97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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……いたい?
[アルトの様子がおかしい>>0:538、というのに、歌を止めて気づく。 近く、先ほどセシルがそうしたように、傍にしゃがみこんだ。 拒否されなければ、頭に手を伸ばす。そうするものだと学んだ。]
まっててね。まってて。
[チェレスタは、ほんのりと無力を知った。]
(8) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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、ぅ、わ。
[振動《音》を増幅するチェレスタには、大きな鐘の音は聖堂中を揺るがすようにすら聞こえた。 アルトの側付きになっているのすら忘れて、びくりと身をちぢこめる。 音は長くは続かなかった。そう時間もかからず、アルトを憂う色がまた瞳に灯る。]
だいじょうぶ……
[触れる手>>16が熱い気がした。早くオルガニストが来ればいいのに、と思う。 が、結局のところ現れたオルガニストの腕には、セシルの姿。]
オルガニスト、あのね、
[困惑した音が、オルガニストを呼んだ。 アルトの顔色が悪いことと、セシルとがどちらも気にかかって、どちらも優先できずにいる。]
(45) 2013/09/28(Sat) 13時半頃
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[アルトとオルガニストはお互いを知るようだった。 ありがとうございます、と大丈夫ですよ、がどちらも降り落ちてきて>>30、困った表情はより複雑になった。 気を失っている、という状況はあまり理解に至らなかったが、自分の「眠り」と似たものであるようだと理解して。]
だいじょうぶ、できる。 なんでもできるよ。
[助けを求められる>>31のに、否を述べることはない。 手をつないでアルトを立たせてから、チェレスタに凭れさせる。 歩く速度は随分とゆっくりに変わる。オルガニストを先頭に、その後ろをついていくが、時に追うのに必死になるほどに。]
(46) 2013/09/28(Sat) 13時半頃
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[部屋に付けば、手のふさがったオルガニストに代わって、言われるままに様々準備をした。 着替えも何もかもずっと見つめていたからだろうか、向こうを向けと言われるのは不思議だったが、素直に従い。]
……アルト、壊れない?
[きちんと寝ないと壊れる、と聞いたから。 きちんと寝かされたアルトはこれで壊れないのだろうかと、確認を込めて、憂いを投げかける。]
(47) 2013/09/28(Sat) 14時頃
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壊れない。よかった。 セシルは? 壊れない?
あと、出口。
[たくさんの人が壊れないために、出口を見つけた。 みんな壊れなければいいが、大きな出口ではなかったから、もしかしたら足りないかもしれないと思う。]
(51) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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どうしたい……
[何ができるのかも、何をするべきかも指針がない。 どうしたいか、と聞かれれば、命を聞くばかりだったチェレスタは、思案に止まる。]
……出口。行く? みんな、外、行く。 いける?
[小さな脱出口の向こう側。そちらに向かいたいと言い出す。 救助要請は難しいと思われているなど、知らず。]
(62) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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誰か……
[誰にも届かない、響かない。
わかっているから、この声はとても、か細い。]
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わかった。
[オルガニストの提示した探し人に、いともたやすく頷いた。 先ほどの和音に返ってきた音はひとつではなかった。最低でももう一人、歌うことのできる起きた人物がいるはずだ。 スータンを着せてもらう前、部屋に寝かされていた男を思い出す。傍付いていた彼はどうだろう。 いくつかの可能性を考えて、チェレスタは人探しに飛び出していく。]
(67) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[さて。 出て行ったはいいが、方向感覚に自信のあるわけでないチェレスタは、聖堂の中をぱたぱたと走り回るばかり。 誰もいない部屋を覗きこんだり、果ては眠る誰かにつまずき転びかけたりしながら、声の主を探す。]
F《ファ》――――
[彼の出した音と同じ高さで、呼びかけつつ。 返事があれば、それを頼りに探すつもりだ*]
(97) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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[私《彼》が世界に溶けてしまったのならば]
[世界全てを取り込めばいい]
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[誰か、誰か。 人探しをする足取りと、声。届け、と呼びかけるが、まだ返りはなく。 しかし、どこかで聞こえるﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》>>118。]
どこ。
[音の反響先、出処を辿りながらそちらに向かう。]
(150) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[が、近くへ向かったのは失策だったろうか。]
っ、あ"――――!!
[響く、響く、反響し合い、どこまでも突き抜け――耳に届く高音は、すでに音波。 耳から全身を侵されるような響きに、頭を抱えてその場にへたり込む。]
っ、あ、ぁ……!!
[かたかたと震え、おぼつかない視界。 少し先に、誰かが扉の向こうから出てくるのを見た>>142。]
(153) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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!
