264 ナラティブの林
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…ん、
[おもむろに、巽の手が自身の頭を撫でる。>>2 人に頭を撫でられるのも やっぱり子どもの頃以来で、 手の方に僅かに身を傾け、 心地よさに目を細めた。
あーこれ、きもちいいなー、 離れたくないかもー、なんてぽやぽや考えて、 体同士に隙間を作るのを少しだけ先延ばし。
やや名残惜しくも離れ間際に囁けば、 じわっと赤くなった巽が居て。 今までは見られなかったであろう表情が またひとつ増えたことに笑みを深めた。
それこそひとつひとつ、彼と自分に 足跡をつけていくような心地。]
(9) guno 2019/05/01(Wed) 12時半頃
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[甘い響きを含んだ声色にどきどきして。 一体どんなことされるんだろうって思ったけど、 不思議とそれが嫌ではなかった。]
……………お手柔らかにね?
[内緒話の潜めた声は、 ちょっとだけ緊張で上擦っていて 多分自分もいつもと違うもの。
明日から何が変わらずとも、 きっと今までとは違う彼がいて 未来の約束がある。
朝、顔を見るのが楽しみだなって考えて、 令の言葉>>2:52を思い出し、成程なー、って納得をひとつ。
ワンステップずつ、レベルを上げていこう。*]
(10) guno 2019/05/01(Wed) 12時半頃
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― 或る晴れの日 ―
[いい天気だった。
共用スペースに居た面々に巽の行方を聞けば 散髪しに屋上に行ったって言うから、 どんな髪型にして貰うのかちょっと気になって 冷やかし気分の軽い気持ちで階段を昇って、 聞こえてくる声に足を止めた。]
(11) guno 2019/05/01(Wed) 14時頃
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……… あーーー、…………
[多分、自分が聞くことじゃないと 頭の隅では分かりつつ立ち止まってしまって 令の声に先日のことを思い返していた。
そう言えば、一日巽を探してた割に、 声をかけてきた時は妙に遠慮がちだったなとか。 この恋は苺サンド――なんて、 少し間抜けで、でも彼らしい疑似告白に笑った記憶も。
あれは本来は、巽に向けられる筈のものだったんだろうか。
そう思うともやもやとした気分が 胸の内に広がっていくのを感じて、 ぼんやりと、踊り場で立ち尽くす。]
(12) guno 2019/05/01(Wed) 14時頃
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[自分と巽の関係が変わったのなんて、昨日今日の話。
しかも――少なくとも自分から見れば―――前触れのない話で、だから令からしてみれば、横から奪ったような形、になるのかもしれなかった。
彼が自分のことを嫌いじゃないと語るように、 自分も令のことは好ましいと思う。友達だ。 幸せになって欲しいと思う。
………けど、]
………そんなのさー、………………
[理不尽極まりない感想が、 口から零れてしまう前に飲みこむ。
もやもやが静かになるまで ほんの少しだけ、扉に背を預けて。 2人に見つかる前には立ち去ろう、と**]
(13) guno 2019/05/01(Wed) 14時半頃
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- 屋上の裏側 -
[令が涙声になり始めた辺り>>33で、 足音を殺してそっとその場を離れた。
令の告白に動揺した風でもなく 必要以上に傷付けるでもなく スマートに気持ちを返す巽の声は ああ、やっぱり大人だなって思ったし
辛いはずなのに精一杯強がって 気を遣わせないように引く令だって、 自分が知っている通りのいいやつだ。
彼らが何か悪いわけじゃない。 そんなことは分かっていて、――――でも、]
(39) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃
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…………やだな、
[―――好きとか、なんでそんなこと言うの。
彼らは何ら悪いわけではないのに、だからこそ 反射的にそんな風に考えてしまった自分が 酷く心の狭い人間に思えて惑った。
もやもやしたどうしようもない感情は 収まるどころか持て余す一方で。 他の住人と顔を合わせたくなくて 暫し自室に引き籠ってぼんやりしていた。
おなかすいた、って起き出した頃には そこそこ時間が経っていて。 何となく周囲を窺うようにして、自室を出る。]
(40) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃
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…………あー。
