人狼議事


264 ナラティブの林

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視点:


【人】 ニビル星 キョウスケ


 …ん、

[おもむろに、巽の手が自身の頭を撫でる。>>2
人に頭を撫でられるのも
やっぱり子どもの頃以来で、
手の方に僅かに身を傾け、
心地よさに目を細めた。

あーこれ、きもちいいなー、
離れたくないかもー、なんてぽやぽや考えて、
体同士に隙間を作るのを少しだけ先延ばし。

やや名残惜しくも離れ間際に囁けば、
じわっと赤くなった巽が居て。
今までは見られなかったであろう表情が
またひとつ増えたことに笑みを深めた。

それこそひとつひとつ、彼と自分に
足跡をつけていくような心地。]

(9) guno 2019/05/01(Wed) 12時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[甘い響きを含んだ声色にどきどきして。
一体どんなことされるんだろうって思ったけど、
不思議とそれが嫌ではなかった。]


……………お手柔らかにね?


[内緒話の潜めた声は、
ちょっとだけ緊張で上擦っていて
多分自分もいつもと違うもの。

明日から何が変わらずとも、
きっと今までとは違う彼がいて
未来の約束がある。

朝、顔を見るのが楽しみだなって考えて、
令の言葉>>2:52を思い出し、成程なー、って納得をひとつ。

ワンステップずつ、レベルを上げていこう。*]

(10) guno 2019/05/01(Wed) 12時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

― 或る晴れの日 ―

[いい天気だった。

共用スペースに居た面々に巽の行方を聞けば
散髪しに屋上に行ったって言うから、
どんな髪型にして貰うのかちょっと気になって
冷やかし気分の軽い気持ちで階段を昇って、
聞こえてくる声に足を止めた。]

(11) guno 2019/05/01(Wed) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


……… あーーー、…………


[多分、自分が聞くことじゃないと
頭の隅では分かりつつ立ち止まってしまって
令の声に先日のことを思い返していた。

そう言えば、一日巽を探してた割に、
声をかけてきた時は妙に遠慮がちだったなとか。
この恋は苺サンド――なんて、
少し間抜けで、でも彼らしい疑似告白に笑った記憶も。

あれは本来は、巽に向けられる筈のものだったんだろうか。

そう思うともやもやとした気分が
胸の内に広がっていくのを感じて、
ぼんやりと、踊り場で立ち尽くす。]

(12) guno 2019/05/01(Wed) 14時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[自分と巽の関係が変わったのなんて、昨日今日の話。

しかも――少なくとも自分から見れば―――前触れのない話で、だから令からしてみれば、横から奪ったような形、になるのかもしれなかった。

彼が自分のことを嫌いじゃないと語るように、
自分も令のことは好ましいと思う。友達だ。
幸せになって欲しいと思う。

………けど、]


………そんなのさー、………………


[理不尽極まりない感想が、
口から零れてしまう前に飲みこむ。

もやもやが静かになるまで
ほんの少しだけ、扉に背を預けて。
2人に見つかる前には立ち去ろう、と**]

(13) guno 2019/05/01(Wed) 14時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

- 屋上の裏側 -

[令が涙声になり始めた辺り>>33で、
足音を殺してそっとその場を離れた。

令の告白に動揺した風でもなく
必要以上に傷付けるでもなく
スマートに気持ちを返す巽の声は
ああ、やっぱり大人だなって思ったし

辛いはずなのに精一杯強がって
気を遣わせないように引く令だって、
自分が知っている通りのいいやつだ。

彼らが何か悪いわけじゃない。
そんなことは分かっていて、――――でも、]

(39) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 …………やだな、 


[―――好きとか、なんでそんなこと言うの。


彼らは何ら悪いわけではないのに、だからこそ
反射的にそんな風に考えてしまった自分が
酷く心の狭い人間に思えて惑った。

もやもやしたどうしようもない感情は
収まるどころか持て余す一方で。
他の住人と顔を合わせたくなくて
暫し自室に引き籠ってぼんやりしていた。

おなかすいた、って起き出した頃には
そこそこ時間が経っていて。
何となく周囲を窺うようにして、自室を出る。]

