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― 文化祭翌日 ―
[ まんじりとした夜を過ごし、 本格的な微睡みが訪れたのは夜明け前だった。 そのまま惰眠を貪ってしまいたかったが、 母の怒鳴り声と毟り取られた布団に願い叶わず、 敢え無く重い身を起こし登校することとなる。 掲示板>>149の前には人が群がっている。 人の頭の後ろから見ても文字は読めず、 眼鏡を取り出してかけ、見出しを読んだ。]
……仕事の早いことで。
[ 口々に囀る噂話は憂さ話にも似た好奇心。 知りたいという欲求を顕わにする人の群れに、 あの人の言葉>>4が思い浮かんだ。 ]
(193) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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……。
[ 恨んでいるわけじゃない。 他人を追い詰めるのが上手い。 ここにいる誰もがその因子を抱えているんだろう。 読み終えたか興味を失ったか、 はたまた忌避感を覚えたのか。>>171 去っていく人の群れの中に俺も混ざる。 詳細な文章は、読まなかった。 ]
(194) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 普通に登校するのもしんどいのに、 全校集会>>#5ともなれば校長の声は余計に眠気を誘う。
くあ、と堪えきれない欠伸を口で覆い隠した。]
(195) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 『 ―――…に』
白昼夢、とでもいうのだろうか。 在る筈の無いものをまた幻視してしまいそうで、 軽く首を横に振る。 これで何十度目になるだろう。 妄想の中の彼女は恨みがましい目を俺に向けて、 小さな口を動かして言う。 『たすけてほしかったのに』と。
只の妄想だ。――…わかっている。 ]
(196) 2018/10/17(Wed) 23時頃
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[ 万年青は考える。
彼女はどうしてあの時間あそこにいたのか。
どこへ行くつもりだったのか。
もともと飛び降りるつもりだったのか。
決心したのはインタビューのせいなのか。
あの窓から落ちたのは故意なのか、偶然か。
もっと上まで行くつもりだったのか。
窓が開いていなければ彼女は落ちなかったのか。
あの時声をかければ。
シャッター音が響かなければ。
彼女は、空へ飛び立たなかったのだろうか ]
[ 思考を巡らせるたびに、
彼女が思い切ったことに
自分が関わっていて欲しいと、
彼女を動かしたのは自分でいたいと、
願うように思考が巡る ]
[ そんなに人を動かす主になりたいのか。
……浅ましい ]
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[ 隣のクラスメイトが俺の袖を引いて尋ねる。 『だいじょうぶ?』と。 俺は少し笑って、「大丈夫」と答える。 俺は心配されるような人間じゃないから、 大丈夫だよ。* ]
(197) 2018/10/17(Wed) 23時半頃
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― →ゴミ捨て場 ―
[ 全校集会が終われば教室に戻り、 昨日の続きの片付けが始まる。 オバケ屋敷のセッティングはゴミも多く出て、 大物を担いでゴミ捨て場へと赴く。 途中、視界の端に何か居る気がして、 視線をそちらに向ける。 ]
犬?>>0:477
[ 動物は嫌いじゃない。 その場にしゃがんで荷物を置き、手を差し出す。 ]
(207) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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お前、どこから来たんだ? 野良犬にしちゃなんか……迷い犬か?>>0:478 チッチッチ、こっちおいで。
[ 警戒しつつ、それでも腹がすいていたのか何なのか、 犬はちょこちょこと俺に歩み寄り、 指の匂いを嗅いで舐める。 撫でてやれば気弱そうな声で鳴いた。 脇に手を差し込み、抱き上げる。 ]
(208) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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何か食べるもんありゃいいけど、 すまんな。今は持ってないわ。
[ 胡坐をかいて座り、懐の中に入れるように抱く。 大人しい犬を撫でながら、一人ぼやくように呟く。 ]
いつから学校にいたんだ? 昨日……、
[ 文化祭の来客と一緒に入ったのかと言いかけて黙る。 ]
おまえは見てたのかな、昨日。 ……。俺のせいかな。
[ 犬を撫でながら、思う。 彼女がもし自分から飛んだなら、 俺のせいなのかな、と。 そう思ってしまって、手が止まった。]
(209) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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[ くぅん? 問うように犬は鳴き顔をあげる。 我に返って、犬をまた抱き上げた。 ]
