人狼議事


140 Erwachen〜lost wing of Jade〜

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。


【人】 店番 ソフィア

こんばんわ、こんな遅くにたいへんですね。

………
行っちゃった。へんなの。

(0) 2014/11/12(Wed) 00時頃

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 00時半頃


記号の妖精 ミームが参加しました。


【人】 記号の妖精 ミーム

 待って、行かないでくれ!

 一体君は誰なんだい?
 教えておくれ、蜃気楼の君《プレシャス・ドゥ》……!


[離れていく人影に、叫び、肩が軋む程、腕を伸ばす。
淡い翡翠色が融けてゆく。

それを阻止したいと。
胸が張り裂けそうな想いで、大切なものを失うまいと]

(1) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 
[―― そして ――


いつも僕は、ここで目が覚めるんだ]

(2) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

≪ハロー、ワールド
 本日の僕は 何時も通りに憂鬱さ

 曖昧でアイ・マイ・ミー
 僕という肉体は無事かい?

 寝ている間にご用心
 夢魔に乗っ取られてなんかいないかい?

 ああ、無事だとも
 本日の僕は 何時も通りに憂鬱さ


 世界と繋がる覚悟は OKしか許さない――≫

(3) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 ……はあ。

[大げさな位大げさな溜息を一つ。
僕の温もりを十分に吸い込んだベッドに落とす。

僕は、あの人影を知っているのに、知らない。

思い出したいと願い、何度も何度も記憶の底へと潜るのに、上手く掴めない蜃気楼の君《プレシャス・ドゥ》。

夢の中で問いかける、何度も何度も同じアングルからの翡翠色の微笑みへと]

(4) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[憂鬱は何時ものこと。

僕は僕を動かして、何時も通りの服に着替える。
そうして、僕と同じような格好をした人間が集まる場所へ、行かなければいけない。

vermilionの色の髪を梳かし、二つに括る。
ノリの効いた服は、所属する組織《ガッコウ》に相応しい。

ウェストミンスターの鐘《チャイム》に導かれ、何気なく何気ない日常が始まるのだ]


 ……起立、礼、着席。


[*凛とした声での号令は、僕《学級委員長》の仕事である*]

(5) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

賭場の主 ヨアヒムが参加しました。


【人】 賭場の主 ヨアヒム

 ボクちんがモテないのは世界が悪い!
 
 キミ達はそう思わないの?

 金もある。地位も名誉も。知識も魔力もあるです。
 性格だって優しいです。
 それなのに女の子が見向きもしないなんて!!
 絶対に世界が悪いです。

(6) 2014/11/12(Wed) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時頃


隠れん坊 アヤワスカが参加しました。


【見】 隠れん坊 アヤワスカ



 [   もういいかい?   ]




           [                 ]

 

(@0) 2014/11/12(Wed) 01時頃

隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時頃


執事 ハワードが参加しました。


【人】 執事 ハワード

―原初に至る大図書館―

[見上げるほどに大きく、見下げる程に小さく、
巨人が両手で抱けぬほど大きく、小人の平に収まるほど小さく、
黒曜のようでもあり、大理のようでもあり、そして水晶のようでもある。

      原初に至る、大図書館
     《オリジン・ビブリオテイク》

その名を知る者も、場所を辿れる物も数少ない。
それは見る者によって姿を変え、望む場所に姿を現すだろう。
ある者には荘厳な神殿に。
ある者には古びた酒場に。
ただ共通して言えるのは内部は本棚で埋め尽くされ、図書としての体裁を保ち続ける。

そこには窓は無い。
内から外の様子を伺う事も、外から内部を覗く事も叶わない。
たった一つの出入り口はもう随分と開閉をサボっていて、丁寧に掃除こそされているものの、些か劣化も感じるだろう。]

(7) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

 …――今日はやけに、空間が騒ぐ。

[刺を含んだような、地の声。
ざわめき、増え続ける文字の羅列。

初老の男は呟きため息を落とすと、再びインク瓶の整理へ戻る。
テーブルの上には鮮やかなパッケージングが施された、箱、箱、箱。それらから丁寧に瓶を取り出すと柔らかな布で磨き上げ、クリスタルのキャビネットに収めて行く。
隣に並んだティーカップ達も同じようにきらめきを零し、今日も変わらぬ掃除の出来に、管理者は満足げに目を細めた。

図書館…と言いながらも、屋敷を満たすように並ぶ本棚はどれも空。
本一冊所か、紙一枚納められていやしない。

それでもこの場所は図書館と呼ばれ、偶に訪れる酔狂な者を迎え続けていた。]

(8) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[表向きは貴族であり、その実、
宝珠魔道士《ジュエリスナイト》の筆頭でもある男は力説する。]

 そう。
 この高貴な世界ではボクちんに畏れ多くて声を掛けられない。
 だからボクちん、暫く庶民の生活を楽しむ事にするです。

 お仕事お休みするから、後宜しく。
 って言ってる傍から持って来ちゃダメ。

[毎日の様に仕事をさぼろうとする主に、慣れた従者達は
無表情で蝋で封じられた手紙を差し出した。
王家の紋章が付いたそれに逆らう事は出来ない。]

(9) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[この図書館で価値のある物はたった一つだけ。
それはインク瓶でも、こまめに手入れされたティーカップでも、ましてや隠された宝石でも、輝く金でも無い。

      その名は
        追悼   
     誕生  虐殺
   時間      過去
     祝福  反逆
        記憶

     その名は記録

誕生《死》も、勝利《敗北》も、征服《侵略》も、反乱《裏切り》も、この世で起こる全ては記録でしかない。
過去も今の争いも過ぎ去れば等しく文字になり、本として普及され、後世の人々の知識や娯楽へと消費されていく。]

(10) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[人型の身に、この世界の全てを収めた一冊の歴史書《イストワール》
及びその管理者。

形成する、そのヒトガタの外見も、ありふれたハワードと言う呼び名も仮の物。
収容するページは《∞》とまで呼ばれ、人類やそれ以前神話の歴史も、街を歩く人の子の人生も、過去の全ての歴史が記録されているだろう。]

(11) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[歴史書は眉をひそめる。
図書館の外が、人の世がざわめきに満ちているのはいつもの事だが、
今日はそれ以上に。

歴史は知らぬ間にページが増え、知らぬ間に王が変わり、知らぬ間に国の寿命が尽きている。
その程度であれば特に出向く事も無く、優雅に大図書館でカップを傾けていられる。…の、だが、

それが国の消失ではなく、世界の改変レベルであるのなら。]

 やれやれ。
 事の起こり《プロローグ》だけで
 酷くページを食いそうだね。

[改変レベルであるなら、自ら出向き詳細を内包しなくては。
大図書館を出るのは久しぶりだが、さて、人の世はあれから大きく変わっただろうか。
過去の全てが記録されていると言っても自身の中に何処までが記されているかは知らない。
本は所詮本で、読み手が居なくてはページを捲ることすらままならぬ。
一度人に捲られたページは覚えていても、それ以外の項目は誰も知らぬまま。
夜の読み物にもならぬ己は、未だ開かれた事のないページの方が多いだろう。]

(12) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[整った墨色のタキシードと、真新しい紙のような色の手袋。
気に入りの、人の子の作り出す文明衣服を身に纏い、口髭もやはりそれ流に整えて見せよう。
多少時代はズレれるだろうが、なに、たった数百年の食い違いなど大きな問題では無かろうて。

観測との名目ではあるが、久しい来客以外との交流に胸を躍らせ、歴史書《イストワール》は外界へ踏み出す。
人の子の進歩を見るのも懐かしい顔と話すのも待ち遠しい。なんせ、あそこには自分しか居なかったのだから。

彼の艶やかな墨色の靴の片方が大図書館の敷居を跨ぎ、そしてもう片方も外界へ。

原初に至る大図書館《オリジン・ビブリオテイク》は、歴史書《イストワール》を守る存在。
主の外出を確認した途端、巨大な図書館は渦となり、その姿を消した。
といっても、無くなってしまった訳ではない。
客人が訪れたいと念じるならば、その図書館は何処へでも姿を現す。

きっとテーブルの上には、鮮やかなインクの注がれた、来客用のティーカップが一つ。*]

(13) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[外に出るのは、何時ぶりか。
それの他にもちょくちょく出ていた気もするが、これほどまでに自由な外出は《大戦》ぶり。

あの時持ち去られたアレの影響から《ソラ》は干上がり、我等が地にも多大な影響を及ぼした

表向きは、昔と変わらぬいつもの《ソラ》だろう。
だが実際は――…

未だ見つからぬ片割れと、補い支え続ける術式達。
その限界が近いとすれば、この外界の異変も納得のいく所。
ただ、今更両を揃えたとて、楔が元に戻る可能性も低いのだが。

    アレは嫉妬をし、狂いやすい。

長期の肩割れの不在。
どちらかが歪んでしまった可能性も、無きにしも非ず。
ならば早めに別の品を添えてやった方がよいだろう。

蜜月の品は、片方では役に立たぬ。
両を揃えてこその楔なのだから。]

(14) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 執事 ハワード

[何時の世も、繋がりと言うのは誠に厄介な物だ。
幾度と無く破滅を導き、そして新たな誕生を促す。

そうして歴史を生み出していくのだから、一様に嫌えぬ訳でも、あるのだが。**]

(15) 2014/11/12(Wed) 01時頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時頃


少年探偵団 ガーディが参加しました。


【人】 少年探偵団 ガーディ

 さあ、今宵は何を語りましょうか。

(16) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 冷たく暗い翡翠の棺に横たわる皆々様方の、永遠なる微睡みの慰みになれば幸いと、悲喜様々な「物語」の弾き手が奏でるは、終わりならがも始まる物語。

 「英雄譚」、もしくは「新たな神話」でしょうか。
 ……いえ、語り継がれる事もない実にありふれた日常の話になるのかもしれない。

 今はまだ名も無き「物語」の前日譚でございます。

(17) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 主役となるのはごく平凡な楽器職人の男。

 それなりに普通に成長し。
 それなりに普通の恋愛をし。
 それなりに普通に幸せな家庭を持ちました。

 美しくはないが気立ての優しい妻との間には一人娘も授かり、「物語」の主役となるには少々退屈な人生ですが、彼にとってはとても幸せな人生だったのでしょう。
 けれども、彼を「物語」の主役足らしめる悲劇が彼らを襲いました。
 それは病か事故か或いはもっと酷い事件だったのか。
 まあ、詳細などこの際些細なこと。
 兎にも角にも彼の愛する妻と娘は神の元へと召されてしまったのです。

 彼は嘆き、祈りました。
 次に怒り、呪いました。
 無慈悲なる神に、理不尽な運命に。

(18) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 封歴琥珀《スリーピング・アンバー》の捜索とか地味で嫌です。

[過去の歴史の負の感情、闇のエネルギー、そんな世界に
災いを齎すものを封じ込めた宝珠。
負の歴史と同じ数だけあると言う宝珠の捜索と確保と封印も
任務の1つであった。]

