返す「べき」かと気づいても
時すでに遅し──幸い気取られてないようだが]
(164) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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へっ、……へっくしゅ!!
[なんだか一瞬だけ鼻がむずむずしたので、堪えきれずにクシャミひとつ。 やだ、体調管理をしくじったかな。 それとも、>>@36>>@50誰かさんが何か変なウワサをしてる?
ひらひらのステージ衣装を纏う私とは正反対に、 黒い喪服を着ている“もふくちゃん”からの要望は、私に頼まれても困り顔を返した。 参加者を決める権利を持つのは、もっと偉い人たちだからだ。 ダメ元で、コンポーザーさまには私から話を通しておいたんだけどね。
というか、私が人の顔を諭吉寄りか英世寄りでしか見ていないなんて、失礼な。 「この人の顔は1/3諭吉くらいの価値はありそうかも」くらいは考えます。
まあ……私にとって諭吉さんというのは、 真っ二つに裂いてから元通りに復元する、そんな見せ物に相応しい御方なのですけど。]
(165) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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[そういえば、過去にいたっけ。 「賑やかなほうが面白いから」と言い、RGでたくさん人殺しをしてUGに連れてきた死神さん。 その週のUGでのゲームは参加者の大豊作で、RGでは近年稀に見る凶悪犯罪のニュースが流れた。
死神の犯罪はRGで裁くのが難しいから、 目に余るものはUGでコンポーザーが直々に裁く、と聞いたことがある。
……あの死神さんはどんな“おしおき”をされたんだったか。 考えただけで恐ろしげだっちゃ。*]
(166) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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[ 視界にあったのは、 大量の蛙と、その向こう。 私の"お誘い"に答えて舞う、── あれは、 あの翼は、この悪夢で落ちる姿は>>@35、
きっと 死神と呼ぶのに相応しい!
また柄にも無く、突っ立って、 ひとではない誰かを、黒の瞳で見ていた。 脚にまとわりつく蛙は振り解けど、 ああ成程 私は雑音をかき消すことは出来ないらしい。
勝手に参加させておいて! ]
(167) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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[ どうしてひとりじゃあいけないの。 パートナーと戦いましょう、と言われて、 浮かぶことと言えば少年漫画的展開より、 青年漫画的な集団暴力だ。 全部環境の所為にしていい?駄目?
まあいいや。 つまりあまり良いイメージは無い。 怪我して帰ろうって時に適当に帰れないし、 パートナー、とか 面倒くさい。
二度死ぬんでしょうか私。 押してきたあの子は一発殴りたいけど、 まあ別にそこまで望んでないし、良いかなあ とか
そんなことを思っていた、矢先>>160。 ]
(168) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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[ 視界に入る色に金色が混ざった。 ]
[ ……随分前の、 やんちゃしていた髪色と似ていた、のは、さておき。
── オニーサン邪魔、と 直ぐ突っぱねる声が出かけたのは、 今度こそ環境の所為。
多勢?そんなの関係ないし、 嘆いたところでどうにもならない。 私にあるのはきっと、 向かうという選択だけなんだろう。
だから、 ]
(169) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
|
|
………何で逃げるの。
[ 高い顔を見上げて、答える。 呟きへのお返事にしては、大きすぎる声。
声を聞いて、考える時間が出来たからだろう。 目の前のオニーサンが、 オニーサン(多分)へと印象が変わっていた。 でも突っ込む場合じゃあない。…多分。 それよりなんでこの人は逃げるんだ。 私からしてみればそっちの方が重要すぎて、 ── 同時に、"丁度良い"と思った私も居た。 ]
(170) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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死神のことより、 まずは手前のことをどうにかしたほうがいいんじゃねぇの? そら、足元がお留守になってんぞ。
[ >>149言いながら、つぃと指さした先に ゲコココと鳴き声を発しながらフログが跳んでゆく。
いや、ただ跳んできているわけではない。 腹を向けた不自然な体勢といい、 どこか嫌がっているようにも聞こえる鳴き声といい、 それはさながら、何か目に見えない力で 彼の元へと吹き飛ばされているよう。 ]
(@58) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
|
|
メールにも書いてあっただろう? 『ゲーム中は死神があらゆる形で介入します』と。>>#4 その中には「参加者の命を奪うこと」も含まれてんだぜ?
[ だから死神が悪く無いもんだなんて>>149 もしもそんな甘い気持ちを持ってるのなら 今すぐここで捨てちまえ。 少なくとも大半の死神にとって、参加者の魂なんてものは お一人様300円の価値しかない代物だ。>>15
――男も女も、老いも若きも その人間の、その人生の在り方等一切関係ない。 『命はみんな平等』だとは、 ほんと、よく言ったもんだよなァ? ]
(@59) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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どうせ一度轢かれたし、私はどうでもいいけど、 オニーサン 死にたくないって言ってもさ、 このままずっと逃げるつもり?永遠に? [ 真っ直ぐに、睨付けたまま。 静かに手を伸ばそう。
幾度もヒトを殴った手です。 そう言ったら、貴方はどんな顔をするのでしょうね。
時間はきっと無いのだろう。 ええ、ちんたらしていたら、 二人とも蛙の餌食>>@53。 それに逃げようとしていることなんて、 あの男はもう分かっているだろう。
何が言いたいか、貴方はおわかりでしょうか。 ]
(171) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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リュウセイだ。戸隠 流生(とがくれ りゅうせい)。
ああ、精々頑張って生き残んな。 そして俺を楽しませろ。
[ 去りゆく少年の背>>150を見送る。 事実をストレートに言い捨てていくその姿勢、 俺としては嫌いじゃない。 俺の顔がいいのは、客観的に明らかな事実だからな。 ]
さて、と。
[ あの少年は生きることを選んだ。 無為に消えていくよりも、 何かを為すために生きることを選んだ。
一体、彼とそのパートナーは何日生き残ることか。 願わくば、あの魂を屠るのは己でありたいもんだが、 それは縁次第といったところだろう。 ]
(@60) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ── 逃げるために手を取って? なんて 間違えて、 お姫様めいたメッセージを受け取ってしまったのなら。 そのまま どうぞ、 此処で一緒に二度目の死を迎えましょう。 そうでないのなら、 ]
(172) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[久しぶりに握った手は、記憶よりも ずっと大きく、骨ばっている
それは自分もそうだろう もう、自分は「こども」ではない そして、ここは生者のいる裏側の街である
自分が死んだことへの実感は今ひとつ けど、目の前にリツがいるのだから同じだ]
お、さすが…じゃあ、よろしくな、相棒
[どこかで>>@57>>@64忠告とも揶揄ともつかない つぶやきがあったことは勿論知らないし
親切なのか使命感なのか分からない 業務連絡>>@41を知るのは、もう少し後のこと
今はまず、目の前のカエルを天国だか 地獄だか虚無だかへお帰りなさいのターン**]
(173) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……私が、全部潰す。
[ 私に差し出して、貴方の命を* ]
(174) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ふあ、と一つあくびをする。 未だにカエルは横にいて、一緒に様子を見学している。
狩られ続ける参加者の殆どは、有象無象としてもうこのアンダーグラウンドにさえ存在していないのだろう。 そんなものに一々興味を持っていても仕方ない。 手元におもちゃのない子どものような表情をあくびとともに噛み殺す。
けれどもし。 死んでなお、ここにおいてあの世とこの世の境目のその先に一歩でも踏み出してなお。 もし、消滅を免れる魂がいれば。
それはそれは、面白いことができそうだ。]
(@61) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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|
そんなん滅多にいないけどな。 使える人間いたら死神にスカウトして遊んだほうが面白いもんにゃあ、現実問題として。
[隣のフログをちらりと見ると、首を傾げている。 死神のように不明なものを感じ取る心や、恐怖を判断する理性のないノイズでは自分の言葉の意味もわからないだろうが。 それだけに、死神のような不快感も、面白さもない。
ぐっとフログの背中を押して地面に伏せさせると、その背中に頭を載せて寝そべった。]
立つなよー? 少し枕にするから。
[参加者が惨劇から反撃に転じる前に、一度目を閉じる。 さて、今回活躍するのは誰かな?]
(@62) 2017/06/09(Fri) 23時頃
|
|
[……ああ、そういえば、非戦闘員もいるっけ。 彼だけは、少し甘めの査定をしている。>>@40 一つはもちろん、サイキックの都合上。 その分、ゲーム外での頼み事も多いので。
もう一つは……。]
使いやすいんだよねぇ。 怖がってくれる人ってさ。
[描かれた三日月が、怪しく光った。*]
(@63) 2017/06/09(Fri) 23時頃
|
|
[ さっきはああ言ったが、 死神とて別に無為に命を刈り取るだけが仕事じゃあない。 生きる価値が在る魂は、健やかに魂の統合が 行われたところで収穫するに越したことはない。
羊飼いたちが、なぜ羊を飼っているかわかるか?
彼らが羊たちを導くのは、 羊たちの血肉と毛を己の糧とするためだ。 彼らは決して己の羊たちを 慈悲深く憐れんでいるわけじゃあない。 ]
(@64) 2017/06/09(Fri) 23時頃
|
|
ま、んなこたぁどうでもいいか。 そんなことより、生き残れよ。
[ こんなところで、 フログ程度で死んでしまうようなら 所詮その程度の魂でしかない。 だが……。
ほんの少し、この胸を温めている感情は、 いつか自分を楽しませてくれるかもしれないという あの少年に対する、ほんの微かな“期待”じみた思い。 ]*
(@65) 2017/06/09(Fri) 23時頃
|
|
[こんな都会の真ん中も真ん中で、天泣もありはしないのに蛙が有象無象と姿を現せば、普通は奇っ怪と意識の逸れてもおかしくないと思うが。 それでも気付かれないのだから、確かにそれは同じ環境にはないのだろう。
走って、疾って、 漸くと、鉄壁の合間を縫った先に見えた飜る艶黒に声を上げる。 振り返ったその表情、は、大きく変わって見えずとも、雰囲気に安堵を感じた。>>141 故に、それは余りにも突然で、]
───… …てる、ひ、さ…?
[誰の事か即座には分からなかった。
声は既に記憶にない。 立っている姿は数える程しか見なかった。 只の一度も、親らしい事など望めないまま、 喪主として参列するしかなかった葬儀の。 その、入れられていた名前を思い出すまで。]
(175) 2017/06/09(Fri) 23時頃
|
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( ── 嗚呼、世界は斯くも惨酷だ。)
(176) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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―中央エリア・スクランブル交差点―
[ガヤガヤ…ザワザワ…声のような、ノイズのような。 賑やかな音が耳元に響く。 まるで、屋外にでも居るかのように。]
ん…… 何だろう…下、固い…… ゴツゴツっていうか…ざらざらっていうか…ざら…ざら…
[指先に当たるのはさらりとしたシーツの感触でも お気に入りのふかふかクッションでもなく。]
(177) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……え? 道路のど真ん中??
[「何でこんな所で寝ちゃってたの?? ありえない!ありえないよ私ー!!!」
絶叫を上げるのは辛うじて心の中にのみ留め、 慌てて立ち上がると、スカートをパンパンと掃う。 そこで、更なる違和感に気づいた。
着ている衣装は、白のブラウス。 胸にチェックのリボンのついた、お気に入りの服。 ミニスカートにスニーカー。 ごくごく普通の大学へ行くときの格好。
ただし、自分の記憶はバイト途中で止まっている。]
(178) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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記憶喪失? アルツハイマー? やだやだまだそんな年じゃない。 あと数日だけど、まだ未成年!若者!!
思い出せ…思い出すのよ今すぐに。 確か、バイト先で雑誌の整理をしててー… そうそう、声をかけられたのよね。 えぇと確か…
…あ、メールきてる。
[心を落ち着けるため、いつものようにスマホを見ると メール受信の着信ランプ。 開いたところで、Game masterなる相手からの 謎メールを発見。>>#3>>#4>>#5>>#6]
こ…これは……
(179) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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あれよね! 主人がアルマジロに殺されて早2年とか。 あなたは現世皇帝に任命されて、 ナイスバディと婚約して即位を…みたいな。
ゲームでもこんなのあるんだ。 でも、死んじゃったらは無いよね。 それなら私、幽霊になっちゃうし。
[自分の足元を見ると、ちゃんと2本の足がある。 とんとん、と地面をつま先で叩くと感覚も在る。]
ほら、こうして足もある。 頭に三角巾をつけているわけでもないし…
[とんとん。とんとんとん。無意識に地面を蹴る。 とんとん。とんとんとん。 とんとんとん。ぶにぶにぶにむにゅっ。]
(180) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[視線を落とすと、足の下に毒々しい模様のついた蛙>>#7 慌てて飛びのくと、いつの間に集まっていたのか、 大量の蛙・蛙・蛙。]
かーえーるーのーうたーがー じゃなくて、これって…ちょっと…
[あまりの数に引いていると
「隠れ道>>@8へ案内してください!」
知らない誰かが叫びながら、蛙にふらりと近づいて ぺったんぺたぺた群がりよられ
ぱっくんちょ
ぱぁぁぁぁっと、見知らぬ誰かが消え去った。]
(181) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……もー、だらしないんだから イマドキの死人って、そそっかしいのね
[ おっとりと頬に手を当て、さらに歩く。 フレンド申請に入れ込んで早何年かはさておき。 誰でも彼でも拾う神ありってわけじゃないのだ。 事前調査と直感をもとに、吟味だってするのだ。
ネットニュースや、TMITTERをチェックしながら、 お眼鏡にかなう死人がいないか、 そして、そのひとがゲームに参加しやしないか! ”もふくちゃん”はそこのとこ、チェックを怠らない。]
(@66) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……はい、御無事で何よりです。
嗚呼、此処はサイガワラの。 あんだーぐらうんど、という場所のようで、
[もう身体に傷を負った跡さえも残ってはいないと云うのに、肺の辺りが酷く傷む気のしながら言葉を口にする。 一層傷だらけであった方が、この傷みも混ぜて仕舞って気付かずに済んだだろうに。
青年に向けるよりは、ずっと、それこそ“友”にでも向けるような。>>146 そんな崩れた笑顔は、まるで青年をそれでないと疑う事もないように見えたからこそ。
“先生”とは口にし難く、けれども彼の人の見る幻影を被る事もできる筈がなく。 何時もと変わらぬ下駄の音が酷く無情なもので。]
─── あれは、敵です。 只、目に入った人を襲う物の怪です。
(182) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ いつだったかしら。
日本人離れしたスタイルとか、 すうっときれいに通った鼻筋とか、 すずやかなのに、どこか優しげな眼差しとか、
とにかく、すてきなおとこのこが死んだって、 ファンの女の子の阿鼻叫喚。
わたしはそのニュースを知って、 そわそわしながら、ゲームの開始を待っていて、 参加者の中に、彼を見つけたときといったら!
「ねえあなた! 死神にならない?」
── なーんて、 彼がモデルをしてたときのテイストを研究して、 スカウトに出向いたゲーム二日目。]
(@67) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ゲーム開幕に欠かさない礼服とは違う、 街にだってきっと溶け込める様相で、 死神は軽やかな足取りで駆け寄る。
「もちろん、生き返れなかったら でいいのよ」 なんて、ヘーゼルの瞳を淡く輝かせて、 「あなたには、ゲームに挑戦する権利があるんだもの」 なんて、口元はきゅうっと弧を描いて、 「そうだ、記念に、バッジをひとつ差し上げましょうか」
笑った。
そんな記憶ばかりが、 そんな、”ともだち申請”ばかりが、 とある死神の生である。]
(@68) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ── と、それは今も同じこと。
ここ最近の死者が出たニュースだとか、 TMITTERで、サイガワラ区、検索。
そしたら、あら! と死神を喜ばせた、 人気美容師の急逝を悼む、匿名の誰かのコトバ。
これは要チェックね、なーんて、 スクリーンショットを保存しながら、
喪服のおんなは、人混みをすり抜け街を闊歩する。]
(@69) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……………
[けろ?と濁った目の蛙がこっちを向いた。]
はろー…そして… 永遠にぐっばい!!
ついてこないでこのピロピロワカメ蛙ーーー!!!!
[メールを中途半端に斜め読みしていたのが、 幸なのか不幸なのか。 ゲームに参加しないという選択肢を考えないまま、 蛙を避けるようにその場から走り出した。
尚、ピロピロワカメは、蛙ノイズに禍々しい黒い模様が飾り状にくっついていた様子が、洗濯層にこびりつく嫌な汚れにそっくりな事由来だった。*]
(183) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ >>@52 驚いたくせして、深く刻まれる笑み。 それはとても愉し気で ―――― 嫌な予感しかしない ]
参加希望? ……したくない、けど!
もう一回死ぬのはイヤだし、 それに……アタシの大事な物、 返してもらわないといけないから。
[ 胸元で握る拳は、空を掴む。
突然、呆気なく死んでしまった家族。 全焼した家から見つかったのは、 正体も分からない程に燃え尽きた、ヒトだったもの。
生前の姿は、もうあのロケットの写真しか、ない ]
(184) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ そうと判ってはいるものの、決心が付かず。 視線を彷徨わせていたが、退路は断たれる。>>@53 ひくり、引き攣る頬は焦りから。
―――― どないしましょ、とか、 微塵も思ってないわねコレ。
扇子で隠された口元が見えずとも、 瞳が全てを物語っている。 目潰ししてやりたい、なんて、 現実逃避している間にも包囲網は、迫る ]
(185) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[ 戦わずに逃げる理由、なんて、決まってる。
そんな物騒な選択肢を、 咄嗟に選べるような生き方をしていないからだ。
しかし、どうやらそうも言ってられないらしい。 覚悟を決めて、息を一つ吐いた時。
背後から聞こえる声に、振り返った。>>170 ]
(186) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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(勝手な判断だと、貴方は怒るでしょうか。 それとも、誠を告げぬ事を叱るでしょうか。
嗚呼、けれど此れが今生今際の終いなら、 私は先生に傷付いて欲しくはないのです。 我儘なれど、貴方の傷全てを負いたいのです。)
[生前の父が、先生とどのように接していたのかは青年の知るところではないが。 何かしらが喪われた世界だと謂うのならば構わないだろう。
─── 今暫く、父の振りをする事は。
木刀を左の手に持ち直し、右の手を差し伸べるように出した。]
不肖、私との契約で良ければ、 此の手を取ってくれると嬉しいのです、が。 それは、貴方に任せるとしましょう。
(187) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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え……?
[ 随分と、間の抜けた顔をしている事だろう。
まさかそんな返事を、 こんな女の子から寄越されるとは思ってなくて。
鋭い視線と共に差し出された手と、 勇ましいと呼ぶには些か物騒な言葉に、知る。
この子が望んでいるのは、 お姫様のように扱われる事じゃなくて。
―――― 道を切り開くための力なんだって ]
(188) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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…… 女の子がねえ、潰すなんて言っちゃダメよ。 でも、いいわ。
[ もう、乗り掛かった舟だ。 それに、この場を切り抜けるのは この子と組むしか方法はない。
…… アタシとなんかでいいのかしら。
なんて過るも、弱気になるまいと首を振る。 男は度胸、女は愛嬌、オネエは最強なんだから!
そして差し出された白い手を、しっかりと握り返した ]
(189) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[ ……そして、その足を止めた。
なぜか? 答えは簡単。
なんだか、とーっても賑やかなおんなのこ>>183が、 諭吉にも英世にも樋口にも似ず、 とってもかわいいおんなのこが、
悲鳴をあげるダメゾンビともまた違い、 パワフルに疾走してきたから。
死神、びっくりしちゃったんです。]
(@70) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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アタシもアナタと戦うわ。
[ だから、力を貸して。必ず護ってみせるから ]*
(190) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[それでも、矢張り殆ど知らぬ父の事。 嗚呼きっと、見た目こそ似ていようとも。 余り話すことのなかったその人の口調は…如何、だっただろうか。]
(私は、貴方を生かして返さなければ。)
[庇われた事を、忘れてはいない。 先生が何かと気にかけて世話を焼いてくれた事に感謝もある。 ゲエム、などというものに全精力を賭しても、と、思う気持ちに偽りはないのだ。]*
(191) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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逃げたって無駄よー そういうふうにできてるんだもの
[ 「おーい」と呼びかけるみたいに、 両手をメガホンの形にして口元へ。
走り去ろうとする背中>>183に向けて、呼びかける。]
はやく、頼れる仲間を見つけなきゃ、 ずーっと、ずーっと、ついてくんだからー!
[ あんまり、大きい声を出す性分でもないし、 声が通るほうでもないから、届いたかしら。
思わず投げかけた言葉は、 スクランブル交差点の雑踏に吸い込まれていく。*]
(@71) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 23時半頃
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――――はい、大正解。
[しかと握られた手、二つ>>174 >>190 示した一つの選択肢を 間違うことなく進まれたならば また一つ、褒美を与えましょうか。
蛙程度、契約者の前には風の塵。 潰す、と仰るならば、相応の自信もありましょう。
蛙の包囲網は崩れつつありまして 果敢にも、お二方へ挑みますのは、ほんの一部でございますから。]
(@72) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[開いた末広、口許より胸元へ。 そこから、連れた蝶を一頭、ふわり扇ぎます。 すれば、それは翅をはらひら動かしまして 僕の周りをくるくるり。]
一対の羽根はやがて二対へ 御一人ぼっちは番へと
[蝶を扇子に隠しましょう。 一頭の蝶は、二頭へと。 はらり、はらりら、夫婦蝶 僕の背後へと導きますれば]
番はやがて、子を為しまして
[――ぱちん 扇子の閉ざす音。]
(@73) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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命つなぎます、千羽胡蝶
[二頭の蝶のいた場所から ぶわり広がる紙吹雪 風に舞う様は蝶めいて
紙の群れを、獣の咆哮が引き裂きます。 命は、他の命をつなぐものですから ほれ、この千羽胡蝶の中にも。]
(@74) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[ケロケロケロ。走る背後に蛙は続く。]
これってあれよね、ハーメルンの笛吹きの笛無し。 どうでもいいから、早くあっちいってー。
ふぇっ??
[>>@70 全力疾走している最中、目の前に黒い服の女の子を見つけた。 驚いたようにこちらを見ている。]
そこのー黒い子っ!!! あの蛙!!なんか危ない!! ケロケロケロって、したら、人がぱーって消えて… だから、逃げなきゃ駄目ぇぇー!!!
(192) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[さて、カエルよ帰れをする前に 一つ大事なことに気がついた]
あのさ、俺たちいつまでこうしてんの?
[握手をしての契約からどれくらい経ったか 手を握りっぱなしのリツに問いかける]
これだと、不便じゃね?
[まさか、手を繋いで逃避行とかないよね と、聞いてみたら離してくれただろうか
どちらにしても、カエルゲシゲシミゲシゲシ あっという間にムゲンゲシゲシは予想がついたから 自分から、手を引き剥がそうとするだろうけど]
(193) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[僕の背後に立ちますは、狼の形をした異形でございます。 素早く駆け回りますれば 獲物を定め、噛みつく雑音。 それが、お二人の元へと歩み寄ります。
蛙よりは強いものですから
肩慣らしには、良いでしょう?*]
(@75) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[>>@71 黒い女の子は逃げる様子が無い。 走りながらも、聞こえてきた忠告にパチパチとまばたき数回。]
え?仲間??? そういえば、さっきの変なメールにそんなことがあったような… それが見つかったら、蛙はついてこない?? だから、貴方は大丈夫なの??
ぎゃぁぁ来たー!!
あーーーりーーーがーーーとーーーー!!!!
[声はしっかり届いていた。 走りながらも、両手を大きくぶんと振る。 頼れる仲間が必要。覚えた。
問題は、どうやって見つけるか。蛙ダッシュは終わらない。*]
(194) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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じゃあ、お前ら…池へお帰るしてください
(195) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[モリ区の四方八方の隅、他の区との境界線の至る所に、 防護服で身を固めた重装の人影が立っている。
通称『壁死神』。 彼らはゲームの移動範囲を区切るために設置され、見えない壁を張り巡らす。 また、もしゲームに異常事態が発生したらすぐさま報告をするための、監視役。
言葉は発さず、ただそこに突っ立って壁を作り、 後は交代の時間まで退屈そうに立ち尽くしているだけ。 しかし鉄壁の防御力を誇る彼らは、参加者からの如何なる攻撃も受け付けることはない。 仮に誰かが行動不能になったとしても、すぐさま無尽蔵の応援が駆け付ける。
UGにおいてモリ区の外へ出ることは、不可能なのである。]
(@76) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[さてさて、状況確認をしながらパートナーとなってくれそうな人を探していたオレだった。 が、今オレの視線が向いている先は……カエルだ。]
(ノイズって、あれか?)
[よく見たらあちこちにいる、変なカエル。 どう変なのかと言われても見た目が変だとしか言えない、困った。 いやそれより、メールにもノイズについて何か書いてあったような。 じゃあ読んで確かめれば早いな!
と、ノイズの危険性を先に確認していなかったから 変なカエルから狙われている事も知らず>>152、無防備に携帯を見ている光景が出来上がっていた。
……だがしかし、その状況はすぐに変わった。]
(196) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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―セブン・トゥエルブ サイガワラ駅前店― >>94
はい、さっき。うっかり。 ありますか?
[行きつけのコンビニで、レモンチキンを買ったあと、 レジの読み取り機に忘れたままのプリペイドカード。 そこには名前が「林口 集人」と書いてあっただろう。 よく見かける、髪がやけに綺麗な店員さん。 申し訳なさそうに、声かけて、
彼女がレジの下に潜った時、
何か背中に冷たいものが走る。]
(197) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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――……ッ。
[それはとてもスローモーションにも見えた。 ありえない形相の巨大な車体が、 コンビニのガラスを突き破る瞬間。
咄嗟にレジを庇った行動はもちろん、 何の役にもたたなかった。*]
(198) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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へ?っうぉふ?!
[『あぶねえ!!』と聞こえたかと思ったら、グイッと引っ張られて。 なんだなんだと混乱していれば、さっきまでオレが立っていた場所目掛けて変なカエルが飛びかかってきてた。 あのまま立っていたら襲われていた…らしい。 つまり助かった、のだけど。]
…………
[助けてくれたらしい誰かさん……パッと見はオレとそんなに変わらない歳に見えるこの人が、なぜかオレの手を握ってきて パートナー契約がどうのこうのと怒鳴ってくるのだ。>>154 多分慌ててるとかでそうなってるんだろうが、急な事でオレはすっかりぽかーん状態。]
………アッハイ、契約する
[桐生絽衣と名乗ったこの人の勢いに付いて行けてないがオレは言われるがまま受け入れる返事をしていたんだ。>>155 いや、パートナー契約がどうのこうの言うって事はこの桐生って人もまだパートナーいないって事だろ? じゃあ問題ないかなって、大丈夫なんとかなる。]
(199) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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で、さ……契約出来たらどうすんの? あの変なカエル倒すの? なんかバスケとかのボール持ってたり……しないよな、うん ……メール確認していい?
[そんな呑気な事を言ってる場合じゃないって知ってる。 でもまだメールを全て読み終わってないから、パートナー契約が完了したら出来る事を把握していない。 当然サイキックについてもまだ把握していない。 ボールでもあればそれをダンクシュートの勢いで投げつけてやるが、そんなもの都合よく転がっている訳もない。
とにかく分かってない事を頭を叩き込む時間が欲しいんだ!
