171 獣[せんせい]と少女
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コリンのお守りの色、教えてくれるかな?
できれば、近くに行ったら一目でわかるように
ミッシェルに、持っていて貰いたいのだけど…
[コリンの提案を聞いた瞬間。
彼女には気づかれないよう、けもののことばで
こっそりと、そんな頼みごとを飛ばした。
そして。ちょっと前に聞こえた言葉に、
苦笑しそうになるのを抑えながら。]
あー…ありがとうな、エフ。
コリンと一緒に、色んな空を駆けてくるよ
[そう言うけものの声は、喜色に満ちて]
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[ 声を跳ねさせて喜ぶ顔は、お花みたい。>>2:588 ふわふわの髪を揺らして近付いてくる彼女は、 去年よりも、昨夜よりも、すこし大人びて見える。
細められた目を見ながら、お礼の言葉が胸を暖める。>>2:589 いっぱい、モスキュートせんせいにもあったかい気持ちを 教わってねと掌に籠めてあげる。 ]
ヒナコちゃんの旅に、祝福がありますように。
[ 祈るような声が、確信じみているのは勿論。 モスキュートせんせいをちらりと見るけど、 よろしくお願いしますなんて、分かり切ったことは言わない。
少女と一緒の獣がどれだけ優しく、守ってくれるかは わたしが一番よぉく知っているから。** ]
(12) 2015/10/14(Wed) 00時半頃
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[ それから、少し間が空いて。 ]
……コリンちゃんへのお守りはどんな色って? それなら、この色だけれど。
[ 不思議なことを聞いて来たオズウェルに、お守りを見せて 立ったまま、何なのだろうと首を傾げる。 林檎みたいに赤い石と彼女らしい桃色のお守り。>>2:474
いつだって、春みたいな元気を呼んでくれる彼女は、 怖いもの知らずで高いところが、風が大好きな彼女は、 ユージンせんせいときっと素敵な旅をするんだろう。
優しすぎて臆病なユージンせんせいを引っ張ってくれる 暖かな春のお日様みたいな彼女なら、と。
コリンに作ったお守りを掌の上に転がせば、 太陽の光できらきら、遠くからでも見えるかしら。** ]
(13) 2015/10/14(Wed) 00時半頃
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真っ赤な紅玉に、ピンクの紐のやつだ。
いちばん目立つから すぐに判る。
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― まなびやの入口 ―
[ 聞こえてくる歌は高い音と低い音が重なって、 この世界にたった一つだけの旋律を奏でる。>>2:598>>5 柔らかな風に乗り、その素敵な音たちは街の方まで流れて、 人々の心に優しい気持ちを生むのだろう。
強くて、優しくて格好良いパティせんせいと>>2:586 かくれんぼ大好きなアヤワスカが見えると>>2:592 オッサン?とオズウェルが出した声に首を傾げる。>>1
早く行こう、とはしゃぐクリスマスが見えて、>>29 転ばないかしら、と過った不安は少し後に的中して。>>30
歌が聞こえている間にも、足元には秋桜が広がり、>>11 さわさわと揺れる姿は歌へ拍手してるみたいにも見える。 ]
(87) 2015/10/14(Wed) 23時頃
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[ 近付いて来た順に、用意したお守りを手渡そうと布袋を探り おいでおいで、とアヤワスカに手招きをする。>>88
駆け寄ってきた彼女が手を前に出して来たから、>>93 叩きやすい位置に掌を置いて、ハイタッチの音が響いた。 ]
わたしから見ても、パティせんせいはせんせいだし、 幼いだなんて一度も思ったことはないけれど。
[ 小さいかおっさんかはどうなんだろう、と首を傾げながら。 彼女に渡すお守りは、いつかの旅で見た幻想的な紫の空と、 それに寄り添う真っ白な月を思い出す一品。>>1:474
中腰になって視線を合わせて、人懐こい彼女の頭を撫でよう。 ]
いいものはね、これよ。 アヤワスカちゃんの旅が素敵な物になる、おまじない。
[ 片手でそれを渡して、乱した髪を撫で付けて微笑んだ。* ]
(95) 2015/10/14(Wed) 23時半頃
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[ 見上げて来るミツボシに目を細めれば、>>10 コスモスを手にした彼が口にする”またの機会に”。>>80 わたしに来るだろうかなんて考えないよう首を振って 歌がどうかと聞いてくる彼女に両手を広げる。>>96 ]
最高だったわ。 ミツボシちゃんの歌、あったかくて、耳に残るもの。
[ 歌のお返しに、まずはハグをしてあげてから 透き通った水晶みたいな玻璃と黄色のお守りを取り出す。 お守りを顔の横にぶら下げて揺らしてみれば、>>1:474 きらきらとお星様に負けるけど輝いて見えるかしら。 ]
わたしの方がプレゼントを貰ってしまったみたい。 ……これは、あなただけのお守り。受け取ってくれる?
