146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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[ 他者との繋ぐ、暖かな手の感覚は どれほどぶりか 半端なんて、そう受け入れられやせんから だから、おっかな吃驚
怒るより先に 困惑が増すばかり もし振りほどかれたら ハッとするやろが 聞こえた呟きには んなもん知らじ]
…わんちゃん、って一纏めにせんでくれり
[ ただ、それだけは がう、っと狗が 噛み付くように吠えたやろが
ケモノのプライドか 人間の卑屈か それは、自分でもよう分からんかったが*]
(47) 2015/01/09(Fri) 13時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/09(Fri) 13時半頃
― 100年以上前の話 ―
[死ねない人はたった1人に救われた
いつものように戦争に出て、戻ってきた時の事
5〜6歳の少女に手渡された一輪のたんぽぽと、その笑顔
自分を見て恐れない初めての人間]
…ありがとう
[それからというものの、行く前に一輪、帰ってきて一輪。必ず帰ってくるのは自分ただ1人だけで
気が付いたら自分の隠れ家はたんぽぽの花で一杯になっていた。多少枯れていたのもあったが、それでも新しく入ってくるものが多くて]
『お兄さん、名前は?』
…俺は、俺の名前は――
[無かった。まだワクラバという名前すら貰えていなかった時
その時彼女から貰った1つの名前。それは今でも思い出す事は出来なくて]
『よろしくね、“ ”』
[なんと呼ばれていたのか。それすらも、思い出せない
けれど、それから彼女と付き合う事になって。感情豊かになってきて、そして老いた]
『――貴方は良いわね。ずっとそのままで』
『私は怖い。死ぬのが怖い。老いが怖い』
『ごめんなさい。先に逝く事を赦して』
『…さようなら、“ ”』
[きっと自分が泣いたのはそれが最後だっただろう
死ねない体。老いない体。不老不死、と言えば聞こえは良いが
それは何も、自分にとって得など無くて]
〜〜〜〜〜ッ!!!!!
[化物の押し殺した鳴き声は、どこに響くわけでもなく
生涯愛した女性を失ってから感情すらも失った
ただ、1つだけ持っている気持ちだけを除いて]
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/09(Fri) 17時半頃
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同じく、尻尾振る気は毛頭あらへん が
[ >>49犬やない、と主張する彼に同調し ぴょこり ケモノの耳に気付かんで揺らす
但し、引き攣りを一瞬見れど 『拒絶』を知らぬ狐には、余計な口と共に 天邪鬼に受け入れる姿がくつり と嗤えた]
なんや 言うて、汝は懐いとんのか
[ 手篭めにされたかのような彼に、 大袈裟に腕を竦めて見せながら 腕を思いっきし払う気になれんのは、 ある種の童の持つ魔力か何かか]
(66) 2015/01/09(Fri) 20時半頃
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[ 娘の声で、目の前のもんが狼や分かると ははあ と、小生とは違う獣を過ぎらせ 自分まで犬のようと また言われれば 不愉快にしたが、呑み込まれりゃ分からんで]
…幸せ、のう たしかに、ひとの手はあったかいわな
[ >>51大層嬉しゅうように言う、 娘の言葉には 仮面がけらり、と嗤うたが 一瞬、身体が強張るのは繋ぐ手に伝うか
空いた手で取り出した扇子で覆う 口元は、微塵も笑わぬ 笑えぬ]
(67) 2015/01/09(Fri) 20時半頃
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( …けどなあ そーんなもんで 幸せになりゃあ 世の中 もっと生きやすいんやなかろうか)
[ それに、半端が倦厭されることもない と
臆 こんな少女ひとりで 他人と繋がれる言うんに 奥底は臆病 いつか拒絶されるなら 壁を作ってまえ]
(上辺に繋ぐ事は出来れど 心まで繋げんよ)
[ 左右に振られる手はされるがまま 不機嫌がすっ飛んだ形だけの謝罪に 三日月を描く眼とは対称の 歪んだ心中]
(68) 2015/01/09(Fri) 20時半頃
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[ 複雑な感情を 心に隠して 漸く解放された腕を、す と引っ込めた 名を問われりゃ、ぱちんと扇を閉じ
ぺこり、と行儀良い 礼をする、 窺うように見上げる童と 会釈する獣に続き 軽く頭を下げ 口許を緩ます]
───ユキ。ユキ・ティソールや [ >>54ちら と プライドが高そうな狼は やっぱり 言うて拒絶せんのやな ちぃっと羨望が胸を焦がす中
よろしゅう、とは続けんかった ]
(69) 2015/01/09(Fri) 20時半頃
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……げえ
[ 不意に『お耳』と、聞こえた呟きにゃあ 頭を触ると共に 感じた化生の触
相変わらず、気ぃ抜いたらでるわ と 人目が集まるんに、無言で耳と尻尾を仕舞い込む
娘が笑みを零したのは また知らぬ話*]
(70) 2015/01/09(Fri) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/09(Fri) 20時半頃
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アルゼルドはんと、モスキートはん ええ ええ 覚えたで
[ 口の中で、名前を転がして >>75少女の言葉の本意は知らぬ儘
『はいはい、分かっとうよ』と 扇子をひらひら また開きゃ軽く流す 真を知っても、口調は変わらんかったやろが