ちょっと待ってろ、何か持って来てやる。 また会えたら、だけどな。
[ 犬の鼻先に自分の鼻を当てて、小さく微笑む。 地面に犬を置き、荷物を持って立ち上がった。**]
(210) 2018/10/18(Thu) 00時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/18(Thu) 00時頃
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― →ゴミ捨て場 ―
ほの先輩。
[ その人の悪意>>272など知らず、立ち止まる。 地面に落としたゴミ袋に視線を向けた時、 その言葉>>274は放たれた。 逃げるように犬が繁みの中に消えていく。 ]
本当……いい性格してるよな。
[ 少し笑って返すのは、いつか言ったのと似た言葉。 あの時の表情とは違い、困ったような、 泣き笑いの様な顔で、そう言う。 ]
(283) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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― 回想・黒江先輩 ―
はは。……、昔は。 あんなじゃなかったんだけどな。
[ 同じだと、彼女は言う>>183から、少し笑って。 昔を懐かしむ。ほんの少しだけ。 くだらないと聞けばおもしろいと彼女は言う。>>184 ]
うじうじしてるように見える?俺が。 まあ、そうか。 いい加減、やめたほうがいいんだろうな。
[ 三年が卒業を迎えるまで1年もない。 これから更に受験に忙しくなるんだろう。 あいさきくんもほどほどにしなよと言っていたし、 俺は、離れた方がいいんだろう。 たとえ彼女が良くない道にいくかもしれなくても。 自分じゃ歯止めになりやしないんだから。 ]
(284) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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[ 本音の混ざる彼女自身の話に、呆気に取られる。 >>186 一層細められた目。 楽しい、というように見えもする言葉。>>187 眼鏡の向こう側の表情に少し見蕩れた後、苦笑した。 ]
あんた、本当……いい性格してるな。 人生つまんないんなら、 自分でつまらなくないようにしろよ。 少しくらいなら付き合うぜ?
[ 嫌がらせ半分、横髪を一房とろうと手を伸ばす。 手に取れたなら少しばかり弄んだだろうし、 避けられたなら机の上に手を戻しただろう。 ]
(285) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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も少し用心しろよ、ほのかサン。 密室で男と二人、何もされない保障はないぜ?
[ からかいの混ざった言葉を口にして、席を立つ。 一時距離は近くなるが、何をするわけでもなく。 プルタブを開けたコーラは机に置き去りにして、 出入り口に向かう。 ]
少し喋りすぎた。 もし誰かに言ったら、……
[ 振り返り、じっと彼女を見つめた後、 黙ったままふっと笑みを浮かべる。 具体的なことを言わない牽制を投げかけて、 視線を戻し、扉を開けてそのまま出て行く。 彼女がそれに何を思うか。 さほど気にすることも無く。 *]
(286) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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― 現在、ゴミ捨て場付近 ―
望み通りか、まだわかんねえよ。 けど、やっぱ自殺かな、あれ。
[ 少し、息を吐く。 寝て起きて一日経ってしまえば少し気持ちは落ち着き、 ショックではあったが自責の念は薄い。 こんな自分は彼女の退屈しのぎにならないかもしれない。 新聞にざわめく生徒たちを思い出しつつ、 表情をじっくりと眺めながら、口を開く。 ]
おもしろい?ほのかさん。*
(287) 2018/10/18(Thu) 21時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/18(Thu) 22時頃
[ 身を乗り出す安住の後ろ姿の写真を
こちらを見て微笑む安住を、
手が離れた瞬間を、
スライドさせるごとに
ゆっくりと、落ちていく様子を
万年青は何度も見つめる。
最後はふざけて身を乗り出す生徒たちの写真。
下から見ていたら、こんな様子だったのだろうか。
ぶるりと体が震える。
もっと、こんな様子が見たい ]
[ 彼女が死んでしまえば、
きっと感化される生徒が増える。
箱におさめられた生徒たちは
簡単に人に流される。
水をとどめるた堰が亀裂ひとつで破壊されるように
一人目が出れば連鎖が起きてもおかしくない。
そのための土壌は、すでに整えられているのだから ]
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― 現在、ゴミ捨て場 ―
あんま笑える状況じゃないし。 けど、俺、どんな顔してる?
