人狼議事


24 ロスト・バタフライ

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視点:


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

コンニチワ コンニチワ

[増えた人の姿。喋れない彼女の代わりか、鳥が喋る。
ぱたりとくちばしに落ちた雫。
くるると喉を鳴らして見上げる]

(2) 2011/01/26(Wed) 02時頃

 どうして、泣くの?


 ──欠けちゃったの?

[ぽたり、薄紅色から落ちる雫は とても綺麗。]


           ──それとも、欠けてるの?


[それを見た子どもの声にならぬ「聲」、
    聞かせずに尋ねる声に、乗る色がある。]


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

ゲンキ キミ イテクレル ゲンキ シンパイ?

[鳥は抱きしめられる理由も、想いも知らぬまま。
コリーンが自分へ語りかけた単語いくつか真似て
不思議そうな子供へと首を傾げる]

(7) 2011/01/26(Wed) 02時頃

墓地に涙は付き物だと言うのに
ここほど、生者の涙の似合わぬ場所もない

死者が立ち、生者が眠るこの地
この地に涙を流すのは、あの二人だけでいい

[左耳は生者の声を聞き、右耳は死者の囁きを聞きます。左目は今世の姿を見、右目は魂の色を見ます。私は、少々特殊なようで御座いますな]


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

[鳥。視線と単語に鳥は反応する]

マーロウ マーロウ

[ばさばさ。緩む腕の中で主張するよう羽ばたいて。
子供の頭を踏み台に霧の中へと消えていく。

飛び去る方を見たのなら、
此方に向かう蝶に気づくかもしれず]

(18) 2011/01/26(Wed) 02時半頃


 いやはや、どーうして泣くんだろねー?

[ひひ。と聲は笑う。]

 欠けてるの、すごく、いいのにさ。

 欠けているの、きれいなのに

 欠けているの、すてきなのに。
 



 欠けているから、

  ──寄り添って、おぎないあえるのにさ?
 


…――――

耳につく キンキン、キンキン

うっとおしい事この上ない

君、少し静かにしたまえ

[まったく、死者も生者も騒がしい。静かな時間が欲しい、この霧の中の湖のように。波すら立たぬ、静かな世界が良い]



 完全で、まったきものなんて、つまらないだけじゃないか。

 
  せっかく欠けて、埋めあうことができるのに、
  どーして泣くんだろうね。

 おいらにはさっぱりわかんないや。
 


[にこー。と、差し込まれる注意に、唇にまりと弧を描く]


  や ・ だ 。

[NO、と突きつける二音、愉しげに笑っている。]

 黙っててほしいの?
 本当に?

 静かなのがいいの?



 うるさいから追い出したい?
 人間を?
 まだ生きてる人たちを?

 おいらもかい?


  ねえ。──お仲間だろう?


 それとも、仲間だ、なんて──認める気はない?

[煩い、と言われても声は止まない。
からかうような遊ぶような声、
矢継ぎ早の質問、問いかけ、まるでどこか試すよう。]


【人】 鳥使い フィリップ

―― 湖畔の小屋 ――

[アイリスとノックスを連れてたどり着いた湖畔の小屋。
ランプは霧の中で乱反射を起こし、遠目からでも目印になりえた]

おかえり?

[扉を開ければ暖かな空気に先客を知る。
待ち合わせた相手と探していた相手がいるか顔を覗かせ]

ずいぶん、賑やかになったね。こんにちわ。

[予想外の人数に瞬く。
互いに名乗り小屋に着いた経緯を尋ねたりもするうちに
ロビンがまた新たに人を連れて小屋に戻るかもしれず――]

(31) 2011/01/26(Wed) 03時頃

私はな、穏やかな日々が続く事を希望するだけなのだ
ただ、静かにこの場にありたいだけだと言うのに

騒がしい生者を追い出そうと、今起きたばかりだと言うのに
君が騒いだら、意味が無いだろう

[まったく、イライラする、イライラする。私に残る、憤怒の感情。ラースの炎が、今の私を形作る源。だから私は、イライラする。だから私の体は、生者と変わらず形を保つ。]


仲間? 何が仲間だ

同類、同族、そのくらいの物だろう
仲間と言うのは、共通の目標を持つ者の事を言う

静かな夜を取り戻すために、私は今、ここにいる

[イライラする、イライラする。ああ、頭が痛い]


 静かな静かな?
 そーうかあ。

 おいらは煩いのも嫌いじゃないよ。
 あんたの話を聴くのも嫌いじゃないよ?

