160 東京村
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[(>>2)神谷さんのお宅にちょうど着いた頃、ワタヌキさんからの着信がきた。 神谷さんに断って、鞄を置かせてもらいながら玄関外に出て電話をとる。]
はい……あいりです
(3) 2015/06/05(Fri) 10時頃
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― 前夜・神谷宅 ―
[その着信(>>2)は登録していない番号だったけれど、私は咄嗟に「あいり」と名乗って電話に出た。 「ひなこ」に電話をかけてくる人なんていないから、当たり前かもって思う。]
(5) 2015/06/05(Fri) 10時頃
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[(>>6)そのすっきりとしない声には聞き覚えがある。]
……あ、はい、おかげさまで……
[なんだか返答としておかしい気もする。電話越しにすらまともに対話できない私に辟易する……。]
(9) 2015/06/05(Fri) 11時頃
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(>>7)
えっ いや……まだ… は、ひ、ひと、ひとめ……? ………… あ、はい……わかりました
[私が何かまともに応じるより先にずらずらと喋られた。 とりあえず、あの……「ジャニス」さんから電話なんかがあったら、聞いてほしいということはわかった。 あとは「特典」「おれたち」「権利」「ミサ」……。やっぱりそういうものが気になったけど、聞けなかった。 いっそ、あいりじゃないっていうことを明かして聞けば答えてくれるかなあ……秘密団体っぽい感じあるし、無理かな……。]
(10) 2015/06/05(Fri) 11時頃
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(>>11) [あっ、と思った。 アイリスのツイッター、注目されて、いろんな人の声があって。 あんなになってなければ誤魔化すつもりだった。ツイッターの写真は他人ので、見栄はってかわいく思われたかったんだって。 でもアイリスを直接知ってる人が、信憑性のあるコメントであれをアイリスだって言ったら。 私がアイリスじゃないって思うのは当たり前だ。
どうしよう……どうしようもない。 でも、ワタヌキさんは「私」の名前が聞きたいって言ってて……。]
(12) 2015/06/05(Fri) 11時半頃
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……あ、あの……うそついて……ごめんなさい
[私は今日何度嘘をついたんだろう。なんで嘘をつくしかできないんだろう。 涙がまた出そうで、鼻をすすった。]
わた、私……ほんとは……さかしたひなこっていいます……
[ごめんなさい、アイリスのやりたいこと、知りたかったの、ともう一度謝った。]
(13) 2015/06/05(Fri) 11時半頃
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(>>14) [「さんかくになる」とはどういうことだろう。 わからないけど……私はどうなってもいいし、ワタヌキさんに身を任せてしまうつもりはあった。
それに、救い、という響きが気になった。 私を救ってくれる何かが、あるんだろうか。 考えながら私は電話を切ることにする……。]
(15) 2015/06/05(Fri) 12時半頃
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― 早朝・神谷宅 ―
[昨日はずいぶんと疲れていたというのに、ちょっとした声で目が覚めた。(>>4) 照明の落とされた暗い廊下の先、洗面所で何かぶつぶつと言う声が聞こえる。]
……神谷さん……?
[なぜ忍び足になってしまうのだろう。おそるおそる洗面所に寄っていくと、神谷さんが何か考え事をしているのか、ぶつぶつ呟いているらしい。 何喋ってるんだろう……。
そうして彼女の背後に立つと鏡が見える。 あれ、隠されていなかったっけ。 鏡、鏡だ……しかしそこには私は映っていない。目の前に立つ神谷さんだけが……いや、その像も正しく結んでいなくて。]
(19) 2015/06/05(Fri) 16時半頃
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[そこに映っていたのは独り言を呟く神谷さんじゃなかった。 なんだろう。スマホだろうか、光る画面に向かっている。 そこに何が映っているのか気になると、それもまた映った。
ツイッターでアイリスのアカウントを作って、犯人を指定する神谷さんがそこにいた。(>>2:3)]
(20) 2015/06/05(Fri) 16時半頃
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神谷さん……? ……何を……知ってるんですか?
