253 緋桜奇譚・滅
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Trick or Treat♪
Trick or Treat♪
[軽快な足音に乗る歌声は、軽く、明るく。
父親譲りの流暢な発音で、言葉を紡ぐ。
ささやかに風に乗る。]
Halloween not finished forever!
[無邪気に、朗らかに。]
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[煙の妖は何故だか衝撃を受けているようだった。 色気、そんなに欲しいのか。
ぼふんぼふんと感触を楽しみながら話を聞く。 舶来物の女はこぉひぃを飲んでいたらしい。 ならばあの店にいたのだろう。今はもういないかもしれないが、店主に話を聞いたらいい。]
なんで色気なんか欲しいん? お前さんそのまま愛らしから路線変更せんでええと思うで。
[言いにくいがお色気路線無理そうだし。 素直に可愛らしくあればよいと思う。]
(22) 2018/11/08(Thu) 09時半頃
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[煙の妖は何も見ていないらしいし、香ってもいないらしい。 鼻が効く妖怪なのだろうか、と内心に留め置いて。]
じゃあ、人攫いの話も聞いてへんのやな。 まあ、僕はこぉひぃを飲んでた女に会うんが今んとこの一番やからね。 他の噂は今はええわ。 ほな、またな。 [手の中にあった感触が突然なくなった。 布団のように心地よかったそれは煙に変化してしまったからだ。 触らせるのはこれでお仕舞いという事だろう。
跳ねるように数本歩いて、それからふわふわと何処かへと飛んで行くのを見送った**]
(23) 2018/11/08(Thu) 09時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/08(Thu) 09時半頃
− 深夜・六道珍皇寺 −
[深夜、月が煌々と照らす六道珍皇寺の庭に降り立つ一羽の烏。
それが桜に近づけば、ばさりと翼の音を立てて弾き飛ばされた。]
やるなぁ、住職はん。
使い魔如き軽く弾くんか、面倒くさいもん張りおって生意気な。
[使い魔の目を通して周囲を確認する。
結界は極狭く、それ故に強力なもの。
それをどうにかするならば。]
[結界を張った主を殺してしまう。
それが早いし確実だろう。
だが、住職が殺されたとなれば邪魔をしてくる者もいるかもしれず。
それなら、それで暫く楽しめそうだと笑みを浮かべた。
何よりも退屈が嫌いだ。
長生きの秘訣は適度に刺激を貰う事。
だから今回の遊びには期待しているのだ。
邪魔をしてくる者があればよし。
なくとも冥府への扉が開けば愉快な何かが起こるだろう。
男は別にどちらでもよかった。
ただ男が楽しめればそれで目的は達成なのだから**]
/*
首無しです、と宣言しつつ。
ダミーキリングしたい人がいなかったら僕がいってついでに表で首無しCOしてもいいかなと考えてます。
割とプロローグから赤希望透けてたと思うんで潜伏しなくていいかなと。
/*
琴も首無だぞ!
ダミーキリングは琴はこだわらないから、おまかせするんだぞ!