(40) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ



…………あー。


[だいたいそんな時に限って
一番会いたくない人に会うものだ。

不意に見えた令の姿に、どうしようかな、って
数秒視線を彷徨わせたのち、やあ、って手を上げて笑った。

普段よりだいぶぎこちないけど。きっと。*]

(41) guno 2019/05/01(Wed) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[だって無視するのも不自然じゃないかって
逡巡した結果の不自然な間。
令がその一瞬で、あの場を見ていたことに
勘付いたなんてことは分からないが。>>44

挨拶だけ交わし、心持ち足早に通り過ぎようとした所で呼び留められ、
今度こそぎょっとしてそちらを見た。]

え、えー………あー………

[再度の逡巡。]

…………うん、いーよー。

[結局、苦笑を浮かべてこくりと頷いた。
明日からだってどうせ顔を合わせるのだ。
このもやもやをずっと抱えているよりはきっといいし――

―――別に、令と気まずくなりたいわけじゃない*]

(46) guno 2019/05/01(Wed) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[招かれるまま、令の部屋へ。>>48
促されるままベッドに腰掛けて、]

うん、お構いなくー。
珍しいねー、令くんから晩酌のお誘いなんてさー。
なんか、甘いものの方が好きなイメージあるからー。

[自分でもなんか白々しいなあって思いながら
努めて平常通りの態度で笑う。
酒の種類はなんでもいいよと答えたものの、
のっけからハイペースで喉を鳴らす令にやや驚いた。

えー、こんな飲み方するんだっけ、令くん。]

………

[若干ぽかんとしていたが、
煽るような台詞に察して腹を括ろう。
酒だ。こういう場では酒の力に頼るに限る。]

(53) guno 2019/05/01(Wed) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[プルタブを開けて、ぐびっと缶を傾ける。
ごきゅごきゅと喉を鳴らし、息を吐いて一呼吸。]

……ヤケ酒の相手、俺で良かったのー?
俺はいいけどさー。
却って悪酔いするんじゃないー?

[だって恋敵だしさ。

一気に体にアルコールが回って、
白々しく取り繕うのも何だか面倒になってしまって。

にへら、とさっきまで抱いてたもやもやとか緊張とか気まずさが一周した、何だかよく分からない笑みを向けよう。*]

(54) guno 2019/05/01(Wed) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[令が微笑んだので、何となく肩に入っていた力が抜けた気がした。ううん、と、自然と首を横に振って。

お互いそれなりに酒が回った頃合いで
話し出す令の方を見て、口を開いた]

………ごめんねー。
俺、それ聞いちゃったんだー。

[本来自分が聞くべきではなかった話。
立ち聞きなんて不躾な真似をしたことを先に詫びて。
もやもやとつっかえていた気持ちが、するりと出る。]

(59) guno 2019/05/02(Thu) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

俺ねー、嫌なやつなんだー。

令くんの告白聞いてー、最初にー、
やだなー、取られたくないなー、
って思っちゃったー。

だからー、別に優しくはないしー。
おあいこってことにさせて。

[恋は苺サンド、だっけ。
発端は独占欲がどうこうとか、
そんな話だったような気がするそれ。

ああ、そうか、こういうことなのか。

だって、手離したくないと思ったんだ。
まっすぐ自分を見てこれから一緒に歩みたいのだと
言ってくれたあのひとを。]

(60) guno 2019/05/02(Thu) 00時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


もう知ってるんだろうけど。
俺もね、巽さんのこと好きなんだ。


だからね、いいよー、
気がすむまで八つ当たりしてってー。


[だって譲ってあげる気はないから、
こんな悪酔いで気が済むなら
あいこどころか釣りがくる。

胸の内を暴露してしまえば何だか気が緩んだもので、
すっかり酒が回った後で、
ねえねえ、令くんは巽さんのどこがいいと思ったのーー??
なんて惚気を尋ねるまでに至ったが、そこはそれ。
そんな夜は更けていくであろう。*]