[アイリスの、何を。]
(21) 2015/06/05(Fri) 17時頃
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(>>25) [さっきの映像(>>20)はもう鏡に像を結んでいなかった。]
……もう、消えちゃいました……神谷さんには、何が見えてるんですか
[思い出すのは鏡の都市伝説。鏡は、こわいものだ。何かを映したり、吸い込んだり、何かが出てきたり。 こんな、陽も昇らないうちの鏡なら何を映したって不思議じゃないんじゃって、自然に思った。 私にはもう見えないけど、神谷さんはまだ鏡を指してる。別のものを見てるのかも。]
わ、私には……アイリスが失踪したことの犯人を呟く、神谷さんの姿が……
(26) 2015/06/05(Fri) 17時半頃
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(>>27)
鏡に……
[いままさに自分も見たように。そんなことがあるか、とは言えない。]
じゃ、じゃあ……神谷さんは、アイリスのことをいっぱい知ってるって、わけじゃないんですね……? そっか……
[それにしても]
顔に痣のある女……ですか
[なぎさのことを、思い出す。]
(30) 2015/06/05(Fri) 19時頃
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(>>32) [アイリスはもう、と聞いて顔を暗く沈ませる……。 なんで、そんなことになるんだろう。私にはもうよくわからない。 だって、あの画像だってコラだって。そんな事件、起きてないんだから。 でも、不思議なことは、起こっている。
なぎさのことは言うべきか悩んだが、言ってどうにかなることでもないんだと思ってしまう……。]
(34) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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ヒナコは、わかりました、と言ってこの話に区切りをつけるだろう。
2015/06/05(Fri) 20時頃
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(>>37)
あ、はい……わかりました……
[電話番号を受け取る。 アイリスに関係するひとというとなぎさのことばかり今は思い浮かんでしまう。]
ええと……じゃあ、もうちょっとだけ寝てていいですか、神谷さんが出る時になったらおいとまするので……
(42) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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(>>42)
[私はそうして、許可が出れば神谷さんの出る時間まで眠りこけているだろう。 嫌な夢を見ながら……。 そうして神谷さんの家から出て、お礼を言って、別れを告げる時に思い出して言う。]
あ……そういえば私の名前、さか……さかしたひなこっていいます ず、ずっとアイリスの名前で私のこと呼んでたから……それでも、いいんですけど
[それだけ付け加えて、東京のどこかへ消えるだろう。]
(45) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[自宅に帰る。鍵のかかった部屋、ノブを回して入っても誰もいない。
近所づきあい、なんてありはしない。深夜に家に帰る子供、帰り道誰かに会うこともあまりないし、会ったところでどの家のどこの子かなんてわからない程度。
見咎められても、どうやって報告するっていうんだろう。朝の早くに出て行って、終電の終わりに帰る父。母親は家にいない。
真っ暗なままの部屋。もうすっかり慣れたもので、電気をつけることもなくテーブルの上のポリピッチャーからコップに水を汲んだ。
これだけは毎朝パパが準備している。パパ自身朝は水を飲むし、わたしもこうやって置いてあれば楽だと思う。]
[バスルームに向かって、メイクを落とす。スマホの明かりを使って、わずかな光の中ひと通り落としきってから、タオルでスマホを防護してシャワーを浴びる。
一回真夜中のシャワータイムを見つかって、パパに怒られたからだ。その時は帰ってからすぐ寝てしまって今さっき起きたのだと嘘をついた。
暗い中浴びている方がおかしなことのようにも感じるけれど、幸いあれから見つかっていない。今度見つかったらどうしようかな。]
[そして、軽くお風呂のタイルを拭いてすぐに部屋に戻る。ここまでをワンセットに、パパが帰るまでにいつもこなしている。
寝ているか寝ていないかは、半分パパにとってはどうでもいいことなんだと思う。部屋に戻ったら髪を乾かして、念のため早めにベッドに潜る。
パパが部屋を覗かないか警戒しての事だけれど、たいていはいつもそのまま寝てしまって、朝を迎える。]