[ 大人びて、背伸びしてしまうミツボシだから、 これからはブローリンせんせいに一杯甘えてねと。 口にしたら照れたりしそうだから、心の中で囁いた。* ]
(106) 2015/10/15(Thu) 00時頃
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[ 一年前なら、そのまま抱っこも出来たのに。>>112 離れたくない、って彼女の綺麗な赤い目が言ってる言葉に わたしの薄い水色は、もちろんよと伝えられたかな。
その目がきらきらと一等星よりも強く輝いているのを わたしは決して忘れることはないだろう。 ]
お星様の歌を、この前も歌ってくれたでしょう? 夜空を見上げるとね、あなたのことを思い出したの。
大好きなミツボシちゃんが、 昼でもお星様と一緒に旅が出来ますように、って。
[ 一緒だよって言ってくれる彼女の頭を優しく撫でて わたしも大好きよ、って口の中でもう一度呟いた。*]
(130) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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[ そうして、ふわりと浮きあがる体に目を瞬かせる。>>15 空を飛ぶのは初めてではないけれど、急だったから。
大きな声にそちらを向けば、きらきらと色んな色に光る ユージンせんせいに乗った小さなコリンの姿が。>>33>>51 ]
……コリンちゃん?
[ 空が好きだった彼女が今、空に一番近い場所にいる。>>34 良かったね、とふにゃりと顔の表情が緩んでしまって 眩しい彼女たちを見逃さない様、瞳は皿のように広げる。
お守りを貰おうと伸びた手に、わたしもうんと腕を伸ばして 掠めるような指先が、あの子の体温が掌に触れた。
高い所だったり外に対して強い憧れを持っていた彼女が、 危ない目に遭ったりせず、楽しいことが待ってますようにと。 そんな祈りを、その一瞬に全部注ぎ込むように見つめて。 ]
(153) 2015/10/15(Thu) 01時頃
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[ オズウェルに抱き留められながら、 風にはためく前髪をお守りがなくなった掌で押さえ付ける。
ありがとう、だなんて。>>35 それを言うのはこっちの方なのに。苦笑し、声を張り上げた。 ]
――― あなたたちもね!
[ おねえちゃんなのに、あの子から元気を分けて貰ったことは いっぱいあって、目を閉じるだけで色んな思い出が蘇る。
ぶわりと巻き散って、消えて行く秋桜と一緒に、>>60 今日という思い出は心の中に刻まれたよね。>>67 ]
(154) 2015/10/15(Thu) 01時頃
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[ カランカランカラン、と澄んだ鐘の音は>>68 秋の高い高い空に抜けて、遠くまで響いていく。
朝の時を告げてきた鐘は、今日だけは旅立ちを告げる鐘となり 祝福の音色は別れの切なさを吹き飛ばすようだった。
いってきますの声に、背が見えなくなるまで、 コリンが見えてなくても一生懸命、手を振ってあげて。
彼女が伝えようとしてくれた元気は、>>77>>78 皆の心の中に、しっかりと芽吹き、根付いていた。** ]
(155) 2015/10/15(Thu) 01時頃
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[ 撫でるとぐるぐる、ご機嫌な声を出すアヤワスカ。>>157 起こしに行った時もこんな風に甘えたがりだったね、と 一年よりももっと前のことを思い出し、目を細めた。
これからはおうじさまの役目だからと身を離せば、>>161 アヤワスカから贈られる、素敵な言葉。>>165 おめでとうとはなんのことだろうか、と首を傾げ、 さらりと白が肩から背中に流れた。 ]
ううん。わたしが、みんなに会いたくて帰ってきたの。 お見送りしてくれたみんなをお見送りできるなんて、 わたしくらいしかいないんじゃないかしら。
[ それって凄く素敵なことでしょう、と微笑んで、 いってきますの声に、ゆったりと手を振ってあげた。* ]
(198) 2015/10/15(Thu) 21時半頃
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― 白の上のたからもの ―
[ ヴェラせんせいからの贈り物を見た彼は緩んだ顔をしていて、 何を貰ったのかしらと手元を覗き込む。>>64>>65
そこにあったのは、黒と白で描かれたわたしと、彼で。>>40 幸せそうに微笑んでるわたしがそこにいることに驚き、 ヴェラせんせいを見る水色がゆらゆら、揺れていた。 ]
……ありがとう、ございます。
[ お礼を言った声はちょっとだけ震えていて、隣の彼の服を きゅう、と見えないように優しく、確りと握り締めていた。 こんな風に形に残るなんて想像もしていなかったから、 嬉しいのと、照れ臭いのと、いっぱい気持ちが噴き出して。 こう見えるんだ、と思ったら、少し誇らしかった。* ]
(224) 2015/10/15(Thu) 22時半頃
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[ 横目で見ていたクリスマスが転びかけて、 隣にいたエフせんせいがその手を取って防いでくれた。>>222 と、思ったら、真っ白な馬の姿に変わって、目をぱちくり。
エフせんせいが獣の姿になったのは初めて見るし、 真っ黒なせんせいが真っ白になるなんて、想像付かないから。