(61) guno 2019/05/02(Thu) 01時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


えー、そう言われてもー。
八つ当たりしたいって言ったのはそっちじゃんー。
じゃあどうすればいいのさー。

[天然小悪魔ってなんだ。
酒のせいか段々物言いが明け透けになってきた。

早いペースで飲み進める令に釣られてか、
此方も彼ほどじゃないにせよ普段よりは酔っていて
ややこしいなーもー、なんて零してはへらへら苦笑する。]

んーー……???

[勢いよく襟首を掴まれたから、
一瞬殴られるのかなって思った。
けれど拳の代わりに顔が近づいて、
あれ?と瞬きをして―――]

(71) guno 2019/05/02(Thu) 08時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[むに。

と、唇の唇の隙間に手を挟む。]


……それはー、だめー。


[ごめんねー?って。
酔ってとろんとした眼差しで
ゆるゆると首を横に振る。

殴られるならまあ甘んじて受けるけど、
そのへんは譲る気がない領域の一部分です。

指先で令の唇をむにむにと遊び。
こんなに酔って明日大丈夫かなー、
なんてそろそろ心配になる俺だった。*]

(72) guno 2019/05/02(Thu) 08時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[掌で塞げばじゃれつくように令の腕が回って来て、
あーこれどうしよっかなー、ってどこかぼんやり思う。>>73
わやわやと緩く戯れるが、唇は死守したままで。]

だーめ。

[少なくとも彼に話した段階では、
告白したこともされたこともないのは嘘でもない。
唐突な彼の行動がそこに起因しているのだと聞けば、
酔った頭でああ、と納得した。

まあ恐らく要するにこれは、嫌がらせなのだ。]

(75) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


そうだねー。
だから、だめー。

[理解はしたが、聞いてしまえば尚のこと受け入れられないので。
だめー、とゆるい口調で繰り返して、戯れがヒートアップしそうな前に押し返す。]

……そういうふうにさー、
ひとの罪悪感に付け込んでー、
甘ったれてくるの、

いい人そうに見えて、
実は結構タチ悪いんだねー?
きみってー。

[人のこと小悪魔とか言う筋合いないんじゃないかなって思う。
令のそういう一面は知らなかったが、
今後の為に覚えておこうと心に誓った。
完全に出来上がって明るく笑う彼に、
どこまで届いてるのかはもうよくわかんないけど。]

(76) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

んー。やだー。
八つ当たりさせてあげるつもりだったけどー。
それはあげたくないからー。
いいよー。嘘でー。


[なんて、あっさり前言撤回して。

えーい、ってやや間延びした掛け声とともに腕を伸ばし、
酔っぱらう彼の動きを止めるべくホールドしよう。
同じくらいの男の身体だし、
そこまで力負けする気はしてない。

令が大人しくなるまでそんな感じで攻防を繰り広げ。
無理そうなら諦めて逃げようかな。*]

(77) guno 2019/05/02(Thu) 10時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[呂律の回らない口調で絡んでくる令を
緩く躱しながら宥めるように戯れる。
己の口ぶりも炭酸の抜けたジュースみたいにもったりとしていて、傍から見ればとても間の抜けた光景であることだろう。]

それはー、結構だけどー。

令くんってー、
わりと難儀な性格してるんだねー。
ちょっと新たな発見ー。

[本当に好きな人には甘えられなくて、
酒の力を借りて一気に理性の箍が外れるタイプ。
多分、不器用なんだろうなあって思うけど。

恋敵としては幸いなんだろうが
それはそれとして彼自身がちょっと心配。
なんかこう、危なっかしそうで。]

(80) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

あはー。ごめんねー、
ずるい嘘つきでー。

でもねー、令くんのこともさー、すきー。
ちゅーとかはー、だめだけどー、友達だしー。
元気になってほしいのはねーほんとー。

[まあ、都合いいこと言ってるとも思うので。
今何を言っても碌に頭には残らないだろうから、
聞き流されるの上等でとろとろと話し]

………栗きんとん………???