[だいたいそんな時に限って 一番会いたくない人に会うものだ。
不意に見えた令の姿に、どうしようかな、って 数秒視線を彷徨わせたのち、やあ、って手を上げて笑った。
普段よりだいぶぎこちないけど。きっと。*]
(41) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃
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[だって無視するのも不自然じゃないかって 逡巡した結果の不自然な間。 令がその一瞬で、あの場を見ていたことに 勘付いたなんてことは分からないが。>>44
挨拶だけ交わし、心持ち足早に通り過ぎようとした所で呼び留められ、 今度こそぎょっとしてそちらを見た。]
え、えー………あー………
[再度の逡巡。]
…………うん、いーよー。
[結局、苦笑を浮かべてこくりと頷いた。 明日からだってどうせ顔を合わせるのだ。 このもやもやをずっと抱えているよりはきっといいし――
―――別に、令と気まずくなりたいわけじゃない*]
(46) guno 2019/05/01(Wed) 23時頃
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[招かれるまま、令の部屋へ。>>48 促されるままベッドに腰掛けて、]
うん、お構いなくー。 珍しいねー、令くんから晩酌のお誘いなんてさー。 なんか、甘いものの方が好きなイメージあるからー。
[自分でもなんか白々しいなあって思いながら 努めて平常通りの態度で笑う。 酒の種類はなんでもいいよと答えたものの、 のっけからハイペースで喉を鳴らす令にやや驚いた。
えー、こんな飲み方するんだっけ、令くん。]
………
[若干ぽかんとしていたが、 煽るような台詞に察して腹を括ろう。 酒だ。こういう場では酒の力に頼るに限る。]
(53) guno 2019/05/01(Wed) 23時半頃
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[プルタブを開けて、ぐびっと缶を傾ける。 ごきゅごきゅと喉を鳴らし、息を吐いて一呼吸。]
……ヤケ酒の相手、俺で良かったのー? 俺はいいけどさー。 却って悪酔いするんじゃないー?
[だって恋敵だしさ。
一気に体にアルコールが回って、 白々しく取り繕うのも何だか面倒になってしまって。
にへら、とさっきまで抱いてたもやもやとか緊張とか気まずさが一周した、何だかよく分からない笑みを向けよう。*]
(54) guno 2019/05/01(Wed) 23時半頃
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[令が微笑んだので、何となく肩に入っていた力が抜けた気がした。ううん、と、自然と首を横に振って。
お互いそれなりに酒が回った頃合いで 話し出す令の方を見て、口を開いた]
………ごめんねー。 俺、それ聞いちゃったんだー。
[本来自分が聞くべきではなかった話。 立ち聞きなんて不躾な真似をしたことを先に詫びて。 もやもやとつっかえていた気持ちが、するりと出る。]
(59) guno 2019/05/02(Thu) 00時半頃
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俺ねー、嫌なやつなんだー。
令くんの告白聞いてー、最初にー、 やだなー、取られたくないなー、 って思っちゃったー。
だからー、別に優しくはないしー。 おあいこってことにさせて。
[恋は苺サンド、だっけ。 発端は独占欲がどうこうとか、 そんな話だったような気がするそれ。
ああ、そうか、こういうことなのか。
だって、手離したくないと思ったんだ。 まっすぐ自分を見てこれから一緒に歩みたいのだと 言ってくれたあのひとを。]
(60) guno 2019/05/02(Thu) 00時半頃
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もう知ってるんだろうけど。 俺もね、巽さんのこと好きなんだ。
だからね、いいよー、 気がすむまで八つ当たりしてってー。
[だって譲ってあげる気はないから、 こんな悪酔いで気が済むなら あいこどころか釣りがくる。
胸の内を暴露してしまえば何だか気が緩んだもので、 すっかり酒が回った後で、 ねえねえ、令くんは巽さんのどこがいいと思ったのーー?? なんて惚気を尋ねるまでに至ったが、そこはそれ。 そんな夜は更けていくであろう。*]
(61) guno 2019/05/02(Thu) 01時頃
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えー、そう言われてもー。 八つ当たりしたいって言ったのはそっちじゃんー。 じゃあどうすればいいのさー。
[天然小悪魔ってなんだ。 酒のせいか段々物言いが明け透けになってきた。
早いペースで飲み進める令に釣られてか、 此方も彼ほどじゃないにせよ普段よりは酔っていて ややこしいなーもー、なんて零してはへらへら苦笑する。]
んーー……???
