29 Sixth Heaven
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ミスター・チャールズ。
…私に これを託したこと。
後悔しているでしょうか。
それとももう、 そんなことも、
塗りつぶされ始めているでしょうか。
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[ノックする音が聞こえて まだゆるりとした動きで扉の方を振り向いた]
だぁれ……?
[小首を傾げて、扉の外へと問う]
(32) 2011/04/24(Sun) 16時頃
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そう、なんだ。
[長い間眠れた事で少し体も調子は良く。 新たにパピヨンが接続されたと聞けば複雑な面持ちで]
ムパムピスお兄ちゃん達にもいつか……。 “最期”が来るんだよね。
[システムに接続の拒否を受け入れてもらえたと聞けば]
いつか、お兄ちゃんやトニー君達も。 選べるんだよね、私達みたいに。
[エレベーターが動く、外の世界がもうすぐそこにある。 痛い事が全て排除された彼の言葉に、 期待が零れるのは止められない]
リンダお姉ちゃんが……後でありがとう、言わなくちゃ。 ベルナデットお姉ちゃんにも、言えずじまいだったし。
(34) 2011/04/24(Sun) 16時頃
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[彼の言葉でやってきたのがスティーブンだと知る。 そうだ、スティーブンに自分の口で話すのだったと思い出す。 差し出された食事を受け取って、寝台に腰掛けたまま 彼が戸口まで来訪者を迎えに行くのを見ていた]
(35) 2011/04/24(Sun) 16時頃
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[温かく、たっぷりとした食事。 全てを食べきる事はできない。 特に、小食になった胃は肉物には食指を示さなくて.
サラダの、特にトマトや果物、スープなら 全部ではないけれど食べられるような気がした]
(38) 2011/04/24(Sun) 16時半頃
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そうね……少なくとも、ムパムピスお兄ちゃんは知ってる。 選ぶ事、できるはずだよね。
[そうして、スティーブンの姿が見えれば]
おはよう、スティーブンおじさん。 おじさんも、一緒に上に行くの……?
[自分の思いを話す前に、まずそう問うた]
(40) 2011/04/24(Sun) 16時半頃
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大丈夫よ。 とても疲れていたけど、よく眠ったから大丈夫。
[スティーブンの問いかけにそう笑顔で答え。 怪我については、少し驚いたように]
フィルに、聞いたの……? もう、大丈夫……フィルが手当てしてくれたから。 もう、怪我したりしないように気をつけるから。
[そう言って少し背中をさすった]
(41) 2011/04/24(Sun) 16時半頃
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そう、じゃあ一緒に出られるのね。 ペラジーお兄ちゃんも一緒に、外に行けるのね。
[そう嬉しそうに笑う。 フィリップにスープを差し出されれば、 同じ皿から掬われたそれをおいしそうに口にする。 肉は食べれそうにないからと、自分の分をフィリップに差し出して。 改めてスティーブンに向き直り、口を開いた]
(44) 2011/04/24(Sun) 17時頃
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スティーブンおじさん……私、8年くらいここにいたの。
私、前の器が壊れた時に事件に遭ったの。 兄様が私の事を嫉んで、父様と母様を殺して。 私も……殺されかけた。
気が付けば私は此処にいて。 ううん、病院にいたのかもしれない。 でも、もう覚えてない……。
[小さく首を振ると]
私、外の世界に戻るのが怖かった。 だから、ただ何も考えず此処にいた……。
[そして、続ける]
でも、フィルが来て。 ギルバートお兄ちゃんとヘンリエッタの事を聞いて。 フィルが一緒に生きて欲しいって、そう言ってくれたから。
(46) 2011/04/24(Sun) 17時頃
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私……外で生きようと、思ったの。
[自らの決意を話す。 そこには世界の話は一つたりとも出てこない]
私がいなくなる事で、世界に悪い事が増えるって、解る。
[自分も犠牲者だったから、解る]
でも……私、ずっと此処にいて、思ったの。 気持ちを取り上げられるって事は、本当に良い事なのかなって。 たとえそれが悪い気持ちでも……。 悪い気持ちがない事で生まれる苦しみも、あるような気がしたから。
[それは、自分の兄の事だった]
(47) 2011/04/24(Sun) 17時半頃
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[知っている、と言われて少し意外そうな顔をした。 彼が法律に関する者だとは知らなかったし、 自分の家の事件がどれほど世間に知られているかも 少女には解らなかったから]
……私の兄様は。 きっと、前の嫉妬の器が壊れるまでは 私の事を憎いとか思ったりしなかったんだと思う。
でも、器が壊れて自分の気持ちを知って、事件を起こした。 だけど、事件の後。 私が嫉妬の器になって兄様の気持ちを取り上げたら。 ……兄様は、とても可哀想だと思ったの。
憎いから、羨ましいから事件を起こして。 でも、それで両親や妹を失って。 その後、その憎い、羨ましいって心を奪われたら。
兄様は……自分を責める事しか、できなくなると思うの。 だって、“私を殺したい”って気持ちがなくなったんだもの。
(52) 2011/04/24(Sun) 17時半頃
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それってとても、苦しい事だと……思わない?