 判ってます。判ってます。
 ちゃんとお仕事はしますです。
 ただどっか面白い場所に無いですか、これ。

[主人の扱いに慣れた従者達の氷点下の笑みに圧されて、
主人は小さく丸くなったまま指令を受けるしかなかった。]

(19) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 暫くして、彼は何かに憑かれたように楽器を作り出しました。

 一つを作り上げては、壊し。
 十を作り上げては、壊し。
 百を作り上げては、また壊し。
 到底、楽器を作っているようには思えぬ、鬼気迫る様子だったとか。

 そうして出来上がった最早魔器とも呼べるその前に、理不尽な神に見せつけるよう屍の山を築き、曲を奏でました。
 神の手より愛する妻子を取り戻すには、「悪魔」の手を借りるしかありませんからね。

 ……けれど、それは失敗に終わりました。
 彼が曲を奏でたまさにその時、人を殺した彼を捕えんと人々が雪崩れ込んできたのです。

(20) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 生贄は受け取りました。
 招来の音楽はとても気に入りました。

 けれど、ひとつだけ足りませんでした。
 取り押さえられた彼は最後の一工程を行う事が出来なかったのです。
 「契約者自らの血を一滴捧げる」というただそれだけの事が。

 「悪魔」は意外とそういう所きっちりしているのですよ。
 そうして、男の悲願が達成される事はなく、魔器はどさくさに紛れ紛失、今も人の手から手へと流れ今でも世界の何処かに存在しています。
 何時かまた「物語」が奏でられるその時を待ちながら。

 …………。



 ……「私」はもう待ち飽きたのですけど、ねえ?

(21) 2014/11/12(Wed) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

―何処かのソラの下―

[「それ」は其処に無造作に置かれていた。
ヴァイオリンの胴体に鍵盤と手廻しのハンドルのついたような少々変わった擦弦楽器。

最早、由来も忘れ去られたそれは長らく沈黙したまま、最後の「一工程」を待ちわびていた。**]

(22) 2014/11/12(Wed) 01時頃

MNU機関 ジャニスが参加しました。


【人】 MNU機関 ジャニス

― 光翼高校 ―

[いつも通りの眠たげな朝だ。
学級委員長>>5の号令で一斉に礼をする生徒たちを、永久野ジャニスは壇上から見渡す]

 御早う、諸君。
 ホームルームを開始する。

[初冬の朝の如くきりりと澄んだ声を教室に響かせた。]

(23) 2014/11/12(Wed) 01時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[封歴琥珀《スリーピング・アンバー》が内包する災いは大小様々。

例えば氷に1つ罅が入っても再び凍り付き、
何事もなく過ぎるだろうが。

例えば氷全てが罅割れれば、何かの拍子で1つ刺激が加われば。

氷は砕けて世界に降って来るだろうか。

それとも氷は世界を支えていて、世界を何処かへ落とすだろうか。

今は全て推測すらする者の無い杞憂を初代宝珠魔道士は書き記す。]

(24) 2014/11/12(Wed) 01時頃

紐 ジェレミーが参加しました。


【人】 紐 ジェレミー

──ある朝、一室──

[窓の方から、光が差し込む。
あまりの眩しさに、ベッドの中で寝返りをうつ。]

やめてくれ。
ハツ。

[どうせお前がやったんだろうと訴えれば、軽やかな笑い声。
楽しんでるのか。
こっちは眠くてたまらないっていうのに、ひどいやつだ。]

(25) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 紐 ジェレミー

いいよ。わかったよ。
行くから。

[やれやれだ。
ため息をついても、
ハツはニヤニヤ笑いをやめる様子はなかった。

おかしな夢を見た気がして重い頭を抱え、
なんとか起き上がることにしよう。]

(26) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 紐 ジェレミー

──光翼高校──

[ハツについてくるなと言うのが毎朝のことなら、
言っても聞かないでついてくるのも毎朝のこと。

二人並んで廊下を歩いていれば、
教室の前でクラスメイトに会った。]

ああ、おはよう。

[よく声をかけてくるお人好しの彼は、
 ”両親を失ってからずっと一人暮らし”で、
 ”毎日一人で過ごす”俺が心配で仕方ないらしい。]

(27) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[全く迷惑な話だ。


誰にも見えないのをいいことに、
彼の後ろで跳ねるハツを一瞥だけで無視して、
俺は教室の扉をくぐった。


それは、委員長の号令のほんの少しだけ前の話。>>5>>23**]

(28) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[担任するクラスのホームルームを終え、英語科準備室に戻る。
機材と本が立ち並ぶ準備室だが、彼の他に立ち寄るものも少ない。
「永久野ジャニス」を名乗り光翼高校に英語教師として潜入してから1年、彼はこの場所を密かに彼専用の工房《アトリエ》として組み上げてきた。

何の変哲もない一台のノートパソコン。
此処から世界に穿たれた穴《ワームホール》より、異界へと接続《アクセス》する。]


 御機嫌よう、ミスター。


[モニタに浮かぶ虚像に向かい、彼は微笑みかける。]

(29) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 この吉報を届けられることを喜ばしく思っている。

 本日現地時間0900の観測においてアレグドロ係数、m/s(Misticia per Second)が共に基準値を超えた。
 覚醒め《Erwachen》の兆候が認められる。

[モニタにグラフを表示させながら、彼は微笑み湛えて話を続ける。]

 我々の悲願…… M・N・U………
 達成の刻は、近い。

(30) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 全く……琥珀の場所を描いた地図でもあれば良いのに。

[手慣れた従者達に上手く乗せられ、
文句を言いつつも旅立ちを決めた。

いかにも成金の姿で出歩くつもりは無く、全身をすっぽりとルビーレッドのローブを被り、白のコートを羽織る。
決してお腹が苦しいからズボンを穿かないのではない。
非常時に備えて、魔道士の証である紋様を背に描いたローブと
コートの内側には様々な宝珠を収めておく隠しポケットが
無数にあるのだ。]

 どうです?
 ちょっと溶け込むには難しいですが、観光客には見えるです?

[襟を正しながら鏡の中の己と従者に問いかけて、
仕事道具を詰め込んだ鞄を持てば準備完了。]

(31) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

 じゃ、行って来るです。
 素敵な出会いがあるのを祈っておくですよ。

[頭を下げる従者達に手を振り、扉を開けた。
瞬間、世界地図に乗らぬ国が世界と繋がった。]

 さて、ここは何処です?

[扉の向こうにあったのは。
漆黒の針葉樹林と白い山々とは違う、
音と光で彩られた建物が建ち並ぶ賑やかな世界**]

(32) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 「悲遂の観測者」ジャニス・シークレット・ファイアの名は伊達ではなかっただろう?

 1年の時を費やした。必ず、結果を出す。


 すべては来るべきM・N・Uの為に。
 そして我等「機関」のために。**

(33) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

MI:18 エリが参加しました。


【人】 MI:18 エリ

―終の楽園・Side:??―

[溢れる白の空間と目映き光の時間の中、一本の木に寄り掛かり、愉しそうに笑む観察者≪ディオサ≫が一人。]

ねぇ…可愛い可愛い私の独楽≪ポーン≫
この世界は、とても退屈だと思わない?

[光にも白にも劣らぬ金髪を湛える優艶な女が語りかけるのは、触れれば今にも割れてしまいそうな光の球体。
中に在るのは、触れれば壊れてしまいそうな少女]

ねぇ…愛しい愛しい私の人形≪ポーン≫
貴女に、プレゼントがあるの。

(34) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MI:18 エリ

―終の楽園・Side:Eli―

[愛すべき私のReina≪おかあさん≫は、私に語りかけてきます。
Reinaは、楽しそうな笑みを湛えて、光の外から贈り物をしてくれます。]

「貴女に名前をあげるわ、エリ。由来はあるけど、教えてあげない」
「貴女に目的をあげるわ、エリ。理由はあるけど、教えてあげない」
「貴女に好奇をあげるわ、エリ。知識なんて、勝手に身に付くから」
「貴女に力をあげるわ、エリ。使い方だって、自分で覚えなさいな」
「貴女に世界を視せてあげるわ。感情なんか、必要ないでしょう?」

[ねぇ、エリ。
Reina≪おかあさん≫は、ずっと愉しそうでした]

「可愛い子には、旅をさせたくなるものでしょう?」
「エリ。世界を視て、世界に魅せられてきなさい。
そして、世界を、楽園を、楽宴を―」

(35) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MI:18 エリ

―終の楽園・Side:??―

[何度か言葉を吐き出し、光の球体に手を充てる]

―行ってらっしゃい、エリ。
可愛い可愛い、私の我が子≪ポーン≫

[最後の言葉と共に、球体は少女諸共霧散して]

(36) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

【人】 MI:18 エリ


Eli was completed. Processing is started.


[少女のような無邪気な笑みで、ころり、ころりと微笑んだ**]

(37) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

地下鉄道 フランクが参加しました。


【人】 地下鉄道 フランク

─ 地下通路 ─

[───カン……カン……カン……。

 規則正しくも、ゆっくりとした足音が、暗い地下空間に虚霊する。
 目下の明かりといえば、足音響かせている男の口元に揺れる、たよりない煙草くらいだろうか。]

 ……ったぁく……。

 ”上”が、騒がしくなってきやがった。

[面倒臭ぇ……と続けたボヤキは、はたして誰かの耳に届くことはあるのだろうか。
 尤も、届こうが届くまいが、男が弛い歩みを止めることもなければ、向かうべき先が変わることもありえないのだが。]

(38) 2014/11/12(Wed) 01時半頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 01時半頃


【人】 MI:18 エリ

[光が着いた先は小学校。
黄色のカーディガンに黒のワンピースを着た少女は、"何時ものように"クラスを出ていく]

「エリちゃん…!今度は何処に行くの…!?」

[泣きそうな顔をする若い女担任の前に立ち、ぺこり、と礼儀正しく頭を下げて]

ふしぎを見つけに、いってきます。

[その足取りに、迷いは無い。
叫ぶように泣く担任のBGMも、観察者≪ディオサ≫が仕組んだ"いつものこと"]

(39) 2014/11/12(Wed) 02時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[やがて。
 男の足が止まり、小さな赤い炎が緩やかに上を向く。]

 あぁ、ここだな。
 光翼高校。

 こんなところにまで、光の粒子が舞い込んできてやがる。

[そこに、新たな光が差しているかといえば、否である。
 だが確かに、光の粒子は、この闇の中にも存在していた。

 男はゆっくり右手を伸ばすと、不可視の光を、まるで蛍でも追って捉えるかのように、軽く握った。

 それと同時に、男の口元から、フィルター寸前まで燃焼した煙草がぽろりと離れ、特有のカビ臭さのある水溜りの中に落ち、消えた。


 ─────地下通路を、全ったき闇が包む**]

(40) 2014/11/12(Wed) 02時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 02時頃


【人】 MI:18 エリ

―教会の前―

[少女は今日も、不思議を捜す旅に出る。世界を視る旅に出る。]

かわいい子には、旅、なんだよ。

[怖いとか寂しいとか、そんな気持ちはない。
持ってはならない不文律。

そして少女は、裏通り。人の目から逃れるようにひっそりと建つ教会の前で]

………?

