人狼議事


88 めざせリア充村3

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視点:


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 00時半頃


―― 自室 ――

[無機質なメッセージ。そこにある名前を見て顔がこわばる。
今度の名前は――ヨーランダ。
灰の髪を持つ預言者だった。]

……あいつは。だって。

[誰もいない部屋で声が零れる。
ここだけはポプラの監視も入っていない。]

だって――あいつは、能力を使ったら……

[ここを出て、戦いの中で生きていく子も多くいる。
軍の中で出世していく子もいる。
けれど、彼女は。]

……くっそ……

[浮かんだ涙が頬を滑って落ちた。]


【人】 双生児 オスカー

 ……そう。

[>>6この舌打ちも、きっと自分がオリジナルになりきれていないからなのだろう。
それを今どうこうすることはできるものではなかった。

ヤニクから視線を離すと、次いで距離を離した]

 投薬の時間だから、もう行くよ。

[そう告げると踵を返し歩き始めた]

(24) 2013/06/23(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[数歩進み、ヤニクへと振り返る]

 僕は書くから――書けたら届けるよ

[それだけ告げ、ヤニクの前から立ち去った]

(26) 2013/06/23(Sun) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 01時半頃


― 制御室 ―

[暗い暗い部屋の中。
カプセルの中に青白い人工の光に包まれて
ぼんやりと浮かぶのはもう一人の「わたし」の顔。
肉体の眠る器の傍らに腰かけて、上からの通知を見る。
翠の眼を何度瞬かせても、映る名前が変化することはない。]


 ……ヨーランダ…なの…。

[目的は彼女の能力と判りきっていた。
あの子の能力は、とても重宝されるだろう。
戦いにおいても。政治においても。
だけどそれは、ヨーランダ自身の命を削る。]


 ……みぃちゃんも…ヨーランダも……見てる…よね。

[二人のチェックはすでに入っていた。
いつも勝気なヨーランダが今どんな顔をしているかも見たくなくて。
少しだけ、ほんの少しの間だけと、カメラからの映像を遮断した。




遮断する前、眼の届く範囲にミナカタの姿はなく。
自室にいるのだと推測はできて――
会いに行きたかったけれど、今はそうすべきじゃないと。

振り払うように、暗くなった視界を更に閉じて、膝を抱えた。]


――診察室――

[どんな顔で告げればいいのかわからなかった。
ヨーランダは敏い。
自身の能力が命を削ることもわかっていた。
彼女にとって、外に行くことは死に行くことと同じだ。]

……なあ、俺は何のためにいるんだろうな。

[ヨーランダが呼び出されてここに来る前に、
傍らにいるポプラに思わずそんな言葉を漏らす。]


【人】 双生児 オスカー

―投薬室―

 今日は何の薬?

[研究員に質問を投げかけても答えが返ってくることはない。
恐らくはこの研究員自身もどんな薬か知らないのだろう。
もう一つ上のランクの研究員だけが知っているというのはよくあること、らしい。
思い込みを排除することで効果を正確に測るためらしいが――何かの液体が入った瓶にはラベルがない。
それは酷く不安だった。

研究員が液を注射器に入れ、中の空気を抜く。
腕に冷たい感触が走るとお腹に力を入れて身を硬くする。
そうすると防御反応が出てしまうのでダメといわれているのだが痛いのは嫌だった。
結局針が肌を貫いたのはそれから30分後のことだった]

(41) 2013/06/23(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 今日は終わり?

[研究員が頷くのを見ると立ち上がる。
遅効性の薬なのだろうか――]

 あれ?

[足から力が抜け、膝を付く。
拍動が早くなり、顔から血の気が引いていった]

(42) 2013/06/23(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[初めて彼の姿を見たときのことを思い出していた。
便宜上「彼」と呼んではいるが、性別は分からなかった。
もしかするとそういう概念はないのかもしれない。

彼には蟲のような短い脚があり――
キチキチと鳴る烏鳶のような口があり――
針鼠のような外殻を持ち――
外殻には円らな千の瞳があった――
その瞳は叱られた子どものようにしょげており――
全身がとても綺麗な、白い金属光沢を放っていた]

(44) 2013/06/23(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[何が打たれたかは分からなかった。
ただ、打たれたものは彼との結びつきを強める効果があった――らしい。
今のオスカーはオリジナルほど親和性が高いわけではなかった。
副作用として呈したのはショック症状で――見えたのはきっと走馬灯のようなものなのだろう。
意識を失ったオスカーは処置を施され自室へと運び込まれた。**]

(45) 2013/06/23(Sun) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/23(Sun) 02時頃


