人狼議事


231 自由帳の中で、僕たちは。

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 トレーサー キルロイ

 ……古雅に自信を持って欲しいなと思ったのに。
 俺の方が励まされたんじゃないかって、気がする。

[だから、ありがとう。と、もう一度言って。
しばらく撫でてから、わしゃわしゃっとして離し。]

 ……ほら。残り、プリント。やるぞ。
 他の教科もあるんだろ。

[まだちょっと照れくさくて赤い顔のまま、机の上にあるプリントに視線を向けて、そう言った。*]

(72) azure777 2017/12/28(Thu) 20時頃

【人】 トレーサー キルロイ

━終業式後━

 あの、淵先生。……今いいですか。

[ボードゲーム研究会の部室に行くより前、俺は廊下で淵先生を呼び止めた。]

 大した用件じゃないんですけれど。その……休みに入る前に一言お礼を言いたくて。

 淵先生。この間、入江や友田の話をした時。
 「まだまだ仲良くなれる」って言ってくれましたよね。
 それで俺……本当にそうだなと思って、入江や友田とメールのやり取りとかしてみたんですけど。色々と気づくことがあったり、前より仲良くなれたなと思えたりしたので。

 その……背中を押してくださって、ありがとうございました。

[先生からすれば大したことじゃなかったかもしれないが、俺にとっては大きなキッカケだった。
自己満足かもしれないが、どうしてもお礼を言っておきたくて。言いたいことを伝えた。]

(75) azure777 2017/12/29(Fri) 00時半頃

―――――――――

To:友田 千彰
From:入江 礼留

―――――――――

おはよう!熱も下がったので送ってみましたぜ(両手を挙げる絵文字)

まだ咳は出るけど、誕生日までには治ってると思う!(マスクをした絵文字)
だかられーる君生誕18周年をちょー祝ってね(笑顔の絵文字)(ピースする絵文字)あっきゅんの誕生日祝いは皆でカラオケ行ったよな、楽しかった(マイクの絵文字)(音符の絵文字)

雪だるまなんてまだまだ子供ね〜( ・´ー・`)でも少年の心を忘れない男の人って素敵(ハートの絵文字)(青ざめた顔でそれを見ている絵文字)


あいつから聞いたんだけどさ、差し入れ買ってきてくれたのあきなんでしょ?
ありがとうな、すっごい助かったしメールも嬉しかった。
ほら、弱ってるとなんか心細くなるじゃん?だからそーいう時に友達から連絡くるのってなんかさー、いいよね。

なんちゃって。(舌を出して笑う絵文字)出来るだけ早く机を奪還しに戻るからな待ってろよ!!


【人】 トレーサー キルロイ

[友田は何となく分からないでもないが、入江も不器用というのは意外だ。目を瞬かせながらも、「あ、はい」と返す。
きっと、俺の知らないことが山程あるのだろう。

それに、一人で数多くの生徒のことを把握している“先生”というものの凄さにも、改めて驚かされる思いだ。

そんな先生が、振り返って俺に尋ねる。仲良しか?と。]


 ……はい。

[はにかみながら、俺は小さく頷いた。*]

(81) azure777 2017/12/29(Fri) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

━三学期・放課後の図書館━

[冬休みの間は、ずっと実家で受験勉強をして過ごした。
とはいえ、四六時中勉強漬けだった訳でもない。
誘惑に負けて本を読んでしまった時もあるし、メールのやり取りもしていた。
猫の置物と実家の猫が並んで座っている写真を撮って、以前貰った面白写真のお返しとして入江に送ったこともあった。「どちらが本物だと思う?」という軽いクイズをつけて。

何にしろ、自分の世話を自分でしなくていい実家での日々は、中々勉強が捗る環境ではあった。寮に入ってからというもの、母のありがたみが身に沁みる。]

(87) azure777 2017/12/29(Fri) 05時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 はー……。

[今週末には、もうセンター試験だ。それほど高望みをしている訳でもないし、まあ大丈夫だろうと思うものの、やはり少々気は張り詰める。

とはいえ周りを見ていると、どうやら俺は気が緩んでいる方らしい。ピリピリしている奴も結構見かける。
友田は、どうなんだろう。クラスが違う分、詳しい様子は分からない。
冬休み中に借りていた本を返却してから、姿を探す。哲学の本の話以降、図書館で見かける頻度が高くなったその姿を。]