それはそれとして、まだ手を繋ぎながら話している今。 契約が完了してさえいれば、実は既にサイキックが発動する状態になっていたりするけど 自分の能力に気が付くのは、走ったり何かを投げつけたりする時になるかな?*]
(200) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ どうやら伝わったようで>>189>>190、 二人揃って死ぬなんて結果にはならなかったらしい。
男は度胸、女は愛嬌と言うけれど、 目の前の、……オニーサン?おねーさん?は、 どちらに当てはまるのだろうか。
言うなれば最強、なんて雰囲気で>>189、 確りと手は握り返された。 ── 細いけれど"男の人"の手だ。
一瞬だけ手の方を見て、 それから直ぐ、顔を上げて、 ]
(201) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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── ん。
[ 勿論。と。薄く笑った。 "酔狂"な女子高生の 珍しい表情。 口にこそしないけれど、 きっとこれが契約のあかし。 ]
(202) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ "縛られている" ]
(203) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ 目の前の金色に近い髪から、 よそ行きの"かいらしい嬢ちゃん"へ。 そう まさに今の黒色へと変わっていく最中、 鏡に映る自分を見て、そう思った。 あの頃は夜まで遊びほうけて、 頬やら腕にはガーゼが貼りっぱなしで、 "女神"とはほど遠い顔をしていた。
どうやら有名とか噂になっているとかの、 美容師"ナントカさん"はお休みらしく 割合空いている日だったように思う。
多分、美容師に何を言われても、無言を貫き通していた。 面倒だったのもあったけれど、 あの時口が切れてて、
喋ると ── だった、から、 ]
(204) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[カエルだけに、なんてマヌケだろう が、さっきまで群れをなし 散々ゲコゲコガシガシしてたカエルは姿を消した]
あ、足が…もげてる
[どうやら、どこかへ消せる物量には 一応、限界があるらしい
丸ごとではなくカエルの足が一本 ピクピク動いたまま、道の上に転がっていた]
おお、もげたてフレッシュ
[うん、いきなりここから自分たちを動かすとか ギャンブルなことをしなくてよかったと、思う]
(205) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ 心が、軋む。 ]
(206) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ 赤色の宝石が光る指環。 その隣に、お母さんの遺影。
── 男の子が欲しかったんだ、と父は言う。 ── 男の子でなきゃ駄目だったんだ、父は更に言う。
もう居なくなってしまったお母さんとの、 最初で最後のこどもが、"遼"。
…軋む心は忘れてはいけない。 これは喪ってしまった悲しみと、××だ* ]
(207) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ 笑ったと 同時。 ] [ 一瞬、過去が過ぎったのは、 きっと気のせいじゃあ 無い。 ]
(208) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ ── しゃら、 ]
[ 制服 両の袖口から、細い金属音。 オニーサンにも、あの男にも、 そして勇ましく向かってくる蛙にも、 もしかしたらそれは 蛇に見えたかもしれない。
細く、長く だけど脆さなど感じさせず伸びていくのは、鎖。 先端に真っ赤な宝石が 重りの様に付いていて、 ]
(209) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
……あ、ああ、ごめん。 不便…だよね、ウン。
[契約、とやらは済んだ筈だけれど、 特段何かが変わった様子はなかった。
少年漫画の様に力が溢れてくる、とか 感覚で感じる物がないかとワクワクしながら ナオの手を握りっぱなしで……… ちょっと、時間が長かったらしい。
心なしか、ナオ>>193の声に呆れが混ざっているように―― リツは思った。気のせいかもしれないが。]
(210) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
── 残念、潰せない か!!
[ 何をすれば良いのかは直ぐに分かった。 鎖の上方を掴み、振り上げれば そのまま勢いを付けて足元をなぎ払う。
重りがあるから勢いも増して、 流石に蛙が吹っ飛びぐらいはするだろう。 私とオニーサンの周りだけではあれど、 掃討、という言葉が丁度良かった。 ]
(211) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
[ オニーサンを見上げて、 ほらできた、と言いたげに両手で鎖を持ち上げる。 "これ"でないと、 あの生き物はどうにも出来ないらしい。 それがこの悪夢のルール、って、やつ。
…まあ、これで十分と思っていた私も、 だいぶ鈍ってはいた様だ。
オニーサンを見上げたままで、 揺らめく蝶と、死神の後ろに居る狼>>@75には、 気付くのが遅れているのだから* ]
(212) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
[見下ろした雑踏の中には、ひとつ、ふたつ。 顔見知りか、或いは、なし崩し的にか。 少しずつ、相棒を見つける動きが出来てきたものだから、 ビル街からそれを見下ろした死神は、へにゃりと緩い笑みを浮かべた。
この数日間が、君たちにとって良い思い出となったらいいね。
頭を過るのは、自分が参加者だったときのこと。 まだ、パートナーと一蓮托生の関係で、 まだ、半袖の腕に、じゃらじゃらとアクセサリーをぶら下げていたころの話。]
(@77) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時頃
|
[「遠慮します」なんて、すっぱりとした拒否にも、 センスのいい女性>>@67>>@68は動じた様子もなかった。 ただ、にこやかに、死神が持つというバッジをちらつかされたものだから、 もらっておけよ、なんてパートナーの言葉に押されて、 僕は、彼女からの“ともだち申請”を受け取ったのだったっけ。
それは、今となっては、苦々しい感情が付きまとうことのない貴重な思い出だ。 彼女からバッジを受け取った、その数日後。 一蓮托生であったパートナーを殺した僕は、彼女の言葉に誘われるようにして、死神となって。 そうして、今、この場所で生きながらえている。*]
(@78) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
[長袖の薄手のフードと、だぼっとしたサルエルパンツ。 三度、携帯の画面>>@44>>@56に目を通した死神は、 『ありがとう。気を付けるよ』 二重の意味を含んだ言葉を送って、
ふと、思いだした。 そういえば、僕は中トロが食べたいなぁ。 メッセージにして送るには今更すぎるので、それは心の中に留めておく。]
(@79) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
── スクランブル交差点 ──
気が付けば、 雑踏の音が頭の上にうごめいている。 目を覚まし、アスファルトと抱き合っている状態に、 きょとり、前髪に隠れた目は瞬きを覚える。
頭を抱え起き上がる。 頭にのせていた帽子がぱふり、落ちた。 それを拾うと、 木の皮を磨いたスマホケースをつけた、携帯電話。
落としたのかと慌てて拾い上げると、 同時にメールの着信音が頭の中に響いた。]
(213) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
[さて、参加者にノイズをけしかけるでもなし、 或いは、デイリーミッション>>@49で誘導するでもなし、 ましてや、手練れのものが怪我を負うことなど殆どないのだから、 救護班など在って無いに等しい。特に、序盤のこういった日には。
未だ、死神らしいことをしていない自分がこうも生き残れているのは、 偏に、見えない大きな力>>@63のお陰だろう。 ゲーム外で時折呼び出されることはあれど、命に比べたらなんのその。 どこか楽し気な、蛇を思わせるような視線に表情をこわばらせながら、 睨まれた蛙は今日も生きながらえている訳だ。
尤も、それにも限度はあるだろうから、 多少は“らしい”ことをしなければならないだろう。 はぁ、とため息と共に見下ろした雑踏に、死神は適当な姿を探す。**]
(@80) 2017/06/10(Sat) 00時頃
|
|
[ピリリリリ、と味気ない着信音に目を開く。 不機嫌そうに起き上がれば、枕にしていたフログは何事かとこちらを見上げたようだが、介せず携帯を取る。]
人の安眠邪魔するやつは馬に蹴られてUGに落ちろ。 ……ん?ヨハネ?冗談にならないからやめろ? しったこっちゃないね。
……モリ区の壁死神が一人こっちに紛れ込んでる?(>>@76) いや、知らんがな。 何?こき使っていいの?ゲーム始まったから出せないよ?
……ああ、はい。 じゃあ特別手当こっちで出しとくから。 経費で落ちないよ。後で払えバカ。
うん、うん。じゃあね。
[気怠げな対話は、別地区のコンポーザーと。 末端の管理くらいちゃんとしろよ、思いつつも自分もおざなりにしている部分ではあるし、文句を言葉に出さずに通話を切る。]
(@81) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
|
|
[コンポーザーか。 ふと昔のことを思い出した。
死神が、リアルグラウンドの人間を大量虐殺して、ゲームを盛り上げたことがあった。>>166
普段姿を表さないコンポーザーが、その死神への『おしおき』を切欠にして、表に出てくるようになった。 それが 猪野々 装花 と名乗る、この幼女だ。
ニタリと三日月が口元に浮かぶと、その表情は子供とはかけ離れた何かになって。]
楽しかったなぁ……アレは。
[くっくっくと喉を鳴らして、フログを枕に再び寝転がる。 あれ以来、誰かが人を無闇に連れてくることはなくなったが。 不思議なもので、見た目が良い人を好むものもいるらしい。>>@36 最低限選りすぐる程度はしておいたが……さて、今回は死神のお眼鏡に叶う人はいるだろうか?
面白ければいいけれど、と瞼を下ろした。*]
(@82) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
|
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>>#2>>#3>>#4>>#5>>#6
[のろり立ち上がり、メールの内容を確認する。 だが、その間にも、人波はざっざと押し寄せて、 避けなくては、と踏み出した脚、とおりがかりの人が踏みつけていく。
慌てて、引っ込めて、 一瞬、踏まれたことを感じたのか感じなかったのか。 ともかく、人々は何もなかったかのように過ぎて]
何が?
[理解できないまま、ともかくとスクランブルの中、歩道へと駆けた。]
(214) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
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おお、こりゃあ
[しゃらり 真っ赤な宝石が、獰猛な爬虫類の瞳のよう。 蛇に睨まれた蛙は まぁあっさりとやられるモンで。>>211
この様子なら、期待出来そうやありません? 女の子が気づいてなくても>>212 一蓮托生、二人で一人 二対の瞳があるのですから、ま、どうにでもなるでしょう。]
(@83) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
[手を繋いでから契約を宣言?して そしてそれを受け入れる返事を聞いた。>>199 目の前の子供は自分より状況をまだ把握できておらず それでも咄嗟に契約を宣言した事は 悔やむことでは無いだろう。 子供が目の前で消えていくのは嫌だったし 見捨てることだけはできなかったから。 もちろん、先ほどの死神、 戸隠流生>>@60が言っていたように 手前が命を落とせば片割れだって命を落とす。 その逆も然り。>>@48 子供が片割れでは不利かもしれないが 目の前で消え行くかもしれなかった命を 救えたことに一人で勝手に満足を]
(215) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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……さあ?でも一先ずこれで ただそのまま消えなくて済むんだろ? あのカエルは契約してない魂を 執拗に襲うって言ってたけど、 アレがノイズとかいう奴なら どっちにしろ襲ってくるわけで。 あー、メール読んでお前も理解しろ! つーかお前、名前は?
[生憎自分だって思考回路はショート寸前。 今すぐ会いたい相手なんかいないけど。 ただ、サイキックだとが言う特殊能力が目覚めて
………目覚めて、なんだった?
ベラベラと喋りながらも頭の中の多過ぎる謎を 整理すべく頭を働かせるが そんな時にまたカエルが飛んできたものだから]
(216) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[不完全含めて大量のカエルはどこへいったのか 上手くいけば、GM>>17のところだったり 死神様の誰かがキャッチしてくれたかも知れない
──どこからか、舟歌が聴こえる リズムはゴンドラを漕ぐままで
或いは他の参加者のところだったり 素直に公園の池に沈められたかも知れないが
傾く姿は笹舟よりも脆く儚く 乗ってたこどもの命も奪って
それは与り知らぬこと
なす術もなく流れていっただろう*]
(217) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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クソッ!!! なんか出ろ!!!
[特殊能力って何だと言わんばかりに カエルに手のひらを突き出して怒鳴りつけた。
瞬間、ピキリと空気が冷やされる感覚。 パキンッと乾いた音とともに手のひらから 飛び出してきたのはキラキラと陽の光を返す 氷でできた槍。 それはカエルを貫通し、そのまま RGの人間には触れることなく地面に突き刺さった]
(218) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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なんか出たーーー?!
[出たら出たで、あまりのことに騒ぐ。 一先ず今度は握りこぶしを作り年を込めれば 氷の槍を握る形で生成して それで近付いてくるカエルたちを 薙ぎ払ったり、突き刺したり]
……メール読み終わったか?
[ブチュ、とカエルを突き刺しつつ問いかける。
………あれ、と。 自分に違和を覚え、ボンヤリと突き刺したカエルに 視線を落としていたが]**
(219) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[ならば、もうここに居る理由もありません。 かつと一本歯が鳴けば も一度、紙吹雪が広がります。 丁度良い風が来たものですから それは、僕の背中を隠してくれることでしょう。
派手と形容されることは多々あれど 隠れんぼも、得意だったりするのです。 人を隠すなら人の中と言うでしょう?
紙の群れが落ち切るころには 翼持ちの死神さんは お二方の視界の外。]
(@84) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[混凝土を埋める紙 もし、誰かがそこに目を向けたならば 一枚だけ、吹雪とするには大きなものを見つけることでしょう。
細い筆文字がつづりますは 短い短い、一つの問いかけ。]
(@85) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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『それは転んだ。 そして死んだ。
状況を説明せよ。』**
(@86) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[さ、て、と。
直接戦えないからって、いつまでもスマホで暇潰しをしているわけにもいかない。 魔術師は舞台に立ってこそ。 自分の手技で稼いでこそ、だ。
ホテルの屋上からひょいと降り、アスファルトにふわりと降り立つ。 ——その一瞬だけ、死神の黒い羽に重なるように、白い羽のようなものが顕現し—— すぐに、何もなかったかのように消える。]
あら?
[気付けば、眼前にぼとりと落ちている、 手足が綺麗にもぎ取れたカエルのノイズたち。>>217
それらは少しのたうち回った後、黒い残響を残して掻き消えた。]
(220) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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んふ。 面白い能力を目覚めさせた契約者がいるってことだべな。
[周囲にそれらしき能力を使った参加者の姿が見当たらない。 また、さっきまで何もなかったところに出現した四肢のないノイズ。 転送系だろうか。
漆黒のケーンを片手に構え、魔術師が闊歩を開始する。]
(221) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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消えた! へえー…これが、サイキック、ってやつ? これって、狙った所にも、飛ばせたりするのかな?
[カエルはどこへ帰ったやら>>205 ワクワクとしながら、ナオへと問いかける。 ……一本だけカエルの足がぴくぴくと転がっているが、 流石に踏みつぶす勇気はない。]
………あ。
[周囲を見回してみると、未だ残党が残っていたらしい。 意識を集中させ、残された足やら、散らばっているカエルへと、 強い波動を送るイメージ。
……小さなカエルがずたずたに裂け、その姿を消していく。*]
(222) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[舞い散る紙吹雪に紛れ、 紙片が見えたのは、お帰りさせた余波か 手にできたのはきっと何かの気まぐれで
その文面>>@86に顔を強張らせた]
(223) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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— スクランブル交差点周辺 —
[——向こうの歩道にて、第1村人ならぬ、第1演者候補を発見。>>214
様子を見るに、どうやら契約はまだのようだが。 さてさて、それでは私の出番。]
悪夢の心地は、いかが?
[少し離れたところから、ケーンで地面を打つ。 それを合図に虚空から現るるノイズ<フログ>が、3匹。
状況把握に勤しむ男へ、嗾けた。*]
(224) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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>>214
[だが、駆けている最中にも、既に、異変は起こる。 周りを見まわしていると、足元が
ぐにゃ
とした。]
カエル?!うわ
[ぱちん、普通に見かけない極彩色の内臓がはじける。 ぴちゃっと足元にオレンジ色、 おそらく、体液が細かに飛んだ。]
(225) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[すぐに破りしててもよかったけど そうしなかったのは、どうしてだろう?
そんな疑問は刹那で流れに消えていく 流れに浮かぶ泡沫は淀みのそれより遥かに儚い
ポケットに突っ込んで、次はどこへ行こうかと 考える方が、多分──今は大事だろう**]
(226) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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すごい、数だ。
[スクランブル。そのカエルの列は、 特定の人間だけを狙っているようだ。 それは、どうやら、それが見えている、自身と同じような
メールによると、死んだ、人間というやつなのか。]
いや、おっと。 結構、これは、よろしくない?
[向かっている羅列。 見れば、それに襲われて、すぐ近くの人が溶けた。 前髪の裏からもそれはよく見えて、 一度、生唾飲み込むと、踵を返し、カエルを避けながら、 さっきのメールの文章を思い出す。]
(227) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>224
って、あの女の子が?
[そして、避けた時、確かにそのカエルを操るような影を見る。 同時に飛んでくる3匹。 どう考えても頭に降ってくるので、叩き落すべく、腕を出す。]
ちょっとお嬢さん。 これは…
[説明など求めているけれど、 もちろん、メールはざっと読んだ。 把握というか、まだ、つながっていないのだ。]
(228) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[走って走って、走っている内に更なる謎状態に気づいた。]
…もしかして、この蛙、見えている人と見えていない人がいる?
[これだけ派手に駆け回っているのに、 交差点は普段どおりの賑わい。 道行く人達は、パニック一つ起こす事が無い。
その一方で、自分以外に不自然に蛙が群がる辺り。人影が現れては消え…やがて蛙に呑み込まれる。]
頼れる仲間…蛙にくっつかれてたら手遅れだから… それ以外!生きてそうな相手を…あれ?死んでる?あれ?
[ややこしい。そもそも自分は死んだのだろうか。 忘れ物のカードを手に取り、それから…それから…]
(229) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ しかと繋いだ手は振り払われる事なく。 薄く、それでも、浮かべられた笑み。>>202]
あら、いい顔するじゃない。
[ 世辞ではない本心が口からまろび出る。 鉄仮面のままだったらどうしようかと、
思っていた、その時 ]
(230) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ ―――― ごぽり。
脳裏を掠める“ 水の音 ”は、死の間際の、]
(231) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ だがそれも、聞こえた声に上書きされる。>>@72]
…… あら、いいのかしら。 アタシたちが正解すれば、アナタは困るんじゃないの?
[ この蛙が自分たちを倒すためのものならば、 それを向かわせる彼にとっては都合が悪そうだが、 どうにもそんな雰囲気を感じさせない。
繋いだ手を一度解いて、 述べられる口上と舞う蝶を見ていた。 それが紙吹雪となって、はためく時。 微かな金属音を、聞く。>>209
彼女の両の袖から覗くのは、 一見すると蛇のような、鎖 ]
(232) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[☆5、 生き残るためには他の参加者と「パートナー契約」を結び、2人1組になることが肝要です。 UGでは他者と絆を結ぶことにより特殊能力「サイキック」を目覚めさせることができます。]
と、これか。
[カエルをたたき落としながら、 さっきのルール復唱。 とりあえず、パートナーをみつけないといけないらしい。 だけど、パートナーって、 誰でも、と…いっても、 こんな事態でも元来、そこまで口説き上手なわけではないのだけど。]
(233) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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|
[ それが四次元空間から現れたかのように、 どんどんと伸びて行って、風切り、唸る ]
凄い……。
[ >>211 群れを成していた蛙の軍は、 鎖に払われ、霧のように次々と消え去る。
―― 潰すよりも、こっちの方が強くないかしら?
考えている間に、群れはいつの間にか消滅していて、 ほらできたと、見上げてくる顔に、微笑む ]
(234) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ だけど、声を掛ける前に、下駄歯が鳴って、 その姿は紙吹雪に掻き消され、消えた。 ただし、厄介な置き土産を残して ]
ちょっと、ペットは連れて帰りなさいよ!
[ 叫べども、訴えたい人物の影はそこにはもう無く、 代わりに向かってくるのは、犬にしては大きい、 まるで、狼のような姿 ]
(235) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ 何ができるのかは、契約した時に“判った”
だけど、上手な使い方が分からなくて、 どうしても思い出すのは、死んだ時の事で。
( 駆ける足を止めるにはどうすれば良いか? )
―――― “ 閉じ込めれば良い ”]
(236) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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|
[ 勢いのまま駆ける狼の目前に、 ぼこり、水の球体が生み出される。
狼の身体を覆いつくせるほどの大きさのそれに、 急停止できるわけもなく、水音を立てて“呑まれる”]
ごめんね……。
[ 水の中をもがく狼に水圧を、かける。 身動きが取れなくなるほどに。押し潰されるほどに ]
(237) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>229
[でも、なんだかな。 思い出したのは、 そのコンビニの女の子で。
己が死んだとすれば、あの子は無事だっただろうか、と、 もしかして、彼女もこんなことになっているのではないかと、
心配、なんて、余裕はないはずだけど、 浮かんで、見まわして]
――……いた。
[カエルにおっかけられてる、あのサラサラの髪。]
(238) 2017/06/10(Sat) 01時頃
|
|
[ やがてそれは、水の中で消え去った。 あの時潰えた、自らの命のように ]
終わったわね。
[ そうして、役目を終えた水球は地に落ち、 音を立てて紙吹雪の上で散った。 ふう、と一息ついて、それから、 思い出したかのようにぱっと彼女に視線を向ける ]
(239) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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|
…… ああ、そうだわ! まだ名前聞いてなかったわね。 アタシは……シーシャって呼んで。
―――――― アナタは?**
(240) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[>>224 周囲をくるくる見回していると、 誰かに語りかけているようなツインテールの女の子を発見。 更にその前に、男性の姿が見える。]
…どっちだろう。 こんな交差点のど真ん中で会話してるから、 なんとなく、なんとなく当たりな気がするんだけど… いや、でも既に組になってるって可能性…
あれ、あの後姿、私、どこかで見たことが…
[>>238 ぱちり。こちらを向いた。]
(241) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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まだ頭がついていっていないご様子ですね。 それも仕方ありませんが、時間は待ってはくれません。
戦わなければ、今度こそ本当に死ぬ。 そういうことです。
そして、戦うためにはどうすればいいか?
[>>228仮面の下で笑みながら、試すように投げかける。 3匹のカエルは、いくらいなしても執拗に彼を狙い続けるだろう。]
(242) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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[ケーンの先端を、真っ直ぐに突き付ける。 “答え”に気付けなければ、今度こそ死へ誘うつもりで。
その瞬間、彼の視線が向いた先。>>238 なんとなく察した私は、追加の問いを投げかける。 新たにやってきた彼女にも聞こえるように。]
それでは、もうひとつ。 “その人と一緒に生き残るか、もしくは一緒に死ぬか”。 そのどちらかの覚悟は、ありますか?
[パートナーを信頼できなければ、待ってるのは悲惨な終幕。 彼と彼女はそれに頷けるか、否か。*]
(243) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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>>238
三留さんっ
[目が合った瞬間、その名を呼ぶ。 それは。びっくりするかもしれないけれど、
残念ながら、その制服にくっついた名札の名前は、 どうしても覚えてしまっていた。]
こっち ええと、こっちに、きてくれ。
[正直、唐突だと思うけれど、 瞬間、彼女しかいないと思ったわけで]
(244) 2017/06/10(Sat) 01時頃
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え??名前知ってる?知り合い…???
[>>244 一瞬戸惑う。視界の先。よく見ると 男性の傍にも蛙がゲロゲロゲロクワクワクワ]
あ!!! サラダチキンの、熊さん!!
[セブン・トゥエルブのカードは、 残念ながらお客様が機械に翳すタイプだったので。 よくご利用頂く常連さんでも、 名前ではきっちり覚えていなかった。
なので、店内で通じるあだ名。 熊さん呼びが咄嗟に採用されたのだった。]
(245) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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ごめんなさい!! ピロピロワカメ蛙、追加入ります!!!
[呼ばれたのだから、行ってもいいはず。 許されるはず。 例え自分が蛙をゲコゲコ引き連れていても。
そうは思いつつも、一応蛙の存在をお知らせをして、 男性の傍までひたすら駆ける。
>>243 ツインテールの女の子が、男性に向けて 杖のようなものをつきつけていた。 まるで魔法のステッキ?と少し思う。]
(246) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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『“その人と一緒に生き残るか、もしくは一緒に死ぬか”。 そのどちらかの覚悟は、ありますか?』
[>>243 騒がしい交差点のはずなのに、 ツインテールの女の子が発した言葉は、 まるで何かの神託のように妙に耳に残って聞こえた。]
(247) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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>>242>>243
[と、それは、コンビニ女の子を呼んだ瞬間。 つきつけられるスティックは、 (残念ながら、ケーンという名称を知らない) その子の口から、軽やかの死の宣告とともに、キラリ。
カエルの内臓から飛び散る体液がぴっと頬を掠めた。]
(248) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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>>245>>246
え?熊?
[それは、偶然にもいつも呼ばれている名称と同じで。 コンビニでもそんな通称名で呼ばれたことは、 知るすべもないが、自然だったことは間違いない。]
戦い、一緒に生きる、死ぬ?
[言葉を呟き、カエルを引き連れてやってくる女の子を見た。]
あ……。
[そのカエルがコンビニの女の子の背後から、 的確にその髪を頭を狙っているのが見えた瞬間。 迷いは消える。]
(249) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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( ─── 世界は斯くも、残酷 ”だった”。 )
[ 死人の顔を重ねられることの、 無常さを知っている男は 此処には居ない。 ]
(250) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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……ん、 輝久、だろう?
[>>175まるで予想だにしなかった名を 噛み締めるような言い含みかたへと不思議そうに笑う。
「まさか自分の名を忘れたなんて冗談、言わねえよな?」
から、と足元が空鳴るたびに抱く、仄かな違和感など。 誰の目にも止まらぬ、雑踏の中では投石にも成りはしない。 ───今の男では。]
(…然うして河原の石のように、残酷を積み上げてゆく。)
(251) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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わかった。俺はこの子と一緒に生きる。
[>>243 そう叫ぶと、 こちらに駆けよってきたコンビニの女の子に手を伸ばした。 考える暇はない。 彼女が手を取らなければ、次は実力行使だ。 引っさらう勢いで。]
(252) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[>>182だからこそ、 染められた赤花の兆しなど欠片もない 白い軀を一瞥しただけでは、痛みなど気づけまい。]
……あんだーぐらうんど? 地下、……ってわけでもないだろう。
(「なんだそりゃ」と メールを読めていないことを、 まるきり露呈させて。)
[否定されぬうたかたを見続けて、 見続けたがまま、示された”敵”へと首を回しながら ───また、無情を重ねた。]
(253) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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然し、今日は随分他人行儀じゃねえか。 きみの偏屈さだとか、変わっているところは 知っちゃいるが、ねえ…。
───ちょいと、寂しいかもなぁ。
[かし、と、手持ち無沙汰なように、 扇を持たぬ手で紙束をひとつ梳くようにしながら、 はは、と、冗談混じりに笑う。
それを食らうように視界の端で蛙が跳ねて、 「わ、」と慌てて半歩退いては、情けなく眉を垂らした。]
蛙は井戸の中で大人しくしててくれねえかな…。 その敵さんだとかも、よく分かっちゃねえんだが、 物の怪、ね。 ………初めて見たよ。
(254) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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で、 ──その物の怪ってのは倒せるのかね。
[同じサイガワラの中であっても、 伝統を重んじる世界もまた別世界であろうとも それは正しく、”非日常”。
どこか未だ、それを楽しむ素振りがあるのは 状況を理解しきれていないからこそ。]
( ……喪われた世界での無知たる罪は、 果たして沙汰に組み込まれるのやら。 )
(255) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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( >>187 ”とうに擦り切れた我が身など、 如何なったとていい、と諦め捨てた身を 慮るばかりか、拾いあげてくれる優しいきみを、 ──どうやって、責められようか。” )
[ 罪深いのは他のだれでもなく、 生前の男であれば言えたに違いない心内など、 今は深淵にひた隠され。 ]
(256) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[持ち直された木刀をきょと、と見た玻璃も、 差し出された手を応えとして受け取った。]
……憙、構わねえさ。 きみとなら、
(257) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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え??え??は……はいっ!!!
