人狼議事


252 Aの落日

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[ 安住からろくに何も聞きだせてないくせに? ]


【人】 公安部 カガ

― 文化祭翌日 ―

[ まんじりとした夜を過ごし、
 本格的な微睡みが訪れたのは夜明け前だった。
 そのまま惰眠を貪ってしまいたかったが、
 母の怒鳴り声と毟り取られた布団に願い叶わず、
 敢え無く重い身を起こし登校することとなる。
 掲示板>>149の前には人が群がっている。
 人の頭の後ろから見ても文字は読めず、
 眼鏡を取り出してかけ、見出しを読んだ。]

   ……仕事の早いことで。

[ 口々に囀る噂話は憂さ話にも似た好奇心。
 知りたいという欲求を顕わにする人の群れに、
 あの人の言葉>>4が思い浮かんだ。 ]

(193) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

   ……。

[ 恨んでいるわけじゃない。
 他人を追い詰めるのが上手い。
 ここにいる誰もがその因子を抱えているんだろう。
 読み終えたか興味を失ったか、
 はたまた忌避感を覚えたのか。>>171
 去っていく人の群れの中に俺も混ざる。
 詳細な文章は、読まなかった。 ]

(194) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

[ 普通に登校するのもしんどいのに、
 全校集会>>#5ともなれば校長の声は余計に眠気を誘う。

 くあ、と堪えきれない欠伸を口で覆い隠した。]

(195) 2018/10/17(Wed) 23時頃

【人】 公安部 カガ

[ 『   ―――…に』

 白昼夢、とでもいうのだろうか。
 在る筈の無いものをまた幻視してしまいそうで、
 軽く首を横に振る。
 これで何十度目になるだろう。
 妄想の中の彼女は恨みがましい目を俺に向けて、
 小さな口を動かして言う。
 『たすけてほしかったのに』と。

 只の妄想だ。――…わかっている。 ]

(196) 2018/10/17(Wed) 23時頃

[ 万年青は考える。

 彼女はどうしてあの時間あそこにいたのか。
 どこへ行くつもりだったのか。
 もともと飛び降りるつもりだったのか。
 決心したのはインタビューのせいなのか。
 あの窓から落ちたのは故意なのか、偶然か。
 もっと上まで行くつもりだったのか。
 窓が開いていなければ彼女は落ちなかったのか。

 あの時声をかければ。
 シャッター音が響かなければ。
 
 彼女は、空へ飛び立たなかったのだろうか ]


[ 思考を巡らせるたびに、
 彼女が思い切ったことに
 自分が関わっていて欲しいと、
 彼女を動かしたのは自分でいたいと、

 願うように思考が巡る ]


[ そんなに人を動かす主になりたいのか。

 ……浅ましい ]


【人】 公安部 カガ

[ 隣のクラスメイトが俺の袖を引いて尋ねる。
 『だいじょうぶ?』と。
 俺は少し笑って、「大丈夫」と答える。
 俺は心配されるような人間じゃないから、
 大丈夫だよ。* ]

(197) 2018/10/17(Wed) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

― →ゴミ捨て場 ―

[ 全校集会が終われば教室に戻り、
 昨日の続きの片付けが始まる。
 オバケ屋敷のセッティングはゴミも多く出て、
 大物を担いでゴミ捨て場へと赴く。
 途中、視界の端に何か居る気がして、
 視線をそちらに向ける。  ]

   犬?>>0:477

[ 動物は嫌いじゃない。
 その場にしゃがんで荷物を置き、手を差し出す。 ]

(207) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

   お前、どこから来たんだ?
   野良犬にしちゃなんか……迷い犬か?>>0:478
   チッチッチ、こっちおいで。

[ 警戒しつつ、それでも腹がすいていたのか何なのか、
 犬はちょこちょこと俺に歩み寄り、
 指の匂いを嗅いで舐める。
 撫でてやれば気弱そうな声で鳴いた。
 脇に手を差し込み、抱き上げる。 ]

(208) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

   何か食べるもんありゃいいけど、
   すまんな。今は持ってないわ。

[ 胡坐をかいて座り、懐の中に入れるように抱く。
 大人しい犬を撫でながら、一人ぼやくように呟く。 ]

   いつから学校にいたんだ?
   昨日……、

[ 文化祭の来客と一緒に入ったのかと言いかけて黙る。 ]