[不思議なモノ>>22を、見付けた。少女には使い方は分からない。
それが何かも分からない。
けれど動いたのは、少女の≪好奇≫からか、悪魔の≪呪い≫からか。

淡黄のポシェットを開け、中から鋏を取り出すと]

(41) 2014/11/12(Wed) 02時頃

【人】 MI:18 エリ

[躊躇無く、遠慮無く、恐怖無く。
右の掌に突き刺した。]

………いたい、かも。

[ゆるり、と首を傾げる。
白い肌が裂け、滴る贄は楽器へと*垂れた*]

(42) 2014/11/12(Wed) 02時頃

MI:18 エリは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 02時半頃


消防隊長 トルドヴィンが参加しました。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

―打ち棄てられた古代神殿―

[その神殿を崇め奉っていた信者たちはもういない。
かつては栄華を極めていただろう神殿は、異教徒によって滅びの幕を下ろされて、誰からも顧みられることなく打ち棄てられていた。

朽ちてから長い時間が経っているのだろう、もはや何の神が祀られていたのかすらわからない。

しかし。
隠された神殿の奥の宝物庫。神具や祭具が収められている其処は、色褪せながらも当時の面影が伺い知れた。

と。突然、隠し部屋の扉が破壊音と共に壊され、長く時を止めていた部屋に、新しい空気が流れこむ。]

『お宝のにおいがするぜ!』

[扉を壊した男は、歴史的価値のある財宝を探しては、適当な値段で売り払う盗掘者であった。]

(43) 2014/11/12(Wed) 03時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

『ビンゴ!宝がごろごろしてやがる!
……ん?』

[しばらくは遊んで暮らせそうだと喜びながら、男は品物の物色を始めた。その時、男の視界に過ぎる黄褐色。そちらに明りを翳せば、光に照らされて琥珀が輝いた。

占い師が使う水晶球のような宝石。
内部に罅が入っており、亀裂はまるで稲妻のよう。]

『ほう、なかなか立派じゃねえか。
割れかけちゃいるが、そこそこ価値が……』

[目を輝かせて琥珀珠を拾い上げた男は、喜の感情に邪魔をされて、"それ"の持つ異常さに気がつけなかった。男が珠を手にした途端、罅は大きく広がり、そして……]

(44) 2014/11/12(Wed) 03時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ ぱ き ぃ ん ]


[ガラスが砕けるような硬い音をたてたのも、珠が綺麗に割れてしまったのも、男は確認出来なかった。珠から現れた、漆黒に輝く槍先が額を貫いていたからだ。

――ドクン。

槍は獲物の生命力《エナジー》を吸い取り、鳴動する。
獲物の方は、声すらあげられぬまま、絶命していた。
生命力《エナジー》を吸われた体が崩れて、灰塵と化す。]

(45) 2014/11/12(Wed) 03時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

―――……

[一つの生命と引き換えに、災いは目を覚ます。
生命力が集い、槍を持つ腕が、肩が……"人"が、形成されていく。黒い鎧を纏った、金髪の男の姿へと。
閉じられていた瞳がゆっくりと開いた。]

覚醒の時が……来たのだな。

[高くも低くもない声が落とされた。槍を一度振れば、何もない空間へとかき消えて。]

ならば行こう……戦場が、我を招いている……

[黒き鎧の戦士は、長き時を過ごした寝床を後にする。

千年前の《大戦》>>14の際、冷酷な戦いぶりと殺した数の多さにより、比類なき雷神《トール・ド・ヴィン》と怖れられ、封歴琥珀《スリーピング・アンバー》へと封じ込められた狂戦士。

琥珀珠が壊れたのは偶然か、それとも運命か。
一つの氷の罅は、世界に何を齎すのか。>>24
それは、神にすらわからない――**]

(46) 2014/11/12(Wed) 03時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 03時半頃


死ね死ね団 サミュエルが参加しました。


【人】 死ね死ね団 サミュエル

― 光翼高校・遊戯《ゲーム》 ―

[今は朝、光の眩しい朝。。
ゲーム同好会の部室でふわり、と欠伸を噛み殺しながら小さな端末を片手で器用に操作する。
始まりの鐘《チャイム》が鳴り響くがそんなものは無視、今日はサボりの日である。]


ん…これも飽きた。


[ぴっと操作して遊んでいたゲームを終了した。
この世の中は沢山のゲームに溢れ、楽しませてくれる。
だが飽きるのも早い。
時間の流れは急速できっとその分飽きるのも早いのだ。
それでも仲間と遊ぶゲームは楽しいものだけど。]

(47) 2014/11/12(Wed) 07時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[疲れたように溜息をついて、それから肩をぐるりと回す。
凝った肩を解しながら空いた方の手では端末を操作して。
そして一つの新たなゲームをダウンロードした。]

(48) 2014/11/12(Wed) 07時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ザ………、ザザ………―――――――――。]

(49) 2014/11/12(Wed) 07時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[画面がゆらりと揺らめいて、走るノイズ。
端末が壊れたのかと眉を寄せたのもほんの少しの時間。
すぐにノイズは消えたからだ。]


びびらせんなっての。


[安心したように息をつく。
その僅かな時間目を離したせいで気づかなかった。
端末の画面に記された文字に。
運命の歯車が今、回りだした。
その事に、気づかないまま画面の文字はふっと消えるのだった**]

(50) 2014/11/12(Wed) 07時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 07時頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 08時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 08時半頃


MI:18 エリは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 09時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 09時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

     − とある学校の近くの角 −

[愚かな盗掘者が朽ち果てた神殿に侵入した>>43とは知らぬ頃、
男はどう言うわけかパンを食べながら大通りから少し離れた
十字路の角でぎりぎりに立っていた。

無論少し遅い食事などでは無い。]

 この国は凄いです。
 こうやってパンを食べて角で待っていたら
 運命の人と出会えるです。

 それにしても庶民のパンにしてはなかなか質が良いです。
 柔らかくてしっとりして甘味もあり、口の中で
 小麦の香りがしっかりと広がる。大したものです。

[先程書店で立ち読みした本から仕入れた知識と、
侮れないパンの味に感動しながら、通報寸前まで
呑気に運命の出会いを待っていた**]

(51) 2014/11/12(Wed) 09時頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 09時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 11時半頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 12時頃


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 12時半頃


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 12時半頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 12時半頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 12時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

― 光翼高校・英語科準備室 ―


 では……、B・Y・E《ビョルン・ヤース・エイテルン》。

[異界の通信者と互いに挨拶を交わすのと、校内にチャイムの音が鳴り響いたのは同時だった。
彼は何気なく、視線を窓の外に向ける。]

 ………あれは?

[ごく普通の街角で、陽炎が揺れていた。
無論、本当に陽炎が揺れているわけではない。観測者の目がそこに捉えたのは、値の異常《error》。]

(52) 2014/11/12(Wed) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[彼は窓枠に足をかけ、そのまま蹴り出した。


白衣と真紅のロングスカートをはためかせながら、校舎4階の窓から飛び降りる。

学校裏手の街角に、音もなく着地を………]

(53) 2014/11/12(Wed) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[……しようとしたが、地面があるはずの場所に、男がいた。>>51
ロングスカートの下から、パンプスのヒールが盛大に飛び蹴りを食らわせる格好だ]


この距離で、予測値がずれた……?
…き、貴様――――

[彼が狼狽えたのは、「悲遂の観測者」の演算範囲を超えた場所に男がいたからだ。
なぜかパンを咥えて学校そばに待機しているという、不審者じみた風体にでは、きっと、ない。]

ここで一体何をしている。
名を名乗れ。

[崩れた体勢と白衣の襟をを整えながら、男に問うた。**]

(54) 2014/11/12(Wed) 13時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 13時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

―裏通りの教会前―

[「それ」は其処に無造作に置かれていた。
ヴァイオリンの胴体に鍵盤と手廻しのハンドルのついたような少々変わった擦弦楽器。

「悪魔」を呼ぶために作られたそれは、運命の気紛れか悪魔の悪戯か、皮肉な事にも教会の前にその身を横たえ沈黙を保っていた。
不思議を探す少女>>41が訪れるその時までは。]

(55) 2014/11/12(Wed) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[少女>>42が自らの掌へと躊躇なく刃を突き立てる。]


                      [ぽたり]


[流れ、滴り落ちる一滴の血。
鮮やかすぎるほどの赤が黒い木製の鍵盤へと落ち。]





 […キリ]

[動くはずのないそのハンドルが自動的に回り出す。]

(56) 2014/11/12(Wed) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

  ――――――…ッ…ィ…ィン…――――――


[響くのは脳髄へと染み渡るような低音。
やがて、楽器は奏でだす。
遥かな時を経て、悲しくも何処か軽快な「悪魔」への懇願《メロディ》を。]

(57) 2014/11/12(Wed) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……あまり感心しませんね。

[調べが一巡する頃。
突然現れた人影が、地に置かれたまま懇願を歌い続ける楽器を抱え上げる。]

 自ら自身の価値を傷つけるものではないですよ。
 女性ならば尚更に。

[育ちの良さを窺わせる、華美ではないが仕立ての良い服に身を包んだ、少女よりも少し年上の少年のように見える姿。
闇に近しく属することを示す琥珀色の瞳が煌く。]

(58) 2014/11/12(Wed) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 はじめまして、お嬢さん。
 私は、彼と貴女に招かれた、所謂「悪魔」です。
 とりあえずは、この魔器に因んでハーディ・ガーディとでも名乗りましょうか。

 貴女の「本当の」名前を窺っても?