[「熊さん」がこちらに向けて手を伸ばしてきた。>>252 話の流れは途中からしか聞こえていなかったのだが
この人が助けてくれる。
その事ははっきりと理解できたので。
こちらに向けて、伸ばされた手をしっかりと握った。]
(258) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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─── 契りでも、なんとでも。 付き従おうよ。
( きみと絆など、交わせぬと思っていたがゆえの。 )
[ 虚像を瞳硝子に照らしたままで、左手を差し出す。 喜色を朧に滲ませ”夢”を見たが儘、その手を握った。 ]*
(259) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[ するり、鎖は袖の中へ戻っていく。 何処から出ているのか、と聞かれても、 …もう腕には金属と石の冷たい感覚は無い。
四次元空間の様だ。
見上げた先、 私よりずうっと柔らかい表情を浮かべる オニーサンを見て、思う。
── 引き戻したのは、下駄の音と 輪唱にもならない狼の呻き声>>@75。 ]
(260) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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あ、……
[ 咄嗟に鎖を腕に這わせたけれど、 きっとオニーサンの方が早かった>>237。
駆ける狼の眼前、 壁にするでもぶつけるでも無く、 "呑み込む"為の ── 大きな 水の球。
見開いた私の瞳に、 きらきらと光を反射する水の中 …水の、牢とでも言うべきそれの中で、 もがく狼が映り、 押し潰されて 消える。 ]
(261) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
|
|
[ 無言だった。 すごい、と 言えれば良かったのかもしれない。 言えなかった理由は、分からない。
── ぱしゃん と、
沈黙を破ったのは、落ちた水音。 振り向いたオニーサンを見る私の表情は、 きっと鉄仮面に戻っていた。 ]
(262) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
|
|
[ 辺りは落ち着いたように思えるし、 さて これからどうしようか と。 私が次に思っていたのはそれで、 だけど、 オニーサンはそうでは無かったらしい>>240。
"シーシャ"と名乗ったその表情を、 ちょっとだけ訝しげに覗き込んだ。 …だって、オニーサン、外国人? ゆらゆら、後ろ手に鎖の宝石を揺らして、 ついでに私のポニーテイルも揺れて、 まあいっか、と ぴたり。止める。 ]
(263) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
|
|
[ 聞かれた私の名前。聖川遼。 ── ハルカ。女の子の名前。 ]
(264) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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……………リョウ って 呼んで。
(265) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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|
[ ぽろ、と 出てきた名前は、似て非なる自分の名前だった。 ] [ 何でそう答えたの?って聞かれたら、 サイガワラで知ってるヒトがいるかもしれないとか、 不良がパートナーとか、私だったら嫌だとか、 幾らでも理由付けは出来た、
…出来た けれど。 本当は、さっき過ぎった、 ずうっと昔の思い出の所為だ。
心が軋む感覚は未だにあれど ── ]
(266) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[ あの過去に もうひとつ。 何かを置き去りにしてしまった虚無感が、ある** ]
(267) 2017/06/10(Sat) 01時半頃
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[彼と彼女にどのような縁があったのか、私は知る由もないけれど。 >>252>>258おめでとう、契約は果たされました。]
契約おめでとうございます。 お客様はこれで、本当の参加者たる資格を得たというわけです。 助け合い、生き返りを目指して、頑張ってください。
[ケーンを引っ込めて、仮面越しに、にこり。 カエルのノイズたちは、契約の波動を感じるとおとなしくなるだろう。 ……何匹かは、それでも果敢に飛び掛かろうとするかもしれないが。]
(268) 2017/06/10(Sat) 02時頃
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|
[しかし、どのようなサイキックが発現したか知らないが、 契約者にとってカエルはもう役者不足だろう。
被っていたシルクハットをおもむろに取り、 その中を軽くちらつかせて、何も入っていないことをアピール。 そして、ケーンでそれをひと叩き。
——すると。 何も入っていないはずのシルクハットから、黒い塊がぼとりと落ち、 それはぐにぐにと変形して、狼の姿を取る。
ノイズ<ウルフ>。 素早く駆け回り、噛み付き攻撃を得意とする化け物。]
それでは、良い悪夢を!
[狼をけしかけると同時に、にこやかに挨拶をした。**]
(269) 2017/06/10(Sat) 02時頃
|
Tips:
ノイズ<ウルフ>
オオカミ型のノイズ。
素早く駆け回り、鋭い噛み付き攻撃を繰り出す。
(#10) 2017/06/10(Sat) 02時頃
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[手を繋ぎ、しっかりと握りこむ。 自分より大きな掌。 繋いだ瞬間、何か暖かい力が流れてくるような錯覚がした。]
『>>#5 ☆5、 生き残るためには他の参加者と「パートナー契約」を結び、2人1組になることが肝要です。 UGでは他者と絆を結ぶことにより特殊能力「サイキック」を目覚めさせることができます。』
[斜め読みしたメールの一節。 それが何を意味するかも、まだはっきりと把握できていない状態だったのだが。]
えぇ…と。これ… 黒い女の子が言った通り>>@71 頼れる仲間が見つかったから、 蛙はもうついてこなくなるって、こと…かな?
[>>268 おめでとう、と語りかけるツインテールの女の子を見て。 それから、手を繋いだままの熊さんを見る。]
(270) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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うぅぅ…良かったぁ… もう追いかけっこしなくて良いんだ。 良かったぁ…
………??
[気が抜けたように笑顔を見せて、正面を向きなおすと 女の子が帽子を脱いだ。>>269]]
種も仕掛けもありません? マジックみたい。 ……何か出てきた!すごい!
[首を傾げて、杖でぽんと叩くのを見る。 中から謎の塊がぼとり。
ぐーにぐーにぐーにぐーに変形して…]
(271) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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わぁ。真っ黒狼ね。 牙、すっごーい。 ………あれ?
[黒い狼…ウルフは、獰猛な牙を剥き出しにしてぐるるるる… 明らかに攻撃態勢ですありがとうございます。]
ね…これ… なんか、ヤバく…ないかな…?? って、来る!!こっちに来る!!!
[ウルフは、身を低くして、後足の力で一気に跳躍。 自分達に向け、鋭い爪と牙を繰り出してきた。]
(272) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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やだやだやだやだ!!来ないでよー!!
[ウルフの吐息が間近に迫る。 逃げるのは間に合わない!! そう思った瞬間、
ぶに
と、弾力のある柔らかいものが思い切り腕に押し付けられ、 弾いたような感覚。 視界の先で、ウルフが口を開けたまま跳ね飛ばされ、 地面で数回ボインボインと柔らかく跳ねるのが見えた。**]
(273) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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[此の様子に何ら違和を抱くでもなく。 不思議そうに笑う先生は、青年にとってもさして変わりなく見えた。 …それが、己を父と重ねて、父そのものの影を思っている事を除けば。
積み上げられる石を平そうとするではなく、けれど、それを笑って見遣れる訳でもなく。 軋みを思うより先に、表情が歪むより先に、知りえた情報を口にするのは、少なくとも青年が先生を生かす事を最優先に置いたからだ。]
…横文字は、苦手なものでして。 私にも今一つ、意味は解せていないのです。
[恐らく読んでいないのだろう事は言葉から窺えた。 尤も、青年も確と目を通したとは言い難いものだから此の際それは語らずにおく。
何より、“敵”などと、普段の青年が口にしない事は当人の気付けぬところ。 示した先を見遣りながらに重なる無情は、如何としようか。]
(274) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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[重ねられたその死に人の振りをする事は。 若しかすれば、重ねるよりも酷やもしれない。 けれど、平生以上に柔く見える笑顔のさぞ嬉しそうに映ったものだから、それが歪むのを先送りにしたかったのだ。]
[ 誠、惨酷は己やもしれない。 ]
(275) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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[他人行儀、だと、寂しい、と謂う。>>254 青年が知覚するのは、思う以上に父と先生が親しい友であったらしい事のみで、そこにあった銘々の想いだとかまでを知る事はないが。 此の時ばかり、若造に過ぎぬ己が先生へと崩した口を利くのは赦されるだろうか。 説教だろうと折檻だろうと請負う覚悟の上で、青年は父により近くあろうとする。
その傷に耐えかねたならば、何の予兆もなく。 朽ちる素振りの片鱗もなく、その姿そのままで落つるばかりだ。 首斬華が、左様であるように。
冗談の混ざる笑声を食らうように跳ぶ蛙を物の怪などと謂ったは、偏に“雑音<ノイズ>”の名を読み拾っていなかったからに過ぎない。]
…扨、如何か、 手立てが在るかまでは知らないもので。
[サイキック、のところは読み飛ばしたもので、2人が契約しなけりゃならない事までは把握したが、それで如何なるやらはとんと知らないのだ。]
(276) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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[「まあ、手立てのない事こそない… だろうよ、」などと、無理に他人行儀と言われた所以を除こうとする違和感は只ならず。 青年は、非日常を愉しむような調子の先生へ、何ぞと口にもできない。 飲み込みきれぬは、己も同じ事なのだ。]
…… 嗚呼、断られたなら如何としようと。
(…不安にばかり、思っていたのです、)
[差し出した手に返される手は、それでも素直に嬉しかったものだから、存外青年は己が単純であるのだなと思った。]
(277) 2017/06/10(Sat) 02時半頃
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[瞳硝子を欺いて、“夢”の朧であってもその色が嬉々となるならば。 その朧を斬り払う無粋は、できやしないのだ。
高嶺の華であるよりは。 凛と孤独に咲く竜胆のような。
そんな先生しか青年は知らなかったと云うのに、今の様相からはそうと思い難く。 握られた手を、確かめるよう握り返しては、ゆる、と笑う。]
付き随う、なぞ、大袈裟な事です、
[そう返してから、木刀を横に薙ぐように振るえば、力業で地に叩きつけられた蛙が潰えたような啼き声を上げ、失せた。]*
(278) 2017/06/10(Sat) 03時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 03時頃
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( 哀しみの花は、高嶺の華には成れぬ。 優美に咲き誇る柘榴花のほうが、 ─── 摘み取るには余程躊躇うだろうよ。 )
[ 嗚呼、僕はそんなに高貴な人間では無かった。 それどころかきみと友にすらなることはできないほど、 家柄ばかりでさもしい人間だ。
……唯、それをひた隠して、 ”善き友”の面を被ってきたばかり。
その面が外れてしまえば、──秘匿の美は消ゆるのみ。 ]
(279) 2017/06/10(Sat) 04時頃
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───横文字?
[と、言うところで漸く。 何か説明やらがあったのか、と瞬き、気づくのだ。 「きみは、そういうものは苦手だったか」と 記憶を呼び覚ませど、語られぬもののなかは知るまい。 >>274───知らぬものは、察せまい。]
( 年月を経た男なら兎角 目を曇らせた男には、 彼から喪われたものなど。 )
[>>276落つる花の音色が聞こえないことほど、 おそろしいものは無いと言うのに、夢に耽るさまは ある種、その苦悩を喜ぶ皮肉のようでもあるのだろう。
─── 嗚呼、確かにその笑顔は ”壊れなかった”。]
(280) 2017/06/10(Sat) 04時頃
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(”諦念”と言う分別を知ったころの男であれば、 感情を露にするも恥、と覚えていたと言うのに。 散る花の弁に紛れて、風に吹かれてしまったのだろう。 ──少なくとも「寂しい」なんざ、言わなかったのに。)
[>>276>>277 取ってつけた、為らぬ、取って外したような。 敬いの証がなくなれば、見えない壁が無くなった心持ちで、 自然、”人食いのばけもの”が居る場には不相応ながらも ───「……今日のきみは面白いね」と、頰が綻んだ。]
ああ、でも、それでいい。 …それが好い。 そうさな、手立てが無ければ八方塞がりだ。 ……きみの剣でも、どうにもならないの為ら。
(281) 2017/06/10(Sat) 04時半頃
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[一拍遅れて気づいた顔を隠すように、 口元に半開きの扇なぞを、それこそ取って付けたが如く。 添えたのなら、青年の手の中の竹刀を指差す代わりに 見遣ったのも、ほんの暫く。
欠けた緊迫感の代わりに仕切る、 乾いた扇の音が閉じる。]
……僕が、きみの頼みを断ったことがあったかい。
( ───頼られることが亦、嬉しいのだ。 )
(282) 2017/06/10(Sat) 04時半頃
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[ けれども、 きみが嬉しさを感じるその手のむこう。 握り締めたのは、心地好い夢の中の。
”かれ” の手には変わらない。 ]
( 花の首を斬り払おうと、誰も咎めようもないのに。 幾許のようすの可笑しな箇所を飲み込んで、 亦、誰も問わぬ責を自ら負うきみに望んで”騙される。”
──その手を確かめるように握り、例え。 ”かれ”のものとは何かが違ったのだとしても、 それがかれである事を ”諦め切れなかった” のだ。 )
(283) 2017/06/10(Sat) 04時半頃
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( …何かが変わった気は、しなかった。 唯、 )
[ふッ、──と、温度が離れる。 離れてゆけば、>>278亦、言葉に迄距離が戻った気がした。 揶揄うように「ほらまた、」と、からり、と笑いや。]
……そうかねぇ。 ま、僕がそうしたいだけ、……。 って思って貰えりゃいいさ。 [>>278離れた手が、木刀を掴み直す。 丁度地を蹴った蛙を前に、男が何ぞを構えるより先に。 打ち払いは風ごと巻き込んで、 ──閃、 と薙いだ。
潰れた何某かの醜い音と共に、散る。 ほう、と、感嘆を打つ。]
(284) 2017/06/10(Sat) 05時頃
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(───洗練した技を持つ”きみ”の影に、 一抹の荒削りのうつつを見た気がした。 ……首を振った。)
[ゲエムと云うのが微塵も分かっていない男ではあったが、 その振りに思うことは、……無きにしも非ず。 「こう、ぱあ、っとできねえのかね?」と、 何時の間にやら、一匹のみで無く周囲を囲んでいた 蛙たちににが笑う。]
( 喩えばさ、と、扇を開いたのは、 何かを期待した訳では無い。ほんの興。 )
剣を求むることかくのごときは、 また惑ひならずや ……ってな。
(285) 2017/06/10(Sat) 05時頃
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( それに驚いたのは、何よりも男自身。 )
[差し向けた蛙の群れに差した扇子の先から、 渦を巻いて踊り狂うは、藤花の花弁が数多。
幾重もの渦は、ひとつひとつと収束してゆき、 虚空に浮き連ねるのは白い玉鋼を持つ真剣たち。]
…… あ? ……っと、
[驚愕を隠さぬように丸めた目をひとたび眇めれば、 片手で扇を繰り、舞演ずるように蛙の一団の方角をなぞり、 半円を泳がせれば、ぱしん、と閉じる。
───刹那、はなびらがひとひら、ふたひら、 つるぎになり損ねたものが散り流れながらも 蛙を地に縫い”閉じ”、ものどもは芥に還る。]
( …息を呑んだ。 )*
(286) 2017/06/10(Sat) 05時頃
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ー 中央エリア・スクランブル交差点 ー
[呆けていたのはものの数分だっただろうか。 ポケットに入れていた端末が震える。 ぱかり、と開く。
古いタイプの端末が映し出す文章>>#2>>#3>>#4>>#5>>#6は読めば読むほど意味がわからなく]
………死後の世界? ゲーム?
[あぁ、随分と変な夢を見ているのだなぁと。 周りに誰かがもしいれば、未だに呆けた表情で返しただろう]
あー、うん。えっと…
[夢とはいえ、地面で寝るのも如何なものかと。取り敢えず歩き始めた。 悲鳴というか、騒音?が聞こえる、交差点の中央へ。そこにいる化け物の存在など、当然彼女は知らない]
(287) 2017/06/10(Sat) 06時頃
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[ ふわり、と左手が自然な動作で後ろに下がった。 誰かと手を繋がんとばかりに空を舞う、掌。
握り返す存在は、今、ない]*
(288) 2017/06/10(Sat) 06時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 06時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 06時半頃
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んーそうか、消えなくて済むならいいな メールOKなら今から……あっ、名前? 仁希だよ、豊原仁希 じゃあ急いでメール読んでしまうな!
[頭がパンパンで名前を言うって事すらオレは忘れていたようだ。>>216 だからちゃんと名前を伝えて、なる早でメールを読む為に早速携帯を開いた。
またあのカエルが襲ってきたら? ……流石にさっきと違ってオレも警戒はしてるけど メールを読み終わるまでは、桐生に対処やらなんやらを任せる気でいる。 だって、理解出来てなきゃ対処しようがない!
だからオレが今しなきゃいけないのは、まだカエルが襲ってくる程度で済んでるうちにメールをさっさと読んでしまう事。 そういう訳だから、一旦周りへの意識をシャットアウトして 流し読みしか出来ていなかったルールについて読み始めた。]
(289) 2017/06/10(Sat) 08時頃
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[先ずは、☆1から☆4まで。>>#4 ”1日に1回出されるミッションをクリアしてバッジを手に入れなければならないが、死神とやらが邪魔をしてきたりする” ……という事でここはざっくり把握。]
(エントリー料、って……)
[どうやら、一番大切なものとやらが取られてしまってるらしい。 ふと思い浮かんだのはチームの仲間だったりバスケに関係するものだけど、どれもちゃんと覚えてるし取られた気もしない。 唯一違和感があったのは、目が覚めてすぐに感じた視線の低さくらいなもの。 ……いやまさか、後でどうにか確認するけどまさかね。
次は☆5から☆7まで。>>#5 これはサラッとながら一番読めてたパートナーについての説明が主なもの。 ”パートナー契約を結べば、サイキックというを特殊能力が使えるようになる。 テレパシーも使えるし離れていてもそれでお互いの位置把握も会話も可能だが、どちらかが消えればもう一人も後追いで消える。 バッジはペアごとに共有、2人の所持してる合計数を採点。 生き返り出来る最大人数は4人。” ……ここの項目は、そんな感じで頭に叩き込んでおく。 サイキックは後で確認する必要あるけど、一旦後回し。]
(290) 2017/06/10(Sat) 08時頃
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[最後に☆8から☆10、それと添付されたサイガワラ区の地図。>>#6 ここでやっとノイズの紹介が出てきた……が、死神と同様細かい事まで説明されていない。 ……どちらも実際に会って確認しないとだな。 あのカエル以外のノイズもいるかもしれないし。
そしてこのUGとやらではサイガワラ区の外に出れないし、ここで死んだらゲームから脱落という事になるとのこと。 一部の場所では実体化して買い物だったり生きてる人とも交流出来るらしいけど、今買いたい物なんて……バスケのボールくらいか?
これでメールは一通り目を通した。 ざっくり認識で頭に入れたけど、忘れたらまた確認すればいい!]
(291) 2017/06/10(Sat) 08時頃
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あぁ、読み終わった……ぞ?
[ちょうど読み終わったところで桐生から声をかけられたからそう返事を返した。 そんなオレの目に飛び込んできたのはカエル達の無残な姿と、桐生の手にある氷の槍のようなもの。>>219 普通の状況にいたなら目を疑う光景であるのは確か。 でも今は、そうじゃない。 氷の槍のようなものはおそらく桐生のサイキックなのかな、と予想出来るだけの情報が頭に入っているから。]
あー……と、とりあえず状況は把握出来たぞ!
[そう言いながらこちらに向かってきているカエルが残ってないか周りを確認、ぴょんぴょんこちらに近付いてくる1匹を発見。]
よし、残りのあいつはオレがやる! 桐生はちょっと休んどいてくれ!
[と、サイキックを確認したくて言ったのはいいが 一体どうやって使えばいいんだろうか。 バッと手をかざして?それとも何か念じればいいとか? どうするにしろちょっと遠いから、サイキック出てくれと念じながら距離を詰めようと……]
(292) 2017/06/10(Sat) 08時頃
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おわぁ!?
[少し走るだけのつもりで一歩踏み出したら、ジェット噴射で一気に加速したかのような勢いが出て体ごと吹っ飛んでいて。 そのままの勢いでカエルに激突、そのおかげで勢いが死んでオレは地面にべしゃりと倒れて 代わりに激突されたカエルが物凄い勢いで遥か彼方へと消え失せてしまった。 一応カエルは倒せた……と考えていいだろうか。]
(今のなんだよ…… まさかだけど、あれがオレのサイキックとか?)
[地面に倒れ込んだままそんな事を考えてみる。 本当にサイキックなら、瞬間移動だとか力を強くするだとかがオレの能力になるのかもしれない。 だとしたら1つ言いたい。
オレの能力、桐生と違って地味じゃないかな?!**]
(293) 2017/06/10(Sat) 08時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 08時半頃
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[ふ、と、目に留まったのは、またも目を引く出で立ちをした参加者だった。 日本人離れしているとはいえ、日本人に他ならない自分とは違う容姿。 整った鼻筋に、日を受けて煌めく髪。 異国の者らしき女性>>287の姿に、死神は翼をはためかせ、 彼女の近くにあったであろう看板の上へと降り立った。]
そう、ゲーム。 メールは読んだ?なら、その通りだ。
[夢なんかじゃない。君は、死んだんだ。 それを突き付けたら、彼女はどんな反応をしただろう。 “在るはずだった”何かを探すように、 後ろに下げられた手>>288は空を切る。 どちらにせよ、僕のやることは変わらない。]
(@87) 2017/06/10(Sat) 09時半頃
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パートナーを探すんだ。 君が生きるために命を預けられる者、守る相手を。
[必要なことは伝えただろう。何にせよ、メールにすべて書いてある。 言葉を紡ぎ終われば、空間に影をにじませるようにして、 黒い影が現れる。 自身が消滅するまで、相手を追い続けることを命じられた、 蛙のノイズが、ひい、ふう、みい。 もう契約を済ませた人間なら、今となっては脅威ではないだろう。 けれど、まだ契約を済ませていない者にとっては、さて、どうなのだろうね?**]
(@88) 2017/06/10(Sat) 09時半頃
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[ 何処か空虚さを感じるのは夢うつつだからか。 ふと、人の気配。振り返ると、看板に降り立つ長身の男性。>>@87
……背中からの翼と、彼が「上」から来た、という目の前の事実を、現実と認めるにはいささか難しいものの、彼が降り立った時に僅かにきた風は、確かに自分の髪と頬を撫でた]
……死んだ、あたしが?
[ 何故死んだか、どうやって死んだか。 どんなに思い出そうとしても、空をつかむように得られるものはない。
ただ、目の前の男性の存在が、声が、これは リアル なのだと告げる]
(294) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ 少年を見送った後、 軽やかな通知音を鳴らす携帯端末へと目を向ければ ずらりと並ぶ文字に内心圧倒される。 ]
相変わらずだなァおい?
[ 回らない寿司が食べたいだとか、 十連詫び石(?)を寄越せとか、 お仲間を増やそうだとか。 命を刈り取る作業の水面下で交わされる、 いつもと変わらぬ遣り取り。 普段はグループには既読だけつけているのだが>>96 ]
(@89) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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『 アンタが仕切るゲームだ。 勿論楽しみにしてたに決まってんだろォ?』 『 それに、アンタにゃ前回勝ち越されてるからなァ? 勝ち逃げされちゃ、叶わん。 』
『 まだまだアンタとは遊び足りねえんだ。 』
[ 彼女がゲームマスターとして このゲームの参加者を全滅させた暁には、 死神としての地位が保障されることだろう>>3
ゲームマスターの制限を考えると、 全く不自由極まりないというか、 よくもそんな面倒を引き受けたもんだと思うが。 元々、女心の機微というのはよくわからん。 たぶん、このへんは生前から変わらないんだろう。 (その意味合いは大きく違うだろうが) 昔、最初にパートナーに組んだ“あいつ”も そうやってよく泣かせていたっけな。 ]
(@90) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ 目には目を、歯には歯を。 二倍速返信>>96には二倍速で…は無理だが、 それなりに早めの返信は心がける。 ]
『 美少女はともかく、サイガワラ生まれって((・・; お前は何を(AA略 』
[ 内容は例によってろくなものではないが。
素のときの彼女の口調は サイガワラやその周辺で聞くようなものではないが、 それでも彼女は自称サイガワラ生まれを主張する。 ]
(……記憶、なァ?)
(@91) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ UG――この界隈で生きていると、 時折、不文律(おやくそく)のようなものにぶち当たる。
そのうちのひとつが 「記憶というものはあてにならない」ということだ。 このへんは、死神も参加者もたいして変わらない。
失ったことにすら気づけないなんて、 この界隈ではざらにある。 『エントリー料』として失ったものが、 「記憶」ではないとわかっている俺ですら 時々、己の記憶を疑うようなことは多々ある。
魔術師の少女がそういう類のものかは、 ついぞ深く追求したことがないのでわからないが。 ]
(@92) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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パートナーを、探せ?
[相方。側にいるべき人。護るべき存在。いたはず、だったような?]
……あ?
[ >>@88影が、3体。 今のままでは勝てないと、女の勘が告げる。 なんとなく、目の前の彼は助けてくれないような、そんな気はした]
……っ、あぁ!もう!
[ 全速力で、影から逃げるように走る。 彼の言う事から察するに、もう既にゲームは始まっている。 ならば、やることはひとつ]
どうやって探せってのよ!
[悪態をつきながら、逃げる。走る。
行き着く先に、自分のパートナーはいるのだろうか?]**
(295) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 10時頃
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……まァ、いいか。
[ 縁があれば、知れるときもあるだろう。 一先ずは、今日という日を生き抜くことだ。 それがこのゲームを生きるコツのようなもの。
参加者と戦い破れたゲームマスターの末路を、 知らないわけじゃあない。 だが、田舎娘と呼んではいるがあの女の実力は確かだ。 そうおいそれとくたばるようなことはないだろう。
『生き残れよ』とは言わない。 それはあくまでも参加者に向ける言葉だ。 ]
『 お互い、いいゲームにしようぜ。 』
(@93) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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|
[ 慣れない返信に疲れた指を揉み解してから、 ひょい、と信号機の上から飛び降りる。 ]
[ トン、と存外軽い音と共に コンクリートの地面に降り立つ。 その背には、黒い骨のような蝶のような、 紋様じみた翼が一対。
さて、少しは真面目に作業をしますか。 魂の下生えを、刈り取る作業を。 ]*
(@94) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[自分に覚えた違和感。>>219 カエルを潰しても何も思わなかったこと。 そりゃ、気持ち悪いくらいには思っていたけど 何かがこう、足りないような。 そうだ、自分はカエルなんか大嫌いだし こうして残虐に潰すなんて考えられなかっただろう。 悲鳴の1つもあげて卒倒していてもオカシクナイ。
なのに、平然としてカエルを潰して戦える。 それはまるで理想の"息子"のようで]
(296) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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[ つまり、今までの"アタシ"とは違う]
(297) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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─ 中央エリア・スクランブル交差点 ─
……お、おー?理解出来たならよかった。 読めない字無かったか? 知ったかぶりしてわかったフリだけは すんじゃねーぞ?