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― 山手線車内 ―
[延々と回り続ける路線に乗って、電車の動く音を聞いている。 今朝方山手線は止まっていたらしいが、今はもう運行再開していた。 だけど、私はどこに行くあてもなく揺られている。スマホを開けば今朝電車が止まった不思議な飛び込みについてのRTが目に入ってくるが、虚ろに情報が過ぎていくだけ。]
アイリス……もう、いないのかな
[アイリスの足跡を辿ったり、調べたりする理由がなくなってしまった。 すると途端に私には目的がなくなって。行く場所も、帰る場所もないから。 学校には、もう行かない。家に帰る気も、もう起きない。 私は、何をすればいいか、わからない。]
(74) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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[南千住にある私の家は、一軒家だけど借家で。 両親は物静かでやさしいひとたち。真面目で、人がよく、あまり喋らないけれど静かに笑っているような。 私の行動を制限することなく、間違ったときは叱ってくれ、何かを決めた時は応援してくれた。 それが、どうしようもなく苦しかった。 門扉を開いて小さな庭を横目に玄関をくぐり、靴箱に置かれた母のアレンジメントフラワーと白い壁にかけられた家族の写真達を見る度に辛くなる。二階の自分の部屋にまっすぐ行ってしまうには、母が待つ居間の扉が目に入ってしまう。 父が仕事から帰ってくれば、明るい色をした木目調のテーブルで向かい合って夕飯を待つ。アイランドキッチンで母が微笑みながら料理するのを視界に入れながら。 苦しかった。プレッシャーだった。
私は、なんでこんなに、このひとたちを哀しませる人間にしかなれないんだろうって。
そんなことを思い返していれば、スマホに着信があった。(>>71) 知らない番号……出る必要もないように感じたが、ちょうど電車が駅に止まったのでホームに降りて、電話に出ることにした。]
はい……あいりです
[まだ、私はそんなことを言っている]
(76) 2015/06/05(Fri) 23時半頃
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[(>>78)ジャニスさん。そうだ、連絡がくるってワタヌキさんが言ってたっけ……。 その軽い口調に不快感は感じない。私にとってそれは、割りと慣れているもので。好きかと言われればそうではないけれど。]
あ、はい……だいじょうぶ、です
[ホームを見回しながら応える。何も考えず降りたけど、ここはどこだろう……巣鴨?]
……え、ああ、落し物……他にも? あ、いや……だ、大丈夫ですよ、きに、気にしないでください
[私にとって、相手に謝られることはとてもこわい。 そんな、私なんかに謝らないで。私は謝られるような人間じゃないから。]
あ……いいですよ、今からでも、大丈夫です 今日は一日……空いてるでしょうから
(83) 2015/06/06(Sat) 00時頃
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(>>87)
13時……はい、だいじょうぶです
[少しだけ時間をもてあますだろうか。でも、かまいやしない。]
じゃあ、13時に、きの、昨日のお店で
(89) 2015/06/06(Sat) 00時頃
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はあ……
[人と会う。それ自体は面倒だけど、予定ができたことに少し安堵した。 アイリスの落し物も気になるし……。 ため息をつきながら電話を切ると、斜め後ろでカランと缶の落ちる音がした。]
(93) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[つい振り返れば自動販売機の横についた、空き缶専用の小さな口を開けたゴミ箱があって。そこから聞こえてきたのだろうか。でも、近くには誰もいなくて。 カラカラ、ともう一度音がする。ゴミ箱の中の缶が、転がったような。 他の音が聞こえなくなる。ただゴミ箱の穴から、カラカラと空き缶の擦れる音に加えて、何か……。 呼吸の音。 小さな小さな息の音が、何故か私の耳に届いた。それ以外の音がどんどんと小さくなって。
おかしいでしょう。そんなところに捨てられたなんて、聞いたことない。]
あ……
[ホームのゴミ箱が無くなったからだ、と気づいた。昔は駅のホームにもゴミ箱があったって聞いたことがある。 そんな、適当な、と文句の一つもつけたくなると、電車が来るアナウンスが流れた。そこで意識を逸らせたのか、視線を外すことができる。 あとは早く電車が来るように祈るだけ。 息の音は、まだ聞こえる。そしてそれに混じって、声……?]