― 診察室 ―

[ヨーランダがもうすぐここに来る。
自身で見た現実を、もう一度突きつけられるために。

外の世界へ出ていく前のカウンセリングとして、
この場を設けることは義務付けられているけれど。



こんなの、誰も救われない。]


 ……みぃちゃん、
 …けど……みぃちゃんがいるから…
 …ここにいる子達は……笑っていられる…の。

[聞こえた呟きは、滅多に見せない陰の部分。
どれだけ守ろうとしても奪われていくやるせなさは、
上や外との折衝役でもあるミナカタの方が何倍も強いだろう。

だけど、他にはもっと酷い環境のところはいくつもあって。
それはこの研究所の昔も同じこと。

だから、今。ミナカタのしていることは無駄じゃないのだと。]


[昔は酷かった。
被験者は犬猫扱いならばまだましであり、実際消耗品の武器と変わらぬ扱いで、ベッドすらない部屋もあった。
温かい食事があるかどうかも運次第。

今のこの施設が良いのは、ミナカタとポプラが必死に働きかけて、
そしてきちんと成果をあげているからだ。
温かく美味しい三度の食事。
綺麗なシーツ、充実している医療器具。]

……俺がいなくたって、あいつらは笑えるさ。

[苦く呟き、優しいポプラの言葉を否定する。
彼らに必要なのは、優しい監督者であって、
男本人ではないはずだ。、


 ……それでも…今ここにいるのは……みぃちゃんなの。


[否定を更に否定する。
父親のように慕う志乃も、
ミナカタを手伝うリッキィも、
いなくならないよねと聞いたオスカーも、
他のみんなも。
ミナカタがいなくなれば悲しむだろう。

必要なのは確かに肩書きかもしれないけれど、
今の研究所を作ったのも、皆に慕われているのも、
他の誰でもなく、ここにいるミナカタだ。]


【人】 双生児 オスカー

―自室―

[どれくらいの時間気を失っていたのだろうか。
目が覚めた時に聴こえたのは鐘の音だった。
試験管の中で目覚めてから数ヶ月でその鐘の音を聞いたことは2――1.あった/2.なかった]

(81) 2013/06/23(Sun) 06時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……なんで鳴らしてるんだろ。

[首を傾げると項の彼もチキチキと聲を鳴らした。
その聲はいつもと同じ。
投薬による効果は一時的なものにすぎないようだった]

 誰かに聞いてみようか……。

[外に出れば誰かと会うだろう――。
身体を起こすと寝間着から普段着に着替え、廊下へと]

(84) 2013/06/23(Sun) 07時頃

そりゃ、お前がいてくれたからな。

[ポプラの言葉に小声で返す。
それを聞いた彼女の表情はどうだったか。
見たくなくて視線をそらしたまま、
それでも礼の言葉は述べる。]

――ありがとう、……

[しかし名前を呼ぶことはない。
本当のも、偽のも、どちらも。]


[扉へのおざなりなノックが聞こえる。
許可を出す前にガラッと乱暴に開かれて。
そこにいたのは、もちろんヨーランダだった。]

「めんどくさいわよ、もう顔も見たしいいでしょ?」

[開口一番がそれで、ああ彼女らしいなと。
思いながら、席をすすめる。]

……知ってるとは思うが。外に行くことになった。

「分かってるわよ、準備させていただいてよろしい? センセ」

[何も恐れていないのだと言いたげにほほ笑んだ彼女は。
自身の未来までも見えているのだろうか。]


[向けられた言葉に、音に詰まる。


  わたしはまだ、在てよかった?
  役に立つことができている?


変わらない、返られない表情の向こう側で、
ぐるぐると思考は渦を巻いて。

続いて聞こえた五文字には、ゆっくりと首を振った。]


 お礼を言う……のは…わたし……なの。

[ミナカタがいなければ、こうして擬体で動いていることもない。
ただの電子の海に揺蕩うだけの存在に成り果てていた。]


[やがて現れたヨーランダは、面倒そうな表情を隠しもせずに。
口にする言葉は普段通りで、わずかな震えもなかった。

勧められた椅子に腰を下ろして足を組んだ彼女は、
昨日までと変わらないヨーランダだ。
明日以降も、どこに行っても変わらずにいると、
彼女自身の強い意志を窺えて。]


 ……ここにいる間…に……しておきたいこと…ある?

[微笑む彼女に問いかける。
この中で叶えられる望みは少ない。
けれど、彼女の行く先を思えば、外では更に少なくなる。

「そーねぇ、」

特にないんだけど、と首を捻ったヨーランダが、
最終的に決めたのは研究室の掃除だった。]


――カリュクス

[答えない白い顔を覗きこみながら。
彼女の名前を呼ぶ。]


【人】 双生児 オスカー

―廊下→診察室―

[廊下を彷徨って誰かに出会っただろうか。
誰かに出会っても、出会わなくても最終的に行き着く場所は同じだった]

 先生、いる?