[そんな自分の中の違和感に気付きながらも 出てくる言葉は普段通りの自分だ。 今まで通り、外で見せていた外行きの自分。 どうやら理解して自分のサイキックとやらを 試そうとしているのを見守って入れば
ギュン、とその姿が加速する>>293]
(298) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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おわっ?!おお、すげー……? いいな、それ。 逃げるにも攻撃にも使えんじゃん!
[確かポイント稼ぎだかバッジ集めだかを しなくてはならない死神のゲームにおいて 素早さを獲得できる彼の能力は 自分にはとても魅力的に映った。 自分のはどちらかと言えば攻撃特化だろう。 他にはせいぜいカキ氷を食べるくらいだが 残念ながらここにはカキ氷気はないし そんなミッション来たら笑う。
…いや、ワンチャンある?]
まあ、お互い使えるみたいだな。 サイキックってヤツ? ……ニッキー、あらためて宜しくな。
(299) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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けど、何で、お前みたいなガキが 死んじまってんだよ? 事故か?
[相手の年を考えれば痛ましい。 実際の年齢を知らないがゆえに眉を顰めた。 相手の頭に手を伸ばしワシャワシャと髪の毛を かき混ぜるように撫でようとして]
……取り敢えず契約も済んだし ミッションも出てねえよな? 44アイスクリームにでも行って 食いながら落ち着いて話すか。
(300) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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[甘味を選んだのは相手のためというより 元寄りの自分の嗜好による。 さてどうするかと相手に問いかけながら 異論がなく邪魔も入らなければ 44アイスクリームに向かおうとする予定だ]**
(301) 2017/06/10(Sat) 10時半頃
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|
[早速、問題を見つけた参加者がいはるなんて>>223 今の僕は露知らず。 狼の末路を知るつもりも無く>>237 気分屋の脚は気紛れですから
掲示板にやら、壁にやら はたまた、誰かさんの足元に “あちらさん”には見えへん紙を 適当にばら撒きながら、歩くのです。]
(@95) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
『あるところに、雨の止まない国がありました。 おまじないをしても、祈りをささげても、 何をしても空は晴れません。
ある日、とある男がその国にやってきました。 そして、男は殺されました。
なぜでしょう?』
(@96) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
『「私、綺麗にお化粧してもらいたいの。」
女は言った。 それを聞いて、男は頷いた。
男は、とある化粧師を呼んだ。 化粧師は、女に化粧を施した。
しかし、完成した女の顔を見て、男は激怒した。 理由を答えよ。』
(@97) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
『女は、咳き込みながらスイッチを押した。 そして死んだ。
状況を説明せよ。』
(@98) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
[回収されたものを含め>>223 計八枚の紙。 同じ問の紙を二枚ずつ。
運も実力のうちや言いまして それを見つけられるかどうか
多くは、雑踏やら他の広告やらに紛れてしまうでしょうから ある意味、視野の広さや観察眼も問われるかもしれませんね。 あとは、そうやね。ちょっとした知識。]
(@99) 2017/06/10(Sat) 11時頃
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|
[これが“何”か
それがわかるだけの、知識。]
(@100) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
[問をばら撒いて何するつもりかて いつぞや尋ねられたこともありました。
何やて、そらぁ、死神のやることなんざ決まってますやろ。
毎回毎回、ちゃぁんと考えてますんよ、これ。 これを、今の段階で差し出すのかて 問を理解するだけの時間を与えてるにすぎません。
それが何か 目的は何か
わからん人は、まぁ ぽいって捨ててしまいですが。*]
(@101) 2017/06/10(Sat) 11時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 11時頃
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── スクランブル交差点 ──
[ 元気なかわいいお転婆ちゃん。
死神は、内心でその参加者をそう呼んだ。 自分に向けて、注意を促して、礼を言い、 走り去った>>192その子のことを。
あらあらまあまあ。 ご親切な忠告に、目をぱちくり。
顔もよし、礼儀もよし。 だけど、警戒心ったらないのね。]
(@102) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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|
……心配だわあ
[ 人の悪意を知らない者が、 そう簡単に生き残れるゲームじゃないのよね。 ほら、純真無垢の権化たるわたしが、 こうして翼を生やしてるみたいに。えへ。
死神は、のほほんと口元に手を当てて、 そっと手を振り返す。]
── 死神の気まぐれには気をつけるのよう
[ びゅーんと走り去ってく華奢な背中は、 現実を生きるものたちに溶け込んでいく。*]
(@103) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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― 中央エリア内 ―
[ 交差点から離れた中央エリア界隈。
色のない灰色の人混みでごった返す通りを、 必死の形相で逃げる魂を追いかける。 交差点のノイズたちの襲撃を逃れ、 サイガワラからの脱出を図る魂たち。 そいつらを刈り取るのも、実はいいポイントになる。 ]
諦めが悪いなァ、おい。
[ つかず離れずの距離を保ちながら、 逃げる魂のひとつに声をかける。
どのみち、ここに逃げ場なんてものはない。 如何にノイズたちの襲撃から逃れようが、 俺がこの追跡を諦めようが、 残念ながら、この区の外へ逃げること等かなわない。 ]
(@104) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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死にたくない、生きたい、大切なものを取り戻したい。 だけどこんなゲームには参加したくない。
んな理屈が通らないことくらい、 アンタもいい大人ならわかるだろォ?
…。
[ 振り向けば、交差点から随分と距離が離れている。 ここまで来てしまえば、 もう他の魂との契約しに戻ることもできないだろう。 ]
さて、と。
(@105) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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[ 逃げる魂の前方、距離にして数メートルのところに ノイズを召喚する。 建物の影から、灰色の人混みのその足元から、 ゲコ、ゲコ と喉を鳴らして迫ってくる蛙の群れに、 ひぃと小さな悲鳴を上げて魂が腰を抜かす。 その背中をつい、と指さして ]
……死んじまいなァ。
[ そう声をかけた刹那、 グシャリと、人の身体の潰れた音が周囲に響いた。 尤も、その音に反応するものは、 俺より他には見当たらなかったが。
――もしもその光景を目撃する奴がいたとしたら、 そいつはなんとも、不運なことだ。 ]
(@106) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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悪いなァ? 俺は潰すか刺すか弾くくらいしか能がなくてな。 それ以外の殺し方はわからねえんだわ。
[ 参加者候補だった、その“肉塊”に声をかける。 人としての“ソンゲン”って奴を考慮するなら、 ハンバーグにしちまうよりもいっそ、 心臓を射抜いてやったほうがよかっただろうか? まあ、今となっては詮無いことではあるか。 ]
(@107) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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なんにせよ、これで5人目っと。 少しは回らない寿司の足しになるかねぇ?
[ 指折り数えてひとりごちながら、 中央エリアのほうへと戻れば、 どうやらちらほらと契約が成立している様子。
さて、次はどこに行こうか。 そんなことを考えながら歩いていれば、 見知った幼女が一人、 蛙を枕に横になっているのを見かける>>@82 思わず二度見したのは、まあ仕方のないことだよな。 ]
(@108) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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……。
[ 少し考えたあと、 ポケットから棒付き飴をひとつ手に取ると。 それで彼女の如何にも柔らかそうな頬を ツンツンと小突いてみた。 ]*
(@109) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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[ >>263 覗き込む目の意図は読めず、 笑みを浮かべたまま頭に浮かぶ、疑問符。
(“ Sheesha ”
おおよそ日本人らしくない名前だが、 両親はれっきとした日本人だ。 本名は、誰が聞いても男のものだから、 何となく名乗るのが気恥ずかしいだけで )
そうして返った答えに、僅かばかりの驚きを>>265]
(302) 2017/06/10(Sat) 14時頃
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分かったわ、リョウね。 気風がいいのは名前もなのね。
[ 男の子ならよく聞くけど、 女の子にしては、珍しい名前だ。
( 軋む心音は聞こえず、 それが“真”であると、疑う事もなく )
それから、ふと顔を上げた先。 ジョードデンキの方面で光る、 電光掲示板の様な、何か>>@49 ]
(303) 2017/06/10(Sat) 14時頃
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ログインボーナスとかミッションとか、 ホント、ゲームみたいじゃない……。
[ 死者の命を賭けるゲームなんて、 趣味が悪いと辟易したところで、思い出した。
先ほどゲームマスターとやらに送ったメール。 だがそれの返答は、エラー>>163]
やっぱり、そう簡単にはいかないわね。
[ 黒幕の姿は掴めず、 ルールを示す一方通行なメールには、 ただただ、無機質な文字が並ぶだけ ]
(304) 2017/06/10(Sat) 14時頃
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[ それを携帯の電源ごと落として消し去り、 考えるのは次の事。 ミッションは一応クリアできたようで。 なら次のミッションがあるまでは、時間がある。はず ]
『くさかげ』にでも行かない? こんな所で立ち止まってるのも何だし。
[ ここにいたら、 またあの蛙や狼が襲ってくるかもしれない。 建物の中だからといって安全とも思えないけど、 見通しが良すぎる外にいるよりかは、いい気がして ]
(305) 2017/06/10(Sat) 14時頃
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( ……それにあそこの喫茶店。 新作のデザートが販売され始めてたし )
[ そんな私欲は心に秘めたまま、 奢ってあげるからと一言付け足し、 反対が無ければ南エリアへと脚を向けようか ]*
(306) 2017/06/10(Sat) 14時頃
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[青年自身の父がそうであったのか、までは、当人が知らぬ事。 故に、横文字が苦手というのに違和を感じられるものなのか否かさえも察せはしない。 けれど、瞬く様子を見遣れば、凡そそれを目に触れさせてさえもいないのだろうとは、流石に分かるのだ。>>280
嗚呼、華は散り際が美しいなどと誰が宣った。 ぼとり、見えぬ緋色の滴り落ちる心地の、如何程に抉られる気のする事か!
そこに例え己が映らないとして、それでも先生の笑っていられるのならと。 “壊れぬ”笑みの為に疵口に塩を塗り籠めさえする心地で、青年は父を演ずる、事にする。 今の先生が己の知らない“藤之助”であるのか、或いは此れこそが本来の先生であるのかまでは、判別の付かぬまま。]
(307) 2017/06/10(Sat) 14時半頃
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[青年が、普段から露骨に感慨を表情に乗せる事の少ないのは、凡そ先生がそうであったからだと思うのだが。
恐らくは朧が隠してしまったのだ。 一層、払えぬ程の濃霧でもあったなら。 それこそ“諦めて”仕舞えたと云うのに、時折不思議を感じているらしい様子に若しやを一瞬でも思ってしまう。 頬が緩むのに、嬉しさと罪悪とを同時に感じながらも吹き飛ばすつもりなどというものは、ない。]
八方塞がりでは何も出来ぬから、 …… 契れと云うならあるのだろうよ。
[先生の扇子が音を立てる。 それは常と何も変わらず、空気と空気の“間”を縫うような。 或いは、区切るか繋ぎにする時のような調子の音。]
否<いや>、なかったかな。
[それは、青年自身の記憶に於いてもそうだったから、恐らく先生は断ったりなどしないのだろう、と思う。]
(308) 2017/06/10(Sat) 14時半頃
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[如何に女々しい事かと思わんでもない。 父を思う師を見て、なれば朧霞の一片まで切り払い、此処に居る己を認めさせれば良いと思う傍らで。 それで己が父に劣る事を畏れているのだ。
只々、此の時ばかりの夢であるだろう先生の、見る事のなかった笑みが厭に穏やかであるからこそ。 壊すばかりである事が憚られたものだから黙したのだ。 相手の事を思う姿をして、誠相手の為ではない。
嗚呼、 ─── 如何な偽善であるものか。]
(309) 2017/06/10(Sat) 14時半頃
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[孤独華を摘もうとも切ろうとも、咎めのないだろう事は瑣末なもの。 その手が、先生の思う人と異なるか否かを知りえぬ己は、只、同じ道に通じているからこそ確かな違和のない事を希う。]
………、 嗚呼、如何にも気分が異なって。
したいだけ、とは …物好き、な。
[揶揄う響きとまでは分からないが、こうして騙している現実があるが故に、軽く微笑う声に苦を覚えるのだ。 斬り払う、ではなく、殴り飛ばされる、ように勢いに圧された蛙の末間が消える。 それでも、見れば見るほど数ばかりは優秀で。>>285 苦笑う様子には同じくを返すしかない。 武道というのは、多対一を想定したものではないのだから。 そこに、差し向けられた扇子が華を舞散らした。]
…お、 おー…?
[歳相応の、如何にも青年らしい驚きを溢したのは、己のサイキックとやらが別段何も目立って映らなかった分、一入だ。]
(310) 2017/06/10(Sat) 14時半頃
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[劔持ち舞うではなく、劔を舞わすとは又、剣舞を嗜む先生に粋なものを、と思うが。]
…此れ此処に於いては。 考えるに武の領分であっても、 其方の方が強いのではないだろうか…。
[花吹雪が終ぞは地に行くように、蛙共の上から降れば、一団は刹那に立ち消える。
息を飲む様子に、未だそれらしき知覚のできぬ青年は、本当に小さく小さく息吐いた。 今は膂力で如何にかなる小さきものだったから問題にする程ではないが。 木刀で物は斬れまい、であれば如何せよと、と思いながら。]*
(311) 2017/06/10(Sat) 14時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 15時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 15時頃
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>>258
[その手に触ったことはあったっけ。 おそらくなかったと思う。 レシート越しのコインの感覚。 ただ、その手元を見て、指の関節、皺、爪、 それをなんとなく覚えていた。
でも、この時、はじめて触ってみて、 ああ、こんなになめらかな手をしていたなんて、つい思ったけれど、
もちろん、それどころじゃない]
(312) 2017/06/10(Sat) 15時頃
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>>268>>269
君は名前は?
[そして、コンビニの女の子の手を掴んだまま、 手品師のような仮面の女の子に、名を問うた。 少なくとも、これは、けしかけた行為に見える。 彼女は何をしたいのか。いや、何者なのか。]
参加者、生き返り、 君は裁定者か?
[だが、答えは得られたかどうか。 仮面越しの涼やかなな笑みは、シルクハットに一度隠れ、 次にはその手の得物から軽やかな、空気を裂くような、 そして、耳に響く音。]
――……それが、良い夢?
[落ちた漆黒はみるみる変形し、森のハンターを作り出す。]
(313) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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>>270>>271
[横で手を握ったままのコンビニの女の子が、 カエルに対しての安堵の声をあげる。 けれど、もう、既に、次の脅威が訪れていること。 素早く気づいてくれたから、
ありがたいけれど。 問題が一つ。]
サイキック・・・って、どういう
[どういう力なのか。全くわからないのだ。]
(314) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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[ 分かった、との声>>303へ頷くのに、 少しだけ時間が空いた。
シーシャ、は 知らないとはいえ。 自分自身でも呼ばれていないのだから、 …無理も無いかなって。
緩く頷きを返した後は、 視線をシーシャから電光掲示板>>@49に遣った。 "なんとなく"でも出せるらしい鎖が、 居場所を求めるように 袖の中で私の腕に絡みつく。 ]
(315) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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ソーシャルゲーム。 [ 電光掲示板と、シーシャの声への呟き。 ソーシャルゲームは 遊びこそしないけれど、 それこそ連れが良くやっていたから、 ログインボーナス、も、ミッションも、知ってはいる。 横から多く見ていたのは パズルだかパネルだかで敵を倒すやつ。 体力が尽きて、ゲームオーバーになって、 舌打ちをした連れがチップを砕いて復活していた。
ああ でも、 ]
(316) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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……私たちはコンティニュー出来ないんでしょ。
[ 魔法のカードで生み出した、ゲームの要。 石を砕いてもチップを積んでも煌めく宝石を捧げても、 私たちにとっては、意味の無いこと。
電光掲示板から、再度 携帯を眺めるシーシャ>>305をちらと見て、 目が合った。 ]
(317) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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>>272>>273
って、すごーいって、 君ね。
[黒い狼をみて、コンビニの女の子は、悲鳴をあげるでもなく、 ますは感嘆するのをきいて、
不覚にも、少し、面白いと思ったが、 狼というもの、どれだけ危険かは、 その尖った牙、のそり、 こちらを伺う獰猛な視線で嫌でも理解できる。
困った。これは、どう逃げればいいんだろう。 とりあえず、この子のことは護らないと、と、 思うより先に、狼が襲い掛かってくる。]
チッ…
(318) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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── シーシャ、あそこのデザート好きなの。 最近生クリームと苺がてんこ盛りの パンケーキ出たって聞いたけど。
[ 目をまぁるくして ショージキな感想。
情報源はなんてことは無い、TMITTERだ。 見るからに女子力の高そうなデザートは、 …別に"らしくない"からじゃあなくて 甘いからあまり口にしないだけ。
好きな食べ物はヴァルハラの激辛ラーメンです。 ( ── そこ、普通豚骨だろとか言わない。 ) つまりは私の舌ってそういうこと。 ]
(319) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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|
…私、コーヒーのみたい。
[ 別に食べたいものを止める気はしない。 パートナー、とやらになった以上、 モチベーションが下がっても、駄目だし。 奢って貰える、みたいだし。
私は私の気の向くまま、 くさかげで思い出すメニューを呟いて、 シーシャの隣、目的地まで一歩踏み出す。 ]
(320) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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[ ── 数歩踏み出したところで、 "…… が、死んじゃって、どうして… " " ああ、あそこの美容院の ── "
なんて 雑踏の中。 本当に生きる人たちの声が聞こえてきたとしても、 きっと私は、無反応** ]
(321) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
|
|
え?
[>>273庇おうとして、 でも襲われる。これは、逃げられない。 と思って、うっかり、目を閉じてしまった時、
衝撃は柔らかいものだった。 思った感覚との差がありすぎて、 一瞬間抜けな声を出してしまう。]
は? え?え?
[それは、なんというか、全くこう、 漫画な風景というか。
黒い狼たちが、まるで、ボールのように弾みながら、 転がっていくのが見えた。]
(322) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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|
―中央エリア・スクランブル交差点―
[意識が浮上してまず目に入ったのは灰色。 そして肌にあたる固い感触。 視線だけずらし周囲を確認して観るも、そこには見慣れた昇降口や下駄箱といったものはなく。
(ぼくは確か…昇降口に…それで……)]
…っ!
[とっさに体を起こし自身の頭へ手を伸ばす。 確認を取ってみるが特に怪我らしい怪我はないようだ]
(323) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
|
|
[そして、ぱちり、 コンビニの女の子を見つめなおす。 その眼は大きく、睫毛も長く、そして、何より深い。 長い前髪から覗く自身の瞳の色は、ひどく薄いので、 対照的だ。]
とりあえず、逃げよう。
[狼はゴムまりのように跳ねて、 こちらを襲う余裕はなさそうだけど、 またいつ脅威が来ないとも限らない。 だから、握った手をひいて、 その場からすたこらと逃げていく]
(324) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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「昨日、すっごい怪我してる子が来てさぁ。 いやぁ、もしかして噂の子だったかなぁ」
(325) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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[ そんな話を聞いたのは、休みの日の翌日。>>204 開店準備をしながら何ソレ、と促せば、 無愛想で満身創痍な女の子が髪を染めに来たらしい。 その子が噂になってる不良グループの子じゃないかって ]
「女神というよりもあれは堕天使だね、ウン。 ああ、でも金髪より黒髪の方が似合ってたな〜」
[ 軽薄で、噂好きのこの同僚がその子を担当したらしい。 話しかけても全く反応がなかったみたいだけど、 この男がめげる事はなかっただろう。 可哀想に、と顔も知らないその子に同情する ]
(326) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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|
ふぅん、不良グループの女の子ねえ……。 どんな子なのか、会ってみたかったわ。
[ どんな気持ちで此処に来たんだろうって。 金から黒に染めるのは、大きな変化だと思うから。
( そう考えるのは、 自分が“そう”だったから、だろうか )
薄い白金に染めている髪を鏡越しに一瞬見た後、 掛けられる声に、また“日常”へと戻って行く ]*
(327) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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|
[さて、逃げた方向はどちらか。 とりあえず、黒いゴム狼が見えなくなったところで、 やっと手を離し、ふうっと息をつくことになる]
ええと、すまない。 少し、早かったかい?
[男は身長も高ければ、足もそれなりに長い、 くらべて、その子はごく普通の女の子だ。 急いでたとはいえ、堪えたかもしれない。]
君、三留さん、でいいのかな? 違ったら、ごめんね。
コンビニの人、だよね?
[間違えていない自信ならあるけれど、 でも、この唐突な展開。 少し、困ることは間違いないのだ。]
(328) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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|
── 中央エリア ──
[ そして、死神はお仕事に取り掛かる。]
ふふ、今回は豊作ね よりどりみどりって感じで、 わたし、とーってもうれしいわあ 今度めいりちゃんにお礼をしなくちゃ
[ そこにもっとエライ何かの力が関わってるとは、 気づくこともなく、死神はご機嫌だった。
ゲコゲコ跳ねてる蛙くん。 タトゥーみたいな模様はちょっとオシャレで、 ワカメ呼ばわりしちゃあ、かわいそうとも思うけど。
未だそれに追われ、叫び逃げ惑う男の後を歩み、 やっぱり、蛙って好きじゃないのよねえ。と、 呟いた死神の掌からは、幾本もの赤い糸が垂れる。]
(@110) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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[ 死神が追いかけ回しているのは、 顔立ちこそは整った、派手な身なりの男で、 自分の死さえ、たったひとつの事実さえ、 受け入れられない愚かなひと。]
── わたし、すてきなおじさまって好きよ
ナイスミドルって言うのかしら おとなの魅力って、いいわよね
[ 頬に片手を添えれば、地面に垂れた糸から、 引きずり出されるように地中から、 ずるり と、頭を出した"モノ"。
蛙に気を取られた男は、 パートナーを見つけられず、 罵声を浴びせる相手もわからずにいる男は、 そんなことに気付く様子もないけど。]
(@111) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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|
[ 死神は一歩、また一歩と距離を詰め、 赤い糸を引き連れて、微笑みをさし向ける。 瞳をきゅうっと細めて、ヘーゼルの三日月。]
── だけど、品がないのはよくないわ
喚いてばかりのあなたは醜いし、 おともだちになっても楽しくなさそうね
生き返りの椅子だって、 もっとふさわしいひとがいるはずよ
[ 死神の声は軽やかに、歌うような調子で告げる。 生きても死んでも、世界なんて理不尽なものよ。]
(@112) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
|
[ えへ と死神は少女然と笑って、 糸の生えた掌をすっと挙げた。
赤色の垂れた地面から、ずるりと土色が生まれる。
ひとの姿形をしたそれは、 背に翼の生えた男を象って、 爪先までをかたちづくったそのとき、 意志を持つかのように、垂れていた頭をあげた。]
すてきでしょう、わたしの"力"よ おじさまにも紹介するわね この子は、わたしのパートナーだった──、
[ 死神の言葉の最中に、土色のマリオネットは、 すうっと弓を引いた。男を射抜く。
最後まで足掻きながらも崩れ落ちた、 元・参加者候補を見下ろして、 死神はぽつんとつぶやいた。]
(@113) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
|
── まあ、ただの土くれなんだけれど
[ ふつり と、赤い糸が立ち消え、 土人形は、形を失って、地へと還る。*]
(@114) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 16時頃
|
[ ── そんなことを繰り返して、しばらく。
紹介する相手も土くれも、その都度違えど、 6人ほどを死すべき運命に還して、 休憩してもいい頃合いだと、死神は足を止める。
ゲーム開始当初震えっぱなしだったスマホも、 少しは落ち着き、珍しいひとのお返事>>@89を最後に、 新たな通知は浮かび上がってこない。]
きっとみんなまじめにお仕事してるのね
[ 呟き、頷き、 それなら自分が休憩しようと許されるだろうと、 導き出された結論ひとつ。]
(@115) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
|
[ サイガワラ区の中心、スクランブル交差点にて。 黒い靴に覆われたつま先で、 とん、とん、とん。地面をかるうく叩く。]
どーちーらーに、しよーうかな てーんのー、かーみーさーまーの、いうとーおり
[ だって、期間限定味のアイスクレープも、 新作のデザートも、どっちも捨てがたいから。
随分と悲鳴の減った街の真ん中で、 死神は運命を天の神さまに委ねることにした。
2*]
(@116) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
|
[のそりと立ちあがり、改めて周囲を見渡しながら記憶を辿る。
自分は学校にいた事。 最後の記憶は昇降口にいたというところで止まっている。 …そこで何かあったような気はするが、何故か思い出せない。
ただ、とっさに頭を確認したという事は何か頭部へ衝撃を受けたという事なのだろうか?]
えっと…ここは…スクランブル交差点?
[今はこれ以上の進展もなさそうかと視界から得た情報に思考を切り替える。
行き交う人々に、どちらを向いても見えるはビル、ビル、ビル。 都会ではよくあるだろう光景。けれどよく見てみればこの景色には見覚えがある。
校外学習で通った所。博物館への通り道。 普段本でしか見れないような物を観に行けるというのはとても楽しみだった記憶がある。
という事は、ここはサイガワラなのだろうか]
(329) 2017/06/10(Sat) 16時頃
|
|
>>@111>>@112>>@113>>@114
[逃げる最中。 さっきの手品師みたいな女の子とは違う何かを見かけた。 誰かに向かい話しかけて、 あの見えるものは糸、だろうか。
風景は、ひどく幻想的なのに、空気が冷たい。]
――……ッ
[手をひいているコンビニの女の子もそれは見ただろうか。 その糸が大地降り立てば、 生まれたる何か。
羽根が生えたその形は、人の形。 みるみる作られていく造形に、一瞬見惚れた。]
(330) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
が、その土人形の動きに凍り付く。 しなやかに造形は手に死の道具を持つ。 筋肉が盛り上がり、引き絞る。
それは、遠距離武器だ。
人の雑踏の中で、それは、びっくりするぐらいにリアルに、 浮かび上がり、その弓矢は、誰かを撃抜いた。
砕かれる人の形。飛び散る体液。 薄い瞳でそれを映す。]
――……見るな。
[ぽそり、それはコンビニの女の子の耳に聞こえただろうか。 あれは見てはいけない。 あれは、人の形をした人ならざるもの。]
(331) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
袖触れ合うも多生の縁、っていうじゃないか。 きっと、見つかるはずだよ。
[ほら、がんばれがんばれ。 悪態を吐き捨てて駆け出した背>>295を空から眺める。 少し大人びて見える彼女、けれど、きっと歳は同じ位だろうから、立場が違えば仲良くなれたかもしれないね。 けれども、あったかもしれない話をしていても仕方ない。 運命の女神は彼女に微笑むか、或いは。
そうして、逃げる背中をビルの屋上から見下ろしていた死神は、ふ、と、視線を彼女から逸らした。]
(@117) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
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|
>>@114
[そして、弓を引き絞った人のかたちは、 また崩れてアスファルトに戻る。
残った、その少女の姿を見て再度、思った。
見てはいけないのは、きっと、 その女の子のほう]
――……死神?
