241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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……。
[なるほど。 よくよく考えてみると、今の状況はなかなかレアだ。]
…。
[少し、考えてからスマホを操作する]
『難しいことはよくわからんが あんたなりに、なにかしら理由はあったんだろ?』
(229) 2018/05/18(Fri) 07時頃
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[正直、殺してやりたいと思っていた奴は 俺にだっていた>>12 それでも、あの男に手を下すことがないまま、 結局あの男は惨めなまま勝手に死んでいった。
あの男…父に対する情があった、なんて そんな綺麗事では断じてなくて。 (そもそも情があったように思われたなら、 殺す『動機』があるなんて、周りの連中も 思わなかっただろうし)
上手く、言えないが…人を殺すということには 何かこう理屈ではない"壁"のようなものを感じる。
…その壁を超える何かがあったから、 この男は人殺しになったのではないのか。 ……まあ、実際のところはわからないんだけどさ。]
(230) 2018/05/18(Fri) 07時頃
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[越えられなかった俺と違う、 その壁を越えてしまった男の顔を見上げてから]
『それじゃあ、よろしく頼むよ。 あおいのせんせい』
[特に否定もされなかった気がするので そのまま彼のことをそう呼んで、 スマホを持った手と反対側の手を ひらと振ってみせる。
彼に引き留められなければそのまま、 バッジを受け取りに受付のほうへ向かおうか。]*
(231) 2018/05/18(Fri) 07時頃
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ー マナ・マリンパーク受付 ー
[受付に行けば、 あっさりバッジを手に入れることができた。]
うぐ……。
[無事バッジを手に入れられたことは嬉しい。 嬉しいが、受付のお嬢さんに 「楽しかった?」 「よかったらまた来てね!」 なんて、悪意のない笑顔になんとも複雑な気分になる。 ぶっちゃけ、罪悪感が半端ない。 元の姿だったら間違いなく、 こんな顔はされねぇだろうなぁと思う。
幼馴染はどうやら別の場所に移動したらしい。 飲み物について聞かれれば、お茶がいいと返しておく。]
(275) 2018/05/18(Fri) 13時頃
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[幼馴染のもとへ向かう途中、 一組の男女とすれ違った。>>@33>>274
一瞬、女のほうに見覚えがあるような気がしたが 咄嗟には思い出せず。 今はとりあえず先を急ごうと 彼らの脇を抜けて、奈落亭の傍へと向かう。>>219>>270]*
(276) 2018/05/18(Fri) 13時頃
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[ひとまず手に入れたバッジは ホーリーバッジが3個とワクワクハートが1個。 おおざっぱに考えても…うん、どう考えても足りない。 絶望的に足りない。]
(やっぱこれ、協力プレイしか手がねーじゃん…)
[とはいえ、思い浮かぶ相手と言えば、 昨日の炎使いの青年と…あ、そういえば もう一人いたような。>>2:294]
(333) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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[幼馴染にテレパシーを送れば、ややあって返事がくる。 どうやら協力者が見つかったらしい>>303]
『よっしゃ、ちょっと待ってろよ!』 『こっちもさっき、バッジを手に入れたとこ!』
[そうテレパシーを送って、指定された場所まで走っていくだろう。
そうして辿り着いた指定先に幼馴染と一緒にいたのは>>313]
(334) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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――あ!昨日の!
[つい驚いて指差してしまったのは許してほしい。
その姿には、見覚えがあった。 昨日、というか体感ではついさっき、いちご横丁で炎の青年のあとに現れた、お嬢様学校の制服を着た背の高い少女。]
(335) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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あんた、昨日いちご横丁にいたよな!
俺は翔也。よろしくな。 さっき協力してもらえるって 圭からテレパシーがあってさ。 助かるよ、ありがとう。
[ひとまず協力に感謝しつつ、自己紹介すれば 彼女のほうからも名前を教えてもらえただろうか。
ひとまずさっき手に入れたバッジを見せて。 それから相手のバッジを見せてもらえば>>314]
(336) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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…………マジかよ!!!
[目を擦ってから、叫ぶ。]
うっそだろ、鎧竜王Xって……うっわぁ…。 すげ、ちょ、触ってみてもいいか……?