一度縺れたこころを繋ぐのは難しい 腐った性根とつめたいこころを戻すのも また、同じように ほんに難しゅう
娘は、それを分かっとうのか 小生が分かっとらんだけか それは知らぬが]
(83) 2015/01/09(Fri) 23時頃
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こんなん、あった所で似合いもせんよう 汝みたいなおなごには、似合うやろけど
[ >>76可愛いらしい、 と表だって言われるのは 苦笑もん むしろ、小生にとっては化生のしるし この耳と、三つ尾は疎ましい以外のなあんも ありもせん、はふ と袖を寄せ息を吐く
童につられるよう 狼の方をちら、と見 >>78まだと言う男には、せやろなあ 声には出さんが、まだ日がかんかんやもの]
(84) 2015/01/09(Fri) 23時頃
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[ 突如大きな声を出されりゃ>>76 びくう、と肩を震わせて
雪のような兎をいそいそとフードへ ぽかん と見れば 顔だけが覗く
ぴこぴこ と揺れる耳は可愛いらしゅうが ただ 兎が載るだけや
ぷ、と 我慢ならず少し吹き出して]
それ、兎さん載っけてるだけやのうか
(85) 2015/01/09(Fri) 23時頃
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( ほんに温たこうて 変わった子 )
[ 作りもんの笑顔が、少しだけ温かみを帯びる それとは裏腹に、切なげな色を無意識に 薄氷に散らすのだけれど
せや と、風呂敷を解いて 金盞花の花細工に 懐から札を一枚 ぽん と載せ、変化させりゃ
それは、花細工のついた猫の耳の飾りへ 拒まれなきゃあ フードの上から耳を載せよか
どうせ、丹精込めたもんが、 皮肉にも不本意なひとの手に渡るんなら と お近づきのしるし とかそういうつもりは特にあらへんけど]
よかったら、あげるわ
(86) 2015/01/09(Fri) 23時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/09(Fri) 23時半頃
[街を歩けば溢れんばかりの人
それでも自分だけは避けられて
容姿が綺麗な亜人はそれでも上手くやっていけた
力がある亜人は必要とされる事もあった
じゃあ死なないだけの人間は?
人間として認められず
同種も居らず
亜人としても受け入れられない]
あぁ、“ ”
みんな“ ”
[それだけ呟いて
流す涙も無く俯いて
下だけを見て何にも期待せず
ただ、生まれを呪って生きていく]
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──そ、か
[ >>104心中とは裏腹 的外れな、邪気の無い返事 それに固くなる笑みは 微細過ぎて、 きっと、気づかれることはないやろが
ほんとうに似合うたところで 小生は、『本当』の同胞にはなれん]
案外似合うたりして ええと 『ぎゃっぷ』っていうやつ?
(112) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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[ 繕うように、物々しい格好を一瞥し 可愛らしい耳と、大層なマスク 少しでもその強張った雰囲気を ましにするんやのうか、と本音を
何故、この娘がこんな格好をしとるのか 知る由は無けれど、踏み込むつもりもなく
驚愕こそすれ、もぞり 動く兎をみながら 感嘆の声>>106を受け、変えるは華 >>108狼の男の疑問には『臆』と]
そお? 一応、生業にしとるからのう 人間のつくるもんなんかには、負けへんよ
──ま、職人程うまくもあらへんけど
(113) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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[ 驕りかもせえへんけど、 出来んのはそれくらいやから
いつの間にか、過去に見たよな『笑顔』を 求めていた自分に苦味を覚えて、 惑う声には、差し出がましかったやろか 耳に そ、と触れる娘を眺めて 薄氷にすこうしの心配を浮かべたもんやけど]
はい、どういたしまして 邪魔やったら、煮るなり焼くなりして
臆 矢っ張り 可愛らしゅうな
[ 無邪気な礼に、作りもんでは無く頬を緩め ゆるり 瞳に半月を描き 扇が風を送る その情は ごく久しゅう感じて 遥か昔 逢うた少女に、記憶が重なりあう]
(114) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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(もっとも、あの子はこんな格好やないし 第一、人間やったけど
─── それに、 )
[ また、やなことを思い出しかけて 余計なことを引っ張んのはやめよ 改めて見る娘の姿は、無邪気は通ずれど 全然違うもんやないか
無骨な出で立ちに似合わんようで 可憐さを与える耳飾りは
不思議と、少女らしさを醸し出していた]
(115) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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そう、ほんなら気をつけてな [ >>107ゆく所がある、 という童を引き留めることはせず 細工の包みを纏めつつ 思ってもないうわべを吐いて 袂を抑え、はなり と手を振るう
彼女には『また』という言葉を出さず くつり 去る背を見つめ ]
純粋で、 ほんに羨ましいなあ ……ぜんぶが、ああなら