[マフラーを手のひらに巻きつけて、開いた扉の向こうには誰もいないようだった]

(174) 2013/06/23(Sun) 16時頃

【人】 双生児 オスカー

[診察室に誰も居ないのも珍しいことだった。
来た時にはほぼ確実にミナカタが居る。
それが当たり前だった]

 ……ふむ。

[ミナカタがいつも座っている机の前にしゃがみこみ、ごそごそと漁り……もとい掃除を始めることにした。
ひょっとすると鉄製の何かがあるかもしれない。

>>178漁っていると背後からモニカの声が聞こえ――]

(181) 2013/06/23(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――うひゃたっとッッ!?

[素っ頓狂な声をあげて後ろを振り向こうとして、机に頭を打ち付けた。
始めは鋭い痛みだった。
それは直に熱を帯び始め、じくじくとした鈍い痛みを発し始める。
オスカーは頭を押さえ、涙目でモニカを見上げた]

 う……ん、先生いないみたい。

[>>180居ないことは本当だった。
やっていたのはご飯探しだが――]

 掃除? えっと……うん、多分、そう……

[――ということにしておこう]

(182) 2013/06/23(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

 あ、ポプラも居たのか。

[>>183その姿に少しだけばつの悪そうな表情を浮かべた]

 うん、そうする。

[嘘をついても研究所の中でやったことは全て筒抜けなのだろう。
逆に言えば変なものがあるかもしれないということだが――]

 ポプラ、またね。

[手を振って去っていく翠の身体に手を振り返し、見送る。
ゆらゆら揺れる頭を撫でたいと思う衝動に駆られるのは能力に似たものなのかもしれないと思いながら――]

(185) 2013/06/23(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

 うん、大丈、夫。

[>>187近寄ってきたモニカから微かに熱気が伝わってきた気がした]

 熱ある?

[モニカの頬へと手を伸ばしたところで>>186やってきた――ケイトだった気がする――に反対の手を振った]

 うん、ケイトも?
 冷やすものあるかな?

[ミナカタがどこかから氷を取り出していた気もするが――]

(191) 2013/06/23(Sun) 17時頃

【人】 双生児 オスカー

[>>192ケイトに頷きを返す]

 うん、掃除しながら探せば良いね。

[自分の方はその間に痛みは引いてしまうだろうがモニカは冷やした方が良い気がする。
立ち上がると診察室を見渡し――]

 床の掃除と机の掃除、あっちの棚とあそこの箱。
 ベッドメイキングに本棚の掃除くらいかな?

[カーテンなんかも洗濯した方がいいのだろうか。
いずれにしてもこっそりと鉄製品がないか探したかった]

(195) 2013/06/23(Sun) 17時半頃

[ここで眠る自分を、ミナカタはどんな思いで見ているんだろう。
あの頃から変わらないままの姿を。

このセキュリティ権限は委ねられているけれど、
唯一このカプセル周りだけは上が権限を持っている。
だから、上からの指令に背けばカプセルの電源は落ちるだろう。

たとえばここと外をつなぐ扉を解放しようとしたりとか。]


【人】 双生児 オスカー

 無理、しないようにね。

[>>197モニカにそう告げると――]

 オッケー

[>>196そう告げるとひとまずは箱の方へと足を向けた。
取っ手のついた箱はそう、いかにも冷蔵庫という井出立ちだった。
箱は二段になっていて、下の段を開けるといろいろな薬品や栄養剤が入っていた。
案の定というべきか、そこは冷蔵庫のようだった。
すると――上の段を開くとひんやりとした冷気が漂っていた]

(209) 2013/06/23(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

[冷凍庫の中には氷と、よくわからない袋に詰められた冷たいものがあった。
モニカの様子を見るに袋に詰められたものは危なそうな気がする。
氷をいくつか手に取るとモニカの方へと歩み寄った]

 モニカ、これ――

[氷を差し出した。
その時には既に落ち着いているようではあったが――]

(211) 2013/06/23(Sun) 18時半頃

[いつ起きてくれるのだろう、とそれだけを。
彼女の姿を見るたびに思う。

やはり手紙は書いておけばよかった。
あの時の想いと今の想いが、同じなのか異なったのか。
そんなことも自身では分からない。]

……カリュクス

[呼びかける先はカプセルであって、
隣にいる小さな擬体ではない。]


【人】 双生児 オスカー

[モニカに渡した氷はそれほど大きいものではなかった。
箱に残された氷もそれ程多いわけではない。
本が焦げ、水がすぐに蒸発していた様を見た今では少し心もとない気がした。

箱の表側と裏側を拭き、中の物を出して中も拭いていきながらちらちちらりとモニカの様子を見ていた]

(222) 2013/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――って、うわっ!?

