229 観用少年
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[多分ずっと、誰かに許されたかった。
何を? 何もかもを。]
(21) 2017/10/14(Sat) 16時頃
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―翌日―
[通常の起床時間にはまだはやい時間。 ケイイチはリビングで従者たちに囲まれていた。 彼等は皆一様に冷たい視線をケイイチに向けてくる。 乱れた部屋から、首元から覗く赤い花から、 何、が起きたかは一目瞭然であった。 それらをまっすぐ見つめ返し、 胸まで張っていっそ堂々と宣言した。]
僕が王だ! 僕が法だ!
[でも! ――続く言葉は、やや力を失って、]
……転職希望の者が居たら、言いなさい。 紹介状くらいは書くから。
[――そうして、従者たちの深い溜息に包まれて、 ケイイチの一日ははじまった。]*
(31) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[ばたばたと慌てた足音がして、見れば見張りを任せたうちの一人が掛けてきていた。]
どうした?転職希望か?
[あまりに際どい転職ギャグに、賢い従者は首を横に振るのみで応えた。 そして、ガーディの状況を告げると、]
……それじゃあ皆戻って、僕はガーディのところへ行く。
[言うが早いか、ケイイチは早足で寝室へと向かった。]
(55) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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ガーディ!
[従者に言われたそのままの姿で、ガーディはそこに居た>>54 ケイイチは倒れた身体を抱き起すと、そのまま横抱きにし寝室へと戻る。 情事の名残が色濃く残る肌に、投げ出された素足に、 なるべく目をやらないよう心がけながら。]
あー、おはよう。 ……身体、痛む?上手く歩けなかった?
[移動しながら、尋ねるのはそんなこと。
ベッドにガーディを下ろしたのなら、 パジャマのボタンをはめ下着とズボンを履かせる。 額に唇を落として髪を撫でると、目を細め]
今日はゆっくり過ごそう。
[瞳にも声にも触れる手にも、 どこもかしこも甘さが宿るままに、ケイイチは告げた。]**
(56) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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[花が綻ぶような笑顔に、つられて頬が緩む。 痛くない、という申告には>>61 胸中で安堵の息を吐いて、口から漏らすはそっか、という優しい声。
ベッドの上で、やはりガーディは大人しい。 ケイイチにされるがままに衣類を身につける。 それから、手が、伸びてきて>>62 ケイイチの手は導かれるまま、柔らかな頬に触れる。 その間は柔らかく細められていた瞳は、 しかしその問いかけに触れ俄か見開かれる。]
覚えて…………?
[忘れているのなら、蓋したままのほうが良いと思っていた。 けれど――問いかける瞳は真剣で、まっすぐだ。 だからケイイチは暫し沈黙で見つめ合うと]
……わかった。説明するから、ちょっと待ってて。
[そう言って一度寝室を出た。]
(90) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[再び寝室に戻った時、ケイイチの手には一冊の本があった。 そうしてベッドに上り込むと、本を開きガーディに見せる。 本には、世界地図と記載があった。]
これ、が、今僕らがいる国。
[指はある地図の一部を指す。 そして――、と、そのまま指をスライドさせ、ある箇所を示すと]
これが、あの時ガーディが連れて行かれた国。 ……僕の国だ。
[ケイイチは暫くその紙の上に印刷された国を見つめて、 それからゆっくりとガーディを見つめた。]
……僕の周りは、少しややこしい。 もしかしたら今後も何か、危険がある、かもしれない。 勿論そうならないよう努力はする。 するけど……可能性の話をすれば、一般家庭よりもそれは大きい。 …………でも、選んだのはお前だから
(93) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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[選択肢なんて殆ど与えなかったに等しいのに、 それでも、選んだのはお前だと言った。 選んだのはガーディ、選ばれたのはケイイチ――例え卑怯と言われても、譲る気は無い。]
離さないからな。
[まっすぐ見つめる瞳の底には怯えがある。 けれどケイイチは、それさえ隠さずガーディに晒した。]*
(96) 2017/10/16(Mon) 00時頃
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