(94) 2015/06/06(Sat) 00時半頃
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『ママ』
[それははっきりと聞こえない声で、でも私にはしっかりと聞き取れる声で]
ヒナコは、ようやっときた電車に急いで乗り込んだ。**
2015/06/06(Sat) 00時半頃
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[新宿駅に降りて東口から歌舞伎町方面出口を出て見ると、息がしづらくなった。 はっ、はと浅い呼吸を繰り返す。昨日色んなことがあったせいだ。 近くにあるコインロッカーや、なぎささんの真っ直ぐに見てくる瞳が思い出されて私を不安にさせる。 そして歩いていけばアルタ前の交差点、アイリスの画像の場所が見える。 何も、ない。 昨日の通り……いつも通りだ。 顔を地面に向けて、足早に通り過ぎる。
「香港小吃」に向かうにはまだ早いかなと思っていたんだけど、一度店の場所を確認しておくことに。 私は交差点の数で道を覚える癖があって。 下を向いて一つ、二つ、と曲がり角を数えながらゆるいくだり道を歩いていく。 靖国通りを渡って、また一つ、二つ、三つ……。細い路地を通って。 そうしていたらどうやら道に迷ったみたいで、あの中華料理屋がそろそろ見える頃だと思っていたはずなのにまだ違う通りだった。]
あれえ……?
(137) 2015/06/06(Sat) 09時半頃
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[覚え違っただろうか。 でも確かこの通りなら、一本か二本向こう側の道なだけだ。 ちょっと不安だったが、店はすぐに見つかった。 店の前まで行ってちゃんと確認して、よし、じゃああとどのくらい時間を潰せばいいかなとスマホで今の時刻を見れば、ちょうど13時。 ……? そんなに迷ってたかな……? 不思議に思ったけれど、気にしている時でもない。人を待たせるなんてもってのほかだ。すぐに、店内にお邪魔することにした。]
(138) 2015/06/06(Sat) 09時半頃
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ヒナコは、店内に入ろうとするまで、店の前の通りにいるジャニスに気づかなかった。
2015/06/06(Sat) 10時頃
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[店に入ろうとしたところ、大平さん、と呼ばれて私は自然に振り向いた。(>>146)]
あ……じゃ、ジャニス、さん そこにいたんですね……すみません、気づかなくて
[会釈していると、私の背後からジャニスさんに声がかかった。(>>140) 振り向けば神谷さんがいて驚いたが、まだ「大平あいり」としてやっているのを知られるのもばつが悪く、ジャニスに嘘がバレるのも嫌なので。軽く挨拶しておとなしくやり過ごすつもりだ。]
(148) 2015/06/06(Sat) 17時頃
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おなか……
[言われてみれば、もうお昼時だし。]
そう、ですね……じゃあ、そうします
[中華料理屋なのにここで食べようとはあまり考えていなかった。昨晩食べたところだったし。 落し物だけ受け取っていくつもりだったけど……まあいいか。お金もワタヌキさんからもらった分があって、大丈夫だしね。]
(150) 2015/06/06(Sat) 17時頃
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[神谷さんに会釈だけして、招かれるまま店内へと。 扉の閉まる音がすれば、ジャニスさんが私を見る目が……何か。 その細い目が向ける視線の先がいやらしくて、すごく……居心地の悪い気分になる。]
化け物……?
[冗談らしいけど、何が冗談なのかもちょっとよくわからなかった。 日本語があやしいのだろうかと思ってしまう。もしくはギャグセンスの国での違いだろうか……。]
店の裏……?行って、いいんですか……? ここで待ってても、いいですけど……
[あ、なんだか聞き覚えのある言葉だな、と思った。 『あっちに置いてあるからさ』『ちょっと一緒に来てよ』 そうやって、痛い目に合わされたこともある。 でも……もう、いいけどね。
大丈夫だと言われれば、多少警戒しながらも店の奥へと私はついていくだろう。]
(155) 2015/06/06(Sat) 18時頃
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[彼が何を考えて私の下腹部を眺めていたのか。
そこに何がいるのか。私は知っているし、知らなくもある。
知られてはいけないものが、そこにあることだけは知っている。]