(88) azure777 2017/12/29(Fri) 05時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

azure777 2017/12/29(Fri) 05時頃


―――――――――
To:れーるくん
From:千彰
―――――――――

やったじゃん、俺らの祈りが通じたね!(太陽×5)

(キラキラ)(クラッカー)(誕生日ケーキ)(クラッカー)(キラキラ)
ジェニファーせんせはさそった?(にやり顔)せんせがオッケーくれたならそっちを優先するんだよ(さむずあっぷ) 当日じゃなくても盛大にお祝いするからね(にやり顔)(爆弾)(マイク)(音符)

(雪だるま)(スコップ)(踊ってる人)(倒れてる人)
まだまだ子供心は忘れてないから…(キラキラ×3)


(腕で丸を作ってる男)(サムズアップ) 割り勘したけどね! ちゃんとゴミ片づけてる? いつでも心に平穏を。(ピース)

いや正直な話、礼留いないとやっぱ寂しかったからさ。 これから卒業して、それぞれ別んとこいって、気軽に差し入れもできない距離になっちゃうんだろうし。それまではそんくらいしたいじゃん。
湿っぽい話はあんまり向かない俺たちだけど、きっとみんなもそう思ってる…と、いいな。

まあ連絡だけならとれるしね!この先もね! 机ちゃんがおれに惚れて手遅れになる前に帰ってお〜いで(ハート)


―――――――――
To:きーちくん
From:千彰
―――――――――

結局へんじが冬休みになっちゃった!(手を合わせて謝るポーズ) 死にそうなくらい嬉しかったから、棺桶でいいんだよ。(ピース)
(握手)(握手)

いろいろ有難う。
教えてもらった本全部読んだよ。
おかげで色々、将来の展望が見えてきました。

好きな本、見つけてくれるって言ってたけど、
最初に選んでもらった本が、おれにとっての大事な本になりました。
だから、ありがとう。
本当に、ありがとう。

すきなもの、みつかったよ。

いえい!(ピース)


【人】 トレーサー キルロイ

[冬休み中に友田から届いたメール>>=2には、「そうか、良かった。役に立ったようで嬉しい。」くらいのことしか返せなかった。
我ながら素っ気ないとは思うが、友田のメールから伝わってくる感謝の気持ちには、何をどう返しても足りないというか素っ気なくなる気がした。

図書室ではなく図書館というだけあって、我が校の図書館はそれなりに広い。そして友田の姿を探していると、向こうに先に見つけられてしまった。>>109
そちらの方に近づいていって、軽く手を上げて返す。]

 今週末だから……さすがにちょっと緊張してきた。
 合格圏内の所受けるつもりだから、大丈夫だとは思うんだが。
 友田は?

[まさか、本をキッカケに志望校の変更まで検討してるとは知らないから、軽い気持ちで尋ねる。]

(110) azure777 2017/12/29(Fri) 14時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[相手が座っていてこちらが立っていると、何だか上から見下ろしてるような構図で決まり悪い。]

 国立受けるのか……すごいな。
 俺は、ちょっと野心みたいなものが……多分足りない。だから安全圏。

[言いながら、隣の席の椅子を引いて座る。]

 楽しい、っていうのは。将来の展望が、見えたから?

[何かなと気になったものの、メールで長々と聞くことじゃないかなとか、勉強の邪魔になるかなと思って尋ねなかったことについて口にする。]

(112) azure777 2017/12/29(Fri) 15時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[好きなものがないと言っていた友田が、そんなに。
良かったなあ……と。ちゃんと間違えずに役に立てたなあ……なんて、じんわりした気持ちを抱いていたが。]

 え?

[目ぇ丸くした。哲学関係の本とわかる表紙と、友田の顔を交互に見て。]

 そ、そうなのか。

[嬉しさを通り越して、少しばかり恐ろしさを感じた。だって。]

 夜更かしどころじゃないな……完全に責任取れないレベルだな…………。
 いやその。俺はきっかけであって、友田に影響与えたのは、本なんだろうけど。

[この言い方だと責任逃れみたいだな……と呟いてから。]

 うん……でも、良かったな。好きなもの、見つかって。
 あの時のメール、見ると。結構しんどかったりもするのかなって思ったから……安心した。

[ちょっと笑みを浮かべてそう言った。]

(114) azure777 2017/12/29(Fri) 15時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[誰かに助けてほしいけど諦めてたという、友田の言葉を聞いて。淵先生が言っていた「不器用」というのを思い出す。

──あ、俺は、こういうのに弱いんだよなと。頭の隅で、いやに客観的な思考がよぎった。]