 仲間じゃなかったら、
 同族、同類? なんでもいいな。

[いらいらする声にも、返す声、言葉楽しそうなまま
相手のことなどお構いなしなのはかわらない]

 欠けてるもの見ているのは綺麗で、好き。
 話すのも好き。

 にひひ。黙るのは難しい。


 おいらは楽しければ、なんでもいいんだ。
 面白ければ。なんでも。

 さあて、やってきた子達の中で、

 片方だけの羽埋められる子はどれだけいるかなー。
 でも、永久に埋まらないで、欠けたままでもいいよねー。

[つらつらと話す声音飄々と]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 03時半頃


はぁ・・・わかった、もういい

声を聞くのは、100歩譲ろう、構わない
頭に響くその声を、なんとかしてくれ

トーンを落とせ、ゆっくり話せ

[まぁいい、今はいい。イライラするのがこの身の元なのだ。怒りを感じるのは構わない。イライラする、イライラする]


 ゆっくり。
   ゆっくり?

 ゆっくり。

 ゆっくりか、


 うん。

 うん?

 うん。



 にひ。

       ──そーうだねぇ


[笑う声、言葉]

 そうだね。

     [ ──転調する。]


そう、ゆっくり、優雅に話すんだ
そしたら、私の方に問題はない

わかるか?

わからないよな

わからないのはよくわかる

とにかく、私のように話をするなら、良いのだ


誰かに聞かれるかも知れないよ。
ボクたちの言葉も。

耳のいい子も混じっているかもしれないものね。


今度の話し方は、どう? 似合うかな?

[声に混じる、楽しげな色だけ変わらないまま──
急くようだった口調が転じる。]


【人】 鳥使い フィリップ

[ロビン達が小屋へ来るまでの間。
アイリスに尋ねられたことを思い返す>>39

彼に逢う為に、見合うものだから。
僕の代償なのかもしれないね。

[投げられる疑問、足りるか判らずともひとつひとつ答えて]

アイリスの代償は…どうだろう。
迷ったといっても、ここに居る時点で代償を支払い、
ここに来た目的を忘れてしまったのかもしれないし。

思い出せると、いいのかな。

[疑問になりきらず彼女へ尋ねるも
彼女が何か口にするより前に、
ノックスと出会い話はそこで途切れたまま]

(51) 2011/01/26(Wed) 03時半頃

構わないさ
聞きたい者には、聞かすと良いんだ

それをべらべら話すような者なら、煩いから邪魔になるが

静かな者ならば、私は構わない
私は、静かな夜が欲しいのだ

それとも君は、聞かれたくないような話をするのか?

過去の恥ずかしい話とかか?
聞かないぞ、私は


優雅。

[考えるような間]

えらそう。

[本音が漏れた]



… …。もう少し時代掛かった喋りの方がいいのだろうかね。

ボクよりも、我とか己かね?
然して、我は思うゆえに違和感を覚えるのである。


【人】 鳥使い フィリップ

―― 現在/湖畔の小屋 ――

おかえり、サンチョ。

[また人を連れて戻るロビンの姿。
まっすぐに歩くこともままならぬ身で、
人を背負い来た彼を見て口が開く。遅れてひとつため息]

本当に、サンチョはね。…、お疲れ様。

[腰掛けていた椅子をロビンへと空け、
言葉に耳を傾けながら、何か靴の代わりになるものを物色]

ひと時に、みたいだしね。
相変わらずその死者の姿は見えなかったよ。

[丈夫そうな皮の外套、強度を確かめながら
満面のトニーと目が合えば、にっこりと笑みを返す。
それから唇の前にひとさし指を立ててみせるが効果はさて]

(57) 2011/01/26(Wed) 04時頃

べらべらと喋られても面倒だよ
べらべらと喋らないという程、
彼らを信用していないというのもあるかな

[続いた話題に、返す声はひとつ前の喋り方
自分が覚えた違和感が優先されたらしい]

ボクは、彼らのその読みきれない
面倒なところが好きだけど
面倒なことには変わりない

秘密?
なにがいいかな。

あんまり怒りすぎてこめかみの血管が切れて
死んだ奴がいるとかいう話とか?