[パーマをかけた自分。
貧困な発想ではあまりピンと来ず、
髪を弄り回す手に委ね、首を傾げる。]

(81) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


んー、……
ウェーブー、どうだろー。
似合うかなー…それー?

あんまり派手にならないなら、かなー?

もうちょっとまじめに
さいしゅーしょくしよーかなって、
思ってるしさー………

[なんとなく考えてたことが、
なにげなしに零れたりしたけど、
まあそれは別の話。*]

(82) guno 2019/05/02(Thu) 12時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[ぷつっとスイッチが入ったように令の声が湿り気を帯びる。>>86
方言混じりで泣きじゃくる声。
何を言っているのかはよく分からないけど
何を嘆いているのかは何となく分かる気がして、
ホールドしていた腕を解いてよしよしと頭を撫でる。]

………うん、 うん……

[俺は告白したことがないから、失恋した事もない。

だからやっぱり想像するしかないけど、
自分が屋上で感じたもやもやなんかよりも、
ずっとずっと、何倍も嫌な気持ちなんだろう。

巽には甘えない、と宣言した通り、
告白した時には一切見せていなかった
どうしようもない憤りや哀しみや悔しさが
今になってどっと噴き出したように感じて
ただそれを静かに受け止めながら、
彼の嗚咽が落ち着くまで背を撫でていた。]

(88) guno 2019/05/02(Thu) 15時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[そうして、暫くの後。子どもみたいにころりと元気になる彼を見て、目元を緩めた。笑顔になってくれたことに少し安心して。

えー、そうかなー? なんて満更ではない反応をし――。
職種を聞かれれば考えながら、やや照れたように口を開く。]

俺さー、今のバイトも結構好きなんだー。
だからさー、なんだろー、…
店舗の販売スタッフとかー、
そう言うのやってみたいかもー、って。

[思えば何となく流されるように就職して辞めて、ずるずる生きてきた気がするから。
この機にちゃんと向き合って決めたいと思う。

自分に向いてること。やりたいこと。
人を見て、考える仕事。]

(89) guno 2019/05/02(Thu) 15時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[するりと続いた彼の言葉に、一瞬目を見開く。
そうして眉を下げ、穏やかに微笑んだ]


…………ありがと。令くん。
俺、がんばるよ。


[君は俺のことを羨ましいって言ったけど、
君はいつも俺より少し先に居て、
色んなことを教えてくれてる。
そんな感謝と敬意を、短い言葉に篭めた。

だからね、俺にもいつか、
君のことを応援させてほしい。


君の苺サンドではない俺だけど、
幸せを願う権利くらいはあるだろう?*]

(90) guno 2019/05/02(Thu) 15時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

- 誤解と秘密とあれやそれ -

[令の悪酔いにたっぷり付き合った翌日のこと。
モンドがホットケーキ持参で尋ねて来た。
なんだなんだと不思議に思いながら
取りあえず部屋に招き入れる。>>93]

あー……あれかなー?
いつぞやの恋バナうんぬん………

[なんせ俺はモンドと令の間にあった一件も知らないので。
何か恋愛相談でもあるのかなーって
ティーカップを傾けながら呑気に思ったが
そういうわけでもないようで―――

内容を聞けば眉を寄せ。
腕組みをして、たっぷり間を置いた後に首を傾げる。>>94]

(96) guno 2019/05/02(Thu) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


…………………………
……いや………????