[勢いよく襟首を掴まれたから、 一瞬殴られるのかなって思った。 けれど拳の代わりに顔が近づいて、 あれ?と瞬きをして―――]
(71) guno 2019/05/02(Thu) 08時頃
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[むに。
と、唇の唇の隙間に手を挟む。]
……それはー、だめー。
[ごめんねー?って。 酔ってとろんとした眼差しで ゆるゆると首を横に振る。
殴られるならまあ甘んじて受けるけど、 そのへんは譲る気がない領域の一部分です。
指先で令の唇をむにむにと遊び。 こんなに酔って明日大丈夫かなー、 なんてそろそろ心配になる俺だった。*]
(72) guno 2019/05/02(Thu) 08時頃
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[掌で塞げばじゃれつくように令の腕が回って来て、 あーこれどうしよっかなー、ってどこかぼんやり思う。>>73 わやわやと緩く戯れるが、唇は死守したままで。]
だーめ。
[少なくとも彼に話した段階では、 告白したこともされたこともないのは嘘でもない。 唐突な彼の行動がそこに起因しているのだと聞けば、 酔った頭でああ、と納得した。
まあ恐らく要するにこれは、嫌がらせなのだ。]
(75) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃
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そうだねー。 だから、だめー。
[理解はしたが、聞いてしまえば尚のこと受け入れられないので。 だめー、とゆるい口調で繰り返して、戯れがヒートアップしそうな前に押し返す。]
……そういうふうにさー、 ひとの罪悪感に付け込んでー、 甘ったれてくるの、
いい人そうに見えて、 実は結構タチ悪いんだねー? きみってー。
[人のこと小悪魔とか言う筋合いないんじゃないかなって思う。 令のそういう一面は知らなかったが、 今後の為に覚えておこうと心に誓った。 完全に出来上がって明るく笑う彼に、 どこまで届いてるのかはもうよくわかんないけど。]
(76) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃
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んー。やだー。 八つ当たりさせてあげるつもりだったけどー。 それはあげたくないからー。 いいよー。嘘でー。
[なんて、あっさり前言撤回して。
えーい、ってやや間延びした掛け声とともに腕を伸ばし、 酔っぱらう彼の動きを止めるべくホールドしよう。 同じくらいの男の身体だし、 そこまで力負けする気はしてない。
令が大人しくなるまでそんな感じで攻防を繰り広げ。 無理そうなら諦めて逃げようかな。*]
(77) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃
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[呂律の回らない口調で絡んでくる令を 緩く躱しながら宥めるように戯れる。 己の口ぶりも炭酸の抜けたジュースみたいにもったりとしていて、傍から見ればとても間の抜けた光景であることだろう。]
それはー、結構だけどー。
令くんってー、 わりと難儀な性格してるんだねー。 ちょっと新たな発見ー。
[本当に好きな人には甘えられなくて、 酒の力を借りて一気に理性の箍が外れるタイプ。 多分、不器用なんだろうなあって思うけど。
恋敵としては幸いなんだろうが それはそれとして彼自身がちょっと心配。 なんかこう、危なっかしそうで。]
(80) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃
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あはー。ごめんねー、 ずるい嘘つきでー。
でもねー、令くんのこともさー、すきー。 ちゅーとかはー、だめだけどー、友達だしー。 元気になってほしいのはねーほんとー。
[まあ、都合いいこと言ってるとも思うので。 今何を言っても碌に頭には残らないだろうから、 聞き流されるの上等でとろとろと話し]
………栗きんとん………???
[パーマをかけた自分。 貧困な発想ではあまりピンと来ず、 髪を弄り回す手に委ね、首を傾げる。]
(81) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃
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んー、…… ウェーブー、どうだろー。 似合うかなー…それー?
あんまり派手にならないなら、かなー?
もうちょっとまじめに さいしゅーしょくしよーかなって、 思ってるしさー………
[なんとなく考えてたことが、 なにげなしに零れたりしたけど、 まあそれは別の話。*]
(82) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃
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[ぷつっとスイッチが入ったように令の声が湿り気を帯びる。>>86 方言混じりで泣きじゃくる声。 何を言っているのかはよく分からないけど 何を嘆いているのかは何となく分かる気がして、 ホールドしていた腕を解いてよしよしと頭を撫でる。]
………うん、 うん……
[俺は告白したことがないから、失恋した事もない。
だからやっぱり想像するしかないけど、 自分が屋上で感じたもやもやなんかよりも、 ずっとずっと、何倍も嫌な気持ちなんだろう。
巽には甘えない、と宣言した通り、 告白した時には一切見せていなかった どうしようもない憤りや哀しみや悔しさが 今になってどっと噴き出したように感じて ただそれを静かに受け止めながら、 彼の嗚咽が落ち着くまで背を撫でていた。]
(88) guno 2019/05/02(Thu) 15時頃
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[そうして、暫くの後。子どもみたいにころりと元気になる彼を見て、目元を緩めた。笑顔になってくれたことに少し安心して。
えー、そうかなー? なんて満更ではない反応をし――。 職種を聞かれれば考えながら、やや照れたように口を開く。]
俺さー、今のバイトも結構好きなんだー。 だからさー、なんだろー、… 店舗の販売スタッフとかー、 そう言うのやってみたいかもー、って。
[思えば何となく流されるように就職して辞めて、ずるずる生きてきた気がするから。 この機にちゃんと向き合って決めたいと思う。
自分に向いてること。やりたいこと。 人を見て、考える仕事。]
(89) guno 2019/05/02(Thu) 15時頃
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[するりと続いた彼の言葉に、一瞬目を見開く。 そうして眉を下げ、穏やかに微笑んだ]
…………ありがと。令くん。 俺、がんばるよ。
[君は俺のことを羨ましいって言ったけど、 君はいつも俺より少し先に居て、 色んなことを教えてくれてる。 そんな感謝と敬意を、短い言葉に篭めた。
だからね、俺にもいつか、 君のことを応援させてほしい。
君の苺サンドではない俺だけど、 幸せを願う権利くらいはあるだろう?*]
(90) guno 2019/05/02(Thu) 15時半頃
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- 誤解と秘密とあれやそれ -
[令の悪酔いにたっぷり付き合った翌日のこと。 モンドがホットケーキ持参で尋ねて来た。 なんだなんだと不思議に思いながら 取りあえず部屋に招き入れる。>>93]
あー……あれかなー? いつぞやの恋バナうんぬん………
[なんせ俺はモンドと令の間にあった一件も知らないので。 何か恋愛相談でもあるのかなーって ティーカップを傾けながら呑気に思ったが そういうわけでもないようで―――
内容を聞けば眉を寄せ。 腕組みをして、たっぷり間を置いた後に首を傾げる。>>94]
(96) guno 2019/05/02(Thu) 17時半頃
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………………………… ……いや………????
[薄毛に悩んでるだとか、そんな話は聞いたことがない。 いや自分が知らないだけかもしれないけど。 あ―そう言えば令くんが昨日のお詫びにって 何かボトルくれたけど、そういう……??? 美容師なら頭髪事情は知ってるだろうしな……??? などと、やや失礼な方向に思考を進ませ。]
…… なんで??? 巽さんに何かあったー??
[思考の末、結局直球で聞いてしまうことにした。*]
(97) guno 2019/05/02(Thu) 17時半頃
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[そうして聞かされる、懸念の内容。 自分の知らない所で別のドラマが発生していたらしい。>>98]
あーー……なるほどーーー………?
[ある筋って何だろ。 意味深に伏せられたそれは若干気になったが、 まあシェアハウス内でのことだし、 別に誰に目撃されててもおかしくないか。]
まあー、巽さんはー、 そういうのあんまり気にしなさそうだけどー、 どうしてもお礼したいっていうなら、 なんかちょっとしたものあげるとかどーかなー?
………え、巽さんの頭髪ってそんなあれなの……???
[そこまで執拗に気にするあたり、 もしかして今まで気づかなかっただけなのか。 微妙に誤解は解けないまま話は進む。]
(100) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃
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………状況…………
[ともあれ最後まで話を聞いて、若干真相が見えたようなそうでもないような。 先程とは違った意味で考える。 さて、どう答えよう。]
……………んー、そーだなー。 心当たりは、まあまああるしー。
俺が思ってるのが正解なら、 モンドさんが心配するようなことじゃないとは思うよー。 だから心配しないで大丈夫―。
[モンドと巽が飲んでいた時の 時期と文脈が分からないので、何とも言えないが。
それは自分との関係であったり。 令との間の出来事であったり。 どちらにせよ、第三者が絡んでどうなる話ではないから そこは気にしなくて平気、と告げて。]
(101) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃
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んーとねー。
いちおーこれねー、ナイーブな話なんだー。 だから、巽さんが言わなかったんなら 俺から言えるのはこんくらいー。
[パルック達の祝福時に、俺なら言うけど、 なんて彼に語ったこともあったが、 実際にそう言う状況になってみれば、 そんなに単純じゃないなあって学ぶ。
別段恋路を彼に隠したいわけでもないけど、 巽がいやがることはしたくないのだ。]
どーしても知りたいなら、 本人から教えて貰ってー。
[ここの住人たちはみんな気が良くて、 和気藹々と祝福してくれそうな気がするから 遅かれ早かれ、いつかは話すことになる予感はしたけど]
(102) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃
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その心配事が解決したらー、 そのうち俺と恋バナでもしよ。
[だから、そう付け加えて ホットケーキを一口頬張って笑ったのだった。*]
(103) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃
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- 連休中の一幕 -
[短い間に色々とあったがそれもある程度一段落。 シェアハウス内の空気は以前と変わったような、然程そうでもないような。
ともあれ連休中の某日・早朝。 施錠の甘い2E号室に忍び込んで、 まだ睡眠を貪っているであろう部屋主の、 ベッド上に跨る形で陣取る]
おはよーございまーす。 抜き打ち頭髪チェックで―す。
[いつかのように手をわきわきさせて、悪戯っぽく笑む。 申し訳なさそうな顔のエクステリムーバーと、 薄毛疑惑の真意を確かめに、いざ。 だってあんな話されたら気になるじゃん。
いや、別にもし頭髪が危うかったからって 交際を撤回したりはしませんけども。ええ。*]
(104) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃
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…………っ、 …………?
[不意に呼ばれた名前にどきりとしたのもつかの間。 巽がその後になにを言っているのかは 幸か不幸かよく聞き取れなかったが、 腿を撫でさする掌と共にもぞもぞと身動ぎする気配。>>109
そうしてようやく目を覚ましたらしい彼が 焦点定まらない瞳で此方を見る。]
……あ。 そのかお、かわいーねー。
[事態を理解するや否や鮮やかに染まった目元に 呑気にそんな感想を零す。 寝起きドッキリは成功したらしい、かくして。]
(114) guno 2019/05/02(Thu) 21時頃
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おはよー、びっくりしたー?