[つっと、そんな言葉が出た。**]
(332) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
[少し離れた場所。ひっきりなしに聞こえるノイズの悲鳴に、死神は少しだけ目を伏せて。
とん、と、軽い調子で屋上を蹴った。]
(@118) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
[音の中心にいたのは、大量の蛙と、1人だけの男。 スポーツマン、或いは武闘家だったのかな。筋のついた身体と身のこなしに阻まれて、ノイズは少々難儀しているようだ。
とはいえ、時間の問題だろう。 所詮は未契約者と無限に湧き出るノイズ。この世界において、どちらが勝者かは火を見るより明らかだ。けれども――]
死にたくないのは、僕も同じなんだよね。
[ポケットから取り出したのは、小型のナイフ。抜群の切れ味をウリにしていたその刃先が向けられたのは、――自身の足。 滲んだ赤と、鈍い痛みに呻いて、傾いた身体は重力に従って落下。 目指す先は、契約しそこなった男の頭上。
ナイフを向けるでもなく、ただ、その肩に、指先が触れた。それだけ、なのだけれど。]
(@119) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
[神話で、たった一本の矢が英雄を殺したように。 たった一つの傷は、ときに致命傷にもなりうる。
男が、足を押さえて呻いた。動きを止めたその身体にノイズが群がっていく。 黒一色の塊を見下ろして、僕は安堵の溜息をひとつ吐き出した。 刃先を足をさする。そこに、数分前まではあった傷は、影も形もない。
医療班、治癒能力。それは間違った肩書きでもない。けれど、魔法のように便利な力でもない。 自身の傷を与えるか、他者の傷をもらうか。それだけの、単純な能力。**]
(@120) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
[もう一度周囲を見回していた時、ポケットに振動を感じた。 学校指定の携帯端末を取り出してみれば、メール>>#2を受信したらしい。]
えっ
[内容を確認してみればそこには目を疑う一言。 残念ながらあなたは命を落としました?
確かにそれなら昇降口にいたはずの自分がこの場所にいる事の説明にもなるかもしれな… いやいや、だとしても死者が逝くのは天国や地獄といった場所ではないのか?
けれど、目が覚めて真っ先に取った行動の意味を考えてみれば、それは、つまり…
一瞬背筋に冷たいものが走った感覚。 そんなはずはない、これはきっと悪い冗談なのだと思いながらもルール部分へ目を向けただろう。 …そうしている間にも、自分の元へカエルたち>>17が向かってきているとは知らぬまま]
(333) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
|
|
[掲げ続けた電光掲示板はある程度人の目に留まったか。 それを見つけた者達>>303>>315には、向こうから来ない限りは反応もしないのだけれど。シャンシャンしてるし。
だが、体力消費も落ち着いた。 いい加減猶予は十分に与えただろう。 最後のアプリをスライドで終了させ、反動をつけてガードレールから身軽に降りる。
戸惑いばかりの喧騒はいくらか静まっていた。 契約したか、あるいは消されたか。 それでもまだ見渡した視界にもぽつぽつと、逃げ回る者、受け入れられず立ち尽くす者、それから契約したのだろうが呑気に逃げも隠れもしない者が散らばっている。
確かにこれは理不尽の権化だ。 いくら生き返りの特権があろうと、一度死んだ者たちをあたかもまだ生きてるかのように意識を保たせ、勝手にエントリー料を取り、しかもソロプレイじゃクリア出来ないなんて不親切極まりない。
それでも、これだけ時間を与えても理解出来ない、順応出来ない、理解しようとしないというのも、なんというか――]
(@121) 2017/06/10(Sat) 17時頃
|
|
『マジ草生えるwwwwwwwwwwwww』
[端末から突然辺りに響いた、小馬鹿にしきった大音量。 盛大に草を生やしまくったその声が聞こえた者達は驚いたように顔を上げ――そうして、もう一度驚く羽目になる。 あたたかみのないコンクリートの地面。 いままで当たり前のように踏みしめていた足元に、突然、『草が生え始めた』のだから。
長さはおよそ成人男性の膝あたりまで。 兎角歩行が困難になり慌てふためく群れを前に、端末からは絶えず声が発せられる]
『F外から失礼します、今の発言は配慮に欠けており〜』 『はぁ?何様だよ アカウント消せ』 『そういうこと言うのどうかと思います、人の気持ちは〜』 『出、出〜〜!クソリプ奴〜〜〜〜!』 『すみません、このツイートが流れてくるのが不快なので消してください』
[呟きが一つ生まれるごとに、茂みのなかに黒くて丸い物体がごろりと転がっていくことに誰か気付いただろうか 一つ、また一つと絶えず積み重なり荒れ狂う波の如く襲い掛かり止まないそれは、いつしか当然である帰結を迎え、やがて最果てへと至る。
端末を持った右手を、高々と突き上げた]
(@122) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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『 炎 上 k t k r !! 』
[ごうっ。 澱みを孕んだような黒い塊が爆ぜ、辺りの草に引火し、瞬く間に音を立てて燃え上がる。 あくまでも燃えているのは草であり、周りに飛び火する様子もないので茂みの外にいたのなら焼かれることはないだろう。 中にいた者達、は。一斉にバーベキューだ]
(アッやべ、電池少ない)
[炎の中から聞こえる阿鼻叫喚を前に、ソシャカスはぐんと減った電池のゲージにしか関心は無い。 とりあえずそこそこの数は稼げただろうしと、ジョードデンキの充電コーナーへさっさと駆けていく。
死神 HN.ヤニク 自称非戦闘員。 (――ただし、戦闘が出来ないとは言ってない)*]
(@123) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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名前?
[>>313きょとん、とする。 ……ああ、そっか。魔術師メアリー・サカエの顔もまだまだ広まってはいない、ということか。 確かにまだデビューしたてであり、その手の趣味に理解がある人くらいしか知りようがないのかもしれない。
フラワーアトリエ・ヘダラでお会いしていたとしても、仮面を取っている素顔の私でしかないので、 どちらにせよ名乗っておく必要があるらしい。]
悪夢の紡ぎ手、メアリー・サカエと申しま…… あっ、もう行ぐべが?
[余裕たっぷりに含んで挨拶しようとした頃には、 ウルフはすっかり無力化され、既に2人は逃げ出して始めていたので、聞こえたかどうか。]
(334) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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[>>324見送りながら、逃げて行く背へ向かって、 袖から引っ張りだした白い鳩を飛ばす。
翼をはためかせて一生懸命2人を追いかける白鳩は、 やがて瞬時に1枚のチラシへと変身し、ひらりと舞い落ちるだろう。 『期待の美少女魔術師、メアリー・サカエ』の公演情報が載ったチラシである。
それを受け取ってもらえたかどうかは分からないが、どちらでもいい。 私のことを知ってくれたところで、どうせ宣伝には成り得ない。 ここで消滅する魂は、金を落としてくれるお客様になることはないのだから。**]
(335) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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[目を通したもののそれはあまりに現実離れした内容で、しかしその中でもわかった事がある。
ひとつ、このゲームにはノルマ>>#4があるという事。 ふたつ、自分はパートナーという存在>>#5を探さなければならない事。 そしてみっつ、このゲームには自分の命を脅かす存在>>#6があるという事。
…このメールに書いてある事が本当なら、自分は一度死んでいるのにさらに命を狙われているという事ではないか。 二度も死ねなど実にふざけた話で。 しかしそれに怒る事も笑い飛ばす事をする程の余裕もなく]
ど…どうしよ…
[携帯端末を握る手は、小刻みに震える。 それに連動するように携帯端末に繋がっている赤い花を模したチャームも揺れただろう。]
(336) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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―スクランブル交差点付近―
狼なのに、蛙みたいに柔らかいのね…
[呆然とした顔で場違いな呟き。 横を見上げると、熊さんもこっちを見ていたようで。 ぱちりと視線が合う。>>324]
熊さんって…随分と綺麗な …うん、そうよね。 逃亡チャンス!逃げなきゃ!
[「目の色をしてる」 そう続けようとしたところで、 逃げようと言われ、状況を思い出し頷く。]
(337) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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……へ? 方…言……???
[逃げようとする背中に声が聞こえた>>334 振り返ると、ウルフの先。 ツインテールの女の子が、名前を名乗ったのが聞こえたのだが… その美少女顔とすごくそぐわない 地方色豊かな言葉遣い。 日本の昔話で出てくる、北の国の人っぽい喋り方。
ただ、繋いだ手はその場を去るように引っ張られる。 自分の足も、全力でその場から駆け出す事を選択する。]
……へぷっ!
走っている途中で、ちらしのような紙が顔面を直撃>>335 とっさに片手で雑に折って胸ポケットに突っ込んだ。]
(338) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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>>334
え?なんだって?
[名をきいたら、仮面の子は言ってくれた気がしたけれど、 よく聞こえなくて、 だけど、けしかけられた狼にまた、何かくるかもしれない。
結局は逃げる選択をしながら。]
(339) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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っていうか今、訛ってなかったか?
[重要事項に気づいたらしい。*]
(340) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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ブローリンは、びっくりするいきおいで気があった。>>338
2017/06/10(Sat) 17時半頃
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―逃走中―
[走って、走って、走って、走る。]
……ふぇ? …どひた、の?
[>>330 走りながら、熊さんの視線があらぬ方向に向いている事に気づく。]
あ!黒い…女の子…っ さっきね、あの子が、頼れる仲間…探すように教えてくれた…の
[走りながら満面の笑みで片手を振り、 お礼の声をあげようとして空気の違いに気がつく。
黒い女の子は、茶色い男の人…天使のコスプレ? をしているような奇妙な人と一緒に居る。 あれが彼女の頼れる仲間なんだろうか。]
(341) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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まぁ、派手にやってはるなぁ。
[多分、赤頭巾だけやありませんな、これ。 死神とて、生きるためには刈らなあかんから。 あちらこちら、とぎれとぎれではありますが 慟哭の、なんと賑やかなこと。
僕はと言えば、 特に誰かを傷つけることもせず ふらりふらり歩きながら、時折扇子揺らしてたくらいで。
彼らほどは、目立たないでしょうが (目を引くサイキック代表>>@113>>@123)
それでも、お仕事はちゃあんとしてますのや。]
(@124) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[>>@113>>@114>>331
茶色い天使が、すとんと矢を射ち…男の人が射抜かれた。
くるくると踊るようにゆっくりと崩れていく。 貫かれた矢の先には、とてもとても鮮やかな赤い色。]
[そのまま、手を引かれるままに、黒い女の子との距離は離れていった…]
(342) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[ですから、お散歩したってね 咎められることはありません。
丁度、震える幼子が目につきましたから>>336 あの子は、この遊戯に相応しいのか そんな興味のままに、近づいてみましょか。]
(@125) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[文字通り、“息絶えた”脱落者を通り過ぎて。]
(@126) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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―逃走したその先で―
[走って、走って、走って、走った。 身長30cm差からなる違い…主に、足の長さによる歩幅の差は如何ともし難いものだったが。
状況が状況。命あってのものだねなので 持てる力を最大限使って走りました。]
……ひぇぁぁ……… だい……じょうぶ…… ダイエットで、公園とか…走ってたから…
[>>328 ぜぇぜぇ。 息を切らしながらも、速度が緩まったので深呼吸。 毎朝、ペットのしばきちを連れて 散歩兼ジョギングをしていたのが役に立った。
元々は、大好きなあの人に綺麗な姿を見せたい為。 乙女心の勝利!と、心の中で感謝を奉げようとして… ? おかしい。首を傾げた。]
(343) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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|
どないしたん?坊や。 わからへんことでもあったのん。
[から、かつ 声掛ける前に、普通の靴とは違う音が、接近者の存在を知らせましょうか。 気付いてても、そうでなくとも 話しかけることには変わり在りませんが。
もし、僕の方を見たなら その幼い瞳は>>336 僕の足元に蠢く、数多の蛙も見つけることになるでしょう。
げこり、げろり まんまるい蛙の瞳が、いくつもいくつも、少年を見つめまして。 にんまり笑うかの如く、その口元に弧を描いております。]
(@127) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 17時半頃
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…うん。あってるよ。 私は三留 陽菜。 山図川大学2年生で、 セブントゥエルブのアルバイト店員。
熊さ…あ、ごめんなさい。 つい、心の中であだ名つけちゃってたの。 貴方の顔は覚えているわ。 お店でよく、サラダチキン…特にペッパーチキンを 買っていってくれてたよね。
[相手の顔を見上げる。 知っていた相手で間違いなかったという安堵もある。 それから…知っていた相手だったからこそ、 聞かなければならない事もあった。]
(344) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
|
|
…私の最後の記憶って 貴方のカードを探そうとして、レジに居たときなの。 あの変なメールでは、私達死んでるっぽいような事 書かれていたんだけど。 今、一緒にここにいるってことは……
[>>94 あまりにも現実感の無い記憶の終わり。 トラック的な何かを見たような。 知りたいけど知りたくない事実。 確認するように、熊さんの顔をじっと見た。*]
(345) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
|
|
[気づくのが遅れたのは、注意力より恐怖心が上回っていたから? 都会では珍しい“それら”の鳴き声に気づいた時にはすでに距離を詰められていた事だろう。]
何、あのカエル…
[カエルとは言ったが自分の知っているカエルとは何かが違うそれら。たとえば大きさとか、不気味さとか? だけどもっと奇妙なのは周囲の人々がそれらを気にする様子もない事だった。 まるで見えていないとでも言うかのようで…]
(346) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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|
[
―UGには「ノイズ」と呼ばれる化け物が存在します。 ―RGの住人にはノイズやサイキックの存在は認知できません。
あぁ、じゃああのメールに書かれていた事は本当だったのか。と冷静に受け止めるのはもう少し後の事。 理解より前に回れ右、と走り出していたことだろう]
(347) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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|
>>344>>345 [その手品師の仮面の訛った女の子からの白い鳩は、 ひらり舞い落ちるフライヤーとなって、 どうやら、それはコンビニの女の子の手に。 そして、ともかくも走ってたどり着いた場所で、 やっとその子とまともな会話をすることになる。 だが。]
――……熊さんでいいよ。 じゃ、三留さん、でいいかな。ちょっと長いな。 ともかく、君の記憶と俺の記憶はとても似ている。 同じだろう。
君の勤めている店のレジに俺はいた。 そして、君と同じ目にきっと遭っている。
[肯定。その深い瞳をみて、それから眉を寄せ]
死んだらしい……な。*
(348) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
|
|
おや、おや。
[走り出したところで>>347 未契約である限り、蛙はどこまでも追いかけるというのに。
――未契約の参加者は、粗方、死神が片づけてしまいましたが。
走り去るならば、僕は追いかけるつもりも無く 蛙をいくらか追わせて、そんでおしまいに致しましょう。]
(@128) 2017/06/10(Sat) 18時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時頃
|
ー スクランブル交差点・外れ ー
しつこいんだから!
[体力に自信があるとはいえ、流石にわけがわからないまま走り続けるのは疲れるし、苛つく。 けど、なんとなく、こっちに走れと、まるで本能のように身体が動いた]
(……あれは?)
[>>347、小さい姿。あの子は知ってる。丈司君。
ーーの、友達。クラスメイト、のはず]
(349) 2017/06/10(Sat) 18時頃
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|
[もしかしたら、まだ彼からそう遠く離れていないところに、死神の姿はあったかもしれない。 が、彼女の眼に映るのは、影が丈司に襲い掛かる瞬間]
、っ!伏せなさい!
[考えるのは後。身体が自然と、影に向かい、跳んだ。 格闘術はいくらか身につけている。生きるため、護るため]
[ まだ契約を結んでいないから、怯ませる程度でしかなかっただろう。 さて、彼女がメールやヒントを思い出すのが先か、彼が教えてくれるのが先か]*
(350) 2017/06/10(Sat) 18時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
[安全な場所へ!どこかここより安全な場所へ…!
生憎インドア派の少年に長距離を走り続けるだけの体力などなかったが、それでも一心に走る走る]
(このままじゃ…でもっ…どうすればいいの…?)
[息が上がる中、必死に打開策を考える。 このままでは捕まるのも時間の問題だ。ならば他の手を考えなければ…。
思考をめぐらせる今の少年には、遠くに見えただろう女性の姿>>295も、いつの間にか自分を追いかけるカエルの数が増えている事>>@128に気づく余裕もなかった事だろう]
(351) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[少年の逃げた先 其方を見ていれば、もう一人の姿も見えたのでしょうが>>350 僕は、丁度端末を取り出したところでしたから 其方よりは、意識は画面の中へ。
とはいえ、返事するでもなく、 一通り、文字を眺めてから、端末を袖の中へと。]
(@129) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
[くるり、扇子にて円を描けば ひゅるり、渦巻く風がございます。 連れた蝶の内の一つが、それへと身を乗せまして。
風が止むころ 蝶の舞い降りた方向は――4]**
(@130) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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|
[よくある化け物じみた人間と言えば。 立って目を開けたまま寝るだとか。 一度も傷ついたことがないとか。
このコンポーザーはそんなことはなく、比較的人間である。]
がぅ……すぅ……。
[目を閉じて、気持ちのいい(?)枕があれば寝れる程度には、人間の感性を持っている。 日差しがどうだの、地面が硬いだのは気にしない。 寝る子は育つのだ。]
(@131) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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|
[それでも、ほっぺたをつんつんされれば、流石に安眠したままとはならないのも、人間的で。>>@109]
んー……んーっ!
[枕(フログの背中)にうつ伏せになる形で頬を隠す。 いくらゲーム中にやることがなくて暇だとは言え、不測の事態もあるのだから、起こされれば起きるべきだが。]
やだー、まだねるー。
[威厳など全くない反応を返すのはある意味では見た目相応であるのだろうが、普段の面影はないだろう。 なお、枕にされているフログはこそばゆいのかプルプルと小刻みに震えているようだ。*]
(@132) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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|
念のために言っておくけど、悪いあだ名じゃないからね! 私、テディベア好きだし!可愛いし!
[>>348 微妙なフォローをした後で、はたと気づいて慌てる。]
あぁぁでも可愛いだと違う方向に失礼かな。 映画俳優みたいで、格好良いと思うわ。
……んー、でも、熊さんっぽい名前じゃなかったよね。カード見たときは確か…
[記憶を探る。あのプリペイドカードは英語表示だったけど。 書かれてあった文字は確か…
「SHUTO H」
そうそう。熊じゃなかった。]
……シュトさん?
[微妙に惜しかった。]
(352) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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私は、陽菜(ひな)でいいよ。 みつどめって、ちょっとごつくて響き可愛くないし。
[自分の呼び名については、そんな基準で答えを返し、 死んだらしい、という言葉に表情を曇らせた。]
……そっか。 私達やっぱり死んでるんだ。 それじゃ、あの変なメールってやっぱり本当なんだ。 ちゃんと、読まなくちゃいけないのね。
おかしいな。背景が真っ黒。 待ち受け画面はどうしたんだろう。
[スマホを起動させ、改めてメールを確認しようと覗き込む。>>#3>>#4>>#5>>#6]
……一番、大切なもの? 何か、取られてる?
[思わず、熊さんに視線を向けた。**]
(353) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[ >>316>>317
端的に零された呟きと、 それに続く、このゲームの真理。
それがきっと、普通のゲームと いま立たされているこのゲームの大きな違い。
今もどこかで悲鳴が聞こえている。 だけど、それらを全て助けられる程の力なんて、ない。 ゲームオーバーにならないよう、 手の届く範囲を護るだけで精一杯なのだから ]
(354) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
[ だけど、そんなシリアスな思考も、 リョウの言葉によって頭の隅に即座に追いやられた ]
そう!そうなのよ! ずっと楽しみにしてたのよね〜!
[ >>319 純喫茶『くさかげ』は、 勤めている『Venus』からはやや遠かったけれど、 出されるデザートが美味しくてよく足を運んでいた。
そして今の一言で私欲を暴露してしまったけれど、 まあいっかと気にせず、 パンケーキに夢を膨らませていた時 ]
(355) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
あら、遠慮しなくてもいいのよ?
[ >>320 奢ると言ったせいか別の理由か、 リョウがリクエストしたのは変哲のないコーヒー。
―――― ダイエットかしら?痩せてるのに。
頭の先からつま先までサッと視線を走らせた後、 心の内でそんな感想を零す。
ああ、悪い事しちゃったかしら、と葛藤が生まれるも、 踏み出された足>>320に欲望の方が勝って、 結局、ルートを変更することは無かった ]
(356) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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|
── スクランブル→? ── [カエルたちは明らかに数が減っていた 片っ端からお帰りさせるもの面倒だからありがたい
が、まだ序の口──つまり、後がある訳で 温存できるならそれに尽きる──ここぞという時まで]
で、この後…どうすんの?
[手を離したリツの>>222攻撃を眺めてから どう使えるかと考えてしまうお年頃]
とりあえず、俺…ここ探索したい ってか、そろそろカエル見るの飽きた
[見た感じは自分の知るサイガワラに通じるものはある けど、あるといってもそれだけだ リツと一緒にいるとつい忘れそうになるとはいえ 既に自分たちは生き返りを賭けた盤上にいるのだから 情報はより多く集めるに越したことはない]
(357) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[ 時折現れるノイズとやらを、 サイキックの練習がてら蹴散らして、雑踏の中に紛れる。
一目では、すれ違う人が生きている人間か、 それともこちら側の人間か区別がつかない。
だけど、耳を掠める話し声は、きっと、>>321 ]
自分が死んだ話を聞くなんて、変な気分ね。
[ ぽつり。 独り言めいた呟きは、 すぐ近くを過ぎる人々には聞こえない。
ああ、やっぱり死んでるんだって 他人事のように思って ―――― 気付く ]
(358) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
…… リョウは、ちゃんと生きるのよ。
[ 彼女には、きっと帰る場所があるだろうから。 悲しんでくれる人がいるだろうから。
アタシには、そんな人はもう ―――― …… ]
(359) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
―― 南エリア / 『 純喫茶くさかげ 』――
キャーッ!すごーい!
[ 「たっぷり苺の生クリームパンケーキ」 そう銘打たれたパンケーキには、ふわふわの生地の間に、 生クリームとカットされた苺がこれでもかと挟まれ、 ストロベリーソースが白いディッシュを彩っていた ]
ああ …… 夢じゃないのね ……。
[ 悪夢の中だということは知る由もなく、 感極まりながら携帯を構えてパンケーキの写真を撮る。 何か頼みたいものがあったら言ってね、と伝えたけれど、 リョウの前にはコーヒー以外にもあるだろうか ]
(360) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
[ それから。
ナイフをパンケーキにサクリと入れて、舌鼓を打つ。 生きてて良かった……と思わせる美味しさだけど、 もう死んでいる事は頭の隅に追いやる ]
ねえ、リョウは何をエントリー料に取られたの?
[ パンケーキを食べる手を一度止めて、 ふと、そんなことを訊ねる。
さっき契約を結んだ時は、 何かを取り戻したい風には、あまり見えなかったから ]**
(361) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
…っ!
[もう限界だとばかりに足が縺れ倒れ込んでしまう。 と同時に聞こえた声>>350に視線を向ければそこには見知った女性の姿。 彼女は確か友達の……その綺麗な顔立ちには覚えがある]
パティさ……!
[彼女の名前を呼ぼうとしたその時、彼女の身体は跳んでいた。 それは自分の後方へ迫っていたカエルの方へ]
(362) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
|
|
[間近まで迫っていた危機の事、ギリギリの状況を助けられたという事に安堵すると同時に思い出す
―生き残るためには他の参加者と「パートナー契約」を結び、2人1組になることが肝要です。
それはメールにあったルールの一文で このまま逃げ続ける事ができないなら、今取れるだろう手段はひとつしかない]
(363) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
[何処ぞの誰かが紙吹雪と共にばら撒いた 紙片>>@99>>@100が何を意図するものか さっぱり分からないのだけど
これ>>@86には、何かある気がして リツへピラッと見せてみた
『それは転んだ。 そして死んだ。
状況を説明せよ。』
多分、何か意味があり──意図がある 気まぐれも微レ存と思いつつ
これが何かも分からない自分には ほんの少しだけ年上とはいえ その少しを持つ相棒に頼るのが一番だから*]
(364) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
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[ 暫く幼女の頬をつついて遊んでいたが、 残念、幼女は目を覚まさない!>>@132 ]
三秒以内に起きなかったらちゅーしちまうぞー…? なんてな。
[ 流石にそれはゾッとしない。
見た目こそ愛らしい幼い少女だが、 何しろ相手は天下のコンポーザー様だ。 あと、此方のエントリー料を知られている(であろう) 身としては なんかこう、はっきりいって気まずい。
今更死ぬこと自体は恐ろしくもなんともないが、 ただ、こいつには『エントリー料』含め、 色々と弱味を握られているわけで。 ……そのへんはまぁ、色々と厄介だと思う。 ]
(@133) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
契約…!パティさん、ぼくと…ぼくと契約してください!
[それが全く面識のない相手ならそもそも言い出せなかったかもしれない。 申し込んだところでもしかしたら断られるのかもしれない。
だけどこの人ならきっと、自分の事を助けてくれる。 現に今だって助けてくれたのだから、きっと力になってくれる人だろう。
目の前の勇敢な女性へ、裏返った震え声で叫んだ事だろう]
(365) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
[ まあ、それはそれとして。 ]
……死神って、風邪、引くんかねェ?
[ 超常の力を持つとはいえ、 戦えば常人と同じように傷つきもするし死にもする。 だからこそ、戦闘要員以外の回復役>>@41なんかも、 このゲームには存在するわけで。 ]
(……寝ている時は、 そこいらのガキとたいして変わらないんだがなァ。)
[ 参ったな、とポリポリ頭を掻いてから、 着ていたライダースジャケットを脱いで そっと彼女の身体にかける。
少し固い生地でできているそれは あまり寝心地の良いものではないだろうが、 それでもないよりはマシだろう。 ]
(@134) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
ま、これでもアンタには感謝してるんだぜ? 恨み言が全くないと言えばそりゃ嘘になるがね。
[ 幼女の枕元(蛙?)に棒付き飴を置く。 ゲコ、と鳴く蛙に少しだけ目を細めてから 別の飴をポケットから取り出して口に銜えると 彼女の近くに腰を下ろして一休み。
それから、気分転換に携帯端末を取り出せば、 ポチポチと此方は手慣れた仕草で操作して音楽を鳴らす。]
『Let’s have a party there’s a full moon in the sky It’s the hour of the wolf and I don’t want to die 』
[ 古い、どこかハロウィンを連想させるような 陰鬱さを伴う洋楽が、端末に繋がれたイヤホンから 小さく漏れ聞こえてくるかもしれない。 ]*
(@135) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
[>>365、必死な叫びが聞こえてきた。 契約、そうだ。確か、パートナーを探せと、人ならざる者に言われた>>@88]
、どうやって?!
[振り返り、影を回し蹴りで払い除けるだけ除けて、丈司の側へ。 ひとまず離れなければ。走らせようと、その手を握る]
[ 瞬間、自分の中の何かが産声をあげた。護れる、今ならそう。 もう、失わない]
(366) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
[ ………強く堅い意志は、鋼に変わる。
脚が、硬化していく。あぁ、そうか。これが、契約。 護るための力]
……はっ!
[堅く鋭い踵落としは、ノイズの頭を叩き潰した]
(367) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
丈司君!下がってて!