   おまえは見てたのかな、昨日。
   ……。俺のせいかな。

[ 犬を撫でながら、思う。
 彼女がもし自分から飛んだなら、
 俺のせいなのかな、と。
 そう思ってしまって、手が止まった。]

(209) 2018/10/18(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ

[ くぅん?
 問うように犬は鳴き顔をあげる。
 我に返って、犬をまた抱き上げた。 ]

   ちょっと待ってろ、何か持って来てやる。
   また会えたら、だけどな。

[ 犬の鼻先に自分の鼻を当てて、小さく微笑む。
 地面に犬を置き、荷物を持って立ち上がった。**]

(210) 2018/10/18(Thu) 00時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 00時頃


[ 彼女が落ちた、合図のように ]


【人】 公安部 カガ

― →ゴミ捨て場 ―

   ほの先輩。

[ その人の悪意>>272など知らず、立ち止まる。
 地面に落としたゴミ袋に視線を向けた時、
 その言葉>>274は放たれた。
 逃げるように犬が繁みの中に消えていく。 ]

   本当……いい性格してるよな。

[ 少し笑って返すのは、いつか言ったのと似た言葉。
 あの時の表情とは違い、困ったような、
 泣き笑いの様な顔で、そう言う。 ]

(283) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

― 回想・黒江先輩 ―

   はは。……、昔は。
   あんなじゃなかったんだけどな。

[ 同じだと、彼女は言う>>183から、少し笑って。
 昔を懐かしむ。ほんの少しだけ。
 くだらないと聞けばおもしろいと彼女は言う。>>184 ]

   うじうじしてるように見える?俺が。
   まあ、そうか。
   いい加減、やめたほうがいいんだろうな。

[ 三年が卒業を迎えるまで1年もない。
 これから更に受験に忙しくなるんだろう。
 あいさきくんもほどほどにしなよと言っていたし、
 俺は、離れた方がいいんだろう。
 たとえ彼女が良くない道にいくかもしれなくても。
 自分じゃ歯止めになりやしないんだから。 ]

(284) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

[ 本音の混ざる彼女自身の話に、呆気に取られる。 >>186
 一層細められた目。
 楽しい、というように見えもする言葉。>>187
 眼鏡の向こう側の表情に少し見蕩れた後、苦笑した。 ]

   あんた、本当……いい性格してるな。
   人生つまんないんなら、
   自分でつまらなくないようにしろよ。
   少しくらいなら付き合うぜ?

[ 嫌がらせ半分、横髪を一房とろうと手を伸ばす。
 手に取れたなら少しばかり弄んだだろうし、
 避けられたなら机の上に手を戻しただろう。 ]

(285) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

   も少し用心しろよ、ほのかサン。
   密室で男と二人、何もされない保障はないぜ?

[ からかいの混ざった言葉を口にして、席を立つ。
 一時距離は近くなるが、何をするわけでもなく。
 プルタブを開けたコーラは机に置き去りにして、
 出入り口に向かう。 ]

   少し喋りすぎた。
   もし誰かに言ったら、……

[ 振り返り、じっと彼女を見つめた後、
 黙ったままふっと笑みを浮かべる。
 具体的なことを言わない牽制を投げかけて、
 視線を戻し、扉を開けてそのまま出て行く。
 彼女がそれに何を思うか。
 さほど気にすることも無く。 *]

(286) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

【人】 公安部 カガ

― 現在、ゴミ捨て場付近 ―

   望み通りか、まだわかんねえよ。
   けど、やっぱ自殺かな、あれ。

[ 少し、息を吐く。
 寝て起きて一日経ってしまえば少し気持ちは落ち着き、
 ショックではあったが自責の念は薄い。
 こんな自分は彼女の退屈しのぎにならないかもしれない。
 新聞にざわめく生徒たちを思い出しつつ、
 表情をじっくりと眺めながら、口を開く。 ]

   おもしろい?ほのかさん。*

(287) 2018/10/18(Thu) 21時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 22時頃


[ 身を乗り出す安住の後ろ姿の写真を
 こちらを見て微笑む安住を、
 手が離れた瞬間を、
 スライドさせるごとに
 ゆっくりと、落ちていく様子を
 万年青は何度も見つめる。
 最後はふざけて身を乗り出す生徒たちの写真。
 下から見ていたら、こんな様子だったのだろうか。

