172 ― 恋文 ―
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――あれから。――
[新しい「歌」は、今までとは全く違うものだから。 通すには、根気強い説得が必要になるだろうと思っていた。
アップテンポでハイテンションな流行りの歌には程遠い。 反発もあるだろうと、保険のつもりで、アレンジも用意はしたけれど。]
……意外とあっさり通ったよなぁ。
[どうやら、似たものばかりが集まっていたらしい。 そうと知れたことも、また、「手紙」のおかげだ。
弦を弾いて、くすりと笑う。]
(1) めえこ 2015/10/24(Sat) 07時頃
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[両A面のシングル。 もうすぐ出来上がるそれを、心待ちにしながら。 兎と木のスケッチを、ぱらりとめくる。]
恋? どうなのかな。
[そう見えたのなら。或いはそうなのかもしれない。]
(2) めえこ 2015/10/24(Sat) 07時頃
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――数か月後の間にあったこと。その後の喫茶店にて――
[モノクロで描かれた何枚ものスケッチ。>>3:-20
新曲の打ち合わせが済んだ後で受け取り、 練習の合間に何度も眺めて。
優しい絵だった。 白黒なのに、色彩豊かな。 淡くともはっきりとした輪郭は、ただ、 兎とヤマコウバシの「恋」を彩るように。]
(17) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時頃
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[添えられた値札は、至って控えめなもので。 マスターの仲介があれば、事情は幾らか耳に入ったか。
漠然としたイメージに返ってきた、たくさんの宝物。 一つだけ選ぶ、というのも。勿体ない。なんて。
そんなことを、ぽつり、零したせいかは知らないけれど。]
……わ、すげ。 「ぜんぶ」だ。
[暫くの後、絵本に姿を変えた「依頼の品」を見て 感嘆と、それから笑顔を浮かべる。
ああ、なんて。 なんて温かな。穏やかな愛だろう。ただ、満ちるばかりの。]
(18) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時頃
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なあ、マスター。この本、一冊さ。 前そこに文通募集出してた、 「ぎんじょうまゆみ」って子のとこに贈って……
ん? ああ、うん、知ってるけど。総合病院だろ。
……。はぁ?
[持って行けと言われたら。 目を瞬き、首を傾げて。]
いいけどね。……びっくりされそうだよ、いろいろ。
[文字と、文章と、見た目がちぐはぐなのは自覚済みだ。]
(19) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時頃
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「届くから」って書いちゃったな。 ……まいっか。
[少し前に送ってしまった手紙のことを思い出し、頬を掻く。
しかし病院。何かと硬そうなイメージの場所だ。 毛くらい染め直した方がいいのだろうか。なんて。……就活じゃあるまいし。
とんちんかんなことを考えて。 今日出すつもりだった「手紙」を渡し、腰を上げた。]
(20) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時頃
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[善は急げ。善かどうかは知らないけれど。 喫茶店を出たその足で、記憶を頼りに病院へ。
とはいえ、病院に面会になんて数えるほどしか経験もなく おまけに今回会おうとしているのは、実質初対面の相手。 結局、「少女」なのか「女性」なのかも分からない。
どうしようか、足を止めていれば。 伸びやかな少女の声が、「彼女」の名を呼んだ。]
……あ。 ね、君。「ぎんじょうまゆみ」さんのお友達?
オレは「ナナ」。まゆみさんの……たぶん友達。 お見舞いに来たんだけどさ。 喫茶店「ラブ・レター」から「ラブ」をお届けに。
[膝をついて、少女に問う。]
(21) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時半頃
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よかったら。 病室まで連れてってくれないかな。
ありがとう、ちかちゃん。
[ニッと笑えば、笑顔が返る。 ふくふくと小さな手に引かれて。緊張は、少しだけ。]
(22) めえこ 2015/10/26(Mon) 00時半頃
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