[>>218抱きつかれる頬が紅くなる。
普通であれば抱き疲れた勢いで倒れることはない。
自分が人の形をした壁のようなものだという自覚はあった。
防御反応で皮膚のところどころが鉄に覆われているのも分かっていた。

だから、モニカが痛くないようにとその身体に腕を回して自らの体勢を崩して尻餅をついた]

 ……モニカ、大丈夫?

[顔が紅いのは自分でも理解している。
モニカの顔を直視できず、少し上を向いて声をかけた]

(227) 2013/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

 え、うん……大丈夫。

[>>226問いかけには素直に応えた。
むしろ熱くなっているのは自分ではないだろうか。]

(230) 2013/06/23(Sun) 19時半頃

[ちらと向けられた視線は再びカプセルへと向けられた。
並んで立ち、しばらくカプセルを眺め。

――それからどのくらい時間が経ったのか。]



 ……みぃちゃん…あまいの。

[袖を引いて、強請った。]


[呼ばれるのは元の名前。
その名を今も呼ぶのはミナカタだけだ。

自分のもののはずなのに、懐かしいと思ってしまうのは、
ポプラとしての年月がカリュクスを追い抜こうとしているからか。


起きるのを待ってくれているのだという、淡い喜び。

だけど、そしたらミナカタが見ているのがわたしなら、



ここにいる“わたし”は誰だろう。]


[袖を引かれて視線はもう一度傍らにいるポプラへと。
いつもの行為だったから、何も考えずにポケットに手を入れて。
桃の包紙につつまれた飴によく似た砂糖菓子を取り出した。]

……ほらよ。

[包紙を解いて、ポプラの口元に持っていく。
唇があけば、その中に押しこんで。
手があけば頭を撫でてやろうとして、その手は途中で止まった。]


[本当に撫でたいのは誰なのだろう。
飴をやって甘やかして、慈しみたいのは。]


[視線がわたしから“わたし”へと移された。
固まりを押し込まれればそのまま口に入れる。
ほろりと中で崩れた砂糖菓子の淡い甘みは、
付加してもらった味覚のおかげで感じることはできた。]


 ……みぃちゃん?

[宙で止まった手に、首を少し傾ける。
迷うような素振りに気づけば、翠を翳らせた。]


【人】 双生児 オスカー

[>>235こんな時、どうすればいいのだろう。
薄れていく思考回路の中で、抱きついてきたモニカの髪に手のひらで触れた]

 うん、大丈夫。
 あったかい、くらいだよ。

[ゆっくりと撫でながら、もう片方の手を背に回してぽんぽんと叩きながら、そう応えた。]

(242) 2013/06/23(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[>>239離れられれば少し寂しさを覚える。
差し伸べられた手を取りながら、自力で立ち上がるとケイトの方へ行ったモニカの後ろ姿を見て――小さく溜息をついた。

のろのろとした動作で、箱の掃除を再開すると、それはすぐに終わった。
次は机か――]

(246) 2013/06/23(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

 …………。

[机はなんの変哲もない、普通よりはしっかりとした作りのものだった。
引き出しは4つ。
流石にカルテなどの重要そうなものは机の上にはないようだった。

まずは机の上を雑巾で拭き、引き出しの中身を取り出して一つ一つ中を拭いていく]

 ……ないな。

[4つ目の引き出しの中にも目当てのものはなかった。
あの青い包紙に包まれた飴玉でも良いのだけれど――]

(248) 2013/06/23(Sun) 20時半頃

[首を傾けたポプラに声をかけることはなく。
その手は彷徨いながらも、そっと彼女の頭の上に置く。

結局何もかも中途半端でしかなくて。
それが余計に困らせているのだろうけれど。]

――……

[やはりその名は呼べなかった。]


[呼べば認識してしまうだろう。
彼女が「ポプラ」であって「カリュクス」ではないことに。
もしもそう思うようになってしまったら、
いつかカリュクスが目覚めた日に、ポプラを失うことになる。

そんなことは耐えられなかった。
だから、ポプラの名など呼べるわけがないのだ。
あくまでもこれは擬体だから。
ポプラという生き物は存在しないから。

そしてこれをカリュクスと呼んでしまえば――
なんだか、これ以上彼女を待てない気がしてしまっている。]