実はですねー、とある筋から 湊人さんの頭髪事情について ご相談を受けましてー。
俺が代表で調べに来たわけですー。
[寝込みに朝這いをかける理由は微塵もないのだが。 寝起きの無防備なとこ見てみたいなと言う 完全なる悪戯心と好奇心と諸々であった。
取りあえず上から枕元をチェックしてみたが、 見た所別に抜け毛は目立っちゃいなかった。]
あれかなー。 見えない所に十円禿げがあるとか…??
[首を傾げ、軽く指先で髪に触れる。 その間も乗っかったままではいるが、退けと言われたら退くつもり。重いだろうし。*]
(116) guno 2019/05/02(Thu) 21時頃
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え。モンドさんだけどー。
なんか悩みでもあるんじゃないかーって 心配してたみたいだよー。
[意味深にとある筋などと言っては見たが、 別段隠す理由もないのであっさりばらした。 巽が濁した内容について問われたことは一先ず伏せて。
置きかけた巽がもそもそと枕に埋めたので、 遠慮なく頭髪チェックはさせて貰うことにした。
……さりげなく脚を撫で続ける手が 気になるのは置いておいて。]
(121) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃
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んーまあ、 疲れてそうな印象はあるかなー。
あんまりメンタル弱そうには見えないけど、 割と自分に無頓着そうって言うかー、 ある日突然倒れてそうって言うかー、
……あーうん、 ………――――、
[髪整えたばかり、に、 やや複雑そうな顔をしたのと同時に 目に飛び込んでくる鮮やかな紅。
さらり、と髪を手で掬ってそこで初めて理解する、 リムーバーと共に渡された、令の謝罪の意味。]
(122) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃
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…………………、
[あーもう、って思いっきり苦笑が漏れた。
多分、何も知らずに見ていたら すごく嫌だっただろうに。 あんな令の泣き言を聞いてしまったから、 怒るに怒れないじゃないか。]
………… 浮気者めー。
[冗談と分かる半笑いで、 けれどちょっとだけ拗ねたような口ぶりで 指を絡めて、くい、と軽く一房を引っ張る。
まあこのくらいじゃ取れないだろうけど。 あの秘密の夜の、俺と彼の鈍い痛みを御裾分け。*]
(123) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃
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からだ。
…………………… ッ、
[鸚鵡返しに呟いて、一瞬呆ける。
ぺちぺちと腿を叩かれてようやく、 随分と大胆な体勢なのではと思い至って、 ぶわっとだいぶ遅れて赤面が走った。
これも同性で、少し前まで 普通に友人だった弊害か。 急に頭髪チェックの手を止めるのも 意識したのが丸わかりで恥ずかしく。
でしょー。気をつけなきゃだめだよー。 なんて言葉を返しながら、 一先ず上乗りのまま続けていたけど。]
(132) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃
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………………、
[力を込めた指先に頬が寄る。 そのまま手に落ちる唇に、 肌がじんと熱を持ったような気がした。]
――― なにさ、 急に。
[拗ねた科白を吐いてみせる恋人に 機嫌を取るのとも少し違うような、 脈絡のない愛のことば。
それでもただ嬉しくて 熱の昇った顔を歪ませてしまうから、 あなたはそう言うけどやっぱり俺は単純なんだよ。]
(133) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃
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………俺もね、 湊人さんのこと、好き。
[芽生えたばかりのこころを、ぽつりと口に出す。
いつからだろうな。 人間としてはずっと好きで、 自覚したのはほんの少し前。
でも、全部LIKEだけだったらきっと 告白されたあの時 いーけど、とは言わなかった。
彼が側にいる光景が自然と、 驚くくらいにすとんと、自分の裡に馴染んだ。 一度嵌ってしまえば離れるなんて、 考えられなくなるくらいに。]
(135) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃
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これからの俺の、 色んな初めて、……とか。 全部貰ってほしいと思うくらいには、
好きだよ。
[指を髪房から離して、 先程触れた唇に触れて、かり、と爪を立てた。*]
(136) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃
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……、 な にそれ、ずるい
[開き直った台詞と、 口の中で柔く食まれる爪先。 ぬるい感触にどぎまぎして 上擦った声で小さく零して俯いた。
甘やかに名を呼ぶ声色が どろりと思考を溶かしていくようで、 ずるい、ともう一度繰り返す。
引き寄せる腕には逆らわず。
何する気なの、なんて酷く野暮な気がして 口に出すのは憚られた。 嫌がることはしないんじゃないかと信頼もあったし
覚悟―――というよりは、とても単純に。]
(156) guno 2019/05/03(Fri) 10時頃
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…………ん、 あの さ、 キス、とか してほしい、……な−
[腕の中に収まって、近い距離。 恋愛レベル一桁が思いつく、 こいびとどうしがする最初のはじめて。
―――だめ?