[薄毛に悩んでるだとか、そんな話は聞いたことがない。
いや自分が知らないだけかもしれないけど。
あ―そう言えば令くんが昨日のお詫びにって
何かボトルくれたけど、そういう……???
美容師なら頭髪事情は知ってるだろうしな……???
などと、やや失礼な方向に思考を進ませ。]

…… なんで???
巽さんに何かあったー??

[思考の末、結局直球で聞いてしまうことにした。*]

(97) guno 2019/05/02(Thu) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[そうして聞かされる、懸念の内容。
自分の知らない所で別のドラマが発生していたらしい。>>98]

あーー……なるほどーーー………?

[ある筋って何だろ。
意味深に伏せられたそれは若干気になったが、
まあシェアハウス内でのことだし、
別に誰に目撃されててもおかしくないか。]

まあー、巽さんはー、
そういうのあんまり気にしなさそうだけどー、
どうしてもお礼したいっていうなら、
なんかちょっとしたものあげるとかどーかなー?

………え、巽さんの頭髪ってそんなあれなの……???

[そこまで執拗に気にするあたり、
もしかして今まで気づかなかっただけなのか。
微妙に誤解は解けないまま話は進む。]

(100) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

………状況…………

[ともあれ最後まで話を聞いて、若干真相が見えたようなそうでもないような。
先程とは違った意味で考える。
さて、どう答えよう。]

……………んー、そーだなー。
心当たりは、まあまああるしー。

俺が思ってるのが正解なら、
モンドさんが心配するようなことじゃないとは思うよー。
だから心配しないで大丈夫―。

[モンドと巽が飲んでいた時の
時期と文脈が分からないので、何とも言えないが。

それは自分との関係であったり。
令との間の出来事であったり。
どちらにせよ、第三者が絡んでどうなる話ではないから
そこは気にしなくて平気、と告げて。]

(101) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

んーとねー。

いちおーこれねー、ナイーブな話なんだー。
だから、巽さんが言わなかったんなら
俺から言えるのはこんくらいー。

[パルック達の祝福時に、俺なら言うけど、
なんて彼に語ったこともあったが、
実際にそう言う状況になってみれば、
そんなに単純じゃないなあって学ぶ。

別段恋路を彼に隠したいわけでもないけど、
巽がいやがることはしたくないのだ。]

どーしても知りたいなら、
本人から教えて貰ってー。

[ここの住人たちはみんな気が良くて、
和気藹々と祝福してくれそうな気がするから
遅かれ早かれ、いつかは話すことになる予感はしたけど]

(102) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


その心配事が解決したらー、
そのうち俺と恋バナでもしよ。

[だから、そう付け加えて
ホットケーキを一口頬張って笑ったのだった。*]

(103) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

- 連休中の一幕 -

[短い間に色々とあったがそれもある程度一段落。
シェアハウス内の空気は以前と変わったような、然程そうでもないような。

ともあれ連休中の某日・早朝。
施錠の甘い2E号室に忍び込んで、
まだ睡眠を貪っているであろう部屋主の、
ベッド上に跨る形で陣取る]

おはよーございまーす。
抜き打ち頭髪チェックで―す。

[いつかのように手をわきわきさせて、悪戯っぽく笑む。
申し訳なさそうな顔のエクステリムーバーと、
薄毛疑惑の真意を確かめに、いざ。
だってあんな話されたら気になるじゃん。

いや、別にもし頭髪が危うかったからって
交際を撤回したりはしませんけども。ええ。*]

(104) guno 2019/05/02(Thu) 18時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


…………っ、 …………?

[不意に呼ばれた名前にどきりとしたのもつかの間。
巽がその後になにを言っているのかは
幸か不幸かよく聞き取れなかったが、
腿を撫でさする掌と共にもぞもぞと身動ぎする気配。>>109

そうしてようやく目を覚ましたらしい彼が
焦点定まらない瞳で此方を見る。]

……あ。
そのかお、かわいーねー。

[事態を理解するや否や鮮やかに染まった目元に
呑気にそんな感想を零す。
寝起きドッキリは成功したらしい、かくして。]

(114) guno 2019/05/02(Thu) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

おはよー、びっくりしたー?