 ……あ、ああ。
 これくらい、いくらでも。

[気まずげな雰囲気に、こちらの視線はさまよって。
そんな雰囲気を打ち切ろうとするかのように、友田は席を離れようとする。]

 ……ああ。頑張ろうな。

[受験頑張ろうという言葉に応え、差し出された手を握る。
「仲良し」に半分突っ込めてるなと思いながら、笑う友田の顔を見ながら、何か違うなと俺は思っていた。*]

(117) azure777 2017/12/29(Fri) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

━二月のある日・寮の自室━

[手にしていた合格通知を机の上に置いて、俺はぼんやりと窓の外を見ていた。
オレンジ色の夕焼け空が、少しずつ夜の色に染まっていく。もうじき、外は真っ暗になるのだろう。
スマートフォンを取り出して、メールを書き始める。同じ大学を受けた友田に、結果を報告しようと思って。
俺が受かってるなら友田も受かってるだろうと思うから、送れるメールではある。

「合格通知来た。友田も受かってたよな?」

と書いた後に、友田の第一志望である国立大についても書こうとして。]

(118) azure777 2017/12/29(Fri) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 …………。

[苦い思いが胸に渦巻いて、俺は深いため息をついた。
友田の滑り止めと俺の志望校が同じだと知った時のことを思い出す。

『落ちたら同じ大学か』と、思ってしまったことを。

人の不幸を願うなんて有り得ないことだ。こんな想いは間違っている。頼られたことが感謝されたことが助けになれたことが嬉しくて、友田が無理して笑っていないか近くで見ていたくて、俺はまた間違えそうになっている。
自分に言い聞かせながら、メールの続きを書く。
嘘っぱちの文章に吐き気を覚えながら、送信した。]

(119) azure777 2017/12/29(Fri) 20時半頃

―――――――――

To:友田 千彰
From:佐藤 喜一

―――――――――

合格通知来た。友田も受かってたよな?

次は国立大だな。友田なら受かると思ってるよ。応援してる。


―――――――――

To:きーちくん
From:千彰

―――――――――

もっちろん(ピース)
きーちくんもおめでと!(クラッカー)


あ〜〜難関だ〜〜。
応援ありがと!糧にしてがんばる〜(気合の入った顔)

だめだったらなぐさめてね(ハート)


―冬の幻 

[おれが二十八の頃。
あいつは十七――高校二年の冬が始まりだった。

最初はただの教師と生徒だった。
おれは二階で明日の授業の準備や、今日の片付けをしていて
あいつは校庭の花壇をせっせと世話していた。

いつからか声をかけるようになった。

「熱心だな」とか
「何が咲くんだ」とか
「今日も寒いな」とか

校庭の運動部の喧騒が遠く。
そこには穏やかな時間だけがあって。
たった数秒の会話はやがて、数分になり、数十分になり。

欠かせないものになるのは必然だったんだろう。]


[おれはそんなに口の回るほうではなかったし
あいつもそこまでお喋りなタイプではなかった。
二人でいても無言の時間なんて幾らかあったし
それも含めて苦になることは全然なくて。

重い肥料を運ぶのを手伝ったり。
雑草を引っこ抜いて尻餅をつくおれに笑ったり。
鼻の頭に土汚れをつけたあいつに笑ったり。
おれの食うものが体に悪いからって
たまに弁当を作ってきてくれたりするようなやつだった。

甘い卵焼き、タコの形のウィンナー。(
美味いと謂えば、嬉しそうに笑う顔があった。

おれが“声なき言葉”を教えたら、一生懸命に覚えて。
代わりにあいつは、おれに草花の事を話した。
おかげであいつは理科の成績だけやたらによくて。
おれは似合いもしない花言葉なんかに詳しくなった。]


[おれたちはお互いにわかっていた。
相手のことをどう思っているか。
そして、おれたちの関係性も。

だから謂えなかった。
だから、謂わなかった。

たとえその笑顔がどんなに愛しくても
おれはこの手を伸ばさなかった。
柔らかな髪に触れることもなければ
透き通る肌に触れることもない。

あいつも同じだった。
おれを名前で呼ぶことも無い。
連絡先もしらない。

でも、それだけで
おれたちは充分しあわせだった。]


[――いつからだろうか。
生徒たちのおれを見る目が少しずつ変化していったのは。
嫌われることはままあるが、そういったものとは違う。
好奇の眼差しがおれを撫で回すようになった。