【人】 双生児 オスカー

 …………。

[>>247ちらりとケイトの方を見て、なんとはなしに見てはいけないような気がして、すぐに机の方へと視線を戻した。

後残るは引き出しの"裏"だった。
ごそごそと頭を中に突っ込み拭く振りをする。
何か本が何冊かあるようだったが、それは目当てのものでもなくぽいと外へと放り出した。
放り出した本は――先生秘蔵のエロ本だったかもしれない]

(254) 2013/06/23(Sun) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

 ……ないな。

[頭を引っこ抜き、後ろを見るとなにやら見たことのあるような本があった]

 ああ……。

[そう言えば、こう言うものが時々男連中に回ってきたりしたものもある――らしい。
本を手に取るとページを捲った]

(256) 2013/06/23(Sun) 21時頃

[彷徨っていた手は頭に置かれた。
ぐしゃぐしゃとやや乱暴に掻き回されてる。
押し付けられる力に抵抗するように顔を上げて、
――開きかけた口が閉じるのを見て、くるりと瞬きを。


ミナカタが困っているのはずっと分かっている。
隠しておきたいことも分かっている。
確信もなければ、訊いたこともないけれど。

……たぶん、それは。
ミナカタが“わたし”の名前を呼ばないことに関係している。

だから訊かない。
訊いてしまったら「今」が壊れてしまう気がして。

だから何も気づかない様で、抗議するように
手をばたばたと動かした。]


ああ、悪い悪い。

[ばたばたと手を動かしたポプラに謝って。
乱暴に頭を撫でていた手を引っ込めた。]

もう一つ食べるか?

[機嫌を取るようにポケットから飴を出す。
先ほどと同じ桃色の包紙を開いて、砂糖菓子を口へと持っていく。
彼女が何も言わないのに食べ物を与えるのは、
話題をそらしたい時だとばれているだろうけど。]

――掃除は進んでいるかねぇ。

[診察室が荒らされているとは知らず、
ぽそりとそんなことをいって、意識を区切った。]


【人】 双生児 オスカー

 モニカ!?

[>>261モニカの変な声にエロ本から頭をあげた]

 ……それなに?
 燃やすの?

[首を傾げ、尋ねた]

(265) 2013/06/23(Sun) 21時半頃

[抗議が伝わったのか手が離れる。
離れてほしかったのに、寂しく感じるのは我侭だ。]


 ……いる。

[機嫌を損ねたふりをして、ふたつめをもらう。
さくりさくりと砂糖菓子を砕きながら、
聞こえる声がいつも通りのものになったのを確認した。
…今日は三つ目はないかな、と思いながら。]


 ……進んでる…けど……
  ……みぃちゃん…色々見つかってるよ……

[ぽつり、意味深に呟いた。
制御室のモニターをつければ、各所のカメラ映像は見られる。]


[パッとモニターがついて、診察室が映し出される。
ちょうどモニカが黒いあいつを見つけたところだっただろうか。
傍らにいたオスカーはちゃっかりエロ本を読んでいる。]

あー……懐かしいなあれ。
何年前だかに、どうしてもって頼まれて密輸した。

[ある程度の年がいった男子の被験者だった。
本来ならその類は厳しい規制があるのだけれど。
内緒にするという条件付きで。

……で、問題はどうして診療室にあるかなのだが。
もしかしてあそこ隠し場所にしてたのか。やるな。]


……元気にしてるかね。

[幸い彼の名前はまだ報告されてこないから、
きっとどこかで生きている。]


【人】 双生児 オスカー

 なんでそんな模型が……。

[仮にも診察室なのにと眉根を顰めた]

 燃やすのはダメだよ。
 捨てよう。

[真面目な顔で告げた次の瞬間、本のことを言われると一度口をつぐんだ]

 これは、えっと……机の引き出しの奥にあったんだ。
 んっと……えっと……その、ごめん。

[謝罪の言葉を口にすると本をゴミ箱の方へと放った]

(274) 2013/06/23(Sun) 22時頃

[診察室はなかなか楽しいことになっているようだった。
オスカーの実年齢を考えると、情操教育によくない気もする。

ちらりと横を見れば、ミナカタは平然と眺めていたので
あれは痛くない腹だったようだ。
考えてみれば、使っているのを見たこともなかった気がする。]



 ……聞いてない…。

[「密輸」の一言に、思わず音にノイズが混じったが、
過ぎたことを咎めてもしかたない。
証拠は隠滅されるようだったし。


さて、そんなことをミナカタにお願いしちゃう子は誰だっただろう。
久しぶりに思い出した、まだ外にいる子の顔。]