[彼女が手にしたバッジを前に言葉を無くす。 彼女から許しを貰えれば、両手で上に翳したり、 裏表を返したり。]
すっげぇや……実在したんだな、これ。
[語彙力が完全に消えた説明ですまない。 でも、子供の頃に憧れたバッジが 目の前にあるなんて(しかも死んだ後に見るとか) 世の中ほんとわからないものだよな。]
(337) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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[そんなこんなで彼女たちと三人、 バナナストアまで道を急いでいれば、 頭上に見えた、黒い影>>@30]
あのカラス共もノイズかよ…。
[厄介だな、と呟けば>>316 ニーナが、鎧龍王のバッジを幼馴染に託す>>316 続いた言葉には、頷いて。 そうしていつのまにか現れた剣を抜いた彼女の顔と 幼馴染の顔とを交互に見る。]
……行くぞ、走れ圭!! バナナストアまで一気に行くぞ!!
(338) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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[鎧龍王Xのバッジを握った手と反対側の手を 握りしめれば、そのままバナナストアまで駆け抜ける。]
あんたもだぞ! ちゃんとついて来いよ!!
[走りながら、ちゃんとニーナが 後ろをついてきているか、確認する。
ここは俺に任せて〜なんていうのは、 終盤にやるから盛り上がるんであって、 こんな中盤もいいところでやるものではないのだから。]
(339) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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[途端目に入ったのは、地面に転がり きらきらと光を反射するコインと それに反応を見せるカラスたち。>>317
それでも、此方にやってくるカラスには]
……!
[幼馴染の頭上を掠めるように飛んできたカラスに 彼女の手を離して、咄嗟に手を前へと差し出す。
ぐいっと空を切ったはずのその手には、 いつの間にかこの手に鷲掴みにされたカラスの首。 突然の事態に暴れ狂うカラスが逃げる前に、 ぐっと力を込めて握り潰せば、 そのまま、砂が零れ落ちるかのように崩れて消えた。]
(340) 2018/05/18(Fri) 22時頃
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いいから行け!! 圭は自分とバッジを守ってくれ!! 今、できることをしろ!!
[幼馴染が何か反応するより先に、叫ぶ。 許されるならそのまま、再度幼馴染の手を取って、 店の中に入る。]
(341) 2018/05/18(Fri) 22時半頃
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みんな、無事だな……?
[肩で息をしながら、二人の無事を確認する。
幼馴染も、つい先ほど出会ったニーナも、 どうやら、無事店の中に入ったようだ。 そのことにほっと、息を吐きつつ。 ひとまず、ぐるり視線を巡らせて店内を見回す。]*
(342) 2018/05/18(Fri) 22時半頃
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ん…?
[視線を巡らせた先には一人の少女>>296 ニーナと同じ年頃に見えるが、 着ている制服を見れば、どうやら違うようだ。]
なあ、あれ。 あそこにいるのも、参加者じゃね?
[くぃ、と幼馴染の袖を引いて 指差せば、もしかしたらニーナも 彼女の存在に気づいたかもしれない。]
(353) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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[それはそうと、 作戦会議が始まれば>>350>>351>>352]
俺? まあ、昔はそこの圭と一緒に よくやってたよ。
[なぁ?と幼馴染のほうへと視線と首を巡らせる。 暫し思案の後、此方に首を傾げた彼女に。]
へ…?
[実を言えば、少し意外だった。 先程の鎧龍王Xに対する反応といい、 彼女もマブスラを嗜む側の人間――それもかなりの使い手と見えたから。]
(354) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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[とはいえ。]
……俺で、いいのなら。 やるよ。やらせてもらう。
[首を傾げるニーナに、 視線を合わせるように見上げてから こくっとひとつ、頷いてみせた。]*
(355) 2018/05/18(Fri) 23時頃
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「……昔?」
……ま、いろいろあってさ。
[>>370目線を逸らして誤魔化しつつ。 そうして、近づいてきた彼女の名前を聞けば]
……マユミ?