  「三年の倉科りさと理科の淵ってデキてるらしいぜ。」



今でも覚えてる。
どこの誰だったか顔は覚えてないが
おれに聞こえるように放たれた、その囁きを。]


[あそこで掴みかかっていれば、どうなっていたんだろうな。
一瞬頭に血が昇って、拳を強く握ったことは覚えている。

それでもおれは、何も謂えなかった。

何も、謂わなかった。

今おれがキレて手を上げて何の得がある?
おれは職を失うだろうし、あいつにも迷惑しかかからない。
あいつには将来がある。
おれにはそれを守る義務がある。

大人だから。
教師だから。

言い訳ばかりを並べて、おれは。
認めることから逃げたんだ。]


[三年の卒業は程なくして訪れた。
あいつは最後の日も花壇を弄ってた。

いつもと同じような会話をした。
何もなかったかのように話してた。
けれど突然思いもよらない言葉があって。]

 「淵先生は何がすきですか?」

[わかってた。
その言葉は「おれがすきだ」と謂っていたことも。
その言葉は「おれにすきだ」と謂ってほしかったってことも。]


 
 
 「……甘いもん、辛いもん、かな。
  なんでそんなこときくんだ?」

  「小さなことでも、すきなものをすきっていえるのって
   しあわせだと、おもうから。」

 「じゃあ、お前は何がすきなんだ?」

  「わたしは、……お花かな。」
 
 


[会話をしたのはそれが最後だ。
卒業証書を抱えて、大きな瞳に涙をいっぱい浮かべて
あいつは高校を卒業した。

おれは校門を出ていくあいつを
見えなくなるまで、消えるまで
理科準備室から見ていた。

気付けばおれは、眉間に皺を刻んでいた。

もう、単純に笑うことなんて出来なかったし
でも、泣くことさえ許せなかった。

そして厄介ものを払うようにおれは転勤が決まり
男子校なら変な間違いも起こさないだろうと
この杏琵高校に赴任させられた。

今は―――*]


【人】 トレーサー キルロイ

[友田から返って来たメール。「応援してる」「ありがとう」という一往復で終わるつもりで読み進めていたら、最後の一文で指が止まる。]

 …………。

[もし、だめだったら。

…………これくらいなら、これくらいならいいんじゃないだろうか。
もしもの話だ。もしもの。]

(133) azure777 2017/12/29(Fri) 23時半頃

―――――――――

To:友田 千彰
From:佐藤 喜一

―――――――――

ありがとう。

もしだめだったら。友田の健闘を讃えつつ、来年度からもよろしくの会でも開こう。


―――――――――

To:きーちくん
From:千彰

―――――――――

だったら落ちても安心じゃん!
………ってゆー心のほけんをかけとくね。

受かってたら受かってたで、
祝勝会でもやりましょう。
心の支えでがんばります。


【人】 トレーサー キルロイ

[友田からの返信を読む。俺はちゃんと問題のない文を書けていたようだ。
ふうと息をついて、スマートフォンの画面をスリープさせる。

友田の第一志望については、合格発表まで考えないようにしようと思った。
言霊なんて話があるが、考えるだけでも悪いことをしている気持ちになる。

卒業までの間、図書館でまだ読んでいない本をひたすら読み漁ろう。そうして ……暗い気持ちには蓋をしておこう。そう、俺は思った。*]

(144) azure777 2017/12/30(Sat) 00時半頃

―――――――――
To:きーちくん
From:千彰
―――――――――


ふつつかものですが、
これからもよろしくおねがいします…。

(頭を下げる絵文字)


【人】 トレーサー キルロイ

━春・キャンパスにて━

[広い広いキャンパス内で、満開の桜を眺めていた。
サークルの勧誘をする騒がしい声達が、少し遠くの方でしている。
先ほど、その人波の中から抜け出して来たところだ。同行者とははぐれてしまったし、バスケサークルとか冗談ではない。
それよりも。]

 一緒の大学になってしまったなあ……。

[俺が、落ちればいいなんて思ったことはきっと関係ない。頭では理解しているのだが、罪悪感は胸に残った。
せめて……これからも友達として、間違えずに過ごしていこうと今は思っている。
向こうは友達だと思っていて、そう思って頼ったり相談したりしてくれたのだから、俺はそこを壊しちゃいけない。

そう考えながら、「今どこにいる?」というメールを送信した。*]

(167) azure777 2017/12/30(Sat) 01時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:キルロイ 解除する

処刑者 (3人)

キルロイ
26回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび