191 The wonderful world -7 days of MORI-
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――遠い日の――
[冷たい墓石の前に白い花が揺れている。
木々がさざめく山奥の、深く眠れそうな静寂の底で。 俺はぽろぽろと歩いていく蟻を見下ろして、 貴方は祈りを捧げている。]
「 」
(8) 2016/06/13(Mon) 07時頃
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[貴方が語るのを小さく鼻を鳴らして聞いていた。
祈っても泣いてもなんにも返ってこないのに。 毎年毎年貴方は俺を連れてここに来て 毎回毎回自分がいかに約束を守っているかを話して 毎度毎度俺は母さんを思い出す事になる。
母さんはずっと前に死んだのに まだ貴方の心をがんじがらめにしている。
死んだ母さんに奪われた貴方からのまなざしを 取り返したくて、袖を引いた。 貴方は振り向かなかった。]
(9) 2016/06/13(Mon) 07時頃
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[さみしさが風になって頬を撫でて通り過ぎていく。 冷たい風の中、白い花が静かに揺れている。
静かに下ろした手は、 花を千切ることも、手折ることもできなかった。**]
(10) 2016/06/13(Mon) 07時頃
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――5th day/中央区・ドラッグオージョウ――
……。
[ぱち、と目覚めた先は見慣れたオージョウの傍。 昨日は代金を払った後、どうしたか覚えていない。 一応元気な体だけが確かで]
[メールが届く。]
[それを開いて、確認して、 また今日が始まることを確認した。 見上げた空に浮かぶあれ>>#3は雲ではなく――]
……なんだあれ?
[昔見たエチゼンクラゲの映像が過ぎって寒気がする。 傍にいなかったのなら、卯月を探し 傍にいたのなら彼女と共に 迷わずに北へ歩き出すだろう。**]
(12) 2016/06/13(Mon) 13時頃
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――→北区・美術館前――
[ペトロの手紙曰く、 愛は多くの罪をおおうらしい。
多分、おそらく、メールに書いてある愛は そういう事じゃないとは思うが じゃあ純朴な愛とは何だといわれれば さっぱりわからないわけで。 虚ろを彷徨う男、に関しても。
詰まる所、美術館に行って確かめるのが早いのだろう、 ――と思った。 届いた”声”と、居る場所を確認して、]
(52) 2016/06/13(Mon) 21時頃
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[簡単な言葉を投げて、宙を見る。 心配ではないといえば嘘になるが 昨日の今日で顔を合わせづらいのもあった。
――無数のくらげが浮いている。 ゆらり、とこちらに伸びてくる触手を咄嗟によける。
ノイズの群というか、これでは雲だ。 中心に行くには突破するしかないのだろう。]
……行くか。
[溜息重く、特殊警棒で風を切った。*]
(53) 2016/06/13(Mon) 21時頃
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[視界の端、ふわりと浮き上がるものが見えた。 近づいてくるクラゲをぺしりと叩き沈めてから、 その後ろ姿を見れば>>@12]
……げ。ニンジャ……。
[彼にとっては失礼極まりない称号をぽつり呟き、 警戒心も露にそちらを見たわけだが どうやら今は何もしてこない模様。
ならば、と、 目の前のこの刺胞生物どもに集中することにする。 3体ねじ伏せたとき、その向こうには
……投げ出された鞄が見えた。
その向こう、ある一点から、 ぽこ、ぽこりとクラゲが沸き出でている。]
(70) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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[このときの俺は、 人間がノイズを生み出す事など知らないから また死神か、なんてあらぬ予想を立てて、 一歩、一歩、クラゲの群の中に居る男に近づいていく。
けれど男に話しかけるには、まだくらげが邪魔なようだ。 落ちているハンカチを拾い上げる。
「タカシ」と名前が丁寧に刺繍されたはんかちは、 随分使い古されているように見えた>>#1]
落し物ですよ…と!
[伸びてきた触手が腕に巻きつきそうになって、 ざっと後ずさる。 ……三十分で片がつくのか甚だ疑問になってきた*]
(72) 2016/06/13(Mon) 21時半頃
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[影が噴水から降りてきた。]
、
[たっ、とくらげから距離を置いて、 ふわりと地上に降り立った死神を見遣る。
俺は大分警戒しながらだが そちらに向き直る。>>@17]
今度は何だ。 また鬼ごっこか?
[ひとまずは、彼の様子を伺うことにした。*]
(88) 2016/06/13(Mon) 22時頃
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[鬼ごっこではないようで首を横に振られた。>>@18]
……足りない……。
[差し出された言葉を復唱して、小首を傾げた。 クラゲの海の中の男(推定「タカシ」)が、 ひ、と小さく悲鳴をあげる>>@19
悲鳴をあげるということは、 タカシはこいつらの仲間ではない、のだろう。 サブミッションの類と勘違いしていたが。]
……人間もノイズを生み出すんだな……
[あれが虚ろを彷徨う男か、と認識して 足りない、の意味を改めて考える。]
(105) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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足りないのは、……純朴な、愛か。
[ミッションとして課されるなら、 形のある何か、だろうし それを探すヒントを得ようにも、辛うじて聞こえてくる単語は 「死にたい」だの「寝たい」だの「田舎の母ちゃん」だの。
わけがわからない。眉間に皺が寄る。] ……探すしかねえんだろうなあ……
[まだまだまだまだ増えるくらげどもを 棘で串刺しにしながら、頭を掻く。 それから死神を見た]
ええと、名は…名前は、何だ。
[いつまでもニンジャ呼ばわりもどうかと思ったから 名前を尋ねてみたのだけれど 答えてもらえるだろうか。*]
(109) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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[……断られるかと思った。]
ヴェスパタイン。
[Vespertine. 何か意味のある言葉だったと思う。 日常で使う単語じゃなかったから、 すぐに思い出す事ができなくて
思い出そうとしていた俺に言葉が降る。]
な、 ……それはあだ名だっ。 本名はごーちゃんじゃない。
[変な名だな、と言われて誤解を解こうとする。 相方について問われれば、]
もうそろそろ、集合場所で集まる事になってる まだ、探せてはいない
(122) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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[テレパシーも、後で送ってみようか。 協力すれば良いと云うニュアンスの言葉に頷いて>>@23
愛を求めているもの。 愛を与えたいと思う存在。 与えられたヒントを咀嚼する。>>@26]
( …………「田舎の母ちゃん」?>>109 )
[どうやってつれてくるんだそれは。 再び途方にくれそうになった。
多分、突破口はあるんだろう、と気を持ち直した。
丁度送られてきた”声”に ぱち、と瞬きし、なんてことない言葉を返す]
(123) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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[テレパシーを切った。 何度か名前を頭の中で繰りかえし ふと思い出した単語を連ねる。]
……夕べの祈り、夕咲きの花、だったかな 確かにお前の方がいい名前かもしれん。ヴェスパタイン。
[だが、と前置く]
俺はごーちゃんじゃなくて 景山・ジェームス・剛だ。 覚えておけ
[死神が参加者の名前を覚える理由も、 その逆もないと思うが。 そう言い返してやった。 そして、軽く会釈をした。]
(124) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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ヒントをありがとう。 じゃあな、ヴェスパタイン。
[タカシと刺繍されたハンカチは、 無気力な男からちょっと離れた場所に畳んでおいておく。
後から来た人も、彼の名前は確認できる…かもしれない。 くらげが上に乗っかっていなければ、だが。
それから、引き止められなければその場を後にしただろう。*]
(125) 2016/06/13(Mon) 23時頃
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[「健闘を祈る」>>@31 立ち去る一瞬、振り向きまた会釈した。 まさかそんな言葉をかけられるとは思っていなくて
(彼の中の葛藤も知らないままだけれど 死神が死者の命を狩るためのゲームだと認識していた初日より 随分と死神や、このゲームに対しての印象は 変わったように思う。)
……直後。]
(135) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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…………?
[卯月から飛ばされたテレパシーにハテナを浮べながら ただ、「ああ」とだけ返して901前へ向かう。
結論から言うと待ち合わせの時間には遅れた。 美術館から増え続けるくらげのせいで。]
卯月。いるか?
[さて、辿りついた先に彼女の姿はあっただろうか。*]
(136) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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――中央区901前――
[こっち、と呼ばれたほうをみれば、 ぴょこぴょこと白いツインテールが跳ねる。 俺はそっちに駆け寄ると、「悪い、待たせたな」と声をかけ 卯月の前で立ち止まった。
さっきのテレパシーが何か問いかけようとしたところで、]
関係あるのか? 俺にはいまいちわからんが
[いまいちピンとこないが、 おばあちゃんとやらが田舎の母ちゃんだったりしたんだろうか、 相槌を一つ。]
なんだ、卯月。
[一体何がどうなっているのか、経緯を聞きだす前に。 その不可解そうな表情の理由を探ろうと 彼女の言葉に耳を傾ける。]
(153) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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親が子に愛を……
[過ぎるのはやっぱり、俺にとっては忘れたい昔の事で 刻々と時を刻むタイマーを見れば そんな事を説明している時間も惜しいはずなんだが]
届ける親もいるし、届けない親もいる。 ……ちょっと昔話をしようか。 ジュースでも飲みながら
[何、901前の自動販売機で ジュースを一缶買って、飲み乾すまでの 短い間だけだ。
俺は卯月にそう提案してみるが、 お前の答えはどうだっただろうな*]
(154) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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[自販機でコーヒーを買った。 卯月が何か頼むなら、それも一つ買うだろう。
ぽん、と戯れに頭をなでてやる。 白い髪が指に絡むから、良い触り心地だよなと 知らず目を細める。
手を離して空を仰いだ。 かちり、手元でコーヒー缶をあける。]
さて、何から話そうか…。 [ああいう疑問が出てくるという事は 卯月は家庭にいい思い出がないのかもしれない 何を話すべきか頭の中で整理して]
(172) 2016/06/14(Tue) 12時半頃
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俺の親父も警察官でな、 厳しくて立派な人だった。 母さんは優しかったが、病弱で 十歳の頃にはもう死んでいた。
二人ともクリスチャンでね。 日曜日には教会に行くんだ。
退屈な牧師様の説教を聞いて、 ちょっと聖句が言えるようになったら よく言えたねって、菓子をくれた。
[煌めくステンドグラスと差し込む穏やかな光。 甘いチョコレートが欲しくて 子羊は従順に振舞った。
子供にとって親とそれをとりまくものは、 世界そのものだ。]
(173) 2016/06/14(Tue) 12時半頃
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親父がくれたものがあったんだが… 何かは忘れてしまったな。 とても、俺に勇気をくれるもので 大事にしていたんだ。
[ここにあったんだ、と警察手帳を見せる。 そこに嵌る今よりきつい眼差しの "景山"の顔写真も見えたかもしれないが。 手帳をポケットにしまいこみ、]
愛が明確に何かはわからないが 確かにあの頃、あの人たちは、愛してくれていたんだと思う。
[そこから先は 言っても困らせるだけかもしれない。 愛の代償に俺が捧げたものだとか。 親父が本当は誰を見ていたのかとか。
積み重なる寂しさの山を見ないふりして やっぱり、黙っておくことにした。]
(174) 2016/06/14(Tue) 12時半頃
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卯月。お前はどうだった? お前の家族は、ちゃんとお前を愛していたか
[穏やかに問いかけて、珈琲を飲む。 それには否と返るのかもしれない。 打開策なんてすぐには見つからないのかもしれない。
けれど今はただ、 同じものが見えればそれで十分だと思った。
苦い味が舌の上で溶けて 飲み込むと胸にしんと沈み込んでいった**]
(175) 2016/06/14(Tue) 12時半頃
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[語らなかった部分と、誤解には異論を挟まずに 話を聞こうと耳を傾ける。>>191
ぺこん、とカルピスの缶がへこんだ。 音につられるようにそちらを見る。
要らない子だったと語る声はひどく辛そうで いたみを耐えて、震えている気がした。
盗むことが呼吸と同じだといっていたのは 出会った日の事だっただろうかと思い出す。
生前ならいざ知らず、今の俺には 卯月を絶対悪と決定付ける事はできなかった。]
[一拍、息を吸って、吐いて。]
(218) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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……生き返ったら、
卯月の父さんを殴りにいこうか。
[微笑んだ儘そう告げた。 手元の珈琲缶がぺきりと鳴った。]
娘が悪さしても躾しないで いなくなっても探しもしないなら 一発殴ってもバチは当たらないと思う。 育児放棄は犯罪だからな。
[ばこ、と潰れそうだった珈琲缶を元の筒状に戻し 咳払いを一つ。]
……まあ、ともかく……
(219) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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[その頭をまた撫でる。 今度はゆっくり、手を離さず。]
卯月は、さ。 一人きりで、いままでよく頑張ったな。 俺なんかよりずっと強いよ。
辛いなら、泣いてもいいんだ。 傍には俺しかいないから。
[ちゃんと全部受け止めるから 弱音を吐いても泣いてもいいんだと 呼びかけてみるが 下手くそな俺の言葉が卯月にどこまで届くかはわからない。
見返りなんてものは求めていなかった。 静かに卯月の様子を窺っていた*]
(221) 2016/06/14(Tue) 22時頃
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頑張っただろ。
[当然だ、と返す。
一人で生きていくのは大変だ。 話を聞く限りじゃあ、 卯月が出て行ったのは子供の頃だろうし。>>229
……頭を撫でて、泣いていい、なんて そんな慰め方は下手くそだとわかっていたが ろくに人を慰めたことがないんだから仕方ない。]
[ぼたぼた雨が降る間、 ずっとその頭を撫でていた。 いたましい声を聞いていた。
珈琲缶の中身は暫く空にならなかった。]
(238) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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[気がつけば手の甲のタイマーが消えている。 俺は、噫、と一つ呟いて、卯月に手を見せた。]
……また、消えてる。タイマー。 おばーちゃんとやらがタカシのところにいけたのかね。
[白い頬に残っていた水滴を指で掬ってやりながら そういえば俺にはまだ知らされていない事があるな、と 卯月にテレパシーの真意を問いかけようとして]
[陽射しの中、 空を跳躍する、獣の姿が見えた気がする*>>232]
(239) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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……あ? 怒鳴?
[問う声がワントーン低くなった、刹那。 迫り来る影に眉間に皺が寄る。]
…………ともかく走るぞ
[卯月の手をとって、ベンチから立ち上がり駆け出した。 直後、上空から落ちてきた何者かが俺の居た場所に突き刺さる。
2匹のカンガルーは軽快に飛び退くと、 再び俺達を見て、その屈強な足で空を蹴り上げる。 舌打を一つ。]
ミッションが終わってもノイズはいますってか…! 卯月、戦えるか?
[彼女の返答次第で、どうにでも動くつもりで 俺は身構え、カンガルーの瞳を睨み返した。*]
(252) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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[災いは燃え上がる前に鎮火されたようだ。 目の前に現れた二体のカンガルーの足が赤く染まっている。
――油断すれば殺される、 そんな状況で、傍らの卯月の声を聞けば 自然と、闘う活力も沸いてくる。]
了解っ! 行くぞ!
[鉄柵がカンガルーの一匹に当たるのを見て、 すかさずその腹にアスファルトの棘を1本突き刺す。
悲鳴をあげる一体を横目に飛び退いた。 近づいてきたもう一体が俺へと蹴りをくりだして、 咄嗟に身体を横にそらす。]
(265) 2016/06/14(Tue) 23時半頃
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[コンッ――と、 手にしていた空の珈琲缶が偶然蹴り上げられて――
それが再び地に落ちる前に、 ベルトに挿した特殊警棒を抜き出し]
はぁっ……!
[重い音をたてて、カンガルーの胸に鉄の刃が突き刺さる。 それで絶命させられるわけではない。 一歩跳び下がると、敵が痛みに悶える隙に もう一体も磔にするように棘に刺す。
二体のカンガルーを串刺しにして、 軽く浮き上がらせる。
卯月がものを引き寄せた時直撃するように*]
(266) 2016/06/14(Tue) 23時半頃
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[とんとん、と軽快に壁を蹴るように 風にのるように、卯月はカンガルーの上空へ>>272
吸い寄せられる自販機の下敷きになるよう 俺は最後まで気を抜かずカンガルーを棘に留めて―― 卯月の能力が解かれた自販機は、 重力加速度に従って落下する。]
[――…… C R A S H !!!]*
(276) 2016/06/15(Wed) 00時頃
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[ノイズが消えた後。 俺は変化させていた棘やら、特殊警棒やらを元に戻し 卯月からの感想に「お前こそ」と返した。>>272]
強くなったな。 カエルに逃げ惑ってたのが嘘みたいだ。
[サムズアップを返しがてら、 俺の拳と卯月の拳をつきあわせた。
くるり、視線を彷徨わせれば、 くらげがふよふよと空に浮いている。]
……まだあれも消えないか。 うかつに近づくと危ないな。
(278) 2016/06/15(Wed) 00時頃
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[落ちた缶を拾い上げてゴミ箱に捨てた。
はたと思いだす。]
そういえば卯月。
怒鳴とは一体何を、
[問いただそうとしたところで 視界が暗くなっていった、だろうか**]
(279) 2016/06/15(Wed) 00時頃
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