実はですねー、とある筋から
湊人さんの頭髪事情について
ご相談を受けましてー。

俺が代表で調べに来たわけですー。

[寝込みに朝這いをかける理由は微塵もないのだが。
寝起きの無防備なとこ見てみたいなと言う
完全なる悪戯心と好奇心と諸々であった。

取りあえず上から枕元をチェックしてみたが、
見た所別に抜け毛は目立っちゃいなかった。]

あれかなー。
見えない所に十円禿げがあるとか…??

[首を傾げ、軽く指先で髪に触れる。
その間も乗っかったままではいるが、退けと言われたら退くつもり。重いだろうし。*]

(116) guno 2019/05/02(Thu) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


え。モンドさんだけどー。

なんか悩みでもあるんじゃないかーって
心配してたみたいだよー。

[意味深にとある筋などと言っては見たが、
別段隠す理由もないのであっさりばらした。
巽が濁した内容について問われたことは一先ず伏せて。

置きかけた巽がもそもそと枕に埋めたので、
遠慮なく頭髪チェックはさせて貰うことにした。

……さりげなく脚を撫で続ける手が
気になるのは置いておいて。]

(121) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


んーまあ、
疲れてそうな印象はあるかなー。

あんまりメンタル弱そうには見えないけど、
割と自分に無頓着そうって言うかー、
ある日突然倒れてそうって言うかー、

……あーうん、  ………――――、


[髪整えたばかり、に、
やや複雑そうな顔をしたのと同時に
目に飛び込んでくる鮮やかな紅。

さらり、と髪を手で掬ってそこで初めて理解する、
リムーバーと共に渡された、令の謝罪の意味。]

(122) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


…………………、


[あーもう、って思いっきり苦笑が漏れた。

多分、何も知らずに見ていたら
すごく嫌だっただろうに。
あんな令の泣き言を聞いてしまったから、
怒るに怒れないじゃないか。]

………… 浮気者めー。

[冗談と分かる半笑いで、
けれどちょっとだけ拗ねたような口ぶりで
指を絡めて、くい、と軽く一房を引っ張る。

まあこのくらいじゃ取れないだろうけど。
あの秘密の夜の、俺と彼の鈍い痛みを御裾分け。*]

(123) guno 2019/05/02(Thu) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


からだ。

…………………… ッ、

[鸚鵡返しに呟いて、一瞬呆ける。

ぺちぺちと腿を叩かれてようやく、
随分と大胆な体勢なのではと思い至って、
ぶわっとだいぶ遅れて赤面が走った。

これも同性で、少し前まで
普通に友人だった弊害か。
急に頭髪チェックの手を止めるのも
意識したのが丸わかりで恥ずかしく。

でしょー。気をつけなきゃだめだよー。
なんて言葉を返しながら、
一先ず上乗りのまま続けていたけど。]

(132) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


………………、

[力を込めた指先に頬が寄る。
そのまま手に落ちる唇に、
肌がじんと熱を持ったような気がした。]


――― なにさ、 急に。


[拗ねた科白を吐いてみせる恋人に
機嫌を取るのとも少し違うような、
脈絡のない愛のことば。

それでもただ嬉しくて
熱の昇った顔を歪ませてしまうから、
あなたはそう言うけどやっぱり俺は単純なんだよ。]

(133) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ



………俺もね、
湊人さんのこと、好き。


[芽生えたばかりのこころを、ぽつりと口に出す。

いつからだろうな。
人間としてはずっと好きで、
自覚したのはほんの少し前。

でも、全部LIKEだけだったらきっと
告白されたあの時 いーけど、とは言わなかった。

彼が側にいる光景が自然と、
驚くくらいにすとんと、自分の裡に馴染んだ。
一度嵌ってしまえば離れるなんて、
考えられなくなるくらいに。]