[鳴り続ける楽器《ハーディ・ガーディ》を抱え、琥珀色の瞳の「悪魔」は少女へと微笑んだ。**]

(59) 2014/11/12(Wed) 13時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 13時半頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 14時半頃


隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 15時頃


【人】 執事 ハワード

[琥珀達が、再び鼓動を刻み始める。

既に目覚めたモノ。
未だその自覚を持たぬモノ。

彼等の目覚めは災いをもたらし、やがて世界を砕いて行く。]

(60) 2014/11/12(Wed) 15時半頃

【人】 執事 ハワード

[彼等が再び目覚める事無きよう。
目覚めたとしても、最小限の厄災へ留められるよう。
世に対の楔>>14を添えたのは、遙か昔の宝珠魔道士《ジュエリスナイト》>>24

だが、億年を耐えた楔も、一つだけでは綻びも瞬きの間に。
楔の肩割れが消えた《大戦》から千年。>>46《ソラ》が干上がった>>14事により、琥珀達の探索は困難を極めた。

割れ、内包物が溢れてからでは遅いと言う物の、宝珠魔道士《ジュエリスナイト》達の手を掻い潜り、世界に散る負の結晶。
その全てが生命を呼び、惑わせ、目覚めさせよと騒いでいる。]

(61) 2014/11/12(Wed) 15時半頃

【人】 執事 ハワード

 『早く、早く私に身をゆだねよ。』

[そしてまた一つ、琥珀の目覚める声がする。]

 「きっともう、この琥珀は、私には抑えられない。」

[智慧の母である、番人ソフィア。>>0
小さな女神はいつの間にか茶に染まってしまった髪を揺らし、学園の屋上から静かに憂いを零すと、胸に抱いた封歴琥珀《スリーピング・アンバー》を抱きしめ、消えた。
彼女の佇んでいた場所には、大きな琥珀色の水溜りと、舞う光の粒。

ひときわ大きな覚醒め《Erwachen》の兆候。>>30
ズレ始める世界の法則と、引きずられ覚醒する記憶の渦。
それと、漂う蜜の香り。**]

(62) 2014/11/12(Wed) 15時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 16時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 16時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 18時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

― 光翼高校 ―

[>>23担任教諭である、永久野ジャニス先生の声はよく通る。
冬を受け入れるため冷え始めた空気に、彼女の雰囲気はとても似合う。

僕がほんの少し不機嫌な顔をするのは、何時もの事。
だって、僕はずっと寝不足を感じてる。
感じてるだけだけど。
本当は寝てて、寝ても寝ても、寝た気がしないわけなんだから]

(63) 2014/11/12(Wed) 18時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[でも、不機嫌な顔をするのは理由がある。

ジャニス先生の声、僕は夢で聴いた気がするんだ。
ほかにも……クラスメイトの、礼見君とか。
ずっとずっと授業をサボってる噂の寒川先輩とか。

幾つも幾つも、僕は毎晩夢を見て、そのどれかの夢で、僕は彼らに逢っている。
……詳しいことは、何にも思い出せないんだけど。

思い出そうとすると、あーもう、やっぱり変な顔になる]

(64) 2014/11/12(Wed) 18時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ザ…、ザザ……、


   ザ………――――――――、]


な…だよ、これ…て痛ぇ、なに…?


[ノイズが走る。
むぅ、と眉を寄せれば今度が頭痛がした。

ノイズが酷くなったその瞬間、変な男が学校の近くにいていたのだけど>>51
その関連性に気づく事はやはりなく。]

(65) 2014/11/12(Wed) 19時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

くそ、いってぇなぁ。


[空気を入れ替えれば多少は頭痛もマシになるだろうか。
そう思って窓を開ければ奇妙な邂逅>>54が目に飛び込んで来た。

そしてあやふやな光景が脳裏を過る。
英語教諭である永久野ジャニスの姿と、対面している男の姿と。
それから同じ学校に通っている少女、美村夢芽とそれから。
色んな人物が脳内をぐるぐると巡り頭痛はより酷く眩暈すら覚えてその場に蹲り。]


…やめてくれ、なんだこれは……っ


[気持ちが悪い。
荒い息を吐きながら胸をぐっと抑えてふらふらと窓から離れていけば徐々に症状は治まってきた。

握り締めていた端末を見ればノイズはもうなく普段通りのゲームの画面。
一体なんなんだと毒づきながらぐったりと椅子に腰かけた。]

(66) 2014/11/12(Wed) 19時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 19時頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 19時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

[僕はいつも夢を見て、その夢を覚えているのに、肝心なところはいつもおぼろげなんだ。

そういえば……ずっとずっと昔に、パパが言っていたっけ。

『夢芽、お前は夢という形で、誰かの記録を辿っているんだよ』って。
『宝石色の記録に身を委ねていれば、いつかは全てを識ることになる』って。

あれは一体、どんな意味なんだろう]

(67) 2014/11/12(Wed) 19時頃

【人】 MI:18 エリ

[悲劇の召喚≪メロディ≫は決して大きくはないがソラへ、そして脳裏へ刻みつけるように流れ。
一人でに動きだす楽器を眺めていると、ソレはひょい、と抱え上げられた>>58]

 こんにちは。

[挨拶は基本、と担任に教えられた通りに頭を下げる。悪魔、と名乗るその目は綺麗な奇麗な琥珀で]

…きれい。

[ぽつり、と呟く。掌からは、まだ鮮やかな血が流れ出しているが、それを止めようとはしない。泣くこともしない]

[悪魔の問いには、ゆるりと首を傾げ]

(68) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

【人】 MI:18 エリ

エリは、エリです。
E、l、i、で、Eli。

[本当の名前とは分からないけれど、これで合っている筈だ]

おかあさんが、つけてくれたの。

 あくまさんは、どうして出てきたの?

[導かれるように血を注いだが、悪魔が召喚されるという事実を知っていた訳ではない。
少女を蝕む好奇は今まさに悪魔へと灌がれていた]

(69) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

   − 夢見る街角 −
[残念ながら仕入れた知識には角でどれだけ待てば良いとは
書いていなかった。
パンは既に10個目が口に入ろうとしていた。]

 ボクちんにもお仕事があるので、早く運命の人は
 現れてくれないですか。
 パンが美味しいから良いですけど。

[手の中のパンを食べ終え次を咥えた瞬間、
何かが砕けた>>45気配を感じて動きを止めた。
警告を示すファイヴロライトがコートの中で身を震わせた。
あたかも陽炎>>52かノイズ>>65の様に周囲の一部を遮蔽する]

 何かまずそうです。

[呑気にパンを食べている場合では無い。
本格的に仕事をしなければ、と顔を上げた丁度その時。
ひらひらのスカートと共にヒールが降って来た>>54]

(70) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 おほっ!? 新感覚のときめき!?

[狙ったかどうかはさておき、見事顔面に決まった飛び蹴りに
思わず蹲る。]

 あいたたたた。
 こんな激しい運命の出会いは聞いてないです。
 
[額を擦ると血は出ていないが、タンコブ位は出来そうだ。
人に飛び蹴りを食らわせて気遣う様子も無いとは
無礼な奴だと文句の1つも言おうと身を起こすが]

 人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀です。
 それにいきなり攻撃とは失礼な……美人さんです。

[翻るロングスカートに、涼やかで凛々しい面立ち。キツイ口調。]

(71) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

【人】 執事 ハワード

―光翼高校―

[ありふれた日常。
ありふれた学校。
ありふれた教室。

カーテンの隙間から太陽が差し込み、微か聞こえる人の子達の声。
電子音の鐘は時刻を伝えると共に校内に僅かな静寂をもたらし、そしてもう一つ、
別の存在を呼びこんだだろう。

それは、彼が椅子に沈んだ>>66直後の事。]

(72) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

【人】 執事 ハワード

 ――お久しぶりですね。《解析者》殿。
 その後、お変わりないようで。

 …少々お若くなられましたかな?

[その声は突然に。
何の気配もなく突如出現したその質量は、親しげに少年に声を落とすと、何やら彼の外見を観察している。
時折関心の声を上げ、視線は顔と機械端末を行ったり来たり。

いやはや、人と言うのは、知らぬ間に随分と進化した。

コスプレ紛いの衣装と、恐らく『今の彼』には聞き覚えのない解析者という名。
入り込んだ奇妙な部外者に、さて、彼はどんな反応を示しただろう。]

 アレの現在の《観測者》殿も此方に居らっしゃられるようですし、
 ここは随分と、変わった学び舎なのですね。

[外で始まっている《観測者》と《宝珠魔道士》の問答に気付いてはいるものの、優先順位はまだ下の方。

少年がどのような反応を示そうと、笑みを浮かべて彼の前に立っているだろう。**]

(73) 2014/11/12(Wed) 19時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 19時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

[授業の終わりの鐘が鳴れば、僕は校内のある部屋へ。

そこは、良く言えば静かで落ち着く場所、悪く言えば埃っぽい寂れた場所にある]

 こんにちはぁ、寒川先輩。
 ゲーム初心者の僕が、今日もお昼寝しに来ましたよぉ。

[『ゲーム同好会』の部室の扉を開ければ、絶対に居るだろうと確信する人物の名を呼んだ。
いつものように、ぶっきらぼうと、不機嫌と、馴れ馴れしさと、礼儀正しさを混ぜながら。

僕はこの部活に、主に昼寝をする為に入っている]

(74) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 貴女がボクちんの運命の人ですね!!

[仕事の事は一瞬で抜け落ちて目の前の美しい女性の手を
思い切り握りしめて感激していた。]

 美しいボクちんの運命の人。
 ボクちんは貴女を待っていました。
 結婚して下さい。

[完全に浮かれたままプロポーズまで勢い付いていた*]

(75) 2014/11/12(Wed) 20時頃

賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 20時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[椅子に沈み込み、頭痛に耐えていたら、突然声を掛けられた。
びくぅ、と肩を揺らし慌てて顔をあげて頭痛に呻きながら頭を抱え。]


かい…せき、しゃ…どの?
なにそれ、殿ってなんだよ殿って。
てかさぁ、すっげ頭痛ぇんだよ察せっての。


[現実逃避の言葉を無意味に並べたてた。
ほんの少し落ち着いた頃、ちらりと顔を上げて突然現れた男へと視線を向ける。
落ち着いた風貌の老紳士、に見える。
実にこの学校に不似合いな人物で、当然見覚えはないはずなのに。]

(76) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ザザ………、ザ…―――――――――。

またも端末の画面が乱れノイズが走る。
いい加減それも見飽きたと端末を床へと投げつけようとして止めた。
少ない小遣いを溜めて買った大切な物なのだこれは。]


なあ、あんたは誰…てかどう見ても不法侵入だよな?
センセーに見つかっと面倒くせぇことになっからどっかに…と、


[そこまで言いかけたその時、今度は能天気な声が部屋に響く>>74
何も、今、このタイミングでこなくてもと怒鳴りたいくらいだ。
ぐっと言葉を飲み込み。
それからだるそうに扉へと向けて視線を投げ。]

(77) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

…昼寝すんなら保健室行け保健室。
てかね、見たら分かると思うけど超取り込み中。


[やる気なく突如現れた男を指差し。]


美村、コイツ知ってる?


[一応聞いてみた。]

(78) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

―光翼高校:ゲーム同好会の部室―

 って、あれ。
 ……お客様ですか?