がおーがおー
/*
私も首無しです
蓮さん、ダミーキリングお願いします
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― 翌朝 ―
[陽の光が瞼を差して痛い程に眩しい。 眩しさに目を片手で覆いつつ布団から起き上がり伸びをした。]
んー……ねむい。
[ふわ、と欠伸を噛み殺せば目の端に涙が滲む。 昨夜の夜更かしが少々祟ったのだろう、眠くて堪らない。 別に朝に弱いわけではない。 これでも太陽の化身と呼ばれる身であるので陽の光は力となる。 どちらかと言えば夜の方が弱いぐらいだ。 烏は夜目が効かないから闇は苦手なのは当然と言えようか。]
(40) 2018/11/08(Thu) 21時半頃
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[冷たい水で顔を洗えばようやっと目も覚める。 目が覚めて頭がすっきりと覚醒すれば空腹感を覚えた。]
朝ならこぉひぃやんなぁ。 爪輔はん起きとるかな。
[こぉひぃを飲みに行こう。 起きていなければ違う店に行けばいい。 散歩がてらに噂話を聞いて回るのもいいだろう。 最近の京の都は噂が飛び交い面白い。]
やっぱり泰平よりも動乱やんな。 退屈は僕を殺す。
(42) 2018/11/08(Thu) 21時半頃
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だからちょっとばかし仕掛けてもええんやろねぇ。
(43) 2018/11/08(Thu) 21時半頃
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[楽しそうに笑みを浮かべてそう呟けば。 ばさり、ばさりと大量に飛び立つ烏達。
指をぱちんと鳴らせば烏はその身に火を纏う。 それらが京の都中に散って。 無差別に人や妖を襲っていく。
人々を脅かしたり服を焦がしたり。 それが過ぎれば時には人間丸ごとこんがりと燃やしたり。 幸い今は火事は起こっていない。 大火災が起こってしまうと面白くない。 どうせ京が壊滅するのならば、火災よりも魑魅魍魎に侵される方が楽しいだろう。
人々は突如現れた燃える烏の群れに右往左往する。 その様を楽しげに眺めながら男はこぉひぃを飲もうと根城にしている家を出て。 悠々と都を闊歩している*]
(44) 2018/11/08(Thu) 21時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/08(Thu) 21時半頃
/*
ダミーキリング了解。
更新前後くらいに落とします。
あ、妖精さんがやりたいなら妖精さんがやってもいいので!
昨晩なぁ、桜見に行ったんやけどな。
えらい堅牢な結界張りよって、面倒くさい事なっとったわ。
僕は結界破りなんて器用な真似出来ひんしね。
もう住職殺してまおうかなって。
住職殺されたら流石に騒ぎ大きゅうなるやろけど。
でもそろそろ本格的に動いていい頃やし、別にええかなって。
まあ、あの坊さん用心深そうやからねぇ。
夜にでも奇襲かけるわ。
[男は”仲間達”へ一方的に語りかける。
その声は楽しそうに弾んでいた。]
んー?
お前、誰だ?
[ぱちくり、と目を瞬かせる。
聞き覚えのない声が、急に頭に響く。]
殺すのか?
そしたら、この桜何か起きるのか?
[無邪気に問いかける声は、"起きるのならば、それも構わない"
そう、言外に意図するものだった。]
僕?
僕は蓮っていうんやで。
うん、殺す。
殺してついでに桜に喰わせよかな。
桜も大物喰らったらもっと紅うなるやろしね。
桜が真っ赤になれば地獄の釜が口を開けるんやで。
そっからどうなるかは僕も知らんけど。
面白そうやろ?
そうなのか!
琴は、琴っていうんだぞ!暖琴だぞ!
[元気よく答え、暫し思案する。]
ふーん、そうなのか。
……そっかぁ
わかったぞ!百鬼夜行だぞ!!
[何一つ変わらぬ朗らかな声で]
いや……待て。何か聞こえるな。
三尸か。違うな。もっとはっきりとした人の声だな。
「結界破り」「桜」「住職」「殺す」
[そのような言葉が確かに聞こえた。聞き覚えのあるような、そうでもないような。男の声や…他にもある]
何者だ?
|
いやぁ、壮観やねぇ。 力ない人間いうんは哀れなもんやな。
[焼け焦げた人間はもう贄には使えない。 だが別段困りはしない。 どうせ今は桜に贄を持って行く事も出来ないのだから。
楽しげに唇を歪めて。 しかし一人安全圏にいては真っ先に疑われそうだ。 だから時折、烏を撃ち落としながら歩いている。]
(59) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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[視線の先、雨雲を見た>>57 あんな真似が出来るのは幾人か思い当たる節はあるが。 誰だろう、と軽快な足取りでそちらへと赴き。]
天狗の爺さん流石やねぇ。 僕は水操るんは得意やあらへんから羨ましわ、その力。
[そこにいた天狗へと声を掛けた*]
(60) 2018/11/08(Thu) 22時頃
|
/*
妖精です。住職のキリングに関してはお任せ。
襲撃も基本的にお任せ、という感じです。
琴は賢いんやねぇ。
せやで百鬼夜行や。
[眼の前にいたのならば頭を撫でてやるのだが。
残念ながらいないので褒めるだけ褒めた。
それから聞こえてきた声
聞き覚えはあるような、ないような。
知り合いではなさそうだが。]
僕は蓮っていうんやで。
金鳥なんて呼ばれとるわなぁ。
まあ、しがない烏や。
そういうお前さんは何者なん?