[腕を、拳を、脚を、硬化させては、蛙を壊していく。 とはいえ、単身の格闘ではいくらか数を逃してしまったかもしれない。後ろに控える丈司はさて、大丈夫だろうか?]*
(368) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
ー 追憶 ー [いつだったか、師に言われた。 日本人ではないが故にある、逞しい骨格、長い手足。 ただ女性であるが故の、非力。これは男相手には覆せない。
でも、パワーだけが相手を倒す手段ではない。 闘い方は数多あり、お前は速さと、リーチを活かせと]
(369) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
|
[ 今度こそ、護り抜いてみせる]**
(370) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
|
おー、派手にやってら。
[ スクランブル交差点の電子掲示板>>@123を眺めながら ひゅうと口笛ひとつ。 こちとらああいう派手な能力には縁がないんで、 あの手の能力持ちを少し羨ましく思うときもある。]
あ、カモみっけ。
[ 此方へと駆け寄ってくる魂が、ひとつ、ふたつ。 どうやらあちらの炎上騒動から逃れてきたようだ。
やれやれ悪運の強い奴らだよなァ? けどまぁ、こっちに逃げてきたのが ほんと、運の尽きって感じだなァ……ご愁傷様。 ]
(@136) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
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[ ピピッと指先を弾いて見せれば、 此方に駆け寄ってきた魂たちがぱたぱたと倒れていく。
正確には『動けなくなる』というのが、正しい。 まるでコンクリートに貼り付けられたかのように 指先一つ、動かせやしない。 知ってるか? 人間は死ぬ瞬間、体重が7グラムほど軽くなるらしい。 つまり人間の魂の重さというのは たったの7グラム程度しかないということだ。 ]
(@137) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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そうだな、 探索……どこ行こうか?
[>>357カエル見るの飽きた、と言うのには苦笑しつつ。 メールと一緒にマップの画像も添付されていたっけ、と 携帯の画面を確認しながら。 保護者などと言いながら全くのノープラン]
ドゥームプラザでも行くか? ショッピングモールなら何でも買えそうだし 食べ物もあるだろうし。
[少なくとも交差点を抜ければ、カエルは居ないかもしれない。 移動がてら、一息つきたいのもあった]
(371) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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ん、何これ。
パッと見アレじゃないか? ウミガメのスープってやつ。
転んだのが人間なら、転んだ拍子に何か あるいは、怪我をして転んでそのまま亡くなったとか…
それが何なのかは説明されてないし。 例えば転んだのがカメだったら ひっくり返ってそのまま死んだとか…
カメのいる場所、なんてあったっけ?
[見せられた紙>>@86を見るなり、 思いつくままを口にするが、これが何を意味するかは、はて?*]
(372) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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[ その7グラムの自重に押し潰される、というのは 一体、どんな気分なんだろうなァ?
…身体を押し潰される、その痛みや苦しみは、 確かに覚えているはずなんだが。 既往の中のそれは、妙に現実感がなくて、 いまいちピンとこねぇときてる。
そしてなにより、やっぱこの力。 そのまま使うとやっぱ地味だよなァ? せめて応用が利くのが幸いっちゃあ幸いか。 ]
(@138) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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[ ――グシャリ。
人の形をしたそれが、 潰れて形を無くしたのを見計らって 新しい飴を取り出すとぱくり、口に銜えた。 ]*
(@139) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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えっと、絆を結ぶって…!
[自分から言い出してみたものの正直なところ具体的な事はわかっていない。 けれど、自身へ伸ばされたその手>>366を離さないように、強く握り返し
瞬間、何かが自分の中で芽吹くような感覚を受けた。]
(373) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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[顔の悪くない年頃の青年。>>@133 こんなことを言われたら普通の女の子であれば、きゅん♡なんてしそうなものだが。]
んー……べつに。
[それを欲しがるような性格でもなければ、睡眠欲の方が大事だというスタンスで起きる素振りは見せない。
万が一そういうことをされたとしても、多分エントリー料だのなんだので脅すことはしないだろう。 面白いならするかもしれないが。
大抵の場合、ボーナスを減らした方が反応が面白い。]
(@140) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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[微かに意識は戻っているが、ほぼほぼ微睡んでいる状態で、眠りたいという感情が第一な以上、それ以上に興味は働かない。 それでも、ライダースジャケットを被せられると少しだけくすっと息を漏らしたかもしれない。 その瞬間、背中がくすぐったいフログもピクンと跳ねた。]
(少なくとも、私は風引かないなぁ)
[それも異常なことは理解しているのだが。 だからといって、それがどうだということもない。]
(@141) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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[それでも、言葉を考えるなら。]
(恨まれる覚えしかないんだけどなー。 ま、いいや)
[そーっと前足を飴に伸ばすフログの気配を感じれば、素早く手を飴に伸ばして懐にしまい込む。 フログが顔をこちらに向けている気がするが、知らんがな。
甘味を確保すれば、本格的に再び眠りにつこうと、顔の向きをうつ伏せから変えて息を吐いた。 僅かに聞こえる陰鬱な音楽も、子守唄にはちょうどいい。 ……うつ伏せ、地味に苦しいのだ。*]
(@142) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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[謎かけめいた文言が記された 紙片を見た>>372リツの答えにキョトンとする]
ウミガメの…スープ? ニセウミガメのスープなら知ってるけど
[それは別ジャンルのワードだ というのがなんとなくか分かる程度で
──まだ自分は世界がどんなものなのか その片鱗すらも知らずに逝ったのか
持つべきものは相棒だ、 ひとつとっかかりが出来たのはありがたい]
(374) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 20時頃
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─ ─
( 「 竜胆。菖が亡くなったのだそうよ。 」 )
[二十二から更に齢をひとつ重ねる手前、暫くだった。 元来「藤之助」の名を継ぐ筈で有った、兄の訃報を聞いたのは。
一門として一通りの稽古を受けてはいたが、 ”演じ手”としてかくあらねばならなくなった岐路。
─── 人生、”二つ目に覚えた諦念”であり、 未来に”先生”としての名を負う日の兆し。 それとて、今は喪失の彼方に持ち去られた。 ]*
(375) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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( …… 今此処にある貌は、 )
(376) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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カエルの次は…カメ?
[モノを消すこと──正確には、移動させること それしか出来ない能力は探し物と水と油
カメのいそうな場所といえば、 普通のカエルならばお帰りしそうなあそこか]
ん、とりあえず…なんか買うのは賛成 あとは…カメなら、公園で見たことあるかな
[何処ぞの誰かが飼ったはいいが 大きく育って持て余し、そのまま放って困るとか 動物愛護な大人が声を上げているだとか
生態系に影響を与える 環境を地球を世界を護りましょうみたいな感じで]
(377) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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─ 現在 / スクランブル交差点 ─
(雛の刷り込みでは無かろうが、 男は青年の前で、ころころとは顔色を変えなかった。 しん、と沈んだ水面のように、静であり続けた。
──その隔てる為の水壁が、 自然と影響している事には微塵も気づかぬ儘。)
はは、 ───そうかもしれねえな。 とすると、そのゲエムとやらに勝たせる気はあるのかね。
[>>308 メールのリップサービスをなぞらなかった瞳硝子は、 普段よりも冗句を浮つかせ、扇で”空白(幕)”を作り、 「友」らしく返されるそれを、「だろう」と嗤った。 ]
(378) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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( ──偽善の罪を嗤える者があるとすれば、 それは嘗ての自分自身。 )
[ 今際の約束を受けたのも、 ■■ であった。 世話を焼きながらも、この男と言うのは薄情にも、 ”きみ”を見て居るわけでは無かったのだから。 ]
(379) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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[下がっているように言われ>>368急いで身を引く。 先程の回し蹴りも見事なものであったが、先程と違うのは攻撃を受けたノイズが次々と壊されていった事。 そこから彼女が何かしらの力を得たであろう事は見て取れた。]
(もしかしてこれが契約の力…サイキック……?)
[とすれば、自分にも何かしらの力が備わったという事になるが…一体どんな能力というのだろうか。
その解に辿り着くより早く、かろうじて攻撃から逃れたカエルたち>>368がこちらへ飛びかかってくるのが視界に入り]
(380) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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……そう言う事にしておこうかね。 (そう言う事に、して置きたいのだ。)
今更だろう。 ……物好きだよ、僕は。生まれつきね。
(「きみもきみで、そうだと思うがね」なんて微笑う。 潰れた蛙が苦しげに呻く。その白い手の中の、 木刀に握られた力のうちは知らぬからこそ笑える。)
[ 然うして、扇子は再び幕を打ち、開いては、閉じ。 ]
(381) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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── 南エリア:純喫茶くさかげ ──
[ カランコロンとかわいらしい音。 それは純喫茶くさかげの扉の開閉に伴って。
喪服姿のわたしを見ても、 店員さんは「いらっしゃいませ」と言うだけで、 動揺する素振りもなく、仕事に戻った。
── やけに喪服を着ている女 って。 きっと、そんなおかしな客だと思われているのね。 お仕事中の自主休憩は積極的にとっているから。
だからわたしも、平然と店内を見回して……、 淡色の頭>>360は、とても目立っていたの。
わたし、すぐに気づいたわ。写真を見たから。 だけど、動揺を悟られないように、スマートに、 角ばったヒールで、床を叩いて歩み寄って──、]
(@143) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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[ ああ、ああ。 懐かしいわ。それに、うれしいわ。 契約成立をふたりでお祝いしているのかしら。 それって、とってもすてきなことでしょう。
自然と、死神の表情は綻んで、 パートナー会議中と思しきふたり>>361に、 悠然と席の傍らに立ち、微笑みかける。]
── なんだか楽しそうな話してるのね ずいぶん昔のこと、思い出しちゃう
[ 深い漆黒の髪と、淡く輝く白銀。 その対比が、なんだかきれいだったから、 「まあ」なんて感嘆の声をあげ、 店員の案内を片手で制して、椅子を一脚引き寄せた。]
(@144) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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[ 当然、RGで食事をせんとするその背に、 死神の証ともいえる翼はなく、]
わたしもご一緒させていただける?
[ まるでいつからかの友人に会ったかのように、 親しげな笑みを浮かべた死神は、
パンケーキを前にした男に視線を向けて、 「知ってるのよ」とやわらかく囁く。]
── シーシャ あなた、死んじゃったんですってね
[ 「ご愁傷様」と「ようこそ」を入り混ぜて、 眉尻を下げつつも、結局死神は笑っていた。*]
(@145) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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はは、 ……なんだったのだろうなあ。 今のは。 あれが、”八方塞がり”を壊すものかねえ?
[良く分からぬがままに、 閉じた扇子の内をそろ、と撫ぜた。 >>310普段の”かれ”よりも何処か年相応らしく見える 驚嘆に、そんな顔もするのか、と思った。]
(何処か嬉しくなったのは一片。なに、我儘だ。 僕よりもしたたかなきみで居て欲しかったのさ。)
──…さァ、ね。 何れだけ繰れるものやら。 それに、きみだって、それが本懐とは違うんでねえか。
[喩えるなら散華の花吹雪、 止んだ輪唱と蛙の残華を風が攫う。 呑み、数秒経ってから、取り戻した息をゆるりと吸い込み、 きっと、”きみのほうが強いのだ”と、そればかりを願い。]
(382) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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( あさましさを諦めきれぬまま、 何処か影絵座のようにさえ見えてきた 雑踏を前に、踏み出した時であった。 )
[>>@97ふと、ビルディングの一画。 貼られた一枚の問い紙を、自然と追っていた。 ] 『私、綺麗にお化粧してもらいたいの。」
女は言った。 それを聞いて、男は頷いた。 男は、とある化粧師を呼んだ。 化粧師は、女に化粧を施した。
しかし、完成した女の顔を見て、男は激怒した。 理由を答えよ。』 …… ?
(383) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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[ふと、転んで死んだ、から 夢もロマンもない事が思いつく]
あ、年寄りは転んだら…ほぼ骨折して ゆるく確実に死ねるってネットで見たことある
[加齢により骨の脆くなった高齢者は そこから、寝たきりに移行することも多い
そして、そこから──死に至るのだと
おとーさんの奥さんが一時期実家に通い そのしばらく後に、奥さんはエリを連れ お葬式やら財産分与やら オトナの話をしに出かけていたっけ
土塊人形を操る黒衣の女>>@115>>116が 視界の端に入ったせいだろうか?
──そんなことを思い出してしまう]
(384) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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───死化粧でもされちまったのかねえ。
( 文面を見ていぬがゆえ死した事も未だ知らぬが儘、 皮肉めいたことをぽつ、と、零した事には気づけぬ。 「きみはどう思う?」なんて傍らに問いかけなどする為、 白銀を仰げば、視界端で蛙に食われるだれかを見た。
……夢心地を見続けた朧霞のなかでは、 恐怖だとか、感慨のたぐいは沸かずに 現実離れしたシネマでも見て居る、心地の儘。 ) *
(385) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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いっ…いやぁ!!
[比喩ではなく、それは確かに芽吹いていた。
(おねがいおねがい何でもいいから!早く早く!!)
目の前の敵を排除したいと強く念じてみれば、自分へ襲いかかろうとしたカエルたちの動きが鈍る。 そしてカエルの動きが鈍っていく程、少年の頭上で揺れる“それ”は美しく成長を遂げていった]
(386) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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って、あんまいい話でもないか…やめやめ
[リツはどんな言葉を返したか その表情を見て、こりゃネタ滑ったなと 慌てて話題を打ち切った
派手に爆ぜる>>@123ジョードー電気から 上がる煙は狼煙のように、空高くへと昇っていく]
まあ、あそこ行ってもいいけど …ロクでもないことにはなりそうだな
[それが、死神赤頭巾と後に呼ぶ相手の仕業とか もちろん、今は知らない**]
(387) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
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[
―スカーレットセージ 俗称サルビアといえば、恐らく大体の人には伝わるだろうか。
最初、小さな双葉状態だったそれは今では30p程の大きさまで丈を伸ばし蕾をつけている。
(もっと…もっともっともっと…!!)
カエルノイズたちを養分としてサルビアは成長続ける。 次第に蕾は数を増やし、穂を膨らませ、やがて赤々とした唇花を咲かせていった]
(388) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ ゆら ゆら、 鎖の赤色は残った蛙を捉えて、 ぐるんと巻き付いたり、貫いたり。
ひとつずつ、"こうすればいいんだ"って そう覚えていく様に、雑音を消していく。 隣 弾かれた小さな水球>>358を見ながら、 ふと シーシャの声を、拾った。 ]
(389) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ ── 袖の中、反射的に鎖が絡みつく。 私が、両の腕で私自身を掻き抱くように、 ゆるく、ゆるぅく 締め上げる。 ]
(390) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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………… ん。
[ …返せたのは、肯定でも否定でも無い声。 ]
(391) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ 例えば家族がみーんな死んでしまったとして。 そういう状況ならば、きっと 待っている人も、悲しむ人も、 すべていないということになるのだろう。
でも、でもさ。 家族が生きていても、そういうことってあるんだよ。 きっとね* ]
(392) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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― 南エリア:『純喫茶くさかげ』 ―
…すごい
[ きゃあ、と まさしく乙女の様な声をあげ、 写真を撮るシーシャ>>360の正面で、呟く。 私の声は 言葉こそ同じだけれど、 意味合いは結構違うものだった。 女子力の暴力みたいなスイーツ なんて感想が浮かぶ。 "おねえさん"を見ながら、 コーヒー(ブラック)のカップを持って一口。 …結局 頼みたいもの、が浮かばなくて、 だけどコーヒー一杯もどうかと思ってしまって、 目の前にあるのは抹茶のアイス。 ]
(393) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ 溶け始めの緑色をスプーンでつつく。 時折外とシーシャは見るけれど、 何せ、私はあんまり口が回る方でも無いし、 黙々と 一口、二口。 ── 多分三口目あたりで、止まった>>361。 ]
(394) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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……、 なん だろ。
[ ぼとり、アイスがスプーンから落ちる。 …言われるまで全然意識していなかった。 エントリー料。 メールによれば"私の一番大切なもの"。 …私の大切なものって何だ? と いうところから先ず出てくるあたり、 取られているにしても、 自覚していないところにあるのかもしれない。 なんとなく傍らの学生鞄を漁るけれど、 思い出せる限り、消えたものは無さそうで。 分からない と言いたげに 首を傾げた後、横に振った。 ]
(395) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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── "大切なもの" なら 後で分かるんじゃないかな って、思うけど。 そういうシーシャ は、……?
[ 何を盗られたの、と 言いかけて。 近づいてきた高い足音>>@143に気付いた。
まるで私たちと友達で、 此処で待ち合わせでもしていたみたいな雰囲気と、 喪に服している姿とは正反対の笑顔に 多分 私の瞳はまぁるくなっていた。
言葉にするなら、 "何だこの得体の知れないオンナノコ"ってところ。 ]
(396) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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……はは、可愛くねェ。
[ 聞こえてきた声に笑って返す>>@140 此方としてはこういう反応のほうが却って気安い。
そっと手を伸ばせば、 少しばかり不器用な仕草で、 その色の薄い髪を梳くようにして撫でる。
――確か、あいつはこんなふうにしていたな、と 遠ざかった、あの頃の記憶を辿りながら。 ]
[ いつのまにか枕元から消えた飴>>@142 さてはこいつ、起きてるな? そうは思っても、特に言及することなく、 頭を撫でる手はそのままだ。 ]
(@146) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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…なんだ、お前も食うか? ケロ太郎。
[ なんとなく目があったフログに声を変えてから ポケットからもうひとつ飴を取り出す。 いくつ飴が入っているのかって? そいつはあれだ、“企業秘密”って奴だ。
グレープ味のそれをフログに銜えさせてやってから ]
少なくとも、俺はアンタにゃ恩がある。 アイツを……パートナーを生き返らせて貰ったからな。
(@147) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ 眉をひそめつつも。 席に着いた 得体の知れないナントカさんが シーシャへ向いた>>@145のを良いことに、 私の腕に こっそり冷たい蛇を纏わせて。 ]
── …知り合い?
[ 至極当然の質問を投げる* ]
(397) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 21時頃
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[ ――あのとき。 サイガワラ区で近年稀に見る凶悪犯罪が起こった その直後に開催された死神のゲーム。>>166
そのゲームの参加者の中に、俺もあいつもいた。 そして最終日、目の前にいる彼女と交わした取引で、 あいつはRGに復活した。 ]
その代わり、 俺はアンタに飼われることになったけれど。 そのことを後悔したことはねェからさ。
(@148) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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|
[ 代償は、それなりに。 元から徴収されたエントリー料以外にも 幾つか支払うことになった。
だが今の生活は俺にとっては随分と気楽なものだ。
少なくとも、あいつに泣かれることはない。 「こんなの貴方じゃない」と悲しまれることもない。 ――それだけで、十分だろう?]
…ま、今のはデカい独り言だ。 長々とすまねえなァ?
[ ガリっと、銜えていた飴を一齧り。 ]
(@149) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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そろそろ最初のミッションがはじまる。 んじゃ、風邪引くなよなァ?
[ 頭を撫でていた手を離すと、立ち上がる。 ジャケットは…いいか、 あとで返してもらうとしよう。
黒いハイカットブーツが地面を蹴る。 トン、と重さを感じさせない音を鳴らして、 そのまま交差点の向こうへと消えていった。 ]*
(@150) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[後に残ったのは立派な成長を果たしたサルビアと動かなくなった絞り粕。
そこでようやく少年は頭上に咲いた物の存在に気づいただろう。
とはいえここはスクランブル交差点のど真ん中。 元より鏡など持ち合わせていない少年がそれを何の花だと認識したかはまた後の話となる事だろうが*]
(398) 2017/06/10(Sat) 21時頃
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[影の最後の1体を、踏み潰す。 初めてのサイキックのせいか、身体がやや重い]
……ふぅ。
[後ろを見やれば、>>398、無事な姿の丈司と、怖れすら抱く深紅の立派な赤い華]
丈司、君?
[自身に起きた変化、能力。彼の力がこれだというのだろうか]
(399) 2017/06/10(Sat) 21時半頃
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[取り敢えずは、状況整理と、休養が必要だろうか。 目の前の彼もだが、自分もまた疲れた。 目覚めてから、わけのわからないことばかりだ]
……取り敢えず、行こうか。休めるところ。 あたし、よくまだわかっていないから、整理したいし。
[手を差し伸べれば、彼は握り返してくれただろうか。 特に行き先を彼が希望しないなら、浄玻璃公園に向かうだろう]
(400) 2017/06/10(Sat) 21時半頃
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[ 道中、丈司と他愛無い話をいくらか交わしただろうか。 あぁ、そういえば、一番最初に出会った人ならざる彼は無事だっただろうか、なんて。思ったとか思わなかったとか]*
(401) 2017/06/10(Sat) 21時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 21時半頃
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…?
[正体を確かめようと頭上の物へ手を伸ばすが感触だけでそれが何か知る事は難しく。 ただ、甘い香りがする事からそれが花である事だけは理解ができた。
それともうひとつ、目の前で絞り粕状態へ変わり果てたカエルノイズと関係があるであろう事は察したが]
あの…えっと、これ…
[自分の名を呼ぶ声>>399に振り返る。 あぁ、彼女から見て今の姿はどう映っているのだろうか? 鉢かづきならぬ花かづき?どちらにしても自分は姫ではないのだけれど…]
(402) 2017/06/10(Sat) 22時頃
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あ、うん…。ぼくも、休みたい…
[肉体的な疲れもそうだが、短時間に色んな事がありすぎたせいか能力の反動か、気持ち脳に霞がかかったような感じも受けていた。 どちらにしても今は休憩が必要だろう。
>>400差し伸べられた手を握り返し、歩を進める。 メールに添付された地図によれば、確かここを北上したところに公園があるとあったような…とりあえずはそこへ向かう事を提案しただろう。
その頃にはサルビアの花は跡形もなく消えていたとか]
(403) 2017/06/10(Sat) 22時頃
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[ウミガメのスープについて ナオが知らない様子なら>>374、 簡素に説明をする]
ええと…謎かけを出題者出す。 それに答える側が質問をして、それに 出題者がイエスかノーで答える遊びだよ。
まあ、これはただの謎かけだと思うけど
[出題者の姿が見えない以上は、と。]
(404) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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ふぅん…… 転んで、死んだ、だったら…病院かな?
[携帯端末の地図を見ながら話を聞いていたので、 喪服の女は視界には入らなかった。
どんなものでも、情報は多い方がいい。 あまり楽しい話題ではないと思っていたのが リツの表情には出ていたかもしれないが、 それは少なくとも笑い話>>387と受け取っていた訳ではない]
…あそこ?…そうだね、あんまり行きたくない、かも
ナオの視線の先を辿って見た先>>@123 煙が立ち上っていて、まるで焼却場を思わせた。]
(405) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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あら、分からないの?
[ >>395 訊ね、スプーンから落ちる抹茶アイス。 その落ちる先に慌てたけど、 運よくカップの上に着地してホッとする。
でもエントリー料が分からないのはどうしてだろう。
学生鞄の中も覗き込んでいるけど、 無くなったものはないみたい ]
(406) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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…でね、大川先生はいつでも裸足なんだ。 廊下が汚れるからって、この前他の先生に怒られてたの
[道中無言というのも気まずいと、最近の出来事を話してみる。 それは面白い先生の事、この春念願だった図書係になれた事、どんなゲームが流行っているか…そんな話だったのかもしれない]
(407) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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そうね。 分からないままってことはないでしょ。
…… アタシは、
[ >>396 訊ねられ、答えを返そうと思った時、]
[ ―――――― かつり ]
(408) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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それじゃあ、先、公園行ってみようか 謎解きが合ってるとは思えないんだけどね、ダメもとで。 …あと、ちょっと休憩したい
[捨て猫に捨て亀に。動物愛護者が多かったとしても、 保護される対象が多すぎれば、 取捨選択をするしかないんじゃないか。 と、話を振られれば、そう答えただろう。]
(409) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[ 床を叩くヒールの音が近くで止まる。
>>@144 掛けられる声に目線を上げて、 ( リョウと同じように目を丸くして、)
流れるような白髪と、 喪服様な黒色が瞳に映る ]
え、ええ。どうぞ。
[ >>@145 相席を望む声にそう応えたものの、 彼女は既に椅子を引いて座っていた。 その顔に、友好的な笑みを浮かべて ]
(410) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[ しかし、こちらはと言うと、 親し気に声を掛けてくれる彼女に、覚えは無かった。
仕事柄、お客さんの顔と名前は憶えているけど、 そのどれにも当てはまることは無く。 ここまで親し気に話し掛けてくる 友人としての憶えもない。
リョウから投げかけられる質問に、 ちら、と視線を向ける。>>397
しかしその問いには答えず、再び視線は白髪の彼女へ ]
(411) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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ええ …… 死んだみたいなんだけど……
ごめんなさい。 アナタ、どこかでお会いした事あったかしら……?
[ これで自分だけ忘れてたら失礼極まりないが、 覚えている振りをするのも申し訳ない。 だから、眉尻を下げる白髪の彼女に、 困ったような苦笑いを浮かべて、問うた ]*
(412) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[そんな世間話をしながらある疑問が浮かぶ。
先生や係、ゲームの事は思い出せる けれど他の学校生活や身近な出来事について、思い出せないものがあったのだ。
それは単に取るに足りないような事だったからかもしれない。けれど、何かが欠けたような…?]
(413) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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>>352>>353
いや、しゅうと、だ。 でも、まあ、あんまり慣れてないんで、 熊さんがいいかな。
[名を呼ばれて、ちょと照れる。]
じゃ、俺は、ヒナちゃんと呼ばせてもらおうかな。 うん。君の雰囲気にあっている。
[と、言ってから、 なんだか、おじさんみたいなこと言ってしまったかも、 などと、頭をかきつつ]
(414) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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実は、祖母が欧州の人でね。 向こうでも通じる名前ではあるんだ。 でも、滅多に呼ばれない。
[そして、見つめる瞳の色はヘーゼルナッツ。 顔立ちからも、クオーターであることは、 バレバレだったかもしれない]
で、ああ、メールの内容か。 これは、とても大事らしいな。
[そして、ヒナに合わせ、自身も携帯を弄ろうとした時]
(415) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[>>407>>413話かけられれば、微笑み返しただろう。 ただ直接的な知り合いではないから、幾分かはぎくしゃくしていたかもしれない。 それでも、怖がらせないように。不安にさせないようにと、笑うだろう]
……そうだ。冷たいココアでいいかな?