[口にする話題に、戯言が多く混じるのは
口調を変えたところであまりかわらないまま]


いや、話し方はどうだろうと良い
大事なのはリズムだ、雰囲気だ
粗雑でないなら、良い

むしろ、君がそんな話し方をすると・・・怖い

[はぁ、なんと言う事だ。静かな夜は、暫し来そうにない。]

信用する必要など、ない
信頼する必要も、ない

私は、煩い者、私の邪魔をする者は排除するが
そうでない者を、わざわざどうこうする気はない
どのような存在だろうと、等しく


【人】 鳥使い フィリップ

サンチョは不満? 愛嬌あって良いと思うんだけどなぁ

[のほほんと答えながら、
自分の鞄から折りたたみのナイフを取り出せば
外套をいくつかに切り分けて、コリーンの傍へと膝をつく]

すまないけど、少し触るよ。

[彼女も口が利けないのだろうか。
大丈夫と伝えるべく笑いかけて、布地を足に巻いていく]

小屋の中から動かないにしても靴は確保した方がいいね。
急ごしらえだけど無いよりはましかな。

[最後に縒って作った紐で解けぬように結んでおいた]

嫌ならとってしまって。

[告げて腰を上げれば、丁度姉妹が小屋にやってきたところで。
先ほど示したポーズをトニーがまだしているのに小さく笑えたのは最初だけ]

(67) 2011/01/26(Wed) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[言葉は端的ならがも抽象的で。
彼女らが話終えた後も暫くは押し黙ったまま]

伝えに来てくれてありがとう。

このままずっと此処に留まって欲しいとは言わないけれど、
聞きたいことがある人もいるし、
これから聞きたいことも出てくるかもしれないし。

君たちもちょくちょくこちらに顔を出して貰えると助かるかな。

[皆、すぐすぐ状況を飲み込めているかというと、
周囲に視線巡らせてみても自信がない。

姉妹の返答を待った後。
人気の少ない台所にて思案に沈むべく煙草に火を点けた*]

(68) 2011/01/26(Wed) 04時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 04時半頃


怖い? そう? そうであろうか。

なんちゃって。

[勿体つけた喋り方。くつくつと声が楽しげに震える。]

ボク、俺。私、おいら。小生?

あはは。

目に見えるとおり見た目どおりではありませぬとも
さほど学があるほうではないのは
事実ですから粗雑でないのは難しいであるかもしれませんね。

丁寧にならどうだろうね? 怖い?

[ところどころ間違った敬語で尋ねて]


真似るのはどうも難しいです、
ボク──おれは楽しいけど

[語調探すようながちゃがちゃとした口調のまま]


あなた、きみ、

えーと。いらいらさん?

[大きく言うなら同類、同族。ただ、
──"彼"個人をなんと呼ぶべきか考えるような間をおいて
今はこどもを装う声は途切れ、
一時彼の望む静寂が、相手に呼び名の*水を向ける*。]


[さらさらと耳に流れるのは、2つの声。

 ただそれを、聴いていた。

 自分から応えることはなく。口を挟むこともなく。何も思うこともなく。

 そう、想うことなど、

 ―――――とうに忘れてしまった。]


 仲間。

 面倒。

 僕の名前。

 だんな様の、お言いつけ。

 …ああ、なんだっけ、それ。

 全部、忘れちゃったから。

 いらないよね、きっと。


 ここに来ている人たちは、

 さぁどれくらい、その心を保てるだろう。

 馬鹿だな、何も考えなければ、

 こんなにも楽なのに。

 面白いから、いいけれど。


 …そこの、声の人も。

 なんでそんなに苛々しているのかな。

 馬鹿だなぁ。

[紡ぐ言葉は穏やかに。
 ただ誰に向けたものでもなく。]


イライラさん、と言うのは何だ 私の事か

私を呼ぶならば、WrathかIraと呼びなさい
そう呼んだなら、私だとすぐにわかるから

[まったく、子供でないならもう少し・・・とも思う。いや、きっと彼はああいう物なのだろう、と思う部分もある。もう一つ加わった、ゆったりとした声色に、またもイライラは募るのだ。]

馬鹿とはなんだ 馬鹿とは


馬鹿、は駄目な言葉じゃないよ。
だって僕も馬鹿だもん。


…名前を付けるの?