えへへへーー
[褒められれば、素直に嬉しげに笑う。]
琴だぞ。暖琴だぞ。
お前も百鬼夜行するのか?
蓮…金烏。金烏には昨日会った。あれは団子屋だったか?
[言葉を交わしはしなかったが、話の隅にその言葉が出たのは聞き逃していない。]
それに暖琴。うん、そなた、この国の者か?
……いや、それはどちらでも良い。
我はツェン。姓は劉、名は真、字は子開。
大陸のしがない殭屍(キョンシー)だ。
そなたら、百鬼夜行と言ったか。
冥界の門を開こうとでもしているのか。
……そうならば、我も少々力添えするにやぶさかでない。
どうだ。
んー?
半分だぞ。
父ちゃんはあい……あいる……?なんか遠いとこの妖怪で
母ちゃんはこの国の妖怪だぞ!
オマエは変わった名前なんだぞ!
妖怪行列なんだぞ!
|
[天狗がどんな言葉を飲み込んだのかは勿論分かっている。 だがそれに気づかない振りをしてみせて。]
何者かなんて心当たりは幾つもあるんよね。 烏の妖は別に珍しゅうないからなぁ。 僕かってそうやろ?
[雨が髪と着物をじっとりと濡らして気持ちが悪い。 水滴のついた眼鏡は視界を悪くするので外して懐に入れた。 眼鏡を外せば瞳はよりはっきりと金色に輝いて見える。 空に輝く太陽の様に*]
(71) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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[団子屋で会っただろうか。
しかし声になんとなく聞き覚えがあるという事は、きっと会ったのだろう。]
冥界の門、開いたら面白いやろ?
力を貸してくれるんは歓迎やけど。
気を許した瞬間に背中刺すんは勘弁してな。
そんなんされたらうっかり殺してまうからなぁ。
[大陸の妖が何故、とも思うが深くは追求するまい。
そこを深く追求すると琴にも追求する羽目になるので。]
まあ、お互い邪魔せんよう協力しよか。
よろしゅうな。
あいる……?知らんな。列強にそんな名の国はなかったはずだが。
まあ良い。百鬼夜行というなら、我の同胞も連れてこよう。
どうだ?その方が賑やかになるぞ。
[英国の隣の小国だとはもちろん知るはずもない。ともかく、こちらの怪]
冥府の門を開くか、確かに妙案だ。
いや……刺すまいよ、背中など。我はただ同朋を… いや、良いか。
[中華妖怪の太平天国をこの地に作ろうとしている事など、別に言う必要もないかと思い直した。]
拜托您了。 一つよろしく願おう。
[社交辞令のようなものだが、それで十分だろう。]
知らないのか?
父ちゃんの故郷有名じゃないのか。
[ちょっとしょんぼり]
おおーっ
いっぱいいっぱい、楽しいんだぞ!!
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[疑われているのかもしれず。 しかし普段と変わらぬ態度を崩しはしない。
京の都に根を下ろして幾年経っただろうか。 おそらく目の前にいる天狗よりも長い。
男は別に人間に対して情が薄いわけではない。 情が深いわけでもない。 人間という生き物は面白いし興味の対象だ。 それは今も変わらない。
只、今は怯え惑うその様に興味が注がれているだけの事。]
(88) 2018/11/08(Thu) 23時半頃
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[天狗の出した妖にゆる、と首を傾げた。]
大陸の妖……まあ、おるやろなぁ。 お隣さんやからね。
でもめりけんってなんやねん。 あ、そういえば昨日派手な女相手に爺さん鼻血吹きながら追い回してたって聞いたで?