また、違うたのやろか
(116) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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( 己の血を呪うことも、 )
[ 否 邪気無く、傷付ける言の葉を 何より知っとるのは自分やないか ]
───眩しゅう、なあ
[ 揺れる細工の、金の華 籠められた花の意味の情を焦がし
獣の男に言うでもなく 背が霞んだところで 振るう手を止め ぼう と呟く
やがて行く、と>>119狼が云えば また いまに引き戻され ]
(117) 2015/01/10(Sat) 12時頃
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ちょお 待って
[ 荷から、思いついたように 放るは、陽に煌めく 銀細工の首飾り
銀の板に彫られた花は、月の似合う狼へ 刻まれた 月下美人の飾 ]
よかったら 汝にもあげるからもろて 要らんかったら、棄ててええよ
どうせ 無事に買われたところで にじられるようなもんやし
(118) 2015/01/10(Sat) 12時半頃
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[ は と自虐気味に笑うて 獣のにおいを感じ取れるなら、
ここまで嘲る意味が 分かるやろかと もっとも、半端もんにこんなもんもろても
邪魔かもせんけど お構いなく ほんに今日 気まぐれを起こしたのは
消えても構わぬ むしろ、と願うものの どこかの記憶で 留まりたかったかのか 自分の本心さえ 分からぬまま]
ほな そろそろ小生も行かんと ─── じゃあ、
[ 狼の気遣いは嗅ぎ取れぬが、荷を戻し 軽い会釈を交わせば 何も無きゃあ そのまま、東へ 往路をゆこう]
(119) 2015/01/10(Sat) 12時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/10(Sat) 12時半頃
くだらない
[街を見て、日常を見て化物はそう呟く
歩く人間が
亜人が。全てに無関心で]
どうして
[疑問を呟く
答える声は無い
わかってる]
…痛いよ
[肉体だけでは無く
精神が崩れそうだ]
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/10(Sat) 21時頃
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─東/路地の一角『snowlia』─
[ 柔和な色を浮かべた燈が灯る ちいさな ちいさな店
細い路地の先にある店は、 知られるんを拒むように佇む
雪の結晶を模した看板を、表に出して
羽織を椅子にかけりゃあ、 荷をほどき 並べてゆく]
期待したら、あかんのや
(“あの子”のこと 忘れたんか)
(147) 2015/01/10(Sat) 21時半頃
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[ ふ と過った光景は 先程の手を繋ぐような、感覚
手にした白い山茶花の細工を眺め 風呂敷の中 小刀を掴めば
─── たん、と 小机に串刺した
胸元を 握り、不意に乱れる息は “拒絶”への拒否反応
全部壊してしまいたい 明るい華など、似合いもせんもの どうせ どうせ、無駄や言うんに]
(148) 2015/01/10(Sat) 21時半頃
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あかんなあ ひとに触れたら
───期待してしまうやん
(いつか 受け入れられるんやのうかて)
[ ははは と乾いた笑いは仮面の上で躍る
誰も見てない 誰も知らない
薄氷に浮かぶは 深い深い 悲哀
そ と 古い小箱から取り出すは白い人型]
(──呑み込む“影”がほんまに あるんなら)
[ 昏い感情が、問うてみよか と蠢いて
まだ、まだや まだ早い
もし この街にも来たんなら
ふかあい、闇のようなもんを 探してみよか]
――寿命があるなんて
[死んだ吸血鬼を見たことがある
それは己の欲に囚われて、殺してしまった1人の吸血鬼
愛した女の血を吸ってしまった、哀れな吸血鬼
それは、最後に日の元で、自分の目の前で消滅した
また、同じく愛した男を喰った餓鬼
自分を殺してくれと、死ねない自分に頼んだ
目の前に居る彼女も、召される召されると。何度も――]
じゃあ、死んでみれば良いじゃないか
[そんな事を言ってしまって良いのか
嗚呼、どうしてこの世の中はこんなにも――]
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[ 壊した細工を無心に ばらばらにして
風に浚わせるよう ─── さあ 、 窓辺から白い花弁を散らし
『 』の情を 塵へ還す ]
さあて、と ……いらっしゃい
[ いつもの“嫌な顔”がしゃらん 鈴を鳴らす それでも、客は客やから へらりと笑顔
時間がくるまでの辛抱や、と堪え 夕闇が深まると ちいさな箱を抱え、店仕舞い そんで、西の方へ ゆるりと戻ろか、と]
(164) 2015/01/10(Sat) 23時半頃
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─→西/自宅へ─
[からり ころり ゆく度につきまとう、下駄の音は よう 月夜に響く
まんまる 淡い蒼白を称えたお月さん 紫紺が深まり 濡羽に近づく
とおくに聞こえた 狼の聲>>163]
今日は、きれいな満月 やなあ
[ 白い睫毛を閉じ、 思い浮かぶは 朝会うた狼の
今頃吼えとるんやろか なあんて くつくつ笑うて、さあ 帰ろか*]
(167) 2015/01/11(Sun) 00時頃
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