“何故殺してしまったんだろう” “大好きなはずの家族だったのに”
私が嫉妬を取り上げる限り、兄様は変な形で苦しみ続ける。 世間に犯罪者だって思われ続けて。 殺してしまった家族も、返ってこなくて。
それなら。 自分が起こした事の理由になる気持ちくらい、 兄様に返してあげた方が良いんじゃないかって。 その上で、兄様が自分の起こした事をどう思うか。
それが、兄様にとって一番……良い事だと、思ったの。
(53) 2011/04/24(Sun) 17時半頃
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[語られた少女の視野はとても狭いものだった。 けれど、自分の知る範囲で考え、決めた事だった]
それに……。
スティーブンおじさんがギルバートお兄ちゃんの事 教えてくれなかったら、きっとこのまま此処で “いつか出してもらえる”って思い続けて暮らしたと思う。 でも、ギルバートお兄ちゃんやヘンリエッタの事、教えてもらって。 私、そんなのいやだって思ったの。
ずっと、ずっと、8年間も探してくれたフィルに もしかしたら私を殺させてしまうかもしれない。 そんなの、酷過ぎる……だから。
フィルが“一緒に生きたい”って言ってくれたから。 私は、フィルと生きる方を選んだの。
(54) 2011/04/24(Sun) 18時頃
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マーゴは、そうして、話し終えるとゆっくりと目を伏せた。
2011/04/24(Sun) 18時頃
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[フィリップが差し出してくれるものだから、 スープは同じ皿のものを食べる事になった。
水気のあるサラダと、遠慮するフィリップを見て 少しだけ肉を摘んで、それでもうお腹は一杯。 サラダでさえも、全部は食べきれていなくて]
[……それを見て、鼠はどうしただろうか。 残された少女の手元のスープ皿。 どちらが、どちらだったのだろう]
(55) 2011/04/24(Sun) 18時頃
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法律家さん……だったのね? もしかしたら、兄様があの後どうなったのかも 知ってたりするのかしら。
私が嫉妬の器をやめたら、兄様はまた私を憎むかもしれない。 嫉妬の気持ちがどんなに苦しいか、私には解るから。 私は、兄様を恨んだりしてないけど……。 まだ少し、怖い気持ちはある……。
[スティーブン達も一緒に外に出るのなら]
もし、兄様の事、何か解る事があったら。 教えて、もらえないかな。 兄様が大丈夫か、知りたいから……。
[連絡先はどうすれば良いだろう? とスティーブンとフィリップを交互に見やった。 少女はフィリップのところへ行くつもりだったから]
(59) 2011/04/24(Sun) 18時頃
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[フィリップの提案にはこくりと頷いて]
ペラジーお兄ちゃんなら、知ってるし。 一緒に此処でずっと過ごしてきたから、平気。
私の家は……今、どうなってるか、解らないし。 ……事件のあった、家だから。
[それなりに裕福な家だったから、 もしかすれば遺産などもあるのかもしれないけれど。 器となる者にそれらが残されているのかも不明であった]
(62) 2011/04/24(Sun) 18時半頃
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― 個室3 ―
[連絡先を記した紙を受け取る。 それを大事に折り畳んで]
ありがとう……。 私達も、落ち着いたら連絡するわ。 フィルのサーカスは移動するみたいだから、 中々一箇所には留まれないかもしれないけど。
[そうして、スティーブンが部屋を辞すのを見送って。 フィリップが食器を持って行こうとするのには]
フィル、私も手伝うわ。 お姉ちゃん達にお礼もしたいし。
[と言ったが、>>65彼は部屋に残っていて欲しいと言う。 不思議そうに首を傾げていたが]
(76) 2011/04/24(Sun) 21時半頃
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うん……解った。 リンダお姉ちゃんとベルナデットお姉ちゃんに、 ご飯ありがとうって伝えてくれる? あと、トニー君に……そっちに行けなくてごめんね、って。
[後から皆も行くから、と言った少年への謝罪を言付けた]
(77) 2011/04/24(Sun) 21時半頃
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[扉が閉まり独りになる。 壁に埋め込まれたデジタル時計を見た]
あと22時間くらい、ってさっき言ってたっけ。
[指折り残り時間を数える。 8年ぶりの、6才のあの事件を最後に出る事の叶わなかった地上へ、再び。 ……正直なところ、想像がつかなかった]
[どんな風に笑っていたのか。 どんな風に泣いていたのか。 もう朧で……リベラにおいでと手招くと胸に抱く]
リベラ。 これで、お外に戻れるよ。 空が恋しい……?
