122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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― 死天使の壊誕《デス・エンジェル・バースデイ》―
[吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》。
世界を存続させ続ける為に、産まれたその存在。
…否、"産み出された存在"。
L.I.F.Eの構成員の95%。 《全世界監視機関》の構成員の87%の死傷率。
その果てに一体何が生み出されるというのか。
―――血を操る天使。
吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》である]
(10) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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[その血の力は、当時の犠牲者全ての血によって購われる
血の力は生命の力であり、かつ、闇に属される力である。 破壊と死を齎しつつも、生を操る死天使となる。
彼の性は"混沌"。
整い、ただ滞る世界を掻き回す為の、混沌。
世界を存続させる為には必要な存在であったのだ。
>>1:224 ―――悪戯好きの影《ピカロ・ソンブラ》。
影の婚姻が無ければ、それは果たされていたのだろう]
(11) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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[彼の影は何処から来たのかは分からない。
だが、影の悪戯は騎風神の興を得て、祝福を授かり、 ある者の影と同化して、護る事となったのだ。
――そう、吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》として産まれるはずだった者の影として。
祝福の主たる騎風神との共振を経て、 影響が漏れ出でる―――]
(12) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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― 祝福の主の前で ―
……不服?それならあるわ。
ただの"悪戯好きの影"を、私なんかに来させてしまって、 "影"に申し訳ないじゃない……っ!
[>>3:360 神へとそう言い捨てるように言葉を放つ。
自分に対しての不服ではない。 無垢な影を巻き込んでしまったが故の不服。
黒く、蠢く影――――いや、その黒に朱が混じる。
朱が差し、混ざり、濃くなり、艶やかに色づいて――]
(14) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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……ほら、こんなに血のように紅く…!
[もう影は漆黒ではなかった。
黒紅に輝く、力の渦。
天使の血と影の祝福が渾沌として現れていた――**]
(16) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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本当の虹《ラルク・アン・シェル》お姉様が居なくなった原因。
それが来るわ。
[そう告げた表情は、いつになく真面目だった。]
―――――ッ、 何事だ。
世界は、“どう”なった ……?
[男は動揺し、呟く。
その世界に何が待ち受けているかも知らず。]
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/21(Wed) 01時半頃
[動揺した声が聴こえる]
セカイが力ある者以外を除いて全て反転した。
[非常に重要な事を省き過ぎた簡潔な説明だった]
………それは、貴女達二人の仕業か?
これ程までの事をするとは、………
てっきり、魔術皇帝《エンパイア・オブ・マジシャン》でも
別世界から連れて来たものかと思ったが。
[男は、返ってきた説明に続けて問う。]
私と黒《ノワール》お姉さまがセカイを反転させる理由が無い。
[護るべきセカイは未だ生まれていないのだから]
魔術皇帝《エンパイア・オブ・マジシャン》まで早々現れては困るが。
全てがこの地に集束していると考えれば。
生命の書《アカシック・レコード》と今の持ち主の力があれば…
セカイの場所を書き換える事も可能かも知れないが。
[まだ確認はしていないが、可能性としては高い筈と]
随分賑やかな場所になっているぞ。
[言葉は楽しげだが、声も表情も真面目なまま]
虹《ラルク・アン・シェル》おねえさまを奪ったものを、
黒《ノワール》お姉さまが見付けたようだから。
[それは酷く冷たく鋭い声だった**]
――――……生命の書《アカシック・レコード》
[幾度となく聞いたその名を繰り返し]
今の持ち主は、それを使いこなしていると云う事か。
世界をも上書き出来る書。
そして俺達が欲している書。
………相手にすれば一筋縄ではいかないだろうが、さて
[そこで男は言葉を切り]
――――― …… Good Justice
[男は、守護者二人の“正義”を見守る。]
――――聞こえているぞ、闇の巫女。
俺の助けが必要か?