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[……たとえばここで、彼以外の店員さんたちも合わせて私を襲ってきたとしても別にかまわないと思った。殴られて、抵抗も出来ず嬲られたとしても。 私のこのお腹をぐちゃぐちゃに掻き回して、何もかもなかったことにしてくれるならそれでもいい。
私は、どうかなってしまうべきなんだ。 ……アイリスのように。]
(156) 2015/06/06(Sat) 18時頃
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[置かれた椅子や雑貨などを避けながら店の奥へ、奥へ。 裏口から路地へ抜けた時、明らかなおかしさを感じた。落し物を置いておくのに、店の音にあるわけがないから。が、私にはもう彼が何を考えていようと拒否するつもりもなかった。 そうして、彼は言った。(>>157)]
…………
[私はこんなにも簡単に、多く見透かされる嘘をなんでついてしまったんだろう。 ワタヌキさんにもバレていたのだから、彼にも知られていて当然だとは思えたので今までほど動揺はしなかった。少し、声は掠れて出てしまったけど。]
……はい ……あの……嘘ついてごめんなさい……
(158) 2015/06/06(Sat) 18時半頃
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[矢継ぎ早な質問が投げかけられる。私にとってはもうこれは尋問で。 軽かったジャニスさんの声はいつの間にか、その軽さで誤魔化されていたものが消えて刺すような空気を備えている。
アイリスを?わたしがどうしたって。目的?目的ってなに。 名前を騙ってたことがバレてどうこうなんて話じゃないのはわかった。 動揺していなかったはずの心持ちが、一気にぶれる。]
え……え? ま、まっ、待って、待って…… 何だって、な、なに
[彼が何を訊いているのかわからない。彼がなんのためにそんなことを聞いているのかもわからない。 ジャニスさんはそもそも、大平あいりなんて多分知らなかったはずで。だからアイリスには関係なくて。 なんでそんなことを聞くの。 私は、緊張で吐きそうになる。]
(162) 2015/06/06(Sat) 19時頃
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[涙とともに、吐き気がじわりとせり上がって来る。]
な、なんで、なん…… わた、わたしが、私がアイリスを、どうかするなんて
[こんなにも、私はアイリスを想ってるのに。]
(163) 2015/06/06(Sat) 19時頃
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だから 私とアイリスの間に踏み込んで
私のことを暴こうなんて だめ
アイリスは私 ひなこはアイリスじゃないけど
だってアイリスはかわいそうな子なんだから
あんなにかわいいのに、かわいそうだから
かわいそうなところは 私と同じ
アイリスが出会った苦しみは私のもので
それで私もアイリスみたいに 許されてる気がして
だから 許され 許さ 許し 許されなかった
「救い」 ください ねえ
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(>>165) [乱暴に伸びてきた男の手、私は思わず悲鳴をあげる。]
やっ……!
[なんでだろう。思わず抵抗してしまった。あんまり、わけがわからなくなっているものだから。 振り払うように身体を動かして路地から逃げようとする。 けれど、身体を反転させようとしたところで鞄を掴まれた。 そうだ、どうせこうなってしまうから、抵抗なんて最初からしない方がいいに決まってるのに。]
(173) 2015/06/06(Sat) 20時頃
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[揉み合ったとも言えないが、暴れた甲斐あって何とか彼の手は離れてくれた。(>>175) 私も体のバランスを崩して転びそうになるが、何とかこらえる。 彼の顔を見れば、異様な、何を求めているかわからない、不純に楽しんでいるような笑顔をしていて、ぞっと。 吐き気も忘れるように鳥肌が立ったけど、その分こらえきれずに涙がでてきた。声も。]
なっ…… ……なんなんですかぁっ!!?
[私が出せたとは思えない大きな声。初めて襲われた時以来かも。 声を出せたら、体も動いた。引っ張られた時に手から離れて落ちていた鞄を一気に拾って、路地の逆側へ逃げ出す。 男性相手に逃げられないだろうなんて考えてる余裕はなくて。]
(177) 2015/06/06(Sat) 21時半頃
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[狭い路地を駆けているのに、行けども表通りが見えてこない。右、左、右と曲がって、分かれ道もあって、大通りの明かりが見えないなんてことがあるだろうか。 背後から追いかけてくる足音がしてきて、私は焦燥していく。息は荒く、鼓動は激しい。
そうして走っているままなのに、その声はやけに耳に届いた。 穏やかな声。]
え……?