 ぶるりと体が震える。

 もっと、こんな様子が見たい ]


[ ――悪意につぶされる、死の瞬間の美しさ ]


[ 彼女が死んでしまえば、
 きっと感化される生徒が増える。

 箱におさめられた生徒たちは
 簡単に人に流される。
 水をとどめるた堰が亀裂ひとつで破壊されるように
 一人目が出れば連鎖が起きてもおかしくない。

 そのための土壌は、すでに整えられているのだから ]


[ ――みんな死んでしまえばいい ]


【人】 公安部 カガ

― 現在、ゴミ捨て場 ―

   あんま笑える状況じゃないし。
   けど、俺、どんな顔してる?

[ 自分の頬を軽く撫で、どういう顔か聞く。>>317
 おそらく、いつもの軽薄な笑みはなりを潜め、
 落日からその顔は翳っているんだろう。
 それが彼女の目にはどう映っているのか、気になった。 ]

   ほら。俺が傷つけたかどうか、
   ほの先輩にもわかんないだろ。

[ 答えを持っていないのは彼女も同じだろうと指摘する。
 だからといって傷つけていないとは言えない。
 意識して拒絶し、意識して傷つける言葉を選んだのは、
 間違いないのだから。 ]

(331) 2018/10/18(Thu) 23時頃

【人】 公安部 カガ

   写真?

[ 彼女の言葉を復唱する。
 ああ、新聞の。と思い至る。
 そこまでして知りたいかと聞かれたら、
 正直、特別知りたいとは思わないのだが。
 真っ直ぐに覗き込む目>>318が、
 躊躇いもなく面白いという言葉>>319が、顔が。
 酷く楽しそうだから。
 目の前で絶望する様を見たいといっているようで。

 本当、良い性格をしているなと、また思う。 ]

(332) 2018/10/18(Thu) 23時頃

【人】 公安部 カガ


   ……一緒に調べてみるか?
   けど、俺、新聞部に知り合い、いないんだよな。
   ほのちゃんは誰か知り合い、いる?

[ いつか言った、付き合うよを言葉にした。* ]

(336) 2018/10/18(Thu) 23時頃

[ 万年青は、記事のためには
 彼女が死んだ方がいいと思っている。

 けれど、まるですべてから解放されたように
 これだけきれいに笑った彼女が、
 この世界から逃げられずに絶望する顔の方が
 実は見たいと思っていた ]


【人】 公安部 カガ

― 現在、ゴミ捨て場 ―

   マジか、かっこわる。

[ どんな風に見えているのか聞けば、>>346
 前髪をぐしゃりとあげ、不愉快そうに眉を潜める。
 そういう自分は好きじゃない。
 安住英子に苛立つように、自分に苛立ってしまいそうだ。
 少し目を閉じて、息を吸って、吐く。
 再び開いた目で先輩を見つめ、微笑んだ。 ]

   弱くないし。大丈夫。

[ 疑問視をつけた復唱に、丁寧な説明が返る。>>347
 「っていうと、新聞部か」と呟いて、誘いをかける。
 僅かに表情が変わったように思うが、
 その胸の内>>348の考えなど、読めるはずも無い。 ]

(357) 2018/10/18(Thu) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

   ああ、行く。

[ そう言って、手にした荷物を片腕に寄せ、
 彼女が落としたゴミ袋を片手に持つ。
 紙のゴミは重く、ずしりと腕に響くが、
 重たいものは力の強い方が持つものだと思うから、
 そのまま、彼女の分までゴミを運び、捨てる。

 メッセージ>>349を送るのを少し待って、
 後ろについて歩きだした。*]

(358) 2018/10/18(Thu) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

― ゴミ捨て場 ―

[ 面白そうに、彼女は笑う。>>2:361
 何が面白かったのか自分にはわからないが、
 誰かが笑ってくれるなら良いと思えた。
 嘘でも笑っていれば案外何とかなるものだと、
 信じている節はある。
 感情コントロールはお手の物で、
 作られた笑みの真実のパーセンテージは幾つだろう。
 俺にだってそんなの、わかんねえよ。
 「ありがとう」の言葉に「どういたしまして」と返して、
 のこのこ歩いてついていく。 ]

(371) 2018/10/19(Fri) 00時頃

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