[どうせこの少年は遠慮するだろうから、返事を待たずに自販機でアイスココアとレモンティーを買って、ココアを丈司に渡した。 ココアがお気に召さないようなら、もう片方を渡しただろう。
死んだ世界でも、お金が必要なのかと、どこか可笑しかった]
(416) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[それは、青年にとって誇りだった。 その言葉が嬉しいから、遊びなどは放って只管に努力した。
『流石、“ ”は違う、』
それが、いつしか嬉しいという感慨を伴わなくなった。 何処か、僅かに疎ましさすら滲み始める。
『本当、“ ”だわ、』
何時しか、それが呪いに変わった。 決して越えられない壁として、決して変わる事のない基準として、据えら続ける錯覚さえも覚えた。 そうして、今、 その呪いを如何にか吞み下す事もできず。 かと言って沈みきる訳にもゆかず。]
(417) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 22時半頃
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>>353
大切なもの? ああ、エントリー料か。
[考え込む。 何より大事なことといえば、 今はやはり、仕事であって。]
ええと、まさか、な。
[ヒナから目をそらし、まずは己の手を見た。 自身にとって、何をするにも大切な、と思った瞬間。 その節々が痛んだ]
(418) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[此れこそ誰の目にも触れさせまいと、先生を傷付けるならばと飲み込み続けた。 嗚呼、口なしの骸に化すまで言うまいと。 己の、此の、醜く弱い心などは。]
(私から、父様の陰が離れてゆかない、)
(419) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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あ。
[小さな声を漏らす。 指先が、やや、痺れている。 何より、動きが、思うようにいかないような。
いや、困る。 それは、困る。
この右手、は、大切な、仕事道具で。 こんな風に震えては]**
(420) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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── 現在/スクランブル交差点 ──
[先生の表情は、常を思えばよく移ろうような気のするものだったが。>>378 それでも、演者である故か、そこまで転がるように移ろう事はないようだった。 何処か隔たる水壁は、常と異なる距離感では気の付かないまま。]
……扨、其れに関しては分からないが。
大海から一雫を掬う程だとしても、 可能性が不要なら廻り諄いだろう、
[幾分浮ついた雰囲気を言葉の端に薄ら覚えながら、繕った口調の後味悪さをひた隠して笑い返した。
血涙を吸ったよな緋色が、またも落ちる心地を誤魔化しながら。]
(421) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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ー 北区/浄玻璃公園 ー
[緑、池、静かな澄んだ空気。 昔よくここで1人護身術の練習をしたっけ、なんて思いながら、ベンチに座る。 隣にいるであろう丈司もそれに倣っただろうか]
……これから、どうしよっか。
[ぱか、と改めて携帯を開き、メールを読む。 具体的に何をどうすれば良いか、まではわからない]
はー。
[どこかある空虚さを吐き出すように、ため息をつく。 その公園には他に誰かいただろうか?彼女はただぼんやりとメールの文章を眺めていた ]*
(422) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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はは、 …手厳しい、
[蛙のひしゃげたような啼き声を聞いてから漸くと、感情の籠め切れない、乾いたにも近い音で笑いを溢す。 物好きはお互い様、と云われるのに、ほんの少し目線を伏せたのは刹那。 次には絢爛豪華よりは情のある花吹雪にその心地ごと目を奪われたから。 扇子が幕開けと引きを示すかの如くに打ち鳴るのを夢幻から引き戻される想いで聞く。]
…だと、良いのだが。 此れでは童のちゃんばらに相違なく…、
[そう改めて口にすると、童遊びをしているような感覚にすらなっては、気恥ずかしさで続きは黙した。
いや、此れでも師範補佐なのだが。 それが子どもの遊びに相違ない事をしている図を想像してしまえば、如何に繕えど大学生もじきに終える青年のする事に不相応は語るまでもない。]
…… 否、そうであると信じよう…。
(423) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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[つい、口に出てしまった少しの訛り言葉。 まさか聞かれてはいないでしょうね。 >>338>>340既に逃げ去った2人の反応は、わからない。
……まあ、どうせ知り合いにはほぼバレているようなものですが。 正体不明の美少女魔術師としては。ほら、夢を見せ続けるのが大事なのであって。]
やんだなあ……おしょすい。
[嫌だなあ、恥ずかしい、とぼやく。 昔の記憶なんて思い出せないのに、この舌の動きに染み付いた“言葉”。 できれば表に出したくないこれが、皮肉にも、唯一残った手掛かりかもしれないなんて。]
(424) 2017/06/10(Sat) 22時半頃
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えっ…?
[返事をするよりも早く手渡されたココア>>416と彼女を交互に見ただろう。 お金を渡そうにも携帯端末の普及した現代、公衆電話用にと小銭を持っている訳もなかった。
かといってそのまま返すのも悪い気がして]
あ、ありがとう…
[彼女の笑みに返すよう、多少ぎこちなくも微笑んでみただろう]
(425) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 23時頃
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[ どこか戸惑いつつも、拒絶はしないふたりに、 死神は、微笑みを湛えたまま、 スカートを摘んで、すとんと腰をおろした。
さしむけられた言葉>>412に、 再び白銀色をまとった男に顔を向け、]
── いいえ、初対面だと思うわ
だけど、ほら お兄さん、ちょっと有名だったでしょう 一度お話してみたいと思って
死人のチェックは死神の嗜みよ
[ ふふ、と微笑みを浮かべて、 軽く手を挙げて店員を呼びつける。]
(@151) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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紅茶と── 、 あと、このお兄さんと同じパンケーキを
[ にっこりとオーダーを済ませたら、 ふたりに向き直って、さらに問いかける。]
ねえ、ふたりは契約したのよね シーシャさんと── えーっと、 なんてお呼びすればいいかしら
[ 至って平和なティータイムみたいに、 死神は世間話を続ける姿勢で、 少女に視線をさしむけて小首を傾げた。*]
(@152) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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[死神は、見ていた。ビルの屋上から。 女性らしい細い脚が、その見た目とは考えられない力を伴って、 カエルの頭部を砕いたことを。>>367 力任せというわけではない。慣れた動きだ。 相手の動きを読むこと、自分の間合いを把握すること。 そういうのって、一朝一夕で出来るもんじゃない、と思う。
綺麗なバラには棘があるというのは強ち間違いではないのだろう。 頭を過ったのは、一人の同僚の姿>>@106 顔はいい。けれど、彼も、どこか得体のしれない何かがある。どこかの幼女と同じように。そう思う。
顔と治癒能力程度しか取り柄がない野郎とは大違いだ。えぇ、僕のことなんですけれどね。]
(@153) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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[さて、視線を移したのは、その傍ら。 彼女が魂を預けたらしいパートナーの姿に目を遣る。 黒を塗りつぶすように芽吹いた、少し特徴的な形をした赤い花。>>388 その鮮やかさとは裏腹に、根を張られた影たちは命を吸われたように萎びていく。
綺麗な赤―サルビアの花と、醜い姿となり果てた黒いノイズ。 それらの姿が掻き消えるようになくなった>>403なら、 死神は、ひゅう、と口笛を吹いて、ビルの上から小さな拍手を送っただろう。 彼らに届いたとは思わないし、届けるつもりもない。 ゲームは始まったばかりだ。 どうせ、どこかでまた会うことになるだろうからね。]
(@154) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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[そうして、何時迄も立ち惚けている訳にもゆかない事と、先生が歩き出したのを見た事。 況して、此処にいても何かが解決するとも思い難いと考えていたから。
気不味いのと、距離が近付いて嬉しい心地のするのと、偽っている罪悪感を綯交ぜにして足を踏み出した、 その、頭上に、紙がひとひら降ってきたのだ。>>@97]
……本当、蛙やら紙やら。 雨模様の代わりとしても降るものに情獅フない、
[そう口にしてから内容を耳にしたまでは良いが。 その思考を振られたならば、ぱしぱし、と二度程を瞬いた。>>385]
…… は、い? 化粧? ……嗚呼、『化粧』、なのかな、
[復唱したかのような言葉は、実、青年の思ったものだ。 或る意味で、現役の学生らしい答えと言えるのやもしれない。]
(426) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[さて、と、伸びをひとつ。ポケットから携帯を取り出して、 特段重要な連絡はないようだったので、既読だけ付けて、画面を閉じた。 今日のお仕事は、これで終わりでいいだろう。 勝手ながらそう見切りをつけて、雑踏に紛れて向かう先は、Mey-Fのとある店。 目的は、たったひとつ。
そう、今現在、元モデル(一応)として、忌々しき事態が発生していたのだ。 ――刃を突き立て、裾に穴が開いたサルエルパンツ。 力を使った代償とはいえ、それを履き続けるというのは、なけなしのプライドが許さなかった。**]
(@155) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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―中央エリア・交差点外れ辺り―
>>414 …あ、違ってた。 シュウトさん、シュウトさん…
[綴りだけでは判断できなかったので、 笑って誤魔化しつつ、覚えようと数回繰り返し。]
…熊さんでいいの? それなら、そう呼ばせてもらうわ。 よろしくね、熊さん。
[確かに、その呼び方の方が慣れているので。 熊さん(仮)の呼び方は、本当に熊さんが採用された。]
(427) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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クォーターってことね! だから、緑みたいな、茶色みたいな 不思議な目の色してたんだ。 とっても綺麗。
[名前について解説されると、 納得したような顔で、熊さん…集人の顔を覗き込む。>>415 互いの身長差は、自分の頭に集人の顎が乗る位。
ヘーゼルの瞳に精悍な顔立ち。 厚い茶色の前髪には、ところどころに白い色。 少し切るか上げた方が格好良いのに…とひっそり思う。]
(428) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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―北エリア・浄玻璃公園―
[無事公園へ到着すればベンチへと、疲れ切った足を投げ出し彼女の隣に腰をかけただろう]
…んー
[ココアに口をつけつつ、あいている方の手で携帯端末を操作しルールの確認を取る。
毎日クリアしなければならないノルマがあるらしい事。 これは最初にメールを確認した際に把握している。 今後はそのノルマを彼女と協力してクリアすればいいという事なのだろうが…]
(429) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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>>418>>420 ……何か、心当たりあるの?
[聞こえてきた声に、心配そうな表情を浮かべる。
エントリー料。大切なもの。
彼が何かを取られているなら、 自分も何かをとられているはず。]
(430) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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私が取られたものは…
[自分の大切なものはなんだろう。 家族…かとも思ったのだけど。 お父さん、お母さん、弟、ペットのしばきち。 全部記憶から消えていない。
思わずスマホに視線を落としたところで、ようやくある事実に気がついた。 真っ黒なままの待ち受け画面。 確かに、あの人の画像…バイト仲間が撮影してくれた それが置かれてあったはずなのに。
とってもとっても大好きなあの人。]
(431) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[でも、あの人って、どんな人―――?
思わず、目を見開いた。*]
(432) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[シルクハットをぽむぽむと弄び、 左手の中でそれを携帯端末に“変える”。
さっきから私が使っている不思議現象は、あくまでも手品のテクニック。 サイキックを行使するのは、もっと複雑な入れ替えが必要な時だ。
届いていたトークの返信。>>@90 Mr.戸隠との遊びは、いつも楽しい。 私が幹部の座を手にしてからも、現場に出てスコアを競い合うのはやめられていない。 刃流原のラーメンを賭けた勝負の戦績は、今のところイーブンだったはず。]
『私の代わりに、張り切って全滅させてくださいね☆』
[目標の参加者全滅は、私が直接手を出せない以上、私のゲーム運営力とみんなの手腕が頼り。 満遍なく、期待させてもらうとしよう。]
(433) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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『メイド・イン・サイガワラだもん( ´・ ・`)』 『美少女は否定しないでくれるんですね』 『よしとしましょう』
[>>@92返信3倍速。既読のマークがついてから、間はほとんどない。 手打ちの文面だから敬語でふざけられるものの、 面と向かっての会話だったら今頃、訛りをボロボロ出していたに違いない。]
『次に田舎娘って呼んだら、こっちは飴玉舐め太郎って呼びますからね』
[彼がいつものように持ってる飴玉。 あれこそマジックのようなものではないか、と思ったり。]
『ええ、よろしくお願いします☆』
[わざわざ言うことは他になし。私が負けるなんて、有り得ない。]
(434) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[頭を撫でられると、少しざわざわと体が喚く。 あ、これ慣れないやつだ。 とか思いながら、まぁいいか、と目は閉じたまま。
声が聞えると、フログも飴をもらったのだろうと想像がつく。>>@147 それをとるほど意地汚くもないし、その後の言葉に得心できるほど殊勝な心がけもしていない。
裏切られるのだけは面倒だから、まぁそうじゃないならいいだろう、と。その程度のものだ。]
(@156) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[――――そう。 まさに、彼が感謝しているそのこと。 事実とは人が想像しているより酷いもので。 彼の死因こそ知らないが、あの裁定は自分にとっても転機だ。
アレが、コンポーザーとしての『初仕事』なのだから。]
(言えん。これは口が裂けても言えんよ。 立場というものを手に入れたからにゃあな)
[死神とて死ぬ。 富豪とて、コンポーザーとて、分け隔てなく死ぬ。 それが分かっているからこそ、忌々しいながらも自身の立場を多少は大事にするのだ。]
(@157) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[裏切られるなぞ、一度で満足した。 だからこそ、悦楽のために必要なものは保持する。 我ながら、変わったものだと臍を噬むが。]
んー……うん。
[風邪をひくなと言われても、出番もない以上寝るしかなく。 腹の中とは全く違う声音で返答をした。
どちらにせよ、もう一眠りと。 座って眠っているときのように、こくり、こくりと頭を揺らしながら、微睡みへと落ちて……。]
(@158) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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|
[いや、おかしいな? 寝転んでるのに、頭が上下はしないよな?
それに気づいたのは、きっと彼が過ぎ去った後だろう。 思い出したかのように起き上がれば、手を振り上げて。]
枕が咀嚼で動いてんじゃない!クソァ!
[消滅しない程度。 速度だけ込めて、力は込めない拳でフログの背を叩いた。]
……眠気覚めた。
[懐からさっきもらった飴を取り出して、口に運ぶ。 棒の部分を咥えて、不思議な味の飴を舐めた。]
(@159) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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|
暇なことには変わりないんだよねー。
[横を見ると、フログは何が起こったかわかってないような表情でアメを舐めながらこちらを見ていた。 物言わぬノイズの背を撫でたのは、気圧されたからではない。
ただ、暇だからである。*]
(@160) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[
―7日間を最後まで生き残れた参加者のうち、点数が高い順番に生き返りの権利を与えます。 ―なお、今回のゲームにおける生き返り人数は最大で4人です。
自分達以外にどれだけの人間が同じ状況におかれているかはわからない。 しかしこの文面から察するに、ただ毎日ノルマをクリアしたところで上位2組に入れなければ生き返らないという事で]
(435) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[かつん、かつん、雑踏を歩く。
ひらひらした深紅の衣装に、マントを靡かせるも、 行き交う人々は、UGを闊歩する奇抜な魔術師に気付かない。
小手調べにして、たくさんの参加者が消えたーーが、 少しは楽しめそうなくらいの数が、まだまだ残っている。
ミッションの準備は万端。 しかしそれより先に、挨拶兼ねて遊んでおくのも悪くはないだろう。
見つけたのは、>>0:385>>0:426 この現代のコンクリートジャングルには似つかわしくないような格好の、男2人。 まあ、格好については人のことを言えない私だけど。]
(436) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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|
― 北区/浄玻璃公園 ―
それで、ここの池だったっけ?亀いるの 大きい奴だと噛まれるかな?
[ナオと連れ立って来た公園は、静かで長閑な雰囲気で、 ここなら休むことが出来そうだ、と思った。 さっきのスクランブル交差点とは、天国と地獄の様な差だ。
公園内の池の方へと向かうと、 近くのベンチに>>422女性と子供が居るのが見えた]
ねえ、あれ…ってさ。参加者、とかだったりするかな?
[小声で、ナオへと訊ね。ともあれ、池へと近寄ってみた*]
(437) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
|
|
[どこかに向かおうとしていたのか、それは分からないが。]
ごきげんよう。
契約の調子はいかがですか? 信頼を築き合っていけそうですか?
[人混みを掻き分け、歩み寄りながら声をかける。 目元は仮面で隠しているが、口元はにこやかに笑みながら。*]
(438) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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|
[ 待っていた返事の代わりに返ってきたのは、 他ならないシーシャ本人の問いかけ>>412と、 問いかけた関係を意味する、 オンナノコの声>>@151。
── ちょっと有名。なんだ。 ( 何せ、何時かの"堕天使"は、 一風変わった誰かさんと出会ってない。)
そんな感想を抱いて直ぐに、 得体のしれないオンナノコ もとい、 死神と名乗ったオンナノコは、こっちを向いてきた。
……知り合いじゃあ無くて良かった。 ちっぽけな安堵は鉄仮面で覆い隠して、 ]
(439) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[川端康成作『化粧』の本を思いながら、ぽつ、答えるのは、疾くに作者などない故の“推察”。]
女子が化粧する姿を魔女と擬えた、あれは、 今や時代錯誤な彼の思考なのですが。
……女性が社会に出て行くならば、 男は己の願望の外へ行くのを認めなければならない。 それを「私」を通して、否定しているもの、と、 そう、解釈するものもあるようで、
[如何にか敬語の付かぬように気を配りながら、そう述べる。 己の力及ばぬところに行く女子を叱りつけたのではないだろうか、と。
尤も、彼の文において化粧は、“死を認めず生に溺れる”虚飾の1つとして扱われていた気もしながら。 視界の隅に見えた消える陰から背けるように、その紙を覗き込んだ。]
…一体何なのだろう、な、それは。
[そんな疑問も口にしながら。]*
(440) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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>>430
ああ、こう、右手が、思うように 動いていないかもしれない。
そうすると、 仕事ができなくなる。
[きっと、生活には支障がない。 ただ、きっと、これでは、
作れない]
(441) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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…リョウ で、良い…けど。 アンタ、聞く前に名乗ったら? "死神"さん。
[ このオンナノコ、あの蝶々男と同じらしい。 それにしては翼が無いけど、 この店の中じゃあ そういう仕組みなんだろう。多分。 女子力デザートを頼まれ去って行く店員は、 きっと"RG"のひと、だし。
…頭を働かせる、なんて 似合わないんだけどなあ。 アイスが溶けたコーヒーを啜り、 平和なティータイムには不釣り合いな表情のまま、 問いを返した。 ]
(442) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[ 問いかけの最中。 ] [ どうにもこの悪夢の "平和"な空気に居づらさを感じて。 誤魔化すように テーブルにあったフォークを持ち。 シーシャのパンケーキから 苺を一つ、頂戴しようとしたけれど、 さて、貰えたかな。どうかな* ]
(443) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[Q,それの意味するところはなんだ?]
(なんだろ、すごく…すごく、嫌な感じがする…)
[…紛失や破壊の言葉 それからは連想できたであろう事からはあえて目をそらし俯く今の少年には、もし同じ公園に自分達以外の気配があったとしても気づくのが遅れた事だろう*]
(444) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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>>431>>432
[手のことを、告げたあと、 ヒナを見れば、その深い瞳は、何か思案に暮れているようだった。]
きみも、なにか、だいじなもの。 なくなったのかい?
[その表情に、首を傾げ、覗き込んだ]
(445) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[>>444、どことなく深刻そうな感じの、まだ間もない相方の頭を撫でた]
大丈夫よ。あたしが貴方を守るから。
[確か、馴染んだその動作はもう少しだけ手の位置が上にあったような気がしたが、別に追求することもなく。 とにかく、ゲームである以上、先程のカエルみたく出題者から何かしらの動きがあるだろう。 ならば、それを待てば良いか。どことなく、楽観的にそう考えた]
(446) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[ >>@151 初対面との答えに、心配が杞憂に終わったと知る。 その事には安堵しつつも、続く答えに目を見開く ]
えっ、アナタ、死神 …… !?
[ 普通の人間にしか、見えなかった。
さっき会った和装の男と違って、 その背に黒の翼はなかったから。
だけど、先ほどの死神とは違って、 彼女は変な動物を仕向けたりはしなかった。 …… それどころか、本当にお茶会に興じる様子だ ]
(447) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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ねえ、チェックって何なの?
アナタたちのお眼鏡に適わなかったら …… 消されるってワケ?
[ >>@152>>442 リョウとのやり取りが途切れた頃、 訝し気な視線を自身を死神と称した彼女へと向ける。 さっき和服の死神に襲われたのよね、と付け足して ]
(448) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[ ―――― その最中。
>>443 リョウがフォークを取って、 視線をパンケーキに向けた事に気付けば、 ずい、と皿ごとリョウの方へ動かした。
好きなだけ食べていいのよって、 口元を微かに緩ませながら ]*
(449) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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あら。
[>>437、見たことない少年2人が池に向かっている。 翼は確認できない。多分、彼等は人間だろう。そして、死者、なのだろうか]
……やりきれないわね。
[彼等が気付こうと気付かまいと、取り敢えず形だけ会釈をしておく。 今はまだ、少なくとも敵ではないだろうから。今は、まだ]
(450) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 00時頃
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>>441 …右手が? 熊さんの利き手だったら不便に…
えぇっ!お仕事が!? そんなに大事な場所が不自由に?? それって、すっごくすっごく大変……
[思わず、集人の右手を取りじっと見る。 自分よりかなり大きく、ごつごつとした手。 確かに、触れた箇所が少しだけ震えているかもしれない。]
(451) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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私は……
[少し躊躇う。 目の前の相手が支払った代償は、 間違いなくとても大きなもの。 自分のそれは、とるに足らないと思われるかもしれない。
でも、自分にとっては大事なものだったので。 一回だけ、深呼吸をしてぽそぽそと答える。]
(452) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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すごく好きな人がいたの… 多分…バイト先で出会って…片思いで……
その人に可愛く思ってもらう為に頑張ろうって… お洒落とか…お化粧とか、いっぱい頑張っていたんだけど…
……………思い出せない。 その人が誰なのか。 どんな人なのか。
バイト先の人に写真撮ってもらって、待ち受けにしてたのに真っ黒で。 何も…何も思い出せなくて。
[必死で感情の揺れを抑えながら、両手を固く握り締めた。*]
(453) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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[嗚呼、その質問の答えを得るのと、歩み寄ってくる影に気付いたのは何方が先だったか。 口元には弧を描いた表情の女性、に、見えた。>>438]
嗚呼、宜しく…? 契約の調子も、信頼関係に関しても、 何も気にされるよな事はないかと。
否、其れより君は、 態々と左様な事を述べに来たのだろうか、
[別段、行き先を急ぐという訳でもない。 が、そうやって尋ねてくるのは、少し違和を覚えると謂おうか。 少なからず、青年自身は彼女を疑っているのでもなく不思議に思っていただけだ。 …格好も含めて。]*
(454) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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[>>446頭を撫でる手に一瞬びくりとするも、それが彼女のものとわかればすぐに肩の力は抜けただろう。
返事の代わりに少し近くへ腰をかけなおしてみる。
以前にもこんな事があったような気がしたけれど 何故だろう、それ以上は思い出せなかった。 やはり何かが欠けていて、抜け落ちたような…]
(455) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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リョウちゃんね、すてきな名前 どういう漢字を書くの?
[ なんて、女はその話題>>442に食いついて、 ナプキンスタンドから、メモ代わりに一枚拝借。 ペンを構えてみたりもしたものだけれど。
質問がこちらに飛んできたとなれば、 湛えた笑みはそのままに、すうっと視線をあげた。]
── ああ、ごめんなさい、うっかりしてたわ
[ 弧を描いたままの唇を薄く開いて、 囁くように、告げる。]
(@161) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 00時頃
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[思い出せないのも無理はなかったのかもしれない
赤根丈司のエントリー料 それは“彼女”がこの世にいた証、記憶だったのだから]
(456) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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── 名乗れないの、とられちゃったから
[ ないしょの話でもするみたいに、 死神はどこか照れくさそうに囁く。]
(@162) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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ねえ、知ってた? 名前は、そのひとのためだけの、美しい祈り
だからね、お好きに呼んで頂戴 あなたたちが、わたしのために祈って どんなわたしでいてほしいのか
そしたら──、 ねえ、理想のおんなのこでいてあげる
[ かもね? なんて、悪戯っぽい笑み。 或いは、オーレリアとでも呼んで、と。
”名付け”への反応が鈍い者に対して、 いつもそうするように、小首を傾げた。*]
(@163) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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[ その囁きは、少女に向けてのみならず、 視線はするりと、男>>447にも向けて。
呈された疑問に、死神は瞳を輝かせ、 「和服の死神に襲われた」>>448という言葉に、 愉快な冗談を聞いたみたいに、ころころと笑う。]
ふふ、華月斎に会ったのね えらいわあ、お仕事熱心で感心ね
そうそう、参加者を間引くのも、 わたしたちのお仕事だから
[ きっと、参加者からすれば迷惑極まりなかろうが、 死神だって、所詮は職業なのです。えへ。
或いは、生き物としての種類がちがうから、 感覚が違うってだけのことなのよ。]
(@164) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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── でも、わたしは違うわよ
[ やってきたパンケーキに、 すうっとナイフを入れながら、 死神はそのやわらかい感触に目を細めた。]
わたしはね、あなたたちに知ってほしいだけなの 死神として生きる選択や、それが楽しいってこと
わたしはね、つながっていたいだけ もっとたくさんのひとと 仲間と
だから──、
[ ナイフとフォークの扱いはお手の物。 食事の作法は身体に染み付いていて、 死神はパンケーキの小さな一切れを口に運び、 「おいしい」と、顔をほころばせてから、言う。]
(@165) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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あなたみたいなすてきなひとには、 わたし、いつもお誘いしてるの
── ねえ、シーシャ あなた死神になる気はなあい?*
(@166) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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── →浄瑠璃公園 ── [ミラーズロードを北上すると、 憩いの森は大げさとはいえ 緑が生い茂る公園>>437に辿り着く]
ふぅん、謎かけか…
[ウミガメのスープとは、どうやら 知恵と知識でやり合う知力バトルらしい]
じゃあ、これは…挑戦状か小手調べかな?