[思わず足を緩める。]
(182) 2015/06/06(Sat) 22時頃
|
/*
村建て権とかもう、全部メルヤさんに描写お願いしたいくらい惚れ惚れしていますが\(^o^)/
ひ、必要でしょうから受け取っておいた方がいいでしょうか……
/*
ミルフィが狼でなければもう一人いるはずなんだけど、そうすると場合によっては襲撃かち合ってランダムでひなこさんの襲撃通らないかもしれないから、村建権は一旦襲撃が確定したあとでいい気がしてるの
|
[『寂しくなんかない』とは、どういう意味だろう。 寂しさ……孤独、満ち足りなさ。 私は孤独だった。やさしい両親がいても、私は孤独だった。 どうしようもなく、私はただ自分のせいで、一人だった。 私は寂しさから救われたいと……ずっと思ってた。
『大丈夫です』と声が響く。(>>190)
大丈夫なのか、と思わせる波長をその声に感じた。 後ろからは追いかけてくる足音。 足音から逃げるように、声を頼りにするように明るさの見えた表通りに飛び出た。]
(197) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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|
[通りには誰もいない。人の声もしない。 新宿の路地は意外とチラシの一つも落ちていなくて、その綺麗な路面が静けさをより演出していた。 こんな場所があるだろうか。違和感がぞわぞわと足首から上がってくるような感覚で。
私は、どこにいるんだろう。
そんな思いがよぎったが、後ろからは足音が迫ってくる。 私は、声のしてくる階段を……下っていった。]
(198) 2015/06/06(Sat) 23時頃
|
/*
そしてミルフィが狼だった場合LWなのでお気をつけあそばせ。
/*
ここまで狼もう一人が赤ログ喋らない理由が思いつかないので、ミルフィ狼でほぼ確だと思ってますが……どうでしょうね。
でも私もちょくちょく見てはいるので欲しいひとにさらっと渡せますから!
私の描写はあまり期待せずにどうぞ……。
いざとなったら頼りますありがとう〜〜。
/*
そう、実はこの村は今日で終わる可能性が多大にあります……状況的に。
でもRP的に回避するのが厳しい……!!
天に祈ります……。
|
[突然の、背後からの声。(>>200) 驚いて、振り向く――]
(201) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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[何も、いない。 私は階段の上で振り返ったまま足を止めている。 聞こえてくるのは向かってくる足音で。 逆を向けば、階下が遠く感じるような階段がある。
私は、階段を――]
(210) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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|
[――飛ばなかった。]
(214) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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[心臓を引きちぎったような意思が私の中にあった。 身体を反転して、追ってくるであろう人に向き直る。]
わた、私は……
[何を言おうとしてるんだろう。私は、何を思ってるんだろう。]
(215) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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死にたくなんて、ない……!
[お腹が震えるような声で、絞り出した。]
(216) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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死にたくなんて なかった
死にたくなんて なかったはずだよね あなたも
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ゆるして
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい……
[私は、私のお腹に向かって繰り返す……。]
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[寂しいから死にたいと思ったことなんてない。 死にたかった時に寂しいから嫌だなんて思ったことはない。 どんな目に遭わされたって、痛かったって、死んだほうがマシだなんて思わなかった。家ではお父さんとお母さんが笑顔で待っているのだから。]
(224) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
お父さんと お母さんの
名前ももう 思い出せないけど
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[私の声が響いて張り詰めた空気の路上を、新しい声が打ち破った。(>>220) 思わず私は声を張り上げて答えた。]
……っこ、ここにいます! たすけて……!!
[それから、端的に終わりを告げるような、あの穏やかな声がまた聞こえた。(>>226)]
(228) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
|
[追いついてきた男が、再び乱暴に伸ばしてきた手(>>229)]
……や!
[やめて、と振り返りながらその手を払おうとして…… 私は、足を滑らせた。]
(232) 2015/06/07(Sun) 00時頃
|
|
[足が浮いて、落ちていく。 手は何者もつかめない。肩にまだかけていた学生鞄が、腕をゆっくりと抜けていく。 体がだんだんと水平に近くなり、そのまま頭が腰より下にいくのを逆転する視界で感じた。 階段が視界にどんどんと迫ってくる。
一回目を、頭で跳ねた。
二回目までに反動で体が捻られて、肩と腰が打ち付けられる。
三回目はほとんど浮いてなかったから、そのまま、階段に体中を打ちつけながら落ちていく。
鈍くぶつかる連続音が、階段の狭い空間に反響してとても大きく、響いた。]
(246) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
|
ふっと 何もかも忘れられるような瞬間があって
それと 何もかも思い出す瞬間があって
そしてその次に何もかもなくなって
なくなるはずだったのに
|
[階段の下は何者も息をしない無音さで静まり返っている。 もし私を追って下りてきたならば、階段に転々と、だんだんと多く飛び散った血がある。 そして、階段の一番下には、何も無い。
まるで今朝、山手線から消えた二人のように。]
(253) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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