[男は皆通る道だ、頑張れ。
とかなんとなくオスカーにエールを送ってみたりする。

ポプラが視線を送ってきたいたが
まったくもって痛い腹ではないので平然としていた。
ちなみに黒いあれにそっくりなモノは、
何かの折に誰かが入手していたものをいたずらに使って
没収とかしたような気がする、そんな遠い昔の話。]

ああ、男同士の秘密ってヤツだからな。

[ポプラの言葉には笑ってそう返し。
ナユタが雨を呼んでいるのを見て、おおと手をたたく。
チアキも似たような事を。
お前ら。隠し通せる限界をしっとけ。]

……能力、は禁止なんだけどなぁ。

[報告するなよ、とポプラに笑いながら言った。]


【人】 双生児 オスカー

 後でまとめて、捨てればいいよ。

[>>282少し落ちた声で答え、エロ本ともどもそのまま残しておくのも面白いけれど、と付け加えた]

 こっちはもう終わったけど、モニカとケイトは掃除は終わった?
 まだなら手伝うけれど――?

[モニカが傍にやってくると目を瞬かせ――]

(288) 2013/06/23(Sun) 22時半頃

 …んー……がんばってみる…ね……。

[訓練場以外での能力の使用は禁止されているけれど、
多少の使用はいつもこっそりもみ消している。
今回もその延長線上。

お風呂場と食堂と、それから……
そういえば中庭もあったのだっけ。


[ちょっと大変そうだけど、これくらいなら許容範囲。
返答と共にぱちりと翠が瞬いて。
少し楽しげで、慈しむように。]


【人】 双生児 オスカー

 ひ、ひたいよっ!

[>>285本当は痛くはなかった。
近い、距離が近かった。
いや、さっき近づかれた時も近かった。

今度もやっぱり頬が紅くなっていく。

頬をむにむにされ、モニカの気がケイトの方へ向くと――]

 ほうほう、ひゃんかひゃかった?

[やはり気になり、尋ねた]

(293) 2013/06/23(Sun) 23時頃

使っちまう気持ちもわかるんだがな……

[昔はもっと厳しかった。
こんな楽しい幸せな使い方ではなくて、
もっと直接人を傷つける方法をとることも多かった。

思い出してミナカタの目が暗い色を帯びる。
仲裁に入り双方をなだめるのも、
責任を取れと言われ折檻を受けるのも
ほとんど自身の役割であったから。]

ま、なんとかしてくれ。
頼んだぞ。

[ぽむりとポプラの頭を撫でた。]


[罰を受けるのは痛い。怖い。
楽しいばかりじゃないかもしれないけれど、
少しでも能力を使うことが楽しいと思えるならそうあってほしい。

あの頃は能力を使いたいなんて思わなかった。
付随するのは恐怖と痛みばかりの記憶。]


 ……まかせて。

[撫でられればゆらゆら揺れるままに頷いて。
こういうことでなら役に立てる。それが嬉しい。]


[ゆらゆら揺れるポプラを撫でる手に能力は込めない。
生身ではないから効果がない。

能力なんてない方がよかったと、あの頃は呪ったけれど
今はあっても悪くなかったとそう思える。

――願わくば、彼らもそう思える日が来ると、いい。]

じゃあそろそろ戻るか。
お前はもう少しここにいる?

[ポプラに尋ねる。
一緒に行く、と言われれば抱き上げて歩いて行くし
残ると言われれば一人で地上へと戻るつもり。]


 ……戻る…の。

[そろそろ掃除も終わるところが始まるようだ。
薄暗いここよりも、上にいる時間の方が好きだから。

抱き上げられるがされるがままに、
足をぷらぷらさせながら連れていかれる。]


【人】 双生児 オスカー

 う、ううん。大丈夫。

[>>308首を小さく横に振る。
モニカはなんともないようで、自分だけ紅くなって余計に恥ずかしかった。

だからというわけだけでもなかったが、お返しとばかりにモニカの頬を軽くつまんでむにむにとしようとした]

(317) 2013/06/24(Mon) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

[>>325伸びると聞くと破顔して笑い声を零した。
或いは変な声の所為かもしれない]

 じゃあ、どこまで伸びるか確かめようか。

[笑みを浮かべたままにむにむにと軽く伸ばしてみると驚くほど柔らかい。
癖になってしまいそうな感触に今度はぷにぷにと押してみることにした]

 モニカは柔らかいね。触り心地がいい。

[はたと気づき、ケイトの方を見やるとどうしていただろうか]

(333) 2013/06/24(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 うぇっ……えと……

[>>332この居た堪れない気持ちはなんだろう。
ケイトとモニカを交互に見やり――視線をきょろきょろと泳がせた]

 二人とも、そう、なんだけど、さ。

[なんだろう、なんて言えば言いんだろう]

 えと……見せてって言ったら見せてくれ……ないよね?