イラ。ラース。怒っているね。

僕は名無し。ただの小間使い。名前は記号。



空っぽの僕はどうしたらいいかな。


名無し? 名無しじゃ、呼びにくかろうが
本当の本当に空虚な物など、ありはしない
空虚だと感じる感覚があるのなら、何もない事はない

何か考えると良い
もし思い浮かばないと言うのなら
私か、もう一人が勝手につけるさ


【人】 鳥使い フィリップ

[一服してる間にも、ロビンは休まず働くらしい。
すっかり短くなった煙草を流しへ捨てて、台所から顔を出す]

ありがとう。食器の用意は僕がしようか。
君も少し休むといいよ。

[お湯が沸くまでの間は、暖炉の前で一息つけると良い]

ああ、サンチョ。君はどう呼ばれたいかな。

[ピッパが小屋に来て中断していた話の続きを問いかける]

(94) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ロビンの傍でコリーンの声が出るようになったらしきに
二人の会話の邪魔にならぬよう、合間に小さく笑う]

良かったね。

[言って、ティーカップを洗う為に袖をまくる]

(96) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[湯を沸かす間も集中しているらしき彼の邪魔にならぬ様
そっとカップを洗うに留め、あとの支度は任せることにした]

ありがとう。

[紅茶を受け取り、適当な壁に背を寄せる]

珍しいものを見せてもらった気分だよ。
紅茶をそんなに真剣に入れる人をはじめて見た。

[感心のまなざし、ロビンへと向けて]

サンチェは結局だめか、残念。

[少し寂しげに眉を下げて苦笑う]

ロビン、それなら僕も様付け以外を希望しようかな。

(103) 2011/01/26(Wed) 12時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[靴に添えられる礼に、良かったともう一度呟く]

どういたしまして。

他の靴が見つかるまでの間、解けてしまったら括り方を教えるよ。
足が擦れて痛くなるようなら、もうワンクッション挟むから声を掛けてくれるといい。

[コリーンへ言ってから、いただきますと紅茶に口をつける。
ふわりと口内で解け広がる香り。
ただ茶漉しに茶葉を入れて湯を注いだものとは別物だった]

びっくりするな。
僕が今まで飲んでたのはどうやら紅茶じゃなかったみたいだ。

(105) 2011/01/26(Wed) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

好きに呼んでくれるのがお望み。様付け以外でね。
我侭な相手のあしらいはどうするんだろう。

[悪戯めかす笑み。ロビンへと向ける]

(106) 2011/01/26(Wed) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

いやいや、本当に。それくらい美味いよ。
飲ませてやりたかった。

[此処に居ない誰かへと、呟きは微か。
また一口味わうように紅茶へくちづけて]

うん、その方が、好きだ。

[懐かしい響きにゆるやかに目が細まる]

どうにもね、様を付けられるのは居心地が悪いし。
うっかりすると、君よりも偉い人間だと勘違いをしてしまそうだ。

[いやだねぇ しみじみ言って、肩を竦めた]

(110) 2011/01/26(Wed) 13時半頃

ほら、貴様等も頂くと良い
紅茶だぞ、本当に紅茶の葉なのかは知らないが、紅茶だ

[カップを差し出した]


【人】 鳥使い フィリップ

美味しい紅茶を煎れられる。
他者の目を持つことが出来る。
そしてそれを良い方へと向けられる。どうかな?

[彼と会って間もないが見えた部分。
尋ねる口調の中には自信が込められている]

美徳と身分は関係ないでしょ。
身分を言うなら僕だってただの一兵卒だしね。

ロビンを見てると、見習いたくなるんだよ。

(112) 2011/01/26(Wed) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

どうかな。

例えそれが賜物だとしても、宿るものだ。

そうは思わない?

[自分の胸元を指先で叩き示して、首を傾げてみせる]

さて、ごちそうさま。
僕は水を汲んで来るよ。

[飲み終えたカップを台所の桶へと着けておき、
空になった手桶をいくつか手に小屋を後にした*]

ロビンは自分の煎れた紅茶飲まないのかい。
美味しいのに、さめてしまうよ。

(114) 2011/01/26(Wed) 14時頃


空っぽ?
空っぽ。
空っぽ?

ヴァニタス、空虚?

でも、そうなったのはどうして?

忘れた。
忘れた?
忘れたから?



空虚というよりは真に虚ろいうよりは、

それはかつて存在したものの忘却であって

いらいらさんが残したものが
iraであるのなら、

──もうひとりさんは Oblivion ?


ううん。

でもねーえ、呼びにくいかな? かもかな?

かもしれない。

それに──



それは、なくしたもの方の気もなかなかしてさ

今、

そこにいるきみとは
ちょっと、違う気もするね?

だってまだ、きみはそこにいるもの、
ねえ、もうひとり。



はたしてしかして、

なくした中で残っているのは何だろう?

──空虚?
──それとも忘却?

──そこにいる君は誰?

Who are you?

あはは


忘却と虚ろの中で残っているものが

僕でおれでおいらなら

おいらは、Gaudere ?