(135) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


これからの俺の、
色んな初めて、……とか。
全部貰ってほしいと思うくらいには、

好きだよ。


[指を髪房から離して、
先程触れた唇に触れて、かり、と爪を立てた。*]

(136) guno 2019/05/02(Thu) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ



……、 な にそれ、ずるい

[開き直った台詞と、
口の中で柔く食まれる爪先。
ぬるい感触にどぎまぎして
上擦った声で小さく零して俯いた。

甘やかに名を呼ぶ声色が
どろりと思考を溶かしていくようで、
ずるい、ともう一度繰り返す。

引き寄せる腕には逆らわず。

何する気なの、なんて酷く野暮な気がして
口に出すのは憚られた。
嫌がることはしないんじゃないかと信頼もあったし

覚悟―――というよりは、とても単純に。]

(156) guno 2019/05/03(Fri) 10時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ



…………ん、 あの さ、
キス、とか してほしい、……な−


[腕の中に収まって、近い距離。
恋愛レベル一桁が思いつく、
こいびとどうしがする最初のはじめて。

―――だめ?

なんて重ねておずおず様子を窺うように、
ちょっと遠慮がちにねだってみる声は
やっぱり甘くて、妙に湿度が高かった*]

(157) guno 2019/05/03(Fri) 10時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[言葉を全部言い切る前に、
顔が近づいて目を閉じた。>>158

一回、二回、と繰り返されるキスが
だんだん深くなっていって
はじめての味と感触にくらくらする。]

…………ん、 
湊人さんは、やらしー ……

[今自分がどんな顔をしてるのは分からないけど、
多分ぼーっとした間抜けな顔なんだろうなって。

手慣れた態度で微笑む彼が格好良くて
ちょっと悔しく思いながらもう一度、目を閉じて――]

(160) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


………、

[部屋を満たす甘やかな空気は、
突然の闖入者によって裂かれる。

がちゃりと無粋なドアノブの回る音と
開けたドアの向こうの人影。>>142

一瞬何が起こったか分からなくて、
身を寄せ合ったまま完全に固まって
そちらを凝視してしまった。

困惑したのは向こうも同じようで、
扉が忙しなく開閉を繰り返す。>>143

生憎手早く取り繕うなどと言うスキルはなく、
貞光が何度見ても室内の状況は変化しちゃいない。
一人用のベッドに男二人、以上だ。]

(161) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


……あーー、あーー、ああーーー…………


[ようやく頭が状況を理解したのは、
寝惚けと混乱のまま、貞光が
ふらふらと部屋に戻って行ってからだった。

そうだった、鍵締めてなかったね。
そしてそれなりの頻度で間違えて入って来るって言ってたね。

当初寝込みを襲った時点では、
誰かに見られて困るようなことをする想定は
全然なかったから、完全に油断の産物。

ああーーー………と暫し生温い呻きを上げて、
ぼふりとベッドに顔を埋め、悶絶する事暫し。]

(162) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


……………これは、だめだとおもう。


[突っ伏したまま横目の視線を巽に投げて、
耳まで赤く染まったまま、
割と真面目に発するのだった。

鍵をかけよう。

その後モンドからキーケースを贈られた巽に、
随分タイムリーだと思ったのはまた別の話。

事情を知る誰かの作為を感じなくもないけど、
まあまあ、深く追求しない方がいいこともある。*]

(163) guno 2019/05/03(Fri) 11時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[名残を残す声が耳元を擽る。>>164

せっかく少し引きかけて来たのに、
そんな台詞を囁かれたら
簡単に赤面がぶり返してしまって、
どくどくと煩い心臓を抑えて顔を上げる。]

………今度って……………

…………あー………うー、 もー…………
そういうところさ〜〜……

[ずるいな〜〜〜ずるい〜〜〜〜と
理不尽に駄々を捏ねながら、
仕返しのようにやや乱暴に頬に唇を押し付けて。
占拠していたベッドの上からようやく退く。

崩れ切った顔を冷たい水で洗って
ある程度人に見せられるようになってから、
朝食を食べに行くことにしようか。*]