今はまだ良いわ。
ただ、もしも分断する必要が出てきたら。
その時は頼むわね。
――見つけたわ。
生命の書《アカシック・レコード》の持ち主。
待たせたわね。
“悪人”が生命の書《アカシック・レコード》を持っているわ。
あたしは虹《ラルク・アン・シェル》お姉様を殺したバカ犬を連れて行くわ。
彼の相手を任せたいの。
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/21(Wed) 22時頃
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― 反転する世界 ― [覚醒すると反転すると、どちらが先だっただろうか。 灰色の世界に転じつつも、"朱黒"は変わらず其処に在った] …ここは……、そう。 ベネット君の術法なのね。 [感じる魔力は何処か知っているような力で。 彼が何者かになったのは理解しつつも、 自分を省みれば、同じように何者かになってしまったのだと。
少し、瞳に儚さが灯る]
(85) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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…ええ、そうよ。私は罪人の化身。 生まれる前から罪を背負った…… …いえ、"背負わされた"わ。 彼の"影"も同じ。"影"のおかげで、私はまだ私で居られる。 [>>27 騎風神へと凛とした声で答える。 幾千幾万の命を、生まれる以前に背負わされたこと。 無垢な影を巻きこんでしまったこと。 自分の意志さえ無関係な罪に、怒りを覚えないと言えば嘘になる。 しかし、それよりも]
(86) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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――"影"にだって巻き込まれる覚悟はあったのかもしれない。 それでも、罪人で在る私はそれに甘えるべきではないわ。 既に離れ得られない以上、私は彼に報いなければならない。 [何処からともなく表れた騎風神の武器。 そのどれもが神代の武器であり、以前の私では太刀打ちすら出来なかっただろう。 L.I.F.Eの情報網ですら測りきれなかった神の力。
けれど、それよりも]
(89) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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…そうよ。私はね、とっても甘えていたの。 世界に。L.I.F.Eに。"影"に。友人に。日常に。 吸血天使の血に。その犠牲者に。 これまで世界を存続させる為に討ち果たした相手に。 [私の拠り所にしていたもの∀《全て》。 私はi《愛》ではなく、i《哀》で迎えよう] ―――そして、親友に。 [一番大事な名を呼びたい。 ……けれど、それも出来ない。 私は穢れてしまったから。 さぁ、この身に宿った罪よ。血よ。力よ。 全部全部謝りたいけど、言葉で言うよりもまずやる事がある]
(90) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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私は、罪人。
だからこそ、護っていた日常を再び護りぬく事で、 罪を償う…………、………いいえ―― [禍々しき力を持つ吸血天使であり、闇の力を帯びる"影"の繰り手。 しかしてその意志はつまるところ、世界を存続させる為にある。 だからこその、裏世界の三位一体女神《ロストワールド・トリニティ》。 混沌を以てして、世界を護る影の女神]
(92) 2014/05/21(Wed) 22時半頃
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――私は、私の罪を滅ぼしてみせるわ。 [償えないほど多すぎる罪を、その力で滅ぼす。 さぁ、意志は固まった。 新たなセカイを創ろうとする者達を討ち果たそう。 それが世界の……いえ、私達の選択。 だって、血はこんなに沸き立っているのだから―――]
(93) 2014/05/21(Wed) 22時半頃
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…灼熱の紅《リタ゛・フェローム》――!! [沸き立つ朱影が熱を持ち、踊り狂う。 その熱は地獄の業火と同じ、魂を喰らう焔。 だが決定的に異なるのは、内包する力の種。 犠牲者の生命を糧に生まれた熱量は、生であり、死でもある。 喰らえば対象の生を貪り尽くそうとするだろう。 生命のマグマが数条の流れを成し、騎風神へと襲いかかる]
(94) 2014/05/21(Wed) 22時半頃
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[>>157 神の一認を経て、切先を頂く。 たったそれだけで凄まじい圧力。 かつて戦ったどんな相手よりも、遥か上]
…認めなくてもいいわ。 私の罪は、私が滅ぼす。
例え、神だろうと私の罪は消させない……っ!!
[マグマとなった影を操り、繰り出す―――が]
(177) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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[>>168 刃の無い剣の煌めき。 たったその輝きで、マグマは全て動きを止められた。
不可思議な事に、その止められた影は失われた訳でもなく、壊された訳でもない。そこに"在る"のに、囚われているような感覚。 水晶のように突き立った槍に、少しだけ綺麗だな、という思いを抱く]
…神様っていうのは厄介ね。 あなたは一体何の神様だったの?
新たなセカイを生み出して、どうするつもりだったの?
