172 ― 恋文 ―
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――ある日のアトリエ――
[今日は気温が下がり、寒くなりました。 普段の適当な服の上に、ぼろぼろのジャージを羽織ります。 彼はくしゃみをしました]
[郵便屋さんの姿が見えました]
(12) 2015/10/23(Fri) 00時頃
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[それは、ルーズリーフでした。 彼が子供の頃は、ルーズリーフなんて有りませんでした。 だから、とても新鮮でした]
[中身は、とても可愛らしい、女の子の文字でした。 今時の女の子、という事でしょう。 カードにイラストを描いた女の子を思い出しました。 彼女達の世界は、とてもきらきらしているように思えます]
[恋をする女の子は、とても可愛らしいのです。 彼の旧き学生時代も、恋をする同級生はとてもきらめいていました]
[きっと顔を知らぬ彼女も、恋をすれば嬉しそうに笑うのでしょう]
(14) 2015/10/23(Fri) 00時頃
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[しかし、この手紙への返事の難易度は非常に高そうです]
[何故か。 彼も、恋を知らないからです]
[スケッチブックを開き、さらさらと下書きをしてみました。 恋とは、どこにあるのかと考えながら]
[彼女への答えは、少し時間が掛かりそうです]
(15) 2015/10/23(Fri) 00時頃
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[それと同時に届いた便箋がありました。 狐の毛皮を思い出す色をしています。 窓の外を見ましたが、今日はキツネは来ていません]
[中を見て、しばらく固まりました。 絵の依頼、は、もう何年も受けていなかったのです]
[さらに そこに綴られた、賞賛の言葉が 彼の胸に、じわりと染み込みました]
[言葉よりも、もっと、伝わっていたならば それはとても、喜ばしいのです]
(16) 2015/10/23(Fri) 00時半頃
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[依頼ならば、しっかり取り組まねばなりません。 少し難しいお題です]
[彼は、恋のある場所を描いたスケッチブックの次のページに さらさらと下書きを始めました]
(17) 2015/10/23(Fri) 00時半頃
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[スケッチブックに、沢山の下絵が描かれてゆきます]
[兎と、強い木と、恋の在処]
[多くの人の影響を受けて、絵は変わってゆきます]
[その光景を、窓際の椅子のミニチュアと手紙達が そっと見守っていました]
(18) 2015/10/23(Fri) 00時半頃
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