なんて重ねておずおず様子を窺うように、 ちょっと遠慮がちにねだってみる声は やっぱり甘くて、妙に湿度が高かった*]
(157) guno 2019/05/03(Fri) 10時頃
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[言葉を全部言い切る前に、 顔が近づいて目を閉じた。>>158
一回、二回、と繰り返されるキスが だんだん深くなっていって はじめての味と感触にくらくらする。]
…………ん、 湊人さんは、やらしー ……
[今自分がどんな顔をしてるのは分からないけど、 多分ぼーっとした間抜けな顔なんだろうなって。
手慣れた態度で微笑む彼が格好良くて ちょっと悔しく思いながらもう一度、目を閉じて――]
(160) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃
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………、
[部屋を満たす甘やかな空気は、 突然の闖入者によって裂かれる。
がちゃりと無粋なドアノブの回る音と 開けたドアの向こうの人影。>>142
一瞬何が起こったか分からなくて、 身を寄せ合ったまま完全に固まって そちらを凝視してしまった。
困惑したのは向こうも同じようで、 扉が忙しなく開閉を繰り返す。>>143
生憎手早く取り繕うなどと言うスキルはなく、 貞光が何度見ても室内の状況は変化しちゃいない。 一人用のベッドに男二人、以上だ。]
(161) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃
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……あーー、あーー、ああーーー…………
[ようやく頭が状況を理解したのは、 寝惚けと混乱のまま、貞光が ふらふらと部屋に戻って行ってからだった。
そうだった、鍵締めてなかったね。 そしてそれなりの頻度で間違えて入って来るって言ってたね。
当初寝込みを襲った時点では、 誰かに見られて困るようなことをする想定は 全然なかったから、完全に油断の産物。
ああーーー………と暫し生温い呻きを上げて、 ぼふりとベッドに顔を埋め、悶絶する事暫し。]
(162) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃
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……………これは、だめだとおもう。
[突っ伏したまま横目の視線を巽に投げて、 耳まで赤く染まったまま、 割と真面目に発するのだった。
鍵をかけよう。
その後モンドからキーケースを贈られた巽に、 随分タイムリーだと思ったのはまた別の話。
事情を知る誰かの作為を感じなくもないけど、 まあまあ、深く追求しない方がいいこともある。*]
(163) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃
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[名残を残す声が耳元を擽る。>>164
せっかく少し引きかけて来たのに、 そんな台詞を囁かれたら 簡単に赤面がぶり返してしまって、 どくどくと煩い心臓を抑えて顔を上げる。]
………今度って……………
…………あー………うー、 もー………… そういうところさ〜〜……
[ずるいな〜〜〜ずるい〜〜〜〜と 理不尽に駄々を捏ねながら、 仕返しのようにやや乱暴に頬に唇を押し付けて。 占拠していたベッドの上からようやく退く。
崩れ切った顔を冷たい水で洗って ある程度人に見せられるようになってから、 朝食を食べに行くことにしようか。*]
(166) guno 2019/05/03(Fri) 13時頃
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- 一幕・開封の儀 -
[それはいつぞやのある日のこと。>>148 レンから呼び留められて 何事かと見ればバッジの箱があった。
何のことはない、物欲センサー回避。]
あー、いつものやつねー。いいよー。 何が出るかな何が出るかなー。
[などと安請け合いで引き受けて 何も躊躇することなくかるーいノリで箱を開く。 彼の目当てが入ってる率は、20個中9くらい。]
(183) guno 2019/05/03(Fri) 21時半頃