[その名前は、どこかで聞いたような気が…。 思い出すより先に、彼女が近づいてくれば>>376]
よっし、味方は多いに越したことはないからな。 よろしく頼むぜ。
[小さくガッツポーズを取って。 そうして、バッジが入ったケースを見せられれば>>377]
(398) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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いいのか? ってか、エースバッジって…。 あんたの大事なもんだろ、それ。
[ミッションを託されたことよりも、 そう言って御守りとして差し出された 『SMILE』バッジのほうに意識が向く。
……ん。あれ? このバッジ、どこかで見たような。]
……。
…………。
[……ああ。もしかして、これは。]
(399) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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――わかった、そのバッジ 借りさせてもらうよ。
その代わり、 こいつは絶対にあんたのところに返す。 そして、勝ってみせるさ。
[あんたたちのためにも、と マユミと、次いでニーナの顔を見上げながら。]
(401) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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……柄じゃないな。
[主人公みたい、なんて>>395 幼馴染に言われれば、ふぃっと顔を逸らす。 その頬が赤いことには、気づかれなければいい。 こういうのは、もっと。 それこそ、あの炎の青年とか、 そういう"ヒーロー"の領分だろうに。]
って、……ったく。
[それでも。 さっき渡したバッジを託されれば。 ――敗けるわけには、いかないじゃないか。
ニーナの分もマユミの分も このバッジは彼女たちの命を背負っているのかと そう考えると堪らなく重くも感じるが]
(405) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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負ける気が、全くしないんだよな…。
[自分でも、不思議なくらい。]
(406) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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――よっし、いってくる!!
[彼女たちから託されたバッジを手に、 熱気にあふれた会場へ、挑戦者として駆ける>>#1#2]*
(407) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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[熱狂する会場は、既に狂乱の域に達していた。>>#16 自分より背の高い連中をどうにか掻い潜って、 熱狂の中心へと駆けて、バッジを掲げる。]
イエローマン!! あんたに挑戦させてもらう!!
[「アンタが次の挑戦者ね!?」 そう言われれば、さっとバッジを掲げてみせる。
手にしたバッジを見て、笑うものもいたかもしれない。 そりゃそうだ。 俺が掲げたバッジは、相場では最下位扱いのホーリーバッジ。
――…だけど、この白く輝くバッジには 俺たちの命が籠められている。 そして、今日たくさんの人たちが街を駆け巡って、 託されたバッジが、今、この手の内にある。 それでどうして、負けることがあるだろう?]
(434) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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……関係ないさ。 バッジを持ってりゃ皆マブスラ―なんだよ。 男も、女も、関係ない。
[女の子だからって容赦しない>>#16 挑発交じりのその言葉に、そう返す。
思い出すのは、子供の頃、 バッジをくれて、共に戦った幼馴染の姿だったり あの日、バッジを渡した年下の女の子だったり。 それから、さっき鎧龍王のバッジを 誇らしげに見せてくれた、ニーナの姿。]
(435) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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[そうして、始まった戦いは。]
[ニーナの鎧龍王、俺のわくわくハートと カレー屋店主の手による幼馴染の改造済わくわくハート、 マユミの『SMILE』バッジ。 マユミから、そしてマユミのパートナーから託された 改造済デビルティアーズ。 そして、俺たちのホーリーバッジ4個。
――合計133点レベル。勝負は、決まった。>>#17]
(438) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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…………。
[一瞬の勝負、だったはず、なんだが。 気がつけば、大きく肩で息をしているくらいには白熱した戦いだった。]
……。
[こんな戦いは、本当にひさしぶりで。]
――ありがとうな、イエローマン。 いい戦いをさせてもらった。
[そうして、彼に掌を差し出して握手を求めた。 そのときちら、と見た掌からは、あの数字は消えていて。
――勝者の余裕とか、そんなものではないけれど。 ただ、勝って嬉しいとか、そういう以上になんだか心の内が満たされるような、そんな不思議な気持ちを味わっていれば]
(439) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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おわっ!!
[イエローマンの手を握ることはできたか。 気がつけば、インタビューマイクを向けられて、 おろおろと視線を彷徨わせる。]
え、いやインタビューとか困るんだけど…。
[そもそもこういう視線には慣れない。 どうしたものかと少し、思案してから]
(440) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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…俺から言えるのは一つだぜ! 俺の勝利は決して俺だけのもんじゃない。 俺のこの手に勝利の鍵を託してくれた 仲間たちの手による勝利だ!!
[そう口にして、にこっと笑って]
あんたらも、自分の仲間を大事にしろよな!
[それじゃ、と少し駆け足で仲間たちのところに戻ろうか。 その手にホーリーバッジの入った缶を手にして。]*
(441) 2018/05/19(Sat) 01時頃
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