[いつ訪れても彼一人しかいない部室。
大体はサボりの時間に訪れるので、当然といえば当然かもしれないが。

サボり常習者が学級委員長を出来る出来ないはこの際横においておくとして。

しかし今日は、今は、違っていた。

>>72>>73その相手へ、眉を顰めるのは、不審者だと思ったからではなく。
彼もまた。
僕の夢のどこかの欠片に、存在したような気がするから]

(79) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[周囲を支配する様に軽快な悪魔の唄《メロディ》は続く。]

 ありがとうございます。

[きれい、と呟かれた琥珀色の瞳>>58が。
じっと全てを見透かすように素直に名乗る少女>>59を見つめる。]

 成程、エリさんですね。
 では、その名前の貴女と契約を遂行しましょう。

 その前に、貴女はとても素直で可愛らしい方なので。
 ひとつ「悪魔」からアドバイスです。
 次からは「悪魔」の名前の聞く前に、自らの名前を名乗るのは止めた方がいい。

[しれっと偽名を名乗っていた悪魔は微笑を湛えたまま。
黄色い花の刺繍入りのハンカチを取り出し、血の流れ続ける少女の小さな手へと差し出す。]

(80) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 私は貴女の願いを叶えに参りました。

[少女の問いかけに口元が描く弧は深く。]

 なんでも、という訳にはいきませんが。
 先払いで頂いた対価と私の力の及ぶ範囲でならば。
 私は貴女の願いを叶えましょう。

 幸いにも世界は今、先の《大戦》で少々動きにくくなった悪魔(わたし)が暗躍しやすい方向へと動き出している。

[罅ひとつない琥珀の瞳がきらりと輝く。]

(81) 2014/11/12(Wed) 20時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 いやー、まさか、先輩以外に人が居るなんて……

[>>78悪びれず、気だるげな部室の主に返しながら]

 えーっと……知ってるか、うーん。

[見覚えがある気がするという意味で、知っている。
けれど知らない。

美村夢芽は、唸り]


 琥珀――…色、の……


 紅茶が飲みたいですね。

[薄らと脳裏にちらついた色だけを、へらりと笑みに乗せる]

(82) 2014/11/12(Wed) 20時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 20時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

は? 紅茶?
んなもんあるわけねーだろ。


[ちなみにこちらが思い浮かべた紅茶は缶に入ってるヤツである。
呆れたような視線を美村へと向けて、そのまま男を見た。]


なあ、解析者って何?
確かにゲームのデータ解析とかもするけどさぁ…。


[例えばモンスターを捕まえ、それらで戦うようなゲームとか。
モンスターごとの特性を解析したり、隠し要素を集めたりとか。
解析と言えば解析する者ではあるのだが。
どうも目の前にいる男が言いたい事は違うように思えた。]

(83) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ちらちらと男を眺める。
それから端末を見ればザザ、とノイズが走りっぱなしで。
ついでに頭痛も治らない。]


美村、お前学級委員長だろ。
センセーんとこ連れてけよコイツ。
俺、なんかやだ。
コイツのせいでなんか頭痛てぇし、ゲームもおかしくなるし。
そいや外にも変なヤツいたな。
なんだよ、皆して俺の邪魔してぇのかよ。


[頭痛とノイズが治らない苛々にぶつぶつと文句を言う。
本気で二つの現象が目の前にいる男のせいだと思っているわけではない。
只の八つ当たりと、そして突然現れた事に対する現実逃避の現れだった。]

(84) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[そしてなにより、どこか懐かしい気がして。
自分は目の前にいる男を知っていると、どこかで気づいていたせいだ。]

(85) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 20時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

[解析とか、何やら良くわからない単語が飛び交うのを、僕は眺めて。
ここが五月蝿いなら別の、屋上にでも行ってお昼寝しようかな、なんて考えてたら]

 え、僕が連れて行くんですか?
 ここで学級委員長は関係ないと思うんですけどぉ。

 でも、頭痛の原因……って、お客さんが先輩に何かしたとか?

[>>84八つ当たりをふんわりと受け止めながら。

何かしてたとすればもっと先輩は危機感持っている気もするから、八割以上冗談でお客さんに尋ねてみたりして]

(86) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

──教室にて、回想──

[俺がここに転校してきてから、1週間がたとうとしている。
転校前にいた”場所”と比べると、ここは一見平和だ。]

……

[一見、だが。
そこら辺で自由に飛び回っているハツもそうだし、
その向こうでほら、]




[”奴ら”だ。]

(87) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[この世界には、唯の人間には見えないらしいモノが、
うじゃうじゃいる。
此方を覗きこんで笑うものもいれば、
遠くでただ笑っているものも。
飽きが来なくて結構なことだ。]


[俺はそんな奴らにいちいち返事なんてしてやらない。
頭のおかしいやつみたいに思われるのは、もううんざりなんだ。

今はまだ、クラスでもまともに対応されているが、
俺の特異性に気づかれたら最後、どんな目に遭うかしれない。]

(88) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>62ほら、また何かの声がする。]


────── 嫌だね。


[1つ呟いて、俺は放課後の教室を出た。]

(89) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

─ 光翼高校北校舎裏 ─

[壊れた百葉箱。
 背の高い、枯れた雑草。
 積もった落ち葉は湿り気を帯び、周異はどこか黴臭い。
 そんな校舎裏に足を踏み入れるものは、そう滅多にいないだろう。]

 ぃよい……しょっと。

[ギ、ギギ……ガタン。
 鈍く低い音を立てたのは、錆び付いた焼却炉だったもの。
 煙突は壊れ、腐蝕が進み、もう本来の役割を果たすことのない設備。
 だが、そこが地上と地下の通用口となっていることを、この学校に知るものはない。

 否、或いは───]

(90) 2014/11/12(Wed) 20時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[何れにしろ、男は、久方振りに地上へと現れた。
 薄暗い日陰に身を潜め、見上げた空に眩しそうに目を細め、髪に降りかかった錆を払い落とす。]

 さぁて……あいつは、どこにいる?

[ひどく大儀に思いながらも、こうして”上”に出てきたのには、当然ながら理由がある。

 その”理由”と出会うべく、男は、校舎内に足を踏み入れた。]

(91) 2014/11/12(Wed) 21時頃

【人】 MI:18 エリ

[自分を騙した悪魔>>80を理解しているのか、いないのか、アドバイスにもこくこく、と頷いて。
ありがとうございますと頭を下げてハンカチを受け取り、思い出したように傷口を押さえる]

願い……?

[願い。造られた存在であるエリ自身が、望みを持ったことなど無かった。望みを持つという考えさえ無かった。
観察者≪ディオサ≫が聞けばどう答えるだろう。そんな疑問も、エリは持たない]

 じゃあ…

[ただ。]

 その色を、ください。
きれいな色。手にとるの。

[「悪魔」の瞳を指差して。
おかあさんに持って帰れば褒めてくれる、そんな思いが、エリを支配する]

(92) 2014/11/12(Wed) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

──高校、裏庭──

[この学校は、やけに”集まる”場所らしい。
随分と混みあった中を突っ切るようにして、人気の少ない、
奴らもあまりいない裏庭に出る。

ほとんど手入れもされていない植物園が、
静けさを与えてくれる気がして、ほっとした。]


いないのか。

[すぐに見える範囲にはない影へ呼びかけて、
汚れた花壇の石材に腰掛ける。]

(93) 2014/11/12(Wed) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[薄汚れた男を見かけたのは、つい昨日のことだ。
特に会話も約束もしていないから、また見つかるとは限らない。

それでも、なぜか、気にかかった。]


何なんだろうな……


[夕焼けが忍び寄る空を見上げた。]

(94) 2014/11/12(Wed) 21時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 21時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 21時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 21時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

― 光翼高校近く・街角 ―

[このような格好をしていれば同性に言い寄られることは稀ではないが、出会い頭にプロポーズをされたのは初めてだった。>>75
怜悧な瞳は流石に困惑の色を浮かべる]

 運…… 命………?
 巫山戯ているのか? それとも頭を打ったのか。

[演算結果はそのどちらでも無いことを示しているが、事実を見つめることから逃げている]

 離せ、豚。
 私は「運命者」になどなった覚えはない。

[蹲る身体が起こされたのを確認すれば、握られた手を勢い良く振り払う。
毅然とした構えで男を見た。]

(95) 2014/11/12(Wed) 21時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[人目を、陽光を避けるよう、あまり使う者のない渡り廊下を歩いてゆけば、やがて裏庭に差し掛かる。
 窓の外へ視線を投げたのは、そこに、気配を感じたから。

 探し人の気配ではない。
 だが、幽かだが覚えのある気配だった。]


.oO(植物園?)


[そうだ、あれは昨日、陽が沈みきった頃か。
 少々飲料水をいただこうと、植物園に侵入した。
 その時に感じた気配と同じもの。]

(96) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 21時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[ルビーレッドのローブに、白いコート。>>31
どう見ても観光客の出で立ちではない男をしげしげと観測する。]

 虚数因子が纏わりついている。
 道理で定理に収まらないわけだ。

 ………貴様、この次元の者ではないな?
 何処から来た。天空樹《スカイ・ツリィ》の次元穴《ワームホール》か?

[視線は男の背後にある景色へと向けられる。
天空樹《スカイ・ツリィ》。数年前に、この都市の新たなシンボルとなった人口建築物だ。
その上空に空いている巨大な次元穴《ワームホール》の存在は、知る者ぞ知る。]

(97) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[視線には敏感な方だ。
普段は無視する視線の海の中、ふと顔をあげると、
見覚えのある人影が見えた。>>96]

あれは……

[汚れた姿。
浮浪者と呼べるだろう、学生としては教師に一言告げるべきかもしれないが。
感じる違和感の答えが見つからず、声が詰まる。]


[立ち上がる。
あの男は、何者なのか。
確かめるため、渡り廊下へ一歩ずつ、近寄っていく。


なんと声をかけたものか、全く思い浮かびもしないのだが。]

(98) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 21時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 …………ッ。


[――――不意に音《メロディ》が消える。]

(99) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……ふ、ふふ。

[少女の願い>>92に悪魔は完全に虚を突かれ、やがて演奏の代わりに密やかな笑い声が零れ出す。]

 それはお母様≪Reina≫の意向ですか。

 ……ああ、いえ。
 そんな事は問題ではありませんね。
 エリさん、それが貴女の「願い」であるのならば。

[悪魔は指差された右の目に、白い指を添え。]

(100) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[――ずぶり]



 契約に従い。
 片方だけ差し上げましょう。

[頬の上を真赤な色が流れる。
微笑みながら少女へと差し出すのは、抉り出したばかり琥珀の瞳――宝珠魔道士《ジュエリスナイト》が最優先で封じる対象とする最上級の災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》。]

(101) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

【人】 執事 ハワード

 ああ、申し訳ございません。
 『別の貴方』の話をしてしまいましたね。

[頭痛を訴える《解析者》>>76と、《記録者》及び《歴史書》である己の記憶の中の《解析者》とは、いまいちイメージが重ならない。
それは彼の年齢であったり、服装であったり、取り巻く技術であったり、態度であったり。
恐らく、彼は別の存在。
…ではある物の、重なる波長は間違いなく《解析者》の物。

変わってしまった物は多々あれど、不機嫌そうな顔は昔のままで、男はやはり、懐かしさに笑みを深めるばかり。]