[追いかけ回したまでは言ってなかったかもしれない。 だがそんな事は些細な事である。]
(89) 2018/11/08(Thu) 23時半頃
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[そんな事を話しているうち、すっかり濡れ鼠になった男はくしゃみを一つ。 この寒さの中で濡れるのは寒い。 火を指先に灯し、ふっと息を吹きかければそれは男自身を包み込む。 しゅうしゅうと水蒸気が立ち上り。 やがて火が消えればすっかり乾いた普段通りの男がそこにいる。 懐から眼鏡を取り出し掛け直せば何時もの姿がそこにあった。 今度は濡れないように適度に火を起こして雨を弾きながら立っている。]
爺さんに着いていくとまた濡れるやろ。 それは勘弁してほしわ、夏ならええけど寒い。
僕は徒歩で行くわ。
[本性を顕にすれば空を飛べる。 だが金色に輝く烏は大層目立つのだ。 天狗が空を翔けて行くのならばそれを見送って。 それから常と変わらぬゆるさで歩き出した*]
(90) 2018/11/08(Thu) 23時半頃
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[歩きながら適当に烏を撃ち落とす。 その烏も徐々に数を減らしていっただろうか。
周囲をざっと見れば怪我人多数、死者もそれなりに。 まあまあの成果だ。
生き残った者達は火消しに走る者や怪我の治療をして回る者。 呆然と座り込む者に泣いている者。 様々な反応がそこにはあって。
嗚呼、なんて面白いんだろう。 ほんの少し心が満たされた気がして足取りは浮足立って軽い**]
(117) 2018/11/09(Fri) 00時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/09(Fri) 00時頃
― 桜の下 ―
えぇ、えぇ、そうなの ね
[香りをたどって桜に会いにくれば―
―そこには数人の人間、に見える者たちがいた。
蓮と名乗った男がただただ話している。
話の内容はあまり理解できなかったが、とりあえず相槌をうつ。
もちろん話の切れ間に簡単に名乗ったのだが。]
[内容はわからないが、ここにいるこどもたちが喜んでいる。
その姿をもう少し見ていたい、それだけで手伝う理由には十分だった。
だが一つだけ引っかかる言葉があった。
『地獄』
人間だった頃、お腹からいなくなったこどもをずっと探してた。村の中も、外も、池も、山も 森も畑も川も街も橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚
地獄だけはさがしてないわ]
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― 三峯茶房 ―
[天狗と別れて向かう先は爪輔の茶屋。 元よりこぉひぃを求めて出てきたのだ。 ついでに火だるま烏を飛ばしたが、それは多少の余興というもの。 その余興もそろそろ幕を引きそうだし。 既に男の興味から外れている。]
(175) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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ども、おはようさん。
[丁度、言葉と入れ違いだっただろうか>>167 呑気に挨拶をすると何時もの席へと腰掛け。 指を一本ぴっと立てて。]
こぃひぃ一つ、それとなんか飯食わせて。
[ここの品書きに食べ物はあっただろうか。 なくとも何か出してくれると嬉しいな、と視線で訴えた*]
(177) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/09(Fri) 21時頃
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[なんだか見られている気がする。 というか声を掛けられている気もする>>180 そちらへと視線を向ければもふもふがいた。 感触がもふもふだからもふもふである。]
言葉だっけ? 僕は蓮っていうんやで。 よろしゅうな。
[誰と問われれば取り敢えず名乗る。 存在自体は忘れられてないらしいから、きっとこれで正解のはずだ*]
(182) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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[すれ違いざまに出ていく凜から声を掛けられた>>185]
元締め探してどないするん? あんま危険な事に首突っ込むんはどうやろうねぇ。 僕は美味しい団子が食えへんようになるんは勘弁してほしいから。
凜には大人しゅうしてほしいんやけど。
[その言葉は軽い口調であったから冗談のように聞こえたかもしれず。 しかしそれは男の常の言動と変わらず。 普段通りといえばその通りだった。]
(198) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[もふもふの頭を突き出されれば>>192 遠慮せずその頭を撫でようとして。 しかしその手は止まった。]
どしたん?