[ 自分の頬を軽く撫で、どういう顔か聞く。>>317 おそらく、いつもの軽薄な笑みはなりを潜め、 落日からその顔は翳っているんだろう。 それが彼女の目にはどう映っているのか、気になった。 ]
ほら。俺が傷つけたかどうか、 ほの先輩にもわかんないだろ。
[ 答えを持っていないのは彼女も同じだろうと指摘する。 だからといって傷つけていないとは言えない。 意識して拒絶し、意識して傷つける言葉を選んだのは、 間違いないのだから。 ]
(331) 2018/10/18(Thu) 23時頃
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写真?
[ 彼女の言葉を復唱する。 ああ、新聞の。と思い至る。 そこまでして知りたいかと聞かれたら、 正直、特別知りたいとは思わないのだが。 真っ直ぐに覗き込む目>>318が、 躊躇いもなく面白いという言葉>>319が、顔が。 酷く楽しそうだから。 目の前で絶望する様を見たいといっているようで。
本当、良い性格をしているなと、また思う。 ]
(332) 2018/10/18(Thu) 23時頃
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……一緒に調べてみるか? けど、俺、新聞部に知り合い、いないんだよな。 ほのちゃんは誰か知り合い、いる?
[ いつか言った、付き合うよを言葉にした。* ]
(336) 2018/10/18(Thu) 23時頃
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[ 万年青は、記事のためには
彼女が死んだ方がいいと思っている。
けれど、まるですべてから解放されたように
これだけきれいに笑った彼女が、
この世界から逃げられずに絶望する顔の方が
実は見たいと思っていた ]
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― 現在、ゴミ捨て場 ―
マジか、かっこわる。
[ どんな風に見えているのか聞けば、>>346 前髪をぐしゃりとあげ、不愉快そうに眉を潜める。 そういう自分は好きじゃない。 安住英子に苛立つように、自分に苛立ってしまいそうだ。 少し目を閉じて、息を吸って、吐く。 再び開いた目で先輩を見つめ、微笑んだ。 ]
弱くないし。大丈夫。
[ 疑問視をつけた復唱に、丁寧な説明が返る。>>347 「っていうと、新聞部か」と呟いて、誘いをかける。 僅かに表情が変わったように思うが、 その胸の内>>348の考えなど、読めるはずも無い。 ]
(357) 2018/10/18(Thu) 23時半頃
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ああ、行く。
[ そう言って、手にした荷物を片腕に寄せ、 彼女が落としたゴミ袋を片手に持つ。 紙のゴミは重く、ずしりと腕に響くが、 重たいものは力の強い方が持つものだと思うから、 そのまま、彼女の分までゴミを運び、捨てる。
メッセージ>>349を送るのを少し待って、 後ろについて歩きだした。*]
(358) 2018/10/18(Thu) 23時半頃
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― ゴミ捨て場 ―
[ 面白そうに、彼女は笑う。>>2:361 何が面白かったのか自分にはわからないが、 誰かが笑ってくれるなら良いと思えた。 嘘でも笑っていれば案外何とかなるものだと、 信じている節はある。 感情コントロールはお手の物で、 作られた笑みの真実のパーセンテージは幾つだろう。 俺にだってそんなの、わかんねえよ。 「ありがとう」の言葉に「どういたしまして」と返して、 のこのこ歩いてついていく。 ]
(371) 2018/10/19(Fri) 00時頃
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