(102) 2014/11/12(Wed) 21時半頃

【人】 執事 ハワード

 私は、この世界のあらゆる事柄を
 閲覧する権利を持ちますからね。

 別段、不法と言う訳でもありませんよ。
 人の子の決めた規律など、些細な事です故。

[>>77入るなと言う規約も、鍵が存在しようとも、そんな物自分にとっては障害にすらならない。
全てを閲覧し全てを記録する。それが自分の使命であり、存在価値なのだ。

それが、どのような事柄であろうとも。]

 それと――
 …私の事を覚えて居られぬのであれば、今は特に名乗りませんよ。

 旧知の《記録者》の顔を忘れたからと言って、
 責め立てるつもりは毛頭ございませんし。
 懐かしい顔に会えただけで、私は満足です。

[だからと言って、悲しい顔を作らぬ理由は無い。人の子らしい感情を表情に反映させて、肩も竦めてみせよう。
思い出せぬのであれば、それでも構わない。今は。それで。]

(103) 2014/11/12(Wed) 22時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時頃


【人】 執事 ハワード

[そして、響く別の声>>74に顔を上げ――

ああ、この場所は、面白い。
本当に。
本当に。

揺れる鮮やかな髪に、深い深い恵愛を込めた一礼を。]

 ええ、客ですよ。
 が、用事はもう済みました。
 そろそろお暇しようと思います。

 思いがけぬ収穫も、ありましたしね。

[『美村』と言う名をページに刻んで、インクの色はヴァーミリオン。

用事は済んだ。
章のプロローグに刻む登場人物の名も、集まりつつある。
だから『センセー』なる人物の元に連れていく必要>>84も、貴女の手を煩わせる必要>>86もないのだと、緩く首を振った。]

(104) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 執事 ハワード

[残念ながら紅茶>>82は無いが、彼女の希望であるならば、ティーカップぐらいは出して見せようか。
マジシャンのように指を鳴らして、次の瞬間彼女の手の中には、艶やかなティーカップ。]

(105) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 執事 ハワード

 いえ。私は何もしておりません。

 が、そうですね、
 影響ぐらいは、在ったかも知れません。

[>>86この学び舎は酷く不安定で、些細な刺激にもその身を歪めてしまう。
それを分かって足を運んだ節も、無いとは言い切れなかったのだけれど。

八つ当たり>>84も懐かしい物。
笑みは崩さず、口調も柔らかなまま。]

 …解析者は、解析者ですよ。

[笑みは深い。
多くは語らず、彼の問い>>83には答えぬまま。]

(106) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[民族衣装でスカートを穿いている男性がいるのは知っているが、
この国でそんな姿を見た事は無い。
故に空から降って来た人間が女性だと疑う事無く、
困惑の表情>>95ににっこり笑い返した。]

 そう運命です。
 ふざけてもいないです。
 ついでに頭を打ったのは貴女の美しい御脚です。

[やはりいきなりのプロポーズで混乱させてしまった様だ。
酷い言葉にも笑みを深めるだけで。]

 豚じゃないです。
 れっきとした人間です。

[豚と呼ばれてちょっとテンションが上がったのは内緒だが。
それ以上に「運命者」と変わった言葉使いに、目をぱちぱち。]

(107) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 執事 ハワード

 《解析者》殿の体調もすぐれぬようですし、
 私はこれで失礼させていただきます。
 突然お邪魔して、申し訳ございません。

[少女の潜った扉の方へ足を向け、]

 美村様は、また後日。
 時が満ちてからの歓談と致しましょう。

[彼女とは、まだその時ではない。
未だページは序章のまま。役者が出揃うまで、あと少し。

会釈と共に廊下へ歩み出て、締まる扉を彼等が慌てて開いても、その姿は何処にもない。

残ったのは少女の手に落とされた白のティーカップ。
そこに注がれて居るのは紅茶では無く、琥珀色のインクがたっぷりと。

それと、懐かしい古書の香り。*]

(108) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[手入れを放棄された、裏庭の植物園にも、土竜の穴は続いている。
 万が一に見つけられたところで、続く先はただの下水流れる地下道なのだが、塞がれでもしたら厄介だ。
 杞憂せあればいいのだが、後で一度、通路の確認をした方がいい。

 余計な仕事が一つ増えたと、溜息混じりに頭を掻くと、残っていた錆がまたバラバラ落ちた。]

 あぁ……  ん?

[気配>>98が、こちらへ寄ってくる。
 姿が見える距離となれば、たしかに、昨日ここで出会った青年であることを思い出した。
 強い光は好きではない。だが暗がりでの利目には自信がある、間違いはない。]

 おい。
 そんなところで、何してる?

[問うべきは逆だったかもしれないが。
 近づいてくる青年に、こちらが先に、そう声をかけた。]

(109) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 難しい事をおっしゃる貴女こそ。
<ソラ>から降って来たじゃないですか?

[彼女が何やら男を分析>>97しているが、散りばめられた
単語の1つ1つに説明を求める事はせず、笑みをそれ以上
深める事も薄める事もせず首を傾げて問い返す。]

 ……天空樹《スカイ・ツリィ》?
 ああ、あれですね。 

(110) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

旧知…、記録者……?


[どこか懐かしい気配を感じてはいる。
だが己はまだ10代の高校生、目の前にいる男と旧知の間柄というのは少々無理があるのではないだろうか。
その疑問ははっきりと顔に出ていただろう。

だが、自分は知らなかった。
否、忘れていた。

過去の自分が、この世界に来る前の自分が。
目の前にいる人物を友と呼んでいた事を。
そして、己の役割すらも忘れて。]

(111) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

あ、は…いや…誰だ。
今、何か思いだしかけたのに……くそ、頭が痛ぇな。


[喉元まで出かかったその名前も思い出せず。
低く呻きながら頭を押さえ、扉を出て行く男を追いかける事すら出来ずに見送って。
それでも気になってふらふらと頭痛を堪えて廊下を見ればその姿はもうどこにもなかった。]

(112) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[>>104恭しい一礼に、僕は何かを感じる。

これは何?
これは何だろう?

自分への問いに、自分は答えを見出せず]

 ……あり、がとう。

[>>105>>106解析者と名乗るお客様。
マジックに魅せられて、僕は呆けたままお礼を言うしか出来ない。

懐かしさを感じる。
>>108滑らかな白い陶器の中、揺れる、揺れる、琥珀色の液体]

 ――待っ……!

[僕は廊下へと出る背を追いかけようと。
慌て振り返れば、液体は波立ち、朱が跳ねて。
その香りを一際、強くして]

(113) 2014/11/12(Wed) 22時頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[懐かしいを感じる残り香>>108にふと表情を緩める。
何故か、その香りが好きだとそう感じた故に。]


…アイツ、すっげぇ足速いのな。
もういねぇでやんの。


[そんなはずはない事くらい分かっている。
でも普通の人間がその姿を瞬時に消すなんてゲームの中だけで十分だ。]


なあ、美村。昼寝すんの?


[部屋に取り残された二人。
見知った顔は一見普通に見えたから、だからどこか安心したような響きが問いかける声にはあっただろう。]

(114) 2014/11/12(Wed) 22時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 ……

[お客様の姿は、忽然と。

>>112僕は先輩を見て。
それからまた、誰も居ない廊下を見て、疑問符を浮かべるばかり]

(115) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 駄目です。《ソラ》に罅を入れるなど。

[それを次元穴《ワームホール》と呼ぶか罅と呼ぶのかは、
属する場所の違いで、意図する所は同じだろうか。]

 ココは……封歴琥珀《スリーピング・アンバー》の封印の要の1つ。
 なるほどです。
 罅が入った結界は……いつか崩れるです。

[自分が最初にこの国のこの場所へ来た理由はそれでもある。
>>61の代わりに琥珀を少しでも抑える為に
世界の幾つかに張られた結界は初代の楔に遠く及ばず。
何かがあれば、まず結界を確認が必要だった。]

(116) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 紐 ジェレミー

何をって……

[>>109近寄ってみれば、逆に問われて困惑する。
学外の存在だろう、こいつのほうがよほど『何をしている』なのに。]

……。
不審者を見つけたもんで。
何者か、確かめに?

[言い訳を口にして、ふと違和感の正体に気づく。]

(117) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 紐 ジェレミー


   ハツ?


[いつも周囲を飛び回っていたやつが、いない。]

(118) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 紐 ジェレミー

……あんた、 何をしたんだ……?

[思わず目を見開いて、薄汚れた男を見る。
今までと違っている点は、こいつしかいない。]


[見据えた男の、ぼさぼさの髪の毛の奥に見える瞳は、
何故かまるで宝石のように暗く輝いて見えた。]

(119) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[>>114普段に近い先輩の声。
その問いかけに、僕は少し考えて]

 えーっと。
 びっくりしすぎて眠気は去っちゃいましたけど……

[元々眠いわけではない。
休みたいだけ。
のんびりと、人の居る、けれど静かな場所で]

 ……お邪魔しますね、少しだけ。

[結局はいつものように。

そう言って僕は、僕たちの居る部屋のテーブルに、古いインクの香りを置いた]

(120) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 MI:18 エリ

[Reina≪おかあさん≫、と語る声にぴくりと身体を揺らす。
けれど災厄の琥珀≪ディザスター・アンバー≫は抉り取られ、手に渡った。琥珀>>101を手で包みこむ]

 ありがとう、あくまさん。
ねぇ、あくまさん。

 対価は、なんですか?

[無垢で無知な少女の、悪魔への問いかけ。
手の中の琥珀は、鈍く光を放っていた]

(121) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[運命の女性と出会えた喜びも束の間。
ファイヴロライトが再び震え始めた。
コートの内ポケットから取り出した宝石はその内部で
細い細い繊維が身を捩って鳴いていた。]

 また1つ。
 まずい琥珀があるみたいです。

[先程とはまた違った琥珀の危機>>101を示していたが、
詳細までは知らせてはくれなかった。]

(122) 2014/11/12(Wed) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[美村がティーカップをテーブルへと置けば>>120古いインクの香りが広がったような気がした。
懐かしさにふっと目を細め、それから振り払うように頭を軽く動かす。]


…なんだったんだろうなアレ。


[答えなど期待していない、ほぼ独り言に近い言葉を吐き出し。
それから自分も椅子へと腰掛ければ机に突っ伏した。
酷く頭が痛い。]

(123) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[明らかな不法侵入。
 だが、逃げることもなければ焦ることもない。]

 何者って、俺か?

 俺は、ただのモグラだ。
 ここらの連中は、大体そう呼んでるんじゃねぇのか。

[抑揚なく、他人事のように返す。
 その態度は、青年が目を見開いて声を大にしても、ほぼ変化することもなく。]

 生憎。
 俺は、何もしてねぇなぁ。

 あんたの”お友達”が、勝手に、姿眩ましたんじゃぁねぇのか?