[問いを投げながらも、右に左にと影と身体を繰って、銀の粉をかわす。 それでも、僅かずつ銀の粉が影に触れる度に、血の力が微かに削られてゆく。
だが、仔細はない。この身に宿った血《生命》は、 未だ数知れず残されているのだから]
(178) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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[真の長女は虹のおねえさま。
おねえさまが愛したのに、
おねえさまだけがいないセカイなんておかしい。
おねえさまが愛したのに、
お姉さまの虹《愛》を歪めるセカイなんておかしい。
何処で歪んだのか、何処から始まったのか。
おねえさまが消えた時から
既に私達は狂い始めたのかも知れない]
今度は…最初から虹のおねえさまがいないセカイを創りましょう。
にんげん の心を乱し、歪め、悪に堕とす色の無い。
穢れ無きセカイを。
[おねえさまの仇と戦っている黒《ノワール》お姉さまに
決意を新たに語りかけた**]
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騎風神と呼ばれていても、まだ神ではないと? 残念ね。神様なら一回ぐらい祈ってあげてもよかったのだけど。 もちろん倒した後に、ね。
[>>184 やろうとしている事の妨げであるのは間違いはない。
彼の神以外にも世界崩壊因子はあるが、 その一因である事は間違いないのだから]
私は神なんかじゃない。
私は罪と、力を得てしまっただけのただの人よ。 神なんて言い晴れるほどおこがましくはないわ。
[>>192 未だ降り注ぐ銀の粉の合間を縫うように、 騎風神の周囲を巡って、避け続ける。 >>193 長く鎖ざされた剣が現れれば、影で応じる様に。
削られる影は、徐々に増えてゆく]
(200) 2014/05/22(Thu) 02時頃
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新たなセカイにも人間は産むのね。
[>>188 それは意外だ、というような声を出しながら、 円運動で回避しつつも瞬時に顕した影刃を、飛ばす。
以前より威力は上がっているが、神に傷付け得るものではないだろう。 彼の動きをけん制出来れば良いとして]
――けれど、私達……いえ、私は断ずるわ。
それはただの箱庭。セカイではない。 貴方達にとって、ただ都合のいい夢よ。
[渾沌の一柱だからこそ言える。 滞り、同じ現象を続けるモノなど、ただの物語と同じ。 いや、騎風神が言うには悪すら現れないのだから、尚悪い]
(201) 2014/05/22(Thu) 02時頃
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――それなら、貴方達だけで人形劇でもしてなさい!
[影刃に気が取られているのなら幸い。 取られていなくても、仕掛けた罠には引っ掛かる――!!]
影三位の封陣《トリニティ・サークル》―――!!
[銀の粉を避けた軌跡が騎風神を中心にして、円を描き、 朱影によって、正三角形を"地"に"血"で描いた。
原初の三。世界を統制し、渾沌す数字で描いた陣。 それが今、騎風神へ向けて発動する]
億劫がって武器なんか置いて動かないからこうなるのよ! さぁ、これでどうかしら!
[陣の中心点。力渦巻くその中の神を見据えながら**]
(202) 2014/05/22(Thu) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/22(Thu) 02時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/22(Thu) 20時半頃
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― 神と天使《にんげん》の戦い ―
歪む事のない人間?すごいわね。 同じ事を繰り返すロボットで事足りるわ、それ。
[>>247 彼の言うにんげんは、人間ではないと。 人間の命を背負う天使が断じるように]
ええ、そうよ。私は人の命を操っている。 だからこそわかるわ。
命の揺らめきは渾沌があってこそ、人間足り得るのよ。
[言ったところで通じぬだろう、と理解しつつも、 言葉を編む事は辞めない。
頭の硬い神に、一矢報いるために]
(262) 2014/05/22(Thu) 21時半頃
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……っ、流石、というべきかしらね……。
[完全に陣の中に捉えた感触はあった。 だが、その正三角形は一喝の後、もう断絶と共にある。
冷や汗を頬に感じながら、新たな手を探る。 彼の神が本気だというのだ。更なる何かが必要だろう。
―――が]
(263) 2014/05/22(Thu) 21時半頃
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―――!? 近……――!!