[気づいた時にはトンでもないことを口走っていた]

(337) 2013/06/24(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ご所望……。

[>>342ぽかんと口を開け放ったままに、かなり間の抜けた表情を浮かべていた。
しかし、自分とケイトの間に壁のようなものが作られるのを見るとモニカの頬を指でぷにぷにと、まるでリラックスしたいかのようにつついた。

大きく息を吸い、ゆっくりと吐く――]

 興味がある。だけどそれを強要したいわけじゃない。
 安心してっていえる立場じゃないけど……。

[少しだけ頬を緩め]

 あんまり気張ってると、疲れちゃわない?

[自分も咄嗟の防御反応で皮膚が生体鉄に覆われることがあった。
ケイトの出した障壁もその類のものかもしれないな、と]

(344) 2013/06/24(Mon) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

 やっぱり苦手なもの?

[なのだろうなと、ケイトの様子を見て思う]

 僕こそごめん。
 えっと……。

[箱から何かの栄養剤を取り出し、座ってしまったケイトに差し出した]

 僕は床掃除するから、休んでなよ。

[そう言うとケイトの頭を撫でようと反対の手を伸ばした]

(348) 2013/06/24(Mon) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 02時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

 ん、落ち込んでるといろいろ辛いし

[>>349撫でるケイトの髪は柔らかいものだった。
一頻り撫でた後でゴミを受け取ると大きめの袋に詰めむ。
後はこれを各階にあるゴミステーションに捨てれば掃除は完了となる。

エロ本は捨てるのにはカサがあったのでミナカタ先生の机の上に綺麗に並べて置いておくことにした]

 それじゃあ、少し休んだら食堂にでもいこう。
 疲れたし甘いものでも食べよ。

[ゴミ袋を片手に、二人に手を差し出してそう告げた]

(350) 2013/06/24(Mon) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 え゛っ、ソフィア!?

[>>351苦手な相手の名前に、受け取る手が少しだけ止まる]

 えっと、ケイトも作ったなら、大丈夫、だよね。

[多分、きっと、大丈夫と自分に言い聞かせる。
黒いリボンのついた袋を受け取ると中身を確認し、緑色のクッキーを手に取った]

 食べていい?

[小腹が空いていたので、返事があるまえに口にしていたのだが――]

(353) 2013/06/24(Mon) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[まずは一口。
軽い食感と、ほんのりとした甘さ、抹茶の苦味が口の中に広がった]

 うん、美味しい。

[手に残っていた欠片も口に放り込みケイトを見ると少し悲しそうな表情が見えた]

 ……能力の相性が悪いのかな。
 ソフィアはちょっとだけ苦手なんだ。

[あくまでちょっとだけを強調する。
理性ではなく、本能に近いところで――錆を怖がっている]

 うん、でも美味しいよ。
 ケイトもソフィアも料理上手なんだね。

[そういいながらももう一枚クッキーをほうばった]

(355) 2013/06/24(Mon) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

 ふぇ、ふぉうなんだ。

[行儀が悪いとは分かっていながらも、クッキーを口に入れたままに返事をする。

オリジナルとクローン体との情報齟齬はどうしても発生する。
名前、能力、性別、表面上の人間関係。
そうしたものは紙面のデータとしては与えられていた。
しかし、例えば「ヤニクとライバル関係だった」「ソフィアの料理の餌食になった」という情報は持っていない。

だから、厨房出入り禁止のこともそうなんだとしか思えなかった]

 でも、これだけ美味しいなら大丈夫だと思うよ。

[嬉しそうな表情を見れれば、微笑みを浮かべてそう矛盾を口にする。]

(357) 2013/06/24(Mon) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

 むぐっ?!

 ・
 ・
 ・

[窘められたのでいそいで咀嚼して飲みこんだ。
問いかけにはこくこくと頷きを返す]

 僕はそうする。飲み物も欲しいし。
 モニカもなんか飲みに行こ?

[モニカの方を向き声を掛けると残りのクッキーをポケットに入れた。
後でゆっくり食べよることにしよう。

二人が診察室を出て行くのであればゴミ袋を手に一緒に部屋を出るだろう。
それまではしばしの雑談を――**]

(359) 2013/06/24(Mon) 04時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 04時頃


【人】 双生児 オスカー

 ケイト、どうかした?