おいらに残るのは──あはは。


おれのことは縮めて、ガウでいいかな。

[くすくす、声で遊ぶみたいに楽しげで喜ぶみたいな声]

"おいら"がロバートを、ロビンって呼ぶみたいにさ。

ちょっと仲間みたいな呼び方、
皮肉っぽくていいな。
うん。なかなかいいよ。


そう、空っぽ。

君は、いい子だね。

―――どうして?

どうして、だろう。

多分、うん、不要だったんだ。


空虚でも忘却でも、結果は一緒。だと思う。

ただ僕には何もない。

"nacht"。


…うん、"ナハト"。

ええ?それは、否定だって?

どちらでもいいじゃない。

僕は忘却し今は空虚な"ナハト"。

ふふ、こういうと僕、賢いみたいだね?


忘却する賢人ね、どんなだ

まぁ良い、ナハトとガウだな
そう呼ぶ事にしよう

私の邪魔をしないなら、関わりの無い事だ


邪魔?だなんて。

イーラは何か、しようとしているんだね。

いいよ、僕。邪魔はしない。だって面白そうだから。

でも何もしない。

今の所は。

今の所は、ね。


サンチョ、ロバート、ロビン。

イーラはいいね。

沢山、持ってる。

僕?僕はゼロ。


それにしてもさ。
悪霊だなんて、失礼だよね。

僕は悪霊じゃない。

僕は、僕だ。

でも僕って何だっけ?

そんなのどうでもいいか。


ノックスと言うのがあるのだろう、1じゃないか

それに、私も一つしかないさ
私はイーラ、憤り怒る魂の形

それ以外は、仮の物でしかない

元々の私は、どのような物だったのか
そんな事すら、憤怒の炎が灰にした

表面にあるのは、残りカスだ


まったく、失礼な話だな

確かに私にあるのは憤怒、七罪の一つだが
だから悪だと言うのは、不本意だ

生者が踏み荒らすから、憤ると言うのに
生者が正義、死者は悪か

死者は、理由なく何かをする事などない
何かが起こるのは、いつも生者の行動が悪いのだ

因果応報と言う言葉すら、生きる者は忘却したらしい



 紅茶なんて、初めて飲んだ。

[仕えていた場所で、自分の身分は下の下。
 水さえまともな水は飲んだ事が無い。]


[1、と数えられた「記号」にふるふると首を横に振る。
 それは、自分のものではない。自分が呼ばれていたものは他にあった。忘れてしまったけれど。]

イーラは燃えてしまったのか。
じゃぁここに在るイーラは何だろう?

灰?憤怒。感情の塊。

それを言うなら僕は何の塊だろう。

怠惰?

…ああ、そういえば。
僕、よく旦那様に、怠けてばかりだと怒られていたな。


紅茶を知らぬ? なんだ、勿体無いな

美味かろう?
元はただの不味い葉だ、食う気にもならぬ物だ
使い方一つで、このような味も出す

要は使い道次第だ


イーラはきっと、考えすぎだね。

だから怒る。

僕みたいに何も考えなければきっと、灰すらも残らず跡形もなく消えられたよ。

[笑いながら、そう紡いで。]


うん、美味しい。

そう、全て、想い次第。

僕たちがここに在る様に。

欠けてようが、欠けてまいが。

生きている人は、それすらわからない。

可哀相だね。それに、可愛い。


[首を振る様子に、意味がわからず。何かあるのかとは思ったが、深く思考する事はしなかった。関わりの無い事だ。]

ここにあるのは、憤怒だ
残りカスにあった、かすかな記憶を繋ぎ、形を成す者

怒りの魂に、灰の器
深い深い霧すら焦がす、炎だよ

怠惰、ああ怠惰
そいつも7罪だな


我思う ゆえに我在り だ
何も思わぬと、私は私を保つ事が出来ぬのだよ

[器の表情は無表情、魂の中は逆巻く炎。こいつを内にとどめ置くには、なかなかの努力が必要なんだ。]

人が可愛い? 何を馬鹿な
きぃきぃ煩い、邪魔な物だ

たまに静かな人もいるが、そういう者は特殊なのだ

その特殊な者以外は、いらぬのだよ、この地に


7罪。ああ、だから聴いたことがあったのか。

「怠惰」。旦那様は難しい話が好きだったから。

よく聞かされていた。お前は「怠惰」だって。

…。…。…。


あれ?今僕なんて言ったっけ?