[声をかけられて、びくりと肩が跳ねた。 混乱している思考では、彼自身を拒絶してしまいそうだった。]
……ひとを、さがしてた。 ここはあぶないから、外に出よう、って。 出口はあるけど、ちいさい、だから、広げられるような、だれかの力、かり、なくちゃ。
どうしているの、わからない。 明之、は、出口、広げてくれる?
[手が伸びてくる。強く拒絶するようなことはなくとも、こちらからその手を取ることもしない。]
(162) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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[目の前の身体が傾ぐ。やわらかい音がした。]
……いたい?
[まだ善悪も知らず、先の声の主がこの明之とも知らないチェレスタは、自分の怯えよりも苦しむ彼の様子に声をかけた。 鈴の音がした。]
ぼく、何ができる?
[手を伸ばそうか。逡巡。間に合うならば、倒れこむ前にささやかながら助力しよう。 恐る恐る、腕は前に向く。]
(163) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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だいじょうぶ?
[倒れこんでくる身体。自分の意識もくらつくが、聞こえてきたやわらかい歌声に随分中和された。]
出口、は、あるんだ。だけどちいさくて……広げてほしいんだ。 明之、か、あと、もうひとり、さっきの人、は、広げられない? オルガニストは、他にもやることが、あるから。
[そこがだめならば、いっそ自分だけでも外に出てみるほかない。 先ほど出てきた部屋に、まだはじめに運び込まれた彼は寝ているのだろうか。 明之の様子を見つつ、叶うならばそちらを見に行こうと。]
(175) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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あけ、の。 あのね。少しだけ、ここにいて。
すぐもどる。すぐもどる、から。
[倒れこみはしたが、問題なく話は出来るらしいのを見て、僅かならば傍を離れて大丈夫だろうかと。 すぐ戻る、を繰り返してから、音波の影響残る身体をどうにか起こし、ふらりと部屋へ。]
(182) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[巡礼者室を覗きこむ。覗くが、そこはすでに誰もおらず。 《聖遺体》の存在すらも知らぬ今、彼がそれを求めて行った>>29とは、知らない。]
……ええと。
[つまり、名も知らぬ彼の助力は今すぐには得られないかもしれない、ということだ。 すぐ戻る、といった手前探しまわる選択肢もなくて、元いた廊下へ。]
(195) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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明之。 明之。
[呼びかけながら、様子を窺う。 手を伸ばしてみる。彼に触れてみる。 顔色や熱をみるだとか、そうした知識はないので、様子を窺うだけだ。]
明之、あのね。 ぼくは、だれか、手伝ってくれる人をさがしにいかなきゃ。 明之も来る? 一緒に来れる?
[あの出口を、明之は出られるだろうか。それも少し怪しいところだ。 体調その他の都合を見て、彼が動くのが難しそうなら――――空になった部屋に連れ戻す、以外の選択肢は思いつかない。
明之を連れ立ってか、それともアルトにしたように肩を貸して、彼を部屋に戻してからか。 どちらにせよ、外には出ることになりそうだ*]
(216) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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オルガニスト!
[彼の姿を見かければ、ぱっと顔を上げる。 呼ぶべきか逡巡していた。ちょうど会えてよかったと喜色が滲む。 そばにはアルトもいた。先ほどと比べれば随分元気そうな様子に、また喜色。 オルガニストに首を傾げられれば真似るように首を傾いだ。]
明之、がね。壊れ、ちゃうから。 一緒に行くか、壊れないようにやすむか、って、はなしてた。 ぼくは外に人をさがしにいく、から、ずっとここにはいられない。 だから、困っていた、来てくれてよかった。
[以降の判断を共に考えてくれる人間が増えた。 それはとてもありがたく、二人に視線を向けた**]
(247) 2013/09/29(Sun) 03時頃
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――暫く前の話――
なまえ。 人間は、みんなすぐに名前を聞くんだね。 名前はないよ。ぼくはチェレスタだ。
[明之>>248に肩を貸しながら、何度目かチェレスタと名乗る。 これは名前ではない。人間が人間と名乗るようなものだ。だから人間が「名前」をそんなに重視したがるのは不思議に思える。]
明之は、明之じゃなくて、明之新なの。 でも、明之なの。変なの。
[そのまま歩こうとするも、慣れない体勢で一歩一歩はとても遅く。 悪戦苦闘しているうち、オルガニストとアルトがやってきた。]
(363) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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そばに?
[こちらが人探しをしていて、偶然会っただけだったから、傍にいたというのはなにか違う気がして。 けれど否定する明確な言葉も見つからなくて、疑問符を浮かべただけ。]
イーシュ?