(166) guno 2019/05/03(Fri) 13時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

- 一幕・開封の儀 -

[それはいつぞやのある日のこと。>>148
レンから呼び留められて
何事かと見ればバッジの箱があった。

何のことはない、物欲センサー回避。]

あー、いつものやつねー。いいよー。
何が出るかな何が出るかなー。

[などと安請け合いで引き受けて
何も躊躇することなくかるーいノリで箱を開く。
彼の目当てが入ってる率は、20個中9くらい。]

(183) guno 2019/05/03(Fri) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[レンの嵌っているジャンルに詳しくないので、
どれが欲しがっていたキャラなのかは
見た所でよく分からないのだが。
覗き込んで、成果の程はと首を傾げる。]

レンくんの嫁だっけー、居たー?
へー、ほんといっぱいキャラが居るんだねー。
俺名前聞いてもいまいち覚えられないよー。

[ああそう言えば、オススメしてくれたアプリ
面白かったよーなんて他愛ない話をしながら
しみじみとバッジを眺めて*]

(184) guno 2019/05/03(Fri) 22時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[横で一喜一憂していく声が微笑ましい。
毎度ガチャに快く付き合うのは、
こんなレンの反応を見てるのが面白いからもある。]

へー、そうなんだー。良かったねー。
今回もお役に立てたようで何よりだよー。

[成績は悪くなかったらしく、
きゃっきゃと喜ぶレンに目を細め。
ついでにキャラの名を聞けば
立て板に水の如く解説が始まって
怒涛の勢いにおっ、と若干押され気味。]

(190) guno 2019/05/03(Fri) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


あー、おー、うん、 うん、……


[マシンガントークの解説は
一度聞いただけでは覚えられず
なんて?と思ったが、
取りあえず頷きながら聞き―――。

耳に引っかかる名に再度首を傾げる。
さっき聞き間違いかなって思ったけど
そんなことはなかった。]

…………エビ?

[何で?

と思ったが、どうやら巽が名付け親らしく。
あーなるほどー、って頷いて、
缶バッジたちを見下ろし、自然と目を細める。]

(191) guno 2019/05/03(Fri) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


ねー、レンくん。

良かったら俺にも一個くれない?
余ったのでいいからさー。

[そう言ったら、何か選んでくれるかな。
せっかくだしと、代行がわりにひとつおねだり。*]

(192) guno 2019/05/03(Fri) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ



[――――あれから。]

(203) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[駅前に出来たパン屋にその後も定期的に通ったり。
記念にとレンからエビとその他幾つかのバッジを貰った後も>>199変わらず物欲回避を発揮したり。
時折貞光がドアを回す音にひやりとしたり。
令が暫く旅行に出るのを見送ったり。
そんな日々は穏やかに続く。

自分も幾つかの面接を経て
ちゃんとした社会人になって、
巽のの収入には及ばないだろうけれど
少しずつ貯蓄を溜めて。

緩やかに、緩やかに、
シェアハウスでの日々と共に
恋の種を育み育てていった。

そんな、ある日のこと。]

(204) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

[晴れやかな空。
ちらちらと舞う桜の下で立ちあがる巽の姿に
ある種の予感――、あるいは既視感を
感じた人間もいるだろうか。

集った皆が彼に視線を向けるのを待って
横に立ってその手を取ろう。

全員をぐるっと一瞥した後で、
ひとつ深呼吸して、朗らかに口を開いた。]

(205) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


…………って、

実はも何もー、
今更〜って人も居そうだけどー。

ご質問はご自由にどうぞー。
巽さんが答えてくれまーす。


[真剣に言った後表情を崩して、
グラスをマイク代わりに巽に向け。

いつも通りの調子で、あは、と笑ってみせた。**]

(206) guno 2019/05/03(Fri) 23時半頃

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