お守りを持って、エフせんせいに見せてから その背中に乗っているクリスマスに手を伸ばし、渡してやり。 優しいね、なんて言う声は頭に直接響いて来たけれど、 それがエフせんせいだと分かると首を横に振った。>>225 ]
エフせんせい。わたしは優しいんじゃないわ。 わたしが、妹たちの喜ぶ顔を見たいってだけだもの。
だから、これは我が儘なのよ。
[ 旅に出て帰らない少女も少なくないのに、去年も今日も、 こうやって帰ってきたのは、わたしがそうしたかったから。 人差し指をくちびるに当てて、悪戯っぽく微笑んだ。* ]
(232) 2015/10/15(Thu) 23時頃
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[ 素敵なのは、あなたの笑顔の方よ。>>237 ちょっぴり背伸びして頭を撫でる手に、そんな想いを籠める。 彼女の蒼に映るわたしの瞳は随分と薄くなってしまって、 でも、彼女の明るさに釣られるように笑っている。>>238 ]
その笑顔が見たくて、張り切っちゃったの。 ……クリスマスちゃんが、転んだりしませんようにって。
[ ぱちんと片目を閉じてウインクし、 目の前のことに気を取られて、転びやすい彼女をからかった。
蜂蜜のような髪をした彼女は蜂蜜が大好きで、 コリンと仲が良くて、たまにお転婆な一面も見せて。 自分のことよりも誰かのことを思い遣れる、とても優しい子。 瞳の空色みたいに、広い心を持ったわたしの妹。
いつも難しい顔をしていたエフせんせいのことも、 その明るさで引っ張ってあげてね、なんて。>>250 彼が耳打ちした後、旅立つ背中をじっと、じっと見つめた。 もう見えなくなっても瞬きを忘れた水色は、その一点を。* ]
(260) 2015/10/16(Fri) 00時頃
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[ 全員が旅立ったがっこうはがらんとして、 人の気配も、遠くの街から聞こえてくるざわめきだけ。
6人の妹に囲まれた4年間。 短いけれど、幸せだった、と強く噛みしめて。 ぽすん、とその場に座り込んだ。 ]
………………、
[ 何か言いたくて、でも胸が詰まって苦しい。
両目からはらはらと静かに、静かに泪が零れていく。 悲しいんじゃないのよと言いたげに首を振って、 オズウェルの服を掴んで引き寄せて、抱き着いた。
みんなのおねえちゃんから、ただのミィに戻ったから あなたの腕の中で泣いたって構わない、よね。 ]
(263) 2015/10/16(Fri) 00時半頃
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[ 昨日、彼に抱き着いてあんなに泣いたのに。>>2:486 目が落っこちちゃうんじゃないかってくらい、 泪が後から後から溢れて、止まらなくて。 ]
クラリッサちゃんと、ヴェラせんせい。 ヒナコちゃんと、モスキュートせんせい。 アヤワスカちゃんと、パティせんせい。 ミツボシちゃんと、ブローリンせんせい。 コリンちゃんと、ユージンせんせい。 クリスマスちゃんと、エフせんせい。
……みんな、幸せになれる、よね。
[ 別れは、寂しい物じゃない。 また会えた時の喜びを増すための、おまじないだから。
でも、やっぱり声が聞こえなくなってしまったのが、 顔が見られなくなってしまったのがとてもせつないのは、 彼女たちもわたしの中で大切な存在だったから。** ]
(265) 2015/10/16(Fri) 00時半頃
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[ 6年前、わたしを見送ってくれた彼女たちの寂しさを抱き、 祝福してあげるべきなのに、涙は当分止まりそうにない。 今だけ、今だけだからと言い訳を心の中で繰り返す。
オズウェルの腕の中で体を震わせて、>>294 名前を呼んでくれるたびに、抱き着く力が強まった。 よくできました、って背中や、頭を撫でてくれる掌を>>295 あとどれだけ独占出来るんだろう、とじわりと膨らむ我が儘。
ただの別れでも、こんなに辛いと思えるのに、 オズウェルや獣たちはわたしたちが死ぬ姿まで見てしまう。
わたしたちだって生きるためにお肉を食べるのだし、 食べられることが怖かったり、嫌だったりはしないけれど。 どんなに辛くて、悲しい思いをしたんだろうかと、 わたしでは全然、想像してあげることも出来なくて。 ]
(359) 2015/10/16(Fri) 22時半頃
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[ 笑ってくれる彼の頬にくちづけて、 ありがとうとだいすきを言葉の代わりに伝える。 服で擦れてしまった目元はちょっとだけ赤く染まり、 労わるように撫でてくれる指にもキスをして。
旅立ちを促す声に、ようやく頷くことが出来た。>>296 ]
……ねえ。わたしね、願い事がみっつあるの。 ひとつ目はあなたの故郷に行ってみたいのだけれど。
[ そこに連れて行ってくれるよね、と言葉にはせず、 彼の鳶色の瞳をじっと見つめる。 途中で寄らなきゃ行けない所があっても、行きたいと告げ 残りは内緒。また後で、と口を押さえながら首を振る。
ハンモックのような物に体を横たえ、空へと羽ばたく彼。 胸元に擦り付いて彼の鼓動の音を聞いている内に、 彼特製の揺り籠は、すぅ、と緩やかな眠りに導いて行った。* ]
(360) 2015/10/16(Fri) 23時頃
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