[伏せた瞳を開いた後は、また器用に記憶を消したまま。
 くるりと思考を翻して、別の話題に切り替える]


イーラは嫌いなんだね、人間。
可愛いと思うよ。
好きでもないけど。

面白い物だとは思う。

面白い物は嫌いじゃない。

そうだな、君が君を保つ為に、その怒りをぶつけるというのも、

嫌いじゃない。面白いから。


特殊じゃない人間を追い払ってしまって、

特殊な人間だけ残ったら、

ここはとても静かになって、僕たち消えてしまうかもしれないね?




退屈で、退屈で、

ふふ、死んでしまうかもしれない。


[冗談交じりに言った声は、ふわりふわりと掴み所もなく。**]


ん? 怠惰だろう 「Acedia」 どうした?

[記憶が飛んだような様子に、首を折るが。まぁ関わりのない事と、話を聞きだそうとはしなかった。]

嫌い? いいや、そうじゃないな
愛しい事と憎い事は、等しい事なんだよ

私の怒りを導く者は、排除する
それだけの話だ、先の事など知らぬ

怒りの炎は他者を焼き、自身すら焼く

静かな夜が、この地に戻ったなら
私は休もう、静かな人達の涙の溜まった湖の畔で


【人】 鳥使い フィリップ

―― 湖畔 ――

[井戸から少し足を伸ばした湖の畔。
何か探すように周囲を見渡していたが、やがて腰を下ろす]

支払ったものは何かに代えられるものなのかね。

[深いため息と共に髪をくしゃりと混ぜた。
ポケットに収まる眼鏡に触れてから、霧深い空を仰ぎ見る]

なあ、悪霊がいるから見えなかったのか。
びびって出てこれないやつじゃないだろう。

[声は霧に呑まれ、応える者は失い]

今、出てこられても困るけどさ。
害成すものを滅せよ…ってさぁ
聖水でもまいてお帰り願えるなら、そう、言うよね…?

[咥える煙草に火を灯し、フィルターを強く噛んだ]

(150) 2011/01/26(Wed) 21時半頃

くは くははは。ナハトもイーラもおもしろい
イーラの話もナハトの話も面白い

面白いのは楽しい。

楽しいはおれ

おれは楽しい

うん、すばらしい

ふひひ。


善悪は誰かが決めるものだし興味はないかな

まあでも、人からしたら

ひとに死を招くものは

悪いと分類したくもなるかもしれないし

おれたちがいるから他の死者はでてこないんだし

向こうにとったら

おれ達、ただの邪魔者だからねえ

[そう言いながら、きしし。と歯の間から笑う声]

悪と敵視してもらえるのは、
駆除を待つ害虫呼ばわりされないだけマシかもしれないよ?

[話の合間の相槌のような言葉に本気はどこまでも薄く]


【人】 鳥使い フィリップ

抽象的にならざるを得ないのか。どうなのか。

生き残りましょう。じゃないところが、
なんともまあ…どうしたものかな。

[吐き出す煙は漂うのに、落とす息は重くなる]

とりあえず。

[呟き、消して、投げ捨てかけた吸殻。
静かな湖面、放る気になれなくて
ズボンのポケットへとねじ込んだ]

歩け。

[羽ばたくには重い足。ぱしりと叩き立ち上がる]

(165) 2011/01/26(Wed) 22時頃

害虫なのは間違いないだろうな
少なくとも、私は駆除の対象だろう

怒りのままに暴走する、最も悪質な存在だろうからな

[客観的に、悪霊とは自分を指した者のような気がするし]


[ イーラの声に、ころころ笑う気配]

怒りで暴走するのと──


 ───暴走しなくても意図的にもてあそぶのとだと

どっちが悪霊って呼んでもらえるかな?

[問う声は、ごくごく、楽しそう]


【人】 鳥使い フィリップ

―― 湖畔の小屋へ ――

ただいま。
さすがに重いな、男子、誰か手伝ってくれないかい。

[井戸水で満たした桶。
扉を開ける為に下ろした位置に置いたまま中へと声を掛ける]

おや、ニール。こんにちわ。
きちんとたどり着けたようで良かった。

[姉妹が話し始めた時には見えなかった姿。
話はもう聞けたのかと、ゆるく首を傾げてみせる]

(168) 2011/01/26(Wed) 22時頃

さぁな、生者に聞くと良い
私は、どちらもかわらないと思うがな

[少なくとも、玩具にする気はないのだ。破壊衝動の出口になったなら、楽しみなどいらないのだから]