(124) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[脳内を巡る、男の顔、美村の、永久野の、そして見知らぬ人物達の。
顔、顔、顔。

ノイズが混ざりやがて掻き消され、そしてまた新たに現れて巡る。

何かを思い出せと言わんばかりに巡るそれらは。
きっと記憶の断片。]


……くそ、


[思い出せない焦燥と頭痛に舌打ちを一つして。
それから何事もなかったかのような振りをして目を閉じた。]

(125) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 対価は既に他の方から頂いていますよ。

[哀れな男が奪った幾多の命。
無垢な少女>>121に隻眼の悪魔は微笑む。]

 流石にまた別の「願い」を叶えて欲しいのならば、新しい対価が必要ですけどね。

 その時は貴女が対価に相応しいと思うものを私に提示してください。
 それから、叶えられるかどうか検討します。

[頬を汚す赤を手の甲で拭えば。
虚ろな右の瞳を隠すように黒赤色の薔薇が咲いた。]

(126) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 さて、私はそろそろ一度お暇を。

[また脳を痺れさせるような音《メロディ》が鳴り出す。
そして、少女にと背を向けかけた悪魔は、ふと足を止め。]

 エリさん、私は貴女の事を大変好ましく思っているので、必要ないでしょうがアドバイスをもうひとつ。

 それの扱いにはご注意を。
 通常の封歴琥珀《スリーピング・アンバー》のように生命力《エナジー》を奪いはしませんが、壊さずともそれは力を発揮し、同時に災厄を呼び込みます。

[残った左の琥珀をすっと細めた。]

(127) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 何……でしょうね?
 考えて納得できる感じ全然しないんで、僕は考えるの諦めますけど。

 あ、せんぱーい、頭痛薬飲みます?
 僕常備してますけど。

[>>123>>125楽観視と心配を舌打ちする部屋の主に向けながら、僕はロッカーからマイクッションを取り出すと、それをもふりと抱っこした]

(128) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

 それとも、先輩も寝るなら僕のクッション貸しましょうか。
 今日だけですけどねー。

[僕としては最上級のサービスを口に。

部屋に広がる懐かしさが、そうさせたのか。
僕は普段のちょっと不機嫌な顔は、きっとしてなくて]

(129) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[にっこりと、どこか嬉しそうにも見える男>>107を蔑んだ目で見ている。
言葉が通じない輩は面倒だ。いっそ真相《性別》を明かしてしまうか……と考えていた刹那、男が彼の興味を引くことを言い出した>>116]

 『罅』か。成程面白い呼び方をする。
 そう、確かに私はその『罅』の合間から世界を渡った。

[紅を引いた口元が弧を描く。]

(130) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 封歴琥珀《スリーピング・アンバー》…………?
 まさか、貴様は琥珀猟民《アンバーテイカー》なのか?

[琥珀を狩り自らの欲望の為に使う悪漢たちを「機関」はそう呼ぶ。興味とともに、ほんの少し警戒の色が声に滲んだ。

―――そして。]

 m/s量の急激な増加を確認。………「兆候」が、強まっている。

[男の宝石が反応を示すのとほぼ同時、彼はふと、突然に、後ろを振り返った。
視線の向けられる先に、白亜の校舎。]

(131) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

薬くれ


[机に突っ伏したまま手だけを伸ばしてひらひらと動かす。
考える事を諦めるのには同意したい処だが。
脳内で勝手に巡るのだから始末に負えない。]


記録者、なぁ…。


[解析者に記録者。
一体それがなんなのか、自分は知っている事を識っている。
それが分かってしまっているのに、考えたくないとどこかで感じている。]

[ちらりと端末を見ると相変わらずノイズ塗れの画面。
その画面を見て重々しく溜息をついた。]

(132) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

これさぁ、結構高かったんだ。
なんでこんなんなってんだよ、信じらんねぇ。


[ぶつぶつと呟くと再度目を閉じる。
無意識のうちに手の中にある端末を弄り、時々は端末を見てノイズに溜息をつき。
そしてまた目を閉じる事を幾度となく繰り返し。
徐々に眠気が襲ってきてやがて本格的な睡眠へと入っていくのだった*]

(133) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[モグラ。
聞いたことがなくはない。
ちょうど、学校の案内をしてもらった時、
噂話のついでのように聞いた名前だ。]

んなでかいモグラがいるかよ。

[思わず言い返してから、続きに目を細めた。]


お友達?
何のことだ。

[今の呼びかけから、そう判断したんだろうか。
あいつが見える奴が俺以外に居るはずないが、
つい視線は険しくなった。]

(134) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[眠りに落ちるその前にクッションを美村から借りて。
もふもふとしたクッションに顔を埋めれば大層気持ちよかった。]


サンキュ、借りるわ。


[こちらも珍しく小さく笑みを浮かべたりして。
先程の謎に満ちた男のおかげだろうか、ほんわかとした空間へと変わった。
それも現実逃避の一環なのだろうけど*]

(135) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時半頃


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 22時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

[>>132>>133市販の頭痛薬を手渡し、モニタの表示に嘆く先輩に同情の視線]

 今度あの人に会ったら、修復費請求しないといけませんね。

[僕は部員としては幽霊もいいところなのでそんな言い方しか出来ないわけだけど。

>>135僕は珍しく愛用クッションを貸して、何も抱っこしない状態で椅子に座って、眠りに入る]

 せんぱい、おやすみなしゅぁ……

(136) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[眠りに入る僕。
いつも恐怖と好奇心と不快感とがあって、それ以上に探究心がある。

淡く僕を包み込むような、懐かしさに誘われて。
今日は、どんな夢を見るんだろう]

(137) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[僕は、知らない。

僕が見ている夢が、本当は夢なんかじゃないって事。
僕が見ている夢が、ずっとずっと昔の、誰かの記憶で記録だった事。

情報を保護し伝達する方法として、記録の蓄積した歴史書、その保険《バックアップ》として、人間という容器《イレモノ》が使われている事。

僕の中にある記録のなかに、大きな"何か"が沈み込んでいる事。

*僕はこの時はまだ、知らなかったんだ*]

(138) 2014/11/12(Wed) 22時半頃

【人】 MI:18 エリ

[「悪魔」の言葉>>126にぱちりと瞬きをする。
アドバイスにもこくりと頷き、鈍く光る琥珀を見つめた]

 ありがとう、あくまさん。
それじゃあ、また、いつか?

  

  あ。

[見送ろうとした所で、音≪メロディ≫よりも大きな声≪コマンド≫が頭に響いた]

 あくまさん、おかあさんから。

(139) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 MI:18 エリ

「娘をよろしく、戦慄の悪魔≪アリア・アフリート≫
この娘に世界を、惨状を、魅せてあげたいの」

[その時の声は、まさしくReina≪おかあさん≫のモノ。
届いた通りに伝える人形≪エリ≫は、伝えたことすら忘れてしまったかのような無表情で]

 ありがとうございました。

[ポシェットに琥珀をしまい、ぺこり、と礼をした*]

(140) 2014/11/12(Wed) 23時頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[同じ人間とは見ていない冷たい瞳>>130は、宝石よりも
美しいなんて口にしたら、もう一度蹴りが来るだろうか。
そんな妄想を思わず口にしたくなる程、目の前の女性に
胸キュンしていたが。]

 世界を渡った……。
 なるほど、美人薄命なのは何処か他の世界に渡るからです。

[彼女の説明にそんな笑えもしない冗談を口にしながら
今度は反対方向へ首を傾げた。]

 何が目的で渡っているです?
 亡命ならボクちんが守ってあげるです。
 でも違うでしょ?

[責めるものでは無いが、三日月を描いた瞳の奥は探る色で。]

(141) 2014/11/12(Wed) 23時頃

MI:18 エリは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


【人】 執事 ハワード

[《解析者》も、ヴァーミリオンの彼女も、未だ記憶はまどろみの内。
時が満ち、更に深い記憶を探ろうと望むのであれば、その時までには歴史書《イストワール》の使い方を思い出して居るだろう。
特に彼女は、思い出してくれなくては困る。

黒い古書《己》と朱い本《彼女》、そのどちらが欠けても大問題だ。
それがいくら、バックアップ>>0:138であろうとも。

屋上に残る智慧の女神《ソフィア》の気配>>62を書きとめると、再びその姿は、
消えた。*]

(142) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ただの渾名に、そうムキになりなさんな。

[言い返してくる声に、ひとつ軽く息を吐く。
 細くなる瞳を見つめ返すのは、烟掛かったような薄黒い瞳。]

 なんだ、俺ぁてっきり、アレはお前さんの友達なんだと思ってたがな。
 昨日も、ひっつくように飛んでやがったろう。

[合わせていた瞳を、ゆっくりと外す。
 代わりに視線向けた先にあるのは、植物園の、枯れかけた広葉樹の根本。]

 ……どうなんだ?

[果たしてそこに、青年の元から消えたものは存在したか。]

(143) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 琥珀猟民《アンバーテイカー》?
 何だか物騒な呼び方です。
 確かにボクちんは琥珀を求めてはいるです。

[だが三日月はすぐに満月へと満ちて。
琥珀を知る者が未だ庶民にいるとは驚きだったが、
『罅』を渡って来たと言うならおかしくは無いと頷いて。]

 同じ役割を指しているかは判らないです。
 ボクちんは宝珠魔道士《ジュエリスナイト》
 琥珀を回収する為に来たのは事実です。

[明らかに警戒の色を見せた彼女>>131に、
自らの正体の一端を教えるが、自ら名乗る事は無い。
魔道士にとって本名程危険なものは無いからだ。]

(144) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 「兆候」……。
 お互い気が合うようです。

[突然振り返り建物を見通す様に見つめる姿に、
ニッと笑みが戻る。]

 この学校……まるで墓標のようです。

[そう言うなり、トンッと地を蹴ると体格からは想像も出来ない
軽さで、まるで鞠が弾む様に敷地内に転がり込んだ。]

 貴女が気にしているようです。
 きっと何かあるです。

[それが男にとって関係あるか無いか、探してみなければ
判らないと、今度は重量感溢れる音と共に駆け出した。]

(145) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……貴女の娘ですからね。

[Reinaの声で伝えられる伝言>>140に悪魔は無表情に微笑む。]

 それでは、エリさん。

 何かあればお呼びください。
 命令を聞く義務はないですが、気が向けば会いに来ますので。

[元に戻った少女へ軽い会釈を返し。
悪魔は少女の目の前より姿を消した。]

(146) 2014/11/12(Wed) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 きっと妹《ソフィア》はいい顔をしないですよ。
 私は1000年前の様に、貴女の可愛い企みに退屈しのぎのお付き合いするのは吝かではないですが。


           ……ねえ、お姉様≪Reina≫


[青い透き通るように虚ろなソラへ、呟きを残して。*]

(147) 2014/11/12(Wed) 23時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


賭場の主 ヨアヒムは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 家畜がヒトを護れるのか?