[>>253 瞬きよりも早く、音よりも早く、眼前に現れた。 不意を付かれた形にはなるが、けれども一瞬で影を繰り地から朱影の血棘を現す。
同時に、襲い来るであろう剣閃を避けるように、身を捩る。
光よりも早く反応する術は持たない身での最速ではあるが、 もはや運命に祈るばかりであった]
(265) 2014/05/22(Thu) 21時半頃
|
/*
業務連絡。
今日の吊り襲撃はどうでしょうか。
今回の襲撃は流石にどちらかにお任せしたいな、と思いつつ
ホリーも死にに来ているので焦るばかりです。
/*
業務連絡ー。
あたしはケルベロスと相打ち狙ってるんだけどねえ。
まあ、行けそうだったらこっちで「殺れ★ミ」って伝えるわ
/*
ホリー、自殺とか言い切っちゃった……。
どうしようかしら。
/*
正義のヒーロー(ベネット)で揺さぶりをかけています
(てんぱる)
/*
頑張れ正義のヒーロー!
頑張れ主人公!(あれ?)
/*
何処かで死亡フラグが立ってしまえば
時間稼ぎくらいなら出来ると思うんですが
多分これウェーズリー父もやってくると思うので
ここ相当込みあう気がしてやっといて白目になってる自分がいまs
/*
は冗談として、多角になると巻き添えで死のうとする人達が出てくるので少し様子見た方が。
|
[繰り出した朱影は、ひとつの傷も与えれないまま、 全て紅を失い、雲散霧消させられた。
ならば、色を失う僅かな刻。 稼いだその瞬間で避けられれば、と願う――]
――――あ。
[駄目だ。
アレはだめだ。
刹那の瞬間を見届けられる眼になったからこそ、分かる。
あの技……あの剣、アレイーオンは避けられない。 そういうものなのだ、と。
それを理解した瞬間―――]
(289) 2014/05/22(Thu) 22時半頃
|
|
[幾多の剣閃が、己の身体に食い込んだ事を感じた]
(291) 2014/05/22(Thu) 22時半頃
|
/*
様子見把握です。
時間ぎりぎりになってしまうと、票もばらけそうな気がするので
もしヨーランダが相打ちを狙うのであれば、
早めにフラグを確立した方が………
と言いかけてソフィアにもフラグがたっているような感じが
|
か…、…けふっ……。
[剣閃の後に続く刃風に圧されて、吹き飛び、仰向けに倒れる。
その身体に不思議と傷は無い。けれど、"疵"はある。 身体に刺さった孔は見えないけれど、 "疵"から血の力が失われていくのを感じる。
それはあの剣《アレイーオン》の力。
要らない物と断じ、癒し消し去る、優しく残酷な剣]
…持ち主に……、ぴったり、ね……。
[口の端から血を流しながら、弱弱しく。 このセカイは要らないと断じた神へ、皮肉げに]
(293) 2014/05/22(Thu) 23時頃
|
|
わたし……がんばった、よね……。
[もはや、立ち上がる力もない。 幾多の命を孕んだ血は、凄まじい勢いで失われつつある。 >>309 ゆっくりと近づいてくる金属音が、恐らく私の最期。
仰向けに倒れたのは、まだ僥倖だったろうか。 そらを見ながら、死ねるのだから]
……でも、はいいろ、か……。
[そうだった。此処は世界であり、世界でないところ。
突き抜けるような蒼でもなく、 塗り潰したような黒でもなく、 曖昧なまま、裏返しにしたような、灰。
唯一在る色としたら、この世界でも見えるはずの、闇色の虹《セブン・カウント》くらいかな。ああ、気付かなかった。神と戦うのに、一生懸命だったから。
闇色の虹でも、あんなに綺麗――――]
(320) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
|
|
[―――――――――――――――――――否。否である]
[眼に映ったのは闇色の虹《セブン・カウント》ではない]
[あれこそは真なる虹]
[闇色等ではなく、完全なる光]
[そしてその残滓が眼に映ったのだ]
[虹の女神にして、世界を楽園に導く女神]
[そして"機関"に属する精鋭"A"]
[そして同じ学園に通う親友であり]
(323) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
|
|
[―――その親友が、処刑される映像であった]
(324) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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|
[不思議な事に、悲しみはなかった。
もう、じきに同じ所にいくのだから――――]
……なんて、冗談じゃ、無いわよね……。
[再び、身体に力を入れる。
入らないはずの、力を]
(326) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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|
『―――ソ……ア………』
……ええ、アイリス。
[聞こえる。聞こえるのだ。 死んだ、と理解したからこそ聞こえる。
罪の力か、女神の力か、何なのかはわからないけれど、 聞こえるならそれでいい。]
『―――あなた……、……と…… 届い…る……、信じて…から………』
届いてる。届いてるよ……、大丈夫…。
[聞こえない声が、聞こえている。
大事な、大事な、わたしの親友]
(327) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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『―――わたしの光…、 あなたに………』
[ああ、彼女が私の中に入ってくる。 新たな罪………いえ、新たなる力として。
身体に空いた疵は、闇や血ではなく、光で塞がれる。 失った生命の力は、人の命ではなく、光で満たされる]
ありがとう。アイリス。
[彼女の光が届いているのだから。 ―――”たかが”光なんて、敵にすらさせない――!!]