[反対側に首を傾げる。イーシュという名は聞いていなかった。 名さえわかればいなかったと返せたのだろうが、至極残念なことだ。 明之を寝かしつけると聞けば、人間はとても良く眠るのだなと思う。 オルガニストへ彼の身体を受け渡しながら、アルトの方へ向く。]
(364) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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わからないけど、ぼくはオルガニストの言うとおりでいいよ。 出口を広げる。だれかを探す。だから、外まで行ってくる。
[色々疑問があったけれど、今はなすべきことがあった。 どうする>>327、と聞かれて、答えはそれひとつだった。 話がまとまれば、まだ有り余るとばかりに走って出口の方へ向かった。]
(365) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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――大聖堂より――
[顔をひょこりと覗かせる。 きょろきょろと見渡してみて、それから全身を表に出した。 "外"に自分の意志でこうして出るのははじめてだ。見慣れない様々に興味津々になりながら、人を探す。]
"――――あんた、今、今どこから"
[こっちを見て、女の人が指をさした。 どこって、と思いながら、今出てきたばかりの出口の方を指差す。]
あっち。
[指さした方向、確かに聖堂はあるのに、気味の悪そうな顔で見られた。 あれが、もう、だれにも見えていないだなんて。 そんな話は、想像も出来ない。]
(386) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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……どうして。
[着られているぶかぶかのスータンよりも、合わせて持っている不釣り合いなぼろ布よりも、そこから出てきた、ということに対して、奇異の目が向く。 手伝いを申し出ても、何もないところへの手伝いの頼み窓、気がふれた子供の戯言としか捉えてもらえない。]
……、
[誰か。いないのか。 ざわりと風が鳴った。森の梢が揺れた音のように思ったけれど、倫敦の街中に森はない。]
La……、
[風に乗せるように、ほんの静かに歌う。 木々の間からこぼれる光のような、チェレスタの金属的な飾り音。 そこに森はないけれど、どこか、《聴こえる》ものは、《視える》ものはいないかと、細い望みを託す歌。]
(393) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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……そうだ。
[あてどなく、ただ細く歌いながら、雨あがりの街を歩いていた。 その最中に、ふと足を止める。 会いに行くべき相手が、いたのではなかったか。]
チェンバロ。兄さん。
[王宮に行けば会える、と。 王宮がどういった場所か知る由もないチェレスタは、人を頼る糸口に、かの言葉を思い出す。 あのパイプオルガンのようにチェンバロの居姿がひとの形でなくとも、楽器の傍には奏者がいるはずだ。 チェレスタは出口を広げてほしい、から、王宮はどこか、と問うのに質問を切り替える。]
[そして、微かな飾り音の歌声は、女王の庭へ近づいていく。 距離はあれど、少しずつ、少しずつ。]
(418) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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……?
[空気の色、いや震え方、声、どう表現するべきものかこのチェレスタにはわからないが、何かが問いかけた>>430。]
『だれ』っていった? だれかいるの。 ぼくは――ぼくはチェレスタ。なまえじゃないけど、そう呼ばれてる。
ひとを探してるんだ、だれか!
[空気に叫ぶ。思うままそのまま叫んで、それから違う、と首を振った。]
(443) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
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[すう、と息を大きく吸い込んで、歌う。 歌う、歌う、歌う。自鳴琴のような、鉄片の鳴るような、妖精が笑うような、天使のささやくような、声で。 満足な言葉も知らない。あるのは、感情と、無垢な透明さ。]
I'm here《ぼくはここにいるよ》――――
[応える音は、駒鳥に届くか。]
(446) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
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……、
[風は答えたけれど、チェレスタは言ってよいものか、迷う。 けれど、チェレスタの《歌》に言葉を返す彼なら、と、どこか縋るような思いで。]
Help me《たすけて》 Make exit《出口を作って》
[歌う言葉は、稚拙な言葉。 詩篇そのものには何の技巧も凝らされない、幼子の欲求と変わらない単純なもの。]
Where are you《どこにいるの》――――、
[少しだけ、不安を滲ませながら。]
(456) 2013/09/30(Mon) 01時頃
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……シンリ?
[それはどこだろう。 地理にはあまりに疎かった。はじめに自分がいた聖堂と、落ちて閉ざされた聖堂と、その二つだけがチェレスタの世界。 けれど、この声を広げて伝えることのできる距離にいるのだろうということだけは、知れて。]
森。 木の、たくさんあるところ、だ。
[その情報だけを頼りに、足を進める。]
I'll go《行くよ》――――
[応える声を、風に乗せる。 もし、彼にもあの聖堂が見えないのだとしたら。 どうしよう、と瞬間過ぎったことで、声色は少し揺れたか。]
(471) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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[行く、と宣言したその目の前に、ぽうと光る何かが現れる。]
、わ。
[急に目の前が光れば、その足はさすがに止まり。 それに焦点を合わせ、鍵であることを知る。]
ひらいて? 道は、……ひらく。
[風に乗る言葉。 どう開くのか、その説明は受けなかったが。 眼の前にあるそれを、手に取る。 不思議と、突如現れたそれを怖いとは思わなかった。]
(490) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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