[姿の見えない出題者を考えて 紙片に余興とも思える仕込み方から 酔狂を好む人物というのは想像に難くない]
(457) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[2人を順に一瞥。片方から、不思議そうな視線を浴びる。>>454 魔術師といえど人の考えてることは分からないので、テンプレのように挨拶を続ける。]
そうですか、それは何より。 パートナーを信頼することが肝心なゲームですから。 嘘をつくなどをして、つまらない喧嘩をしたりしませんように。 ……ああ、元々のお知り合いでしたのなら、その心配も無用ですかね。
[よくいるペアのお話。 パートナーを心配させまいと、本当のことを言わずに無理して、折れるような参加者は、 もう見飽きるほどに見てきたつもり。]
ああ、ごめんなさい。 ただのお節介なんです。 ゲームを盛り上げるのが、私たちの役割なので。
[背中の黒い翼をぴんと張り、遠回しの自己紹介。]
(458) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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死を超えて悪夢へようこそ。 ルールは把握されましたね? 生き返りを目指して、ぜひとも励んでください。
[にこやかに微笑んで、リップサービスをひとつ。
次に。 顎を上げて首元を見せ、とんとん、と顎を指で叩く。 そして、うっ、と息が詰まったかのような仕草をわざとらしく見せつける。
口を開けて、左手の親指と薬指を差し込んで。 そして、そのまま、指をぱっと引き抜けば。 まるで喉から吐き出されるように出現する、ノイズ<ウルフ>が1匹。]
……ふう。 お近付きの印に、どうぞ☆
[和装の2人へ向かって突進して行く狼を見届けながら、 お淑やかに唇をハンカチで拭った。*]
(459) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ 皿ごと持ってこられるとは思っていなかった>>449。 一瞬面食らったけれど、 狙っていたまま、苺をひとつだけ貰う。
生クリームのついたそれは、 私の舌には甘ったるさを残していった。 ]
(460) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ ── ナプキンと、ペンを見て、また黙る。 表情、雰囲気からも、 名前というものは推測されるものだ。経験談。 聖川遼と書いて、私の顔を見て、 "リョウさん?"と言われるのは、結構お決まり。
ええ、その通りに生まれてくれば、 リョウとそのまま名付けられていれば、 きっとせかいの全てが すばらしかったことでしょう。 ]
(461) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ そして、生まれてこなかったとしても、 付けられる名前が 私の為だけの美しい祈りであれば。 きっと 目の前のオンナノコの様に とられてしまうほど、大切なものであれば、 どれだけ良かっただろう。 ]
(462) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ だから別に、 ── きっと、という望みはあれど、 ハルカと読まれるような名前じゃあ無いだろうし、 オンナノコの手からペンとナプキンを貰って、 "遼" と。
慣れた手つきで書き記す。 ]
(463) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ そして 理想のおんなのこ、とは なんだろう。 父の求めるものは、 その父と新しく結ばれる女の人の求めるものは、 きっと黒の髪をした、大人しい女の子だ。 だけどそれは"オーレリア"と呼ぶことにした オンナノコに願うものでも、ないし。
首を傾げるオーレリアにつられて、 私も首を傾げた。 ]
(464) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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[ ……私以外の為の、 美しい祈りとやらを、勝手に押しつけられた。 そんなことだって、あるんだよなあ。 ナプキンとペンを返しながら、 鉄仮面の下で、二人>>@166を見て 思う。 ── ふうん そんな選択肢があるんだ とか。 ── パートナーが死神になることを選んだ時、 果たしてもう一人はどうなるのだろうか とか、 …私はそのまま死を選ぶのかもなあ とか やっぱりどこか 他人事のように感じて* ]
(465) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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さあなあ。 世の中には回り諄いことを好む輩も居るだろう。 陸でのたうち回る魚を見るのが好きだとか、…。
( 悪趣味を語りかけた唇は、ふ、と何かを想うように 水槽の底へ重石をつけられるよう自然と沈む。 丁度キリが良かったから、打止めのフリをする。)
(466) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[>>423 そのまま上げたかんばせは、 伏せられた憂愁ともつかぬ何某かを掴みかけるが 拾い上げられる黒睫は一緒にされるのが 嫌だったか、───と都合の良い方向に逃げる。]
( かれの緋の落つる感覚に重なる、 夢として拭い切れない違和は鼓動の中に潜めた。)
ちゃんばら遊び……ってんにも、 空を斬り結んでんじゃねえんだから。
[「違うだろう」と、扇子を握ったまんま。 慰めにもならぬ苦笑い混じりで ぽん、 と、 幻日から引き戻された背をなんとなく叩いていた。]
(467) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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嗚呼、そうじゃなきゃね、──“間違ってる”。 ( “何が” とは言いもしないが。 )
[灰色のジャングルで立ち尽くすも野暮ったい、と。 契約とやらを済ませれば蛙の合唱とは概ねさらば、 と言うことを知らない男は、無い先の先を視ながら 言の葉の先を、からん、と涼やかな音で踏み潰した。
ビルディングの一画。 掲示板から目を外せばひら、と、 舞い降りる紙に書かれていたのはまた問答。
「 血の雨よか、よっぽどいいがね。 ──…嗚呼、蛙はねえな。似たもんだ。 」
>>426苦く笑いながら振れば、瞬く所作を見る。 普段のきみより幼い所作を受け止めながら、 反芻する熟語の示す意味は最初こそ、どれだ、と 思いはしたが─── …。]
(468) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[端末は、一瞬だけチラッと業務連絡>>@41を見て そのまま無造作にポケットへとしまい込む]
っと、歩きスマホは危険だよん
[情報が欲しいのはリツもだろう しかし、端末を熱心に見ているところは 自分と違うんだったわ、とも思う]
転んで死ぬって、頭でも打ったのかな?
[なら、病院>>405が出てくるのは違和感がない]
(469) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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(『誰にも見られていないと信じながら、 しかも隠れて悪いことをしてゐるという罪の思いを 体に現はしてゐる───。』)
[時を巻き戻しても名残った知識の一部分と、 >>440何処かしら歯切れの悪さを感じるなにかが 喉元に突っかかったような感覚を覚えて、気味が悪い。
消える影(存在)よりも瑣末に意識は取られながら、 虚飾のそれは紙片より、別のものをなぞる心地がしたのは ───気の所為か。]
……あれか。 でも、 そりゃあ、
(470) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[けど、酔狂を好む人物が そこまで現実に則した答えになる 味気ないものを用意するのだろうか?
と、考えると違和感が生じてしまう]
うん、湿っぽい話は…やめやめ
[そもそも、そちらに向けたのは自分だろ というツッコミは受け付けない構えである
狼煙の上がったジョードデンキを 見つめるリツの眼差しは、微かに険しい
その理由は分からない、 彼は自分ではないのだから当然のこと]
(471) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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―回想―
[少年が幼き頃、両親はこの世を去った。 乗っていたバスが落石事故に巻き込まれたそうだが、その頃の事はあまり記憶には残っていない。
葬儀に集った親戚たちは口々に「可哀そうに」と言うものの、誰も姉弟を引き取ろうとする者は現れなかった。
「うちにだって受験を控えた子供がいる」 「ウチだって…子供二人も養うなんて無理だ」
当たり前といえば当たり前だっただろう。 誰にだって自分の家庭があるのだから、そちらの方が大事に決まっている。
それでも長い問答の結果、一人、姉の方なら…と手を挙げる者が出た。 けれど体の弱かった弟を引き取りたいという声はなく、それならば施設に預けるという事で結論が出そうとなった時
「待ってください。私が…私が丈司を育てます!」
それに待ったをかけたのは他でもない、姉だった]
(472) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[次句を結ぼうとする空気を揺らぎを、 冷ややかに打つ>>436靴の音と鮮烈な赤に 颯爽と思考ごと、攫われていった。] ( はあ、と、奇抜なお嬢さんを自然見る。 混凝土の灰色に似合わないと言えば きっと、何方も何方なのだろうが。 )
[その背にあるものには最初、気づかず。 (口ほどにものを言う、)目元を覆う奇術師めいた 仮面がどうにも、気を惹いたが───、]
契約…ってことは、 この”ゲエム”とやらに関わってる…のかね?
( きみ以外で初めて口を聞いた、その笑みを まじまじ、と見つめては、顎元に手を添えた。 )
(473) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[その後姉は高校進学を断念し、地元の食品工場へ就職する事となった。 わずかながら両親にかけられた保険金がおりたものの、それもすぐには生活と弟の医療費に消えていってしまったという。
連日遅くまで働き、家に帰れば家事をこなす姉の姿をみて弟は謝罪の言葉を繰り返す。
おねえちゃんごめんなさい 体がよわくてごめんなさい 何もできなくてごめんなさい
その度に、決まって姉は返した]
(474) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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── はるかとおく
[ 死神は、ナプキンに記された文字を、 白い指先でなぞりながら、目を細めた。]
壮大ですてきな字ね どこまでも歩んでいけそうな 大きな願いだって、成し遂げられそうな
[ 祈りはそしてそのひととなる と、 死神はいつか見た言葉を思って、 また呼びかける。「りょうちゃん」**]
(@167) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[弟の頭を愛おしそうに撫でながら
「大丈夫よ。おねえちゃんが丈司を守るから!」
だから何も心配しなくていいのだと。 少しでも早く体を治す事だけを考えよう?と]
(475) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[休憩といえば、 公園から近いところにホテルがある
大人なら、そこへという発想になるが それを切り出す以前に思いつかなくて
狼煙を上げる建物に背を向けて 一路公園へと向かうことと相成った*]
(476) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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[新進気鋭の魔術師を生前ならばビラの一枚、 立つ舞台の質は違えど見たこそあったやも知れないが。 今は>>458順繰りにくぐせられるところに重ならない。
>>454「噫、そうさな」と。 きみの口から聞けるその言葉に安堵めいた微笑みが 乗っかりながら、>>458何処か形式ぶった舞台挨拶 (じみたそれ、)に、はあ、と、生半な一息を零した。]
───パートナーがどう、とかはわかっちゃねえが。 嘘なんて、ありもしねえさ。
…… なあ? 輝久。
(仰ぐ。)(……噫、) (悪気など微塵も無い笑みを殊更、積んで!)
(477) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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[ゆら、と揺れた濡れ羽色は 妄執を抱いた儘、帰ってくる返事は否定しないものだと 思っている以上に”確信”して、(──させて、) だからこそ、返事をすべて聞く前に、少女の翼を見た。]
(その、派手な格好のアクセサリのようにしか 最初見えちゃいなかったが、心無しかそれが、 ぴん、と意思持つように張られた気がしたのさ。 ぱち、と、ひとつ瞬いた。)
はあ、……それはどうも、だが。 関わってるは関わってるでも”やってる側”、かね。 その言い分じゃあな。
[非日常に少なからず順応していたとしても、 ”死神”と言うことばはなかなか出てくるものでもなければ、 真先に”今回”の遊戯の中心人物などとは閃くまい。]
(478) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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[野生生物の世界において 2匹の我が子が溺れていたのなら 先に助けるのは年長の子どもなのだという
傾いたゴンドラに乗っていたのは おとーさんの奥さんとエリと自分
しかし、人間の場合は話が別だ
それ以前に、同じ屋根の下に死んでても 自分と彼女はそれではないのだから
傾かせたのは舟の縁から 川に手を伸ばしたエリを 止めようとした──
──その法則は、端から成立も存在もしない]
(479) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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( けれども、それより──。 )
[なだらかに落ちるリップサービス、 >>459男が把握していなかった中でも、何よりも。 聞き落としてはいけないものが流れていった気が することに、───漸く気づいた。
( 『死を超えて悪夢へようこそ。』 ……その次は、何といった? )
…… はあ? 生き返り?
[ははあ。 誰にも気づかれぬのは黄泉迄の道路でもあるからか。 …などと、すんなり”諦めて”飲み込むことの出来ぬ男は 嘘は吐かれねど聞いていなかったことを前に素っ頓狂を 鳴らして、それから更に問う為の下駄を踏み出しかけ──]
(480) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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( 愛らしい仕草はすぐに、>>459 下賤と言うよりは芝居がかったショウに早変わり。 まるで旗かなにかでも取り出されるような 軽やかな動作で生まれ落ちたのは、── )
……きみのお近づき、ってのは物騒だねえ。 断りてえが、贈り物を突きかえすのも無粋だろうよ。 というか、待っちゃくれねえの──な!?
[ひら、と今更に淑女ぶって舞うハンカチなどを 見る猶予などは無かい。カエルなぞより数段速く地を蹴り、 ぐると唸る猛獣に下駄は涼やかにはなり切れぬ滑りを鳴る。
噛み付く所作に藤衣の袂の布地が軽く裂かれながら、 咄嗟、閃くのは、扇子。──と、” きみ ”のほうを見。]
(481) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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… ”これ” 。
倒せたら、聞きてえことは山々あるが……。 ひとつくらい、答えてくれるかい?
( そう、目の前の ”魔術師” をちら、とよそ見。 )
[ ぱん、──と扇を鳴らし開く。 生憎孤独華の踊る舞は、舞でも日本舞踊のよな 色も華やかさも無いような粛々たるものであるが。
いまばかりは己では無く、つるぎを踊らせよう。 渦巻く藤花が誘った風がぐる、と喚けば、出来上がるのは ──薄靄のよな、半透明の翡翠の”風の太刀”。 ]
(号を告げるようにひら、と扇子を波のよに揺らし、 先ずは4本、輪を描かせて繰りはするが。 未だ慣れぬものでは、狼の速さには叶わないか──。)*
(482) 2017/06/11(Sun) 01時半頃
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ー 中央エリア・スクランブル交差点 ー
[なんだろう。 なぜオレは読めない字がないかとか、知ったかぶりしてないかとかを気にされているんだ。>>298 オレってバカっぽい顔してるのか? 確かに頭は良くないけど、ややこしい読み方する漢字とか英語でもない限り文字くらいは読めるし! 分かんない時はちゃんと言うし、中学の頃と違って!
……とかなんとか全部口に出すと子供っぽく見えるから我慢した。 なに?もう子供だと思われてる? ……いやいやそんな、そんな訳ないって。]
(483) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[それはそれとして サイキックを試すだけのつもりが予想外に派手に吹っ飛んでしまったオレだったけど それを見る事になった桐生の反応は……なんか、いい感じ?>>299]
(まぁそう言われたら実用的でいいとも思うけど……)
[ただ力が強化されるというだけなのはやっぱり地味だなって思うんだ。 桐生のサイキックを見た後だと余計に。 いざという時はこれで桐生を掻っ攫いつつ逃げるくらいは出来る……か?]
ニッ……ま、まぁいいや こちらこそよろしくな、桐生!
[ニッキーなんて初めて呼ばれたからちょっとビックリして言葉詰まったけど ニッコリ、よろしくを返した。……が]
(484) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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── 浄瑠璃公園 ── [広場ではモニュメントが光を反射し 何食わぬ顔をしていたが、 つるりとした表面は何かを映す鏡のよう
鏡よ鏡、世界で一番美しいのは
そんな言葉が脳裏を過ぎったのは ゴンドラの記憶と喪服姿の女が混ざったせいか 柄にもない考え事をしていたからか
おとーさんの奥さんは紺と黒と グレーの服を好んでよく着てて その時が来ると知ってるようで
リツから声をかけられハッと我に返った 促され、指し示す方を見れば>>437>>422 池の近くにあるベンチで女性と一人の少年]
(485) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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いやちょっと待て オレ確かに身長170もないチビだけど でもガキじゃねぇし! 多分歳は桐生とそんな変わんないし! 死んだのはまぁ事故と言えば事故……か?
[170もないと言っても167だか168だかだから大して変わらないけど、ガキと思われる程ではないはず。 顔だって…多分そこまで童顔でもないはず。 それなのに幼く見られるのはどういう事だろう。]
(えっ、まさかのまさかなのか……?)
[恐る恐る自分の手に目を向けてみる。 ……どうしよう、子供の手にしか見えない。 そういえば、先程のサイキックの下りで少なからず足に負担がかかっていたはず痛まない。 ちょっと無理をすると痛んでくるのに。 ……オレのエントリー料って、自分の体だったりする?
これは今のオレがどう見えてるか桐生にズバリ聞いてみるのが早いか?]
(486) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[と思いはしたけど、実行する前に頭ワシャワシャされて阻まれてしまったので叶わず。>>300]
だーーワシャワシャすんな! ミッションは多分出てない アイスもOK、その店行った事ないけど 落ち着けそうならどこでもいい
[ワシャワシャしてくる手を両手で掴んで阻止しつつ、出された提案には異論なし。 アイスに限らずデザートの類いはコンビニで買って食べるくらいしかした事ないけど、店で食べる事に抵抗がある訳でもないから。
確認しそびれた事があってモヤモヤするけど アイス食べながら聞こうそうしよう。]
(487) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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ー 北エリア・44アイスクリーム ー
[という訳でやって来ました44アイスクリーム。 もうアイス買って席に座ったところだけど。 なんというか、こういう店だとアイスの種類って大量にあるものなんだろうか。 しかもよく分かんない味のやつもあった、ハズレ引きたくないからオレはオレンジ味っぽいやつ選んだ。 見た目でも名前でもオレンジなんだろうなってやつ。 ……バスケならなんでもチャレンジするけど、食べ物ではちょっと。]
来て早々悪いんだけど色々話す前に1つ確認させてくれ さっきオレの事ガキって言ったけどさ
桐生から見て、オレって何歳ぐらいに見えてんの……?
[『エントリー料に関係するかもしれないからハッキリ言って欲しい』と小声で付け加えつつ、オレにとってはズバリな質問を1つ。 何聞いてんだろってオレも思うけど、まだミッションが出てなくて余裕あるうちにカタをつけておこうかなと。 え、席?……向かい合って座ってるに決まってるだろ。 男同士で隣に座るとかレアだろ、多分。*]
(488) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[ ── 書くべきじゃあ なかった。 ]
[ 読み上げてなぞる死神>>@167を見て、 今度感じるのは後悔だ。
漢字のお勉強が、私に足りないのか。 あるいはオーレリアが、詳しいのか。 それは死神こそ知ることだろう、けれど。 ]
(489) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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── そう。 そうあってほしいと、思っていたみたい。 [ コーヒーのカップで口元を隠す。 ── なんてことないわ、そんな調子で。 こういうのは動揺したもの負けだって、 よぅく、知っているから。
だから、そう。 なんてことないのだから、 そのまま彼女へはこうお返事しましょう。 「なあに、オーレリア」って* ]
(490) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[ カップを下ろして、 彷徨う指先は、スカートの上へ。 身を守ってでもいるのだろうか。 腕にまとわりつく鎖の力は、 オーレリアと出会った時より強くなっていた気がする。 だけど、それでも ── そのうえ。 握りしめた手に 爪がどれ程食い込んでいても、 きっと表情は、変わらないまま。 ]
(491) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[ これがおかしいことだと、私はちっとも*気付かない* ]
(492) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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うん、多分…そうじゃない?
[2人組でいるところから まず真っ先にパッと思いつくのは同類
メールはざっくりしか読んでないが 死神にしては漂う空気が重い>>444>>450
まさか、迫真の演技をして引っ掛ける そんな趣味がある死神だったとしても 単独で行動できるメリットをあえて殺すとか 複数で示し合わせてとか酔狂にも程がある]
(493) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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[>>473>>478それに気付けたのなら、私からの返答はいらないでしょう。 死神のことも、最初のメールに書いたはず。
ウルフを残してそこから立ち去ろう、と——した、けれど。 >>480素っ頓狂な声があったことを思い出し、踏み出しそうとした足が止まる。]
もしかして。 知ゃねの? ……こほん。知らなかったんです?
死神のゲームは、生き返りのゲーム。 そのために選ばれた参加者ですよ、あなたがたは。
[まさか。最初のルール説明を把握してないのに、カエルたちを退けられたとは。 運がいいのか、いや、武闘に慣れているのか……。]
(494) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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いいでしょう。 価値のある戦いを見せてくださったのなら。 1つ……いえ、2つまでは、お答えしますよ。
[優しく質問に答えてあげるのも、やぶさかではない。 まだミッションの発令前。余裕はまあ、あるでしょう。
元気に荒ぶる狼は、喉元に食らいつこうと唸る。 その決着を待ちつつ、携帯端末を軽くいじる。*]
(495) 2017/06/11(Sun) 02時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 02時頃
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『Mr.ヤニク』 『あの空に画面を映すやつなんですけど』 『ちょっとお願いしてもいいですか』
[死神の仲間、ヤニクへと呼びかけ。 彼がやっていた、空にディスプレイを映す謎の技術をお借りしたくて。>>@49 どの範囲までできるかは分からないけれど、頼むだけ頼んでみる。 映像と音声を広範囲に流したいんだけど、いけるかな?
もし彼が応じてくれなければ、他に似たような能力を持つ死神を探す手間が、ちょっと面倒。]
(496) 2017/06/11(Sun) 02時半頃
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|
[>>493ナオの返事に、これまた小声で]
そうか。覚えていた方がいい、かもな
[>>450 女性の方と目が合って、会釈に、会釈を返した。 これが生き残りをかけたゲームだとして、 バッジを持っていなければ、戦う必要は無いだろう。 もっとも、近くに居る際にミッションとやらが来れば どうなるかはわからないが、出来る事なら戦いたくはない。
その理由として…保護者仲間のような気持ちになったのは 隣で俯いている少年が不安げ様子に見えたから、だろう。
……保護者云々に、ナオがどう思うかは別として。 反論などは、結局聞かずじまいだったわけだし]
(497) 2017/06/11(Sun) 02時半頃
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[女性はこちらに気づいたようだ 会釈をする彼女>>450と刹那、目が合う]
一応、挨拶しとこうか
[ここで会うのも何かの縁──なんて、 あまりというかほとんど思ってなかったが]
ハロー、お姉さん…日本語わかる?
[少年と彼女の会話は知らなかったから さぞ、バカ丸出しな声かけになってただろう]
あ、俺は…ナナオ、こっちはリツ 二人は知り合い? それとも知らない同士?
[蓮の花が日光を受けながら開いていた 朝にしか咲かない花であるにも関わらず やっぱり、ここは自分が知ってた あの な世界ではないのだと思い知る**]
(498) 2017/06/11(Sun) 02時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 02時半頃
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[悪趣味を語る言葉が、ふつ、止まるならば言及の1つとなく口を噤む。 若しもそれが続くならば、己が耐えられぬように思ったのだ。 耐えかねて総てを吐露したならば、どれ程赤黒く醜い感慨の零れ落ちる事だろう。
伏せた目線の意は全くと言葉にはないのだが、それでも、先生が望んで騙されているとも知らない身は気付いていないのだと思って、仔細を口にはしない。>>467
はらりと儚く散るではなく。 情も趣もなくそのままが朽ちる暇なく堕ちる。
そんな内の音は、見えぬ疵の滴らす血涙は、 表へ出すより前に引っ込めて仕舞って、別な言葉と感情で蓋を被せた。 嗚呼、綺麗に言えば、己をそう見てもらう事を常の如く“諦めた”のだ。]
(499) 2017/06/11(Sun) 02時半頃
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嗚呼、確かに空を斬ってはない、が…。 君のそれを見ればそうも思ってしまうのだ。
[慰めのように背を叩く当人故にそう思っているのだが、当然口にはされないものだ。 先生の見ているのが誰であるのかなど、今更改めて疑問を抱かないからこそ。 何とはなくでそうされた目の先など見ない。
軽やかな桐の木の音が響く。>>468 美しいどころか囂しい蛙の声よりずっと耳触りの良い音に潰された言の葉の先を探るでもなく。 落とした文句に返ってくる言葉、遅れて視線。]
血雨なんぞは縁起でもない。 然し、普通の雨が気に入らないのだろうか。
[振られた質疑に、咄嗟と応じるには至らず。 けれど思考は長くなくも考えの1つくらいは導いた。 始めこそ、色々思っていたらしき先生にも、何の事であるかは伝わったらしい。]
(500) 2017/06/11(Sun) 02時半頃
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[あまり長くはない文であれど、女子とは強いものなのだなと、漠然と感じた幼少の記憶がある。 …否、強いと感ずるのは今も同じ事か。
だが、今思うのは、隠れて罪悪を犯す心象ばかりで、 それは、奇しくも先生の思う一説と同じで、>>470 青年は苦々しい心地を吐露しないよう、敬語の戻らぬよう、と気持ちを割いて口にしたものだから、歯切れの良い筈もない。
そうして、何ぞを云わんとしたそれを裂くよう現れた彼女があれであったものだから、青年は不思議に思う心象を隠しもしなかった、とも言う。
颯爽、其処に明らかな空気を破って現れた彼女を見る事と相成る。 先生は呆気に取られたようにも思えるし、否、そもそも青年が先ず呆気に取られたが。 まじまじ見遣る様子は、何かしらを考えている、とも思えた。]
(501) 2017/06/11(Sun) 03時半頃
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[こんな事を述べれば怒られそうだが、青年は全くと手品の類いに興味がなかったし、何より横文字の宣伝をそうそう真っ当に読むには時間のかかるものだったものだから。 彼女がマジシャンなどという手品師である事や、此度の主催側であるとかは知らない事だ。 厭に遠からずを踏み抜く言葉は偶然だろうか、其れとも経験だろうか、或いは …… ?
それに、変わった装束だ、などとそのまま返されてもおかしくない言葉は終ぞ口にされない。]
…………、 嗚呼、勿論、
[気にされる事などないと口にした青年は、悪気の微塵もない笑顔に既幾度目かの疵を抉られる心持をひた隠しながら同意した。>>477 形式ぶった挨拶など、この時ばかりは耳に入っても頭にまで入ってこなかった。]
…喧嘩などにはなるまいよ。 私と、彼は、そういう間柄でもないのだから。
(私が、責咎を被るやもしれずとも。 先生と喧嘩など、畏れ多い事は、)
[節介と云いながら、ゲエムを盛り上げる為と宣うその背に一対、影のよな闇色が翼を模したような形であった。>>458
(502) 2017/06/11(Sun) 03時半頃
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[嗚呼、と、腑に落ちる。 成る程、此れこそは死神と云うものらしい。 ゲエムの事を口にする彼女に溢すものとて、乾ききった笑い声だ。]
嗚呼、掻い摘む程度には…。 はは、此れは悪夢などではないだろうに。
[随分と婉曲に隠すような云い方だ、と感じるのは、それ以上の苦痛を感じるから、なのかもしれない。 後で先生に色々と教えなければ、などと思ったのは、先生が頓狂な声を上げたからに他ならない。>>480 其れから、態とらしくとも。 1度喉を詰まらせたにも見える様子に思わずと。
ひとつの、更に半分の足を出して、 ほんの少し、手を遣ろうとさえしかけて。
喉奥より引き出すように現れた黒影が、先の蛙などとは比べるまでもなく獰猛な獣の形を成す。]
(503) 2017/06/11(Sun) 03時半頃
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[その雑音の、飛び込むそれより向こうで、慎ましやかに口元を拭う仕草のみを見たならば、乙女そのものであったろうが。>>459]
贈り物に難癖付ける無粋は、 今生金輪際不要であったのですが、て、
話の終わるまで待つものだろうよ …!
[いきなりその姿を見せた獣は低く唸って飛びかかってくる。 蛙などとは比べるべくもない速さと、体躯と、獰猛さで以って。
力を殺さず、それに乗っては躱し、また乗り直しては往なし、流し。 そうして、戦わずして心内で負かす事が剣道の誠の在り方だ。 何処ぞ青少年が格好良いなどと目を輝かせ、悪人を斬るあれは、刀術には違いないが剣道ではない。
狼の姿をしたそれの、飛び込んでくるのを見遣る。 形が違えど、基本は同じなのだ。 …それが、意思と自我と心を以つならば。]
(504) 2017/06/11(Sun) 04時頃
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[けれど、これはそうではない。 形の崩れた藤色に緋色の滲まぬを安堵しながら、ぱしん、扇子が1つ音立てれば藤花の見せるは太刀の如くに風の刃が踊る様。 その凶牙の怯む事は、然しながらなかったようだ。>>482
飛びかかってくる、その体躯ごとを薙ぎ払わんとして。 だが、木刀は斬れる武器ではないものだし、狼ほどのものを往なしきるには膂力が少しばかり足りなかった。]
…っ、 こ、の、
[力尽くで僅かに引っかかった爪を外したが、蛙とは比べるべくもないのだろう、頑丈なものだ。
つ、緋色が白味の強い肌の上を伝う。 痛いという感覚はそこまでない辺り浅かった事だけが不幸中の幸いか。
そうして、次こそ横に叩き落とすつもりで木刀の柄を持ち直した折、]
(505) 2017/06/11(Sun) 04時頃
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[ ある筈のない、 “鞘が落ちた”。 ]
(506) 2017/06/11(Sun) 04時頃
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…は、あ?
[其処にあるのは木刀などではなく。 冷たい煌きを湛えた、白刃の真刀だ。]
よくは、分からないが… 兎角、 斬れるとなれば話は変わる。
[狼の飛び込むのから逃げるでも、撥ね除けるでもなく。 一歩、踏み出しながら手首を返せば、自ずと刃も翻り。 それは、それ自身が素早いばかりに自ずから身体を断つ事となる。]
扨、君の云うように、 “未だに本懐ではない”ようだが。 此れ、如何…使うのはよう分からぬままで。
[その雑音の生死に関わらず、困ったよな苦笑いを溢したのは、やはりこのサイキックとやらがいまいち掴み切れぬからだった。]**
(507) 2017/06/11(Sun) 05時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 05時頃
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