[このまるまると肥えた豚が自らを護る姿など到底想像できず、笑うことすらせずに切り捨てる。>>141] 

 私の目的、それは『仕事』だ。

 「運命者」たちの営みを……
 「観測」し、「記録」し、「解析」する。
 いついかなる世界でも不変の三位一体。私はその一翼に携わる。

(148) 2014/11/12(Wed) 23時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時頃


【人】 執事 ハワード

―???―

[それは何処だったか。
いや、何処であろうと、そのような些細な事柄はどうでもいい。

彼が人の子の街を歩もうと、かの大戦の跡地を彷徨おうと、それは指して忌避すべき事柄では無い。
ただ重要なのは会話であり、確認であり、記録の量なのだから。]

(149) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 執事 ハワード

 …貴方まで目覚めているとは、流石に驚きました。

 千年前の大戦では、随分と暴れて下さいましたね。
 今回は、どういった局面にされるおつもりで?

[古書の香りを運ぶ風は緩やだ。
ページを捲る音こそ無いものの、男の言葉は香と合わさり、まるで紡ぐ物語のように。

立ち位置は彼の槍の射程外。
そこに陣取れるのは、得物も力量>>46も知っているから。
未だ黒い鎧に破かれたページは戻らぬ物の、その部分は保険《バックアップ》>>138に内包されている故然したる問題では無い。
だが保険能力の戻らぬ今、警戒の色は落とせず、
それでも余裕ぐらいは漂わせてみせよう。]

 別に口出しするつもりはございません。
 貴方の動きによって、私の消費すべきインクの量が変わる。
 それだけのことです。

(150) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 執事 ハワード

 さて、今回は何色のインクで紡ぎましょう。

 深い深いサファイアも、煌めくトパーズもいいでしょう。
 ただ、そうですね…

 今回は、落ち付いたアンバー。
 どうです?
 貴方が、籠っていた殻の色ですよ。

[警戒はしよう。
だが、彼が未だ《大戦》の狂戦士のままであるならば。
その時はその時で、このまま争いに転がりこむのも、やむなしと。]

(151) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[おそらく同じ気配を感じ取ったのだろう。
動き出したのは、相手のほうが早かった。
校舎に吸い込まれていくように走って行く男を止めるつもりは、彼にはなく]

 宝珠魔道士《ジュエリスナイト》、覚えておく。
 だが私のことは忘れろ。それがお互いにとっての幸だ。

[一言をその背に投げて、
ゆっくりと後を追うように歩みだした。**]

(152) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時半頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時半頃


【人】 紐 ジェレミー

[>>143昨日のことまで重ねられれば、偶然ではないんだろう。
厄介な相手だ。
転校前の学校のようなことにならなければいいが、と顔を歪めて。]


…… っ、ハツ、お前……


[男が顔を向けたそこに、
俺から離れたハツが隠れるようにしてうずくまっていた。

呼びかけられて目を見開き、
軽く舌を出してから、乳白色の長い髪を揺らしてまた隠れる。
全体的に色素の薄いそいつだから、
暗い物陰にいれば余計目立つと思うのだが。]

(153) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……珍しいな。
あいつはたいてい、人には寄っていくタイプなんだが。


[その一言を口にするには、思い切りが必要だった。
誰にも見えないはずのハツの存在を、人前で認めるなんて。]

あいつが見えるやつに、俺はお目にかかったことがなくてね。
お前。何者だ?

[警戒の棘を声にのせて。
けど俺は、笑っていた。
いつも俺にいらない悪戯ばかりするやつだから、
あまり機嫌が良くなさそうなのを見るのは気分が良い。

いきなり礼を言っても、モグラ男には意味がわからないだろうが。]

(154) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時半頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

―光翼町―

[生命力の集まる場所、つまり人間のいる場所を目指し、瞬間的に"翔んで"いれば、古代の戦士は自然に街中へと出ていた。奇しくもその街は、光翼高校のある光翼町。

周囲から見れば、突然黒鎧の男が現れたように見える。
ぎょっとして足を止める通行人を気に留めることはなく、男は周囲を伺った。]

長い間封じられていたようだな……
随分と様変わりしている。

…………、

[そして、正面を向いた時。
久しい顔を見つけて、僅かに目を開く。]

(155) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 家畜だなんてひどいです。
 運命の人なら守ってみせるです。

[男の呼称が「豚」か「家畜」で固定されそうだが>>146
彼女なら許してしまいそうになる。
少し頬を紅潮させながらも、彼女が渡って来た目的には
なるほどと頷いて。]

 お互いお仕事大変なようです。
 でも、忘れたらいけないです。
 貴女も既に「観測され」「記録され」「解析され」ているです。

[初代宝珠魔道士《ジュエリスナイト》が書き記した中に遺された
歴史書の存在。
それが現実にあるのか否か、
確かめた事は無いがあると信じているから彼女に告げた。]

(156) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

まだ存在していたのか……
いや、喜ばしきことだ。
貴殿と我との勝負は、まだついていないからな。

[歴史書を見据え、無表情だった顔に笑みが交じる。>>150
千年前の大戦で、男は歴史書のページを破り、歴史書は男の鎧を砕き、腹に風穴を開けた。今は勿論、ふさがっているが。]

……そうか、大戦より千年か。我は千年も眠っていたのか。
封じられし我が、再び目覚める時が来た……
つまりは、そういうこと、なのだろう?

貴殿が何を為そうと……誰が何を為そうと、我は変わらぬ。

[狂戦士が目指していた物は、ただ一つ。
強き者と戦うこと。
その結果、世界がどうなろうと、「観測」も「記録」も「解析」も関係ない。]

(157) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

……好きな色を使うがいい。
我は、色彩にこだわりはない。

封印の琥珀色を使用したいのであれば……
やってみせよ。

[虚空に手を伸ばせば、指先から消えていく。
ずるりと引き出せば、現れるのは黒き槍。]

(158) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ふぅん、ハツ……てぇのか、おまえ。

[樹の根元に蹲っているソレに問いかけたら、隠れられてしまった。]

 なんだい、まるで俺が威嚇してるようじゃねぇか……。
 嫌われたもんだ。

[到底清潔と程遠い容姿から、人々に疎ましがられることは、少なくはない。
 とはいっても、向こうが此方と接触したがらないのと同じく、男もまた、他者との積極的な接触を好まず、また興味を向けることもまずない為、特に問題はなにもないのだが。

 青年が勇気を要したらしい言葉>>154、しかし男にとっては、別に特別な響きはなかった。
 「ハツ」と呼ばれたその何かが、他人に見えようが見えまいが、自分には見える、それだけのこと。]

(159) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

 おほっ。覚えてくれて嬉しいです。ボクちんも忘れないです。

[男も彼女も歴史書からすれば1頁。
それ以上言えば本気で怒り出して口も利いてくれなさそうで、
ある意味良いタイミングで警告を発した石に感謝し、
宝珠魔道士《ジュエリスナイト》に呼称が格上げした事に
更に感謝を重ねて、彼女へ手を振った。]

(160) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

―光翼町―

[歴史書《イストワール》と古の狂戦士の邂逅の場>>151>>155に突如、曲が鳴り響く。]


    ネクロ・メロディア
     葬操曲1番

                アリア・アフリート
              『 戦慄の悪魔 』


[それは悪魔を呼ぶ唄《メロディ》。
少女との契約の場でもなり続けていた音。]

(161) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

 覚えておくですよ。ボクちんの「運命の人」!

[遂に正しい性別も名前も知らぬまま、運命の相手に
ウインクを投げてから建物の陰へと。]

(162) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 懐かしい気配に誘われてみれば。
 《大戦》以来でしょうか、お二人ともご壮健のようでなによりです。

 ……ああ、お邪魔でしたら以前の様にすぐに退散しますので、お気になさらずにどうぞ。

[声が降るのは近くの電柱の上から。
膝に楽器《ハーディ・ガーディ》を抱えた姿勢で、1000年前とは違い隻眼になった悪魔はにこやかに二人を見下ろした。]

(163) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

 何者って……。

[笑顔に、警戒の滲む声を乗せられれば、眉間には小さな皺が生まれた。]

 さっきも言ったろ、おまえさん、物覚え悪いなぁ。
 俺ぁ、モグラ。
 下水道を根城にしてる、ただの浮浪者。

[青年の気分など知らぬまま、疎ましげに、青年とハツを交互に見てから、その場を離れようとした。]

(164) 2014/11/12(Wed) 23時半頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/12(Wed) 23時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

   − 屋上 −

[建物内を駆け上がる間、何故か悲鳴があちこちから聞こえたが、
気にしている余裕は無い。
何かに呼ばれる様に、背を押される様に最上階まで上がると、
濃厚な蜜の香>>62]

 もしかしなくても遅かったです。

[《ソラ》に近い天井の無いそこに人気は無かった。
だが琥珀の水溜りと舞う光。
光と甘い香りに不釣り合いな負の気配にぽりぽりと頭を掻いて。]

(165) 2014/11/13(Thu) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー

[”モグラ”をハツが避ける理由は、俺にはわからない。
それでも、本人の言うようなただの浮浪者なんかではないんだろう。>>164

本人がごまかそうとしているのか、]

……自覚がないか、の、どちらかか。

[喜べ俺。
ハツのような不思議の塊とつるんでいても、
異常だと言われない出会いだ。]

(166) 2014/11/13(Thu) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー

モグラ。ちょっと待て。

[下げていた鞄のポケットから、
カロリーメイトの新作、うどん味を出して、放り投げる。
興味本位で買ったはいいが、食べるのにためらってたやつだ。]

お礼。
あいつ、ハツ、最近調子乗ってたから、
ああいう顔見られてすっとしたんだ。

俺は礼見。
また逢ったら、今度はただの浮浪者の詳しい話、聞かせてくれよ。

[一方的に言って手を振った。

なんとなくだが、また逢う気がする。
邂逅と呼ぶか、遭遇と呼ぶかはまだわからないけど。]

(167) 2014/11/13(Thu) 00時頃

【人】 執事 ハワード

―光翼町―

[異変に気付き逃げようとする者。
唯の出し物と捉え、沸く者。
人の子の反応は様々だが、そのどれにも興味は無い。

千年前、軽く傷を付けてやった腹>>0:157は元通りで、その点だけは流石と称賛を贈りたくなる。
面白くもなんとも無いのだが。]

 面白いですね。
 それでは今一度、眠って頂きましょうか?

 千年ではなく、永劫の眠りへと。

[掌に収束する魔力の線。
それは渦を巻き、今、形を形成せんと――、]

(168) 2014/11/13(Thu) 00時頃

【人】 執事 ハワード

 ――…

[響いた旋律に渦を握りつぶせば、そこには結局、何も出なかっただろう。
睨みつける彼方上の姿は、忘れようもない。忘れられる筈もない。]

 困りましたね。
 貴女まで出て来るとは。

[二つの厄災を一度に相手にしようなどと、そんな無謀を働く程馬鹿では無い。

退散する。>>0:163とはいうものの、災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》相手にはいそうですかと手を下す訳にも行かず、
歴史書の背後に渦を巻くのは、先より大きな魔力の線。
さて、どう動いた物か。]

(169) 2014/11/13(Thu) 00時頃

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