[不思議そうな声にこちらも不思議そうな顔になった*]
(199) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[煙の妖の言葉にぱちり、と瞬きをして。 それから頷いた。]
別に匂いくらいいくらでも嗅いでええけど。
[匂いを嗅いだとしたらどうだろうか。 昨夜忍び込んだ六道珍皇寺か。 人々を襲った烏の匂いか。 それともそれよりも前、贄に捧げる為に殺した現場に残った匂いか。
どれにせよ、あまりよろしくはない事態ではあるが。 もし何かを感知されたとしても。 次の獲物がこの可愛らしい妖になるだけの話*]
(208) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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もしくは火の匂いか。 しかし煙の獣はあまり深く考える性質ではないらしく。]
うんうん、僕好きやでぇ。 可愛ええなぁ、言葉はんは。
[頭突きをされれば抱き込んで思う存分頭を撫でてやる。 今、ここで無防備な頭に炎の塊でも撃ち込んだらどうなるのだろう。 煙の妖だから意味はないだろうか。 無駄に警戒させるだけだろう。
だからつまり今するべき事は。 遠慮もなくもふもふを堪能する事である*]
(219) 2018/11/09(Fri) 22時半頃
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[存分にもふっていたら手の中から擦り抜けてしまった>>228 少々寂しいが仕方ない。]
おー、またなぁ。
[殴り倒すの、とは何だろう。 色々な要素を噛み砕いて考えるにおそらくは烏の主であるのだろう。 眼の前にいる、とは勿論言わず。 笑顔でひらひらと手を振って見送るのだった。]
(232) 2018/11/09(Fri) 23時頃
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[中華の妖の術にかかった死体に、洋の血を引いた妖の妖気を強く叩きつけられて。
まったく違う術の系統を2つも重ねられて。
――――障壁に何かしらの異常が起きても、仕方ないよね?
偶然だもん。]
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パンってあれやろ、あのもさもさするやつ。 僕は米のが好きやけどねぇ。 贅沢は言わへん、それ頂戴。
[卵も勿論頼む。 お代については言い値を払うつもりだ。 彼が無茶な金額をふっかけない事はしっているし。 何より男は金に困ってはいない。 烏は光り物が好きなのだ。]
(254) 2018/11/10(Sat) 00時頃
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そんで飯食いに来た僕が言う事やあらへんけど。 よくこんな状況で店やってんな? 普通に開いとったから驚いたわ。
[この状況で店を開ける爪輔にも驚くが。 こんな状況で普通に客がいた事にも驚く。 擦れ違いになった凜と言葉。 それから大陸の妖怪。 男を含めたら4人だ。 実に呑気な事だと思うが、誰も彼も妖怪だからそんなものかもしれない。]
そっちの大陸のおにーさんも物好きやねぇ。
[ちらりとツェンを見ると小さく笑う。 その頃には珈琲のいい香りが漂ってきただろうか*]
(255) 2018/11/10(Sat) 00時頃
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[男たちが押しかけたから店を開く羽目になった、つまりそういう事らしい。 人のいいやつだと笑った。
出されたぐちゃぐちゃの卵はよく分からないが醤油を掛けて食えば美味い。 あとはパンとやらは珈琲に浸して食べる。 味噌汁と白米と焼き魚の朝食には及ばずとも、これはこれで美味しい。 何より珍しいのがいい。]
あの烏達はその辺に飛んでる烏とおんなじやな。 誰かが妖力で火を着けて飛ばしとるんやろねぇ。 別に烏に縁のある妖とは限らんで? 火を操る妖怪かもしれへんやん。
[もぐもぐと食事を進め、時折珈琲を飲む。 不思議な味だが頭がすっきりするこの飲み物は悪くはない。]
(262) 2018/11/10(Sat) 00時半頃
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逆に聞くけどそういうのんに心当たりはあらへんの? あ、僕以外でね**
(263) 2018/11/10(Sat) 00時半頃
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― 深夜・六道珍皇寺 ―
[ふわり、と庭へと降り立った。 桜と井戸を囲む結界に触れれば、ばちっと弾かれる感触。 仲間が色々とやってくれたようだけど。 極々狭い範囲で張られたそれは強固であった。
男はゆるりと振り向けばにんまりと笑う。 そこに険しい顔をした仁右衛門の姿があったからだ。
とん、と地面を蹴って飛び上がって仁右衛門のすぐ側に降り立った。
風に踊る髪の毛が月の光を受けて金色に輝く。 仁右衛門を見つめる瞳はそれよりも強く。 まるで太陽の様。]
(264) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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僕は別に仁右衛門はんに恨みはないんよね。 人間嫌いでもあらへんし。 寧ろ好きな方やと思うんやで。