[寝台の上にぺたり座り込んで、抱き上げたリベラに話しかける]
(79) 2011/04/24(Sun) 21時半頃
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[腕によじ登りすり寄ってくるリベラを、 くすりと笑いながら抱き締める]
リベラも、よく覚えててくれたね。 ありがとうね……こんなに長い間、私の事覚えててくれて。
[切られた風切羽根の意味も知らず。 抱き締めると、“あの時”の事を思い出す。
……そう、兄に襲われたあの日。 リベラは窓から飛び込んできて果敢にも 刃を振りかざす兄に立ち向かおうとしてくれたのだ。 そんなリベラを胸に庇って、結果自分は無防備な背を 兄に晒す事になりフィリップはリベラを差し向けた事で ひどく自分を責めたのだが]
……嬉しかったよ。
[愛しさを込めて、その嘴に頬を寄せた]
(81) 2011/04/24(Sun) 22時頃
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[撫でるように動く嘴にふふ、と微笑んで。 そのままぱたっと寝台に仰向けに寝転がった]
……お留守番、どうしてかな?
[でも、彼のお願いだから。 意識を意図的にリベラへと向ける。 此処に置いていく全てのものが、気にならないわけではない。 けれど、彼の気遣いの理由もおぼろげにも予想はついていて]
私だって、あそこにいたし。 ムパムピスお兄ちゃんとあんな話もしたから、解ってる。
……いつか、ちゃんと。 フィルの重荷にならないように。 フィルと対等になれるように、私大きくならなくちゃ。
[システムが器の処分を命じている事など、知らぬまま]
(84) 2011/04/24(Sun) 23時頃
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[リベラを抱きながら横になったまましばらくが過ぎた。 しっかりと睡眠を摂り食事もしたのに、 何故だか少し気分が優れない]
……フィル、早く帰ってこないかな。
[もしくは、早く時間が過ぎれば良い。 エレベーターが動くまであと幾刻か。 弱った体、磨り減った食欲で胃を壊す事も少なくない。 多分、今回もそれと同じだろうと]
お勉強もだけど、運動もしなきゃ駄目……かな。 丈夫にならないと。 フィルのサーカスに着いていけなきゃ、 フィルの邪魔になっちゃう。
(97) 2011/04/25(Mon) 00時半頃
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― 個室3 ―
[ノックの音、少し重たい体を起こして。 気分を変えるために少しの遊び心]
ごめんね、りんご売りのおばあさん。 知らない人はうちには入れちゃいけない事になってるの。
[微かに覚えている白雪姫の一節を扉越しに告げてみた]
ね、リベラ? 毒りんごを渡されるかもしれないもの。
(105) 2011/04/25(Mon) 02時頃
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あら、そうなの、おばあさん? どうやったら助かるのか、私に教えてちょうだいな。
[楽しげな声が聞こえれば、そのままそっと覗き込むように 薄く扉を開けてごっこ遊びを続ける。
林檎を食べた白雪姫は長い長い眠りにつく。 でも、王子様も同じ林檎を食べたなら? そんなお話、誰も聞いた事がない]
(108) 2011/04/25(Mon) 02時半頃
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[ごっこ遊びを楽しんでいたところへ不意打ち。 頬を微かに染めて照れ隠しに拗ねたように口を尖らせる]
王子様、来るのが早過ぎるわ。 まだ毒林檎も食べてないし、硝子の棺にだって入ってないのに。
[毒林檎は既に喉の奥、硝子の棺はこの脆い世界。 だけど、その蓋を開ける王子様は何処にいるのだろう?]
[リベラを追い駆けるように、少女が寝台へと身を投げる。 枕を胸に抱き締めて、フィリップにぷいと背中を向けた。 それも全て照れ隠しなわけだけれど]
(110) 2011/04/25(Mon) 02時半頃
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言ったけど、本当にするなんて……。 気の早い王子様。 継母に追い出される前にやって来ちゃいそうね。
[まったくもう、と枕に赤い頬を埋める。 喉の奥に痞えるような感覚は、何だろう。 気分は良いのに、何だか気持ちが悪い。
髪に口付ける仕草は鳥が飼い主に似たのか、 それとも飼い主と鳥が似たもの同士なのか。
横になる様子には少し心配そうに]
(113) 2011/04/25(Mon) 03時頃
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大丈夫……? まだもうちょっと時間あるから、寝てると良いわ。 私は沢山寝た後だから。
[と言いつつも、やはり胃が重くて隣で枕を抱えて横になったまま]
ちゃんと起こしてあげる。 何処にも行かないから安心して。
[寝返りを打ち彼の方に向き直る。 そうして、自分も体を休めながら彼の寝顔を眺める心算で**]
(114) 2011/04/25(Mon) 03時頃
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