と──


まあ、ちょっぴり悪ぶってみたところで、

所詮、今、媒介になってる身体が朽ちたら

遊びも、今ここに混じって在るおいらとしてのおれも、
さっぱりそこまでで消えるんだけどさ


【人】 鳥使い フィリップ

ありがとう助かるよ。
遺伝かな、それとも肉を沢山食べるとそんなにがっしりするのかな。

トニーもありがとう。
お駄賃はもうロビンの紅茶を飲んだだろう。
働かせすぎて倒れられたらもう飲めないぞ。

[手伝ってくれる二人へ桶を任せて。
自分も残る桶を手に迎え入れてくれるそれぞれへと笑みを返す]

力仕事は女の子はいいよ。
余裕が出てきたら食器の片付けとかをしてくれると助かるかな。

[立ち上がるレティーシャへと手で制して、
残る桶を手に台所へと置きに向かう]

(178) 2011/01/26(Wed) 22時半頃

ガウは、呼んで欲しいの?


悪霊、と。


朽ちる媒体が在るのなら、
僕らも人間も同じ。

なんて、単純な話なのにね。


[眉を顰めて見るも、気にした様子は特になく。]


【人】 鳥使い フィリップ

…? どうかした。

[ニールが何かに視線を向ける様子。
つられて見るも、自分には何も判らずに]

ああ、うん。いってらっしゃい?

[どこかへ行くのだろうか。
見送り、彼の分の桶はそのままその場に]

また汲みに行くときはお願いするよ。

[ノックスの申し出に、小さく礼を添えて答えた]

(182) 2011/01/26(Wed) 22時半頃

悪霊と、人間を見分ける。

簡単だよ。僕たちは「悪霊」で、彼女たちは「そうでない」。

悪霊が「わかる」と嘯くのも、面白いかもしれないね?

機会があればやってみよう。


【人】 鳥使い フィリップ

二人ともどんな話してたの?

[なにやら話を中断させてしまったようだ。
ニールとトニーと共に桶を運びつつ気軽に尋ねてみる]

(196) 2011/01/26(Wed) 23時頃

どうかな?

悪霊と呼ばれることが楽しいわけじゃないけど

[ ナハトの問いに首を傾げる。]

おれを悪霊と知ってて、

それで、ひとが、どんな顔でおれを悪霊と呼ぶのか、
ちょっと興味はあるかもね。

きししっ


【人】 鳥使い フィリップ

[トニーのよろける背をぽふと叩くように支えた]

いい子にしてたら、
今度は美味しいご飯が食べられるみたいだよ。

[お駄賃欲しがる子供へ、言い聞かせるよう。
合流するニールの返答に瞬き二人を見比べて]

なるほど。
悪霊に手を挙げて貰えれば、
話す余地もあるかもしれないねぇ

[試してみようか。冗談半分提案してみる]

ニールが悪霊になったら痩せ細ってしまうかな。
それはそれでだいぶ気の毒というか、お供えの意味が判りもするね。

[水桶を台所へ置き終われば、暖炉の傍へ戻ろうかと促した]

(209) 2011/01/26(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

片羽の話もか。

そうだね、二人とも体のどこかが欠けているわけではないし。
ニールは少し記憶が無いんだろう?
トニーは、……落ち着きが足りない。
けど、落ち着いているトニーは逆に心配になってしまうね。

ああ、桶はそこでいいよ。

僕はもっとおじさんだったんだよ。
ここに居るみんなくらいの子供が居てもおかしくないくらいにね。

どうかな、僕の時間は何に代わるのか、
何処にあるのか検討がつかないな。
何かに代えられるものなのかもね。

(214) 2011/01/26(Wed) 23時半頃


 なんだろうね、蝶は、
 僕が悪霊だってわかるのかな。

[密やかに、笑う。
 鷹揚に、感情も無く。]


【人】 鳥使い フィリップ

マッチョなトニーになるには沢山ご飯を食べて。
背も伸びるくらいにならないとね。

トニーはお腹空くかな?

[子供らしく笑う姿へ尋ねてみる>>221

二人なら大丈夫だと思うよ。

[ニールの声へと、淡々とした声返し]

霊と悪霊の差はそこかな。
確かにニールに叩かれたら痛そうだ。怖い怖い。

[穏便そうな言葉へすり替える。
片羽。欠けたもの。足りない。少ない。少し考え込んで]

なんだろうね、ニールはどういう人だったのかな。
好きなものとか、嫌いなものとか。そういうものも覚えてない?

(233) 2011/01/27(Thu) 00時頃


 言葉のかわりにペンと紙があっても、
 足のかわりに杖があっても
 それをほんとにかわりだと思えなきゃあ
 片羽にはならないんだろうね。

 なれないんだろうね。


 ───さてはて、欠けた部分を埋めるのは、何かな?