生肉を突くよりも団子や鮨の方が好きやし。 綺麗な服を着るんもええし。 こんな変わった眼鏡いうんも面白い思うし。
天狗の爺さん程やあらへんけど女も好きやで。 柔らかい身体はええもんやんね。 気持ちええしなぁ。
(265) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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ただ、ちょっとばかり飽きてきたんやわ。
(266) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[泰平よりも動乱を望む。 人間共にとっては鎖国から解き放たれただけでも動乱であっただろうけど。 男にとってはそれだけでは刺激が足りぬ。
だから刺激を求めて男は動く。 これでも勤勉な性質なのだ。]
だからな、仁右衛門はん死んで。 死んですぐ冥府から戻って来られるかもしれへんし。 寂し寂しって泣かんでもええで。
それともお前さんなら地獄には堕ちへんのやろか。 極楽浄土に行けるんやったらそれは幸せやろねぇ。
(267) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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いい子にしとき。幸せなとこ、連れてってやるわ。
(268) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[手の甲に血管がびきびきと浮き上がる。 その手を鋭く住職の胸の中に突き入れ心臓を掴む。
どくん、どくんと脈打つそれをぐっと引きずり出して。 顔を上に持っていきぎゅう、と絞れば真っ赤な液体が垂れ落ちる。 それを舌先で受けてごっくんと飲み込んだ。 液体を飲み込んだら残った肉を喰らう。 弾力のある肉は大層美味かった。 法力に満ちたそれは男を満足させるに十分なものだったから。]
(269) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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ごちそうさん。
[赤い液体で濡れた唇を指で拭い、拭ったそれを舌先でしゃぶり指先を綺麗にしていく。 指を舐め終わり、唇とちろりと舐めて食事は終わる。
その頃には仁右衛門は完全に事切れており。]
(270) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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うん、結界を壊せそうやね。
[はらり、はらりと着物の裾が乱れて。 やがてそれらは妖力の糸へと变化する。 糸と貸したそれらは男を取り巻いて。
―――――――カッ!!
丸で小さな太陽があるかの如く輝いた。 黄金に輝く三本足の烏。 神の御使いとされる事もある霊獣。
霊獣が鋭く空を飛び結界へと嘴を叩きつければ。 まるで氷が割れる様に、ぴし、ぴし、と音を立て。 やがて結界ははらはらと破片となって地面に降り注いだ。]
(271) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[黄金の烏が仁右衛門を脚で掴んで桜の根元へと放り投げる。 流石はこの寺の住職をしていただけはある。 即座には吸い込まれない。 桜はたんまりとその魔力を味わっているのだ。]
こらまた、えろう赤なったねぇ。
[ひらり、と舞う花弁を一つ摘んで眺めてみれば随分と赤みが増している。 真っ赤に染まるまであと少し。 仁右衛門の血を吸ったその花弁を口に含んでみた。 ほんの少しだけ鉄臭さを感じたような気がする。]
(272) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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やっぱここまで来るとただの人間じゃあかんね。 せめて住職はんくらいには強い人間を贄にするんがええんやろなぁ。
[幸い今は妖怪もあちこちにいるわけだし。 その中でも妖力の強そうな者を贄に捧げてしまえばよいわけだ。
真っ先に脳内に浮かぶのは天狗の爺さんだ。 あれを相手にするのは面倒くさい。 なんせ相性が悪い。 太陽の化身なのだから明るい昼間が男の領分であるのに。 あの爺は雨を降らすのだから実に面倒くさい。 仲間の誰かに押し付けるが吉か。 女好きなのだから女が行けばいいのだ。]
(273) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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[そう決めてしまえば見つかる前にさっさと立ち去ろう。 夜空に金鳥は目立ちすぎる。 仕方ないので人間の姿に戻りねぐらへと戻っていった。
その際、金色の羽がひらり一枚、住職の身体の上に舞い降りた**]
(274) 2018/11/10(Sat) 01時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/10(Sat) 01時頃
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