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[レンの嵌っているジャンルに詳しくないので、 どれが欲しがっていたキャラなのかは 見た所でよく分からないのだが。 覗き込んで、成果の程はと首を傾げる。]
レンくんの嫁だっけー、居たー? へー、ほんといっぱいキャラが居るんだねー。 俺名前聞いてもいまいち覚えられないよー。
[ああそう言えば、オススメしてくれたアプリ 面白かったよーなんて他愛ない話をしながら しみじみとバッジを眺めて*]
(184) guno 2019/05/03(Fri) 22時頃
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[横で一喜一憂していく声が微笑ましい。 毎度ガチャに快く付き合うのは、 こんなレンの反応を見てるのが面白いからもある。]
へー、そうなんだー。良かったねー。 今回もお役に立てたようで何よりだよー。
[成績は悪くなかったらしく、 きゃっきゃと喜ぶレンに目を細め。 ついでにキャラの名を聞けば 立て板に水の如く解説が始まって 怒涛の勢いにおっ、と若干押され気味。]
(190) guno 2019/05/03(Fri) 22時半頃
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あー、おー、うん、 うん、……
[マシンガントークの解説は 一度聞いただけでは覚えられず なんて?と思ったが、 取りあえず頷きながら聞き―――。
耳に引っかかる名に再度首を傾げる。 さっき聞き間違いかなって思ったけど そんなことはなかった。]
…………エビ?
[何で?
と思ったが、どうやら巽が名付け親らしく。 あーなるほどー、って頷いて、 缶バッジたちを見下ろし、自然と目を細める。]
(191) guno 2019/05/03(Fri) 22時半頃
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ねー、レンくん。
良かったら俺にも一個くれない? 余ったのでいいからさー。
[そう言ったら、何か選んでくれるかな。 せっかくだしと、代行がわりにひとつおねだり。*]
(192) guno 2019/05/03(Fri) 23時頃
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[――――あれから。]
(203) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃
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[駅前に出来たパン屋にその後も定期的に通ったり。 記念にとレンからエビとその他幾つかのバッジを貰った後も>>199変わらず物欲回避を発揮したり。 時折貞光がドアを回す音にひやりとしたり。 令が暫く旅行に出るのを見送ったり。 そんな日々は穏やかに続く。
自分も幾つかの面接を経て ちゃんとした社会人になって、 巽のの収入には及ばないだろうけれど 少しずつ貯蓄を溜めて。
緩やかに、緩やかに、 シェアハウスでの日々と共に 恋の種を育み育てていった。
そんな、ある日のこと。]
(204) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃
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[晴れやかな空。 ちらちらと舞う桜の下で立ちあがる巽の姿に ある種の予感――、あるいは既視感を 感じた人間もいるだろうか。
集った皆が彼に視線を向けるのを待って 横に立ってその手を取ろう。
全員をぐるっと一瞥した後で、 ひとつ深呼吸して、朗らかに口を開いた。]
(205) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃
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…………って、
実はも何もー、 今更〜って人も居そうだけどー。
ご質問はご自由にどうぞー。 巽さんが答えてくれまーす。
[真剣に言った後表情を崩して、 グラスをマイク代わりに巽に向け。
いつも通りの調子で、あは、と笑ってみせた。**]
(206) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃
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