(328) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
|
[罪人に止めを刺そうと歩む中、聲が聴こえた]
……黒《ノワール》お姉さま? どうしたの?
[聴こえたのはお姉さまの聲。
なのに聴こえた瞬間不安が胸をよぎる]
ちょっとね。
失敗しちゃったわ。
……ゲームはそちらの勝ち。
いいえ、それとも引き分けかしらね。
|
[朱黒だった影はそのままに。
新たに借り得た光の力。
その力が、純白の翼となって顕現する]
……、貴方達は間違ってる。
―――だから、私と……
[朱影を純白の翼に纏わせる。
天使の如き翼を持ちながらも、その色は濃く]
女神の……、いえ。
[その姿は、さながら吸血天使に相応しく]
(338) 2014/05/23(Fri) 00時頃
|
|
―――私と、私の親友の力に、倒れなさい。
[朱黒の翼をはためかせ、風を起こす。
烈風、疾風、嵐。 どんな言葉でも顕せない程の力の圧。
合わせて、散りはためく羽根の一つ一つが、 影と生命と光の複合属性の女神の刃となり、 幾千万の刃風となって、騎風神へと向かった]
(339) 2014/05/23(Fri) 00時頃
|
黒《ノワール》お姉さま? 何を言っているの!?
[失敗したとは何の事か、
まだゲームは始まったばかりのはずなのに]
黒《ノワール》お姉さま、何があったの?
アレイーオンが必要?
直ぐにそこに行くわ、今どちら?
[目の前の罪人との戦い等忘れたかのように
黒《ノワール》お姉さまに呼び掛けて]
大丈夫、こちらは。
……もう間に合わないわ。
[こちらの知っている事。
知ったこと。
そして、力の全てを注ぎ込むようにして。]
白《ブラン》お姉様。
ケルベロスには、気をつけて。
黒《ノワール》お姉さま!!!!
[間に合わない
その意味を理解したくなかった。
今すぐアレイーオンと共に駆け付けたかった。
だが間に合わない。
誰より近い私が判っていた。声を聞いた瞬間に]
ケルベロス…。
[それが何より大事な単語《ターゲット》だった]
/*
ヨーランダ、お疲れ様です……かな。
相打ちに出来なかったのは残念だが、
墓下で俺達の分もゆっくりしていてくれ。
吊りはヨーランダセット、襲撃はパスにしています。
黒《ノワール》お姉さま……ケルベロス…絶対に許さない。
[満ちて来る力と共に、黒《ノワール》お姉さまの終末を悟れば
向ける憎悪は目の前の罪人では無く、ケルベロス]
虹のおねえさまだけでなく、黒《ノワール》お姉さままで…。
絶対に許さない。
[その怒りはセカイが生まれて初めてとも言える程強いものだった]
/*
これ S ▲していいのかな。
J の周囲が大変そうだけど。
/*
ソフィアのは素晴らしい攻撃だったけれども、
そこしかないと思います……
ウェーズリーが被ダメするようならこちらも、とも思いましたが
むしろこちらを殺しに来てるようなので、
襲撃が上手く働くところは現状ソフィアしかないかなあ、と……
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