[こてん、と首を傾げて問うけど
声は、誰かに答えを求めるようではない。]


…さぁ。

そもそも代わりだと「想える」ことは、僕たちには出来るものなのかな。

出来ないなら、わからないな。

結局は、僕は僕のことしかわからないからね。


でもそうだな、人間が「片羽を見つけた」と「思い込む」姿は、

案外面白いかもしれない。

退屈かもしれない。わからない。


片羽が見つかった人間がいたとして、だ
その羽を壊したら、どうなるのだろうな

面白そうだ、随分と

発散になるかな、私の怒りの


【人】 鳥使い フィリップ

そうだね。

[二つの疑問へと返す答えは同じ]

もしも怨念で悪霊になったなら、
晴らせば召されないかと思ってね。

穏便に出来るのなら、その方がいいだろう?

はいはい、何だねトニー君。

[おじさんぶってもどこか様にならない事、
自覚するように眉が下がる]

(237) 2011/01/27(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そうだなぁ…

>>231へ悩む仕草]

ひとりでは難しいことなのかもしれないね。

[なんとなく、管理人の姉妹を見ていて感じることを口にして]

繰り返しても、逢いに来たらまた無くなっちゃうだろう?
…困ったね。むずかしいね。

(238) 2011/01/27(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

おかえりノックス。レティーシャ。

[ノックスが戻る頃には暖炉の前。
差し出されるバケツに目を見張る]

すごいな。二人ともありがとう。
じっと釣ってるのは寒かったでしょ。ほら、暖まって。

[ノックスはロビンの手伝いをするらしきに
レティーシャへと暖炉の前で休むようにすすめた]

ロビン、僕も手が空いたけど何か手伝うことはあるかな。

(239) 2011/01/27(Thu) 00時半頃

そうだな。それなら。


…壊して、みる?

[ふふ、と笑い、小屋にいる人間達を見回す。
 目に付いたのは、その中でも、顕著に身体を失ったサイモンという男の姿。**]


どうかな。
どうかな?

片羽だと、本当に想えたら想えるのかも。
フィリップは、怨念が元でここにいるなら、
満足したら消えるかもって言ってるけどさ。


でも、片羽だと、想えないから──…



ん、ううん。

欠けたところ、埋めるような片羽なんか、いらないから、
おれは、ここにこうしているのかもね

あはは。


【人】 鳥使い フィリップ

悪霊は…叩かなくても、痛いんじゃないかな。

[どこか実感の篭らぬ返答]

トニーは痛いの怖くないのかい。
怪我をしたり病気になったり、苦しくて寂しくなったことあるだろう?

[自分の子供の頃を思い返し、ごく当たり前のことのように尋ねた]

(247) 2011/01/27(Thu) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ニールが言葉詰まる様子に、おや、と首を傾げる>>242

腕のいい肉屋は繁盛したろうね。仕事熱心だったのかな。

自己分析は確かに難しいかもしれないな…うん。

そのマカベさんという人がニールの事どういう風に言ってたとか。
どんな風にすごしていたとか、思い返すと何か見えてくるかもしれないよ。

[何か切欠になればいいと、頷いてみせる]

(248) 2011/01/27(Thu) 01時頃

片羽、探しているところ、
みてるのはおれは結構好きだけど

片羽探し、あきらめたのは、
壊してもいいって思う。

みてても、あんまり面白くないしさ。


壊してみるのはいいかもね。
もっとたくさんが欠けたら、
綺麗に見えるかもしれない。


【人】 鳥使い フィリップ

どーだろね。
それも聞いてみないと判らないね。

[笑う少年へ返す表情。
微かな笑みに似たもの苦さが混じる]

埋め方が判るといいのにね。

[傾げられる首へは、なんでもないと笑ってみせる]

わからない。
なんとなくね。

[ふたり居ないと駄目かどうか。
はっきりとは言語化できないまま]

(253) 2011/01/27(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

もし、そうだとしても。
おなじである必要がなくとも。


大事な約束なんだ。

とても、とてもね。

[子供に向けるには、
柔らかさより強さが勝る眼差し]

(255) 2011/01/27(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ああ、任せてよ。
男は雑魚寝で充分。

[ロビンから掛かる声に、そちらへ振り向き応えて。
トニーの言葉に目を丸くするニールへ、視線で問うも
思案するらしきにそっとしておく事にした]

掃除してくるから、またご飯の時にね。

[物置へと寝具と掃除用具を物色しにその場を離れた]

(256) 2011/01/27(Thu) 01時半頃

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