[>>360突然会話が止めたケイトの方を見やると何処か虚ろな瞳をしていただろうか]

 ケイ……。

[立ち上がり、ケイトの肩へと手を伸ばす――パシンッ
軽い音とともに伸ばした手が弾かれた。
それは能力だったのだろうか。
先に警戒されたことで見えた障壁とは異なり、壁のようなものに弾かれた感じだった。
無意識の防御――それのもっと本質に近いものな気がする]

(369) 2013/06/24(Mon) 12時頃

【人】 双生児 オスカー

[こんな時オリジナルならばどうするのだろうか。
相手の事が分かるのならば――]

(370) 2013/06/24(Mon) 12時頃

【人】 双生児 オスカー

[そこまで考えると、首を横に振った。
自分に出来ることは限られていて、自分に出来ることをしか出来ないのだ]

 ケイト

[声をかけ、手を差し伸べる。
差し伸べた手は弾かれ、弾かれては差し伸べる。
何度それを繰り返しただろうか。
障壁が途絶え、ケイトの肩に手を置いた瞬間――叫ばれた]

 ええっと……ケイト?

[横目でモニカに視線を送り、助けを求めてみるが伝わっただろうか。
>>366廊下からヤニクが現れケイトに声をかけたのを見るとばつの悪い表情になっていた**]

(371) 2013/06/24(Mon) 12時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 12時頃


【人】 双生児 オスカー

[>>375ペンを渡されれば小さく首を横に振った]

 起きた時に誰もいなかったら、きっと寂しい。
 先生が戻ってくるまで一緒に居るよ。

[モニカとヤニクに用事があるならば止めることはしなかった。
ゴミを捨ててくると告げ、一度診察室を後にした。
戻ってきた時、>>376ミナカタとポプラの姿が見えただろう。
足早に近寄りケイトの様子を伝えると再び診察室へと――**]

(377) 2013/06/24(Mon) 17時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/06/24(Mon) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[>>411ミナカタが大丈夫と繰り返せば、本当に大丈夫な気になってくる。
本当に不思議な言葉だ。
いつでもミナカタの手は温かくて安心出来た。

だから、こくりと頷き適当な椅子に腰を下ろした]

 ……目が覚めた時、独りだと寂しいから

[それだけ言うと寝入るケイトの表情に視線を向けた]

(427) 2013/06/24(Mon) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

―回想:オスカーが目覚めた時―

[オスカーが発見されたのは普段使われることが少ない階層の薄暗い廊下だった。
何も着ておらず、淡い青色をした粘液に包まれていたらしい。

オスカー自身には発見された時の記憶はなかった。
記憶に残っているのはただ薄暗い部屋の中で試験管の中に居たということだけ。
そこは温かく居心地の良い場所だった。
だけれど、ほどなく試験管は自動的に開き、そこから追い出されることになった。

部屋には誰もおらず、寒く、暗かった。
床に落ちたオスカーは這う這うの体で廊下に出ようとして――目覚めた時には誰もいない病室のような場所だった]

(432) 2013/06/24(Mon) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

―現在:診察室―

[>>423ミナカタの言葉に振り向くと>>418カーテンの向こうに陰があった。
どうやらチアキのようで、怪我をしているらしかった]

 治療するなら、席を外すよ。

[その間、ケイトは独りではないだろう。
終わった頃に戻ってくればいいと考えていると、>>434どうも部屋に居ても良いようで頭を撫でられた。

ミナカタの手は大きく、やはり温かかった――]

(438) 2013/06/24(Mon) 23時頃

―― 研究所扉前 ――

[彼女はいつものように毅然とした態度でそこにいる。
もう何年もそうだったように、凛と顔をあげて。]

「世話になったわ、って一応言ってあげるわよ、センセ」

[見上げてきた水色の目。
流れる灰の髪に手を伸ばし、一度撫でると額に一つだけ口付けを落とした。
何をするのよ、と罵られてもかまわなかったが。]

「……ロリコン」

[容赦のないその言葉には小さく笑って、彼女の柔らかく長い髪を乱す。]


 気をつけろよ、お前は身体が弱いんだから。

[否定の言葉は笑って流し、彼女の髪からも手を放す。
ここから先の扉が開けば、彼女は外へと出ていく。]


「わたし、楽しみよ。外に行けるのだもの、やっとね」

[無邪気にも見えるその言葉は強がっているのだろうとはわかったが。
何を言っても、何をしても、彼女が外に出るのはもう止められない。]


 ……俺はいつでもいるからな。
 きつくなったら戻ってこい。

[ただそう声をかけるだけ。
ヨーランダの返答は何であったか。

無機質な音が鳴り、部屋から退出する。
こちら側の扉が閉まれば、ポプラが外につながる扉を開き。


――そうして。]


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